全日空商事 A380 FLYING HONU JA381A (ランディングギア・スタンドつき)   ▼フェリーフライト

 
 今回ご紹介するのは、全日空商事のA380 FLYING HONU JA381Aです。発売された当初は購入する気は全くなかったのですが、実機のデリバリーが近づくにつれ、急に欲しくなって思わず購入してしまいました。

 全日空商事からはブルーのJA381A、エメラルドグリーンのJA382A、それにオレンジのJA383Aの3種類がそれぞれ完成モデルとスナップフィットモデルが発売されるのですが、先行発売されたのは実機が最初にデリバリーされる予定のブルーのJA381A。

 私がいつも購入しているネットショップでも、完成モデルだと15,550円するのに対し、スナップフィットモデルだと12,090円(いずれも税込)と3,500円もお値打ち。全日空商事のスナップフィットモデルは組み立て式ながらウッドスタンドも付属しているので、値打ちなスナップフィットモデルを購入しました。

全日空商事のB787-9 A380 FLYING HONU JA381A。HONU(ウミガメ)のカラーはブルー。

 

スナップフィットモデルを購入したので、箱もホーガンタイプのコンパクトなもの。

 

ただし、上蓋を開くとそこは全日空商事のモデルだけあって、ちゃんと機体の解説があります。

 

パッケージの美しさも全日空商事のモデルプレーンならでは。

 

中身を取り出すとカラー印刷の組立説明書が入っていました。

 

組み立てるといっても差し込むだけなので、完成品より3000円以上安いんですから、これで十分ですよね。

 

いやー、すごい存在感。それにしてもANAはよくこんなカラーリングを思いつきましたね。

 

ポートサイド真横からのアングル。ずんぐりむっくりのA380がHONU(ウミガメ)のイメージにピッタリ。

 

私はあまりスターボードサイドのカットを撮らないのですが、今回は色んなアングルから撮影しました。

 

真上から。エアバスA380の主翼面積の広さには驚かされます。

 

真下から。最近は機体下部にロゴを入れるエアラインが増え始めました。

 

正面から。ウミガメの目と鼻、口がうまく機体とマッチしています。

 

うしろから。このアングルからだと特徴はあまりないです。

 

コクピットのウインドシールドが中央の2個だけだったらもっとウミガメっぽかったでしょうね。

それにしてもかわいいです。

思わず乗ってみたくなりますよね。

スタアラマークとA380のロゴが小さく見えます。

A380の巨大な垂直尾翼。


ポートサイドの子ガメだち。


そしてこちらがスターボードサイド。


ポートサイド後方から。


A380の巨大な4発エンジン。

ロールスロイスのトレント900エンジン。

B777の2倍ぶら下げてるわけです。

機体に対して小さめのウイングチップフェンス。

ややアンバランスな印象を受けます。

 

それでは実機ではなかなか見られないエアボーンを正面から。

 

いやー、実機をこの距離感で見てみたいです。

 

ホノルル空港ではムリなので成田空港でしか狙えないでしょうね。

 

あー、ますます乗りたくなってしまいました。

 

ウッドスタンドに貼り付ける金属プレート。

 

最後にわれらのMRJとツーショットにしてみました。

 久しぶりにモデルプレーンを購入しました。欲しい機体をほぼ揃えられたことも理由なのですが、それよりもディスプレイするメタルシェルフラックがそろそろいっぱいなったことが実のところの理由。そのため、最大級のサイズとなるA380を購入することに、当初はかなり躊躇してしまいました。

 今回入手した全日空商事の「A380 FLYING HONU JA381A」はスナップフィットモデルですが、それでも比較的安く販売しているネットショップですら12,090円(税込・送料別)しました。同じ機体の完成モデルですと15,550円(税込・送料別)もしたので、全日空商事のモデルプレーンも段々と高額化し始めたと感じます。あの小さなMRJですら、12,000円しましたしね。

 お値段はさておき、モデルプレーンの完成度は申し分ありません。ベースがホーガンウイングスのプラスチックモデルであることから、ジェミニなどのダイキャスト製と比べると、アンテナがないとか、前輪ギアにステアリング機能がないとか、若干のレベル差を感じます。ただ、1/200のA380のモデルプレーンをダイキャストで製作したら、とてつもなく重くなってしまいますけどね。

ボディ成形の正確さ:10、細部の再現性:9、デカールの精密さ:10・・・総合:9.5



2019年3月21日、FLYING HONU JA381Aが成田空港到着                                 

 

ANA公式Twitterがフェリーフライトをツイート。

 

離陸の動画までツイート。まるで私の搭乗記みたいです。すばらしい!

 

サービス満点!

 

3Dのスカイマップですか。いいですね。

 

フェリカポートの機内風景なんて、そうお目にかかれる機会はありません。

 

ヨーロッパからの復路便って突然朝になるんですよ。

 

フライト中の機内からのツイートは効果万点です。

 

機内から見る放水っていいですね。

 

さすがANAという演出でした。

 

続いてFlightradar24。すでにJA381Aの写真もスタンバイ。

 

ユーラシア大陸を横断し、日本海を渡って日本上空へ。

 

大洗からやや遠回りしてILS Z RWY18R APR。

 

日本時間の午後0時51分、成田空港のRWY16Rへランディング。

 

ANAの公式Twitterどおり、整備地区の807スポットへ。

 

これが今日のフェリーフライトの飛行ログ。概ねFL+390(39,000ft)で飛んできました。

 

続いて成田スポッターの方々のツイート。まずはファイナルアプローチ。

 

タッチダウン後、スラストリバーサをかけてブレーキング。

 

よくこんなアングルで撮影できましたね。お見事です。

 

FlyTeamが記念式典の様子をツイート。

 

成田の天気が回復してよかったですね。

 

FlyTeamのサイトにも次々とマニアのみなさんの投稿が上がっています。

 

そして着陸動画もツイートされました。

 

最後はわれらの月刊エアラインのツイートで締めます。                 

 2019年3月21日午後1時過ぎ、ツールーズからの約12時間のフライトを経て、FLYING HONU JA381Aが成田空港にやって来ました。今回のフェリーフライトはANAの公式Twitterが機内からツイートするなど、大盛り上がりでした。

 すでにエアバス社はA380の生産中止を発表しているので、こうして新規のA380キャリアになるのはANAが最後ということになりました。ANAは3機のA380を発注していて、残り2機もまもなく日本にやって来ます。世界中の多くのメガキャリアが、その大きすぎる機体ゆえに発注しなかったA380を、ANAが末永く飛ばし続けてくれるとこを、ひとりの飛行機マニアとして信じていたいです。

horizontal rule