全日空商事 B747-400 ポケモンジェット(ランディングギア・スタンドつき)

 
 今回購入したのは全日空商事「ANA B747-400D ポケモンジェット」です。それほどピカチュウに興味ないし、この実機に馴染みも思い入れもないのですが、コロナ禍で世界中の空から急速にB747が退役していくのを見ているうちに、何だか無性に欲しくなりました。

 といってもこれはヤフオクで落札した中古品で、私の予想をかなり下回る額で落札できちゃったというのが実情です。思っていたより値段が上がらなかったのは、このモデルプレーンがスナップフィットであることと、木製ベーススタンドではないことではと推測しています。今回は機体さえきれいならスタンドはどうでもよかったので、私のラインナップに加わることになりました。

 

全日空商事 B747-400 ポケモンジェット。実機はマリンジャンボに続いて人気のスペマでしたね。


このモデルプレーンはスナップフィットなので、いつも購入している正方形のパッケージではありません。

そしておもての蓋を開けると、ポケモンジェットの解説とともに、中身が見えるようになっています。

パッケージの裏面にはいつもながら詳細な機体スペックが書かれています。


スナップフィットなので、ホーガンウイングスのような細長いパッケージでも入りそうですが、そこは全日空商事のプライドといったところでしょうか。


ポートサイド真横から見た写真。こんなのが実際飛んでたんですよね。ANAってすごい。


真上から。国内線仕様のB747-400Dなので、ウイングレットがありません。


あとで詳細写真を載せますが、このモデルプレーンのタイヤはゴム製ではなく、ヘルパウイングスのようなプラスチック製のタイヤでした。


機首前方から。コクピットはプリントではなく、透明パーツが埋め込まれています。


機体後方から。

 

機体のデカールは文句なしの精密さ。

 

さすが全日空商事のモデルプレーンと言える出来栄えです。

 

プラスチック製ですがエンジン内部も精密。

 

これがポケモンのトレードマーク。

 

B747-400のモデルプレーンの泣きどころである主翼付け根のフェアリングですが、黄色のペインティングで目立たなくなっています。

 

全日空商事のスナップフィットモデルにも木製ベーススタンドのモデルがあるので、これもそうすればよかったのに。購入層を考慮してお値段の関係でしょうね。

 

スタンドに飾るとこんなカンジ。やはりプラスチック製スタンドは高級感に欠けます。

 

このモデルのタイヤはなぜかゴム製ではありませんでした。経年で割れる心配がないのでGood。

 

製造元のホーガンウイングスは、ゴム製とプラスチック製をどう使分けているのでしょうか?

 

それにしてもすごいラッピングの飛行機を飛ばしていたものですね。

 久しぶりにホーガンウイングスが製造したモデルプレーンを購入しました。一時期、ゴム製タイヤがあまりにも割れるので、もうホーガンウイングス製のモデルプレーンを購入するのはやめようと思っていたことがありましたが、交換用のギアパーツを購入して、割れていたタイヤを全部交換したうえ、呉工業の「ラバープロテクタント」というゴムの保護剤を購入して吹き付けてからは、全く割れの心配がなくなったのです。

 今回は偶然にも、プラスチック製タイヤのモデルプレーンでしたので、その心配すらなくてよかったです。それにしても不思議です。全日空商事のモデルプレーンはすべてホーガンウイングスが製造していますが、同じようにホーガンウイングスが製造しているヘルパウイングスのギアは今回の製品と同じプラスチック製。全日空商事が製品ごとにタイヤの材質を指定したとは考えられないので、単なる製造ロットの違いなのかもしれません。

ボディ成形の正確さ:9、細部の再現性:9、デカールの精密さ:10・・・総合:9.5

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