My Love MRJ

 
 
 2019年はMRJにとって、勝負の年と言っていいでしょう。いよいよ1月下旬から開始される国土交通省航空局パイロットによるTCフライトを計画どおりに進め、2020年半ばに予定している初号機引き渡し開始を死守しなくてはなりません。

 心配なのは、本来昨年行われるはずだった新設計機であるJA26MJとJA27MJの渡米が遅れたこと。これが型式証明取得の足を引っ張られることのないよう、全力で突き進んでほしいと思っています。

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★ikinamo Japan「日本製の飛行機MRJを三菱が設計!最先端技術搭載の機体」

  

ikinamo Japan「日本製の飛行機MRJを三菱が設計!最先端技術搭載の機体」

 ikinamo Japanが「日本製の飛行機MRJを三菱が設計!最先端技術搭載の機体」というタイトルの、三菱航空機が「国際航空宇宙展2018東京」にMRJを出展したニュースニュースをYouTubeに公開。目新しい情報はありませんが、展示ブースでMRJ90とMRJ70のモデルプレーンが並んで展示してあることと、動画ならではの雰囲気を感じられます。




★現地時間2月13日午後、4号機が今年初のフライト実施

  

現地時間2月13日午後、4号機が今年初のフライト実施。

 現地時間2月13日午後1時54分から午後4時34分まで、4号機が今年初のフライト実施。4号機が最後に飛んだのを確認できているのは昨年12月28日なので実に48日ぶり。日本時間では14日午前7時前からだったので、ちょうど私がチェックしてPCをシャットダウンした直後からでした。

 このフライトが社内の飛行試験なのか、それとも国交省パイロットによるTCフライトなのか全くわかりませんが、2時間半にも及ぶロングフライトだったので、新たな動きがあったとみていいでしょう。




★MRJ飛行試験5号機があいち航空ミュージアムで実機展示

  



大村愛知県知事が自身のTwitterで、あいち航空ミュージアムにMRJ飛行試験機を展示することを発表。

  大村愛知県知事が2月12日、自身のTwitterで、2月22日からあいち航空ミュージアムに新たな機体展示を開始するのに合わせ、22日から24日まで機体追加イベントを開催することを明らかにしました。

 また、三菱重工からMRJ飛行試験機の貸与を受け、ミュージアムに展示することを明らかに。ツイートの中で大村知事は、「展示の時期など詳細は今後調整して参りますが、最先端のテクノロジーを搭載した『国産初のジェット旅客機』の実機を間近で見られることになります。皆さん、楽しみにしていてください!」と述べています。

 展示されるのは飛行試験5号機「JA25MJ」だと思いますが、本来なら今頃は北九州空港をベースに、日本全国の空港にオートパイロットで飛行しているはずだった飛行試験5号機。まだ1度も空を飛んでいないのに、一時的とはいえミュージアムで展示されるのです。これビッグニュースなのですが、手放しで喜んでいいのかちょっと微妙。




★Mitsubishi MRJ90 RJAA RJGG - YouTube

  

YouTubeに「Mitsubishi MRJ90 RJAA RJGG」というCG動画が公開されました。

羽田を離陸したJA23MJがセントレアのRW18にタッチダウン。

複数の角度から着陸時のCGが製作されています。

早く実機でのシーンを見たいですね。

センターピア先端をかすめタクシング。

そして国内線側北ウイングの・・・

7番ゲートにスポットイン。機体の色がもう少し濃いといいですね。

 YouTubeにJA23MJが羽田を離陸しセントレアに着陸、タクシーウェイを走行してスポットインするまでのCG動画が投稿されました。Microsoft Flight Simulator Xで製作されたもののようです。背景の映像はソフトウェアに入っていたもので、JA23MJのみ自作なのでしょうか。

 羽田を離陸する部分はあまりよくわかりませんが、セントレアのRW18に着陸後、タクシーウエイを通ってスポットインするシーンは、実際に搭乗したことのある人には、非常にリアルに感じることでしょう。早く実機でのシーンを見たいですね。




★ジャパン・タイムズ「台湾サプライヤーが第2四半期にMRJの再設計部品を納入計画」

  

ジャパン・タイムズ「台湾サプライヤーが日本の新リージョナルジェット旅客機向けの重要な部品を第2四半期に納入計画」

 ジャパン・タイムズが「台湾サプライヤーが日本の新リージョナルジェット旅客機向けの重要な部品を第2四半期に納入計画」という記事を掲載していました。記事の内容はおおむね以下のとおり。

 日本の新しいリージョナルジェットのためのコンポーネントの台湾サプライヤーは、今年の第2四半期に必ず完成させる計画であると言い、これにより2020年の納入開始に向けた最終生産コンフィギュレーションにより近い航空機になる。

 航空宇宙産業用開発社の台中プラントの専門家は、三菱リージョナルジェットのスラットとフェアリングを再設計し、製造するために、従業員が一日中苦労していると述べ、「私達は、第2四半期に仕事を完遂することを望む」と、彼は匿名の条件で述べた。

 AIDCはそれらの2つのコンポーネントの単一ソースデザイナーであるばかりでなく、5つの部品のメーカーである。そのすべては、たくさんの複合素材で作られる。MRJプログラムは、複合素材のデザインと製造に関係するリージョナルジェットのための会社の最初のオリジナルのデザインメーカープロジェクトである。

 私は航空機の製造に詳しくないので、この記事に書かれているAIDCについて詳しく知りませんが、MRJのコンポーネンツパーツのうち、スラットとフェアリングの再設計をし、それを2019年の第2四半期に完成させると書かれています。

 これが現在最終組立工場内にあるJA26MJやJA27MJを、いつまでたっても完成させない理由なのかもしれません。また、モーゼスレイクでTCフライトがなかなか始まらないのも、この問題が影響しているのかも。しかも、この機体再設計について、三菱重工と三菱航空機は何も発表していません。のちに大問題にならないといいのですが・・・。




★Aviation Wire「MRJ試験6号機が予約登録か 国交省の航空機登録19年1月分」

  

Aviation Wire「MRJ試験6号機が予約登録か 国交省の航空機登録19年1月分」

 Aviation Wireが「MRJ試験6号機が予約登録か 国交省の航空機登録19年1月分」という記事を掲載。国土交通省航空局(JCAB)によると、2019年1月の航空機登録は、予約登録受付が3機、新規登録が7機、移転登録が20機、変更登録が1機、抹消登録が7機、予約登録取り下げが1機だった。

 予約登録受付の中には、三菱航空機が開発中のリージョナルジェット機「MRJ」の飛行試験に投入する6機目のMRJ90(登録記号JA26MJ)とみられるものがあった。飛行試験6号機は、これまでの設計変更を反映した機体になる。

 6号機がようやく登録できるところまで完成したということになりますので、最終組立工場を出て、MRJハンガーに移動する日も近いかもしれません。




★Aviation Wire「宮永社長「前任者の責任」 特集・会長直轄で難局乗り切るMRJ」

  

Aviation Wire「宮永社長「前任者の責任」 特集・会長直轄で難局乗り切るMRJ」

 Aviation Wireが「宮永社長「前任者の責任」 特集・会長直轄で難局乗り切るMRJ」という特集記事を掲載したので、その一部をご紹介します。

 「私が直轄してきたので、社内でも非常に特別。丁寧な引き継ぎをしないといけない」。三菱重工の宮永俊一社長は、泉澤清次常務が4月1日付で新社長に昇格する人事を発表した席上、社長直轄で開発を進めるリージョナルジェット機「MRJ」の扱いについて、こう言及した。

 MRJのプロジェクトについて「ステークホルダー(利害関係者)が多い」として、「ボーイングとの協力関係など、ひとつ一つ丁寧な引き継ぎをしていくのが、私がリードしながら一緒にやっていくということ」と、プロジェクトを主導しながら泉澤新社長に引き継いでいく必要性に触れた。

 宮永社長は「米国向けMRJ70のニューコンセプトを、きちんとしないといけない」と、MRJ70の重要性に言及した。子会社の三菱航空機でMRJの開発を統括しているアレクサンダー・ベラミー氏は、2018年6月にAviation Wireなどの取材に対し、「2021年後半から2022年前半に市場投入したい」との意向を示しており、MRJ90のTC取得や初号機納入と並行して、MRJ70の新たな設計をまとめることが急務だ。

 三菱重工の新体制は4月から発足するが、MRJは当面「会長直轄」という同社では例のない体制で、開発のラストスパートをかけることになる。

 MRJ70の開発も非常に重要でしょうが、その前にMRJ90の現状について、一度詳細な報告の場がほしいですね。ちなみに今朝はモーゼスレイクでのフライトは確認できていません。




★現地時間2月7日、2号機が2日続けてJA22MJで飛行

  

現地時間2月7日午前10時頃から約3時間、2号機が飛行試験を実施。

Aviation Wire「三菱重工、18年4-12月期純利益353億円 航空防衛宇宙は赤字続く」

 現地時間2月7日午前10時頃から約3時間、2号機が飛行試験を行いました。昨日に続いての3時間フライトでしたが、なぜ突然飛び始めたのかよくわかりません。でも、国交省によるTCフライトではないように思えます。

 先日行われた決算会見の場で、TCフライトがまだ始まっていないと発表したことからも、国交省に提出した資料に対して何らかの指摘を受け、データの取り直しでもやっているのでしょうか。

 三菱重工が19年3月期第3四半期の連結決算を発表。今年度からIFRS(国際財務報告基準)を適用。開発遅延により、納期が5回延期となっているリージョナルジェット機「MRJ」に関する投資を除いた「定常収益」も開示し、MRJ投資にあたる781億円を除いた事業利益は1834億円、純利益は1124億円となった。

 MRJが足を引っ張っていることは確かなので、早く量産体制を整えて、投資分の回収を進めたいところでしょうね。




★現地時間2月6日、2号機がJA22MJで飛行 これは社内飛行試験?

  

現地時間2月6日午前10時頃から3時間以上、2号機が飛行試験を実施。

NHK NEWS WEB「MRJ 飛行試験遅れるも来年の納期は変えず 三菱重工」

ニコニコニュース「三菱重工、新社長に泉沢氏 MRJ量産に向けた体制作り急務」

 今朝は久しぶりに2号機が飛びました。昨日のROK21と違い、登録レジで飛んでいたので、従前の飛行試験と同じように見えました。仮に昨日のROK21がTCフライトだったとすると、試験の結果、何らかの追加データが必要になり、今日はそのデータを取るために2号機を飛ばしたと考えられます。全く根拠ありませんけどね。

 昨日はNHK NEWS WEBが三菱重工の決算会見について記事を掲載。MRJの開発を進める三菱重工は、安全性を担保する「型式証明」の取得に向けた飛行試験が予定より遅れているものの、2020年の初号機の納入には影響が出ないように取り組む考えを示した。

 MRJの開発を進める三菱重工の子会社の三菱航空機は開発の最終段階となる「型式証明」を国から取得するための飛行試験を、当初、先月下旬に始める予定だったが今も始まっていない。

 これについて三菱重工の小口正範副社長は6日の決算会見で、「いろいろな理由があって開始が遅れているが、現在、2020年のお客様への引き渡しに影響があるとは考えていない。油断せずに注視していきたい」と述べて、初号機の納入時期に影響が出ないよう取り組む考えを示した。

 もう1つ、三菱重工の社長交代が正式発表されました。社長が替わったからといって、すぐに何かが変わるとは思えませんが、MRJにとって非常に重要な1年を、泉沢新社長がどのように体制づくりするのか、お手並み拝見といきましょう。




★現地時間2月5日午後、1号機がTCフライト?

  

現地時間の2月5日お昼過ぎ、Flightradar24にROK21という航空機が表示されました。

 現地時間の2月5日お昼過ぎ、Flightradar24にROK21という登録レジを含め、一切データ不明の航空機が表示されました。これがMRJのTCフライトであるという確証はありませんが、モーゼスレイク・グラントカウンティ空港を中心に飛行し続けていることや、ROK21の21がJA21MJと重なっていることなどから、これが国土交通省航空局による型式証明飛行試験、いわゆる「TCフライト」なのではないかと推測しています。

 このROK21ですが、Flightradar24に表示されているものの、飛行ログが一切残っていないのです。今朝は偶然私がPCでチェックしていた際に飛行していたので見つけられましたが、この日が初フライトなのか、実はすでに何度も飛行していたのかすら、チェックすることができないのです。私はこのROK21が、JA21MJを使った交通省航空局による型式証明飛行試験「TCフライト」であると信じたいです。




★AIDA記念セミナー「日本の産業における航空機産業と今後の展望」

  

航空イノベーション推進協議会(AIDA)は、開発大詰めのMRJ、航空法改正の動き、航空先端技術の動向など航空機産業の最先端を報告し、議論するセミナーを開催。

 航空イノベーション推進協議会(AIDA)は、航空に係る技術・政策・産業等に関する航空イノベーションの推進を目的とする日本では例を見ない法人として、平成30年10月から本格的に活動を開始。今回これを記念して、開発大詰めのMRJ、航空法改正の動き、航空先端技術の動向など航空機産業の最先端を報告し、議論するセミナーを開催するそうです。

 日時は2019年2月18日(月)14時〜17時。場所は東京大学 福武ホール地下2階 福武ラーニングシアター(本郷キャンパス)。参加申し込みはhttps://aida.or.jp/event/より事前申し込みする。参加費は3000円でAIDA会員は無料。入会優待キャンペーンとして、開催前日までにAIDAへの会員加入申し込みを済ませ、当日、申込書の写しを持参すると、会員扱いとして無料となるそうです。

 セミナーの中の14時05分から15時05分までの1時間、大宮英明(一社)日本航空宇宙工業会会長(三菱重工業取締役会長・元日本経済団体連合会副会長)による特別講演「航空機産業が日本の製造業において持つ意義と今後の展望」があります。大宮会長はMRJについて何を語るか、興味ありますね。




★三菱重工社長に泉沢清次氏昇格へ MRJ事業化へ体制刷新

  

共同通信「三菱重工社長に泉沢清次氏昇格へ MRJ事業化へ体制刷新」

 三菱重工が泉沢清次取締役常務執行役員(61)を4月1日付で社長に昇格させる方向で調整していることが1日、分かった。宮永俊一社長(70)は会長に就く見通し。課題だった子会社、三菱航空機の資本増強を終え、国産初のジェット旅客機「MRJ」の事業化に向けて経営体制を刷新する。

 泉沢氏は現在、三菱重工の成長戦略の策定などを担っている。三菱自動車で取締役を務めた経験もある。三菱重工のトップは最近、4、5年での交代が続いていたが、宮永氏は2013年4月に社長に就任し、昨年4月から異例の6年目に入っていた。

 三菱重工ほどの大企業になると、社長1人入れ替わったくらいで、会社経営が変わるとは思えませんが、宮永社長は長かったので、このあたりが交代時期なのでしょう。




★今日から日本は2月

  

カレンダーは2月になりました。

  いやー、1月が終わってしまいました。1月は私の誕生月でもあるので、好きな月ではありますが、何せ毎年あっという間に過ぎてしまうのがつらいです。

 日本と17時間の時差があるモーゼスレイクでは、日本時間の1日午前5時が31日の正午。今日もFlightradar24に表示されなかったら、@何らかの理由で1月にTCフライトが実施されなかった、A実はすでに実施しているものの、日本政府がFlightradar24のサイト管理者に非表示を依頼している、Bアメリカ航空当局の許可をとって、トラポンを切って飛行しているのいずれかでしょう。




★Mitsubishi Aircraft Corp. files countersuit in dispute over alleged trade secrets

  

Mitsubishi Aircraft Corp. files countersuit in dispute over alleged trade secrets

Mitsubishi Aircraft accuses Bombardier of trying to limit competition for regional jets

 現地時間の1月29日、モーゼスレイクのあるワシントン州をカバーしている「ONE NEWS」が、「Mitsubishi Aircraft Corp. files countersuit in dispute over alleged trade secrets」というニュースをYouTubeに投稿。

 ニュースは29日に三菱航空機がリリースした逆提訴について。地元では今回の訴訟合戦をどのように捉えているのか、そこがいちばん知りたいところなのですけどね。

 ほかにもロイターはじめ、いくつかの海外サイトが今回の三菱航空機による逆提訴のニュースを報じていますが、内容は日本のマスコミ報道とほぼ同じようです。




★三菱航空機がボンバルディアに対する反訴提起をリリース

  

三菱航空機がリリースした「ボンバルディア社に対する反訴提起の件」

Progress Updates「航空機市場での商業競争を妨げるボンバルディアの妨害について」

産経 MRJめぐり三菱航空機がボンバルディアを反訴 「機密盗んだ」VS「開発を妨害」 

 三菱航空機がボンバルディアを反訴したことをリリース。この中で三菱航空機は、ボンバルディアがMRJの開発ならびに型式証明取得を阻害する意図で、違法な反競争的行為を行った。ボンバルディアが数年前から、三菱航空機、そのパートナー企業、従業員に対して違法な反競争的行為を多岐にわたり行ってきた。

 ボンバルディアは訴えのなかで、三菱航空機が企業秘密の不正使用を行っているとしているが、三菱航空機はこの訴えは事実的根拠や法的妥当性を欠いており、根拠がないものと認識。寧ろ、ボンバルディアの真の意図はMRJの開発を阻害し、最終的に市場投入を遅らせることにあると考えている。

 三菱航空機はボンバルディアの不当な主張に対し、当社の正当性を最終的に証明できること、さらに、同社の不当な主張がMRJの開発や市場投入、そしてMRJプログラムの成功に影響を及ぼすものではないことを確信している。




★三菱航空機がボンバルディアを逆提訴

  

NHKニュース「三菱航空機 ボンバルディアを逆提訴」

CBCイッポウ 「MRJの開発を阻害」三菱航空機がボンバルディア社を逆提訴

 三菱航空機はカナダの航空機メーカー「ボンバルディア」から、企業秘密を不正に手に入れたとして訴えられたのに対し、「開発を阻害するための行為だ」などとして、逆にボンバルディアを相手取る訴えを起こした。

 ボンバルディアとの裁判をめぐっては、三菱航空機は元従業員を採用した際には、機密情報の不正流用がないよう誓約書を取っているとして訴えの却下を申し立てており、これとは別にボンバルディアに対して訴えを起こす形となるが、対立の深刻化で、来年半ばとしている初号機の納入に影響を及ぼす事態とならないか注目される。

 アメリカは「訴訟の国」ですので、「訴えられたら訴え返す」ことは珍しいことではないようです。これを受けて、ボンバルディア側が訴えを取り下げればいちばんいいのですけどね・・・。




MRJが電話に出ている?

  

The #Mitsubishi Regional Jet is Answering the Call..

 MRJに関する情報がパッタリと途絶えてしまったので、今朝はちょっと意味不明なツイートを掲載してみました。The #Mitsubishi Regional Jet is Answering the Call..つまり、MRJが電話に出ているというような趣旨のツイートなのですが、この方、インド人のようなので、もう1つの「MRJ」とひっかけているのかもしれません。

 ところで、1月下旬から開始することになっている型式証明飛行試験、TCフライトについてですが、今のところ、試験を開始したという確認ができていません。まさか、国土交通省航空局や三菱航空機がわざわそんな発表をするとは思えないので、頼りはFlightradar24だけなのですが、国土交通省航空局がサイト管理者に、非表示依頼をしていないか、それが今の最大の懸念です。




★ボンバルディア、不振の「CRJ」事業 年内判断へ 売却も排除せず

  

ボンバルディア、不振の「CRJ」事業 年内判断へ 売却も排除せず

 カナダ航空機大手ボンバルディアのベルマール最高経営責任者(CEO)は16日、同社の将来を確かなものにするため受注を「積極的に」獲得しに行くと表明し、不振のリージョナルジェット「CRJ」事業の今後については、年内の決断を目指す方針を明らかにした。

 ベルマールCEOはロイター通信に対し、不採算事業は売却も含めて「あらゆる戦略的選択肢」を検討するとしつつ、目下の目標は受注獲得とコスト削減だと語った。ボンバルディアは新型機の開発計画に伴う巨額の資金調達に苦戦しており、ターボプロップ旅客機「Q400」事業を売却する予定。また、「CRJ」事業も見直すことを発表している。

 MRJやE2ジェットと比べれば、1世代前の航空機と言わざるを得ないCRJなので、新型機の開発をしないのなら、思い切って事業を整理すべきでしょう。三菱航空機を訴えたのは、最後のあがきだったのかも・・・。




★国交省がMRJの運航開始を見据えた今後の航空機検査制度のあり方について審議

  

国交省がMRJの運航開始を見据えた今後の航空機検査制度のあり方について審議

 国土交通省は2019年1月21日(月)、第8回航空機検査制度等検討小委員会を開催し、「国産航空機の運航開始を見据えた今後の航空機検査制度のあり方」(最終とりまとめ案)について審議する。国土交通省では、交通政策審議会 航空分科会 技術・安全部会 航空機検査制度等検討小委員会において、近年の航空機の安全確保を取り巻く様々な環境の変化を踏まえた、今後の航空機の安全確保等のあり方についての検討を実施。

 第1回小委員会(平成30年3月13日開催)以降、MRJの運航開始後の航空機の安全確保のあり方等について審議を行い、昨年7月に今後の航空機検査制度の「見直しの方向性」(中間とりまとめ)を公表。今回は、「見直しの方向性」を踏まえ、「国産航空機の運航開始を見据えた今後の航空機検査制度のあり方」(最終とりまとめ案)について審議する。




★三菱重工・宮永社長と三菱航空機・水谷社長の2019年展望インタビュー記事

  

【2019成長への展望】MRJの量産化に向けた統合を検討 三菱重工業・宮永俊一社長



<新時代へ>(7)三菱航空機・水谷久和社長 中部国際空港・友添雅直社長

 サンケイビズが三菱重工の宮永社長へのインタビュー記事を掲載。宮永社長はMRJの初納入がいよいよ来年に迫ったことに対し、昨年は英国の航空見本市で展示飛行を初披露し、増資で(開発子会社)三菱航空機の債務超過も解消できたポジティブな一年だった。当社は米ボーイングの部品製造を請け負っているが、二元管理は無駄があるため、MRJの量産化へ向け統合を検討していると述べました。

 うーん、まだわかりませんね。三菱重工の航空機製造部門「名古屋航空宇宙システム研究所」、通称「名航」と、MRJの開発・製造を行う三菱航空機との統合ということだと思うのですが、名航を三菱航空機に移管するのでしょうか。それとも三菱航空機を三菱重工の一部門に統合なのでしょうか。

 中日新聞が新年連載している「新時代へ」の7回目で、三菱航空機の水谷社長と中部国際空港の友添社長のインタビュー記事を掲載。三菱航空機の水谷社長は、「18年は開発作業の底上げの年だった。今年は開発の集大成の年になる」。型式証明取得は順調にいって1年ほどかかる見通し。「試験をきちっとやり遂げる。設計変更を反映した機体も早く完成させ投入する」。

 また、納入後の顧客サポート体制構築や、座席数約70席のMRJ70の客室などの仕様も決めなければならない。客室仕様については「新しく採用できる技術もありそう。外国人技術者と日本人技術者がともに検討しており、6月の仏パリで開かれる航空見本市で成果を出せるようにしたい」と述べており、パリエアショーではMRJ70についての発表がありそう。

 カナダのボンバルディアが三菱航空機を提訴したことに対しては、昨年末、訴えの却下を米地裁に申し立てた。「やましいことは一つもない。彼らの言う企業秘密をMRJに使ったということはなく、開発作業が止まることはない」と述べています。




★現地時間の1月15日、2号機が今年初の飛行試験実施

  

現地時間の1月15日、2号機が今年初の飛行試験実施。

 現地時間の1月15日午前10時30分頃から2号機が今年初の飛行試験実施。正確な離着陸時間はわかりませんが、Flightradar24には現地時間の午前8時45分から午後0時45分頃まで表示されました。

 今日の2号機は久しぶりに太平洋沿岸まで飛びました。まさか今年初の飛行試験を行うのが2号機になるとは思っていませんでしたが、昨年最後に飛んだのも2号機だったので、今は2号機を使って何らかのデータ取りをしているのかもしれません。




★現地時間1月12日午後、3号機がTEST0000で始動

  

現地時間の1月12日午後2時過ぎから3号機がTEST0000でFlightradar24に表示。

Mitsubishi Aircraft seeks dismissal of lawsuit over alleged trade secrets

 現地時間の1月12日午後2時過ぎ、3号機がFlightradar24にTEST0000で表示されました。先日の4号機は機体から外されてトラポン信号だったと推測していまsが、今朝の3号機は飛行高度や対地速度が0であることなどから、実機をハンガーから出してチェックしたものと思われます。

 いよいよ、TCフライトに向けた準備が始まったのかもしれません。TCフライトに何号機を使用するかわかりませんが、3号機は今年のパリエアショーに向けて客室を完成させると思われるので、TCフライトに3号機が使われることは、ほぼ間違いないでしょう。ADB-Sを搭載しているのは3号機と4号機ですので、この2機が中心となると思っていいのではないでしょうか。

 もう1つ、現地時間の1月11日、モーゼスレイクのあるワシントン州をカバーしている「ONE NEWS」が、「Mitsubishi Aircraft seeks dismissal of lawsuit over alleged trade secrets」というニュースをYouTubeに投稿。ニュースはカナダのボンバルディアが三菱航空機を提訴したことについて公判が開かれ、三菱航空機・ボンバルディア双方が主張を行ったという内容。

 訴訟の国とも言われるアメリカですので、このような訴訟合戦は日常茶飯事でしょう。ボンバルディアに勝算があってのこととは思えないので、自社では新規航空機の開発を行っていないため、単なる三菱航空機へのいやがらせとしか思えませんね。




★ブラジル政府、エンブラ・ボーイングJV設立を承認

  

航空新聞社「ブラジル政府、エンブラ・ボーイングJV設立を承認」

  航空新聞社が「ブラジル政府、エンブラ・ボーイングJV設立を承認」という記事を掲載。内容はブラジル政府がエンブラエルとボーイングの2社による合弁会社設立など、戦略的パートナーシップ関係の構築を承認した。これによりボーイングは、今後設立する民間航空機分野の合弁会社の株式80%を取得し、エンブラエルが20%取得する。

 さらにエンブラエルが開発したKC-390についても、別のジョイント・ベンチャーを設立することで合意。このジョイント・ベンチャーは、エンブラエルが51%の株式を保有し、残りの49%をボーイングが保有する。

 今後はエンブラエルの取締役会が事前承認を行うと、両社は最終的な取引文書を作成する。こうした一連の流れが計画通りに受領されたと仮定した場合、この取引は2019年末までに完了する予定というもの。

 これで正式にボーイングによるエンブラエル買収の道すじができたことになり、販売チャンネルではボーイングとエアバスという2大航空機メーカーに凌駕されてしまうかもしれません。

 しかし、ホンダジェットがそうであるように、必ずしも巨大な販売チャンネルを持っていなくても、優秀な航空機は売れるのです。相手にとって不足はありません。実力でE2を負かしてやりましょう。




★現地時間1月9日、モーゼスレイクでの仕事始め確認

  

今朝は今年初めてFlightradar24に4号機のログが表示されました。


最初はTEST1234で表示され、なぜか高度はずっと1,175ftのまま。


途中でTEST4567に替わり、ログは約2時間で消えてしまいました。

サンケイビズ 「MRJ 機体不具合の報告義務化 国交省、安全確保へ法改正」

 現地時間の1月9日、モーゼスレイクでの仕事始めが確認されました。現地時間の午前8時から約2時間、4号機がFlightradar24に登場。ただし、TEST1234とTEST4567でトラポンがシグナルを出していただけで、実際に空を飛んだわけではなさそう。

 どんな試験をしているのかわかりませんが、トラポンが移動したログを見る限りでは、ドローンにでも着けて飛ばしたのかなあと思う次第です。いずれにせよ、これが新年初のログなので、モーゼスレイクもいよいよ新年のテストが始動したということでしょう。

 久しぶりにMRJに関するニュースがありました。サンケイビズが「MRJ 機体不具合の報告義務化 国交省、安全確保へ法改正」という記事を掲載。

 国土交通省はMRJの就航に向け、三菱航空機に機体の不具合情報を航空会社から集めて、国に報告するよう義務付ける方針を固めた。今月召集の通常国会に航空法改正案を提出。国産機の安全性を確保するため、国際条約に基づき欧米諸国並みの仕組みをつくる。法制化後は国交省が報告を基に、MRJを運航する航空各社に適切な修理や整備を指示する。

 改正案には機体が落雷や鳥の衝突などで損傷した際の修理計画をメーカーが作成し、国交省が妥当性を点検、承認する制度も盛り込む。事例に応じた対応策を蓄積して修理の迅速化を図るのが目的で、国が認めた優良メーカーに限り、承認を経ずに修理計画を進められる規定も設ける。

 型式証明を発行する監督官庁として、国交省が航空機の不具合情報を把握することは重要な使命でしょう。ただし、不具合といっても機体の欠陥という意味ではなく、部品の劣化によるインシデントやバードストライクによる機体の損傷などが対象となるものと思います。




★三菱航空機がMRJを買ってほしい本命エアライン

  

GOTRIP! 「魅力のある地域航空会社、フジドリームエアラインズ(FDA)とは?」

水谷社長も毎朝出勤してこの光景を見ながら、目の前のERJをMRJに置き換えてご覧になっていることでしょう。

 GOTRIP!が「魅力のある地域航空会社、フジドリームエアラインズ(FDA)とは?」を掲載。名古屋空港ベースの方にはおなじみのエアラインですが、国内就航地があまり多くないことと、羽田、伊丹に定期路線を持っていないので、意外に知られていない地域航空会社でもあります。

 FDAは「鈴与」という海運会社を運営する鈴木与平会長が作った地域航空会社で、実質的な本社機能は名古屋空港にあります。セントレアと県営名古屋空港の2空港問題のため、基本的には県営名古屋空港からはセントレアからの路線がある都市には就航していないのですが、過去の既得権から新潟、福岡、熊本の3空港のみ、セントレアとの競合路線があります。

 以前、MRJを特集したTV番組の中で、早朝に出勤した三菱航空機の水谷社長にインタビューするシーンがありました。そのとき水谷社長が、「毎朝ここからFDAが使用しているライバルメーカーのエンブラエル機が飛んで行くのを見ている。FDAは同じビルの中に本社があり、MRJを買って欲しいんですけどね」と本音を語っておられました。

 名古屋空港をご存知ない方のために付け加えますと、三菱航空機の本社とFDAの実質本社機能のある名古屋拠点は、同じ名古屋空港ターミナルビルに同居していて、名古屋空港ベースのエンブラエル機が毎晩8機ほどナイトステイしているのです。

 水谷社長が毎朝出勤してその光景を見ながら、目の前のエンブラエル機たちを、マルチカラーになったMRJに置き換えて見ていることは、容易に想像できますね。私もFDAこそMRJを運航するのに最もふさわしい会社であると、常日頃から思っています。




★ニュースイッチ ニッポン航空機産業の弱点、「装備品」を取り込め!

  

ニュースイッチが「ニッポン航空機産業の弱点、「装備品」を取り込め!価値の4割を占めるのに、日本の生産額は1割」という記事を掲載。

 日本の航空機産業の課題である装備品の開拓に向けた取り組みが始まっている。海外勢がリードする装備品市場では、ソフトウエア認証の複雑さが参入障壁になっている。官民連携で参入を支援する活動が本格化している。

 航空機には油圧システム、与圧・空調システム、アビオニクス、内装、降着装置などさまざまな装備品があり、航空機の価値の約4割は装備品が占める。米国の航空機産業は機体、エンジン、装備品が均等に発展し、装備品の売上高比率が約4割あるとされる。

 日本の航空機産業は長年、重工業大手が米ボーイングの機体やエンジン製造を担ってきた半面、航空機の生産額に占める装備品の比率は1割にとどまる。ナブテスコが飛行姿勢制御装置、ジャムコが内装品など特定分野に強いメーカーはあるが、欧米に比べ規模は小さい。

 参入が難しいのは、認証技術、中でもソフト認証「DO―178C」の要求を満たすことが求められるからだ。欧州と米国には航空機の搭載システム開発についてのガイドラインがあり、それにのっとって安全性を確保する必要がある。

 航空機製造はいったん開発に成功すると、その後何十年間も生産を続けることができることは有名ですが、逆に新規参入が非常に困難な業界とも言えますね。

 MRJの部品点数約100万点のうち、国産化率が3割ほどしかないことで、それで国産ジェット機と言えるのかと指摘されています。今後はこれらの装備品を国内メーカーが生産できるようになると、次期MRJの開発においては、国産化率を上げることができそうです。




★いよいよ始まった勝負の2019年

  

カレンダーは2019年1月になりました。

  みなさん、明けましておめでとうございます。2018年はイギリスで行われたファンボロー航空ショーで初デモフライトに成功するなど、一定の成果を出した1年だったと思います。しかし、手放しで喜んでいられる状況ではありません。2019年は三菱重工と三菱航空機にとって、勝負の1年になるからです。

 今年は何と言っても国土交通省航空局パイロットによるTCフライトの進捗の推移。外野の私たちからでは、それが順調なのかどうかをはかり知る機会は少ないと思います。MRJ Progress Updatesもすでに3か月更新されていない状況を考えると、公式発表も少ないかもしれません。

 とはいえ、1年を通じて少ない情報を集め、TCフライトの推移をひとときたりとも見過ごすことなくチェックしていこうと思います。

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