2019年はMRJにとって、勝負の年と言っていいでしょう。いよいよ2月から始まった国土交通省航空局(JCAB)とアメリカ連邦航空局(FAA)によるTCフライトを計画どおりに進め、2020年半ばに予定している初号機引き渡し開始を死守しなくてはなりません。

 6月にはパリ・エアショーを前に、MRJから三菱スペースジェットに改称することが発表され、それまでMRJ90と呼ばれていたモデルがM90、MRJ70はM100に変更。続いてカナダ・ボンバルディアのCRJ事業買収を発表。盤石の体制を構築し、国産初のジェット旅客機を1機でも多く、世界の空に送り出してほしいところです。


★現地時間8月16日、4号機が2日連続で2度のフライト実施

  


現地時間の16日午前10時44分に4号機が離陸し、1時間10分のフライトを行い午前11時53分着陸。



RWY32RのエンドオブランウエイでUターンし、RWY22からエプロンに戻ってきました。しばらくホールドしたのちRWY32R手前でホールドショート。


その後しばらくしてラインナップアンドウェイトしたのですが、RWY32Rを途中までタクシングして戻ってきました。


2度目の離陸は午後1時07分で、1時間06分のフライトを行い午後2時12分に着陸。

 現地時間8月16日午前10時44分、4号機が離陸し1時間10分のフライトを行って午前11時53分に着陸。 その後グラントカウンティ空港のタクシーウェイを走行し、再びRWY32Rにラインナップアンドウェイト。

 しかし離陸せずにRWY32Rを行ったり戻ったりしていましたが、現地時間の午後1時06分に再びラインナップアンドウェイトし、再び大空へ舞い上がりました。地上で何のチェックを行ったのかわかりませんが、4号機がTC取得の新たなチェックを行っていることは間違いなさそうです。




★三菱スペースジェット開発遅れ、中部企業に影 赤字13社に

  

現地時間の8月15日も3号機と4号機が同時にフライト。先に離陸したのは4号機で、現地時間の午前10時09分に離陸し、1時間19分のフライトを行い午前11時28分着陸。


3号機は現地時間の午前10時36分に離陸し、58分のフライトを行い午前11時34分着陸。

2機の着陸時間が6分しか違わなかったので、先に降りた4号機があとから着陸した3号機を待っている様子を確認できました。


その後、現地時間の午後4時24分から39分間、4号機がこの日、2度目のフライトを実施。


三菱スペースジェット開発遅れ、中部企業に影 赤字13社に − 日本経済新聞

 現地時間の8月15日、3号機と4号機が同時にフライト。先に離陸したのは4号機で、現地時間の午前10時09分に離陸し、1時間19分のフライトを行い午前11時28分着陸。3号機は現地時間の午前10時36分に離陸し、58分のフライトを行い午前11時34分着陸。Flightradar24では、2機が続けてグラントカウンティ空港に降りた様子を見ることができました。

 ところで、日本経済新聞が「三菱スペースジェット開発遅れ、中部企業に影 赤字13社に」という記事を掲載。三菱重工の航空機事業部門と取引のある中部企業が苦戦している。愛知・岐阜・三重・静岡・長野県に本社を置くサプライヤー61社のうち、2018年度は13社が最終赤字だった。17年度は11社だった。国産ジェット旅客機「三菱スペースジェット(MSJ)」の開発・納入延期が各社の経営に打撃を与えている。

 岐阜県のある企業は「MSJ向けの表面加工工場で稼働が遅れており、赤字が恒常化している」と話す。商工リサーチは「20年半ばに予定しているMSJの初納入がさらに延期になれば、中部のサプライヤーも経営危機に直面するところが出かねない」と指摘する。

 かなり厳しいニュースです。ここまで協力会社を泣かせ続けた挙句に、さらに北米でM100を製造なんてことになったら、三菱航空機は名古屋から、いや日本から撤退してもらわないといけません。そうなったらもう、「国産初のジェット旅客機」というネーミングも使用禁止です。




★なぜA220は中部でデモフライトを実施したのか・・・MRJの納期遅延が背景に?

  

現地時間の8月14日午前11時35分に離陸し、約1時間でエバレットのペインフィールド空港着陸。また、4号機が飛んだのは8月3日以来のこと。

その直後、日本時間では8月15日早朝ですが、Twitterに4号機がエバレットに着陸したというツイートがされました。早かったですね。


その後、現地時間の午後1時50分にペインフィールド空港を離陸し、午後2時21分にモーゼスレイクのグラントカウンティ空港に戻ってきました。


そして今朝は4号機とほぼ同時に3号機もフライト。現地時間の午前11時37分に離陸し、午後3時08分までの3時間31分のフライトを実施。


なぜA220は中部でデモフライトを実施したのか 特集・日本の100-150席市場を考える − Aviation Wire

 現地時間の8月14日、3号機と4号機がフライト再開。前日の2号機に引き続き、2機がフライトを行ったことで、モーゼスレイクの短い夏休みが終わったようです。

 また、今朝は4号機がボーイングの本拠地であるエバレットのペインフィールド空港に着陸。目的は不明ですが、着陸後1時間ほどで再度離陸し、モーゼスレイクのグラントカウンティ空港に戻ってきました。このときのペインフィールド空港での4号機写真がTwitterに投稿されてました。4号機の最新画像ですので非常に貴重です。

 Aviation Wireが「なぜA220は中部でデモフライトを実施したのか 特集・日本の100-150席市場を考える」という記事を掲載。以前私も同じ疑問を持ちましたが、著者もほぼ同じ目線でこの記事を書かれたようです。結論から先に書くと、セントレアを拠点とする航空会社でA220導入を検討する可能性があるのは、やはりANAの地方路線を運航するANAウイングスではないかとのこと。

 ANAウイングスはB737-700(2クラス120席・以下737)を8機とB737-500(1クラス126席・以下735)を7機、それにDHC-8-Q400(1クラス74席・以下Q400)を24機を保有。このうち、Q400と735をMRJ90(現M90)に置き換える計画だったが、現時点で5度の延期で2020年中ごろの初号機納入となっており、Q400の追加発注やB735の退役延長で遅延をしのいでいる。

 また、関係者の話を総合すると、すでに数年前からANAHDの中期経営計画は、当時のMRJが納期通りに入手できることを前提にはしておらず、仮に再び遅れることがあっても、ANAグループの経営に与える影響が限定的になるよう、安全策を採っているようだ。実際、1機目が納期通りに引き渡されても、2機目以降も順調に納入される保証はない。

 90席クラスのMRJの納入遅延で、やや席数が多い735もあおりを受けているが、機齢20年を超えている現状は、さすがにそろそろ限界だ。そして、国内航空会社の元首脳によると、737は日本の国内線の場合、中途半端な機体サイズなのだという。737の座席数であれば、少し大きい738のほうが採算性がいいと、日本では737があまり受け入れられなかった背景を説明する。

 かつてボンバルディアは、直接の競合機ではないとしながらも、737の後継である737 MAX 7(2クラス138-153席)や、同サイズのエアバス機であるA319neo(2クラス140席)と比べ、Cシリーズは燃料消費量を20%、運航コストを乗客1人あたり18%、整備コストを25%抑えられると説明していた。B737 MAXの墜落事故を除いても、A220は性能面で優位だ。

 A220の性能は当時と大きくは変わっていないので、ボンバルディアが示している通りの性能であれば、現在ANAウイングスがB737-700やB737-500を飛ばしている路線こそ、A220に適した路線といえるだろう。著者は記事の中でこのようにまとめています。

 ということは、MRJの5度目の納期遅れにより、やむを得ず735を延命して運航しているANAウイングスが最有力ということになります。やはりというか、逆に日本の航空会社でA220の導入を検討しているのはANAウイングスしかないとも言えそうです。




★名商がエバレットとモーゼスレイク視察 モーゼスレイクでは2号機がフライト再開

  
 

現地時間の8月13日午後4時前から2号機がフライト。2号機が飛んだのは8月1日以来。

 中日新聞8月14日朝刊に、名古屋商工会議所が7月10日〜18日に米国へ経済交流使節団を派遣し、航空機メーカー、ボーイング社のエバレット工場などを視察した記事が載りました。

 記事によると団長を務めた山本亜土会頭はボーイング側から中部地方はたくさんの部品を供給してもらっている大事な地域との発言もあり、非常に好意的だった」と述べ、関係強化に手応えを示した。使節団はスペースジェット(旧MRJ)の試験拠点も訪問。90席級「M90」の試験飛行の見学や現地幹部との懇談を通じ「いいところまで来ているとの感触を受けた。日本で量産されれば、ボーイング社やエアバスに部品供給するよりも、もっと裾野が広がる」と語った。

 なぜ今頃、1か月近く前の出来事が新聞朝刊に載ったのかわかりませんが、名古屋商工会議所が航空産業の将来に期待と不安を持っていることが、団長を務めた山本亜土会頭への三菱重工インタビューでもにじみ出ています。今まで地元企業に多大なる迷惑をかけ続けている三菱重工と三菱航空機ですので、会頭の声を地元航空関連企業の声として受け止めてほしいと思いました。

 現地時間の8月13日午後4時前から約2時間、2号機がフライトを行っていました。2号機が飛んだのが確認できたのは8月1日以来のことで、4機を合わせても8月3日の4号機以来10日ぶり。夏休みに入ったのも少し早かったですが、これでTCフライト再開なのでしょうか?




★果たしてマルチカラーのスペースジェットが名古屋空港を彩る日が来るのでしょうか?

  

就航10年のFDA、飛躍へ攻勢 三菱航空機の導入も検討 − 日本経済新聞

中日新聞8月9日朝刊に、ちょっと心配な記事がありました。

7月は17回飛行した1号機ですが、8月は1度もまだ飛んでいません。

7月は10回飛行した2号機も、8月は1日に1度飛んだだけ。

3号機は7月も8月も飛行回数0回。1度タクシングしたログがあるだけ。

4号機は7月4回、8月2回。これって順調なのでしょうか?

 日本経済新聞が「就航10年のFDA、飛躍へ攻勢 三菱航空機の導入も検討」という記事を掲載。初就航から10年を迎えたFDAの三輪社長へのインタビュー記事で、三菱スペースジェットの導入もありうるとの考えを示したというもの。

 FDAは全機エンブラエルのERJ175とERJ170を使用していて、三輪社長は「経済的耐用年数を15〜20年とみており、納入までの時間を考えれば、あと2年ほどで次の機材をどうするか考える時期がくる」と指摘した。そのうえで三菱飛行機の90席級の「スペースジェットM90」と70席級の「同M100」について、「座席数から見ればFDAの機材とそう変わらない」と述べ、検討対象になるとの考えを示した。

 ANAとJALがスペースジェットの導入を決めており、M90の1号機納入は20年半ばとなる見通し。三輪社長はパイロットの確保や整備の都合上、機材は統一するのが望ましいとしている。ただ、環境規制の厳格化や燃料価格の動向なども検討して決める必要があるという。

 鈴木与平さんが社長だった頃から何度となく話題になっていますし、三菱航空機の本社と同じ名古屋空港ビルに本拠を構えるFDAですので、当然三菱航空機からの売り込みがあるはず。しかし、今まで歴代のFDA社長は1度も購入を検討とは言っていません。これがスペースジェットの置かれている現状なんだと思いますね。

 モーゼスレイクでのTCフライトについて、やはりすでに夏休みに入ってしまったようです。7月は精力的に飛んでいた飛行試験機たちですが、8月は2号機が1回、4号機が2回飛んだだけ。これが余裕でのことならいいのですが、TCフライトで発見された不具合や改善のための改修が進まず、飛んでも仕方ないから飛んでないなんてことになってなければいいのですが・・・。




★エアバスのA220、セントレアで日本初デモフライト

  

エアバスのA220、中部で日本初デモフライト 快適性アピール − Aviation Wire

三菱重工の4−6月期、事業利益22%増 航空・防衛部門が改善 − 日刊工業新聞

 今週になってスペースジェットのTCフライトが行われていないようです。三菱航空機のチーフパイロットである安村さんが名古屋に帰ってきていることを踏まえると、もしかしてちょっと早い夏休みに入っているのでしょうか。そんなこともあり、今日は三菱スペースジェットとは直接関係ないながらも、ちょっと気になった記事を2つご紹介。

 1つめはエアバス社がボンバルディアから買収して改称したエアバスA220の日本初デモフライトを、セントレアで開催したというニュース。いくつものマスコミが報じしていますが、中にはスペースジェットへの影響を懸念するもののありました。飛行機通御用達のAviation Wireはそのことには触れていませんが、エアバス社が日本初デモフライトをセントレアで行った理由を、この地方の顧客からリクエストがあったたためと紹介している記事もありました。

 それっていったいどこ?ということになるわけですが、わざわざセントレアを指名したということはセントレアを拠点にしている航空会社ということになり、考えられるのは2社。ANA系の「ANAウイングス」とエアアジアグループの「エアアジアジャパン」。ANAウイングスはANAから運航委託されているB737の後継機種としてかもしれませんし、エアアジアジャパンならグループ会社としてA320よりも小型の機種採用を検討していることになります。

 私はスペースジェットのシェアを直接奪うとは思っていませんが、スペースジェットと同じGTFエンジンを搭載している新設計機なので、B737からのサイズダウンでスペースジェットを使用するつもりだったとしたら、間接的に影響があるのかもしれないと思いました。A220と競合するスペースジェットM200は海のものとも山のものともわかりませんので、今は影響なしとしておきましょう。

 2つめは三菱重工の4−6月期の事業利益が22%増となったもので、航空・防衛部門が改善したことによるという内容。この中にはスペースジェットの開発費がピークを過ぎて減少したことも含まれていました。三菱重工は自社の利益をスペースジェットの開発費にずぶずぶと使い続けていたことが、あらためてはっきりしたニュースでもありました。




★三菱重工、スペースジェット納期は20年半ば維持

  

三菱重工、スペースジェット納期は20年半ば維持 − Aviation Wire

「スペースジェットの納入時期変更なし」 三菱重工の決算発表で副社長 − CBC NEWS

国産ジェット旅客機「予定どおり来年半ばに納入」三菱重工 − NHKニュース

 三菱重工の小口正範副社長は8月5日、子会社の三菱航空機が開発中の「三菱スペースジェット(旧MRJ)」の初号機納期について、現在の2020年半ばを見直さない考えを示した。

 5日に都内で開かれた決算会見で、小口副社長は「試験の中では改良するための変更は起こりうるし、そのために飛行試験を実施している。すべてが問題なしとは言わないが、大きな線では予定通り進んでいるとの認識だ」と述べ、一部で指摘されている飛行試験の遅延に伴う6度目の延期の可能性を否定した。

 本当にそうならいいのですが、あのボーイング787ですら、設計変更により飛行試験をやり直してTCを取得しているのですから、今のようなギリギリのスケジュールでは予断を許さない状況に変わりないと思いますけどね。




★M100にはどのような営業経済学が必要ですか?

  

What operating economics does the M100 need to deliver? − AirInsight

“The typical impression of flying on an aircraft in the regional sector is that it's cramped and uncomfortable, and that you're not able to take your baggage." #SpaceJet is changing that.


現地時間の8月3日は午前8時35分から9時32分まで4号機がフライト実施。早朝から飛んだわりには飛行時間は短かったようです。単なるチェックフライトでしょうか。

 AirInsightという海外サイトが「What operating economics does the M100 need to deliver?(M100にはどのような営業経済学が必要ですか?)という記事を掲載。翻訳すると以下のような内容でした。

 市場の注目を集めるために、M100は飛行時間あたりの全体的な節約量の約20%を提供すると予想されます。これは三菱が飛行時間あたり730ドルの運用コストを提供する必要があることを意味します。彼らはそこに着くことができますか? 簡単ではありません。

 もう1つ、 Patrick Henzさんが“The typical impression of flying on an aircraft in the regional sector is that it's cramped and uncomfortable, and that you're not able to take your baggage." #SpaceJet is changing that.「リージョナルジェットで飛ぶことの典型的な印象はそれが窮屈で不快であり、そしてあなたはあなたの手荷物を取ることができないということです。SpaceJetはそれを変えています。」とツイート。

 リンクされたFINNのサイトには「Mitsubishi’s SpaceJet aims to shake up the regional market(三菱のSpaceJetはリージョナルジェット市場の活性化を目指しています)という記事を掲載。SpaceJetファミリー(以前は三菱リージョナルジェットと呼ばれていました)と共に、三菱はリージョナルジェット市場で物事を揺さぶることを目指しています。
 




★あいち航空ミュージアム「MRJからSpace Jetへ」

  

☆講話のご案内☆
8月4日(日)13時30〜14時30分
「MRJからSpace Jetへ」 ...
講師:三菱航空機(株)MRJチーフテストパイロット 安村佳之氏
Space Jet(MRJ)の最近の進捗や将来展望についてのお話がきけますよ!

ちなみにですが、安村氏はMRJ1号機初飛行の機長を担当されました。他にも飛行経験機種は約45機種とのこと!
・・・色々な飛行機についてのお話もきいてみたいな。

入館料のみで参加できるので、皆さまぜひ来てくださいね♪
#あいち航空ミュージアム #夏休みイベント愛知#MRJ#SpaceJet #講話#テストパイロット#8月4日




★FDA社長「スペースジェットM100」導入検討へ 「スペースジェット」6度目の納期延期か

  

FDA社長、国産ジェットの導入検討へ 神戸路線拡充も目標 − SankeiBiz

三菱航空機の命運握る次世代機の開発始まる、「新技術を投入」 − 日経xTECH

「スペースジェット」の納入時期が遅れる可能性 6度目の延期か − CBC NEWS


現地時間の8月1日はまず2号機がお昼頃からフライト実施。残念ながらFlightradar24の飛行データは1時間ほどで終わってしまいました。


その後、現地時間の午後2時から4号機がフライト実施。ようやく4号機が本格的なTCフライトに復帰したようです。


4号機が着陸したのち、午後5時過ぎから2号機がこの日2度目のフライト実施。

 FDAの三輪徳泰社長が共同通信のインタビューで、三菱スペースジェットの新機種「M100」について、将来的な導入を検討する方針を示した。三菱航空機が2023年に投入予定のM100は座席数が70席程度で、三輪社長は「設計が新しく燃費も良さそうだ」と指摘。当面は現在保有するブラジル大手エンブラエルの機体を活用するが、機体の更新時期のタイミングなどでの導入を検討するとした。

 このニュース、ちょっとおかしいんです。どこがおかしいかというと、FDAは当初76人乗りのERJ170を4機導入、その後機材を大型化することになり、現在導入中の機材はすべて84人乗りのERJ175。全機をERJ175に統一することを目指しているのに、スペースジェットは70席級のM100を検討?どこまで信じていいのか、ちょっと疑問符の付くニュースです。

 日経xTECHが2日連続で似たような記事を掲載したのですが、今回は「三菱航空機の命運握る次世代機の開発始まる」というタイトル。SpaceJet事業の命運を握るのが、次期モデルであるSpaceJet M100である。今後は「SpaceJet M100が主力モデル」となり、三菱航空機の水谷社長は「単にMRJ90の胴体を短くするのではなく、新技術を投入した機体を考えている」と語っていた。

 ここで重要となるのが、これまでの開発で得た資産をどこまで生かし、M100としてどの部分を新規開発するかの見極めだ。資産としてはM90だけでなく、旧MRJ70も含まれる。例えば、現時点では中断しているものの、MRJ70として2機(8号機と9号機)が組み立て作業に入っていた。しかし、MRJ70は全長が33.4mだったがM100は34.5mとサイズが異なるため、M100としての試験に活用できるかは未定。

 三菱重工と三菱航空機では、こういった点も含めてM100の仕様や開発の進め方について詳細な検討を進めている段階。ただし、決定が遅れればそれだけ残された時間も少なくなる。この見極めの精度がM100、ひいてはSpaceJet事業の成否に大きく影響しそうだと締めくくっています。

 また出ましたね、納期延期可能性のニュース。前日のメーテレのニュースではそこまで報じていなかったのに、CBCでは6度目の延期の可能性まで言及。三菱航空機がどのくらい影響があるか検討中と回答したようで、また日本のマスコミによる新たなスペースジェット叩きが始まりそうな予感。




★カレンダーは今日から8月

  

カレンダーは今日から8月。


現地時間の7月31日は2号機がフライト実施。午前10時過ぎから3時間近く飛びましたが、今朝はレジも表示されませんでした。

国産旅客機「SpaceJet」の命運握る北米市場向け「M100」− 日経 xTECH

国内初のジェット旅客機「スペースジェット」試験機製造に遅れ 部品の納入遅れなどで − メ〜テレ 失礼ですが今頃わかったの?ってなニュースです。

 カレンダーは今日から8月。6月に突然MRJが三菱スペースジェットに改称して以来、カレンダーをめくるときや、1/200のモデルプレーンを見るとき、「何で今更、名称替えるかなぁ・・・」と、ひとり恨み節をつぶやいています。多分、この想いを共有している元MRJ好きの飛行機マニアが、日本には大勢いると思います。

 日経 xTECHが「国産旅客機『SpaceJet』の命運握る北米市場向け『M100』」という記事を掲載。前半は三菱重工が2019年7月12日に開催した「2019年度事業戦略説明会」で明らかにした現状と今後の見通しについて書かれているだけで、大した収穫はありません。しかし、1ページ目の後半部分に書かれている飛行試験機の追加に関する部分は、ちょっと新しい情報が含まれていました。

 かねてより、2017年の設計変更に対応した飛行試験機を追加投入する予定だったが、この追加分を従来の2機から3機へと増やし、試験実施体制の強化を図る。まずは飛行試験機10号機を今秋には日本で飛ばした後、米国での試験に供する。その後、7号機と11号機を追加する計画だ。従来の1〜4号機に加えて、最大7機体制を取れる。

 「〜号機」の数字は製造開始の順番で付けられている。一方、登録記号は国土交通省に登録された順番を示している。なお、1号機の前に機体構造試験機(静強度試験用)、同(疲労強度試験用)の2機が製造されている。顧客に納入する量産初号機は現時点で未定(顧客と調整中)である。

 10号機はTC取得のためのさまざまな計測装置などを組み込んだ機体になるため、顧客へ納入するとは考えにくい。ただし、7号機と11号機は顧客へ納入する可能性がある。一方で、初号機納入に向けたカスタマーサポート体制の整備も進める。ローンチカスタマーであるANAとの間で「部品や予備部品の在庫、供給体制などについて顧客のアドバイスをもらいながら準備を進めている」。

 ANAへ納入する量産初号機になるのは、7号機それとも11号機?はたまた現在製造中の新造機?




★現地時間7月30日午後、3号機がエプロンに現れるも

  

現地時間の7月30日午後、3号機がFlightradar24に現れました。

 現地時間の7月30日お昼頃から3号機がモーゼスレイク・グラントカウンティ空港の三菱ハンガー前に出てきました。正確にはFlightradar24に3号機のアイコンが表示されたと言うべきかもしれませんけど。

 しばらく観察していたのですが、3号機は同じ位置で転回しているのか、それともこれは3号機のADB-Sの単なる試験なのかはわかりません、最近は夕方からでもフライトが行われるのでまだわかりませんが、今日は3号機を含め、1機もフライトは行われないかもしれませんね。




★現地時間7月29日午後、2号機と4号機がフライト

  

現地時間の7月29日午後、2号機がフライト実施。


その後、現地時間の午後3時50分から4号機がフライト実施。

 現地時間の7月29日お昼頃から2号機がフライト実施。今日の2号機は離陸後24,000ftまで上昇したのち、38,000ftまで再び上昇。飛行時間が2時間を過ぎた頃からモーゼスレイク近郊に戻り、今度は12,000ft前後まで降下し30分ほどのフライトを行っていました。そのため今日は前半が38,000ft、後半が12,000ftと大きく高度を変更してのフライトとなりました。

 その後、現地時間の午後3時50分から午後4時45分までの56分間、今度は4号機がフライト。今日は12,500ftまで上昇してモーゼスレイク近郊を短時間飛んだだけで戻ってきました。4号機はどんなチェックをしていたのでしょうか。

 パリ・エアショーののち、しばらくはスペースジェット関連のニュースがありましたが、このところ新しい情報も途絶えたまま。三菱航空機のTwitterも全くつぶやかなくなってしまいました。せっかく公式Twitter開設したのですから、モーゼスレイクでのTC状況をツイートしてくれてもいいのに・・・。




★現地時間7月27日、2号機と4号機がフライト

  

現地時間の7月27日午後、2号機がフライト実施。


その後、現地時間の7月27日午後7時前に4号機が出てきて、珍しく地上走行チェック。


そして午後7時37分から午後8時18分までの41分間、ショートフライト実施。

 現地時間の7月27日午後2時前から午後5時近くまで、2号機がフライト実施。2号機がフライトしたのをFlightradar24で確認できたのは22日以来、5日ぶり。今日は離陸後24,000ftで飛行したのち再び上昇。一時、38,500ft付近を上がったり下がったりしていました。

 その後、現地時間の午後7時前に4号機がエプロンに出てきて、しばらく地上走行を実施。そして午後7時37分に離陸し午後8時18分着陸。モーゼスレイクで地上走行試験を行うのは珍しいこと。いったい今日の4号機は、どんなチェックを行ったのでしょうか。


 最近のモーゼスレイクでのフライトのパターンが読めなくなりました。TC取得に問題があるわけではないと思いますが、フライトが不規則になると、何となく不安に感じてしまいますね。




★現地時間7月26日午後、4号機がショートフライト 3号機も久しぶりにFlightradar24に現る

  

現地時間の7月26日午後、4号機が改修後2度目のフライト実施。


そして現地時間の7月26日午後4時過ぎ、久しぶりに3号機がFlightradar24に現れました。

 現地時間の7月26日午後3時13分から46分までの33分間、4号機がフライト実施。離陸後15,000ftまで上昇し、10分程度の水平飛行ののちに降下を開始しているので、この日のフライトは離陸か着陸のチェックでも行ったのでしょうか。

 その後、午後4時過ぎになって、
Flightradar24に3号機のデータが表示されました。全く動いていないので、ハンガーから出してエンジンを掛けたのか、それともADB-Sのトラポンのチェックを行っただけなのかは不明。いずれにせよ、3号機がフライトを再開するのは近そうです。

 このように、3号機と4号機にはADB-Sが搭載されているので、ADB-Sのスイッチを入れたのちは、地上でのタクシングから到着後にスイッチを切るまで、ずっとデータが表示されるので非常にうれしいです。1号機と2号機にもADB-Sが搭載されたらいいのですけどね。




★現地時間7月25日朝、1号機がフライトするも・・・

  

現地時間の7月25日午前6時時頃から1号機がフライト。しかし・・・。


Flightradar24のフライトデータが以前のように断片しかありませんでした。

 いやー、恐れていた事態になりました。現地時間の7月25日午前6時頃から1号機がフライトするものの、Flightradar24にはわずか数分間分のフライトデータしか残りませんでした。

 一時、非常に多くのフライトデータが表示されていたのに、以前のような断片状態に戻ってしまったようです。MLATのシステムから察すると、1号機からのトラポン信号を受信する地上サイトが少なくなってしまったのでしょうか。



★現地時間7月24日午後、1号機がフライト

  

現地時間の7月24日午後1時頃から1号機がフライト。今週は1日おきに飛んでいます。


約2時間のフライトを行い、午後3時15分過ぎに戻ってきました。

現地時間の7月11日から15日までの1週間はADB-S搭載機並みのフライトデータが表示されていたのに、19日以降は登録レジしか表示されなくなってしまいました。

 現地時間の7月24日は午後1時頃から約2時間、1号機がフライト実施。離陸後すぐに20,000ftから10,000ftまで一気に降下したのち37,000ftまで上昇。モンタナ州の山中で延々と旋回。これはよくあるフライトコースでもありますが、離陸後すぐの10,000ftもの急降下は何だったのでしょう?

 もう1つ気になったのはFlightradar24の飛行データ。7月9日以降、コールサインに使用しているレジや離着陸空港が表示されるようになり、一時はADB-S搭載機と遜色ない状態になっていたのに、17日以降はレジ以外表示されなくなってしまいました。

 これが地上サイトでの受信状況の違いだけなのか、それとも何かほかの要因があるのか、今私たちがスペースジェットのTCフライトをウオッチできる唯一の手段だけに、今後がとても気になります。




★現地時間7月23日モーゼスレイクではフライトなし、名古屋では炎天下で5号機が

  

7月24日(水)名古屋空港に隣接する三菱エプロンでは、5号機が炎天下にも関わらず屋外作業実施。


これは現地時間7月22日のフライトデータですが、当日はFlightradar24に1号機の写真が表示されませんでしたが、翌日になったら表示されるようになっていました。

 現地時間の7月23日はモーゼスレイクでのフライトは確認できませんでした。最近1号機と2号機のフライトデータがまた不安定になってきているので、もしかしたらFlightradar24に表示されなかっただけかもしれませんけどね。

 しかし、名古屋空港に隣接する三菱エプロンでは、炎天下にも関わらず、5号機が作業を行ったようです。まだエンジンを回すなどの地上試験を行っているわけではなく、燃料を機体に送る程度のようです。なごやんさん、いつも情報ありがとうございます。それにしても、不憫な5号機の今後が気になります。




★現地時間7月22日、1号機と2号機がフライト

  

現地時間7月22日お昼頃からフライト実施。なぜか今日はFlightradar24に1号機の写真が表示されませんでした。


そして現地時間の午後5時前から2号機がフライト。途中、対地速度650knt(時速1,170km)という高速で飛んでいました。

あいち航空ミュージアム、夏休み講話イベント MRJの試験進捗など − FlyTeam ニュース

久しぶりにこんなアングルでスペースジェットに変わったMRJを見たいですね。

Royal S Kingさんのツイートなのですが、B737MAXのことよりも、モーゼスレイク・グラントカウンティ空港にこれほどのボーイング機が駐機してあることが意外でした。

 現地時間の7月22日は1号機と2号機がフライト実施。先に飛んだのは1号機で、正確な離着陸時間はわかりませんが、お昼頃離陸し、およそ2時間のフライトを行ったようです。

 2号機が飛んだのは現地時間の午後4時過ぎで、今日の2号機は普段よりもハイスピードでフライトを行っていました。途中、対地速度650knt(時速1,170km)という高速で飛んでいました。もちろんこんな早く飛べるわけはないので、追い風に乗ってのことですけど。

 あいち航空ミュージアムで2019年7月28日(日)と8月4日(日)に講話イベントが開催されるようです。このうち、8月4日(日)は三菱航空機のMRJチーフテストパイロットの安村佳之さんによる「MRJからSpace Jet(スペースジェット)へ」を開催。この講話では、Space Jet(MRJ)の飛行試験の進捗や、将来の展望などについて聞くことができるそうです。

 会場は1階フライングボックス前ステージで、開催時間は13時30分から14時30分。予約は不要で入館料のみで参加可能。これは行くっきゃないですね。

 こんな記事を書いていたら、Twitterで見つけた2号機の正面写真がやけに懐かしく感じました。名古屋空港で最後にMRJのフライトをを見てから早や2年。もう懐かしさを覚えるほどの時間が過ぎてしまいました。早くJA26MJとJA27MJが飛行試験を行ってほしいものです。




★現地時間7月20日1号機と4号機がフライト 久しぶりに4号機写真がTwitterに投稿

  

現地時間7月20日午前6時前から1号機がフライト実施。向かったのは太平洋。


Flightradar24に再び表示されたのは午前8時50分で、この日は3時間半ほどのフライトでモーゼスレイクへ。


その後、現地時間の午後4時15分から4号機がフライト。4号機が飛んだのが確認できたのは5月20日以来2か月ぶり。

Royal S Kingさんが現地時間7月19日に試験を終えて片付けられる4号機写真を投稿。

次期戦闘機「F3」、三菱重工が要素技術の獲得完了 小型旅客機の事業化も急ぐ − ニュースイッチ

 Royal S Kingさんが「モーゼスレイクでスペースジェットの開発に熱心に取り組んでいる三菱航空機 - これは19日のテスト後に片付けられているJA24MJ」というコメントを付けて、4号機の最新写真をツイートしてくれました。

 実はどうしてモーゼスレイクでのテスト風景や地上写真がTwitterや航空マニア系のサイトに出回らないのか、もしかしたらモーゼスレイク・グラントカウンティ空港って、空港の外からは撮影できないくらい滑走路やエプロンが遠いのかと思っていました。

 こうして数は少ないものの、現地での元MRJの飛行試験機を見られると安心しますね。そして3号機以外の3機のカラーリングが、この先どうなるのかも気になるところ。

 現地時間7月20日早朝、1号機が太平洋までフライト実施。推定離陸時間は午前6時前で、約40分後に太平洋に出るところでFlightradar24からいったん消え、それから2時間20分後に再びFlightradar24に表示されて、現地時間の午前9時30分過ぎにモーゼスレイクへ戻ってきました。

 これがADB-S搭載機だったら、もっと詳細な飛行ログが残るのですが、MLATの1号機ではこれが限界ですね。洋上でどんなテストをやってきたのか、せめて飛行ログだけでも見たいところ。それにしても今日のフライトは早朝からでしたね。なぜこんなに早く飛んだのでしょうか?

 その後、現地時間の午後4時15分から午後6時26分までの2時間11分間、4号機がフライト実施。4号機のフライトが確認できたのは5月20日以来のこと。しかし、飛行ログはないものの、前日である19日にも何らかのテストを行ったようです。そのあとで片付けられた写真がRoyal S Kingさんがツイートしたものなのでしょう。


 もう1点、ニュースイッチが「次期戦闘機『F3』、三菱重工が要素技術の獲得完了 小型旅客機の事業化も急ぐ」という記事を掲載。F3はこの際置いておくとして、スペースジェットについては、90席級のM90よりも、76席級のM100のほうが市場性はより大きいと見ており、M90納入先のJAL、ANAの動向を見極めつつ、開発の準備を進める。投入時期は23年を見込む。

 これは国内需要でいえば、JALの子会社ジェイ・エアが76席級のエンブラエルERJ170を使用していることや、ANAのグループ会社エアーセントラルがボンバルディアDHC8-Q400を使用しているからでしょう。国内2社がM90(MRJ90)からM100への変更を希望したら、開発を早めるのでしょうか。




★MRJ改めスペースジェット、改名機に離陸できるか

  

現地時間7月19日午前9時30分頃から1号機がフライト実施。

MRJ改めスペースジェット、改名機に離陸できるか −産経新聞iza

 現地時間の7月19日午前9時30分頃から約2時間、1号機がフライト実施。先週までは1号機か2号機のどちらかが毎日フライトしていましたが、今週はそれが1日おきになっているようで、ちょっとテストのペースが落ちているのではと感じます。

 それともう1つ、先週はADB-S搭載機のように離着陸情報が表示されたのに、今週はそれが少しずつ減ってしまい、今朝のフライトでは離着陸空港とも表示されなくなってしまいました。また先週のような状態に戻ってほしいところです。

 産経新聞izaが「MRJ改めスペースジェット、改名機に離陸できるか」という記事を掲載。記事に新たな情報はありませんが、三菱スペースジェットの置かれている現状をわかりやすく紹介しています。今は受注を増やすことよりも、まずはM90の確実なTC取得を目指すべきでしょうね。




★現地時間7月17日、1号機がフライト

  

現地時間7月17日午後2時前から1号機がフライト実施。

 現地時間の7月17日午後2時前から1号機がフライト。ワシントン州の天気予報は今日も雨の予報だったので、昨日に続き飛ばないのかと思っていましたが、午後2時前に離陸し、高度38,000ft以上へ。その後、少しずつ高度を下げながらクルージング。

 モーゼスレイクでのTCフライトの進捗がわかりませんが、現在フライトを実施しているのは1号機と2号機のみ。3号機と4号機はもともと飛行試験の内容が1号機、2号機とは異なっているはずなので、おそらく新たな試験を行うための準備期間なのだと思います。特に「Shinobi」とネーミングされた4号機の復帰が楽しみです。




★試験飛行が3000時間を超えたSpaceJet、2020年に飛翔するか

  

試験飛行が3000時間を超えたSpaceJet、2020年に飛翔するか - MONOist(モノイスト)

 今朝は日本時間の17日午前6時30分時点で、モーゼスレイクでのTCフライトは確認できていません。ワシントン州の16日は午後から雨の予報なので、今日は飛ばないと思われます。

 MONOist(モノイスト)が「試験飛行が3000時間を超えたSpaceJet、2020年に飛翔するか」という記事を掲載。今まで報道されなかった新しい情報がありました。

 米国ワシントン州モーゼスレイクで4機体制により実施中の試験飛行は2019年6月末の時点で累計3000時間を超え、これまでエンジン&APU(補助動力装置)、極寒、防氷システム、燃料、アビオニクスの領域でTC試験を進行、完了したという。また、名古屋で行っている疲労強度試験は、同年7月4日に1万サイクルを超えTC取得要件を満たしたことも明かした。

 同社は試験体制強化のため飛行試験機を追加投入するとし、最大7機体制でTC取得に向けて試験飛行を継続する。また、操縦士養成に向けたフライトシミュレーターも開発を進め、ANAへ納入したとする。

 かなり重要な部分だと思うのですが、なぜ今までこれらが記事にならなかったのか不思議です。あのAviation Wireですら掲載していなかったのですから。




★現地時間7月15日、1号機がフライト

  

現地時間7月15日午後2時12分から1号機がフライト実施。

 現地時間の7月15日午後2時12分から1号機がフライト。今朝は飛ばないのかと思っていましたが、日本時間の16日午前6時過ぎにようやく1号機がエアボーン。Flightradar24で毎日モーゼスレイクでのフライトをウォッチしていても、離陸時間やフライトする試験機に規則性は見つかりません。単に準備時間の関係で離陸時間が異なるだけかもしれませんけどね。

 昨日、ついにこのコンテンツのタイトルを変更しました。「MRJ大好き」を作って今年で5年目。急にMRJを三菱スペースジェットに変更されてしまってどうしようと悩んでいましたが、やはりいつまでのMRJではいけないと思って決断しました。長年使ってきたお手製のバナーを外すのは残念ですが、三菱スペースジェットの将来に期待しエールを送ることにします。




★現地時間7月14日、2号機がサンデーフライト

  

現地時間7月14日午後0時44分から2号機がフライト実施。着陸は午後3時10分で飛行時間は2時間36分でした。

「三菱MRJ」改称「三菱スペースジェット」は量産体制へ、ボンバルデイア[CRJ]プログラムを買収 − TOKYO EXPRESS

[社説]航空機の競争力高める買収に − 日本経済新聞

Mitsubishi Aircraft Rebrands MRJ as SpaceJet – AINtv

 現地時間の7月14日午後0時44分から2号機がサンデーフライト。先日の三菱重工による2019年度事業戦略説明会では、モーゼスレイクでのTCフライトについての最新情報報告はなかったようですが、1号機と2号機が改修を終えてフライトに復帰したことで、さらなる加速が期待できる状況ではないかと思います。

 その反面、以前は2019年6月に初飛行と説明していた追加試験機でしたが、結局またまた秋に初飛行を順延。2015年の初飛行のときからずっとそうなので、あまり驚きはしませんが、こういったひとつひとつの遅れが、塵も積もってすでに7年の遅れを生んでいるわけですので、これ以上の遅れにつながらないことを祈らずにはいられません。

 TOKYO EXPRESSが「『三菱MRJ』改称『三菱スペースジェット』は量産体制へ、―ボンバルデイア[CRJ]プログラムを買収―」という記事を掲載。私は以前からTOKYO EXPRESSの記事が好きですが、今回の記事もニュートラルで非常にいい内容にまとめられています。掲載された写真もGood。

 いっぽう、ずっと批判記事を掲載し続けている日本経済新聞が「[社説]航空機の競争力高める買収に」を掲載。今回は社説ということもあってか、普段の記事に見るような痛烈は批判はなく、これまたニュートラルな内容と思いました。

 しばらくYouTube動画をチェックしていなかったのですが、AINtvが「Mitsubishi Aircraft Rebrands MRJ as SpaceJet(三菱航空機がSpaceJetとしてMRJをブランド変更)という動画ニュースを配信していました。あまり動画が公開されないスペースジェットですので、貴重な動く3号機動画を見ることができました。




★現地時間7月13日、1号機がフライト

  

現地時間7月13日午前11時43分から午後1時19分まで、1号機がフライト実施。

 現地時間の7月13日午前11時43分から午後1時19分までの1時間36分間、1号機がフライト実施。この日は前日のロングフライトと違い、1時間36分のちょっと短いフライトタイムで着陸。ただ、離陸後一気に39,000ft近くまでの上昇し、その後10,000ftまで高度を下げて低空を飛んだので、Flightradar24の飛行軌跡は低空の水色から、黄緑、青、そして高高度の紫まで、きれいに色分けされてきれいでした。

 ADB-Sを搭載していない1号機と2号機の飛行データが、離陸から着陸まで表示されるようになったのが現地時間の7月11日。MLATは航空機が飛行中に発するのトラポン信号を、地上3か所のサイトで受信して、位置を特定して表示するというものだそうですので、考えらえるのは、それまでは3か所で受信できる区域が限定されていたのが、7月11日にモーゼスレイク周辺をエリア内として網羅できるようになったということ。

 詳しいことはわかりませんが、ADB-S搭載機のような地上にいる間の情報はないものの、飛行中のデータはほぼFlightradar24で表示されるようになったことはうれしい限りです。




★三菱スペースジェット、飛行試験機を最大7機に 秋に1機追加

  

現地時間7月12日、久しぶりに1号機と2号機がランデブーフライト実施。


1号機は午前10時51分に離陸し、高度37,000ftをクルージング。 着陸は午後4時10分で、飛行時間は5時間18分。超ロングフライトでしたね。


2号機は午前11時57分に離陸し、20,000ftから順次飛行高度を上昇してフライト。着陸は先に飛んだ1号機よりも前の午後3時49分で、飛行時間は3時間52分でした。

三菱スペースジェット、飛行試験機を最大7機に 秋に1機追加 −Aviation Wire


三菱重工、初号機納入へ体制強化 スペースジェット早期認証取得へ − 共同通信

三菱重工、2019年度事業戦略説明会。スペースジェットはTC試験向けに10号機、7号機、11号機を組み立て中 10号機はまもなく完成 - トラベル Watch

最近、三菱エプロンに出てくることの多い5号機は、地上試験専用なのでしょうか?

 現地時間の7月12日は、久しぶりに1号機と2号機が同時にフライト実施。先に飛んだのは1号機で、現地時間午前10時51分に離陸。2号機はそれから約1時間後の午前11時57分に離陸。Flightradar24で2機のランデブーフライトを見ることができました。

 1号機はこの日、37,000ftをクルージングし、午後4時10分に着陸するまで、5時間以上のフライト実施。これはアメリカ大陸を東西に横断する距離に等しいので、そういったシミュレーションで飛んでいたのかもしれません。

 2号機は1号機よりは短めの3時間52分で着陸。テストの内容が1号機とは異なっているようで、この日の2号機は高度を変えながらフライトを続けていました。どちらもADB-S搭載機並みの飛行データが表示されたので、Flightradar24でのチェックに依存するしかない現状では、非常にありがたいことです。

 三菱重工が7月12日に都内で2019年度事業戦略説明会を実施。そのうち「航空・防衛・宇宙ドメイン」の説明で、三菱航空機が開発を進める国産ジェット機「三菱スペースジェット」について言及。各社の記事をまとめると、三菱重工は初号機納入に向けた最大の関門である国の認証「型式証明」を取得するための体制を強化すると明らかにした。

 初号機の納入時期が2020年半ばに迫る中、型式取得に必要な試験飛行時間を確保するため、飛行試験機を現行の4機から最大7機に増強する。高口宙之MRJ事業部長は、型式証明の取得が20年になるとの認識を示した上で「技術文書の作成や飛行試験を加速するほか、地上試験をきっちりこなしていく」と強調した。

 飛行試験に追加される機体は7号機(JA26MJ)と10号機(JA27MJ)、それに11号機(現時点で登録レジなし)の3機を充当する可能性が高く、10号機は秋ごろから国内で飛行試験を始め、米国の飛行試験拠点があるワシントン州モーゼスレイクへ持ち込む。

 飛行試験機を4機から最大7機へ増強し、飛行試験を加速するほか、地上試験をきっちりこなしていくということは、地上試験を行うのがANAカラーの5号機こと、JA25MJということでしょう。やはり5号機は飛べないまま、あいち航空ミュージアム入りでしょうか?




★現地時間7月11日、1号機が2度のフライト 一瞬ADB-Sを搭載したのかと・・・

  

現地時間7月11日午前8時03分から9時21分まで、1号機がフライト実施。


そして現地時間午後1時45分から、この日2度目のフライト実施。

MRJ関連 近況まとめ − Naviation Japan

 現地時間の7月11日午前8時03分から9時21分までの1時間18分間、1号機がフライト実施。今朝のフライトをFlightradar24でチェックしたとき、一瞬「あれ、1号機にADB-Sが搭載された?」と思ってしまいました。

 こうして毎日Flightradar24でフライト状況をチェックしていて、ADB-Sを搭載していない1号機と2号機で、今日のフライトのように離着陸時間と空港の3レターが表示され、飛行時間や飛行距離が表示されたのはこれが初ではないかと思います。

 しかし、よく見ると機体レジが表示されていないし、航空機情報バー最下部には「MLAT」と表示されているので、MLATでもこのようにADB-S並みのデータを表示できることもあるようです。わずか数分しか表示されないこともあれば、こうしてほぼ飛行データすべてが表示されることもあり、いったい何が違うとここまでの差が出るのでしょうか。

 今日のフライトはちょっと短いなあと思っていたら、やはり午後から2度目のフライトが行われました。この日2度目のフライトでは1度目では表示されなかった機体登録レジ も表示され、まるでADB-S搭載機のように表示されました。おもしろいですね。

 Naviation Japanが「MRJ関連 近況まとめ」という記事を掲載。報道機関ではないサイトでの記事を読むのはおもしろいと感じます。それにしても、MRJなのかMSJなのか、スペースジェットなのか、名称の書き方も未だマチマチ。私もまだ、自分のコンテンツをMRJのままにしています。




★日本時間7月10日、三菱エプロンに5号機現る まさかの飛行試験準備か?

  

7月10日(水)、名古屋空港に隣接する三菱エプロンに5号機が姿を現しました。

 7月10日(水)、名古屋空港に隣接する三菱エプロンに、久しぶりに5号機が姿を現したようです。実は数日前から燃料循環装置の設置準備が行われていて、もしや26MJか27MJが出てくるのではと思っていたのですが、出てきたのはまさかの5号機でした。

 5号機が前回目撃されたのが約1か月前の6月4日で、その際はまだ主翼付け根部分のカバーが外され、エンジンのカウルも装着されていなかったので、このままあいち航空ミュージアムに展示されてしまうのではと思ったくらいでした。

 しかし、こうして燃料を入れて飛行試験の準備と思われるフェーズに入ったということは、5号機は当初の予定どおり、オートパイロットの試験とパイロットトレーニング用に使用する可能性が出てきました。

 写真はFacebookの非公開グループ「MRJファンネット」に掲載されたもので、リンクを張ってご紹介したいところですが、Facebookは個人情報を公開しているSNSなので、ここではスクリーンショットのみに留めさせていただきます。




★現地時間7月9日、1号機が37,000ftをクルージング

  

現地時間の7月9日午後2時頃から、1号機がフライト実施。

 現地時間の7月9日午後2時頃、1号機がフライト実施。今日の1号機は離陸後一気に上昇し、高度37,0000ftに達したところで水平飛行に移りました。その後、午後7時過ぎまで5時間以上もの間、高度37,0000ftをクルージングし続けました。

 MRJもといMSJはフェリーフライト等でエンルートを飛行する際、高度27,000ftを飛行することが多かったのですが、昨日の夕方に続き今日も1号機がそれよりも10,000ftも高い上空を飛び続けていることに注目しています。




★現地時間7月8日、2号機が大改修後4回目のフライト実施

  

現地時間の7月8日午後1時頃から、2号機がフライト実施。


その後、現地時間の7月8日午後5時頃から、1号機がフライト実施。

 現地時間の7月8日午後1時頃、2号機がフライト実施。今日はフライトがないのかと思っていましたが、日本時間の9日午前5時過ぎになって、Flightradar24に2号機が表示されました。2号機が飛ぶのは大改修後、これで4回目となります。

 今日の2号機は離陸して15,000ftまで上昇後、ほぼ同じ高度を保ってモーゼスレイク近郊を飛行したのち、30,000ft、35000ftと徐々に高度を上げてクルージング。今日のフライトの目的ですが、もしかしたら新設計したフェアリングの飛行特性をチェックしているのかもしれません。

 あとになって離陸空港であるMWHと離陸時間が表示されたのですが、表示された離陸時間は午後1時38分で、実際の離陸時間よりも30分以上遅い時間になっていました。MLATのデータはいい加減ですね。

 今日はその後、夕方午後5時頃から1号機もフライト実施。1号機は37,000ftをクルージングし、午後6時過ぎに着陸したもよう。




★現地時間7月7日、2号機がサンデーフライト

  

現地時間の7月7日午前10時31分から、2号機がサンデーフライト実施。

どうなる?日の丸ジェット開発 ライバル企業を買収した三菱重工の狙いとは

 現地時間の7月7日午前、2号機がフライト実施。2号機にはADB-Sが搭載されておらず、MLATのあいまいなデータなので、普段は離着陸空港名や離着陸時間は表示されないのですが、最近時折、2号機のフライトで表示されることがあります。

 今朝の2号機は日本時間8日午前3時41分、現地時間の7月7日午前10時31分、モーゼスレイク・グラントカウンティ空港を離陸し、午後1時30分過ぎまでの3時間以上を飛び続けていました。2号機は改修後どんな目的で飛んでいるのか、三菱航空機が自社の公式Twitterで紹介してほしいところです。

 Yahoo!ニュースのTHE PAGEが「どうなる?日の丸ジェット開発 ライバル企業を買収した三菱重工の狙いとは」という記事を掲載。特に目新しい情報はなく、一般視聴者向けのニュースでしたが、ANAカラー時代の3号機写真が使われていたので、ちょっと懐かしくリンクしておくことにしました。でも、Yahoo!ニュースだから2週間ほどで元記事はなくなっちゃいますけどね。

 ところで7月6日付の日経記事「三菱航空機 民間ジェット機 量産開始 TC取得なお時間」の内容に誤りはないと思いますが、1つ忘れられていることがあります。それは三菱重工はすでに最終組立工場内で量産機1機を製造中であること。つまり、量産機は記事にある3機と合わせ、2020年末までに4機製造されるわけです。

 すでに製造中の1機は完成後飛行試験を行い、TC取得と同時にANAに引き渡され、東京オリンピックの開会式で飛ぶことになると私は想像しています。パイロットトレーニング用の機体も、当初予定の
飛行試験機JA25MJか、追加製造し日本に残る予定のJA27MJを充てればいいですからね。




★三菱スペースジェットM90のANAへの引き渡しは2020年8月?

  

Mitsubishi and @Safran_Cabin join forces to revolutionize the regional passenger exper(三菱とサフランキャビンが協力して、地域の旅客エキスパーに革命を起こす)

三菱航空機 民間ジェット機 量産開始 TC取得なお時間 − 日本経済新聞

 三菱航空機の公式Twitterが「Mitsubishi and @Safran_Cabin join forces to revolutionize the regional passenger exper」をツイート。内容はRunway Girl Networkの「Safran aims ECOS bin technology at SpaceJet, other aircraft」というツイートをリツイートしたもの。うーん、Twitterなのでリツイートするのはいいですけど、モーゼスレイクでの最新情報とか、もっとオフィシャルらしいツイートしてもらいないものでしょうか。

 日本経済新聞が「三菱航空機 民間ジェット機 量産開始 TC取得なお時間」という記事を掲載。この中で気になったのは、MSJは3月、TC取得の最終手続きに相当する飛行試験に入った。TCは20年前半にも取得し、ANAホールディングスへの初号機納入は同年8月ころになりそうという点。これでは東京オリンピックの開会式に間に合わないじゃないですか。

 量産開始の記述の部分では、TC取得を待って生産すると納入が間に合わない可能性があり、取得手続きと同時に量産を始め、部材の在庫を確保する。三菱重工の飛島工場で胴体の製造に着手し、秋にかけて他の部品も含め、機体全体の最終組み立てに入る。機体の最終組み立てには3か月程度の時間がかかるという。まず3機程度の機体を確保する見通し。

 しかし、三菱航空機に部品や材料を納めるサプライヤーには根強い不安がある。これまで各社は量産準備の計画を伝えられるたびに、設備や人員の工面に奔走し、徒労に終わった経緯があるためだ。MSJの生産のため、数百人を集めた部品メーカーもあったが、過去の延期で従業員の配置転換や削減を余儀なくされた。

 ある部品メーカー幹部は「採用競争もあり、以前のように思うように人手が集まらない」と嘆く。別の部品メーカーからは「もう三菱航空機だけを特別扱いできない」との声も漏れる。三菱航空機は安定した生産体制の構築に向け、度重なる延期で失った部材メーカーの信頼を取り戻す必要がある。

 まあ、当然ですね。




★三菱航空機、M90量産を開始 2020年末まで3機製造

  

三菱航空機、量産を開始 初納入向け準備加速 − 共同通信


現地時間の7月5日午前10時頃から、2号機がフライト実施。


そして2号機と入れ替わるように、午後1時頃から1号機がフライト実施。

 三菱重工は6月、三菱航空機が開発中のスペースジェットM90(旧MRJ90)の量産を始めたことを発表。機体は運航に必要な国の認証取得に向けた最終段階に入っており、2020年半ばに予定する初納入から先を見据え、まずは3機を2020年末までに生産を終えるべく進めていく。ついに量産開始ですね。

 現地時間の7月5日は1号機と2号機がフライトを行いました。先に飛んだのは2号機で、2日連続のフライト。正確な離着陸時間はわかりませんが、午前10時頃離陸し、2時間ほど飛んでいたようです。

 1号機は2号機と入れ替わるように午後1時過ぎに離陸。一時、高度38,000ft以上を飛んでいました。1号機と2号機がどんなチェックフライトを行っているのか不明ですが、MRJがスペースジェットに改称後も、MRJのハウスカラーで飛んでいるのが何だかうれしいのです。




★現地時間7月4日、2号機が超久しぶりにフライト実施

  

現地時間の7月4日午前11時頃から約4時間、2号機がフライト実施。Flightradar24で2号機の飛行ログを見るのは何か月ぶりでしたっけ?

三菱スペースジェットが新展開、あえてボーイングの「虎の尾」を踏む理由 − ダイヤモンド・オンライン

 現地時間の7月4日午前11時過ぎに2号機がフライトに出発。ようやく2号機が飛行試験を再開しました。以前の記者会見でアレックス・ベラミー氏が2号機は大規模改修中と言っていたので、改修を終えてようやく今日、フライトを再開したということになります。

 これほどの期間をかけて行われた改修って、いったい何なのでしょうか?まさか設計変更を反映したとは思えないので、フェアリングの交換?それとも1号機と同じブレーキの強化?こういう情報を公式ウェブサイトか公式Twitterで伝えてほしいですね。

 ダイヤモンド・オンラインが「三菱スペースジェットが新展開、あえてボーイングの「虎の尾」を踏む理由」という記事を掲載。このところ、旧MRJ70だったM100にばかり脚光を浴びていましたが、この記事では100人乗りのM200について触れた珍しい記事です。

 記者はそれを「ボーイングの虎の尾を踏む」と書いているわけですが、ボーイングにも現在は100人級ジェットは存在せず、エアバスに対抗するため、ボンバルディアの買収に踏み切ったもの。

 将来、三菱航空機がM200の開発を決定したとしたら、そのときは小型リージョナルジェット市場でボーイングVSエアバスVS三菱航空機という3つ巴戦争勃発かもしれませんね。




★現地時間7月3日、1号機が3日連続でフライト

  

現地時間の7月3日は午前9時過ぎ1号機がフライト実施。これで3日連続で1号機がフライトを行いました。

三菱航空機のTwitterにはかなりガッカリ。

 現地時間の7月3日午前9時過ぎに1号機がフライトに出発。正確な離着陸時間はわかりませんが、Flightradar24にはお昼前までの約2時間の飛行ログが残っていました。

 同じ1号機が飛んでいるのに、日によってわずか数分しか表示されない日もあれば、今日のようにADB-Sに近いデータが残るときもあり、何が違うとMLATの表示にこれほどの差が出るのでしょうか?

 三菱航空機が6月に開設した公式Twitterですが、残念ながら私たちのようなMRJもといスペースジェットのファンを喜ばせてくれるツイートはしてくれないようです。おそらく三菱航空機の公式ウェブサイトを更新した際にツイートするためのものなのでしょう。すごくガッカリしています。




★三菱航空機、純利益23億円で19年3月期黒字転換 MRJ改めスペースジェット、債務超過も解消

  

現地時間の7月2日は午前9時前から1号機がフライト実施。昨日に続き、離陸後のわずかの時間しか飛行ログが残っていませんでした。

三菱航空機、純利益23億円で19年3月期黒字転換 MRJ改めスペースジェット、債務超過も解消 − Aviation Wire

6月30日のボーイング・フィールド着陸写真が再びTwitterに投稿されました。

 Aviation Wireが「三菱航空機、純利益23億円で19年3月期黒字転換 MRJ改めスペースジェット、債務超過も解消」を掲載。

 三菱航空機が7月1日に第12期決算公告を公表。2019年3月期通期の純損益は23億1800万円の黒字(18年3月期は589億6200万円の赤字)と黒字転換し、債務超過も解消。営業損益は426億5700万円の赤字(同559億5500万円の赤字)、経常損益は473億1200万円の赤字(同589億5400万円の赤字)。販売費および一般管理費は423億6000億円。

 タイトルにもなっている「黒字」というのは、三菱重工が資金投入したことによる当然の結果ですし、まだ1機も納入していないので経常損益が赤字なのはこれまた当然。、来年度から納入が始まれば、経常益は少しずつ改善されることでしょう。




★3号機のボーイング・フィールド訪問写真がTwitterに

  

現地時間の6月30日にボーイング・フィールドへ着陸した際の写真がツイート。

こちらは離陸でしょうか。


そして現地時間の7月1日は夕方午後5時頃から1号機がフライト実施。しかし、残念ながら飛行ログはたったこれだけ。

乗りものニュース「三菱重工、買収の思惑 ボンバルディア小型ジェット機「CRJ」事業 「MRJ」改称も関係か」。わかりやすくていい記事です。

 昨日の7月1日、現地時間では6月30日(日)ですが、3号機がTCフライトの途中でシアトルのボーイング・フィールドに着陸しました。これが目的あってのことなのか、TCフライトを行ったパイロットの思い付きなのかはわかりませんけど、その際の数枚の写真がTwitterに投稿されました。

 Dave Honanさんのツイートでは、「昨日、三菱航空機がJA23MJをスペースジェットにブランド変更した後に、シアトルへの最初の訪問を不意に行ったことをテストベッドで知らせました。この気の利いた鳥を間近で見ることができて嬉しいです」と喜びを伝えています。

 もう1つのツイートはGerardiAviationPhotoさんのもので、こちらは「SpaceJet taking off from(スペースジェットが出発)」となっているので、離陸直後のものなのでしょう。私は三菱航空機の公式Twitterが、このようなツイートをリツイートすればいいのにと思いますけどね。

 最後に7月1日付、乗りものニュースの「三菱重工、買収の思惑 ボンバルディア小型ジェット機「CRJ」事業 「MRJ」改称も関係か」をご紹介します。わかりやすくまとめられていると思います。




★カレンダーは今日から7月、モーゼスレイクでは3号機がシアトルへサンデーフライト

  

日本ではカレンダーは今日から7月。今年ももう半分終わりましたね。


現地時間6月30日午前11時44分、3号機がサンデーフライト。今日は珍しく太平洋岸沿いを南下して飛んでいます。どこかに向かっているのでしょうか?


以前にも一度ありましたが、またこの浅瀬のようなところで超低空飛行を実施。失速時の操縦特性をチェックしているのでしょうか。


そしてシアトル近郊を低空でグルグル旋回。これも以前にも一度見たことがありました。


おお、何とそのままボーイング・フィールドに着陸しちゃいました。


着陸は現地時間の午後2時53分、飛行時間は3時間09分でした。おそらくこのあと再び離陸し、モーゼスレイクに戻って行くのでしょう。


ボーイング・フィールドを離陸したのは現地時間の午後4時13分。およそ1時間20分間、ボーイングの本拠地に滞在したことになります。そして1時間に満たないフライトで、午後5時09分にモーゼスレイクに帰還しました。

 カレンダーは今日から7月。今年もすでに半分終わってしまいました。日本の場合、年度で区切ることが多いため、2019年度ということでいえば、まだ3か月しか経っていないわけですが、それでも三菱航空機は今年の初め、追加の飛行試験機を6月までに完成させると言っていたので、また遅れているということになります。

 あまり悪く言うのはきらいですが、MRJ改め、スペースジェットにはそれほどの時間的余裕があるわけではないですから、これがいよいよ1年後に迫った量産初号機納入スケジュールに影響がないことを祈るばかりです。

 モーゼスレイクはまだ6月30日の日曜日。今日も3号機がフライトを実施。今日の3号機は太平洋岸まで飛行したのち、海岸沿いを南下。その後、湾の浅瀬で超低空飛行を行ったのちに北進。シアトル近郊でグルグル旋回を行って、現地時間の午後2時53分、シアトルのボーイング・フィールドへ着陸しました。

 このコース、以前にも一度飛行したことがあったので、もしかしたらTCフライトを行うFAAかJCABのパイロットの中に、このコースが好きな人がいるのかも・・・。

 
これ以前は2019年ページに掲載しています