My Love MRJ

 
 
 2019年はMRJにとって、勝負の年と言っていいでしょう。いよいよ1月下旬から開始される国土交通省航空局パイロットによるTCフライトを計画どおりに進め、2020年半ばに予定している初号機引き渡し開始を死守しなくてはなりません。

 心配なのは、本来昨年行われるはずだった新設計機であるJA26MJとJA27MJの渡米が遅れたこと。これが型式証明取得の足を引っ張られることのないよう、全力で突き進んでほしいと思っています。


★4月21日(現地時間4月20日)、1号機と3号機がフライト実施

  

現地時間の4月20日午前10時頃から1号機がフライト実施。Flightradar24には午前11時30分頃までの約1時間が表示されました。


そして1号機と入れ替わるように、現地時間の午後0時12分に3号機離陸。今日の3号機もあまり特徴のないフライトを行い、午後1時31分ランディング。


飛行時間はちょっと短めの1時間18分でした。


ADB-S搭載の3号機は、着陸後エプロンに戻るまでのタクシングもバッチリ。

  現地時間の4月20日は1号機と3号機がフライト実施。先に飛んだのは1号機で、正確な離着陸時間はわかりませんが、Flightradar24には午前10時30分頃から午前11時30分頃までの約1時間の飛行ログが表示されました。

 3号機が離陸したのは1号機が戻ったあとの午後0時12分で、1時間18分のちょっと短いフライトを終え、午後1時31分に着陸。ファイナルアプローチも低空でモーゼスレイク・グラントカウンティ空港周辺をフライトしてはいましたが、何か特別なチェックを行ったようには見えませんでした。まさか国交省又はFAAパイロットの慣熟飛行ではないと思いますが・・・。




★4月20日(現地時間4月19日)、3号機が1時間24分のTCフライト実施

  

現地時間の4月19日午後0時43から午後2時07分まで、3号機がTCフライト実施。


着陸時間は午後2時07分で、今日もテールウインドでタッチダウン。

  現地時間の4月19日午後0時43分に3号機が離陸。今日の3号機は23,000ftまで上昇したのち高度を下げ始め、飛行試験の時間としてはやや短い1時間24分でモーゼスレイク・グラントカウンティ空港着陸。

 フライトデータだけ見ると、あまり特徴のないわずか1時間24分のフライトでしたが、着陸時に今日もテールウインド側へ回り込んでランディングしていることや、高度を24,000ftまでしか上昇しなかったことから、エンジン1基で離陸し、そのまま飛行を続けてテールウインドでランディングといた非常時での飛行性能の確認を行ったのかも。あくまでも推測ですが・・・。




★4月19日(現地時間4月18日)、3号機が37,000ft上空でグルグル旋回

  

現地時間の4月18日午前10時28分から午後1時22分までの約3時間、3号機がTCフライトと思われるフライト実施。


今日のフライトの特徴は高度37,000ftでグルグル旋回飛行を続けたこと。


そして現地時間の午後1時22分にモーゼスレイク・グラントカウンティ空港着陸。着陸はあえてテールウインドとなる滑走路を選んで行ったようです。

 現地時間の4月18日午前10時28分に3号機が離陸。今日の3号機はモーゼスレイクから北東方面に飛行したのち、高度37,000ftの上空でしばらく旋回飛行を続けました。その際、飛行速度を上げたり下げたりを繰り返していたので、エンジン1基を停止させたり再始動させたりを続けていたのではと推測します。

 そして飛行時間が3時間近くなった午後1時22分にモーゼスレイク・グラントカウンティ空港に戻って来たのですが、その際にもあえてテールウインドの滑走路を選んでランディングしたようです。今日のフライトがFAAによるTCフライトであるとしたら、飛行時間が3時間近くにも及んだことで、順調にチェックできているということなのでしょう。




★4月18日(現地時間4月17日午後)、1号機がシアトル上空をフライト

  

現地時間の4月17日午後2時前、1号機がフライトに出発。今日はFlightradar24に機体レジのフライトナンバーと出発空港であるモーゼスレイクが表示されました。


もしかしたら着陸空港も表示されるかと期待してウオッチを続けましたが、残念ながらモーゼスレイク近郊へ戻ってきたところで、いつものようにFlightradar24から消えてしまいました。

Aviation Wire:三菱航空機、ボンバルディア提訴に「やましい点なし」 MRJ開発、主張は平行線

航空新聞社:MRJ、TC試験開始など累計飛行時間2600時間

 現地時間の4月17日午後2時前、1号機がフライトに出発。今日の1号機はいつもと違い、離陸後西に向かって上昇。ワシントン州の西端手前まで飛行したのち、Uターンしてシアトル上空を通過。また、今日のフライトではFlightradar24に機体レジのフライトナンバーと、出発空港であるモーゼスレイクが表示されました。ADB-Sを搭載していない1号機で、離陸空港が表示されるのは珍しいことです。

 4月16日に行われた三菱航空機の会見に関する記事を、翌日の17日にもマスコミ各社が掲載。Aviation Wireは「三菱航空機、ボンバルディア提訴に「やましい点なし」 MRJ開発、主張は平行線」という記事を掲載。

 水谷社長は16日の会見で「双方で違う見解がある。事象が出たときから『われわれにはやましい点はない』というのは今も変わっていない」と述べた。「公の場ではっきりとさせていただく」とし、全面的に争う姿勢を示した。

 また、航空新聞社は「MRJ、TC試験開始など累計飛行時間2600時間」という記事を掲載。水谷社長がMRJの累計飛行時間が約2600時間(フェリーフライトなども含む)に達していることを明かした。

 昨年秋ごろには累計飛行時間が2500時間に達していたことから、ややスローペースである印象は否めないが、未だ配線など設計変更を反映した機体が飛行試験に投入されていないことから、設計変更を反映していない飛行試験機を使って実施可能な飛行試験を先行して進めているといった内容でした。




★MRJ新型試験機、6月に完成見通し パリ航空ショー未出展も 水谷社長「TC取得が最優先」

  

東海テレビニュース:国産初のジェット旅客機「MRJ」 最新の機体が6月完成 県営名古屋空港で試験飛行へ

Aviation Wire:MRJ、パリ航空ショー未出展も 水谷社長「TC取得が最優先」

トラベルウオッチ:MRJ 10号機は第2四半期に完成。三菱航空機、水谷社長がMRJの進捗を説明


現地時間の4月16日午前10時47分から午後0時20分までの1時間32分、3号機がアマリロ遠征後、初となるフライト実施。FAAによるTCフライトでしょうか。

 三菱航空機が16日、名古屋市内で会見を開き、安全性を高めるために配線の見直しなどをした製造中の新型試験機2機のうち少なくとも1機を今年6月中に完成させ、県営名古屋空港で試験飛行を行うと発表。水谷社長は「TC取得が最優先、と思っている」と語り、「客室を充実させた機体を出展するのは、微妙なところだ」と述べ、パリ航空ショーへの実機出展への可能性については「飛行試験の状況を見極めて判断する」と述べるに留め、持ち込みの可否を早期に決断する姿勢を示した。

 また、水谷社長はTC取得について、JCAB(国土交通省航空局)とFAA(米国連邦航空局)、EASA(欧州航空安全局)の3機関に申請しているとし、「(各機関とも)基本的に同じようなプロセスで審査しているのではないか」と述べ、ほぼ同時に承認される見通しだとした。TCは早ければ、年内に取得できる見込みとのと。

 今日の三菱航空機の会見で明らかになったのは、追加される飛行試験機の完成が、当初発表されていたよりも半年遅れの6月になったこと。それで思い出すのが、ジャパン・タイムズ「台湾サプライヤーが日本の新リージョナルジェット旅客機向けの重要な部品を第2四半期に納入計画」という記事。この中に「台湾サプライヤーは、今年の第2四半期に再設計したスラットとフェアリングを必ず完成させる計画であると言い、これにより2020年の納入開始に向けた最終生産コンフィギュレーションにより近い航空機になる」という記述がありました。

 やはりMRJの飛行試験機は、発表されているハーネスの再設計以外にも、スラットとフェアリングに何らかの問題を抱えていると見るのが正解のようで、再設計したパーツが完成するのを待って、新型飛行試験機を完成させるということのようです。となると、まだ1度も飛んでいない飛行試験5号機は、このままあいち航空ミュージアムに展示されてお役御免となる可能性が出て来ました。




★4月16日(現地時間4月15日午後)、1号機がフライト実施

  

現地時間の4月15日午後1時過ぎ、1号機がフライトに出発。

 現地時間の4月15日午後1時過ぎ、1号機がフライトに出発。週末は全く動きのなかったMRJですが、現地の週明けとなる今朝は午後から1号機がフライトを実施。ただ、FAAがTCフライトを行っていると思われる3号機と、国交省が極暑極寒試験を行っていると思われる4号機に動くはみられません。




★三菱航空機、MRJの広報募集 経験者採用

  

Aviation Wire:三菱航空機、MRJの広報募集 経験者採用

現地時間の4月12日午後1時過ぎ、モーゼスレイク・グラントカウンティ空港のMRJハンガー前に3号機が表示されましたが、今日大空に舞い上がることはありませんでした。


その後、現地時間の午後2時半過ぎに1号機がFlightradar24に現れました。1号機が飛ぶのはこれで4日連続。3時間以上飛び続け、一時、40,000ft近くまで上昇していました。

その後、地上の3号機のコールサインが消え、しばらくの間、1号機と3号機双方とも「No callsign」という状態が続きました。

 三菱航空機が広報業務の経験者を募集。業務内容はMRJに関する取材対応やリリース作成、社内調整などを担当。必須能力はビジネスレベルの英語力で、外国人社員や海外企業、海外メディアとの折衝能力が求められる。また、企業での広報業務経験か、マーケティングなど製品プロモーション経験のいずれかが必須となる。

 学歴は4年制大学卒または大学院卒で学部は不問。雇用形態は正社員で、勤務地は三菱航空機の本社がある県営名古屋空港内のオフィスになる。応募は三菱重工業の採用サイトからエントリーする。いいですね〜、私ももっと若かったら、応募してみたかったです。




★4月12日(現地時間4月11日)、3号機がアマリロから帰還、1号機は3日連続フライト

  

東海岸時間の午後1時26分、3号機がアマリロ国際空港を離陸しモーゼスレイクへ帰投。モーゼスレイク・グラントカウンティ空港には西海岸時間の午後2時39分到着。


今日の3号機はまっすぐ戻らず、モーゼスレイク近郊でチェックフライトしてから着陸。


1号機は3日連続でフライト実施。一時38,000ft前後の高度を飛行していました。

そして今日も1号機のうしろから小型機が追いかけるように飛んでいました。

 現地時間の4月11日、テキサス州のアマリロ国際空港に遠征していた3号機が、モーゼスレイク・グラントカウンティ空港に戻って来ました。今回のアマリロ遠征がFAAによるTCフライトであるとすると、10日にアマリロ国際空港で5度行ったフライトで、今回のチェック項目をすべて確認できたということなのでしょう。

 今日の飛行時間はモーゼスレイク近郊での寄り道のせいで、ちょっと長めの3時間13分、飛行距離は1,977kmでした。細かいツッコミをすると、今日の出発空港がアマリロ国際空港(AMA)ではなく、すぐ西にあるアマリロ・トレードウインド空港(TDW)という小型機専用空港になっていました。おそらくFlightradar24のバグでしょうね。以前もこんなことがありましたので・・・。

 モーゼスレイクでは今日も1号機が3日連続でフライト実施。1号機のフライトはTCなのか社内飛行試験なのか知りたいですね。そして、今日も1号機の背後にもう1機の小型機が飛んでいました。1号機とほぼ同じコースを飛んでいたのですが、昨日とは違う機体。単なる偶然なのでしょうか?




★4月11日(現地時間4月10日)、3号機がアマリロでTCフライト

  


現地時間4月10日午後0時から、アマリロで3号機がTCフライト実施。



2回めのフライトは午後0時28分から41分までの13分間実施。



3回目は午後0時54分から1時07分までの13分間実施。



4回目は午後1時23分から41分までの17分間実施。


そして5回目。今回は少し長く午後1時53分から午後2時21分までの27分間実施。


モーゼスレイクでは今日も1号機がフライト実施。

気になったのは1号機の背後を随伴機のように飛んでいるN5967というレジの航空機の存在。1号機のフライトをチェックしているように見えました。

 現地時間の4月9日にテキサス州のアマリロ国際空港に遠征した3号機が、翌10日にFAAによるTCフライトと思われるテストフライトを実施。午後0時過ぎに始まったテストフライトは、空港のVFRトラフィックパターンを何度かトレースするルートで行われました。

 今年の3月にも今回とほぼ同じテストを国交省が実施しているので、この一見単調にも思える空港のVFRトラフィックパターンのフライトが、実は重要なチェック項目であるようです。エンジンのチェックを行っているとすると、片側1基のみのエンジンで離着陸を繰り返しているのかもしれません。




★4月10日(現地時間4月9日)、3号機がテキサス州アマリロへTCフライト

  

現地時間(西海岸時間)の4月9日午前10時に3号機がTCフライトに出発。


着陸したのはテキサス州リックハズバンド・アマリロ国際空港で、到着時刻は現地時間(東海岸時間)の午後2時38分。飛行時間は2時間36分。


モーゼスレイクでも現地時間の午後1時から1号機がフライト。今日の1号機を操縦しているのは、国交省パイロット?FAAパイロット?それとも三菱航空機のテストパイロット?

 今日は3号機がFAAによるTCフライトで、テキサス州のリックハズバンド・アマリロ国際空港に飛んで行きました。アメリカには東海岸時間と西海岸時間があるので、ちょっとややこしいですが、モーゼスレイクのグラントカウンティ空港を離陸したのは、西海岸時間の4月9日午前10時01分で、2時間30分ちょっとのフライトを経て、東海岸時間の午後2時38分、リックハズバンド・アマリロ国際空港着陸。

 アマリロには3月7日にもフライトしましたが、このときは国交省のTCフライトだったと思われるので、今回はFAAによるTCフライトでここを訪れたものと思われます。なぜアマリロにフライトしているのか、正式なリリースは一切ないので推測ですが、ADB-Sデータの着陸時点の高度が3,800ftを示していることから。標高1,300m近い空港における、離着陸性能テストを行っているのではと考えています。




★4月9日(現地時間4月8日)、3号機がTCフライト

  

現地時間の4月8日、3号機が2時間のTCフライト

 現地時間の4月8日午後0時45分、3号機がTCフライトに出発。今日は高度を変えながら旋回を続けているようでした。MRJのTCフライトはまだ始まったばかりですが、国交省のTCフライトでこのような旋回を続ける飛行を見た記憶がないので、今実施しているのがFAAによるTCフライトであると仮定すると、国交省とFAAは必ずしも同じ項目をチェックしているわけではないのかもしれません。




★愛知の2空港施設で集客明暗 MRJ開発遅れも影響

  
  毎日新聞が、愛知県内2空港の関連施設の集客が明暗分かれている。中部空港(常滑市)の商業施設は旅客機を展示して人気を呼ぶ。一方、県営名古屋空港(豊山町)内の博物館は国産初のジェット旅客機のテスト飛行が観覧できると見込んだものの開発遅れで実現していないという記事を掲載。

 有料記事なので全文を読むことはできませんが、セントレアの複合商業施設「フライト・オブ・ドリームズ」は予想を上回る入場者数を続ける一方、県営名古屋空港の「あいち航空ミュージアム」は予想入場者数を下回り続けていることの明暗を記事にしたもの。まあ、ひとことで言うと「金の掛け方が違う」と言っていいでしょう。

 この状況を打開するため、先日、大村愛知県知事が自身のツイッターで、三菱航空機からMRJの飛行試験機を借りて展示することを明らかにしました。これが「飛べない5号機」なのか、モーゼスレイクからの引き揚げ機のうちの1機なのかは不明ですが、おそらく近いうちに何らかのプレスリリースがあるものと思われます。




★4月5日(現地時間4月4日)、3号機がTCフライトで38,000ftを飛行

  

現地時間の4月4日午前11時22分から午後1時45分まで、3号機がTCフライト。


今日は一時、モーゼスレイク上空付近を38,000ftで飛んでいました。


そして今日も午後3時過ぎから1号機がフライト。1号機の連日の飛行目的は何?

 現地時間4月4日は3号機がTCフライト実施。操縦していたのはおそらくFAAパイロットと思われます。離陸は現地時間の午前11時22分、着陸は午後1時45分で、今日の飛行時間は2時間22分でした。

 今日のフライトでは一時、38,000ftまで上昇。TCフライトを行うようになってから、比較的低い高度を飛ぶことが多いので、エンルート想定の飛行高度を飛んでいるのを見ると、なんだかすごくうれしくなります。




★4月4日(現地時間4月3日)、3号機がTEST1234でコンパススイングチェック

  

現地時間4月3日、3号機が3月30日に続きコンパスィングチェック実施。

MRJハンガー前のコンパスエリアで・・・

ずっと機体を回転させ続けていました。


そして現地時間4月3日夕方、1号機がフライト。Flightradar24には1時間ちょっとの飛行ログが残っていました。

 現地時間4月3日、3号機がTEST1234でモーゼスレイク・グラントカウンティ空港のコンパスエリアで、コンパススイングチェック実施。

 コンパススイングは耐空試験などの重要な試験の際に、計器の調整をするために実施するものですので、3号機が重要な試験、つまりTCフライトに向けて念入りにチェックを受けているということになります。TCもこれからがいよいよ佳境ですね。

 そして今日は1号機も夕方フライト実施。Flightradar24の飛行ログはなぜかUTC時間の4月4日になっていました。Flightradar24も、最近結構表示ミスが目立ちますね。




★FAA staff cleared to join MRJ certification flights

  

iFIBER OneNews「FAA staff cleared to join MRJ certification flights」


現地時間の4月1日午後4時頃から1号機がフライトしていました。

 ワシントン州を本拠とする地元メディアのONE NEWSが、「FAA staff cleared to join MRJ certification flights」というニュース動画をYouTubeにUP。内容はFAAによるTCフライト開始についてで、地元メディアも日本の航空機メーカーである三菱航空機が、ついにFAAのTC取得を開始したことを注目しているようです。

 現地時間4月2日は、午後1時時点ではフライトは行われていないようです。しかし、前日である4月1日は、午後4時頃から1号機がフライトを実施したことが、Flightradar24に残っていました。これがTCフライトなのかどうかわかりませんが、飛行ログを見ると、かなり激しくスピードを変化させて飛んだ様子がわかりますので、4月1日は1号機を使ったFAAによるTCフライトが行われたのかもしれません。




★4月2日(現地時間4月1日)、3号機が45分間のフライト実施

  

現地時間の4月1日、3号機がフライトしたのですが・・・

 モーゼスレイクも4月1日になりました。先週末は月末でもあり、日本では年度末でもあったので、1日になったらフライトが再開されると思っていたのですが、そのとおり今朝は3号機が飛びました。

 今朝の3号機は離陸が午前10時56分、着陸が午前11時42分で、飛行時間はわずか45分間。おまけに飛行ログに特徴的なデータもないのです。このフライトに関しては、FAAによるTCフライトではなく、三菱航空機のチェックフライトもしくは、FAAの新たなパイロットによる慣熟飛行のような気がします。




★カレンダーは今日から4月

  

カレンダーは今日から4月。今日から日本では2019年度が始まります。

JCASTニュース「外資系証券が注目する『三菱重工業』 懸案のMRJも最終段階に」

 日本は今日から4月。そして新年度の始まりでもあります。モーゼスレイクは日本と16時間の時差があるので、ほぼ1日遅れの3月31日。欧米の学校の新年度は日本と違い、9月から始まることは知られていますが、企業活動においても日本と違い4月がスタートではないので、モーゼスレイクの三菱航空機チームに新年度という区切りがあるかどうかは不明。それはさておき、今日現地は日曜日なので、TCフライトなどの動きはなさそうです。

 JCASTニュースが「外資系証券が注目する『三菱重工業』 懸案のMRJも最終段階に」という記事を掲載。三菱重工業の株価が上昇基調にある。過去数年は、巨額損失を計上した造船事業や納入延期を繰り返す民間ジェット機「MRJ」といったリスク案件によって先行き不透明感が高かったが、そうした「もや」が晴れつつあることが背景にある。ただ、リスク要因が後退しただけではさらに上値を追う力にはなりにくく、新たな成長のタネが求められている。

 MRJについての記述を抜き出すと、納入に向けた開発の段階が着実に進んでおり、さらなる追加投資は今のところ必要ない。前向きな施策に取り組む環境が整っている点などを評価した。開発の遅れから5度の納期延期にいたったことなどで開発費が膨らんだ。

 2018年末に開発子会社「三菱航空機」の増資1700億円をすべて引き受けたほか、500億円の債権を放棄して三菱航空機の債務超過を解消した。最後のハードルとも言える国による飛行試験が2019年3月に米国で始まり、2020年半ばに迫った納期を守るべく最終段階に至っている。

 株価が上がるというのは、市場関係者が今後の先行きに楽観ししている証拠。もちろんMRJだけが三菱重工の株価を下げさせていた要因ではありませんが、市場関係者の見方が替わったことはいい傾向でしょう。




★3月31日(現地時間3月30日)、3号機がTEST1234でコンパススイングチェック

  

現地時間3月30日、3号機がFlightradar24に表示されていました。

ここはコンパスエリアのようで・・・

コンパススイングチェックを行っているようです。

 現地時間3月30日、3号機がTEST1234でモーゼスレイク・グラントカウンティ空港のエプロンに表示されました。以前にもありましたが、Flightradar24の飛行機アイコンが一定時間で方向を変え続けているのです。

 Flightradar24のマップを拡大していくと、そこはコンパスエリアであることがわかりました。今日の3号機はコンパススイングチェックを行っているようで、FAAによるTCフライトのための計器チェックを行っているものと思われます。




★3月29日(現地時間3月28日)、3号機が連日のFAAによるTCフライトか

  

 現地時間3月28日午前11時58分から午後2時14分まで、3号機がモーゼスレイクでのTCフライトを実施。この日の飛行時間は飛行試験としては標準的な2時間16分でした。

 これがFAAによるTCフライトという確証はありませんが、三菱航空機による社内のテストフライトである可能性は低いですし、国交省によるTC試験は現在はマッキンリー極限気候研究所において、極寒酷暑のTC試験を行っているので、2機を使って別々に試験するというのも考えにくい。そうなると、これはFAAによるTCフライトという結論に達します。

 日本での追加試験機のその後の情報が全くないのが気がかりですが、アメリカにおいては、国交省とFAAによるTCフライトが順調に行われていることにひと安心といったところですね。




★三菱航空機がFAAからLOA受領発表、4号機はマッキンリー極限気候研究所で極寒酷暑TC試験

  

現地時間の3月27日午前10時32分から午後2時15分まで、3号機が3時間42分間のロングフライト実施。いよいよFAAによるTCフライトが始まったのでしょうか。

 三菱航空機が自社の公式サイトにおいて、FAAによるTCフライトに向け、LOAをFAAから取得したことを発表。この中で水谷社長は「FAAからのLOA取得は、MRJの開発やその発展における重要なマイルストーンです。型式証明計画を進めるにあたり、引き続きFAAおよびJCABと調整していきます」と述べています。

 型式証明統括室 室長であるアンドリュー・テレスカ氏は、FAAとJCABがTC飛行試験に共同参加できるよう調整することがプログラムの優先事項の一つであったことを明らかにするとともに、次のように述べたそうです。

 「日本の航空機メーカーとして、JCABと緊密に連携していることは言うまでもありませんが、飛行試験の拠点は米国にあることに加え、米国は最大のターゲット市場の一つですので、JCABと同時にFAAも参加していただくことで、TC取得プロセスの効率化を図ることができます。さらに、JCABとFAAと緊密に連携することで、他国の航空当局との認証取得をより円滑にすることができます」 。

 また、「型式証明の取得に向け、各種活動は順調に進んでいます。私たちの飛行試験チームは現在、マッキンリー極限気候研究所において極寒酷暑のTC試験を完了させるために、飛行試験機4号機と共に米国フロリダ州エグリン空軍基地におります」。 MRJは、極寒と 酷暑の環境における稼動が可能であることを証明する試験に供されます。

 やはり4号機のデスティン・フォート・ウォルトン・ビーチ空港行きは、エグリン空軍基地にあるマッキンリー極限気候研究所において、極寒酷暑のTC試験を完了させるためだったのですね。




★MRJ、FAAのTC飛行試験開始へ 3号機で慣熟飛行

  

Aviation Wire「MRJ、FAAのTC飛行試験開始へ 3号機で慣熟飛行」

 Aviation Wireが「MRJ、FAAのTC飛行試験開始へ 3号機で慣熟飛行」という記事を掲載。以下はその抜粋。

 三菱航空機は3月27日、FAA(米国連邦航空局)によるTC飛行試験開始に向け、認可書(LOA:Letter of Authorization)をFAAから取得したと発表した。三菱重工によると、LOAは3月14日付で取得。米国の飛行試験拠点であるモーゼスレイクで飛行試験3号機(登録記号JA23MJ)を使い、FAAのパイロットが慣熟飛行を18日の週に2回行ったという。

 TC飛行試験は、機体の安全性を証明する「型式証明(TC)」をMRJが各国の航空当局から取得するためのもの。すでに製造国である日本の国土交通省航空局(JCAB)からは、2018年12月21日に「飛行試験確認書」を受領し、3月3日に国交省による初のTC飛行試験を実施している。

 18日の週に3号機が飛んだのは、18日、19日、20日の3回。このうちの2回がFAAパイロットによる慣熟飛行だったのですね。いよいよFAAによるTCフライトも開始ですね。




★3月26日(現地時間3月25日)、1号機と3号機がフライト

  

現地時間の3月25日午前10時46分から午後0時07分までの1時間27分、3号機がTCフライト実施。


そして3号機と入れ替わるように1号機がフライトに出発。

三菱重工次期社長「MRJは胸突き八丁、気を緩めず」

 現地時間の3月25日午前10時46分から午後0時07分まで、3号機がTCフライトを実施。この日の飛行ログを見ると、着陸時に何らかのトラブルを想定して、ミストアプローチを何度も実施したように見えます。ミストアプローチやゴーアラウンドなどの着陸復行時の操縦性は、非常に重要なチェック項目のひとつですからね。

 その後、今度は1号機が離陸したのですが、正確な離陸時間はわからないし、飛行ログも断片的。1号機と2号機にあとからADB-Sを搭載することはできないのでしょうかね。そもそも、その必要があるだどうかですけど。

 2019年4月に三菱重工社長に就任する泉沢清次氏が、2020年半ばの初納入を目指し、国産ジェット旅客機「MRJ」の開発が佳境を迎えることについて、「まさに胸突き八丁だ。3月に型式証明(TC)取得審査となるTC飛行試験が米国で始まった。8、9合目まで来ているが、気を緩めず、5合目の意識で最後の仕上げに臨んでいる」と。

 もちろんその気持ちは大切ですが、結果がすべての世界なので、さらに気を引き締めて、着実に頂上を目指してほしいと思います。




★3月25日(現地時間3月24日)、4号機がデスティン・フォート・ウォルトン・ビーチ空港へ

  

現地時間の3月24日午前11時13分、4号機がシカゴ・ロックフォード空港を離れ、フロリダ方面に飛んで行きました。


4号機は南下を続け、一気にメキシコ湾岸まで飛行。一体ここはどこ?


Flightradar24には着陸空港が表示されませんでしたが、「デスティン・フォート・ウォルトン・ビーチ空港」というリージョナル空港に着陸したようです。


デスティン・フォート・ウォルトン・ビーチ空港はエグリン空軍基地との共用空港。以前にもここに来たことありましたね。

 現地時間の3月24日午前11時13分、4号機がシカゴ・ロックフォード空港を離陸し、フロリダ方面に飛んで行きました。着陸したのは「デスティン・フォート・ウォルトン・ビーチ空港」というリージョナル空港で、エグリン空軍基地との共用空港。

 エグリン空軍基地というと、以前マッキンリー極限気候研究所で極寒・極暑試験を行った場所。再びここにやって来たということは、2017年に三菱航空機が行った極寒・極暑試験を、今度は国交省が確認するのかもしれません。ということは、今回の4号機のシカゴとフロリダ遠征は、国交省によるTCフライトなのかもしれません。




★3月24日(現地時間3月23日)、モーゼスレイクで1号機、シカゴ・ロックフォードで4号機が飛行試験

  

現地時間の3月23日、1号機が2日連続で飛行試験実施。


3号機はおそらくトラポンチェック。飛んでいないのに飛行高度が表示されていました。


4号機は東海岸時間の23日午前11時16分から午後1時39分まで飛行。

 現地時間の3月23日、1号機が2日連続で飛行試験実施。この3か月間で1号機にどのような改修を加えたのかわかりませんが、1号機が飛行試験に復帰したことは間違いなさそう。今後はTCフライトにも使用されるのでしょうか。

 シカゴ・ロックフォード空港に遠征中の4号機は、東海岸時間の23日午前11時16分から午後1時39分まで、ミシガン湖の西を飛行。この日の飛行時間は2時間23分。4号機がTCフライトなのかどうか知りたいです。

 今朝はFlightradar24に3号機も表示されていましたが、3号機が時々やっているTEST1234でのトラポンチェックだったようです。明らかに飛んでないのに、飛行高度が表示され、航空機のアイコンがその場でくるくる回っていました。




★3月23日(現地時間3月22日)、1号機が3か月ぶりに飛行試験、エアアジアグループMRJ20機購入か

  

現地時間の3月22日、1号機が3か月ぶりの飛行試験実施。


飛行ログはいつくかに分かれてしまいましたが・・・


確認できただけで2時間以上は飛び続けたようです。

トニーは本当にMRJを20機購入するのでしょうか?そして三菱航空機にどんな提案をしたのでしょうか?おそらくそれは価格交渉なのでしょうが、今後の動向が気になります。

 現地時間の3月22日、1号機が今年初と思われるテストフライトを実施。1号機が最後に飛んだのが確認できているのは昨年12月22日なので、ちょうど3か月ぶりということになります。これだけの期間、フライトを行わなかったということは、かなりの規模の改修を受けていた可能性が高いですので、1号機の動向にも目が離せなくなりました。

 エアアジアグループのトニー・フェルナンデスCEOは以前からMRJ購入を示唆していましたが、20機購入する意向で2018年11月から交渉していることを明らかに。トニーは運用するエアバスA320が着陸できない空港がたくさんあるとした上で、我々の提案を三菱航空機が検討中で進捗していない。三菱航空機からの提案を待っている状況と話したとのこと。

 投入路線については日本ではなく、グループ会社による東南アジア域内での運航を想定。性能や短い滑走路での運用、座席数について魅力的である。購入時期について、今でも活用することができるので、出来るだけ早くとしつつ、相次いでいる納入の遅れについては、いままでに購入した機体、全て遅れた。迅速に悪いものが出来上がるより、ゆっくりいいものを作ってもらったほうがいいと述べているようですね。




★3月22日(現地時間3月21日)、モーゼスレイクでは2号機がTCフライト、4号機はカナダ国境越えフライト

  

現地時間の3月21日午前11時前から2号機がTCフライトと思われるフライト実施。高い高度でかなり激しい失速の繰り返しを行ったようです。



シカゴ・ロックフォード遠征中の4号機は、現地時間の21日午前11時14分に離陸し、カナダ国境を越えてオンタリオ州に入ったところでいったんFlightradar24から消えてしまいました。


それからしばらくして午後3時08分に再び現れ、午後4時18分にシカゴ・ロックフォード空港に着陸。

 現地時間の3月21日は、モーゼスレイクでは2号機がTCフライトと思われる激しい失速チェックを実施し、シカゴ遠征中の4号機は五大湖を越えてカナダ国境へ。オンタリオ州に入ったところでFlightradar24からいったん消えてしまいましたが、しばらくして再び現れ、現地時間の午後4時18分にシカゴ・ロックフォード空港に着陸。

 今朝の2号機はすごかったですね。ただし、途中の飛行ログに対地速度が1Kntまで落ちたデータがあるのですが、さすがにこれは間違いでしょうね。いくら何でも高度30,000ft以上で飛行中に、静止するほど減速することはできないでしょうから。

 4号機はシカゴへ何をしに行っているのでしょうか?これがTCフライトなのかどうかも不明ですし、今朝は単にカナダ国境を越えてフライトしただけに見えました。三菱航空機さん、お願いだからProgress Updatesにレポートしていただけないでしょうか。

 アメリカは東海岸と西海岸の2つの時間があるので、こうしてフライトレポートをまとめるのがとてもやっかい。UTC時間で表示したほうがカンタンなのですが、そうするとそれが昼なのか夜なのかすら、パッと見ただけではわからなくなっちゃうんです。




★3月21日(現地時間3月20日)、3号機がモーゼスレイクでTCフライト、4号機は雨のシカゴでステイ

  

現地時間の3月20日午後1時42分、3号機がモーゼスレイク・グラントカウンティ空港をエアボーン。


その後、ぐんぐん上昇しながら南東方面に向かって一直線に飛んで行きました。


着陸は午後3時24分で、この日の飛行時間は1時間42分でした。

 現地時間の3月20日、モーゼスレイクの現地時間が午後1時を過ぎてもフライトが行われず、シカゴのある東海岸時間は午後3時を過ぎても4号機が飛ぶ気配なし。今日はフライトはお休みなのかと思っていたのですが、モーゼスレイクのある西海岸時間で午後1時30分を過ぎたところで、3号機がFlightradar24に現れました。

 最初はMRJハンガ―前付近でくるくる転回しているようだったので、またトラポンのテストなのかと思ってウォッチしていたところ、午後1時40分にラインナップアンドウェイトし、短い静止時間ののちエアボーンして上昇していきました。

 離陸後左旋回して南東方向に向きを替え、高度30,000ftまで上昇したところでライトターン。三角形の軌跡を描きながらモーゼスレイクに戻り、その後は低空での旋回飛行を行たのち、午後3時24分にタッチダウン。この日の飛行時間はちょっと短めの1時間42分でした。

 シカゴ遠征中の4号機ですが、今日のシカゴ地方はあいにくの雨。そのためなのでしょうが、今日の4号機は飛行することなく地上でステイのようです。




★3月20日(現地時間3月19日)、3号機はモーゼスレイク、4号機はシカゴでチェックフライト

  


現地時間の3月19日午前11時20分から午後1時30分までの2時間10分、モーゼスレイクで3号機がフライト実施。3号機はおそらくTCフライトなのでしょう。



18日にシカゴ・ロックフォードにフェリーフライトした4号機は、この日現地時間の午前9時47分に離陸し、3分後にいったん着陸。何か問題でもあったのでしょうか。


仕切り直して午後0時46分に離陸し、午後2時59分に着陸。飛行時間は2時間12分。

 現地時間の3月18日にシカゴ・ロックフォードにフェリーフライトした4号機は、翌日さっそくフライトを実施。三菱航空機はシカゴ・ロックフォード空港と飛行試験で提携を結んでいるはずなので、今回のシカゴ遠征もそのためのものと思われます。

 これがTCフライトなのかどうかが不明ですが、19日の飛行ログを見ると、以前ここで実施した飛行ルートと同じようなルートを飛んでいるので、もしかしたら三菱航空機が自社フライトで収集したデータを、国交省が検証しているのかもしれません。

 3号機はモーゼスレイクでTCフライトを実施したもよう。離陸は現地時間の午前11時20分、着陸は午後1時30分で、飛行時間は2時間09分でした。




★3月19日(現地時間3月18日)、4号機がシカゴ・ロックフォードへ

  

現地時間の18日午前11時08分、4号機が大陸横断飛行に出発。

飛んできたのは以前も飛来したことのあるロックフォード。

ところがシカゴ・ロックフォード空港にファイナルアプローチしたところでデータが途絶え・・・


Flightradar24にはなぜかジェーンズビル・サザン・ウィスコンシン・リージョナル空港に着陸したことになっています。


今朝は3号機もわずか35分ですが飛行していました。

 現地時間3月18日午前11時08分、4号機が大陸横断飛行に出発し、以前にもステイしたことのあるシカゴ近くのロックフォード上空へ。そしてシカゴ・ロックフォード空港にファイナルアプローチしたところで、Flightradar24から消えてしまいました。

 そこで飛行ログを確認したところ、何と着陸空港が「ジェーンズビル・サザン・ウィスコンシン・リージョナル空港」になってるじゃないですか。これは明らかにバグと思いますが、Flightradar24ってたまにこういうことがありますね。

 今朝は3号機もフライトしました。3号機はモーゼスレイク近郊を35分フライトしただけで着陸してしまいました。もしこれがTCフライトだとすると、今日のテストは途中で中止にでもなったのでしょうか。




★3月17日(現地時間3月16日)は3号機がトラポンチェック?

  

現地時間の16日は3号機が地上でトラポンのチェックを行ったようです。

途中からTEST4567に替わりデータが全く表示されなくなりました。

 現地時間3月16日は土曜日ということからなのか、1機も飛ばないようです。その代わり、モーゼスレイク・グラントカウンティ空港のMRJハンガーで、3号機がトラポンのチェックを行った様子が、Flightradar24に表示されました。

 現地時間の午後0時19分から21分間、コールサイン「TEST1234」で表示され、データ上は750ftまで上昇したことになっています。そしてFlightradar24では午後0時40分着陸。おもしろいですね。その後、コールサインが「TEST4567」になったのですが、トラポンからはデータは送信されなかったようですね。




★3月16日(現地時間3月15日)、2・3・4号機が3機同時にフライト実施

  

現地時間3月15日、2・3・4号機が同時にフライト。


2号機は現地時間の午前11時04分から午後0時32分までの飛行データが表示されました。


3号機の離陸時間は現地時間の午後0時15分、着陸は午後1時17分。飛行時間はちょっと短めの1時間01分。


4号機の離陸時間は現地時間の午前10時49分、着陸は午後0時52分で、飛行時間は2時間03分。


そして現地時間の午後1時23分に再び離陸し、離陸後一気に38,500ftまで上昇。


今度は何と2号機が再びエアボーンし、4号機を追いかけるようにフライト開始。

これほどのフライトを行ったのは、ちょっと記憶にないです。


2号機と4号機のランデブーフライトはしばらく続きました。


2号機は現地時間の午後4時過ぎにFlightradar24から消えました。


4号機も現地時間の午後4時32分に着陸。これでこの日のフライトはすべて終了。

またMRJ同士のランデブーフライトを見せてほしいですね。

 現地時間3月15日(金)、久しぶりに3機同時にフライトが行われました。3機が同時に飛んでいた時間はそれほど長くなかったものの、飛行試験が本格的に再開された証拠と言えるのではないでしょうか。

 この3機のうち、どれが国交省によるTCフライトなのか、まさか国交省が3機同時に試験できる体制を整えているとは考えにくいですので、おそらく3機のうちの1機もしくは2機に限られるのではないかと想像しています。




★3月15日(現地時間3月14日)、2・3・4号機がフライト実施

  

現地時間3月14日午前11時頃から2号機がFlightradar24に表示されました。


そして現地時間の午後2時10分から3号機がフライト実施。

その後、今度は午後4時01分に4号機がエアボーン。


3号機の着陸は午後4時31分で、飛行時間は2時間20分。今日の飛行ログはいかにもTCフライトといった内容ですね。


4号機の着陸は午後6時49分で、飛行時間は2時間47分。今日の4号機はどんな目的で飛んだのでしょうか。

 現地時間3月14日午前11時頃から、2号機がFlightradar24に表示されました。前日に引き続き2号機が飛行したことが確認できました。今日のフライトでは久しぶりにレジが表示されたのがうれしかったです。

 そして午後2時10分、3号機がアマリロ遠征後初のエアボーン。離陸後高度とスピードを何度も上げ下げしているので、3号機のフライトは国交省によるTCフライトである可能性が高いですね。2500ftから一気に700ftくらいまで降下を繰り返すフライトを、実際に目視してみたいです。

 3号機がTCフライトと思われるアップダウン飛行を2時間ほど行った午後4時過ぎに、今度は4号機がエアボーン。4号機が飛んだのは3月4日以来のこと。また、1日に3機が飛んだのも久しぶりですね。




★3月14日(現地時間3月13日)、2号機がフライト実施

  

現地時間3月13日午前11時頃、2号機がFlightradar24に表示されました が、わずか数分で消えてしまいました。


それから20分後の現地時間の13日午前11時20分過ぎに再び表示されましたが、約1時間後に再び消えてしまいました。MLATはいけませんね。

YouTube動画 【海外の反応】日本の国産ジェットMRJが型式証明試験をアメリカで開始!

 現地時間3月13日午前11時頃からお昼過ぎまで、2号機がFlightradar24に表示されました。飛行記録は2つに分かれていて、1つめはわずか数分のみの短いもので、再び表示されたのちは、約1時間の飛行記録が残っていました。

 アマリロ遠征後の3号機は、昨日5時間にも渡ってMRJハンガーでチェックしていることがFlightradar24に表示されましたが、その後フライトすることはなく、今日も飛んでいません。代わりに2号機が飛んでいるのですが、これがTCフライトなのか、社内のテストフライトなのかは不明。




★3月13日(現地時間3月12日)、3号機が5時間以上Flightradar24に

  

現地時間3月12日午前7時からお昼過ぎまで、3号機がモーゼスレイク・グラントカウンティ空港のMRJハンガーに表示され続けていました。

 現地時間3月12日午前7時10分頃から午後0時30分頃まで、3号機がモーゼスレイク・グラントカウンティ空港のMRJハンガーにずっと表示されていました。そしてよく見ると、機体アイコンがくるくると回転していたのです。

 Flightradar24に表示されるのはADB-Sのトラポン信号からの情報ですので、実機が実際にくるくる転回していたわけではなく、ADB-Sにそういう条件を入力して、データをチェックしていたと考えるのが自然でしょうね。




★3月11日(現地時間3月10日午後1時38分)、3号機がモーゼスレイクへ帰還

  

現地時間3月10日午後1時38分、3号機がモーゼスレイク・グラントカウンティ空港離陸。


そして現地時間3月10日午後2時前から2号機がフライト実施。TCフライト開始発表以降に2号機が飛んだのはこれが初。

 現地時間3月10日午後0時08分、3号機がリック・ハズバンド・アマリロ国際空港を離陸し、午後1時38分にモーゼスレイク・グラントカウンティ空港離陸。飛行時間は3時間30分でした。

 今回のアマリロ遠征は、3月7日に出発し10日に戻るという「3泊4日」にも及ぶものでしたが、その間、リック・ハズバンド・アマリロ国際空港をベースとして、ラボック・プレストン・スミス国際空港とオクラホマ・シティ空港に行って、何度もトラフィックパターンでの離着陸を繰り返していました。

 これが国交省パイロットによるTCフライトだったとすると、高地空港での離着陸におけるエンジン性能の確認とか、モーゼスレイク・グラントカウンティ空港以外の空港での離着陸試験とかいった内容なのでしょうか。Progress Updatesにレポートが掲載されることに期待します。




★3月10日(現地時間3月9日)、3号機がアマリロからオクラホマへ

  


現地時間の3月9日午前7時12分、アマリロでナイトステイした3号機がこの日1回目のフライト実施。



続けて午前7時33分に2度目のフライト実施。今度は2度旋回しました。



そして午前8時16分に3度目のフライト実施。



午前8時33分に4度目のフライト実施。一体何度やるつもりなんでしょう?



今度はランウエイチェンジして午前11時30分にエアボーン。5度目のフライトの着陸時間は表示されませんでした。


結局、アマリロで6回のトラフィックパターンを飛行したのち、午後0時20分にオクラホマ・シティ空港に向けてエアボーン。


オクラホマ・シティ空港への着陸時にも一度トラフィックパターンを飛行し、午後1時11分に着陸しました。


オクラホマ到着約1時間後の午後2時12分、ここでもトラフィックパターンを周回するフライトを実施。


フライトデータはオクラホマで着陸したままですが、午後3時13分頃再び離陸し、西向きにクライミング開始。アマリロに戻るのでしょうか?


午後4時ジャストにリック・ハズバンド・アマリロ国際空港着陸。しかし、Flightradar24のバグなのか、フライトデータでは着陸地がオクラホマのままでした。

 現地時間3月9日午前7時12分、リック・ハズバンド・アマリロ国際空港でナイトステイしていた3号機がエアボーン。アマリロは東海岸時間なので、西海岸時間のモーゼスレイクとは2時間の時差があり、モーゼスレイクでは午前9時を回ったところ。3号機のフライトはモーゼスレイク時間に合わせて行われているのかもしれません。

 その後、リック・ハズバンド・アマリロ国際空港で6回離着陸を行ったのち、午後0時20分に今度はオクラホマ州のオクラホマ・シティ空港に向けて飛んで行きました。オクラホマでも着陸前に一度トラフィックパターンを周回したのちにランディング。飛行時間は51分でした。

 オクラホマ到着後、ここで何かあるのかと思ってウォッチしていましたが、ここでも2度トラフィックパターンを周回するフライトを実施し、午後3時13分に再びアマリロに向けてエアボーン。およそ45分のフライトで午後4時ジャストにリック・ハズバンド・アマリロ国際空港にランディング。1日でこれだけのフライトをこなすのって、パイロットの方も結構大変じゃないかと思います。




★3月9日(現地時間3月8日午後)、3号機がアマリロからラボックへ

  

現地時間3月8日午後、3号機がアマリロからラボックへ。


その後、午後3時過ぎに離陸し、VFRトラフィックパターンを12分間のショートフライト。



午後3時55分、再び離陸したのち、ランウエイチェンジしてタッチダウン。


そして30分後の午後4時27分、今度は逆向きのトラフィックパターンを周回。


これが4回目のフライト。今度は西向きに離陸し旋回してタッチダウン。


と思ったら、しばらくして再びエアボーン。


30分ほど飛行し、現地時間の午後6時03分、リック・ハズバンド・アマリロ国際空港着陸。

MRJが運航を開始する2020年から10年間、航空事故ゼロを目指すとのこと。

 現地時間3月8日午後1時42分、3号機がリック・ハズバンド・アマリロ国際空港を離陸し、170キロほど南のラボック・プレストン・スミス国際空港に飛びました。ここで4度の離着陸を繰り返し、再びリック・ハズバンド・アマリロ国際空港に戻って行ったのですけど、いったい何のチェックを行っているのでしょうか?そしてこれは本当に国交省パイロットによるTCフライトなのでしょうか?もしかして、国交省パイロットのトレーニングフライトなのかも。

 政府は3月8日、国産航空機輸出国としての体制確保や無人航空機の普及に向けた安全性向上に向けた飛行ルール、さらには頻発している飲酒問題への対応、航空機のデジタル化・高度化に対応した合理的な制度の見直しなどを盛り込んだ「航空法及び運輸安全委員会設置法の一部を改正する法律案」を閣議決定。

 国際民間航空条約における航空機輸出国(設計国)の責務を果たすために、国産機の機材不具合に来委員した航空事故発生件数を、MRJが就航を開始する2020年からの2029年までの10年間で0件とすることを目指す。

 そこで国土交通大臣が、国産航空機メーカーから当該機の不具合情報を入手し、メーカーに対して改修などの是正対策の構築を指示できる仕組みを創設することなどに取り組む。さらに、国内外の国産航空機の使用者が迅速かつ適切に修理・改造できるよう、航空機メーカーが作成した修理・改造の手順を国土交通大臣が承認する制度を創設する。




★3月8日(現地時間3月7日午後)、3号機がテキサス州アマリロへ

  

現地時間3月7日午後1時40分、3号機がちょっと遅めのフライトに出発。


どこまで飛ぶのかと思ったら、テキサス州アマリロへ飛んで行きました。

3月8日中日新聞朝刊に昨日の組織体制変更発表の記事が出ていました。

  現地時間3月7日午後、TCフライト開始が公表されてからはじめて、3号機が離陸しました。当然ながら操縦しているのは国交省パイロットであると考えるべきですので、今日は3号機を使ったTCフライトと思われます。

 離陸したのが現地時間の午後1時40分と遅めだったので、どれだけ飛ぶのかと思っていましたが、何とテキサス州のアマリロまで飛んで行ってしまいました。遅く飛んだのは、ここでナイトステイするつもりだったからでしょう。ここで3号機を使って、どんな試験をするのでしょうか?




★三菱航空機が組織体制変更発表

  
 三菱航空機が2019年4月1日付で役員、組織体制を変更することを発表。水谷社長は引き続き社長に留まるが、最高開発責任者(CDO)兼プログラム推進本部長であるアレックス・ベラミー氏が同日付で社長直属となり、これに伴いプログラム推進本部長職を離れ、製品開発、カスタマーサポート、及び将来の事業設計を含むグローバル戦略の立案と実行に専念する。

 また、30年以上に亘り、三菱重工業で航空機製造に携わってきた立岡寛之氏は、プログラム推進本部の副本部長から本部長に昇進。今後もMRJ開発の推進に注力し2020年半ばにANAへ初号機を納入すべくチームを率いると共に、三菱航空機の執行役員に就任し、プログラムマネジメント及びエンジニアリングに関わるガバナンス強化を図る。




★3月5日(現地時間3月4日午後)、4号機が2度目のTCフライト

  

現地時間3月4日午後1時56分から午後4時35分までの2時間38分、前日に続き4号機がフライト実施。すでに前日TCフライトを行ったわけですから、当然今日もTCフライトでしょう。

ニュースイッチが1日遅れで記事を掲載。しかし、目新しい情報はありませんでした。

 現地時間3月4日午後、4号機が2度目のTCフライトを行ったようです。今日は離陸時間が午後2時前と遅かったために私の出勤後となり、HP更新も帰宅後になってしまいました。もう少し早く飛んでほしいです。

 今日のフライトは2時間38分と長かったうえに、ワシントン州の西端まで飛んでいました。飛行高度もエンルート想定の40,000ft近くでしたので、飛行時間が短かった昨日がチェックフライトで、今日から本格実施なのかもしれません。




★3月4日(現地時間3月3日)、4号機を使用してTCフライトを開始

  

現地時間3月3日午前9時58分から11時23分までの1時間25分、4号機がサンデーフライトを実施したのですが、まさかこれが初のTCフライトだったとは驚きです。

今日はいくつもの報道がありましたが、その中から5つだけリンクさせていただきます。まずは地元CBCニュース。



こちらは中京テレビのニュース動画。懐かしい映像使ってますね。

続いてこれまた地元東海テレビのニュースOne。

やっぱり航空のニュースはAviation Wireが1番ですね。

そして最後はいつもお世話になっているトラベルウォッチ。記事に中で「設計変更した4号機『Shinobi』を使用」との記述があるのですが、どこまで反映されているのでしょうか。

 ついに始まったかというのが率直な感想でしょう。当初のプレスリリースでは2019年1月下旬から開始すると発表されていたので、およそ40日遅れということになります。この間、いったい何をやっていたのか、最近のテストフライトでは、何をチェックしていたのか、このあたりが聞きたいところですが、多分三菱航空機が説明することはないでしょう。

 TCフライトについては、国交省もまずはエンジンから開始し、順に試験内容を広げていくと発表しているので、これからしばらくはTCフライトが続くものと思われます。次なるステップは設計変更後の機体をいつ完成させ、いつモーゼスレイクにフェリーするのかということになります。

 TCフライトは最低でも1年はかかると言われていますので、早く完成形の変更設計機を投入しないと、本当に2020年半ばの納入が怪しくなってしまいます。それとも、トラベルウォッチの記事にある「設計変更した4号機」で、事が足りてしまうのでしょうか?




★3月4日(現地時間3月3日)、4号機がサンデーフライト

  

現地時間3月3日、4号機が久しぶりのフライト実施。

 現地時間3月3日午前9時58分から11時23分までの1時間25分、4号機がフライト実施。4号機が姿を見せたのは2月17日以来のこと。この日のフライトには特に特徴も見当たらないので、機体に手を加えたのちのチェックフライトといったカンジでしょうか。




★3月3日(現地時間3月2日午後)、3号機がフライト

  

現地時間3月2日午後1時、3号機がエアボーン。


今日はモーゼスレイク近郊を旋回したのち、午後2時35分に戻って来ました。

 現地時間3月2日午後1時、3号機がエアボーン。今日はどんなフライトをするのかウォッチしていましたが、モーゼスレイク近郊を旋回したのち、午後2時35分にランディング。飛行時間はちょっと短めの1時間34分でした。

 3号機はこの日が4日ぶりのフライト。今、三菱航空機は何の目的で飛行試験機を飛ばしているのか不明ですが、最近飛行が確認できているのは2号機と3号機のみ。1号機の消息が全く不明なのと、「忍び」の4号機も何をしているのかわからないまま。

 ちょっと前に大村愛知県知事がTwitterで、あいち航空ミュージアムにMRJの飛行試験機を展示することを三菱航空機から受諾されたというツイートがありましたが、これってもしかして、役目を終えた1号機を日本に帰還させ、1号機を展示するのではと思うようになりました。もう1号機は寿命なのかもしれません。




★3月2日(現地時間3月1日午後)、2号機がフライト

  

現地時間の3月1日午後2時前、2号機がフライト実施。

3月になったので2月のフライトをまとめておきます。1号機はまだ今年に入って1度も飛行ログにデータがありません。

2号機は2月に11回のフライトが確認できました。

3号機はADB-S搭載しているので、2月のフライトは全8回。

4号機もADB-S搭載機なのでフライトは3回でしょう。

 現地時間3月1日午後2時前、2号機がFlightradar24に現れました。今日はもう飛ばないのではと思っていましたが、ちょっと遅めのフライトに出発。

 3月になったので、2月のフライトについてまとめておきます。1号機はまだ今年になってからのフライトが確認できていません。2号機はFlightradar24に残っているのは11回。3号機と4号機はADB-S搭載機なので、全フライトがFlightradar24に残るはずなので、3号機は8回、4号機は3回という結果でした。




★カレンダーは今日から3月

  

カレンダーは今日から3月

日本経済新聞「MRJ向け『もう特別な準備は…』人手・費用難で」

 日本経済新聞が「MRJ向け『もう特別な準備は…』人手・費用難で」という記事を掲載。MRJの度重なる納期延期で、中部の航空機部品サプライヤーが悲鳴を上げているといった内容で、一部抜粋を掲載します。

 2020年半ばの初号機納入に向け、MRJの開発が最終局面に入った。三菱重工が08年に事業化を決めてから納期は5回延期され、10年間で中部のサプライヤーを取り巻く環境も大きく変わった。期待と失意のはざまで、最大の難関は人材の確保だ。

 MRJを開発する三菱航空機が初号機の納期を延ばすたび、サプライヤー各社はヒト、モノ、カネの工面に追われた。「もうMRJのためだけに特別な準備はできない」。機体の組み立てを担う東明工業(愛知県知多市)の担当者は身構える。

 MRJは直近で407機(基本合意を含む)の受注を抱える。20年半ばの初号機納入に向け、量産に必要な国の型式証明(TC)取得に向けた準備を進めている。生産は2ケ月に1機程度でスタートし、22年にも月産1機を目指す。中部のサプライヤーでは「今度こそ」の期待が高まる。

 しかし、先行投資もじわりと経営にのし掛かる。18年半ばまで内外で好景気と低金利が併存する「適温経済」が続いてきたが、米中摩擦や中国経済の伸び悩みをきっかけに株安や金利上昇リスクが意識され始めた。受注残を背景に増益だったボーイングや三菱重工業の業績にも先行き不透明感が漂う。大手に比べ事業基盤の弱い中堅・中小サプライヤーはなおさらだ。

 カレンダーは今日から3月。ついに2月中に三菱航空機から「TCフライトを開始した」とのリリースを見ることはありませんでした。本当に未だ開始していないとすると、今飛んでいるのは国交省からTCフライトを開始するために突き付けられた追加試験もしくは試験やり直しということになりますね。




★MRJのTC飛行試験遅延、ANAHD片野坂社長「機材計画の調整考えていない」  

  

MRJのTC飛行試験遅延、ANAHD片野坂社長「機材計画の調整考えていない」

エンブラエル、ボーイングによる事業買収を承認

 Aviation Wireが2月27日、「MRJのTC飛行試験遅延、ANAHD片野坂社長『機材計画の調整考えていない』」という記事を掲載。内容はANAホールディングスの片野坂真哉社長が26日の会見で、2020年中ごろの受領を計画している三菱航空機のリージョナルジェット機「MRJ」について、現時点で機材計画を見直す考えはないと語った。

 片野坂社長は、「飛行試験の遅れについては、ちょっと聞いたというのが正直なところ。これまで5回遅延したが、2020年半ばにデリバリーするコミットをいただいている。三菱重工からもしっかりやると聞いており、信頼している」と語った。

 MRJの納入遅延に伴い、ANAHDでは経年機の退役スケジュール見直しや、ボンバルディアのターボプロップ機DHC-8-Q400を新規購入するなど、これまでに機材計画を見直した経緯がある。今回のTC飛行試験の遅れについては、「現時点で機材計画を調整することは考えていない」と語った。

 もう1つ、日刊工業新聞などが「エンブラエル、ボーイングによる事業買収を承認」という記事を掲載。内容はブラジルのエンブラエルが26日に臨時株主総会を開き、商用機部門の権益80%を米航空機大手ボーイングに売却することを承認した。実現すれば、座席数150席以下の小型旅客機の市場再編につながりそうだといったところ。

 販売チャンネルの拡大だけで航空機が爆発的に売れるとは思いませんが、ボーイング対エアバスの小型機戦争が勃発することは避けられないでしょう。




★2月27日(現地時間2月26日)、2号機と3号機がフライト

  

現地時間の26日は2号機と3号機がフライト実施。


2号機は3日ぶりのフライトで、午前10時前から午後1時30分までの飛行記録が残りました。


3号機は午前11時47分に離陸し、午後2時24分着陸。

 現地時間26日は2号機と3号機がフライト実施。2号機は午前10時前にFlightradar24に現れ、午後1時30分までの飛行記録が表示されました。飛行時間は3時間30分以上だったことになります。3号機は午前11時47分に離陸し、午後2時24分までの2時間24分のフライト実施。

 相変わらず、三菱航空機からの正式コメントは行われていないため、現在のフライトが何をしているのかわからないまま。国交省があらためてTCフライトを開始したとリリースするとは考えにくいので、MRJ Progress Updatesに掲載されるのを待っているしかありません。




★三菱みなとみらい技術館がリニューアルオープン

  

トラベルウォッチ「三菱みなとみらい技術館がリニューアルオープン」


現地時間の25日午後0時48分、3号機がエアボーン。今日はどのくらい飛ぶのでしょう?


着陸は午後2時40分で、飛行時間はちょっと短めの1時間52分でした。

 トラベルウォッチが「三菱みなとみらい技術館がリニューアルオープン」という記事を掲載。あまりなじみのない横浜の展示施設なので、ちょっと気になってチェックしてみました。

 三菱重工グループが運営する三菱みなとみらい技術館が、2月24日にリニューアルオープン。同館は1994年6月に横浜で開設された科学技術館で、三菱重工グループが手がける最先端の科学技術や製品を、実物、模型、映像、パネルなどさまざまな展示で分かりやすく紹介。

 今回リニューアルしたのは「交通・輸送ゾーンで、新展示空間「MHI FUTURE GATE(エムエイチアイ フューチャー ゲート)」の「空ゾーン」には、開発中の国産リージョナルジェット「MRJ(Mitsubishi Regional Jet)」の実物大模型や、実際に装備されるシート、操縦を体験できるフライトシミュレータなどを展示している。

 名古屋に住んでいる私は、わざわざ横浜の三菱みなとみらい技術館に行く気にはならないので、内容についても詳しくないし、どこがどうリニューアルしたのかよくわかっていません。でも記事を読む限り、結構楽しめそうな展示施設のようですね。

 モーゼスレイクでは現地時間の25日午後0時48分、日本時間の26日午前5時48分に3号機が離陸。今日は500ft前後を飛行したのち、午後2時40分に着陸。飛行時間はちょっと短めの1時間52分でした。




★日本経済新聞「MRJ 国の飛行試験 開始予定から1カ月遅れ」

  

日本経済新聞が「MRJ 国の飛行試験 開始予定から1カ月遅れ」を掲載。

 日本経済新聞が「MRJ 国の飛行試験 開始予定から1カ月遅れ」という記事を掲載。記事では「MRJの国による飛行試験が遅れている。国土交通省は型式証明(TC)の取得に必要な飛行試験を1月下旬に始めると発表。まずはエンジンの空中での再始動や補助動力装置の機能などを確認し、段階的に試験項目を増やす計画だった。

 しかし、天候不順や確認作業の遅れで試験に入れていない。2020年半ばとする初号機の納期に向けて、時間との戦いになってきた。三菱航空機や国交省によると、大雪による天候不順や準備不足で試験に入れていないという。 『現在は最終準備段階でまもなく実施予定』(三菱航空機)。

 配線の見直しなど設計変更を反映した最新の機体は米国に運ぶ準備が大詰めという。TC飛行試験はまずは旧型機で実施するが、大半の項目は最新機で確認予定のため、最新機の動向が今後の焦点となる 」といった内容。

 この記事がいつの時点の情報として書かれたものか不明ですが、確かに1月下旬の北米は大雪が降った時期があり、1か月近く全くMRJが飛ばなかった時期がありました。ところが1週間ほど前から3号機を中心にほぼ連日フライトが続いてるので、この記事が最新情報を反映しているとすると、今、連日のように飛んでいるのは、一体何をやってるのということになってしまいます。




★2月24日(現地時間2月23日)、3号機がモーゼスレイク近郊を飛行、午後から2号機も飛行実施

  

現地時間23日午前11時24分に離陸、モーゼスレイク近郊を飛行。


そして3号機と入れ替わるように2号機が飛行試験に出発。


その後コールサインとして使用しているJA22MJが表示。今日もエンルート想定でしょうか。

今年になってから1度も飛行を確認できていない1号機が気になります。

 現地時間2月23日(土)午前11時24分、日本時間の24日午前4時24分、3号機がエアボーン。この日は離陸したのちもモーゼスレイク近郊を飛行。飛行高度は12,000ftから15,000ft、対地速度を140kntから200kntに保って急旋回を続けていました。着陸は午後2時31分で飛行時間は3時間06分でした。

 3号機が着陸するのに合わせるかのように、今度は2号機が離陸。今日は2機同時フライトにはなりませんでしたが、25000ft前後をクルージングしているようです。

 最近の3号機の飛行ログを見ると、明らかにデータ取りするためのフライトに見えるので、私は3号機が国交省によるTCフライトを実施していると思っています。ここ数日飛んでい る2号機が何を確認しているのかが不明なのと、何より今年になってから1度も飛行を確認できていない1号機の動向が気になります。




★2月23日(現地時間2月22日)、2日連続で2号機と3号機がフライト実施

  

現地時間の22日、昨日に続いて2号機と3号機がフライトを実施。


3号機は現地時間の午前11時02分に離陸、北東方面に飛行し旋回。


2号機は現地時間の午後1時に離陸。いったん、Flightradar24から消えてしまいました。


しばらくして再び表示され、今日もロングフライトを行っているもよう。


3号機はモーゼスレイク近郊で低空飛行を実施。今日も4時間以上飛び続けていました。


2号機は現地時間の午後3時51分でFlightradar24から消えました。


3号機は現地時間の午後3時24分着陸。飛行時間は4時間22分でした。

 現地時間2月22日(金)午前11時過ぎ、日本時間の23日午前4時過ぎ、先に3号機がエアボーン。前日と同じように北東方面に飛行ののち、今日もモーゼスレイク近郊で低空飛行を行い、飛行時間は4時間22分にも及びました。

 その後、2号機が離陸したのですが、しばらくしてFlightradar24から消えてしまいました。それを2度ほど繰り返したのち、午後2時以降はずっと表示されるようになりました。2号機は今朝もエンルート想定のフライトチェックを行っているようです。

 今朝のフライトの特徴は、3号機が急激な加減速を繰り返していたことです。今のところ正式発表はないものの、ここ数日の3号機のフライトは明らかにエンジン出力の調整をしながら飛んでいますので、私は国交省によるTCフライトなのだと確信しています。




★2月22日(現地時間2月21日)、2号機と3号機がフライト実施

  

現地時間の21日は2号機と3号機がフライトを実施。


現地時間の21日午前11時30分過ぎ、3号機がMAJ216でラインナップアンドウェイト。

わずかの静止時間ののち・・・

現地時間の午前11時38分エアボーン。


今日は北東方面に飛行するようです。


2号機が離陸したのは現地時間の午後1時半頃。まだコールサインが未表示状態。


3号機は2時間以上飛行を続け、モーゼスレイク近郊で低空飛行を開始。


まるでダッチロールしているような飛行なので、そういうチェックフライトなのでしょう。

 現地時間2月21日(木)午前11時半過ぎ、日本時間の22日午前4時半過ぎ、3号機がモーゼスレイク・グラントカウンティ空港のエプロンに現れ、午前11時38分にエアボーン。北東方面に飛行ののち、モーゼスレイク近郊で低空飛行を行いました。

 今日は3号機だけかなと思っていたところ、現地時間の午後1時30分過ぎ、日本時間の22日午前6時半過ぎに2号機も離陸。2号機はよく飛んでいる南東方向へ飛んで行き、いつものように高度を上げてクルージング。

 3号機はモーゼスレイク近郊でまるでダッチロールしているようなフラフラとした飛行を行っているようでしたので、何か緊急事態を想定したチェックフライトを行ったのでしょう。このようなチェックフライトは珍しいことです。




★2月21日(現地時間2月20日)、2号機がフライト実施

  

現地時間の20日お昼前から2号機がフライト実施。

 現地時間2月20日お昼ちょっと前から2号機がフライト実施。昨日は3号機が3時間以上の長時間フライトを行っていましたが、今日は2号機が2時間以上飛び続けています。

 ここ数日、土日も関係なくフライトが続いていますが、三菱航空機からも国土交通省からも何のリリースも行われていないため、これが三菱航空機の社内テストフライトなのか、国交省によるTCフライトなのか、全くわからない状態が続いています。




★2月20日(現地時間2月19日)、3号機が西海岸へフライト実施

  

現地時間の19日午前10時46分、3号機がフライト出発。

西海岸に飛んで行って太平洋岸を旋回。

そして今度はカナダ国境へ行き再び旋回。

 現地時間2月19日、3号機が3時間以上のロングフライト実施。離陸は現地時間の午前10時46分、西海岸まで飛んで行って何回も旋回したのち、今度はカナダ国境へ飛び再び旋回。

 それぞれ旋回中は高度を維持しながら、エンジン出力を調整して速度を上げ下げしていたようです。内容からすると、エンジンからチェックすると発表されているTCフライトであるような気がするのですが・・・。




★2月19日(現地時間2月18日)、2号機と3号機がフライト実施

  

現地時間の2月18日は2号機と3号機がフライト実施。


先に飛んだのは2号機で、現地時間の午前11時頃離陸。


3号機は現地時間の午後1時離陸。今日のコールサインは「MAJ216」。

 現地時間2月18日、2号機と3号機がフライト実施。まず先に飛んだのは2号機で、現地時間の午前11時頃離陸し、3時間以上飛行を続けています。3号機はコールサイン「MAJ216」で午後1時に離陸。1月はさっぱり飛ばなかったMRJたちが、こうして毎日元気にフライトを行ってくれるのが、今は何よりうれしいですね。




★2月18日(現地時間2月17日)、4号機が2日連続のフライト 午後からは2号機もフライト実施

  

2日連続のフライトとなった4号機。飛行時間はちょっと短めの1時間12分。


そして現地時間の午後2時22分から2号機もフライト。

 現地時間2月17日午前11時18分から午後0時30分までの1時間12分、4号機がコールサイン「MAJ224」でフライト。現地時間は日曜にもかかわらず、2日連続のフライト実施となりました。そして4号機のコールサインはもうこれが定番ですね。

 そして午後からは2号機もフライト。正確な離着陸時間はわかりませんが、飛行ログには午後2時22分から午後4時40分までのデータが残っていました。それとUTC時間の2月18日から、Flightradar24の表示が少し変わったようです。

 これらが国交省によるTCフライトなのかは不明ですが、普通に考えると国交省はお役所なので、土日はお休みと考えるのが自然。それともテストパイロットが何名もいて、交代勤務で任務にあたれば、このフライトもTCフライトである可能性はなきにしもあらずです。

 もし、TCフライトが始まったのなら、今日あたり国交省のウエブサイトでプレスリリースがありそうですけどね。




★2月17日(現地時間2月16日午後)、3号機と4号機が同時にフライト

  

現地時間2月16日午後、3号機と4号機が同時にフライト実施。


先に飛んだのは4号機で、離陸は午後2時15分、着陸は午後3時46分。


そして3号機は午後2時24分離陸、着陸は午後4時46分。

 現地時間2月16日午後、3号機と4号機がフライト実施。3号機は2019年になって初飛行ですので、やはり今までキャビンを作っていたのではと思われます。今日の飛行時間は3号機が2時間21分で、4号機が1時間31分でした。

 今日は現地が土曜日だし、日本時間の午前7時の段階で飛んでなかったので、まさかフライトするとは想像していませんでした。ざらに2機同時というおまけつき。今日のフライトが社内のテストフライトなのか、国交省によるTCフライトなのかわかりませんが、ようやく動き出した感がありますね。




★ikinamo Japan「日本製の飛行機MRJを三菱が設計!最先端技術搭載の機体」

  

ikinamo Japan「日本製の飛行機MRJを三菱が設計!最先端技術搭載の機体」

 ikinamo Japanが「日本製の飛行機MRJを三菱が設計!最先端技術搭載の機体」というタイトルの、三菱航空機が「国際航空宇宙展2018東京」にMRJを出展したニュースニュースをYouTubeに公開。目新しい情報はありませんが、展示ブースでMRJ90とMRJ70のモデルプレーンが並んで展示してあることと、動画ならではの雰囲気を感じられます。




★2月14日(現地時間2月13日午後)、4号機が今年初のフライト実施

  

現地時間2月13日午後、4号機が今年初のフライト実施。

 現地時間2月13日午後1時54分から午後4時34分まで、4号機が今年初のフライト実施。4号機が最後に飛んだのを確認できているのは昨年12月28日なので実に48日ぶり。日本時間では14日午前7時前からだったので、ちょうど私がチェックしてPCをシャットダウンした直後からでした。

 このフライトが社内の飛行試験なのか、それとも国交省パイロットによるTCフライトなのか全くわかりませんが、2時間半にも及ぶロングフライトだったので、新たな動きがあったとみていいでしょう。




★MRJ飛行試験5号機があいち航空ミュージアムで実機展示

  



大村愛知県知事が自身のTwitterで、あいち航空ミュージアムにMRJ飛行試験機を展示することを発表。

  大村愛知県知事が2月12日、自身のTwitterで、2月22日からあいち航空ミュージアムに新たな機体展示を開始するのに合わせ、22日から24日まで機体追加イベントを開催することを明らかにしました。

 また、三菱重工からMRJ飛行試験機の貸与を受け、ミュージアムに展示することを明らかに。ツイートの中で大村知事は、「展示の時期など詳細は今後調整して参りますが、最先端のテクノロジーを搭載した『国産初のジェット旅客機』の実機を間近で見られることになります。皆さん、楽しみにしていてください!」と述べています。

 展示されるのは飛行試験5号機「JA25MJ」だと思いますが、本来なら今頃は北九州空港をベースに、日本全国の空港にオートパイロットで飛行しているはずだった飛行試験5号機。まだ1度も空を飛んでいないのに、一時的とはいえミュージアムで展示されるのです。これビッグニュースなのですが、手放しで喜んでいいのかちょっと微妙。




★Mitsubishi MRJ90 RJAA RJGG - YouTube

  

YouTubeに「Mitsubishi MRJ90 RJAA RJGG」というCG動画が公開されました。

羽田を離陸したJA23MJがセントレアのRW18にタッチダウン。

複数の角度から着陸時のCGが製作されています。

早く実機でのシーンを見たいですね。

センターピア先端をかすめタクシング。

そして国内線側北ウイングの・・・

7番ゲートにスポットイン。機体の色がもう少し濃いといいですね。

 YouTubeにJA23MJが羽田を離陸しセントレアに着陸、タクシーウェイを走行してスポットインするまでのCG動画が投稿されました。Microsoft Flight Simulator Xで製作されたもののようです。背景の映像はソフトウェアに入っていたもので、JA23MJのみ自作なのでしょうか。

 羽田を離陸する部分はあまりよくわかりませんが、セントレアのRW18に着陸後、タクシーウエイを通ってスポットインするシーンは、実際に搭乗したことのある人には、非常にリアルに感じることでしょう。早く実機でのシーンを見たいですね。




★ジャパン・タイムズ「台湾サプライヤーが第2四半期にMRJの再設計部品を納入計画」

  

ジャパン・タイムズ「台湾サプライヤーが日本の新リージョナルジェット旅客機向けの重要な部品を第2四半期に納入計画」

 ジャパン・タイムズが「台湾サプライヤーが日本の新リージョナルジェット旅客機向けの重要な部品を第2四半期に納入計画」という記事を掲載していました。記事の内容はおおむね以下のとおり。

 日本の新しいリージョナルジェットのためのコンポーネントの台湾サプライヤーは、今年の第2四半期に必ず完成させる計画であると言い、これにより2020年の納入開始に向けた最終生産コンフィギュレーションにより近い航空機になる。

 航空宇宙産業用開発社の台中プラントの専門家は、三菱リージョナルジェットのスラットとフェアリングを再設計し、製造するために、従業員が一日中苦労していると述べ、「私達は、第2四半期に仕事を完遂することを望む」と、彼は匿名の条件で述べた。

 AIDCはそれらの2つのコンポーネントの単一ソースデザイナーであるばかりでなく、5つの部品のメーカーである。そのすべては、たくさんの複合素材で作られる。MRJプログラムは、複合素材のデザインと製造に関係するリージョナルジェットのための会社の最初のオリジナルのデザインメーカープロジェクトである。

 私は航空機の製造に詳しくないので、この記事に書かれているAIDCについて詳しく知りませんが、MRJのコンポーネンツパーツのうち、スラットとフェアリングの再設計をし、それを2019年の第2四半期に完成させると書かれています。

 これが現在最終組立工場内にあるJA26MJやJA27MJを、いつまでたっても完成させない理由なのかもしれません。また、モーゼスレイクでTCフライトがなかなか始まらないのも、この問題が影響しているのかも。しかも、この機体再設計について、三菱重工と三菱航空機は何も発表していません。のちに大問題にならないといいのですが・・・。




★Aviation Wire「MRJ試験6号機が予約登録か 国交省の航空機登録19年1月分」

  

Aviation Wire「MRJ試験6号機が予約登録か 国交省の航空機登録19年1月分」

 Aviation Wireが「MRJ試験6号機が予約登録か 国交省の航空機登録19年1月分」という記事を掲載。国土交通省航空局(JCAB)によると、2019年1月の航空機登録は、予約登録受付が3機、新規登録が7機、移転登録が20機、変更登録が1機、抹消登録が7機、予約登録取り下げが1機だった。

 予約登録受付の中には、三菱航空機が開発中のリージョナルジェット機「MRJ」の飛行試験に投入する6機目のMRJ90(登録記号JA26MJ)とみられるものがあった。飛行試験6号機は、これまでの設計変更を反映した機体になる。

 6号機がようやく登録できるところまで完成したということになりますので、最終組立工場を出て、MRJハンガーに移動する日も近いかもしれません。




★Aviation Wire「宮永社長「前任者の責任」 特集・会長直轄で難局乗り切るMRJ」

  

Aviation Wire「宮永社長「前任者の責任」 特集・会長直轄で難局乗り切るMRJ」

 Aviation Wireが「宮永社長「前任者の責任」 特集・会長直轄で難局乗り切るMRJ」という特集記事を掲載したので、その一部をご紹介します。

 「私が直轄してきたので、社内でも非常に特別。丁寧な引き継ぎをしないといけない」。三菱重工の宮永俊一社長は、泉澤清次常務が4月1日付で新社長に昇格する人事を発表した席上、社長直轄で開発を進めるリージョナルジェット機「MRJ」の扱いについて、こう言及した。

 MRJのプロジェクトについて「ステークホルダー(利害関係者)が多い」として、「ボーイングとの協力関係など、ひとつ一つ丁寧な引き継ぎをしていくのが、私がリードしながら一緒にやっていくということ」と、プロジェクトを主導しながら泉澤新社長に引き継いでいく必要性に触れた。

 宮永社長は「米国向けMRJ70のニューコンセプトを、きちんとしないといけない」と、MRJ70の重要性に言及した。子会社の三菱航空機でMRJの開発を統括しているアレクサンダー・ベラミー氏は、2018年6月にAviation Wireなどの取材に対し、「2021年後半から2022年前半に市場投入したい」との意向を示しており、MRJ90のTC取得や初号機納入と並行して、MRJ70の新たな設計をまとめることが急務だ。

 三菱重工の新体制は4月から発足するが、MRJは当面「会長直轄」という同社では例のない体制で、開発のラストスパートをかけることになる。

 MRJ70の開発も非常に重要でしょうが、その前にMRJ90の現状について、一度詳細な報告の場がほしいですね。ちなみに今朝はモーゼスレイクでのフライトは確認できていません。




★2月8日(現地時間2月7日)、2号機が2日続けてJA22MJで飛行

  

現地時間2月7日午前10時頃から約3時間、2号機が飛行試験を実施。

Aviation Wire「三菱重工、18年4-12月期純利益353億円 航空防衛宇宙は赤字続く」

 現地時間2月7日午前10時頃から約3時間、2号機が飛行試験を行いました。昨日に続いての3時間フライトでしたが、なぜ突然飛び始めたのかよくわかりません。でも、国交省によるTCフライトではないように思えます。

 先日行われた決算会見の場で、TCフライトがまだ始まっていないと発表したことからも、国交省に提出した資料に対して何らかの指摘を受け、データの取り直しでもやっているのでしょうか。

 三菱重工が19年3月期第3四半期の連結決算を発表。今年度からIFRS(国際財務報告基準)を適用。開発遅延により、納期が5回延期となっているリージョナルジェット機「MRJ」に関する投資を除いた「定常収益」も開示し、MRJ投資にあたる781億円を除いた事業利益は1834億円、純利益は1124億円となった。

 MRJが足を引っ張っていることは確かなので、早く量産体制を整えて、投資分の回収を進めたいところでしょうね。




★2月7日(現地時間2月6日)、2号機がJA22MJで飛行 これは社内飛行試験?

  

現地時間2月6日午前10時頃から3時間以上、2号機が飛行試験を実施。

NHK NEWS WEB「MRJ 飛行試験遅れるも来年の納期は変えず 三菱重工」

ニコニコニュース「三菱重工、新社長に泉沢氏 MRJ量産に向けた体制作り急務」

 今朝は久しぶりに2号機が飛びました。昨日のROK21と違い、登録レジで飛んでいたので、従前の飛行試験と同じように見えました。仮に昨日のROK21がTCフライトだったとすると、試験の結果、何らかの追加データが必要になり、今日はそのデータを取るために2号機を飛ばしたと考えられます。全く根拠ありませんけどね。

 昨日はNHK NEWS WEBが三菱重工の決算会見について記事を掲載。MRJの開発を進める三菱重工は、安全性を担保する「型式証明」の取得に向けた飛行試験が予定より遅れているものの、2020年の初号機の納入には影響が出ないように取り組む考えを示した。

 MRJの開発を進める三菱重工の子会社の三菱航空機は開発の最終段階となる「型式証明」を国から取得するための飛行試験を、当初、先月下旬に始める予定だったが今も始まっていない。

 これについて三菱重工の小口正範副社長は6日の決算会見で、「いろいろな理由があって開始が遅れているが、現在、2020年のお客様への引き渡しに影響があるとは考えていない。油断せずに注視していきたい」と述べて、初号機の納入時期に影響が出ないよう取り組む考えを示した。

 もう1つ、三菱重工の社長交代が正式発表されました。社長が替わったからといって、すぐに何かが変わるとは思えませんが、MRJにとって非常に重要な1年を、泉沢新社長がどのように体制づくりするのか、お手並み拝見といきましょう。




★2月6日(現地時間2月5日午後)、1号機がTCフライト?

  

現地時間の2月5日お昼過ぎ、Flightradar24にROK21という航空機が表示されました。

 現地時間の2月5日お昼過ぎ、Flightradar24にROK21という登録レジを含め、一切データ不明の航空機が表示されました。これがMRJのTCフライトであるという確証はありませんが、モーゼスレイク・グラントカウンティ空港を中心に飛行し続けていることや、ROK21の21がJA21MJと重なっていることなどから、これが国土交通省航空局による型式証明飛行試験、いわゆる「TCフライト」なのではないかと推測しています。

 このROK21ですが、Flightradar24に表示されているものの、飛行ログが一切残っていないのです。今朝は偶然私がPCでチェックしていた際に飛行していたので見つけられましたが、この日が初フライトなのか、実はすでに何度も飛行していたのかすら、チェックすることができないのです。私はこのROK21が、JA21MJを使った交通省航空局による型式証明飛行試験「TCフライト」であると信じたいです。




★AIDA記念セミナー「日本の産業における航空機産業と今後の展望」

  

航空イノベーション推進協議会(AIDA)は、開発大詰めのMRJ、航空法改正の動き、航空先端技術の動向など航空機産業の最先端を報告し、議論するセミナーを開催。

 航空イノベーション推進協議会(AIDA)は、航空に係る技術・政策・産業等に関する航空イノベーションの推進を目的とする日本では例を見ない法人として、平成30年10月から本格的に活動を開始。今回これを記念して、開発大詰めのMRJ、航空法改正の動き、航空先端技術の動向など航空機産業の最先端を報告し、議論するセミナーを開催するそうです。

 日時は2019年2月18日(月)14時〜17時。場所は東京大学 福武ホール地下2階 福武ラーニングシアター(本郷キャンパス)。参加申し込みはhttps://aida.or.jp/event/より事前申し込みする。参加費は3000円でAIDA会員は無料。入会優待キャンペーンとして、開催前日までにAIDAへの会員加入申し込みを済ませ、当日、申込書の写しを持参すると、会員扱いとして無料となるそうです。

 セミナーの中の14時05分から15時05分までの1時間、大宮英明(一社)日本航空宇宙工業会会長(三菱重工業取締役会長・元日本経済団体連合会副会長)による特別講演「航空機産業が日本の製造業において持つ意義と今後の展望」があります。大宮会長はMRJについて何を語るか、興味ありますね。




★三菱重工社長に泉沢清次氏昇格へ MRJ事業化へ体制刷新

  

共同通信「三菱重工社長に泉沢清次氏昇格へ MRJ事業化へ体制刷新」

 三菱重工が泉沢清次取締役常務執行役員(61)を4月1日付で社長に昇格させる方向で調整していることが1日、分かった。宮永俊一社長(70)は会長に就く見通し。課題だった子会社、三菱航空機の資本増強を終え、国産初のジェット旅客機「MRJ」の事業化に向けて経営体制を刷新する。

 泉沢氏は現在、三菱重工の成長戦略の策定などを担っている。三菱自動車で取締役を務めた経験もある。三菱重工のトップは最近、4、5年での交代が続いていたが、宮永氏は2013年4月に社長に就任し、昨年4月から異例の6年目に入っていた。

 三菱重工ほどの大企業になると、社長1人入れ替わったくらいで、会社経営が変わるとは思えませんが、宮永社長は長かったので、このあたりが交代時期なのでしょう。




★今日から日本は2月

  

カレンダーは2月になりました。

  いやー、1月が終わってしまいました。1月は私の誕生月でもあるので、好きな月ではありますが、何せ毎年あっという間に過ぎてしまうのがつらいです。

 日本と17時間の時差があるモーゼスレイクでは、日本時間の1日午前5時が31日の正午。今日もFlightradar24に表示されなかったら、@何らかの理由で1月にTCフライトが実施されなかった、A実はすでに実施しているものの、日本政府がFlightradar24のサイト管理者に非表示を依頼している、Bアメリカ航空当局の許可をとって、トラポンを切って飛行しているのいずれかでしょう。




★Mitsubishi Aircraft Corp. files countersuit in dispute over alleged trade secrets

  

Mitsubishi Aircraft Corp. files countersuit in dispute over alleged trade secrets

Mitsubishi Aircraft accuses Bombardier of trying to limit competition for regional jets

 現地時間の1月29日、モーゼスレイクのあるワシントン州をカバーしている「ONE NEWS」が、「Mitsubishi Aircraft Corp. files countersuit in dispute over alleged trade secrets」というニュースをYouTubeに投稿。

 ニュースは29日に三菱航空機がリリースした逆提訴について。地元では今回の訴訟合戦をどのように捉えているのか、そこがいちばん知りたいところなのですけどね。

 ほかにもロイターはじめ、いくつかの海外サイトが今回の三菱航空機による逆提訴のニュースを報じていますが、内容は日本のマスコミ報道とほぼ同じようです。




★三菱航空機がボンバルディアに対する反訴提起をリリース

  

三菱航空機がリリースした「ボンバルディア社に対する反訴提起の件」

Progress Updates「航空機市場での商業競争を妨げるボンバルディアの妨害について」

産経 MRJめぐり三菱航空機がボンバルディアを反訴 「機密盗んだ」VS「開発を妨害」 

 三菱航空機がボンバルディアを反訴したことをリリース。この中で三菱航空機は、ボンバルディアがMRJの開発ならびに型式証明取得を阻害する意図で、違法な反競争的行為を行った。ボンバルディアが数年前から、三菱航空機、そのパートナー企業、従業員に対して違法な反競争的行為を多岐にわたり行ってきた。

 ボンバルディアは訴えのなかで、三菱航空機が企業秘密の不正使用を行っているとしているが、三菱航空機はこの訴えは事実的根拠や法的妥当性を欠いており、根拠がないものと認識。寧ろ、ボンバルディアの真の意図はMRJの開発を阻害し、最終的に市場投入を遅らせることにあると考えている。

 三菱航空機はボンバルディアの不当な主張に対し、当社の正当性を最終的に証明できること、さらに、同社の不当な主張がMRJの開発や市場投入、そしてMRJプログラムの成功に影響を及ぼすものではないことを確信している。




★三菱航空機がボンバルディアを逆提訴

  

NHKニュース「三菱航空機 ボンバルディアを逆提訴」

CBCイッポウ 「MRJの開発を阻害」三菱航空機がボンバルディア社を逆提訴

 三菱航空機はカナダの航空機メーカー「ボンバルディア」から、企業秘密を不正に手に入れたとして訴えられたのに対し、「開発を阻害するための行為だ」などとして、逆にボンバルディアを相手取る訴えを起こした。

 ボンバルディアとの裁判をめぐっては、三菱航空機は元従業員を採用した際には、機密情報の不正流用がないよう誓約書を取っているとして訴えの却下を申し立てており、これとは別にボンバルディアに対して訴えを起こす形となるが、対立の深刻化で、来年半ばとしている初号機の納入に影響を及ぼす事態とならないか注目される。

 アメリカは「訴訟の国」ですので、「訴えられたら訴え返す」ことは珍しいことではないようです。これを受けて、ボンバルディア側が訴えを取り下げればいちばんいいのですけどね・・・。




MRJが電話に出ている?

  

The #Mitsubishi Regional Jet is Answering the Call..

 MRJに関する情報がパッタリと途絶えてしまったので、今朝はちょっと意味不明なツイートを掲載してみました。The #Mitsubishi Regional Jet is Answering the Call..つまり、MRJが電話に出ているというような趣旨のツイートなのですが、この方、インド人のようなので、もう1つの「MRJ」とひっかけているのかもしれません。

 ところで、1月下旬から開始することになっている型式証明飛行試験、TCフライトについてですが、今のところ、試験を開始したという確認ができていません。まさか、国土交通省航空局や三菱航空機がわざわそんな発表をするとは思えないので、頼りはFlightradar24だけなのですが、国土交通省航空局がサイト管理者に、非表示依頼をしていないか、それが今の最大の懸念です。




★ボンバルディア、不振の「CRJ」事業 年内判断へ 売却も排除せず

  

ボンバルディア、不振の「CRJ」事業 年内判断へ 売却も排除せず

 カナダ航空機大手ボンバルディアのベルマール最高経営責任者(CEO)は16日、同社の将来を確かなものにするため受注を「積極的に」獲得しに行くと表明し、不振のリージョナルジェット「CRJ」事業の今後については、年内の決断を目指す方針を明らかにした。

 ベルマールCEOはロイター通信に対し、不採算事業は売却も含めて「あらゆる戦略的選択肢」を検討するとしつつ、目下の目標は受注獲得とコスト削減だと語った。ボンバルディアは新型機の開発計画に伴う巨額の資金調達に苦戦しており、ターボプロップ旅客機「Q400」事業を売却する予定。また、「CRJ」事業も見直すことを発表している。

 MRJやE2ジェットと比べれば、1世代前の航空機と言わざるを得ないCRJなので、新型機の開発をしないのなら、思い切って事業を整理すべきでしょう。三菱航空機を訴えたのは、最後のあがきだったのかも・・・。




★国交省がMRJの運航開始を見据えた今後の航空機検査制度のあり方について審議

  

国交省がMRJの運航開始を見据えた今後の航空機検査制度のあり方について審議

 国土交通省は2019年1月21日(月)、第8回航空機検査制度等検討小委員会を開催し、「国産航空機の運航開始を見据えた今後の航空機検査制度のあり方」(最終とりまとめ案)について審議する。国土交通省では、交通政策審議会 航空分科会 技術・安全部会 航空機検査制度等検討小委員会において、近年の航空機の安全確保を取り巻く様々な環境の変化を踏まえた、今後の航空機の安全確保等のあり方についての検討を実施。

 第1回小委員会(平成30年3月13日開催)以降、MRJの運航開始後の航空機の安全確保のあり方等について審議を行い、昨年7月に今後の航空機検査制度の「見直しの方向性」(中間とりまとめ)を公表。今回は、「見直しの方向性」を踏まえ、「国産航空機の運航開始を見据えた今後の航空機検査制度のあり方」(最終とりまとめ案)について審議する。




★三菱重工・宮永社長と三菱航空機・水谷社長の2019年展望インタビュー記事

  

【2019成長への展望】MRJの量産化に向けた統合を検討 三菱重工業・宮永俊一社長



<新時代へ>(7)三菱航空機・水谷久和社長 中部国際空港・友添雅直社長

 サンケイビズが三菱重工の宮永社長へのインタビュー記事を掲載。宮永社長はMRJの初納入がいよいよ来年に迫ったことに対し、昨年は英国の航空見本市で展示飛行を初披露し、増資で(開発子会社)三菱航空機の債務超過も解消できたポジティブな一年だった。当社は米ボーイングの部品製造を請け負っているが、二元管理は無駄があるため、MRJの量産化へ向け統合を検討していると述べました。

 うーん、まだわかりませんね。三菱重工の航空機製造部門「名古屋航空宇宙システム研究所」、通称「名航」と、MRJの開発・製造を行う三菱航空機との統合ということだと思うのですが、名航を三菱航空機に移管するのでしょうか。それとも三菱航空機を三菱重工の一部門に統合なのでしょうか。

 中日新聞が新年連載している「新時代へ」の7回目で、三菱航空機の水谷社長と中部国際空港の友添社長のインタビュー記事を掲載。三菱航空機の水谷社長は、「18年は開発作業の底上げの年だった。今年は開発の集大成の年になる」。型式証明取得は順調にいって1年ほどかかる見通し。「試験をきちっとやり遂げる。設計変更を反映した機体も早く完成させ投入する」。

 また、納入後の顧客サポート体制構築や、座席数約70席のMRJ70の客室などの仕様も決めなければならない。客室仕様については「新しく採用できる技術もありそう。外国人技術者と日本人技術者がともに検討しており、6月の仏パリで開かれる航空見本市で成果を出せるようにしたい」と述べており、パリエアショーではMRJ70についての発表がありそう。

 カナダのボンバルディアが三菱航空機を提訴したことに対しては、昨年末、訴えの却下を米地裁に申し立てた。「やましいことは一つもない。彼らの言う企業秘密をMRJに使ったということはなく、開発作業が止まることはない」と述べています。




★1月16日(現地時間の1月15日)、2号機が今年初の飛行試験実施

  

現地時間の1月15日、2号機が今年初の飛行試験実施。

 現地時間の1月15日午前10時30分頃から2号機が今年初の飛行試験実施。正確な離着陸時間はわかりませんが、Flightradar24には現地時間の午前8時45分から午後0時45分頃まで表示されました。

 今日の2号機は久しぶりに太平洋沿岸まで飛びました。まさか今年初の飛行試験を行うのが2号機になるとは思っていませんでしたが、昨年最後に飛んだのも2号機だったので、今は2号機を使って何らかのデータ取りをしているのかもしれません。




★1月13日(現地時間1月12日午後)、3号機がTEST0000で始動

  

現地時間の1月12日午後2時過ぎから3号機がTEST0000でFlightradar24に表示。

Mitsubishi Aircraft seeks dismissal of lawsuit over alleged trade secrets

 現地時間の1月12日午後2時過ぎ、3号機がFlightradar24にTEST0000で表示されました。先日の4号機は機体から外されてトラポン信号だったと推測していまsが、今朝の3号機は飛行高度や対地速度が0であることなどから、実機をハンガーから出してチェックしたものと思われます。

 いよいよ、TCフライトに向けた準備が始まったのかもしれません。TCフライトに何号機を使用するかわかりませんが、3号機は今年のパリエアショーに向けて客室を完成させると思われるので、TCフライトに3号機が使われることは、ほぼ間違いないでしょう。ADB-Sを搭載しているのは3号機と4号機ですので、この2機が中心となると思っていいのではないでしょうか。

 もう1つ、現地時間の1月11日、モーゼスレイクのあるワシントン州をカバーしている「ONE NEWS」が、「Mitsubishi Aircraft seeks dismissal of lawsuit over alleged trade secrets」というニュースをYouTubeに投稿。ニュースはカナダのボンバルディアが三菱航空機を提訴したことについて公判が開かれ、三菱航空機・ボンバルディア双方が主張を行ったという内容。

 訴訟の国とも言われるアメリカですので、このような訴訟合戦は日常茶飯事でしょう。ボンバルディアに勝算があってのこととは思えないので、自社では新規航空機の開発を行っていないため、単なる三菱航空機へのいやがらせとしか思えませんね。




★ブラジル政府、エンブラ・ボーイングJV設立を承認

  

航空新聞社「ブラジル政府、エンブラ・ボーイングJV設立を承認」

  航空新聞社が「ブラジル政府、エンブラ・ボーイングJV設立を承認」という記事を掲載。内容はブラジル政府がエンブラエルとボーイングの2社による合弁会社設立など、戦略的パートナーシップ関係の構築を承認した。これによりボーイングは、今後設立する民間航空機分野の合弁会社の株式80%を取得し、エンブラエルが20%取得する。

 さらにエンブラエルが開発したKC-390についても、別のジョイント・ベンチャーを設立することで合意。このジョイント・ベンチャーは、エンブラエルが51%の株式を保有し、残りの49%をボーイングが保有する。

 今後はエンブラエルの取締役会が事前承認を行うと、両社は最終的な取引文書を作成する。こうした一連の流れが計画通りに受領されたと仮定した場合、この取引は2019年末までに完了する予定というもの。

 これで正式にボーイングによるエンブラエル買収の道すじができたことになり、販売チャンネルではボーイングとエアバスという2大航空機メーカーに凌駕されてしまうかもしれません。

 しかし、ホンダジェットがそうであるように、必ずしも巨大な販売チャンネルを持っていなくても、優秀な航空機は売れるのです。相手にとって不足はありません。実力でE2を負かしてやりましょう。




★1月10日(現地時間1月9日)、モーゼスレイクでの仕事始め確認

  

今朝は今年初めてFlightradar24に4号機のログが表示されました。


最初はTEST1234で表示され、なぜか高度はずっと1,175ftのまま。


途中でTEST4567に替わり、ログは約2時間で消えてしまいました。

サンケイビズ 「MRJ 機体不具合の報告義務化 国交省、安全確保へ法改正」

 現地時間の1月9日、モーゼスレイクでの仕事始めが確認されました。現地時間の午前8時から約2時間、4号機がFlightradar24に登場。ただし、TEST1234とTEST4567でトラポンがシグナルを出していただけで、実際に空を飛んだわけではなさそう。

 どんな試験をしているのかわかりませんが、トラポンが移動したログを見る限りでは、ドローンにでも着けて飛ばしたのかなあと思う次第です。いずれにせよ、これが新年初のログなので、モーゼスレイクもいよいよ新年のテストが始動したということでしょう。

 久しぶりにMRJに関するニュースがありました。サンケイビズが「MRJ 機体不具合の報告義務化 国交省、安全確保へ法改正」という記事を掲載。

 国土交通省はMRJの就航に向け、三菱航空機に機体の不具合情報を航空会社から集めて、国に報告するよう義務付ける方針を固めた。今月召集の通常国会に航空法改正案を提出。国産機の安全性を確保するため、国際条約に基づき欧米諸国並みの仕組みをつくる。法制化後は国交省が報告を基に、MRJを運航する航空各社に適切な修理や整備を指示する。

 改正案には機体が落雷や鳥の衝突などで損傷した際の修理計画をメーカーが作成し、国交省が妥当性を点検、承認する制度も盛り込む。事例に応じた対応策を蓄積して修理の迅速化を図るのが目的で、国が認めた優良メーカーに限り、承認を経ずに修理計画を進められる規定も設ける。

 型式証明を発行する監督官庁として、国交省が航空機の不具合情報を把握することは重要な使命でしょう。ただし、不具合といっても機体の欠陥という意味ではなく、部品の劣化によるインシデントやバードストライクによる機体の損傷などが対象となるものと思います。




★三菱航空機がMRJを買ってほしい本命エアライン

  

GOTRIP! 「魅力のある地域航空会社、フジドリームエアラインズ(FDA)とは?」

水谷社長も毎朝出勤してこの光景を見ながら、目の前のERJをMRJに置き換えてご覧になっていることでしょう。

 GOTRIP!が「魅力のある地域航空会社、フジドリームエアラインズ(FDA)とは?」を掲載。名古屋空港ベースの方にはおなじみのエアラインですが、国内就航地があまり多くないことと、羽田、伊丹に定期路線を持っていないので、意外に知られていない地域航空会社でもあります。

 FDAは「鈴与」という海運会社を運営する鈴木与平会長が作った地域航空会社で、実質的な本社機能は名古屋空港にあります。セントレアと県営名古屋空港の2空港問題のため、基本的には県営名古屋空港からはセントレアからの路線がある都市には就航していないのですが、過去の既得権から新潟、福岡、熊本の3空港のみ、セントレアとの競合路線があります。

 以前、MRJを特集したTV番組の中で、早朝に出勤した三菱航空機の水谷社長にインタビューするシーンがありました。そのとき水谷社長が、「毎朝ここからFDAが使用しているライバルメーカーのエンブラエル機が飛んで行くのを見ている。FDAは同じビルの中に本社があり、MRJを買って欲しいんですけどね」と本音を語っておられました。

 名古屋空港をご存知ない方のために付け加えますと、三菱航空機の本社とFDAの実質本社機能のある名古屋拠点は、同じ名古屋空港ターミナルビルに同居していて、名古屋空港ベースのエンブラエル機が毎晩8機ほどナイトステイしているのです。

 水谷社長が毎朝出勤してその光景を見ながら、目の前のエンブラエル機たちを、マルチカラーになったMRJに置き換えて見ていることは、容易に想像できますね。私もFDAこそMRJを運航するのに最もふさわしい会社であると、常日頃から思っています。




★ニュースイッチ ニッポン航空機産業の弱点、「装備品」を取り込め!

  

ニュースイッチが「ニッポン航空機産業の弱点、「装備品」を取り込め!価値の4割を占めるのに、日本の生産額は1割」という記事を掲載。

 日本の航空機産業の課題である装備品の開拓に向けた取り組みが始まっている。海外勢がリードする装備品市場では、ソフトウエア認証の複雑さが参入障壁になっている。官民連携で参入を支援する活動が本格化している。

 航空機には油圧システム、与圧・空調システム、アビオニクス、内装、降着装置などさまざまな装備品があり、航空機の価値の約4割は装備品が占める。米国の航空機産業は機体、エンジン、装備品が均等に発展し、装備品の売上高比率が約4割あるとされる。

 日本の航空機産業は長年、重工業大手が米ボーイングの機体やエンジン製造を担ってきた半面、航空機の生産額に占める装備品の比率は1割にとどまる。ナブテスコが飛行姿勢制御装置、ジャムコが内装品など特定分野に強いメーカーはあるが、欧米に比べ規模は小さい。

 参入が難しいのは、認証技術、中でもソフト認証「DO―178C」の要求を満たすことが求められるからだ。欧州と米国には航空機の搭載システム開発についてのガイドラインがあり、それにのっとって安全性を確保する必要がある。

 航空機製造はいったん開発に成功すると、その後何十年間も生産を続けることができることは有名ですが、逆に新規参入が非常に困難な業界とも言えますね。

 MRJの部品点数約100万点のうち、国産化率が3割ほどしかないことで、それで国産ジェット機と言えるのかと指摘されています。今後はこれらの装備品を国内メーカーが生産できるようになると、次期MRJの開発においては、国産化率を上げることができそうです。




★いよいよ始まった勝負の2019年

  

カレンダーは2019年1月になりました。

 みなさん、明けましておめでとうございます。2018年はイギリスで行われたファンボロー航空ショーで初デモフライトに成功するなど、一定の成果を出した1年だったと思います。しかし、手放しで喜んでいられる状況ではありません。2019年は三菱重工と三菱航空機にとって、勝負の1年になるからです。

 今年は何と言っても国土交通省航空局パイロットによるTCフライトの進捗の推移。外野の私たちからでは、それが順調なのかどうかをはかり知る機会は少ないと思います。MRJ Progress Updatesもすでに3か月更新されていない状況を考えると、公式発表も少ないかもしれません。

 とはいえ、1年を通じて少ない情報を集め、TCフライトの推移をひとときたりとも見過ごすことなくチェックしていこうと思います。

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