2019年は大きなターニングポイントとなる1年でした。6月にMRJから三菱スペースジェットに改称することが発表され、それまでMRJ90と呼ばれていたモデルがM90、MRJ70はM100に変更。続いてカナダ・ボンバルディアのCRJ事業買収を発表。しかし、900か所以上の設計変更を受けた10号機が初飛行することはありませんでした。

 2020年は現在のスケジュールにおいては、量産機をANAへ納入することになっている極めて重要な年。このスケジュールが守られるのかどうか判断できませんが、1日も早く10号機を完成させてアメリカへ送り、型式証明取得へつなげてほしいところです。


★やはり年度末だからなのでしょうか

  

エルクさんのツイート 今朝はMSJが久しぶり?に この場所にいますね。

ぺんた✈️さんのツイート スペースジェットは外に居ました

MT4692さんのツイート SPACE JETの垂直尾翼の渦巻き模様が無くなったのは何故!

エルクさんのツイート MSJ、今日は夜遅くまで外で頑張ってますね。お疲れさまです。

エルクさんのツイート 今朝もMSJは三菱エプロンにいますね。もしかして昨夜から徹夜だったのかな?

 3月26日は日本、モーゼスレイクとも、大きな動きはありませんでした。モーゼスレイクについては、日本よりも16時間遅れて26日になったので、このトピックを書いている時点では、まだ半日残ってはいますけど。
 
 名古屋空港に隣接する三菱エプロンでは、前日に引き続き10号機が機体チェックを受けたようです。詳細は不明。10号機はすでに2度のテストフライトを行ったのに、なぜ今、三菱エプロンで羽を休めているのか?渡米した4機の飛行試験機たちが初フライトを行ったあとは、不具合の見つかった1号機のときを除けば、ガンガン飛んでましたから。

 そう考えると、10号機は「飛ばない」のか、「飛べない」のか。飛ばないとすると考えられる理由はふたつ。1つは「年度末」だからで、もう1つは「新コロナウイルス感染拡大の影響」。どちらもあまり考えにくいのですが、後者であるとやっかいですね。

 じゃあ、飛べないとすると、何が考えられるのか?2度のフライトで不具合が発見され、現在その対策を検討中とかでしょうか。そうではなく、今は設計変更か所のリチェックを行っているのだと信じたいです。




★10号機の垂直尾翼のぐるぐる模様と金帯がスターボードも剥がされる

  

3月25日、三菱エプロンで10号機がチェックを受けたようですが、天津つばめさんがトーイングされてきた10号機写真をツイートしてくれました。


モーゼスレイクでは現地時間の23日以降、飛行試験は確認できていません。Flightradar24に残っている最後のデータは、24日の2号機のチェック。

 今週は三菱スペースジェット情報があまりない日が続いています。モーゼスレイクでは23日のテストフライト以降、24日の2号機の地上チェックが確認できただけ。これがアメリカにおける新型コロナウイルス感染拡大の影響なのか、それとも単に次のフェーズに移行するための準備なのかは不明。

 日本では今は年度末ですが、まさか今年度のテストフライト予算が枯渇したなんてことはないでしょうね?
 
 昨日は名古屋空港に隣接する三菱エプロンで、10号機が機体チェックを受けたようです。詳細は不明ですが、天津つばめさんがツイートしてくれたトーイングされてきた10号機写真では、21日の2度目のフライト時にはポートサイドのみ剥がされていた垂直尾翼のぐるぐる模様と、胴体端部の金帯がスターボードも剥がされていました。

 三菱スペースジェットのイメージでもあるぐるぐる模様をあえて剥がしたということは、これが飛行試験に何らかの影響を及ぼしたということなのでしょう。まだ10号機にはスタティックプレッシャーコーンを取り付けられていないので、このあたりが理由なのかもしれません。
  

これ以前は2020年ページに掲載しています