航空自衛隊小牧基地は戦闘機の配備されていない、どちらかというと地味な基地なのですが、日本でここにしか配備されていないC-130HやKC-767を見ることができます。

 また、名古屋空港の北端には「三菱重工小牧南工場」があり、空港エプロンの一角を三菱エプロンとして所有しています。ここはミリタリー好きにはたまらないエリアでして、日本各地の基地に配備されている自衛隊機たちが整備にやってきます。

 自分がミリタリーに全く興味がなかったために、今まで撮影してこなかった自衛隊機たちですが、撮りだしてみると結構楽しいですね。ただ、戦闘機たちの爆音だけは、何とかならないかと思います。

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★2022年4月25日、まさかナイトとは・・・

  

4月25日(月)、先週金曜日のリベンジに再度出撃しました。

しかし今日もタラップもなく出発する気配なし。

4月第2週と第3週は月水金に飛んでいたのに、どうしちゃったのでしょうか。

たまには別アングルから撮ろうと思い、久しぶりに神明公園に行ってきました。

せっかくの100周年スペマ機だったのにね。

私には縁がなかったということで帰宅したのですが・・・

アルティアさんのツイート

マイティさんのツイート

もぐらさんのツイート

まぐろ屋さんのツイート

ろっく番のりばさんのツイート

再びアルティアさんのツイート

 2022年4月25日(月)、今日は仕事をサボって急きょ名古屋空港に行ってきました。理由はもちろん、オーストラリア空軍の空中給油機KC-30Aを捕獲するため。来日後、月水金に試験飛行を続けていたはずなのに、先週は雨のせいか火曜日に1度飛んだだけで、22日金曜日は天気が回復したにもかかわらず、飛行しませんでした。

 じゃあ、帰国日が30日(土)に迫っているので、今日こそは飛ぶだろうと思っての行動だったのですけど、結局私がいるうちは機体のまわりに支援車両もタラップも準備されなかったので、せめて別アングルからも撮っておこうと、神明公園に行って撮影して帰宅しました。

 帰宅後リビングでTVを観ていた際、上空を轟音とともに大型旅客機が飛んで行ったので、まさかと思って調べてみたら、何と何と今日は初ナイトだったのです。午後2時半からタラップが用意されたそうなので、神明公園のあとにもう一度展望デッキに寄っていたら、もしかしたら気づいていたかもしれません。ついてないときってこんなもんです。私はKC-30Aに縁がなかったと、あきらめることにしました。




★2022年4月22日、F-2BとF-15J「イーグル」がIRANテストフライトに出てくるも

  

午前11時47分、この日の2ndでF-2B「23-8115」がテストフライトに出てきました。


私が戦闘機を見るのは今年初です。

ちょうど順光になった頃だったので、撮影するにはバッチリ。

午前11時55分、短いローリングののちエアボーン。

久しぶりに戦闘機の爆音を聞きました。

F-2B「23-8115」がテストフライトに出発
  

 
まさか2機続けて出て来るとは・・・

午前11時50分、続いてF-15J「イーグル」が出てきました。

まさか2ndで2機が続けて出て来るとは・・・、ラッキーと思ったのですけど。

W-1からラインナップアンドウェイトしたところでトラブルが発生したもよう。

テストフライトをキャンセルし、W-2から三菱ランプに戻って行きました。

F-15Jイーグル「52-8851」がテストフライト出てくるも
  

 
午後1時05分、1時間ちょっとのテストフライトから帰還

午後1時02分、F-2Bがテストフライトから戻ってきました。


滑走路上空を飛んでライトダウンウインドウ。

午後1時05分、RWY34にタッチダウン。

一瞬、パラシュートが開くのが遅れた気がして、ちょっとズームを引いてしまいました。

私の単なる勘違いだったのでしょう。

F-2B「23-8115」がテストフライトから帰還
  

 2022年4月22日(金)、残念ながらお目当てのオーストラリア空軍の空中給油機KC-30Aの離着陸は見られませんでしたが、日本の空中給油機KC-767はしっかり見ることができたうえに、この日の2ndでF-2BとF-15J「イーグル」がIRANテストフライトをするため、三菱ランプに姿を現しました。

 先に出てきたのは21SQのF-2Bでレジは「23-8115」。私は戦闘機は複座のほうが好きなので、F-2も短座のF-2Aよりも複座のF-2Bのほうがお気に入り。午前11時47分に三菱ランプから出てきて、午前11時55分エアボーン。

 この日の2ndはもう1機、305SQ所属のF-15J「イーグル」も出てきました。名航のエリア内からずっとF-15の甲高いエキゾーストが聞こえていたので、だいたい予測できていました。三菱ランプに姿を現したのが午前11時50分で、F-2Bを追いかけるようにW-1を目指してタクシング。

 まあ、ここまでは順調だったものの、W-1からラインナップアンドウェイトして離陸許可をもらったのちもエンジンを吹かすだけ。ここまで来て何がトラブルだったのかわかりませんがテストフライトをキャンセル。W-2から滑走路を離れ、来たWP誘導路を通って三菱ランプに戻って行きました。

 そして、1時間ちょっとのテストフライトを実施したのち、F-2B「23-8115」が午後1時05分にタッチダウン。久しぶりに戦闘機のパラシュートを見ることができました。




★2022年3月8日、コールサイン「ジャパン・フォース・スケジュール31」でC-2輸送機飛来

  

午後2時10分過ぎ、コールサイン「ジャパン・フォース・スケジュール31」でC-2がファイナルアプローチ。


久しぶりにC-2を見ました。

この日は基地間定期輸送便としての飛来なので、たくさんの貨物を搭載してきたのかもしれません。

午後2時20分に小牧基地エプロンのほぼど真ん中に駐機しました。

C-2「204号機」タッチダウン
  

 2022年3月8日(火)、この日は三菱重工の戦闘機テストフライトは行われず、私の大好きな空中給油機KC-767も全く動きませんでした。いわゆる「ハズレ」日だったのですが、唯一の収穫はC-2輸送機の離着陸をゲットできたことでした。

 この日のC-2輸送機は、コールサイン「ジャパン・フォース・スケジュール31」でやってきたので、空自の基地間定期輸送便としてのフライトでした。名古屋空港にファイナルアプローチしてくる際、TWRの管制隊員がほかのトラフィックに「KC2 アプローチ」と案内していて、「KC2って何だろう?」と思っていたのです。

 結局、C-2輸送機のことだったのですが、あとで調べてわかったのですけど、「KC2」とはC-2輸送機のICAOコードでした。あまりICAOコードを使用するATCに遭遇しないので、ちょっと不思議に思った次第です。


 
この日の搭載貨物は何?

ポートサイドの前後2か所のドアがオープン。

搭乗してきた隊員たちが降機。

迎えに来た大型バスに乗車して行きました。

その後リアのハッチを開けて積んできた貨物を下ろし・・・

そして今度は小牧基地からの貨物を搭載。
 

この間、およそ20分の早業でした。

そして午後2時45分、リアハッチクローズ。

午後3時に隊員たちが搭乗して出発準備完了。

迅速な貨物の積み替え
  

 着陸したC-2はE-5誘導路まで滑走路をローリング、その後ゆっくりと誘導路を走行し、午後2時20分に小牧基地エプロンのほぼど真ん中に駐機しました。ポートサイドの出入口2か所が開き、まずは搭乗してきた隊員たちが降機。

 その後、リアのハッチを開けて積んできた貨物を下ろしました。ハッチはスロープにはせずに、専用のローダー車を使って、水平移動させる方式で搬出していました。搭載していた貨物はそれほど多くはなく、搬出に要した時間は10分ほど。

 続いて今度は小牧基地からの貨物を搭載。こちらも大した量ではなく、10分ほどで積載完了。このくらいの貨物ならC-130Hでも十分運べそうでしたが、ジャパン・フォース・スケジュールなので、これがこの日のすべての貨物ではないのかもしれません。


 
午後3時38分、再びコールサイン「ジャパン・フォース・スケジュール31」でエアボーン

午後3時10分過ぎ、ナゴヤGNDにタクシー許可を依頼したのですが、隊員の搭乗が計画と違うとかでしばらくホールド。

ナゴヤGNDから確認が取れたとの連絡を受け、午後3時34分タクシーアウト。

結局、1時間半ほどステイしていたことになります。

ちなみに小牧では給油していません。

この日の夜、小牧のKC-767がウクライナへの物資を搭載して飛び立ったので、この204号機の飛来もそれに関連してのミッションだったのかもしれません。

E-1でラインナップアンドウェイトすることなくTWRからクリアド・フォー・テイクオフ。 


そのままローリングスタート。

あっという間にローテーション開始。

積載貨物が少ないこともありますが、短い滑走距離で離陸して行きました。

このまま美保に戻るのでしょうか?

C-2「204号機」エアボーン
  

 午後3時に隊員たちが搭乗して出発準備完了。午後3時10分過ぎ、ナゴヤGNDにタクシー許可を依頼したのですが、隊員の搭乗が計画と違うとかでしばらくホールドの指示。ナゴヤGNDから確認が取れたのでタクシング支障なしとの連絡を受けてタクシーアウトしたのは午後3時34分でした。結局、1時間半ほどステイしていたことになります。

 今回のステイ中には給油は行われず、美保基地を出る際に、小牧以降のフライトに必要な燃料も搭載して飛んできたのでしょう。あとでわかったのですが、この日の夜、小牧のKC-767がウクライナへの物資を搭載して飛び立ったので、この204号機の飛来も、それに関連してのミッションだったのかもしれません。

 E-1へのタクシング中にナゴヤTWRからクリアド・フォー・テイクオフを受け、ラインナップアンドウェイトすることなくRWY34に進入。そして静止することなくローリングを開始し、短い滑走でエアボーン。積載貨物が少ないこともありますが、短い滑走距離で離陸して行きました。

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