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名古屋空港に集まる飛行機マニアにとって、MRJと並び注目されているのが、次期国産ステルス戦闘機の試作機となっている「先進技術実証機“ATD−X”」(通称・心神=しんしん)です。最近はあまり心神とは呼ばれなくなったので、私は国産ステルス機と呼ぶようにしています。 国産ステルス機も本当なら、今年の8月にプレス発表し、年内にも初飛行するはずでしたが、エンジンシステムの改造に時間がかかり、初飛行は延期になっています。うわさでは2016年1月にも飛ぶのではと言われていますが、さてどうなることでしょう? |
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平日のこの日、MRJの飛行試験には遭遇できませんでしたが、国産ステルス機がエンジン燃焼試験を行ったほか、三菱重工から数機の戦闘機が出てきて、テスト飛行を行いました。 1日3〜4回行われる飛行試験のうち、この日最初の午前9時のテスト飛行に現れたのは、浜松基地所属の「F-2B」でした。離陸後しばらくは訓練空域に飛び去っていましたが、1時間ほど経ったのちに戻ってきて、まずはタッチ&ゴーを敢行、その後ランディングして三菱重工小牧南工場に戻って行きました。 |
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コールサイン「ジャパン・フォース・スケジュール12」で、C-1による基地間定期輸送便がやって来ました。 |
現在の小牧基地には配属されていませんので、やって来るとちょっと珍しく見えます。 |
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平日の午前中、必ずと言っていいくらい「ジャパン・フォース・スケジュール」でC-1がやって来ます。たまにVHF波でデリバリーと交信することがありますが、ほとんどの場合はUHF波なのか自衛隊専用波のどちらかでクリアランスの承認を受けているのでしょう。次はどの基地に飛んで行くのか正確なところはわかりません。 私はC-1を見ると、いつも「インコ」を連想します。何となく愛くるしい顔をしていてかわいいのです。しかし、エンジンがうるさいのがいけません。B727と同じ形式と言いますから、旅客機でいえば2〜3世代前のもの。昨今の旅客機の騒音が低くなっているだけに、C-1の離陸音のうるささは戦闘機たちの次に迷惑ものです。 |
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午前11時30分過ぎ、この日2回目のテスト飛行タイムがやって来ました。 |
何と2機のF-15が続けて出てきたのです。先に出てきたのは小松基地所属のひとり乗りのF-15Jでした。 |
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お昼ちょっと前に、この日2度目のテスト飛行タイムがやって来ました。出てきたのは浜松基地所属の「F-15J「イーグル」でした。それとすぐうしろから新田原基地所属の「F-15DJ」も続いていました。立て続けに2機のF-15が見られるなんてラッキー。コールサインは「キャッスル21」。このコールサインは使い回ししているようで、今までも何度も聞いて、聞き慣れたコールサインなんです。 |
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続いて出てきたのは、新田原基地所属の「F-15DJ」でした。こちらはふたり乗りの「複座」タイプ。単純にデザイン面で言えば、さきほどの単座のF-15Jのほうがカッコいいことは間違いありません。 それにしても日本にはF-15Jがたくさんありますね。平日の名古屋空港展望デッキにやってくれば、かなりの確率でF-15Jに遭遇できると思います。ただし、テスト飛行か所属基地への帰投のどちらかのために、ミサイルは非装備ですのであしからず。 |
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三菱重工小牧南工場からテスト飛行に出発する戦闘機は、ほぼ全機1時間程度の試験飛行を行って戻ってきます。どの空域まで飛んで行くのかわかりませんが、飛行時間1時間というのはどの戦闘機もほぼ同じなんです。 この浜松基地所属の「F-15J」も午前11時30分に出発し、1時間10分後の午後0時40分に戻ってきました。この間、どこまで飛んで行って、どんな飛行試験を行っているのか知りたいですね。 |
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三菱重工小牧南工場で整備中の戦闘機が飛行テストに出かける時間は、午前9時、お昼前、午後3時頃の1日3回あるようです。通常は1回1機ずつ飛んで行くのですが、なぜか今回だけ2機のF-15が続けて飛行しました。そして2機のF-15はほぼ続けて離陸して行ったのですが、戻ってきたときは30分近い差になっていました。 もともと戦闘機に全く興味のなかった私でしたが、こうして平日の名古屋空港展望デッキに来て戦闘機が離着陸するのを見ていると、戦闘機の運動性能のすばらしさを実感してしまいます。まるでF-1マシンがテストコースを走行しているのを見るような、そんな気分にさせられるのです。 |
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午後2時45分、この日3回目のテスト飛行タイムがやってきました。今度は築城基地のF-2Bが出てきました。 |
と思いきや、W-2から滑走路を離脱し、戻って来てしまいました。 |
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午後2時45分、この日3回目のテスト飛行タイムがやってきました。今度は築城基地の複座の「F-2B」が出てきたのですが、理由はわからないものの、W-1から離陸ポジションで待機したのち、次のW-2から滑走路を離脱し戻って来てしまいました。 まさかこれをするためにわざわざ出てきたわけじゃないでしょうから、きっと飛行に影響のあるような問題があったのでしょう。以前にも一度、RF-4EJが同じようなことをしたことがありました。整備中の機体なので、何か整備不良でも見つかったのかもしれません。 |
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午後3時52分、入間基地所属のガルフストリーム U-4 多用途支援機がやって来ました。 |
私は航空自衛隊のことをほとんど知らないので、ガルフストリーム機を所有していることも知りませんでした。 |
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午後3時52分、
ガルフストリーム機が降りてきました。名古屋空港で見慣れているガルフストリーム機といえば、トヨタ自動車が所有している「N801TM」などですが、この機体は入間基地所属のガルフストリーム U-4 多用途支援機でした。どのような任務についているのかわかりませんが、足の長いビジネスジェット機ですので、それに見合ったフライトをしているのでしょうね。 午後4時を過ぎた頃、救難教育隊のUH-60Jがこの日の訓練を終えて、ハンガーに引き上げ始めました。私は航空自衛隊自体を肯定も否定もしていませんが、国内においては遭難事故や天災からの救出など、非常に重要なミッションがあることは事実。もちろん、そんなことは起きないほうがいいに決まっていますが、彼らの存在がなくてはならない一大事が起きるのも、これまた現実なんですよね |
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名古屋空港に立体駐車場ができたおかげで、三菱重工小牧南工場内が見えるようになったのがうれしいです。それと、従前の私は戦闘機には目もくれませんでしたが、こうして三菱重工工場内の戦闘機を見るようになって、ずい分身近な存在に感じられるようになりました。 さて、今日ご紹介するのは、整備中の「F-4EJ改 ファントムU」です。それも塗装が剥がされたとてもレアな状態のものです。おまけに主翼が跳ね上げられていましたので、戦闘機マニアの方が見ると、きっとすげえ写真なのではないかと思います。私などは、ファントムの主翼が半折れになることすら知らなかったのですから・・・(^_^;)。 |
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2015年10月23日、この日はMRJの地上走行をゲットするのが目的でしたが、せっかくの平日ですから、KC-767と戦闘機たちもしっかりと撮影してきました。 この日は三菱重工から多くの戦闘機が出てきてテストフライトを実施しました。中でもF-2Bは計3回も私たちの前に姿を現してくれました。ただし、3回のうち2回は同じ機体。松島基地配属の「33-8118」でした。 もう1機は浜松基地配属の「23-8112」。どちらの機体も複座型のF-2Bで、戦闘機に詳しくない私には、どこかに違いがあるのかないのかわかりません。 |
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「ファントム」って私が子供の頃から存在している戦闘機。F-4という形式名は知らなくても、ファントムという名前を知っている人は大勢いると思います。私はミリタリーに詳しくないので、どこが「改」なのか、なぜ「U」なのかはわかりませんが、登場からまもなく半世紀を迎える歴史ある戦闘機です。 そのファントムですが、最近三菱から出てくる回数が減っているような気がします。これがたまたまなのか、次期支援戦闘機「F-35」に置き換えられるために、もう整備をうけなくなっているのか、詳しいことは私にはわかりません。ただ、ファントム=戦闘機という年代に育ったので、姿が見えないとちょっと寂しさを覚えます。 |
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久しぶりに平日の名古屋空港にやってきました。平日の醍醐味といえば、自衛隊機の飛行訓練と三菱に整備にやって来ている戦闘機のテスト飛行。この日もお昼までの半日で、2機のF-15DJ「イーグル」に遭遇しました。 1機目は私がMRJをウォッチングするのに気を取られていたこともありますが、気づいたらもう滑走路を半分近く走っていました。戦闘機はUHFで交信するため、時々エアバンドを聞いていても気づかないことがあるのです。 もう1機は三菱から出て、テスト飛行に出かけたF-15DJ「イーグル」。この日のF-15Jは2機とも2人乗りのF-15DJでした。戦闘機にあまり詳しくないのでわかったようなことは書かないようにしますが、キャノピーが小さい1人乗りのF-15Jのほうがカッコいいですね。 |
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午前9時頃、消防車がRWエンドの待機位置へ出動し、自衛隊機の離着陸が始まりました。 |
それに合わせたわけではないのでしょうが、三菱重工エリアから、1機のF-15J「イーグル」が出てきました。 |
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いつもと同じように、W-1から短い滑走でエアボーン。 |
すぐにギアを格納し、フルスピードまで加速開始。 |
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その直後、いきなり機首を天に向け、ほぼ垂直に上昇し始めたのです! |
あまりの驚きで、感動の域に達してしまいました。こんなことなら、ビデオ撮影していればよかったです。 |
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2015年8月27日(木)、仕事を休んで名古屋空港にやってきたのは、MRJの1号機と2号機のツーショット写真が撮れるかもしれなかったからですが、平日に来ればKC-767の離着陸や三菱重工エリアから出てくる戦闘機にも遭遇できると思ったからです。 私の読みは的中、2機のMRJには遭遇できましたし、こうして三菱重工エリアから出てきたF-15戦闘機の撮影もできました。おまけに今まで見たことがない、垂直に上昇するハイレートクライムも見ることができました。F-15の運動能力のすごさを目の当たりにした瞬間でした。 |
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さきほどハイレートクライミングして飛び去ったF-15DJ「イーグル」が戻ってきました。 |
およそ1時間のテストフライトだったようですが、どこまで飛んできたのでしょうね。 |
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三菱重工エリアから出てくる戦闘機たちは、整備が終わって故郷の基地に帰投するものと整備中のテストフライトするものに分かれます。どちらもコールサインはキャッスル」なので、素人の私には区別できません。さきほどハイレートクライミングしたF-15DJ「イーグル」はどちらだったのだろうと思っていたら、およそ1時間後に戻ってきました。 というわけで、このF-15DJ「イーグル」はまだ整備中だったようですが、操縦しているのはどこのパイロットなのでしょうね。もし所属基地のパイロットだとすると、その都度小牧までやって来るのでしょうかね。 |
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戦闘機たちの離陸距離はかなり短いので、フルレングスでなくてもいいと思うのですけどね。 |
きっと、インターセクションDEPできない、何か理由があるのでしょう。 |
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1時間ほど飛行して戻ってきました。どこまで飛んで行っているのでしょうか。 |
機首を上げ、背中のスポイラーを立てて減速するのがF-15Jの特徴です。 |
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午前中に見たすさまじいエアボーンが脳裏から離れません。あのときビデオ撮影していたらなぁと、つい後悔してしまうくらいでした。 そして午後も三菱重工エリアからF-15J「イーグル」が出てきました。午前中のF-15DJ「イーグル」は2人乗りで、後方座席に教官が乗る教育用の機体らしいので、1人乗りの通常のF-15Jではあんなことはしないのかもしれません。 F-15J「イーグル」は配備機数が多いこともあって、ここで見ることができる戦闘機の中で、いちばん多く遭遇しています。また、いつ見ても絵になる機体だと思います。 |
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さきほどのF-15Jとほぼ同じ距離をローリングして、軽々とエアボーン。 |
1機何百億もする戦闘機なので当たり前かもしれませんが、すごい性能ですね。 |
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離陸後1時間ほど経ったでしょうか。何とタッチ&ゴーをを敢行しました。 |
私はF-2Aどころか、戦闘機がタッチ&ゴーをするのを、このとき初めて見ました。 |
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再びセントレアAPRとコンタクトしたのち、今度はフルストップでタッチダウン。 |
今回はパラシュートを開かないのかな〜と思っていたら・・・。 |
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さきほどのF-15Jに続いて、三菱重工エリアからF-2Aが出てきました。同じ戦闘機なのに、F-2は1人乗りが「A」で2人乗りが「B」、F-15の場合は1人乗りはただの「J」で、2人乗りだと「DJ」と呼ぶようですね。ミリタリーに詳しくない私には難しいです。 このF-2Aは福岡県の築城基地所属の「545」のようですが、さきほどのF-15Jと比較してもレジが読みにくいのです。私は元の状態を知らないのですが、自衛隊機たちは三菱重工に整備に出す際、通常垂直尾翼にマーキングされている部隊マークをはがしてくるとのこと。 今まで全く気にしてなかったですけど、整備にやってくる際にはミサイル以外にも部隊マークまではがしていたのですね。 |
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2015年7月11日、 いつもはシーンとしている土曜日の三菱エプロンに、三菱重工からUH-60Jが3機も出てきました。 |
あとで調べてわかったのですが、ブラストフェンスに隠れているのが現行の救難ヘリUH-60Jで、あとから引っ張られてきたのがUH-60J(近代化)でした。 |
そしてあとから出てきたUH-60J(近代化)が先に試験飛行に出発しました。 |
三菱エプロンを出たすぐのところにある「パパ・ヘリポート」からエアボーン。 |
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パパ・ヘリポートのすぐ横で、三菱重工のスタッフが何やら作業を開始したのです。 |
作業自動車がいなくなったあとには、何かわかりませんが、荷物のようなものが置かれていました。 |
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そのあとUH-60Jはさきほどの荷物の上でホバーリングし、荷物を引き上げる準備に入りました。 |
何の試験なのか正確なところはわかりませんでしたが、きっと整備後の性能試験だったのでしょう。 |
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私はもともと「航空機マニア」でミリタリーには疎いところへきて、ヘリコプターの知識が全くないので、この日、三菱エプロンに現れた3機のヘリが同じもとだと思っていました。それよりも通常は土曜日に行わない整備中の自衛隊機の試験飛行をすることに気を取られていました。 帰宅してこのページを更新するために調べて、ようやくこの3機が現行救難ヘリUH-60Jと次期救難ヘリUH-60J(近代化)であることがわかりました。3機のうち1機が現行のUH-60Jで、2機が次期救難ヘリUH-60J(近代化)だったと思います。 それと、突然始まった荷物の吊り上げ試験も面白かったですよ。最初は突然三菱重工の作業車がタクシーウェイに出たなと思っていたら、荷台から何かを下ろしているじゃないですか。作業車が離れた後で、そこに荷物のようなものが残っていたので、きっと何かの試験をするのだろうと思いました。何の試験だったのでしょうね? |
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平日の名古屋空港に出かけて、ドロップタンクを搭載したF-15J「イーグル」に遭遇したのはこれが初。 |
今までも何度か三菱エリアから出入りするF-15J「イーグル」を見てきましたが、いつもお腹はぺっちゃんこでした。 |
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MRJの飛行試験1号機の横を通り過ぎるF-15J「イーグル」。ナイスなツーショットです。 |
それにしても、なぜ今回だけタンクをぶら下げて三菱にやってきたのでしょうね。 |
三菱エリアを出入りする戦闘機を撮影するようになってちょっと不満だったのは、いつも増槽を搭載していなかったことでした。それはそうですわね、機体の整備にやってくるだけなのに、あえて
増槽を搭載して飛行する必要はないですもんね。 この日、管制官とトラフィックの間の無線交信で、次にF-15J「イーグル」がやってくることがわかっていたので、私はビデオカメラを持ってスタンバイしていました。やってきたのは千歳基地所属の02-8918で、何と 増槽を搭載して飛んできたのです。 増槽を搭載したF-15J「イーグル」の姿は、3月のオープンベース以来だったので、この日の再会にちょっとだけ興奮しました。でもなぜ今回だけ、 増槽を搭載したままでやってきたのでしょうね。 |
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2015年7月27日(月)、いつものように展望デッキで待っていると、三菱エリアからF-2Aが出てきました。帰宅後調べたところ、 芦屋基地配属の「F-2A」でした。 |
この時間帯は使用滑走路がRW16だったので、三菱エプロンを出たのち、北へ向かってタクシングしてしまいました。 |
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どこまで飛行したのかわかりませんが、離陸後しばらくして戻ってきました。 |
私はモニターを見ながらビデオ撮影していたのでこの時点では気づきませんでしたが・・・。 |
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2015年7月27日(月)、この日は仕事を休んで名古屋空港にやってきていました。目的はいつものように「MRJ」「KC-767」それに三菱重工から出てくるレアな戦闘機をゲットすること。残念ながらこの日もMRJに遭遇することはできませんでしたが、三菱重工からは芦屋基地配属の「F-2A」が飛行試験を行いました。 私のHPを見に来てくれる人の多くは私よりもミリタリーに詳しいと思いますので、あまり知ったかぶりして書くのは控えます。F-2シリーズには1人乗りのF-2Aと2人乗りのF-2Bがあり、このF-2は芦屋基地配属の1人乗りの「F-2A」でした。どこまで飛行試験したのかわかりませんが、着陸後はパラシュートを開いてブレーキング。私はF-2のパラシュートを初めて見ることができました。 |
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離陸後しばらく試験飛行をして、再び名古屋空港に戻ってきました。 |
このF-2B戦闘機が再び松島基地に戻る日は近いのでしょうかね。 |
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平成23年3月11日、「東日本大震災」が起きた日です。私はその日、夜勤明けで自宅で休養していました。震源地からはるか離れた名古屋に住む私のマンションも結構揺れたため、すぐにTVニュースを観ました。 今ではPTSDへの配慮から、ほとんど放映されなくなった津波映像が、まさに生中継で放映されました。仙台空港が津波に襲われる瞬間も観ましたし、松島基地が水没している映像も観ました。そのときのニュースで、松島基地に配備されていた18機のF-2Bが全機水没したと報道していました。 あれからまもなく4年。ようやくそのうちの1機が整備を終えて、大空に戻ってきたのです。自動車なら間違いなく「水没全損」となるところですが、そこは1機数百億円もする戦闘機のこと。整備にいくらかかったのかはわかりませんが、こうして復活できたのは、本当によかったと思います。 |
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半日仕事を休んで名古屋空港展望デッキにやってきました。目的はMRJなのですが・・・。 |
三菱エリアから出てきたのは、百里基地所属のF-4EJ「ファントムU」。 |
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あまり平日に名古屋空港に行く機会のない私ですが、たまには仕事をさぼって飛行機を見てみたくなりました。といっても本当の目的はMRJの飛行試験機が三菱エリアに出てくる偶然に遭遇したかったのですが、世の中それほど甘くありません。結局この日は、午前8時30分からお昼までの3時間30分間、展望デッキでじっとガマンの甲斐もなく、MRJに遭遇することはできませんでした。 その代わりといっては何ですが、三菱エリアから出てきた数機の航空機の中に、百里基地所属のF-4EJ「ファントムU」がいましたので、写真とビデオを収めてきました。F-4EJ「ファントムU」は三菱重工がライセンス生産した機体で、航空自衛隊の主力戦闘機の1機のようですね。三菱エリアから出てくる自衛隊機の中でも、比較的よく見かける戦闘機です。 |
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三菱エプロンから出てきたRF-4EJファントムU。マニアのおじさんたちが展望デッキ北端に集結! |
普段ハイバイパスジェットエンジンに慣れているので、ジェット推力で飛ぶ戦闘機の爆音には驚かされます。 |
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どこまで飛んで行ったのかわかりませんが、しばらくして戻ってきました。 |
着陸後のパラシュートがかわいかったです。こんな小さなパラシュートで、減速できると思えないのですが…。 |
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初飛行は昭和47年とのことで、今から30年も前の戦闘機がここまで洗練されているのに驚きです。 |
F-15Jイーグルの特徴は2枚ある垂直尾翼です。ミサイルをぶら下げていたら、もっとカッコいいのでしょうね。 |
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F-15Jイーグルもしばらく飛行して戻ってきました。着陸姿勢が動物っぽくてかわいかったです。 |
F-15Jイーグルにはパラシュートの代わりに、背中にスポイラータイプのブレーキがありました。 |
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名古屋空港を飛び立って、いったいどの空域でテスト飛行をしているのでしょうか。 |
操縦しているのは自衛隊員?それとも三菱のテストパイロット? |
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このF-2B戦闘機はおとなり岐阜基地所属のようなので、通常は各務ヶ原で飛んでいるのでしょうか。 |
去年の航空祭の際にも思いましたが、私はこのF-2戦闘機のデザインがいちばん好きです、 |
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ほかにも海上自衛隊のヘリが数機、エプロン内で試験飛行をしていました。 |
海上自衛隊は空港を持たないので、搭載されている艦艇に合わせ、ヘリも塗装されているのですね。 |
ずいぶん大型のヘリが出てきました。調べたところ、海上自衛隊所属の「MH-53E」というヘリ。物資輸送用でしょうか。 |
こちらはダイヤモンドエアサービス所属の「ガルフストリームU」。背中にあるコブの中には何が入っているのでしょうね。 |
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休日の名古屋空港に行くと静まり返っている「三菱エリア」ですが、この日は平日だったこともあって、実ににぎやかに次々と整備完了した戦闘機たちが出てきました。私はミリタリーには全くといっていいほど興味も知識もないので、出てきた戦闘機たちを見てもそれほど興奮しないし、ただうるさいだけに感じます。 それと、今回このページに掲載するために少しだけ調べて驚いたのは、どの戦闘機もすべて三菱がライセンス生産したものばかりであることです。まもなくF-35のライセンス生産も開始されることになっているので、ミリタリーマニアのみなさんには、名古屋空港の三菱エリアは堪らない逸品のオンパレードなのでしょうね。 |
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この日はほかにも「T-4」練習機や「UH-60」ヘリも、何度となく離着陸していました。 |
こいつ、ほんとうにうるさいんですよ。エンジンがB727と同じ旧世代のものだからだそうですが…。 |
このちっこいのは海難探査機「U-125A」です。コールサイン「アスコット」で、よく離着陸訓練をしています。 |
これは「T-4」練習機です。T-4というと「ブルーインパルス」で有名ですが、ほかにもたくさんあるようです。 |
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これはもしや「ブルーインパルス」??? 帰宅して調べてみたところやはりそうでした。ローパスして岐阜基地に飛んで行きました。 |
こちらは通常塗装のT-4練習機。小牧基地の北端で、ずっとテストを行っていました。 |
平日の名古屋空港展望デッキに行くと、航空自衛隊小牧基地がにぎやかです。私の場合、ほとんど行くのが土日なので、いつもひっそりした基地内しか見ていないのですが、こうして平日に行く機会があると、普段ひっそりとしている小牧基地の本来の姿を見ることができます。 小牧基地に配備されているのは、KC-767やC-130Hが中心で、あとはU-125AとUH-60くらいなのですが、ほかの基地からの飛来機も多くやってきます。特に岐阜基地所属のC-1なのでしょうかね、よくC-1が飛来するのを見ます。 こいつ、本当にうるさいんですよ。名古屋空港から6キロ離れた自宅にいても、C-1の離陸する際の轟音が響き渡ります。こんなのが毎日離着陸している基地の近くに住んでいる方は、本当にお気の毒だと思います。 |
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私はC-130H輸送機を特別に追いかけているわけではありませんが、名古屋空港展望デッキから滑走路越しに見える小牧基地には、いつも10機程度のC-130H輸送機がいます。つまり、小牧基地といえばC-130H輸送機がシンボル的な存在なのです。 この日は百里基地で行われた観閲式に3機が参加していました。2機のKC-767が出発するよりも前に小牧をあとにしていたので、その存在を忘れていました。しかし、4号機のハンガーインが完了してすぐに、3機は仲良く戻ってきました。この3機の縦列地上走行も、1週間前に見た光景でした。今回の観閲式は安倍首相が観閲官を務めるなど、かなり力の入った式典だったようです。 |
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