航空自衛隊小牧基地は戦闘機の配備されていない、どちらかというと地味な基地なのですが、日本でここにしか配備されていないC-130HやKC-767を見ることができます。

 また、名古屋空港の北端には「三菱重工小牧南工場」があり、空港エプロンの一角を三菱エプロンとして所有しています。ここはミリタリー好きにはたまらないエリアでして、日本各地の基地に配備されている自衛隊機たちが整備にやってきます。

 自分がミリタリーに全く興味がなかったために、今まで撮影してこなかった自衛隊機たちですが、撮りだしてみると結構楽しいですね。ただ、戦闘機たちの爆音だけは、何とかならないかと思います。

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ATD-X、F-2、F-15Jなど、収穫の多い1日でした♪

国産ステルス機「ATD-X」ゲット!


 2015年12月7日(月)、以前から時々三菱重工小牧南工場内で見かけていた国産ステルス機「ATD-X」の写真をついに撮ることができました。とはいえ、エンジン燃焼試験棟の横のちょっとした空間からしか見えないので、この写真は数枚の写真をつなぎ合わせて作りました。


 国産ステルス機のエンジン燃焼試験中。F-15などよりも煙突からの排気の色が白っぽいです。


  数時間かけてエンジン燃焼試験を終えて出てきた国産ステルス機。機体後方の整流板のようなものは何でしょう?
 名古屋空港に集まる飛行機マニアにとって、MRJと並び注目されているのが、次期国産ステルス戦闘機の試作機となっている「先進技術実証機“ATD−X”」(通称・心神=しんしん)です。最近はあまり心神とは呼ばれなくなったので、私は国産ステルス機と呼ぶようにしています。

 国産ステルス機も本当なら、今年の8月にプレス発表し、年内にも初飛行するはずでしたが、エンジンシステムの改造に時間がかかり、初飛行は延期になっています。うわさでは2016年1月にも飛ぶのではと言われていますが、さてどうなることでしょう?


浜松基地所属の「F-2B」がテスト飛行


 この日1回目となる朝9時のテスト飛行で出てきたのは、浜松基地所属の「F-2B」でした。離陸後しばらくして戻ってきて、タッチ&ゴーを敢行。着地した際のタイヤスモークがターボファンエンジンの風圧で渦になっていました。


 もともと離陸性能の優れたF-2戦闘機にあって、タッチ&ゴー後の再浮上はあっという間のできごとです。


 2人乗りのF-2Bですが、キャノピーのデザインは1人乗りのF-2Aとさほど変わらずカッコいいです。


しばらくして再び戻ってきました。今度はフルストップのようです。


 パラシュートによる減速シーンを期待していましたが、残念ながらエンジンのリバーサのみでブレーキングしたようです。


そのまま三菱重工小牧南工場内に入って行きました。

浜松基地所属の「F-2B」エアボーン
  

 平日のこの日、MRJの飛行試験には遭遇できませんでしたが、国産ステルス機がエンジン燃焼試験を行ったほか、三菱重工から数機の戦闘機が出てきて、テスト飛行を行いました。

 1日3〜4回行われる飛行試験のうち、この日最初の午前9時のテスト飛行に現れたのは、浜松基地所属の「F-2B」でした。離陸後しばらくは訓練空域に飛び去っていましたが、1時間ほど経ったのちに戻ってきて、まずはタッチ&ゴーを敢行、その後ランディングして三菱重工小牧南工場に戻って行きました。


コールサイン「ジャパン・フォース・スケジュール12」でC-1飛来

 コールサイン「ジャパン・フォース・スケジュール12」で、C-1による基地間定期輸送便がやって来ました。

 現在の小牧基地には配属されていませんので、やって来るとちょっと珍しく見えます。


平日の展望デッキにいると、毎日必ず見かける光景です。


この日は10時35分に到着し、11時45分に出発して行きました。


C-1のエンジンはB727と同じ古い形式なので、こいつの離陸時の騒音は公害ものです。

 平日の午前中、必ずと言っていいくらい「ジャパン・フォース・スケジュール」でC-1がやって来ます。たまにVHF波でデリバリーと交信することがありますが、ほとんどの場合はUHF波なのか自衛隊専用波のどちらかでクリアランスの承認を受けているのでしょう。次はどの基地に飛んで行くのか正確なところはわかりません。

  私はC-1を見ると、いつも「インコ」を連想します。何となく愛くるしい顔をしていてかわいいのです。しかし、エンジンがうるさいのがいけません。B727と同じ形式と言いますから、旅客機でいえば2〜3世代前のもの。昨今の旅客機の騒音が低くなっているだけに、C-1の離陸音のうるささは戦闘機たちの次に迷惑ものです。


2機のF-15J「イーグル」が飛行テスト・・・まずは小松基地所属のひとり乗りのF-15Jがエアボーン

 午前11時30分過ぎ、この日2回目のテスト飛行タイムがやって来ました。

 何と2機のF-15が続けて出てきたのです。先に出てきたのは小松基地所属のひとり乗りのF-15Jでした。


戻ってきたキャメル(C-130H)とすれ違うF-15J「イーグル」。


午前11時48分、あっという間にエアボーン。


浮き上がってからのF-15J「イーグル」の運動性能のすごさは圧巻です。


あっという間に飛び去ってしまいました。

 お昼ちょっと前に、この日2度目のテスト飛行タイムがやって来ました。出てきたのは浜松基地所属の「F-15J「イーグル」でした。それとすぐうしろから新田原基地所属の「F-15DJ」も続いていました。立て続けに2機のF-15が見られるなんてラッキー。コールサインは「キャッスル21」。このコールサインは使い回ししているようで、今までも何度も聞いて、聞き慣れたコールサインなんです。


続いて新田原基地所属のふたり乗りのF-15DJがエアボーン


すぐうしろに続いて出てきたのは、新田原基地所属の「F-15DJ」でした。

新田原基地所属の「F-15DJ」タクシング
  


さきほどの単座(ひとり乗り)と違い、キャノピーが長い複座(ふたり乗り)です。


さきほどの浜松基地所属の「F-15J」よりも短い滑走でエアボーンしました。


ハイレートクライミングしてくれないか期待していましが・・・。


通常の飛行コースで飛び去って行きました。

  続いて出てきたのは、新田原基地所属の「F-15DJ」でした。こちらはふたり乗りの「複座」タイプ。単純にデザイン面で言えば、さきほどの単座のF-15Jのほうがカッコいいことは間違いありません。

 それにしても日本にはF-15Jがたくさんありますね。平日の名古屋空港展望デッキにやってくれば、かなりの確率でF-15Jに遭遇できると思います。ただし、テスト飛行か所属基地への帰投のどちらかのために、ミサイルは非装備ですのであしからず。


小松基地所属のF-15Jが帰還しました


 午後0時40分、先に離陸して行った浜松基地所属の「F-15J」が戻ってきました。


いつものように背中のスポイラーを立ててのランディングです。


こうして真横から見ると、前輪と後輪の間隔が狭いことがとくわかります。


W-5から滑走路を離脱し、三菱重工小牧南工場に戻って行きました。

 三菱重工小牧南工場からテスト飛行に出発する戦闘機は、ほぼ全機1時間程度の試験飛行を行って戻ってきます。どの空域まで飛んで行くのかわかりませんが、飛行時間1時間というのはどの戦闘機もほぼ同じなんです。

 この浜松基地所属の「F-15J」も午前11時30分に出発し、1時間10分後の午後0時40分に戻ってきました。この間、どこまで飛んで行って、どんな飛行試験を行っているのか知りたいですね。


しばらくして新田原基地所属のF-15DJが帰還


 午後1時20分、あとに離陸して行った「F-15DJ」が、さきほどのF-15Jよりもやや長い、1時間30分のテストフライトで戻ってきました。


今度は背中のスポイラーを立てずに降りてきました。


そのままスポイラーなしで滑走路を走行し、W-5から滑走路を離脱しました。


 このF-15DJはやや長めのテスト飛行を行ってきたのですが、どこまで飛んでいったのでしょうね。
 三菱重工小牧南工場で整備中の戦闘機が飛行テストに出かける時間は、午前9時、お昼前、午後3時頃の1日3回あるようです。通常は1回1機ずつ飛んで行くのですが、なぜか今回だけ2機のF-15が続けて飛行しました。そして2機のF-15はほぼ続けて離陸して行ったのですが、戻ってきたときは30分近い差になっていました。

 もともと戦闘機に全く興味のなかった私でしたが、こうして平日の名古屋空港展望デッキに来て戦闘機が離着陸するのを見ていると、戦闘機の運動性能のすばらしさを実感してしまいます。まるでF-1マシンがテストコースを走行しているのを見るような、そんな気分にさせられるのです。


この日最後のテスト飛行に築城の「F-2B」が・・・ええ〜?何してんの?

 午後2時45分、この日3回目のテスト飛行タイムがやってきました。今度は築城基地のF-2Bが出てきました。

 と思いきや、W-2から滑走路を離脱し、戻って来てしまいました。


うん?機体の異常?それともこれがテスト?そんなわけありませんよね。


おかげでF-2のお尻をじっくり見ることができました(^O^)。

 午後2時45分、この日3回目のテスト飛行タイムがやってきました。今度は築城基地の複座の「F-2B」が出てきたのですが、理由はわからないものの、W-1から離陸ポジションで待機したのち、次のW-2から滑走路を離脱し戻って来てしまいました。

 まさかこれをするためにわざわざ出てきたわけじゃないでしょうから、きっと飛行に影響のあるような問題があったのでしょう。以前にも一度、RF-4EJが同じようなことをしたことがありました。整備中の機体なので、何か整備不良でも見つかったのかもしれません。


入間基地所属のガルフストリーム飛来・・・UH-60Jこの日の訓練終了

 午後3時52分、入間基地所属のガルフストリーム U-4 多用途支援機がやって来ました。

 私は航空自衛隊のことをほとんど知らないので、ガルフストリーム機を所有していることも知りませんでした。


近い将来、これが「MRJ70」にスイッチする日が来るのでしょうか?


午後4時を過ぎた頃、UH-60Jの訓練が終了したようです。


 ハンガーの扉を開いて、順番に片付けていました。彼らの任務は重要ですが、できることなら活躍する場のないことを祈るばかりです。
 午後3時52分、 ガルフストリーム機が降りてきました。名古屋空港で見慣れているガルフストリーム機といえば、トヨタ自動車が所有している「N801TM」などですが、この機体は入間基地所属のガルフストリーム U-4 多用途支援機でした。どのような任務についているのかわかりませんが、足の長いビジネスジェット機ですので、それに見合ったフライトをしているのでしょうね。

 午後4時を過ぎた頃、救難教育隊のUH-60Jがこの日の訓練を終えて、ハンガーに引き上げ始めました。私は航空自衛隊自体を肯定も否定もしていませんが、国内においては遭難事故や天災からの救出など、非常に重要なミッションがあることは事実。もちろん、そんなことは起きないほうがいいに決まっていますが、彼らの存在がなくてはならない一大事が起きるのも、これまた現実なんですよね




三菱重工小牧南工場敷地内で無塗装状態の
「F-4EJ改 ファントムU」発見!

  


 2015年11月28日(土)、立体駐車場屋上へMRJ最終組立工場の進捗を見に上がったところ、三菱重工小牧南工場内に戦闘機がいるのを発見しました。


  最初はうしろ姿だったので、これが何なのかわからなかったのです。主翼は折り曲げられてるし、何せ無塗装状態だったのですから。


  もしや新型戦闘機?と思ったのですが、この角度まで見えたところで、特徴的な水平尾翼で「F-4EJ改 ファントムU」だとわかりました。


 何をしているのかというと、これから塗装工場に機首から搬入するため、いったんバックして向きを整えているのだと思います。


 それにしても、無塗装で主翼がたたまれた状態のファントムを見るのは、なかなかないことだと思いますよ。私は初めて見ました。


この先は手前の建物に隠れて見えなくなりました。

 名古屋空港に立体駐車場ができたおかげで、三菱重工小牧南工場内が見えるようになったのがうれしいです。それと、従前の私は戦闘機には目もくれませんでしたが、こうして三菱重工工場内の戦闘機を見るようになって、ずい分身近な存在に感じられるようになりました。

 さて、今日ご紹介するのは、整備中の「F-4EJ改 ファントムU」です。それも塗装が剥がされたとてもレアな状態のものです。おまけに主翼が跳ね上げられていましたので、戦闘機マニアの方が見ると、きっとすげえ写真なのではないかと思います。私などは、ファントムの主翼が半折れになることすら知らなかったのですから・・・(^_^;)。




1日に3度もF-2が登場

最初は松島基地配属の「33-8118」がテストフライト


 最初は午前8時40分過ぎ、三菱エプロンに松島基地配属の複座型F-2Bが姿を現しました。レジは「33-8118」。MRJとのツーショットを撮影しました。


 松島基地のF-2Bといえば、東日本大震災で津波の被害にあった1機です。

F-2B「33-8118」エアボーン    F-2B「33-8118」ランディング
  


続いては浜松基地配属の「23-8112」がテストフライト


2度目は午後2時30分頃、今度は浜松基地配属の「23-8112」が出てきました。


こちらも複座型のF-2Bでしたが、後部座席は空席でした。

F-2B「23-8112」ランディング
  


3度目は午前と同じ松島基地の「33-8118」が故郷へ帰投?


 午後2時50分、午前中にも1度テストフライトをした、松島基地の「33-8118」が再び出てきました。


 今度は1時間以上経過しても戻って来なかったので、おそらく故郷松島基地へ帰投したのではないかと思っています。
 2015年10月23日、この日はMRJの地上走行をゲットするのが目的でしたが、せっかくの平日ですから、KC-767と戦闘機たちもしっかりと撮影してきました。

 この日は三菱重工から多くの戦闘機が出てきてテストフライトを実施しました。中でもF-2Bは計3回も私たちの前に姿を現してくれました。ただし、3回のうち2回は同じ機体。松島基地配属の「33-8118」でした。

 もう1機は浜松基地配属の「23-8112」。どちらの機体も複座型のF-2Bで、戦闘機に詳しくない私には、どこかに違いがあるのかないのかわかりません。


久しぶりに見たファントムは「RF-4E ファントムU」でした


最近、三菱から出てくる戦闘機の中に、ファントムを見る機会が減ってきた気がします。


 久しぶりに見たファントムは戦術偵察機「RF-4E」でした。ちょっと珍しいカラーリングになっていましたが、調べたところ百里基地配属の「57-6913」でした。

RF-4E「ファントムU」エアボーン
  


こちらはノーマルカラーの「F-4EJ改 ファントムU」


 こちらも同じ百里基地に配属の「F-4EJ改 ファントムU」。テストフライトするのかと思いきや、滑走路をタクシングして三菱に戻って行きました。

F-4EJ改「ファントムU」タクシング
  

  「ファントム」って私が子供の頃から存在している戦闘機。F-4という形式名は知らなくても、ファントムという名前を知っている人は大勢いると思います。私はミリタリーに詳しくないので、どこが「改」なのか、なぜ「U」なのかはわかりませんが、登場からまもなく半世紀を迎える歴史ある戦闘機です。

 そのファントムですが、最近三菱から出てくる回数が減っているような気がします。これがたまたまなのか、次期支援戦闘機「F-35」に置き換えられるために、もう整備をうけなくなっているのか、詳しいことは私にはわかりません。ただ、ファントム=戦闘機という年代に育ったので、姿が見えないとちょっと寂しさを覚えます。




2機のF-15DJ「イーグル」に遭遇しました

  


 自衛隊機はUHFで交信するため、ふとすると目の前に現れるまで接近に気付かないことがあります。この機体もそうでした。気づいたら滑走路を走っていました。


 この派手なカラーリングのF-15DJの配属基地をネットで調べたところ、新田原基地でした。それにしても何の模様なのかよくわからないですね。


こちらはテスト飛行に出発した小松基地配属のF-15DJ「イーグル」。


 F-15Jのエンジン音は独特の金属音なので、三菱の工場内にいるときから何となくわかります。それにしてもF-15Jは機体数が多いですね。


 もしやハイレートクラミングするかもと思ってビデオ撮影しましたが、残念ながら通常のエアボーンで飛び去って行きました。

F-15DJ「イーグル」エアボーン
  

 久しぶりに平日の名古屋空港にやってきました。平日の醍醐味といえば、自衛隊機の飛行訓練と三菱に整備にやって来ている戦闘機のテスト飛行。この日もお昼までの半日で、2機のF-15DJ「イーグル」に遭遇しました。

 1機目は私がMRJをウォッチングするのに気を取られていたこともありますが、気づいたらもう滑走路を半分近く走っていました。戦闘機はUHFで交信するため、時々エアバンドを聞いていても気づかないことがあるのです。

 もう1機は三菱から出て、テスト飛行に出かけたF-15DJ「イーグル」。この日のF-15Jは2機とも2人乗りのF-15DJでした。戦闘機にあまり詳しくないのでわかったようなことは書かないようにしますが、キャノピーが小さい1人乗りのF-15Jのほうがカッコいいですね。




2015年8月27日、信じられない光景を目撃しました♪

  

 午前9時頃、消防車がRWエンドの待機位置へ出動し、自衛隊機の離着陸が始まりました。

 それに合わせたわけではないのでしょうが、三菱重工エリアから、1機のF-15J「イーグル」が出てきました。


  戦闘機に詳しくないので帰宅後ネットで調べたところ、この「70-8090」のF-15は新田原基地所属のF-15DJ「イーグル」と紹介されていました。よく見るとこのF-15は2人乗り(複座というみたいですね)でした。

 いつもと同じように、W-1から短い滑走でエアボーン。

  すぐにギアを格納し、フルスピードまで加速開始。


  そして轟音とともに、あっという間に目の前を通過して行きました。

 その直後、いきなり機首を天に向け、ほぼ垂直に上昇し始めたのです!

  あまりの驚きで、感動の域に達してしまいました。こんなことなら、ビデオ撮影していればよかったです。


  その後背面宙返りをしたのち、長野県方面に向かって飛び去って行きました。あとで調べてこの上昇方式が「ハイレートクライム」だということを知りました。
 2015年8月27日(木)、仕事を休んで名古屋空港にやってきたのは、MRJの1号機と2号機のツーショット写真が撮れるかもしれなかったからですが、平日に来ればKC-767の離着陸や三菱重工エリアから出てくる戦闘機にも遭遇できると思ったからです。

 私の読みは的中、2機のMRJには遭遇できましたし、こうして三菱重工エリアから出てきたF-15戦闘機の撮影もできました。おまけに今まで見たことがない、垂直に上昇するハイレートクライムも見ることができました。F-15の運動能力のすごさを目の当たりにした瞬間でした。


ハイレートクライムしたF-15DJが戻ってきました♪

 さきほどハイレートクライミングして飛び去ったF-15DJ「イーグル」が戻ってきました。

 およそ1時間のテストフライトだったようですが、どこまで飛んできたのでしょうね。


そして再び三菱重工エリアに戻って行きました。

F-15DJ「イーグル」ランディング
  

  三菱重工エリアから出てくる戦闘機たちは、整備が終わって故郷の基地に帰投するものと整備中のテストフライトするものに分かれます。どちらもコールサインはキャッスル」なので、素人の私には区別できません。さきほどハイレートクライミングしたF-15DJ「イーグル」はどちらだったのだろうと思っていたら、およそ1時間後に戻ってきました。

 というわけで、このF-15DJ「イーグル」はまだ整備中だったようですが、操縦しているのはどこのパイロットなのでしょうね。もし所属基地のパイロットだとすると、その都度小牧までやって来るのでしょうかね。


今度は1人乗りのF-15J「イーグル」がエアボーン〜タッチダウン


 午後から再びF-15J「イーグル」が出てきました。今度は那覇基地所属の92-8913。アクロバット上昇を期待して今度はビデオを構えました。

 戦闘機たちの離陸距離はかなり短いので、フルレングスでなくてもいいと思うのですけどね。

 きっと、インターセクションDEPできない、何か理由があるのでしょう。


今度は普通に離陸して、そのまま飛び去って行きました。

F-15J「イーグル」エアボーン
  

 1時間ほど飛行して戻ってきました。どこまで飛んで行っているのでしょうか。

 機首を上げ、背中のスポイラーを立てて減速するのがF-15Jの特徴です。


F-15Jもパラシュートがついているとカッコいいと思うのですけど。


MRJの前を通って、三菱重工エリアに戻って行きました。

F-15J「イーグル」フルストップ
  

 午前中に見たすさまじいエアボーンが脳裏から離れません。あのときビデオ撮影していたらなぁと、つい後悔してしまうくらいでした。

 そして午後も三菱重工エリアからF-15J「イーグル」が出てきました。午前中のF-15DJ「イーグル」は2人乗りで、後方座席に教官が乗る教育用の機体らしいので、1人乗りの通常のF-15Jではあんなことはしないのかもしれません。

 F-15J「イーグル」は配備機数が多いこともあって、ここで見ることができる戦闘機の中で、いちばん多く遭遇しています。また、いつ見ても絵になる機体だと思います。


続いて築城基地所属の「F-2A」がエアボーン〜タッチ&ゴー〜タッチダウン


 今度は「F-2A」が出てきました。調べたところ福岡県の築城基地所属の545。レジが読みにくいのは消してあるのでしょうかね。

 さきほどのF-15Jとほぼ同じ距離をローリングして、軽々とエアボーン。

 1機何百億もする戦闘機なので当たり前かもしれませんが、すごい性能ですね。


このF-2Aも普通に離陸して、そのまま飛び去って行きました。

築城基地の「F-2A」エアボーン
  

 離陸後1時間ほど経ったでしょうか。何とタッチ&ゴーをを敢行しました。

 私はF-2Aどころか、戦闘機がタッチ&ゴーをするのを、このとき初めて見ました。


タッチダウン後、わずかなローリングで再び大空へ戻って行きました。

築城基地の「F-2A」タッチ&ゴー
  

 再びセントレアAPRとコンタクトしたのち、今度はフルストップでタッチダウン。

 今回はパラシュートを開かないのかな〜と思っていたら・・・。


機体カラーと全く不釣り合いな黄色のパラシュートを開きました。


F-2Aのパラシュートのほうが、F-4EJ「ファントム」のものよりひと回り大きいですね。


このF-2AもMRJの前を通って、三菱重工エリアに戻って行きました。

 さきほどのF-15Jに続いて、三菱重工エリアからF-2Aが出てきました。同じ戦闘機なのに、F-2は1人乗りが「A」で2人乗りが「B」、F-15の場合は1人乗りはただの「J」で、2人乗りだと「DJ」と呼ぶようですね。ミリタリーに詳しくない私には難しいです。

 このF-2Aは福岡県の築城基地所属の「545」のようですが、さきほどのF-15Jと比較してもレジが読みにくいのです。私は元の状態を知らないのですが、自衛隊機たちは三菱重工に整備に出す際、通常垂直尾翼にマーキングされている部隊マークをはがしてくるとのこと。

 今まで全く気にしてなかったですけど、整備にやってくる際にはミサイル以外にも部隊マークまではがしていたのですね。




航空自衛隊の現行救難ヘリUH-60Jと次期救難ヘリUH-60J(近代化)登場!

  

 2015年7月11日、 いつもはシーンとしている土曜日の三菱エプロンに、三菱重工からUH-60Jが3機も出てきました。

  あとで調べてわかったのですが、ブラストフェンスに隠れているのが現行の救難ヘリUH-60Jで、あとから引っ張られてきたのがUH-60J(近代化)でした。

 そしてあとから出てきたUH-60J(近代化)が先に試験飛行に出発しました。

 三菱エプロンを出たすぐのところにある「パパ・ヘリポート」からエアボーン。

UH-60J(近代化)テイクオフ
  


 続いて現行のUH-60Jが出発していきました。

 パパ・ヘリポートのすぐ横で、三菱重工のスタッフが何やら作業を開始したのです。

 作業自動車がいなくなったあとには、何かわかりませんが、荷物のようなものが置かれていました。


 そこへさきほど離陸して行った現行救難ヘリUH-60Jが戻ってきました。そして私たちのいる展望デッキのすぐ目の前を飛んで行ったのです。

 そのあとUH-60Jはさきほどの荷物の上でホバーリングし、荷物を引き上げる準備に入りました。

 何の試験なのか正確なところはわかりませんでしたが、きっと整備後の性能試験だったのでしょう。


 続いて次期救難ヘリUH-60J(近代化)が戻ってきました。私にはあまり違いがわかりませんでしたが、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。


 さきほどの現行UH-60Jのような荷物吊り上げ試験は行わず、そのまま三菱エプロンに戻って行きました。

UH-60J(近代化)ランディング
  

 私はもともと「航空機マニア」でミリタリーには疎いところへきて、ヘリコプターの知識が全くないので、この日、三菱エプロンに現れた3機のヘリが同じもとだと思っていました。それよりも通常は土曜日に行わない整備中の自衛隊機の試験飛行をすることに気を取られていました。

 帰宅してこのページを更新するために調べて、ようやくこの3機が現行救難ヘリUH-60Jと次期救難ヘリUH-60J(近代化)であることがわかりました。3機のうち1機が現行のUH-60Jで、2機が次期救難ヘリUH-60J(近代化)だったと思います。

 それと、突然始まった荷物の吊り上げ試験も面白かったですよ。最初は突然三菱重工の作業車がタクシーウェイに出たなと思っていたら、荷台から何かを下ろしているじゃないですか。作業車が離れた後で、そこに荷物のようなものが残っていたので、きっと何かの試験をするのだろうと思いました。何の試験だったのでしょうね?




★ドロップタンク(増槽)を搭載したF-15J「イーグル」がやってきた

  

 平日の名古屋空港に出かけて、ドロップタンクを搭載したF-15J「イーグル」に遭遇したのはこれが初。
   

 今までも何度か三菱エリアから出入りするF-15J「イーグル」を見てきましたが、いつもお腹はぺっちゃんこでした。


 戦闘機の中でもF-15J「イーグル」は、増槽を搭載した姿が実に似合いますね。

 MRJの飛行試験1号機の横を通り過ぎるF-15J「イーグル」。ナイスなツーショットです。

 それにしても、なぜ今回だけタンクをぶら下げて三菱にやってきたのでしょうね。

増槽を搭載したF-15J「イーグル」
  

 三菱エリアを出入りする戦闘機を撮影するようになってちょっと不満だったのは、いつも増槽を搭載していなかったことでした。それはそうですわね、機体の整備にやってくるだけなのに、あえて 増槽を搭載して飛行する必要はないですもんね。

 この日、管制官とトラフィックの間の無線交信で、次にF-15J「イーグル」がやってくることがわかっていたので、私はビデオカメラを持ってスタンバイしていました。やってきたのは千歳基地所属の02-8918で、何と 増槽を搭載して飛んできたのです。

 増槽を搭載したF-15J「イーグル」の姿は、3月のオープンベース以来だったので、この日の再会にちょっとだけ興奮しました。でもなぜ今回だけ、 増槽を搭載したままでやってきたのでしょうね。




★芦屋基地配属の「F-2A(85-4827)」が飛びました

   

 2015年7月27日(月)、いつものように展望デッキで待っていると、三菱エリアからF-2Aが出てきました。帰宅後調べたところ、 芦屋基地配属の「F-2A」でした。 

 この時間帯は使用滑走路がRW16だったので、三菱エプロンを出たのち、北へ向かってタクシングしてしまいました。


 ただでさえ得意でない左から右への撮影に加え、F-2Aは小さな戦闘機だったので、ビデオ撮影は悲惨な結果になってしまいました。

芦谷基地配属の「F-2A」エアボーン
  

 どこまで飛行したのかわかりませんが、離陸後しばらくして戻ってきました。

 私はモニターを見ながらビデオ撮影していたのでこの時点では気づきませんでしたが・・・。


 着陸後のブレーキングにパラシュートを開いていました。以前見た松島基地のF-2Bのときは使っていなかったので、F-2のパラシュートはこの日初めて見ました。

芦谷基地配属の「F-2A」タッチダウン
  

 2015年7月27日(月)、この日は仕事を休んで名古屋空港にやってきていました。目的はいつものように「MRJ」「KC-767」それに三菱重工から出てくるレアな戦闘機をゲットすること。残念ながらこの日もMRJに遭遇することはできませんでしたが、三菱重工からは芦屋基地配属の「F-2A」が飛行試験を行いました。

 私のHPを見に来てくれる人の多くは私よりもミリタリーに詳しいと思いますので、あまり知ったかぶりして書くのは控えます。F-2シリーズには1人乗りのF-2Aと2人乗りのF-2Bがあり、このF-2は芦屋基地配属の1人乗りの「F-2A」でした。どこまで飛行試験したのかわかりませんが、着陸後はパラシュートを開いてブレーキング。私はF-2のパラシュートを初めて見ることができました。




松島基地で津波の被害に遭った「F-2B」の復活♪

  


 この日、三菱のエプロンから、1機の「F-2B」が試験飛行のために出てきました。


  この戦闘機のレジは「03-8106」。この番号を見てピーンと来た人はかなりのマニアです。実はこのF-2Bはあの東日本大震災の際、松島基地で津波に飲まれた戦闘機のうちの1機なんです。

F-2Bタクシング
  


 ネットで調べたところ、防衛省は松島基地で被災した18機のF-2Bのうち、13機を修復するそうです。これからも別の機体が復活する瞬間にめぐり会えそうです。

F-2Bエアボーン
  

 離陸後しばらく試験飛行をして、再び名古屋空港に戻ってきました。

 このF-2B戦闘機が再び松島基地に戻る日は近いのでしょうかね。

F-2Bタッチダウン
  


  無事試験飛行を終えて、三菱エプロンに戻ってきたF-2B。ところで、現在三菱重工小牧南工場内には、いったい何機の自衛隊機が整備のために来ているのでしょうね。
 平成23年3月11日、「東日本大震災」が起きた日です。私はその日、夜勤明けで自宅で休養していました。震源地からはるか離れた名古屋に住む私のマンションも結構揺れたため、すぐにTVニュースを観ました。
 今ではPTSDへの配慮から、ほとんど放映されなくなった津波映像が、まさに生中継で放映されました。仙台空港が津波に襲われる瞬間も観ましたし、松島基地が水没している映像も観ました。そのときのニュースで、松島基地に配備されていた18機のF-2Bが全機水没したと報道していました。
 あれからまもなく4年。ようやくそのうちの1機が整備を終えて、大空に戻ってきたのです。自動車なら間違いなく「水没全損」となるところですが、そこは1機数百億円もする戦闘機のこと。整備にいくらかかったのかはわかりませんが、こうして復活できたのは、本当によかったと思います。




百里基地所属のF-4EJ「ファントムU」

  

 半日仕事を休んで名古屋空港展望デッキにやってきました。目的はMRJなのですが・・・。

 三菱エリアから出てきたのは、百里基地所属のF-4EJ「ファントムU」。


 この日はテスト飛行ではなく、整備が完了した機体の引き渡しだったようです。


  いつものように、爆音を立てて飛び去って行きました。先日のオープンベースでミサイルを搭載したF-4EJ「ファントムU」を見てしまったので、ミサイルがないと何となくやぼったく見えちゃいました。

F-4EJ改「ファントムU」エアボーン
  

 あまり平日に名古屋空港に行く機会のない私ですが、たまには仕事をさぼって飛行機を見てみたくなりました。といっても本当の目的はMRJの飛行試験機が三菱エリアに出てくる偶然に遭遇したかったのですが、世の中それほど甘くありません。結局この日は、午前8時30分からお昼までの3時間30分間、展望デッキでじっとガマンの甲斐もなく、MRJに遭遇することはできませんでした。

 その代わりといっては何ですが、三菱エリアから出てきた数機の航空機の中に、百里基地所属のF-4EJ「ファントムU」がいましたので、写真とビデオを収めてきました。F-4EJ「ファントムU」は三菱重工がライセンス生産した機体で、航空自衛隊の主力戦闘機の1機のようですね。三菱エリアから出てくる自衛隊機の中でも、比較的よく見かける戦闘機です。




三菱重工から出てくる戦闘機たちにビックリ♪

  


 名古屋空港のビジネス機エプロン北側にある「三菱エプロン」からは、予想しなかったような飛行機たちが整備を終えて出てきます。これは調べたところ、百里基地所属の戦術偵察機「RF-4EJファントムU」でした。

 三菱エプロンから出てきたRF-4EJファントムU。マニアのおじさんたちが展望デッキ北端に集結!

 普段ハイバイパスジェットエンジンに慣れているので、ジェット推力で飛ぶ戦闘機の爆音には驚かされます。


 この日は整備を終えて、試験飛行をしているようでした。それにしても大迫力ではあります。

 どこまで飛んで行ったのかわかりませんが、しばらくして戻ってきました。

 着陸後のパラシュートがかわいかったです。こんな小さなパラシュートで、減速できると思えないのですが…。


 私はミリタリーには全く疎いので、戦闘機たちのことが皆目わかりません、それにしても、こんなのが何機も所属している百里基地周辺の住民の方がお気の毒に感じます。


 テスト飛行を終えて戻ってきたRF-4EJファントムU。パラシュートは開いたままなんですよ。


これは「F-15Jイーグル」ではありませんか♪


 今度は小松基地所属の「F-15Jイーグル」が出てきました。これも調べたところ、国内に200機も配備されているのだそうですね。

F-15Jタクシーアウト
  

 初飛行は昭和47年とのことで、今から30年も前の戦闘機がここまで洗練されているのに驚きです。

 F-15Jイーグルの特徴は2枚ある垂直尾翼です。ミサイルをぶら下げていたら、もっとカッコいいのでしょうね。

F-15Jエアボーン
  


 それにしても戦闘機はやかましいです。せめて離着陸の際だけでも、静かに飛んでほしいものです。

 F-15Jイーグルもしばらく飛行して戻ってきました。着陸姿勢が動物っぽくてかわいかったです。

 F-15Jイーグルにはパラシュートの代わりに、背中にスポイラータイプのブレーキがありました。

F-15Jタッチダウン
  


 三菱エプロンに戻ってきたF-15Jイーグル。背中のスポイラーはすでに格納されていました。


続いて「F-4EJファントムU」と「F-2B」です


 次は「F-4EJファントムU」です。外観は私にはさきほどのRF-4EJと同じに見えますが、こちらは航空自衛隊のHPに戦闘機として掲載されているので、やはり違うのでしょうね。

 名古屋空港を飛び立って、いったいどの空域でテスト飛行をしているのでしょうか。

 操縦しているのは自衛隊員?それとも三菱のテストパイロット?

F-4EJ改「ファントムU」テイクオフ
  


 こちらはF-2です。ネットで調べたところ、この63-8102は「F-2B」となっていました。F-2戦闘機というと、三菱の整備ミスで1機をスクラップにしていますので、私にも比較的馴染のある戦闘機です。

 このF-2B戦闘機はおとなり岐阜基地所属のようなので、通常は各務ヶ原で飛んでいるのでしょうか。

 去年の航空祭の際にも思いましたが、私はこのF-2戦闘機のデザインがいちばん好きです、

F-2Bテイクオフ
  


いったい同時に何機整備しているのでしょう?


 F-15Jイーグルは、国内各地への配備機数が多いだけあって、遭遇できる確率が高いようです。この機体は何と那覇基地所属のものでした。


 先日も見かけた白っぽい海上自衛隊所属のSH-60Jのほかに、この日は陸上自衛隊所属のUH-60JAも出てきました。

 ほかにも海上自衛隊のヘリが数機、エプロン内で試験飛行をしていました。

 海上自衛隊は空港を持たないので、搭載されている艦艇に合わせ、ヘリも塗装されているのですね。

 ずいぶん大型のヘリが出てきました。調べたところ、海上自衛隊所属の「MH-53E」というヘリ。物資輸送用でしょうか。

 こちらはダイヤモンドエアサービス所属の「ガルフストリームU」。背中にあるコブの中には何が入っているのでしょうね。


 三菱エプロンから出て、名古屋空港で試験飛行中の海上自衛隊ヘリ。雲一つない晴天によく映えます。
 休日の名古屋空港に行くと静まり返っている「三菱エリア」ですが、この日は平日だったこともあって、実ににぎやかに次々と整備完了した戦闘機たちが出てきました。私はミリタリーには全くといっていいほど興味も知識もないので、出てきた戦闘機たちを見てもそれほど興奮しないし、ただうるさいだけに感じます。
 それと、今回このページに掲載するために少しだけ調べて驚いたのは、どの戦闘機もすべて三菱がライセンス生産したものばかりであることです。まもなくF-35のライセンス生産も開始されることになっているので、ミリタリーマニアのみなさんには、名古屋空港の三菱エリアは堪らない逸品のオンパレードなのでしょうね。




航空自衛隊小牧基地にやってくる自衛隊機たち

   


  航空自衛隊小牧基地には、ほかの基地との間に隊員や物資を輸送するための定期便があるようです。特に多いのがこの「C-1」輸送機で、年間を通じてよく見かけます。

 この日はほかにも「T-4」練習機や「UH-60」ヘリも、何度となく離着陸していました。

 こいつ、ほんとうにうるさいんですよ。エンジンがB727と同じ旧世代のものだからだそうですが…。

C-1輸送機のテイクオフ
  

 このちっこいのは海難探査機「U-125A」です。コールサイン「アスコット」で、よく離着陸訓練をしています。

 これは「T-4」練習機です。T-4というと「ブルーインパルス」で有名ですが、ほかにもたくさんあるようです。


  「T-4」練習機がランディングしてきました。ほかのT-4と違い、この機体はミサイルを搭載しています。

T-4練習機のランディング
  


 これは海上自衛隊所属の「UH-60」ヘリのようです。同じ形式のヘリでも、塗装色が違うと全く違ったヘリに見えます。

 これはもしや「ブルーインパルス」??? 帰宅して調べてみたところやはりそうでした。ローパスして岐阜基地に飛んで行きました。

 こちらは通常塗装のT-4練習機。小牧基地の北端で、ずっとテストを行っていました。
  

 平日の名古屋空港展望デッキに行くと、航空自衛隊小牧基地がにぎやかです。私の場合、ほとんど行くのが土日なので、いつもひっそりした基地内しか見ていないのですが、こうして平日に行く機会があると、普段ひっそりとしている小牧基地の本来の姿を見ることができます。
 小牧基地に配備されているのは、KC-767やC-130Hが中心で、あとはU-125AとUH-60くらいなのですが、ほかの基地からの飛来機も多くやってきます。特に岐阜基地所属のC-1なのでしょうかね、よくC-1が飛来するのを見ます。
 こいつ、本当にうるさいんですよ。名古屋空港から6キロ離れた自宅にいても、C-1の離陸する際の轟音が響き渡ります。こんなのが毎日離着陸している基地の近くに住んでいる方は、本当にお気の毒だと思います。




小牧基地の主力「C-130H輸送機」と「空中給油機KC-767」

   


 そして航空自衛隊小牧基地の顔ともいうべき、「C-130H」輸送機。オリジナルの迷彩色とPKOカラーの水色があります。通常の訓練やフェリーでのコールサインは「キャメル」です。

C-130H輸送機のランディング    C-130H輸送機のテイクオフ
  


  こちらがPKOカラーのC-130H。PKOカラーが水色なのは空の色であることももちろんですが、国連カラーでもあるからでしょう。


  日本でここ小牧基地にのみ配属されている空中給油機「KC-767」。日本の自衛隊用に仕様変更されているので、正式にはKC-767Jというみたいです。
 この4機のKC-767が小牧に配備されなければ、私がミリタリー機を撮影することは永遠になかったと思います。


3機のC-130Hが帰還


 百里基地で行われた観閲式から、3機のC-130Hが戻ってきました。3機が連続して着陸し、仲良くタクシング。


 この日使用されたC-130H輸送機は3機ともライトブルーのPKOカラー機でした。
 私はC-130H輸送機を特別に追いかけているわけではありませんが、名古屋空港展望デッキから滑走路越しに見える小牧基地には、いつも10機程度のC-130H輸送機がいます。つまり、小牧基地といえばC-130H輸送機がシンボル的な存在なのです。

 この日は百里基地で行われた観閲式に3機が参加していました。2機のKC-767が出発するよりも前に小牧をあとにしていたので、その存在を忘れていました。しかし、4号機のハンガーインが完了してすぐに、3機は仲良く戻ってきました。この3機の縦列地上走行も、1週間前に見た光景でした。今回の観閲式は安倍首相が観閲官を務めるなど、かなり力の入った式典だったようです。

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