■クヒオ通りに咲いていた「ハイビスカス」
 ハワイの道路わきに植えられているハイビスカスは、日本でよく売られている「ハワイアン・イエロー」と少し違います。ハワイのものは直径が20センチ近くあります。花びらの黄色も、日本のもののほうがやや濃く、ハワイのものはレモン色といったほうが正解。もちろんハワイにも真っ赤のものやほかの種類もありますが、私にとってはこの「ハワイアン・イエロー」がハワイのハイビスカスと思っているのです。

 そこで、私はこのハワイアン・イエローを持ち帰ることにしました。もちろん土から抜いていくわけにはいきませんから、枝をすこし切って湿らせたティシュに包んで持っていくことに。もちろん、日本に着くまでこの状態で持つかどうかもわかりませんでしたけどね。

 2005年1月にハワイのクヒオ通りから枝を数本失敬してきました。植物検疫では土がついていないことと、実が生らないことが許可の条件のようです。

このように園芸用培養土に挿すだけの手法で苗を育ててみることにしました。ともかく水を切らさず、腐らせないように気を使いました。

 3本の苗がみごとに発根し、暖かくなった5月過ぎにプランターに移し替えました。
 

 根がたくさん出ていた1本の苗がまず大きくなっていきました。両端の2本はかなり遅れているようです。

 そうして8月になる頃、ついに花が咲きました。枝をいただいてきた時、よもや今年に花が咲くとは思いもよりませんでしたね。

 どうです?日本で売られている「ハワイアンイエロー」とは少し違うでしょう。おまけに超大輪なんです。このハイビスカスだけはビニールハウスではなく、家の中で冬越ししようかなって思っています。


冬越しに成功した1鉢

 2005年の冬はとても寒く、家の中に入れていたこのハワイアン・イエローだけがが幸運にも残っただけでした。

 剪定も兼ねて、挿し穂を試みることに・・・。
 
 

 3本の枝を切って、それを上下に切り分けました。

 さあて、この7本の挿し穂たちのうち、何本かはついてくれるでしょうか?

 2ポットで根が出ていたので、すべてを普通の大きさの鉢に移し替えました。

 こちらは剪定した、最初に挿し穂したいわば「おかあさん」ハイビスカス。

そして、子供たちのうち、2鉢が見事に花を咲かせてくれました。


冬越しに失敗・・・

 正確には冬越しには成功したのですが、春先になって外に出した途端、元気がなくなってしまったのです。

  そして、残念なことに枯れてしまいました。わが家にはもう、ハワイのハイビスカスが1鉢も残っていません。実家に持っていた鉢が残っているといいのですが・・・。

 実家で生き残っていたものを、譲り受けてきました。

  枯らしてしまったときはすごく悔やみましたが、何とかこうして残すことに成功しました。やはり「フェール・セーフ」は重要ですね。

 こうして順調に生育しています。ただ、この時点ではまだ開花していないので、花が咲くまで安心できません。

 見てください、つぼみもふくらんできましたよ。この分ですと、10月下旬には花が咲きそうな気配です。


こうして復活しました
 

 実家から回収してきて数か月。順調に生育しています。
 


 つぼみがふくらんできました。今年は咲かないかと思っていましたが・・・。
 

 ついに開花してくれました。いったんは絶滅してしまったかと思ったので、実にうれしいです。

  日本で売られているハワイアン・イエローよりも大輪で少し色が薄く、中央の赤い部分が小さいのがハワイのハイビスカスの特徴なんです。

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