長良川鉄道「北濃駅」

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★阿弥陀ヶ滝の帰り道に立ち寄りました

  

この日はクルマで「阿弥陀ヶ滝」へ行ったのですが、帰り道に偶然見つけて立ち寄りました。

ここが長良川鉄道の終点「北濃駅」なんですね。

非常に古びた駅舎に運賃表と時刻表が掲示されていました。

美濃太田行きの列車は1日わずか7本。特に午前中が8時54分発の次がお昼過ぎの12時39分まで全くないのです。最終の美濃白鳥行きはおそらく車両と運転士の宿泊施設があって、回送を兼ねているのでしょう。

運賃は起点の美濃太田からだと1,720円。結構な額ですね。ここまで往復乗ったら3,420円ですよ(>_<)。

こちらが駅構内側。

美濃太田から72.2q、海抜446mですか。経営は楽ではないでしょうね。

当分列車は来ないので、ホームと線路を撮って帰ることにしました。

いかにもローカル線という細々としたレール。

できれば列車がいるときのプラットホームを見たいです。

ひっそりしていて寂しい雰囲気。

こちらが引込線というか、ここに昔は留置していたのでしょう。

この車止めのある線路はというと・・・

転車台に繋がっていました。

やや古びた碑がありました。

解説板もありました。SLの頃は転車台で方向転換してたんですよね。

もう動くこともないのでしょう。

改札口に戻ってきました。

さきほどの「転車台」の図面。

そしてSL当時の写真が飾ってありました。

一度、列車に乗ってここまで来てみたいです。

 この日、わが家は岐阜県白鳥にある「阿弥陀ヶ滝」へドライブ行ったのですが、帰り道に偶然古びた駅舎が目に入ったので立ち寄りました。そこは長良川鉄道の終点「北濃駅」で、以前から一度列車に乗って訪れたいと思っていた場所でした。駅の時刻表を見たところ、わが家が到着した時間帯に発着する列車はなく、ちょっと待ってみるかという気になれない状況でした。

 それでもせっかく立ち寄ったので、ちょっと散策していこうと駅舎の中に入ってみました。当然ながら改札口に駅員さんの姿はなく、自由にホームへ出入りできました。長良川鉄道は国鉄時代「越美南線」と呼ばれていたローカル線で、JR発足時に第三セクター「長良川鉄道」になったもの。よくぞこれまで廃線せずに存続できているものです。きっと涙ぐましい経営努力があるのでしょう。

 駅構内にはSLを転車していた「転車台」が今も残っており、「登録有形文化財」に指定されているようです。白鳥地区にはスキー場があるし、途中に郡上の町もあるので、観光客誘致が今後の存続を占うことになるのかもしれません。
  

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