ブルーボックス JAL DC-10 JA8533 (ランディングギアつき、スタンドなし)

 
 今回ご紹介するのはJALのDC-10です。以前からJALのDC-10が欲しかったのですが、ホーガンやヘルパからは発売されておらず、半ばあきらめていました。そんなとき、たまたまヤフオクに出品されているのを見つけ、運よく落札することができました。

 このモデルはブルーボックスという聞き慣れないメーカーの製品で、センターギアが付いている国際線用JA8533がモデルプレーンになったもの。まさに自分が搭乗した機種だったので、すごくうれしかったです。

 

ダイキャスト製で実に精巧なJALのDC-10。
こんなにすばらしいスケールモデルがヘルパの半額以下で入手できたのです。

 機首部分。今までのモデルと違いダイキャスト製ということもあって、風合い自体も実機に似ている気がします。

 前輪です。ただし、この格納蓋のレジはやや文字が小さい気がします。難をあげるとするとここくらいですね。

 JALのDC-10のエンジンはプラット&ホイットニー製JT9D-57Aで、形式的にはDC-10-40です。「40型」を発注したのはNWとJALだけだったと記憶しています。

 側面から見ても、実際の形状をリアルに再現しています。 ただし、金属同士の継ぎ目がやや目立つかなってカンジです。

ポートサイド斜め後方からのアングル。

エバーライズ製では散々なグレー帯も、この製品はバッチリですよ。

 垂直尾翼に串刺しにされた第2エンジン。ここのナセルのふくらみも、実機に忠実です。

 さすがにダイキャスト製だけあって、金属の色合いがあっていいです。

ポートサイド真横から。DC-10ってちょっと丸っこくて、実に美しいフォルムですね。

真上からのアングルです。
先般ご紹介したMD-11と比べると、水平尾翼の大きさがよくわかります。

真正面からのアングル。
正円状の胴体も、DC-10の特徴といっていいでしょう。

真後ろからのアングル。
まっすぐ左右に伸びた主翼と、ちょっと上がり気味の水平尾翼が、
DC-10の特徴ですね。

実にすばらしいスケールモデルでした。
しいて難点を上げれば、それは重すぎることですね(笑)。

 パッケージはJAAのDC-10と共通なのです。どちらが入っているのかは、側面の「レ」チェックでわかるようになっています。

 中はスチロール状の保護材で固定されています。このモデル、本当に重たいんですが、この保護材のサポート性はいいようです。

パッケージに乗せた状態で撮影。

 今回入手したJALのDC-10は、あーちゃんを生まれて初めて乗せた思い出の飛行機でした。JALパックを使ったからかもしれませんが、オールYクラスで開放していたC席を使用させてもらって、実に快適にグアム旅行ができたので、コレクションに追加することにしたのです。

 しかし探してみるとホーガンやヘルパには、DC-10自体がないんですよ。すでに廃盤になっているのかもしれませんけどね。そこで今回は初めて「ブルーボックス」という中国製のモデルを購入してみました。ネットで調べてみると各エアラインの承認を得ずに製品化しているようです。しかし、その割には実に精巧なんです。これほど精巧なスケールモデルがわずか5000円で入手できたのですから、とてもお買い得な1機でした。

ボディ成形の正確さ:10、細部の再現性:10、デカールの精密さ:10・・・総合:10

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