ブルーボックス CATHAY PACIFIC L-1011(ランディングギアつき・スタンドなし)

 

  ついに私が搭乗したことのある機種で最後まで残っていたロッキードL-1011「トライスター」を入手できました。それも実際に搭乗したキャセイパシフィック航空の旧塗装モデル。ブルーボックスというメーカーが販売していたのは知っていましたが、とうの昔に絶版品となっていて、ヤフオクでは毎回3万円近くまで価格が上がってしまい、毎回悔しい思いをしていました。

 今回私の予算内で晴れて落札できたので、こうして私のモデルプレーンコレクションに加えることができました。ANAのトライスターも捨てがたかったのですが、やはり自分が搭乗した機体のほうが愛着があるのでこちらに決めました。これで私の搭乗した機種のモデルプレーン全コンプリートです。

 

ブルーボックス 「CATHAY PACIFIC L-1011」
 

こちらが箱のスリーブ。

そして箱の中。残念ながらスタンドがないのです。

 

ポートサイド真横からのアングル。

 

真上から。このアングルで見ると、結構ずんぐりむっくりですね。

 

真下から。スタンドがないモデルなので、穴も開いていません。


正面から。 トライスターは正円形の胴体を持っていることがよくわかります。

 

後方から。第2エンジンの排気口が特徴的。
 

コクピットのプリントがやや粗っぽく感じます。

まあ古いモデルですしこんなもんでしょう。

キャセイのレジはここ前輪格納庫部分と・・・

主翼の目立つところにあります。

 

L1ドアからL2ドアにかけてのポートサイド。
  

主翼下の第1エンジン。

L-1011のエンジンはすべてロールスロイス。


そして何と言っても特徴的なのがこの垂直尾翼付け根のSダクトです。

エアインテークは主翼の付け根前にあるのに・・・

排気口は胴体最後部にあります。


それでは同じ3発エンジンのライバル機であるDC-10と並べてみます。


ほとんど同じサイズであることがよくわかります。


ロッキード事件のせいで、トライスターが日本ではあまりいいイメージでなかったのが残念。

 やっと自分が搭乗したことのあるシップをすべてコレクションすることができました。トライスターのモデルプレーンはブルーボックスしか製造していないせいか、たまにヤフオクに出品されても、毎回すごい値段まで上昇して手が届かなかったのです。

 今回運よく?私の予算の範囲で落札できたので、すごくうれしいです。商品はかなり古いものなので、箱やスリーブには傷みがありましたし、ボディ塗装もよく見るとひび割れしかけています。でも絶版品である以上、少しくらいの傷や劣化は覚悟しないといけません。欲を言えばスタンドに乗せて、飛行姿勢で飾りたかったです。

ボディ成形の正確さ:10、細部の再現性:9、デカールの精密さ:10・・・総合:9.5

horizontal rule