1/200 ソカテック ブリティッシュ・エアウェイズ コンコルド G-BOAE(Landor)

 
 今回購入したのは「ソカテック ブリティッシュ・エアウェイズ コンコルド G-BOAE(Landor)」。以前入手したエールフランスのコンコルドと同じで、ソカテックというモデルプレーンメーカーですが、実はホーガン・ウイングス製。今回もヤフオクで未開封品というものを落札しました。

 私はこのランドー塗装時代のBAのコンコルドの実機を見たことがありました。それはロンドン・ヒースロー空港の出発制限エリアで名古屋行きのBA21便を待っていたときのことで、ニューヨークから戻ってきたコンコルドが近くのスポットに駐機したのです。

 コンコルドの駐機スポット正面にはコンコルド専用のラウンジがあり、入口にいたBAのスタッフにコンコルドの写真を撮らせてほしいとお願いして、ラウンジから間近で見ることができました。今回そんなことを思い出しながら入札し、晴れて私のモデルプレーンコレクションに加えることになりました。

 

 ソカテック ブリティッシュ・エアウェイズ コンコルド G-BOAE(Landor) ランディングギア、スタンドつき。

 

上部のふたを開けるとモデルプレーンの解説があり、薄アクリル板で内部が見えるようになっています。

 

箱の中にはスポンジに保護されたコンコルドと透明スタンドが入っています。

 

ポートサイド真横から。美しいフォルムです。

 

真上から。何と言ってもデルタ翼です。

 

真下から。何となくイカの干物にも見えなくはありません。

コクピットシールドは印刷です。

機体後方から。

 

機首真横から。機首部分が可動したら文句なしなんですけどね。

 

垂直尾翼とテールコーン。
 

折れそうなくらい細長いフロントギア。

そしてメインギアとエンジンエアインテーク。

 

エールフランス機でしたが、パンクして燃料タンクを破損し墜落したんでしたっけ。

テールスキッド防止用ギアもリアルに再現。

ソカテックのコンコルドは透明スタンド。

 

それではその透明スタンドに乗せてみます。

 

怪鳥の名にふさわしいフォルムですね。

 

同じランドー塗装のB747-400と並べてみました。

 

そして今度はエールフランスのコンコルドとツーショット。

 

こんなふうにBAとAFのコンコルドが並ぶことはあったのでしょうか。

 

2機は全く同じと思って並べたところ、デルタ翼上部のメインギヤの点検パネル部の形状が違っていました。

 

懐かしい時代です。

 今回、BAのランドー塗装時代のコンコルドを入手しましたが、実はそれほど欲しくて仕方なかったわけではありませんでした。すでにディスプレイ棚はいっぱいなうえに、AFのコンコルドを保有しているからなのですが、思いのほか安く落札できてしまったのです。正確に言うと終了間際になっても値段が上がらないので、4000円で買えたら落札するかくらいの乗りで入札したのですが、本当に3999円で落札できてしまったのです。

 通常ですと、安くても10,000円以上にはなるレア品なのに、なぜ値段が上がらなかったのかというと、終了時間が日曜日の午後2時であったこと。送料が着払いであったことが条件になっていたからと推測しています。ヤフオクの場合、送料は落札者負担が多いですが、商品代金といっしょに送料を払うケースがほとんど。この場合は送料が事前にわかりますが、着払いはよほど出品者が気が利いて発送サイズを商品説明に書いてくれないと、あとで送料が思ったよりも高かったということになりかねないんですよね。

 この出品者がなぜ着払いにしたのかわかりませんが、終了時間を日曜日の午後2時にしたことと相まって、かなり損をしたと思います。おかげで私は送料含めても相場の半額以下の5,000円ほどで入手できたわけですけどね。肝心のモデルプレーンの評価ですが、非常にいい出来と思います。これで機首部分が可動したら、オール10点なんですけどね。

ボディ成形の正確さ:10、細部の再現性:8、デカールの精密さ:10・・・総合:9

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