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AIR FRANCE大好き     AIR FRANCE大好き2


★1997年ノンストップ便で復活した名古屋〜パリ便                             

1997年12月14日AF213便搭乗ビデオ(再生時間約8分)
  

 1997年7月、1年9ヶ月ぶりに待ちに待った名古屋便が復活しました。今度はJALとのコードシェア(共同運航便)になって、うれしいことにパリまでのノンストップ便でした。機材もエアバスA340になり、便名も「AF297便」になっていました。後にこの便名は再び変わり「AF213便」となります。

 私たちはこの年の12月にさっそく乗ってみることにしました。この時はAFの格安航空券よりもJALの格安航空券のほうが安かったため、私たちはもうひとつの便名である「JL437便」として利用しました。このことが後にビジネスクラスへのアップグレードをもたらしてくれました。

 私たちの乗るAF213便。折り返しのAF214便が15分遅れで名古屋空港に到着。

 オープンスポットを使用していたため、ビルからバスで移動し、階段で機内に入りました。

AF214便ランディング    AF214便スポットイン

搭乗時間    バスでスポット4へ    機内に入ります
  

今回はアップグレードの幸運にめぐり合えました。エコノミークラスが満員で、なぜか私たちが選ばれたわけです。

 送迎デッキで飛行機を見ていたら私たちを呼び出すアナウンスが流れ、カウンターへ行ってみるとCクラスへ行かないかと言われました。そこは喫煙席でしたが迷うことなく受諾しました。

 これが当時のエールフランスのCクラス(エスパス127)です。シートリクライニング角度が127度なのでこの名前になっているということでした。

離陸しました
  

幸運のボーディングパス。
JAL便として乗ったために便名は「JL437」になっています。
ちなみにJALのビジネスクラスは「SEASONS」という名前でした。

 これがエスパス127の機内食。フランス料理のフルコースで、使用しているお皿も「リモージュ焼き」でした。

 今回のビジネスクラスのメニューです。

 エスパス127の食器類はすべてリモージュ焼き。パーソナルテレビを見ながらの優雅な食事タイム。

機内食@    機内食A
  

 AF213便のコックピット訪問。エアバスA340のコックピットを見るのはこれが初めてでした。

 コックピット内で事前に私が撮ったA340の写真にサインをしてもらいました。これはキャプテンの直筆のもの。

 この飛行機はサイドスティックといって、操縦桿がなく代わりにTVゲームのジョイスティックのようなものがあり、それをつかって操縦する仕組みになっています。

 キャプテンの「マーティ」さんに、「操縦桿とこのサイドスティックとどちらが好きですか?」と聞いてみたところ、「もちろん、サイドスティックだよ。」「第一操縦桿がないから、広いだろう」と言っていました。(キャプテンが左手に持っている紙を乗せているのは操縦桿ではなく、引き出し式のトレイでした。)

こちらは「コ・パイ」さんが書いたサイン
英語かフランス語かどちらがいい?と聞かれて、
読めもしないのにフランス語をリクエスト
してしまいました(笑)。

 実はこの写真、前週の水曜日に撮影したものだったのですが、その便を彼が操縦していたと言っていました。「オー、コノヒコキ、ワタシガ、ソウジュウシテイマス」「ノッテイマス」と英語で言っていましたが、彼は勘違いしていました。なぜならこの写真は名古屋空港を離陸している写真だからです。正確には「ソウジュウシテキマシタ」ですね。

 彼は自分が操縦しながら上空で撮影した平行して飛んでいる飛行機のビデオを見せてくれたり、とてもいい人でした。

コックピット訪問    夕食
  

ほぼ定刻にCDG2Aに到着。

 RERに乗って市内に入ります。空港から北駅までは約30分。今回は「サンミッシェル・ノールダム駅」まで乗ります。

CDG2到着    バスでターミナルへ    到着しました
  

 この便はJALとの共同運航だったので通常のAF専用ターミナルである2Cを使わず2Aを使っていました。ちなみにこの飛行機に接続しているのはボーディングブリッジではなく、ジャッキ付バスなんです。このままジャッキを降ろしビルまで走行して乗客を運んでくれます。

 ターミナル2の直下にRERの駅があり、ここからRERのC線に乗って市内に入ります。空港から北駅までは約30分。今回は「サンミッシェル・ノールダム駅」でメトロに乗り換えます。


往路がビジネスクラスだったので帰国便はつらい・・・                            

1997年12月20・21日AF214便搭乗ビデオ(再生時間約8分)
  

 RER駅を上がると、そこはもうターミナルビルの中。

 今日の名古屋便はJALとの共同運航便のため、エールフランス専用ターミナルの2Cではなく、2Aからの出発。

CDG2到着
  

 シャルル・ドゴール空港のターミナル2Cは、
エールフランス専用ターミナルになっていて、
午後になるとニューヨークから「コンコルド」が戻ってきました。

 今日の名古屋便はA49番ゲートからの出発です。

 ちょっと時間があるので、シャトルバスに乗って、CDG1へ行ってきます。

シャトルバスでCGD1へ
  

 搭乗時間が近づいてきたので、再びCDG2Aへ戻ってきました。

CDGの2Aで出発を待つAF214便。

AFだらけのCDG2
  

搭乗時間になりました。

 うーん、お世辞にも広いとはいえないYクラス「TEMPO」。

搭乗時間
  

 AFのエアバスA340にはスカイマップがありました。

 AF214便の機内食。なかなかのボリュームでした。

スカイマップ    機内食
  

 食後は、ただ寝るのみ・・・。

 こちらは朝食。AF272便で食べたものよりなんとなくさびしい感じです。

機内風景@    機内風景A    朝食を終えて
  

名古屋空港にランディングするAF214便。

 オープンスポットのゲート4に駐機中のAF214便。ここはバスで移動することになります。

   名古屋空港到着    降ります    只今到着
  

★ここがエールフランス・ショップ  

エールフランスのアンヴァリッド営業所で、
エールフランスのエアライングッズを買っていきます。

エールフランス・アンヴァリッド営業所
 

★増便は運休のはじまり

 名古屋空港を発着する国際線にはあるジンクスのようなものが存在するような気がします。それは「増便は運休のはじまり」とてもいうのでしょうか。過去10年の間にこのエールフランスをはじめとして、ブリティッシュエアウエイズ、KLMなどが、週2便で開設した路線を1〜2便増便しては運休するということを繰り返しています。

 そしてそのほとんどの理由が「赤字ではないがほかの路線に使用機材をまわすため」といったようなものが多いのです。航空会社にとって週2〜3便の路線とは、就航もしやすいが運休もしやすいということになります。唯一このジンクスを免れたのが「ルフトハンザ」なのですが、ルフトハンザも一時運休のニュースが流れました。これを地元財界が上級クラスの座席を率先して利用することを確約して引きとめたようです。

 つまり国際線の就航路線の成否は平均搭乗率ではなく、ビジネスクラス以上の利用客がどれだけ乗ってくれるかにかかっているようです。そういう意味で名古屋という地域は堅実(ケチ?)な住民が多く住む地域であるためにこのようなことが繰り返されるのでしょうか。

 幸いなことにエールフランスは「セントレア」(中部新国際空港)の開港にあわせ、名古屋線を復活させることを表明してくれています。こんどこそこのジンクスを打ち破るエアラインのひとつになってほしいものです。


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