暖かすぎる3月

 室内からハイビスカスたちを出すことにしました。

  3月もまだ下旬になったばかりだというのに、すでに桜の開花宣言が出されました。今年の冬はついに来なかったのかと思えるような、実に暖かい冬でした。

 ここまで暖かければ、室内にいつまでの鉢花を置いておくのはかえってデメリット。朝晩の最低気温ももう10度前後あります。いつもの年よりもかなり早いですが、室内の鉢花を外に出してあげることにしました。

 とりあえず、ビニルハウス内に入れました。ただ、この時期気をつけないと、ハウス内の温度が高温になる可能性があるんです。

ハウスの入口を全閉せずに、換気に気をつけながらしばらく様子を見ることにします。

 サニーフローラはすでに満開です。あまりに開花が早かったので、ハウスから出してやりました。

 ムスカリのかわいい青い花を咲かせています。マウスポインタをのせてね♪




あやめたちです。
丸坊主だったのに、今年もちゃんと新芽を出してきましたよ。
 

 これが驚きなんです。実は昨年の夏のペチュニアの残りなんです。今年の冬がいかに暖かかったかがわかります。

 ミニバラも新芽を出し始めました。今年こそは植え替えてあげなくちゃいけません。
 



初夏のような4月

 ムスカリも一気に満開になりました。これだけ気温が高いと、そんなに日持ちしないかもしれません。

 ビニルハウスもすでに片付けて、ハイビスカスたちも太陽をいっぱい受けています。

 あやめたちもすでに10センチくらいにまで伸びてきました。

 昨年挿し穂したハイビスカスです。こちらも屋外の日陰部分に出してあります。




いちごたちも実がなって、そろそろ赤くなり出しました。



そろそろ植替えの頃

  そろそろ鉢植えたちを植え替えてあげる気温になりました。今年も「花ちゃん培養土」を購入。鉢植えの土は、軽くて保水性の優れたものがベストです。

 昨年あたりから、花つきの悪くなった「ミニバラ」。植替え第一号はこいつに決定です。
 

 プランターから抜いてみると、土がかなり流れてしまっていて、すぐ下に鉢底石の代わりの発泡スチロールが来ていました。

 根っこを軽くほぐすように、土を取り除きます。こうして買ってきたときほどの大きさに、株を分けてやります。

 こうして元のプランターに植えつけてあげると完成です。これで再びきれいな花を付けてくれるようになるでしょう。

 こちらのミニバラは生育もよく、今年は植替えの必要はなさそうです。
 



ハイビスカスも植え替えます

 まずは屋内で越冬させた、葉っぱが茂っている4鉢のハイビスカスを植え替えることにしました。

 鉢から抜いてみると、根っこがとぐろを巻くように詰まっていました。

 こうして自然に根っこを引っ張りながら、土と根っこを取り除きます。

 

 本来はひとまわり大きな鉢に植え替えてあげるほうがいいのですが、鉢を大きくするとその分木が大きくなってしまいます。私はそれを避けるために、こうして元の鉢に植え替えることにしています。
 

 去年生えた葉がすべて落ちてしまった「プルメリア」。でも、枯れてしまったわけではないんですよ。

 

 このように、先端からは次の葉っぱたちが、すでに伸び始めているんです。

 「ミニバナナ」もりっぱに越冬をすることができました。

 ひと足先に植え替えた「ゴクラクチョウカ」。今年もまた花を付けてくれるかな・・・。

  3月も暖かかったですが、4月は毎日初夏のような気温が続いています。いつもの年ですと、桜の花が咲く頃はまだ肌寒い日が多く来るため、植替えのタイミングが難しいのです。しかし、今年はここまで暖かいですから、さっさと済ませたほうが植物のためだと思いました。

 いちごたちもそろそろ実がなり、これから1ヶ月ほどの間、毎日数個ずついちごの収穫ができます。ただ、わが家のようにマンションの屋上でガーニデングをやっていると、ハチたちが上がって来れないので、いちごの受粉が思うようにできません。そのため今年もマダムからはカタチの悪いいちごと酷評されそうです。



いちご狩り始めました

 今年もいちご狩りができる時期がやって来ました。

 今年は土の入れ替えをあまりやっていませんが、生育はまずまずです。

 とはいえ、生産者が作るいちごのようにはいきませんけどね・・・。

 私の手と比較するとこれくらいの大きさです。甘酸っぱくて、おいしいです。

 こちらは今年植替えをしなかったほうの「ミニバラ」。いくつかのつぼみがほころび始めました。
 

  ミニバラは開いてしまう直前が、いちばんきれいなんです。開いちゃうと、バラなのか何なのかわかんない花のカタチに思えてしまいます。

 これはハイビスカスに付いた「アブラムシ」。今年はなぜかハワイのハイビスカスにだけ付いています。
 

  去年はわが家で生まれたてんとうむしがアブラムシを撃退してくれましたが、今年は全然いないんです。今日、近くの公園でてんとうむしと幼虫を捕獲してきました。

  ゴールデンウィークがやってきました。この時期になると、初夏を思わせるようなあたたかい日が続くようになります。これにつられるように、鉢花たちも一気に育ち始めます。

 いちごは収穫できるようになりました。今年はアブラムシもおらず、鳥に食べらることもなく、順調に育ってくれました。現在1日数個ずつ収穫する日々が続いています。これに引き換え、1鉢のハイビスカスに、見るも気色悪いほどのアブラムシが付いているんです。

 今日、近くの公園でてんとうむしと幼虫を捕獲してきました。去年はわが家で育ったてんとうむしが、アブラムシを退治してくれたのを思い出したからです。今日は10〜15匹ほどの幼虫を捕獲してきましたが、これでも足らなければ次回の休みに再び出動です。


あっという間のあやめの季節

 ゴールデンウイークも終わりを迎えた5月中旬、今年もあやめが咲きました。

 これは「小あやめ」という種類で、背丈が大きくならないんですよ。

ただ、開花している期間が短いのが欠点。

 こちらは「三寸あやめ」。白くてかわいいあやめです。せめて半月くらい咲き続けてくれるとうれしいのですが・・・。

 アブラムシだらけになっていた「ハイビスカス」ですが・・・。すでにアブラムシの姿はありません。

  そうです、公園で捕獲してきたてんとうむしの幼虫が、見事にアブラムシを食べ尽くしてくれました。そして、成虫になった「てんとうむし」は、次々に旅立っていきましたよ。

 もうすぐ6月。今は入梅前の不安定な天候が続く季節。晴れると気温が30度前後まで上昇し、雨降りの日には半そででは肌寒いほど。水遣りも天候と相談しながら、鉢の表面が乾いているものだけに与えるようにしています。

 わが家には、青い「小あやめ」と、白い「三寸あやめ」があります。ちょうど5月のこの時期があやめの季節。しかし、2つとも開花期間が短いんですよ。1つの花が咲いているのはせいぜい2〜3日。これがハイビスカスのように次々に咲いてくれればいいのですが、残念ながらそうはいきません。わずは数日で終わってしまったあやめでした。

 先回アブラムシだらけになったハイビスカスをご紹介しましたが、あのとき公園で捕獲してきたてんとうむしの幼虫のおかげで、まさに「見事」にアブラムシがいなくなりました。すでに越冬したつぼみもほころびかけていますので、もうハイビスカスの季節もそこまで来ています。続きは「2009年夏」でご報告いたします。



季節は6月・・・そして梅雨入り

  いちごたちもそろそろ終わり。いつもならつるを根付かせて株を増やすところですが、今年はもう増やすのを止めることにしました。

 6月になりました。気象庁は今年も梅雨入りを発表。別にこの日からこの日までが梅雨の期間って正確にわからなくてもよさそうなんですが、そこは潔癖症の日本人の性なんでしょうかね。

 今年の梅雨も空梅雨気味。毎日のようにバケツ数杯分の水遣りを続けています。しかし、植物たちにとっては今が最も生育する季節。肥料やりに気をつけながら、水を与えることにしたいと思います。

 1株につくいちごの数は少なくなりましたが、1個1個の実は大きくなりました。

 そして、日差しにも恵まれて、すごく甘いいちごができるんですよ。

 ランタナは今が満開。花が終わって実になると鳥が来るので、終わった花をすぐに摘んでしまわなくてはいけません。

 サニーフローラは花が終わったので、一度思い切って刈り戻すことにしました。
 

 ゴクラクチョウカは今年も花を咲かせてくれるでしょうか。

 ミニバナナです。今のところ、バナナが生る気配はありません(笑)。

 プルメリアです。冬越しで丸坊主になっていましたが、こうして葉っぱが茂ってきましたよ。
 

 そしてハイビスカスたち。今年は冬越しに失敗した鉢が数鉢あったため、実家に挿し穂で分けた鉢を回収してきました(笑)。




今のところ、この3つが花を付けています。
左からバルカン、ムーンライズ、レインメーカー

 3月も暖かかったですが、4月は毎日初夏のような気温が続いています。いつもの年ですと、桜の花が咲く頃はまだ肌寒い日が多く来るため、植替えのタイミングが難しいのです。しかし、今年はここまで暖かいですから、さっさと済ませたほうが植物のためだと思いました。

 いちごたちもそろそろ実がなり、これから1ヶ月ほどの間、毎日数個ずついちごの収穫ができます。ただ、わが家のようにマンションの屋上でガーニデングをやっていると、ハチたちが上がって来れないので、いちごの受粉が思うようにできません。そのため今年もマダムからはカタチの悪いいちごと酷評されそうです。



晴れれば真夏、曇れば肌寒い日も


 去年挿し穂したバルカンです。切る前に付けていたつぼみが咲きました。
 


 こちらは親木がわからないんです(汗)。多分ムーンライズではないかと思っているのですが・・・。




 そして、ハワイのハイビスカスもようやく花を咲かせ始めました。

 プルメリアの生育は早いです。上の写真を見比べてみてください。

 アメリカンブルーを購入しました。私はこの小さな青い花が大好きです。

 梅雨時とはいえ、晴れると日中の最高気温は軽く30度を越えてしまいます。もういちごの小さなプランターでは保水できなくなってきました。

 そこで、旅行用に購入したミニプールの登場です♪ 晴天が続くときはこれからずっと、このプールに入れておくことにします。



今年も9日間の旅行準備




 いちごたちを集めて1つのミニプールへ。
 


 ミニバナナやプルメリアを集めてもう1つのプールに入れました。




 そして、ハイビスカスを集めて3つめのプールに入れました。


 今年はまだ梅雨明けしておらず、滞在中もあまり天気がよくないようなので、今年は水量を少なめにすることにしました。


 そして、このようにプールの空気を少し抜いて、万が一留守中に大雨が降っても溢れ出るように調整しました。


 水量は少なすぎるよりは少し多目のほうがいいですが、あまり多すぎても根腐れを起こしてしまいます。




プランターのあやめたちは・・・
 


 多めに水を与え、排水口をプラグで塞ぎます。




 こうして旅行中の準備が完了しました。
 


 観葉植物たちですが、去年の反省から、ちょっと水量を多くすることにしました。




 思い切り水を与え、いちばん大きな皿が溢れるまで入れておくことにしました。

 いよいよ今年も、海外旅行による夏の長期不在の時期がやってきました。現在のように、夏に旅行をするようになってからは、鉢花をあまり増やせなくなってしまいました。ハイビスカスのような夏の花はこれからが全盛期。不在中もなるべく木が弱らないように、最大限の配慮をしておこうと思います。

 不在中の水遣り方法は、ここ数年と同様に幼児用ミニプールに水を入れ、そこに鉢花たちを入れておく方法をとります。ただ、ここ数年、梅雨明けが遅れる傾向にあるため、プール内にあまり多く水を入れておくと、不在中に雨が降って逆に水量が増えてしまうこともあるんです。

 不在中の天気予報は、現在発表されている間だけしかわかりませんが、それでも雨が数日ありそうで、くもりがちな日が多いようです。そこで、今年はプールの空気を抜いて土手の高さを下げ、不在中に雨が降ったらプールから水が出て行くように工夫してみました。今回の不在中に晴れる日数を4日、くもりが3日、雨が2日と想定。プール内の水量も昨年よりずっと減らして出発することにしました。


9日間の旅行から戻りました




 いちごを入れたプールです。
 


 ミニバナナやプルメリアたち。


 ハイビスカスたちも大変良好。

 7月29日の夜、丸9日間の旅行から帰宅しました。翌朝ベランダを確認してみると、鉢木たちはすべて元気でした。調べてみると不在中に晴れたのはわずかに1日。やはり曇天や雨が多かったわけです。
 そのため、プール内の水も、植物が吸収する量よりも雨が降って溜まった量のほうが多かったようで、自然に水があふれ出るように工夫したことが功を奏したようです。以前と違って土の腐敗もなく、1鉢も枯らすことなく旅行をすることができました。



9月・・・夏が終わり、涼しくなってきました

 今年は夏がそれほど暑くなかったため、ハイビスカスたちも過ごしやすそうです。

 9月になってからしばらくの間、このまま寒くなってしまうのかと思うような天気が続きました。今年は梅雨明けも遅かったですし、何だか夏があったのかなかったのかわからないような8月でした。

 しかし、9月下旬になってから、再び30度を越す真夏日が現れるようになりました。こうなると困るのが水遣りなんです。朝は涼しくて鉢が乾いていなくても、帰宅するとカラカラに乾いてしまっていることも・・・。

 お花たちの様子を注意深く観察し、水切れを起こさないように気をつけなくてはいけない時期でもありますね。




花つきも例年よりいいと思います。
左からハワイアン、バルカン、ムーンライズ
 

 アメリカン・ブルーは、水遣りさえ忘れなければ、毎日可憐な青い花を付け続けてくれます。

 昨年の夏にハワイで買ってきたプルメリアの丸太。わずか1年でこんなに成長しましたよ。


 ゴクラクチョウカです。このとんがった部分が、花になると思います。


 プルメリアの先端。葉っぱに守られるように、つぼみが出てきました。


 続いてつぼみの茎のような部分が、どんどん伸び始めました。



9月の終わりにプルメリア咲く


 9月下旬になって、ついにプルメリアのつぼみが膨らみました。


 そして数日後、かわいい花を咲かせてくれました。


 レイにするほどは咲きませんが、香りはハワイそのものです。


 つぼみは次々に開花し始めました。これからしばらくの間は、わが家のベランダがハワイの香りで包まれそうです。

 

 現在咲いているのは1鉢のみ。もう1鉢にも同様のつぼみがあるので、こちらも開花するのを待つことにします。

 昨年のハワイ旅行で買ってきたプルメリアの丸太が、今年花を咲かせてくれました。以前にも一度購入して育てたことがありましたが、そのときはビニルハウスで越冬を試み、見事失敗。今回はハイビスカスといっしょに部屋に入れて越冬させたことが功を奏したようです。

 ハワイではあちこちのお宅の庭に、自然に植えられているプルメリア。日本では見かけないところを見ると、日本の気候が合わないのでしょうね。今年は見事に花を咲かせることができましたが、この先、木が大きくなっていったら、どうやって越冬させたらいいか、これからの課題になりそうです。



ハイビスカスは今が旬


 今年は猛暑でなかったため、秋になってもハイビスカスの木が元気なんです。


 オレンジ色の花の周囲が黄色の「チボリ」。やや小ぶりな花ですが、非常にかわいいです。


 大輪の赤「バルカン」です。私は在来種の赤を育ててないので、保有する唯一の赤のハイビスカスです。


 ご存知ハワイのハイビスカス。非常に丈夫で、花つきも最高です。日本で売られているハワイアンイエローよりも、花が大きいです。
 


  朱色っぽい花びらで、周囲が肌色系の「ミセスユミ」。今年は刈り込みがうまかうなかったので、やや小ぶりな花になってしまいました。


 私の大好きなレモンイエロー「ムーンライズ」です。今年は冬越しに失敗したので、実家から回収してきた鉢なんです。

 そろそろ伸びすぎた鉢を刈り戻して、挿し穂を始めました。

 現在日本で出回っているハイビスカスの多くはハワイ原産種が多いのですが、日本の夏はハワイよりもはるかに高温。つまり日本の夏はハイビスカスにはちょっと暑すぎなんです。

 ですからハイビスカスは真夏よりも9月や10月のほうが花つきがいい傾向です。10月は朝晩の気温が下がってきます。それでも日中の気温が20度もあれば十分。これからもしばらくの間、ハイビスカスを楽しむことができます。

 私は毎年、冬になる直前に刈り戻すことにしているのですが、それですと翌年の生育がやや遅れる傾向にあります。そのため、いつもの年よりもちょっと早めに剪定&挿し穂を始めてみました。



10月 8日・・・大型台風がやってきた


 過去10年で最大の風が吹くとの予報で、台風接近の前々日に、ルーフバルコニーの鉢花をベランダに移動させました。


 わが家のベランダは「逆梁」構造なので、腰壁下はほとんど台風の影響を受けないんです。
 



 軽いプラスチック製の机やイスも全部ベランダに移動。これらが風で飛んでしまうと大変ですから。



 鉢花のなくなったルーフバルコニー。非常に殺風景です。



 全部はベランダに移動させられないものですから、いちごは壁際に移動させてました。


 物置は扉が開かないように、ビニルひもで縛っておきました。


 台風の影響は予想よりも小さなものでしたが、それでも物置が倒れるほどの力はあったようです。

 

 午後からはすっかり台風一過。鉢花たちを定位置に戻してあげました。



次々に咲くプルメリア


 9月下旬に開花した「プルメリア」。非常にいい香りを出してくれます。

 

 落ちた花を拾ってきて、室内に置いておくだけでも、室内がいい香りになります。


 10個くらい咲いて終わりかと思っていたのですが・・・。


 花の付け根から、次々に新しいつぼみが出てくるんです。


 そしてその下からは、新しい枝が3本伸びてきました。

 9月下旬に開花した「プルメリア」ですが、当初は伸びてきたつぼみが開いたら終わりなのだと思っていました。しかし、花が終わった付根から、新しいつぼみが伸びてくるではないですか。ですから、花の数が減らないんです。これだけ次々に咲いてくれると、育て甲斐があるというものですね。

 わが家には2鉢のプルメリアがありますが、現在開花しているのはそのうちの1鉢。もう1鉢も現在つぼみを作っている最中なので、あと数日で開花してくれることでしょう。こうなってくれると心配なのが越冬です。今年の冬はまだ背丈がそれほどでもないのでいいですが、来年以降どうやって冬越しすればいいのか、だんだん心配になってきました。

 もう1鉢のプルメリアも、着々とつぼみを育てていますよ。こちらはどんな花を咲かせてくれるかな・・・。




黄色のプルメリアも開花しました


 10月下旬になって、ようやくもう1鉢の「黄色のプルメリア」も開花しました。

 

 思っていたよりも黄色の部分が少なく、1鉢目の白とあまり変わりがありませんでした。


 でも、無事に2鉢とも開花してくれたので、本当に育ててきた甲斐がありました。

 

 2鉢目もこうして、花の下から新しい枝が数本伸び始めています。


 こちらが9月下旬に開花した「白」です。丸太の写真通り、中心が黄色。
 

 

 そしてこちらが今回開花した「黄色」。環境の影響かもしれませんが、並べてみても同じに見えますね。

 今年の10月は実に温暖な1ヶ月でした。そのおかげで、プルメリアも2鉢きれいな花を咲かせてくれました。ただ、このペースで開花していくと、すべての花が咲くころには12月になってしまいそうです。いくらなんでも日本の12月の外気温度では、プルメリアは持たないでしょう。この先、気温と相談しながら室内に入れる時期を検討しなくてはいけません。

 もうひとつのハワイの花、「ゴクラクチョウカ」も、今年は4つ花を付けています。去年は冬の間に1つ咲いただけだったので、こちらも非常に楽しみな状態です。ゴクラクチョウカの耐寒性についてはあまり知識を持ち合わせておりませんので、プルメリア同様に外気温度を気にしながら、室内に入れる検討をしなくてはいけませんね。



急に気温が下がって


 今まであたたかかったこともあり、急に冷え込んだ11月の朝、南国の花たちは大変なことに・・・。
 

 

 ハイビスカスも枯れてしまったように、下を向いてしまいました。


 翌日気温が上昇すると、昨日のことがうそのようにプルメリアは元気になり、ひと安心です。
 

 

 しかし、ハワイアンは葉っぱにかなりのダメージを受けてしまいました。



ゴクラクチョウカ開花


 ゴクラクチョウカのつぼみが、だんだん膨らんできました。

 

 そしてある朝、背中の部分が割れて、黄色のとさか状の花が出てきました。


 1日かかって花びらが出て、鳥のくちばしっぽくなりました。
 

 

 朝夕の気温も下がってきましたので、そろそろ室内に入れてあげる頃かもしれませんね。

 11月も比較的あたたかく経過したため、鉢花たちも気を抜いていたのでしょう。ある朝、急に冷え込んだのに驚いて、プルメリアやハイビスカスたちが一斉に頭を垂れてしまいました。驚いたのは私も同じ。まさかこのまま枯れてしまうのでは、との心配が頭をよぎりました。しかし、日中はそこそこまで気温が上昇したこともあり、鉢花たちは以前のように元気なってくれました。ただ、ハワイアンのハイビスカスだけは、葉っぱにかなりのダメージを受けてしまいましたけど・・・。

 そんな11月の下旬、ついにゴクラクチョウカの花が咲きました。ゴクラクチョウカの花の場合、いつが開花なのかよくわかりませんが、ある朝気付くとくちばし状のつぼみの背中部分が裂け、そこからオレンジっぽい黄色の花びらが出てきたのです。ゴクラクチョウカも南国の花。花を長持ちさせるためにも、そろそろ室内に移動してあげなければいけないと思いました。



12月・・・冬の足音が響いてきたので

 寒くなる前に、ビニルハウスの準備をしました。

 12月になりました。今年は暖冬との長期予報ですが、それでもハイビスカスやゴクラクチョウカにはすでに適温ではありません。そのため、ちょっと早いような気もしましたが、ビニルハウスを組み立てました。このビニルハウスも今年で3シーズン目。ビニルの劣化も目立ち始めましたので、このシーズンが最後になりそうです。

 ビニルハウスの置き場なのですが、花たちのことを考えると日中日当たりのいい場所がよさそうなのですけど、これが意外に大敵。ハウス内の空気が太陽に熱せられて、日中植物が蒸れてしまうのです。

 私は去年の失敗は、この「蒸れ」が原因だと分析しているので、今年は蒸れ対策を万全にして、鉢花たちが弱らないように気をつけようと思っています。

 


 これらは室内に入れてあげる鉢木たち。ある意味選ばれし鉢たち。
 


 そしてこちらが残ったビニルハウス行き。この中の何鉢が来年の春まで残っているか・・・。

 ビニルハウス内に入れました。今年は空気の入れ替えに気をつけます。
 

 そして室内に入れた鉢木たち。プルメリア2鉢、ゴクラクチョウカ、それにハイビスカス7鉢を入れました。

 ゴクラクチョウカは2羽目の花が咲きました。まだ数個のつぼみがあるので、今年は成績がいいです。

 こちらが室内に入れてから開花した2羽目。早めに室内に入れてよかったです。

 そして1羽目は2つめの黄色のとさか状の花びらが出ました。

 ハイビスカスたちも、夏の間にできたつぼみが、室内の温度で開花しています。

 花の大きさは夏場ほどではありませんが、意外にきれいな花を咲かせてくれます。

 こうしてしばらくの間、真夏のハイビスカスを楽しむことができそうです。

 この「ミセス・ユミ」だけは、盛夏と比べると花の色もカタチもちょっと見劣りします。

 室内に入れた鉢花たちですが、温度面では室内はまずまずの環境ですなのですが、日照不足になってしまいます。本当は南面のガラス越しが植物たちにはベストな環境ですが、わが家の場合はマダムの許可が得られません。そのため、毎年私のパソコン部屋が冬越しの部屋になるのです。

 しかし、ここでもマダムはいい顔をしてくれません。リビングにコバエが飛んでいたら、すぐに怒られてしまいます。そのため、私のパソコン部屋はいつも入口を閉ざした状態。なるべくコバエなどが出ないように気をつけてはいるのですけど・・・。



ビニルハウスに換気窓を開けました
 

 以前から計画していた小窓開け。まずは、マジックで下書きします。

 そしてカッターナイフで切っていきます。カンタンに切れました。

 今回は上の部分を残して、クリップで固定すると開きっぱなしにできるようにしました。

  ビニルハウスの温度管理は実に難しいです。日中も自宅にいられる方は別ですが、私たちのような会社員は昼間は家を留守にします。ですから、日中ビニルハウス内の温度を確認することはできません。

 それなら朝起きて出かける前にハウス入口のファスナーを開ければいいではないかと思われるでしょうが、わが家のビニルハウスは地上30メートルにあるため、ファスナーを開けておくとハウス内に風が入り、ハウスが飛んでしまう恐れがあるのです。

 やはりハウスの換気には、小窓がいちばんよさそうです。小窓なら寒い日は閉めておいて、気温の高くなる日にはクリップなどで開きっぱなしになるようにすればいいのです。これでこの冬を乗り切ろうと思います。

 これで日中の温度蒸れの心配がなくなりました。




室内の鉢木たちは・・・
 

 室内に入れたプルメリアです。やはり太陽に当たっていないせいか、葉っぱの色が悪くなってきました。

 そしてこのように、花がポロポロと落ちてしまいました。もう少しあれば、レイができてしまいそうです。
 

 先に咲きだしたほうの鉢木では、すでにすべての花が咲き終わってしまいました。

 そしてあとで咲きだしたほうの鉢木も、だんだんと少なくなってきました。

 ゴクラクチョウカのほうは、2羽の花が室内を明るくしてくれます。
 

 これが2羽目の花。非常にゴージャスでいいですね。

 1羽目の花も、次々に割れ目から花びらを出してゆきます。
 

 朝はまだ出ていなくても、帰宅すると次の花が広がっていることもあります。
 

 まだ開花していないくちばしが2つあります。

 1度開花すると、しばらく楽しませてくれますから、この2つのくちばしでしばらく楽しめます。
 

 これですべての花びらが出揃ったでしょうか。そろそろ最初に出たオレンジの花びらが、萎れる頃かもしれません。

  今年もハイビスカスの挿し穂をやっています。現在10ポットを水だけで育てています。さて、来年の春まで持ってくれるかな・・・。

 室内でも朝晩は15度前後まで室温が下がるようになりました。コンクリート製のマンションの気密性は高いので、木造の住宅に比べるとそれほど「寒い」とは感じません。それでも、熱帯地方原産のプルメリアやハイビスカスには温度不足。すでに葉っぱが落ち始めました。ただ、木自体が枯れさえしなければ、落葉してもまた来年葉っぱは出てくると思います。

 プルメリアに比べると、ゴクラクチョウカは落葉する気配はありません。ゴクラクチョウカの葉っぱは旅人の木の葉を厚くしたようなもの。葉の中の水分量が多いのかもしれません。そしてオレンジ色と青紫色のゴージャスな花は、一度咲くとかなり長く咲き続けてくれます。冬の寂しい室内を、きれいに飾ってくれています。


3羽目のゴクラクチョウはばたく
 

 まだ開いていないゴクラクチョウカのうち、1本のつぼみがほころびはじめました。
 

 ほころびだしてから花びらが出てくるのに日数はかかりません。こうして背中部分が割れて出てきます。  

 ほぼ1日かかって、とさか状の花びらが出ました。これから1か月ほどかけて数回同様の花びらが出てきます。
 

  現在3羽のゴクラクチョウカが咲いています。開花が近いつぼみが1つ、まだふくらんでおらず、つぼみかどうかが不明なのが2つ。この冬はゴージャスなゴクラクチョウカで室内が鮮やかです。

  ハイビスカスですが、こちらは夏の間にできたつぼみが咲き続けています。しかし、室内とはいえ、朝晩は気温が低下するため開花せずに落ちてしまうつぼみもあり、開花する数が減ってしまいました。



続いて4羽目も・・・
 


 ついに4羽目のゴクラクチョウカ開花。冬の室内が非常に艶やかな雰囲気です。
 

 最初の頃に咲いた花たちよりは心もち小さめでしょうか。 
 


 やはり温度が影響しているのでしょう。来年は夏に咲くといいのですけど。
 

 プルメリアも残りわずかとなったつぼみが開花しています。

  今ほころんでいるつぼみが咲き終わると、今年できた花が、すべて咲き終わってしまいます。

 今年もあと数日を残すのみとなりました。夏に海外旅行するスタイルになってから、1年草を育てなくなったので、わが家の冬のベランダは非常に殺風景です。ビニルハウス内は、今年小窓を設置したことが功を奏し、今のところすべての鉢木が元気に越冬しています。

 室内に移動した鉢木はどの木も大変元気です。特にゴクラクチョウカは、今年同時に4つも開花してくれました。最初に開いた花はすでに枯れかけていますが、1つのくちばしから4〜5回に分けてオレンジ色の花が出てきてくれるため、枯れた花を切り取ってやると、美しいとさか状の花の形を維持することができます。

 室内での越冬で気を付ける点はただひとつ、それは水のやりすぎに注意すること、植物が完全に生育を止めているこの時期は、週に1度か2週間に1度程度で十分のようです。あとはなるべく植物に光が当るように気を付けてやりながら、寒い季節を乗り切ろうと思っています。


室内のハイビスカス1鉢が枯れた・・・
 

 2010年になってすぐ、室内で越冬させていたハイビスカスのうちの1鉢が枯れてしまいました。

  あまりに不自然だったので掘り起こしてみると、根っこがほとんどありませんでした。


 「これは!」と思って掘り始めると、やはり出てきました。通称「根切虫」。
 


 根切虫ことコガネムシの幼虫。計7匹出てきました。 
 


 残った鉢の土を出してみると、見事に根っこがありませんでした。
 



室内の越冬は順調
 

 室内で越冬中の「ゴクラクチョウカ」。4つ咲いたくちばしたちは、もうすぐ終焉を迎えます。

  「プルメリア」の花もすべて咲き終わりました。下葉が落ちて、ちょっと寒そうです。

 ハイビスカスたち。根切虫にやられた1鉢以外は、実に順調です。

  室内は日照不足ですが、植物自体が休眠しているので、全く問題ないようです。



寒そうなビニルハウス内
 

 こちらはビニルハウス内。葉っぱが変色したりして、ちょっと寒そうなカンジですね。

 今のところ、ハウス内のハイビスカスも、枯れずに耐えているようです。

 「ランタナ」と「サニーフローラ」です。ランタナはすっかり変色してしまいました。

  ちょっと見るも無残な「ミニバナナ」。昨年は越冬に成功しましたが、今年はどうでしょうか?

 1月もあっという間に過ぎました。今年の冬は暖冬との長期予報でしたが、毎日真冬の寒さが続きます。これでこそ冬なのですけど、ビニルハウス内の鉢花が気になって仕方ありません。

 そんなある日、室内で越冬させていたハイビスカスのうちの1鉢がみるみる枯れていってしまいました。あまりの不自然さに外で鉢を調べてみると、やはりいました「根切虫」。この鉢、実は昨年わが家にあった親木が枯れてしまって、実家から戻してもらった「レモンイエロー」でした。マンションの屋上ではあまり昆虫が卵を産むことはないのですが、地表にあったこの鉢だけが、昆虫の産卵の場になったようです。

 それ以外の室内の鉢花はすべて順調。ビニルハウス内も今のところ凍死した鉢はありません。やはりビニルハウスの小窓がよかったのかもしれません。ビニルハウスの欠点は日中と夜との温度差ですね。本当は日中は換気扇で熱を逃がし、夜間はヒーターで温めてあげるといいのですけど。