GWが過ぎて今年もガーデニングのシーズン到来
   

 2015年もゴールデンウイークを過ぎたあとりから、ぐっと気温が上昇し始めました。そろそろ今年もガーデニングを始める時期になりました。

 室内で越冬させた「ゴクラクチョウカ」。今年は植え替えをしないことに決めました。
  

 ハイビスカスは3鉢が元気に越冬しました。枯れてしまった2鉢は、「レモンイエロー」と「タンゼントイエロー」だと思います。

 ゴクラクチョウカはすでに鉢の中は根っこだらけ。この状態でくちばしは出てくるのでしょうか。
 

 もう1鉢はすでに鉢の表面まで根っこが出てしまっています。
 

 こちらは多分、「ミセスユミ」だと思います。

 赤の大輪です。昨年できたつぼみが大きくなってきました。
 

 もう1鉢は紅白の大輪と思いますが、こいつにはつぼみがないんです。

  「ランタナ」です。毎年屋外で越冬させているのに、本当に丈夫な鉢木です。

 3鉢越冬させたうちの2鉢の「プルメリア」。これだけ枝があれば、うまくいけば今年咲いてくれるかもしれません。
  

 残りの1鉢はこれです。室内に入れたときは葉っぱがあったのですが、結局全部落ちちゃいました。

 今年は春がなかったかのように、ゴールデンウイークを過ぎたあたかりから、急に気温が上がりだしました。いつもの年ですと、このくらいの時期に鉢の植え替えをするのですが、今年は「ゴクラクチョウカ」と「ハイビスカス」は植え替えをしないことに決めました。「ゴクラクチョウカ」は根っこを切った年は決まって花が咲かないし、ハイビスカスはすでに昨年できたつぼみが大きくなる始めているからです。

 プルメリアは私がいちばんいいと思っていた鉢が、冬の間に丸坊主になってしまったので、残りの2鉢のほうが見栄えがよくなってしまいました。すでに先端からはエイリアンのような葉っぱが伸び始めているので、この2鉢を昨年の親木の代わりに育てようと思っています。

 
ハイビスカスが咲き始めました
   

 越冬に成功した3鉢のハイビスカスのうち、まず「ミセスユミ」が開花しました。

 昨年のうちにできたつぼみがそのまま育ったものなのですが、こうしてきれいな花を咲かせてくれました。本当は枝を剪定するといいのですけど、これだけつぼみがあるとね・・・。

 赤の大輪もつぼみが大きくなってきました。あと数日で開花すると思います。

 ところで今年のハイビスカスですが、全くアブラムシがいないのです。気づくとアブラムシをえさとするてんとう虫の幼虫がいるではありませんか。

 そのてんとう虫の幼虫も、すでにさなぎになっていました。以前は近くの公園で捕獲してきたこともあったのですが、今年はどこかからか自然にやってきました。

 てんとう虫の幼虫が何匹いたのかわかりませんが、3鉢のハイビスカスには全くアブラムシがおらず、きれいに駆除してくれたみたいです。

 ハイビスカスが咲き出しました。昨年できたつぼみが越冬して大きくなったものですが、今年は枝を剪定しなかったので、こうして5月から開花をしてくれています。鉢木のためには土と根を半分ほど落とし、枝を剪定するといいのですが、そうすると7月くらいまで花が咲かないのです。ですのでせっかくできたつぼみを落としてしまうことにもなるため、今年は越冬させたままの状態で育てることに決めました。

 ところで今年はハイビスカスにアブラムシがいないのです。いつもなら、どこから湧いてくるのかというくらい、つぼみや新芽にアブラムシが付くのですが、今年はこれまたどこからやってきたのかてんとう虫の幼虫がいて、えさであるアブラムシを食べてくれたのです。昔、近くの公園に行ってわざわざ幼虫を捕まえてきたこともありましたが、やはりアブラムシ駆除にはてんとう虫の幼虫がいちばんですね。

 
プルメリアの植え替え
   

 プルメリアの植え替えをすることにしました。まずは昨年までの親木を抜きました。

 すっかり枯れてしまっていたので、根っこも軽くなっていました。これで植え替え準備完了です。

 新しい親木に選んだのはこの2鉢。枝が多いほうが、花が咲きやすいですから。

 私は鉢底石の代わりに発泡スチロールを小石大に裁断して使っています。

 完成です。これで2年くらいもつのではないかと思っています。もちろん室内で越冬させてのことですけどね。

 まだ5月だというのに、最高気温が30度を超える日が続いています。ここまで暑くなってくると、ルーフバルコニーのコンクリートもかなり温度が高くなります。そろそろコンクリートから鉢を浮かせて育てる時期になりました。

 それと合わせて、プルメリアの植え替えをしました。もともと伸びすぎた親木を刈り戻す目的で作った2鉢だったので、今回の植え替えは昨年から決めていたことではありました。プルメリアもハイビスカスなどのように、剪定したところから枝が出てくれば、こんなかわいそうなことはせずに済むのですけどね・・・
(>_<)。

 
ベランダが華やかになってきました
   

 越冬に成功した3鉢のハイビスカスのうち、生育が遅い大輪の日の丸が開花しました。

 そして残っていた赤の大輪も咲き出しました。まだ、去年できたつぼみの残りが開花しているのですけどね。

  ミセスユミは去年できたつぼみはすでに全部咲ききったようです。そのためしばらくの間は、つぼみの生育期間になります。

 プルメリアも去年のつぼみを残しておいたので、もうこの時期につぼみがふくらんで・・・。
   

 花が咲き始めました。プルメリアの花はいい香りがするんですよ。これからしばらくの間は咲き続けてくれます。

 近くのホームセンターの園芸コーナーに立ち寄ってみたところ、越冬に失敗した「レモンイエロー」がありました。

 購入してさっそく植え替えました。ちょっと枝が貧弱な鉢木だったのですが、元肥と液肥で大きく育ててあげます。

 6月に入って梅雨入りしました。梅雨はなくてはならないものですが、これからの1か月ちょっとは、傘の手放せない、いやな季節が続きます。ベランダの鉢木たちはどれも順調に生育しています。ハイビスカスは3鉢ともきれいな花が咲きました。ただし、今咲いているのは昨年できたつぼみの残りなので、それらが咲き切ってしまうとしばらくはつぼみの生育期になります。

 プルメリアは新しく親木用に挿し木した2鉢は順調に生育しています。越冬中に葉っぱが全部落ちて丸裸になってしまったもう1鉢には、昨年できたつぼみの素があったので、ハイビスカス同様に開花を始めました。今年は親木を処分して挿し木から育てる年だったので、まさかこんなに早く花が見られるとは思っていませんでした。


 
梅雨明けとともに猛暑到来
   

 2015年7月18日、台風通過とともに梅雨が明けました。例年のことながらこれからが猛暑とのたたかいなのです。何せ土のないコンクリートジャングルの屋上で、鉢木を育てているのですから。

 ハイビスカスたちにもすでに気温が高過ぎ。日中は日陰に置いてあげてもいいくらいです。

 水を切らさないように、気を付けて育ててやらなければなりません。

 気のせいか、暑さで花が小さくなったかもしれません。

 それでもこうしてきれいな花を付けてくれるんです。

 プルメリアはまだ花が咲き続けています。しかし今年新たに親木にした鉢木はまだまだ。

 あまりの暑さに、ハイビスカスの鉢を二重にすることにんしました。

 私の場合、ただ二重にするのでなく、内側の鉢にレジ袋を巻いて、水が溜まるようにしているのです。

 プルメリアの鉢の乾燥も相当なものです。鉢底にプラのお皿を置いてあります。

 ランタナにも同じプラのお皿を置いて、日中の猛暑にも耐えるように気を使っています。

 子供たちが夏休みに入るのに合わせ、今年も梅雨が明けました。今年は台風発生の当たり年ということもあって、日本に影響を与える台風も出ています。また、台風が北上するにつれ、フェーン現象を起こすことがあるので、毎日鉢木の土がカラカラに乾かないように気を付けています。

 それでもいくら水を与えても、日中の高温で鉢は乾燥しきってしまいます。土が乾きすぎると植物が弱ってしまうことがあるので、あまり乾きすぎる場合は二重鉢や鉢底皿で水分の蒸発に対応します。私の場合はハイビスカスを二重鉢にしていますが、ただ鉢を二重にするだけではなく、内側の鉢にレジ袋を巻きつけ、水を溜めてしまうのです。

 園芸の本などでは、鉢に水分を与えすぎると根腐れするので注意と書いてありますが、そんなことを言っていられない場合は、どっぷりと水に浸けてしまうのもひとつの方法なのです。ただし、夕方にはレジ袋の中の水がなくなって鉢の表面が乾いているのが理想。毎日朝夕に鉢木を見て、どれだけ水やりするのがいいか、しっかりと観察しています。


 
プルメリアの新しい親木に花が・・・
   

 猛暑の続いた8月でしたが、そんな中でもプルメリアはしっかりと生育を続けてくれました。

 そして新しい親木に選んだうちの1本に、花が咲きました。今年は咲かないと思っていたのでうれしいです。

 こちらは室内で越冬中に丸坊主になってしまった鉢。よく咲いてくれました。

 このプルメリアは本当によく咲いてくれましたが、残るつぼみはあとわずか。

 枝を切っ た元側から新芽が出てきていました。今まで仮戻しはできないと思っていたのですが、こんなこともあるのですね。

 そしてこちらが枝を切って、挿し木したほうです。1か月経ちましたが今のところ枯れてはいません。

  めちゃくちゃ暑かった今年の夏もあとわずかになりました。ここ数年の猛暑は鉢木たちの水分を奪うのも尋常ではありません。そのため鉢底にプラ皿を置いたり二重鉢にしたりして、猛暑対策を行ってきました。

 その甲斐あって枯死する鉢木は1本もなく、ハイビスカスはじめどの鉢木も元気に生育してくれました。中でも今年は咲かないと思っていたプルメリアの新しい親木に、花が咲いたのはうれしかったです。

 刈り戻しのできないプルメリアなので、こうして挿し木して樹木の高さを抑えるしかないのです。しかし、ただ枝を切って土に挿して根を出させるので、木の生育が一時期停止することは否めません。そのため、挿し木した年に花が咲いてくれると本当にうれしいです。


 
朝晩めっきり涼しくなりました
   

 2015年もはや10月、朝晩は窓を閉めていないと肌寒く感じる季節になりました。それでも私のベランダはまだ夏の花が咲き続けています。

 ランタナは気温が下がってきて、花がきれいになってきました。

 こうしてアップで撮影してみると、本当にきれいな花なんですよ。そして開花中に色を変えていきます。

ハイビスカスたちはすでにピークを過ぎたので、来年のために花が咲き終わった枝から剪定を始めました。

 とはいえ、まだつぼみはたくさん残っています。この先しばらくの間は夏の花も楽しめます。

 今年唯一購入した「レモンイエロー」。まだ枝が成長過程にあるので、いちばんたくさんつぼみを持っています。

 プルメリアは結局、新たな花は咲きませんでした。挿し木した鉢がいくつもできたのですが、全部を室内に入れるわけにはいきません。

 夏場に挿し木した最新の鉢。もう立派に成長しています。室内のスペース的に越冬させるのはこの1鉢だけかもしれません。

  ゴクラクチョウカは全くの不作。というか、私のゴクラクチョウカは以前から室内で越冬中に開花するのです。

 ちょっと葉っぱが茂りすぎたので、少しですが剪定をしてあげました。

 これが成長して、また今年も越冬中に開花しそうです。

 気が付くと今年も10月になっていました。あれほど暑かった夏だったのに、最近では「寒い」と感じる日さえあります。季節の移り変わりって、いつも間にかやって来ているのですね。

 私のベランダの鉢木たちですが、まだ夏の装いを残しています。花の種類がハイビスカスやプルメリアなどだからかもしれませんが、まだしばらくの間は残ったつぼみが咲き続けてくれそうです。

 あと1月もすると、今年も越冬の準備をしなくてはならない時期を迎えます。いつもどの鉢を越冬させて、どの鉢を屋外に置き去りにするか、つらい選択を強いられるのです。

 以前のようにルーフバルコニーにビニルハウスを設置してもいいのですが、ビニルハウスの室温管理が難しく、日中の温度上昇と夜中の温度低下による寒暖の差で鉢木がやられてしまうんです。それと強風による影響もかなりありますしね。

 



 
花芽を守るために室内へ
   

 いつもの11月よりも気温が高い今年ですが、それでもそろそろ屋外では朝晩の気温が限界に近づいてきました。

 プルメリアは今年よく咲いてくれました。そして1つの枝の先に・・・。

 花芽が出来ているのを見つけました。この時期に花芽とは、ちょっと困りものです。

 親木のままでは室内に入れられないので、やむを得ず挿し木することに決めました。

 これで越冬できたらもうけもの。来年の初夏がどうなるか楽しみです。

 もっと困りものなのがこちら「ゴクラクチョウカ」です。ハワイで買ってきたからなのか、いつも冬に花が咲くんです。

今年もたくさんのくちばしの素が出来てきました。もう室内に入れないとダメですね。

 というわけで、いつもの年よりもちょっと早いですが、鉢木たちを室内に入れました。

 日照時間は短くなりますが、何と行っても温度です。みんな熱帯原産のものばかりですから。

 その証拠に、室内に入れた途端、つぼみが開花し始めました。

 つぼみはすべて、屋外でできたものですので、つぼみのあるだけ開花して終わりです。

 今年は比較的暖かい11月な気がします。そのせいか、プルメリアやゴクラクチョウカの花芽が育っているのです。しかし、このまま屋外に置いておいては朝晩の気温の低下で花芽が傷んでしまうことは明らか。ちょっと早い気もしましたが、鉢木たちを室内に入れることにしました。

 ただ、いつもの年と同じように、すべての鉢を入れられるほど私の部屋は広くないので、プルメリアは挿し木した3鉢のみ、ゴクラクチョウカはくちばしがたくさんできている鉢のみを入れることに決めました。ハイビスカスは室内に入れたとたん、暖かさで花が咲き出しました。やっぱ私の鉢木たちは気温が高くないといけないものばかりなのですね。


 
1羽目のゴクラクチョウカ咲く
   

  もともと屋外にあるときからできていたくちばしの素ですが、室内に入れたらとたんに色ずんできました。

 そして自然にくちばしが折れ始め、鳥の頭のようになってきました。

 くちばしの背中部分が裂けると、一夜にしてきれいなオレンジとパープルの花が出てきました。

 その数日後には2つめが出てきて、だんだんとゴージャスになってきました。

 いつもですと、これを3回ほど繰り返します。今年はくちばしの素が7つもできているので、この先しばらくはゴクラクチョウカが咲き続けるでしょう。
 毎年不思議なんです。もとは熱帯の花なのに、いつも咲くのは冬のこの時期。なぜなのか正確な原因はわかりませんが、ハワイのホノルル空港で小さな苗を買ってきたので、この木の親木が12月から2月に開花する性質を持っていて、そのDNAを受け継いでいるのかもしれません。

 また、今年はすごくたくさんのくちばしの素(つぼみというのでしょうか?)ができました。今までも冬に咲いていましたが、それもせいぜい2つくらいでした。今年は今確認できているだけでも7つあります。これから外は寒くなっていくわけですが、私の部屋は熱帯の雰囲気ムンムンです。


 
2羽目以降も次々と・・・
   

1羽目が開花したのち、2羽目以降も次々とつぼみがふくらんできました。

それにしても不思議ですね。自然に首が曲がって鳥のくちばしのようになっていくのですから。

 背中部分からオレンジとブルーの花びらが数回に分かれて出てきます。
 

 全部出るまでの期間、およそ1か月。1日限りのハイビスカスと比べると、楽しめる期間が長くていいですね。
 

こちらは3羽目です。

 冬のこの時期に開花してくれるおかげで、室内で楽しめるのでよしとしましょう。
 

 あたたかい室内で開花させているからかもしれませんが、非常に成績よく咲き続けています。
 

そして4羽目です。

伸びている角度によって首の曲がり具合が違います。

 2羽目から4羽目までのスリーショット。まだ開花していない花の素が4本残っています。

 こちらが最初に開花した1羽目。まもなくすべての花が咲き終わりますが、それでも1か月以上咲き続けてくれました。

  昨年の12月に咲き出した私の「ゴクラクチョウカ」ですが、室内を暖房するようになったこともあり、その後も順調に開花を続けています。おまけに1度開花すると、4回ほどに分かれて花が出てくるので、実に長期間楽しむことができるのです。

 2016年1月末時点で開花したのは4羽(という表現もちょっと変ですね)。まだ、くちばしになりかけていないまっすぐな花の素を含めると、残り4羽が開花する予定です。まもなく1羽目の開花時期が終わりますが、この先もまだしばらくの間、不思議な擬態を楽しむことができる期間が続きます。