レ・アールは古くから卸売り市場があり、パリの台所といった場所でした。今は市場は郊外に移転していますが、あとには「フォーラム・デ・アール」という巨大なショッピング・モールが誕生しています。またここにはパリの中で異色な建築物「ポンピドゥセンター」があることで有名です。

 

サントゥスタッシュ教会界隈


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  レ・アールのシンボル「サントゥスタッシュ教会」。ノートルダム寺院のモデルになったと言われています。マウスポインタを乗せたりクリックしたりしてね♪


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  そして「ぷっちょ」のCMでおなじみの、おかしなオブジェ。写真をクリックしてね♪


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 非常に古い教会なので、内部も歴史を感じさせます。写真をクリックしてね♪


 今日は教会内で、何かのリハーサルが行われていました。


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 おかげで、パイプオルガンの音を堪能できました。写真をクリックしてね♪

サントゥスタッシュ教会@    サントゥスタッシュ教会A


 祭壇はいちばん奥以外にも、ところどころに置かれています。
 


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 ここのバラ窓もとても美しいですよ。写真をクリックしてね♪
 


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 教会のステンドグラスには、宗教画もたくさんあります。写真をクリックしてね♪

サントゥスタッシュ教会B    サントゥスタッシュ教会C

  「サントゥ・スタッシュ教会」から西へ歩くと急にカフェが並んだ路地に出ます。写真は「オ・ピエ・ドゥ・コション」。

レストラン通りを抜けて

  ここはプロの調理道具屋「デュイルラン」。見ているだけでも楽しくなるくらいたくさんの食器や調理器具を売っています。

地図はこちらです


  フォーラム・デ・アールの西にわが家が「アニエスb通り」と呼ぶ路地があります。ここには「メンズ」「レディーズ」そして「チャイルド」と別々の「アニエスb」のお店がありますよ。

  「イノサンの泉」です。このあたりにはファーストフード店なども立ち並んで、非常に活気に満ち溢れています。


 そしてフォーラム・デ・アールとの間にはちょっとした公園があります。Parisの親子連れとコミュニケーションできますよ。

レ・アールの公園


 これが「ポンピドゥーセンター」。外観はまるで工事中の足場を連想させます。フジテレビのお台場本社ビルがこれを真似たといわれています。
 広場にはパフォーマーや絵描きさんなどがたくさんいます。


  「ポンピドゥーセンター」の中はこんなカンジです。手荷物検査はありますが美術館に入らなくても、ここ1階には入場できます。
 特報です。ここには
無料で使える「トイレ」がありますよ!


 そして「ポンピドゥーセンター」の前ではパフォーマーのショーが行われています。中には参加を強要したりする人がいるので気をつけてください。

「ポンピドゥーセンター」


 

 ポンピドゥーセンターの南にある「ストラヴィンスキー広場」。おもしろいオブジェから水が噴出します。


 ここにはいつも大勢の人が噴水の回りに腰を下ろしています。
 


 風向きによっては水がかかるので座る位置を移動しましょう。

ストラヴィンスキー広場

 レ・アールはわが家がパリに来ると、必ず1度は訪れるエリアです。ここからマレまでのエリアに、おしゃれなブティックが多いことと、このあたりの雰囲気が好きなためです。

 サントスタッシュ教会からフォーラム・デ・アールを通り過ぎて東に歩くと、突然不可思議な建物が目に飛び込んできます。これが近代美術館が入っている「ポンピドーセンター」です。美術館には入ったことがありませんが、無料トイレがあるので、1階には何度か入ったことがあります。今回もトイレを使わせてもらいました。そしてそのすぐ南にあるのが「ストラヴィンスキー広場」。ここの噴水がかわいいんです。


モントルグイユ通り



 オペラからは29番バスがおすすめ。「エティエンヌ・マルセル」付近で下車すればOKです。


 モトルグイユ通りです。ここは市場通りになっていて、楽しく歩くことができます。


 これは白人が黒人を奴隷にしていた時代を焼いたタイル画。マウスポインタを乗せてね♪

 八百屋さんです。巨大なピーマンからおくらまで、野菜なら何でも揃います。八百屋さんを覘くと、フランスが農業大国であることを再認識させられます。

 お店の看板もとてもおしゃれです。これはくだものやさんのもの。

モントルグイユ通り

 ここはお肉屋さん。生肉からブダンやソーセージなど豊富に置いてあります。

  フランスは重量の単位にグラムを使っていますから、ちょっと努力して肉と数字がフランス語で発音できれば買うことができますよ。

 モントルグイユ通りはマルシェ通りになっているので、通りには食材屋やカフェなどがずっと並んでいます。マルシェ通りを歩くと、その街の生活感を感じることができるので、非常に楽しくなります。南北500メートルほどのモントルグイユ通りを歩いて、エティエンヌ・マルセル通りに出ました。


エティエンヌ・マルセル通り界隈


  エティエンヌ・マルセル通りを少し西に歩くと、「ア・シモン」というキッチン用品店があります。


 以前ここでパリらしい食器などを買ってきましたが、今回それらは見当たりませんでした。

「a.simon」    地図はこちらです

 モントルグイユ通りから西に100メートルほど行ったところに、以前かわいいお皿などを買ってきた「ア・シモン」があります。ここも今回訪れたかったショップの1つでした。しかし入ってみると、以前あったようなパリのカフェが描かれたお皿などが見当たりません。ちょっと高かったですから、みんなが買わなくて扱わなくなってしまったでしょうか?

 ア・シモンと通りを挟んで反対側にある 「ル・コントワール・ドゥ・テロワール」。ここの手作り牛乳ジャムがおいしいんです。ただし、めちゃくちゃ甘いですよ。

牛乳ジャム


アンティークなパサージュ「ギャルリー・ベロドダ」


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  ルーブル美術館から東に数分歩いたところに「ギャルリー・ベロ・ドダ」はあります。写真をクリックしてね♪



  ここのアンティークさは、パリに残るパサージュの中でも群を抜いています。


 天井には何と絵画もあるんですよ。
 
 

ギャルリー・ベロ・ドダ
 

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 残念なのは、現在は閉店しているスペースが多いこと。写真をクリックしてね♪

 そんな中にあって、このカフェ「ベロ・ドダ」はいい雰囲気でした。
 

 ルーブル美術館から東に200mほど歩くと、パサージュ「ギャルリー・ベロ・ドダ」があります。パサージュとは日本のアーケードのようなものです。特徴は天井がガラス張りなこと。現在もパリにはいくつかのパサージュが残っていますが、アンティークさではこの「ギャルリー・ベロ・ドダ」が最高です。

 わが家が「ギャルリー・ベロ・ドダ」を見つけたのは、本当に偶然でした。10数年前に新婚旅行で訪れた際、近くにある「アニエスb」に行くときに、偶然近道だと思って通ったんです。そのときは、何だか薄気味悪い通路だなと思いながらも、何てすばらしいんだろうと思いました。

 そのときよりも今のほうが、空きテナントが多くなっていると思います。この雰囲気で営める業種は限られるかもしれませんが、これから先も、今の雰囲気を残し続けて欲しいと思います。


シャトレ駅のアールヌーボー出入口


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  私はシャトレ駅にある、アールヌーボー様式の出入口を探しました。写真をクリックしてね♪


  そして探すこと数十分。ついに見つけることができました。
 


 アベス駅、ポルト・ドゥフィーヌ駅に続く、ガラス屋根のある出入口です。
 

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 この出入口は、実は他の駅からの移築品。そのあたりの経緯が書かれたプレート。写真をクリックしてね♪

シャトレ駅のアールヌーボー出入口

 シャトレ駅にある「アールヌーボー様式の出入口」を探すことにしました。これは大変です。パリに来たことがある方なら察しがつくと思いますが、シャトレ駅といえば、パリでも1・2を争うほど、乗換えに歩く距離の長い駅だからです。理由はいくつもの路線がここで交わっているため、どこまでがシャトレ駅なのかわからないほどなのです。そのため、駅構内にあった出入口配置図を頭に入れ、地上を歩いて1つ1つ確認するしかありませんでした。

 シャトレ駅というと、イメージ的にはシャトレ劇場付近を連想しますので、このあたりから捜索開始。しかし、すべて回っても見つからないのです。もういちど駅に戻ってさきほどの出入口配置図を確認すると、何とリヴォリ通りの北にもあることがわかりました。さっそく歩いて行ってみると、「ありました〜」捜し求めていたアールヌーボー様式の出入口が!

 この出入口は昔からここにあったものではなく、どこかの駅から移築したものと記憶しています。そのため、鉄骨とコンクリート基礎とが、ややミスマッチのように見えました。屋根のガラスは2号線終点の「ポルト・ドゥフィーヌ駅」に似ていますが、腰壁がないため屋根以外はアベス駅に似ていました。


シャトレ・レアール駅のメトロ・ブティック


  シャトレ・レアール駅構内にあるRATP直営の「メトロ・ブティック」


 店内にはここでしか入手できないRATPのオリジナル・グッズがたくさんあります。

メトロ・ブティック

 シャトレ・レアール駅構内の「メトロ・ブティック」です。実は以前にも探したことがありましたが、その際は見つけることができなかったです。以前は改札の外を中心に探したので、今日は改札の中を探しました。ひとことで「シャトレ・レアール駅」と言っても、実はメトロのレ・アール駅とRERのシャトレ・レアール駅がくっついているため、実に広いのです。

 私はRER駅にあるという情報を頼りに、RER駅構内に捜索場所を絞りました。その結果、「ありました〜」捜し求めていた
「メトロ・ブティック」が・・・。ここはRATP直営なので、ここでしか買えないレアなおみやげが買えるのです。しかし、店内をのぞいてちょっとがっかり。以前買ってきたような金属製のアールヌーボー出入口の写真立てがなかったのです。ちょっと重くてごつかったので、みんなに不評だったのでしょうかね。

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