観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」 |
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吉野12時34分発、大阪阿倍野行き「青の交響曲(シンフォニー)」。実は当初は桜の季節に予約してあったのですが、吉野山のあまりの観光客数の多さと天候の兼ね合いで、ゴールデンウイーク明けの5月10日に順延してあったのです。 |
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ゴールデンウイーク明けの平日ということで、吉野駅も静まり返っていました。 |
吉野山を早めに下山したので、まだ出発まで20分あります。 |
しかし「青の交響曲」はすでに到着していて、出発時間までホーム留置されていました。 |
3両編成の真ん中「2号車」はラウンジ車両。贅沢ですよね。 |
通勤電車から改造された面影の残る先頭部。方向幕がなくなってますね。 |
今日の座席は1号車のツイン席。 |
進行方向向かって右側が1列席で左側が2人席。1人席側に3組のツイン席があります。 |
この「8E」と8F」が今日の座席。いちばんラウンジ車両に近い場所をゲットしました。 |
「あをによし」のツイン席は双方の座席が窓側に45度ずつオフセットしていましたが、「青の交響曲」のツイン席は完全に向かい合わせ。1人は進行方向と逆向きに座ることになります。 |
シートはリクライニングしないものの座り心地はいいですね。 |
それではさっそくラウンジ車両へ。 |
連結部を通り、デッキを通過して2号車へ向かいます。 |
ここが2両目、ラウンジ車両の自由に座れるラウンジ部分。 |
このバーカウンターで料理やドリンクを注文します。 |
バーカウンターからいちばん近い丸テーブルを使用することにしました。 |
お昼ごはんがまだなので、「カレーライス」(1300円)を食べることにしました。このカレーライスですが、「奈良 大和肉鶏(にくどり)カレー」という名前が付いていて、奈良県が美味しさにこだわって育てた品種「大和肉鶏」を使用したカレーとのこと。 |
オリジナルラベルの「ごろごろ水」がセットで付いていました。このお水、持って帰れるように専用のビニルバッグに入れてくれましたよ。 |
バーカウンターで食後のデザートを買って、自分たちの座席で食べることにしました。 |
マダムは「マカロン」とアイスティーのセット、私は「西吉野の柿」とアイスコーヒーのセット。どちらも900円。 |
私の「西吉野の柿」ですが・・・。 |
公式サイトの写真では大きく見えましたが、現物はこんなサイズでした(>_<)。 |
デザートのあとは、のどかな吉野線沿線風景を眺めているのもいいものです。 |
私は車内を少しウロウロ。ここは2号車ラウンジ車両の端っこにある「ライブラリー」。 |
そしてここが1号車にある「多目的トイレ」。 |
13時53分に「大阪阿倍野」到着。1時間19分の楽しいひとときでした。 |
今回のおみやげ。「「記念乗車証」と「ごろごろ水」。 |
わが家が「青の交響曲」に乗車しようと思ったのは、去年「あをによし」に乗車したすぐあとのことでしたので、もう半年以上前のこと。乗るのはいいが、どこからどこまで乗るかというのが問題でした。というのは「青の交響曲」が走るのは「南大阪線」と「吉野線」。どちらも名古屋からの特急列車が停車する駅と接続していないのです。 それじゃあ、桜の季節に吉野山へ行こうということになったのですが、名古屋からの特急「ひのとり」で難波まで行き、「阿倍野橋」から乗車していては遅くなってしまう。それなら大和八木で橿原線に乗りかえ、今度は「橿原神宮前」で吉野線に乗りかえて吉野へ行き、帰りに「阿倍野橋」まで乗車するということに。 今年は3月の平均気温が低かったせいで、桜が開花するのが少し遅れてしまいました。おまけに満開の時期に天気が悪い日が多く、わが家が行ける日に限って天気が悪くなって、結局、桜の季節に訪れるのはあきらめ、ゴールデンウイーク明けの平日に乗車することにしました。 このおかげで車内は空席が目立ち、混雑すると思われたラウンジ車両もガラガラでした。ちょっと拍子抜けでもありましたが、おかげで快適な環境でおいしいカレーライスとデザートをいただくことができました。「青の交響曲」、実にいい特急列車でした。 |
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