近鉄特急「ひのとり」&「あをによし」豪華特急リレー乗車 |
|
|
近鉄特急「ひのとり・プレミアムシート」&「あをによし・ツイン」豪華特急をリレー乗車。 |
|
ファーストランナーは近鉄名古屋午前7時発、「ひのとり57列車」。大阪難波で「あをによし」に乗り継ぐにはこの列車への乗車が必須。 |
|
|
今回もプレミアムシート最前列をゲットしました。 |
あをによしは4号車のライブラリー寄りツイン席を予約しました。今回は貯まっていたポイントを使ったので無料。 |
鳳凰をあしらった「ひのとり」のロゴマーク。 |
ひのとり57列車は8両編成。 |
グランクラスにも負けない「プレミアムシート」。この座席がプラス900円で利用できるのですから乗らなきゃ損です。 |
今日は女性運転士でした。 |
近鉄自慢のコーヒーマシンで挽きたてコーヒーを購入。 |
このコーヒーマシンの挽きたてコーヒーは本当においしいです。これで1杯200円ですので、安いと思います。 |
今回はキーホルダーなどのオリジナル商品は購入しないと決めて乗車しました。 |
今回の車両は「80151号車」でした。 |
ひのとりのシートにはバックシェルがあるので、うしろの席の人に気を遣う必要がありません。 |
名古屋からの運転士の運転区間は津まで。せっかくの女性運転士なのにちょっと残念。 |
午前9時09分か10分かというタイミングで「大阪難波」到着。ひのとりの写真は撮りたいし、すぐに反対ホームのあをによしにのりかえなくちゃいけないしで、6分間ののりかえ時間は結構慌ただしかったです。 |
「ひのとりプレミアム席」最前列シートと「しまかぜ」の最前列シートを味わったあと、次にわが家が乗ることに決めたのでは奈良・京都観光特急「あをによし」でした。あをによしはスナックカーを改造した観光特急車両で1編成しかなく、週に6日間大阪難波〜近鉄奈良〜京都間を1日数往復しており、名古屋に住んでいるわが家が利用するパターンは大阪難波発か折り返しの京都発ということになるので、下車後の京都観光を考慮して大阪難波発に乗車することに決めました。 大阪難波までは時間的には東海道新幹線で新大阪に行き、大阪メトロで移動するのが最も早いのですが、運賃面で割高となるわりにひのとりで難波まで移動するのと実質30分しか違わないんです。だったらもう一度「ひのとりプレミアム車両」の最前列シートをゲットしようということになりました。 今回はあをによしの発車時間に間に合うように到着しないといけないので、名古屋午前7時発、大阪難波午前9時09分着の「ひのとり57列車」限定。さっそく午前10時半の予約開始時間に速攻で座席を予約し、その後「あをによし」のツイン席を予約しました。 この日の「ひのとり」の名古屋〜津間を運転したのは女性運転士で、フルスケルトンのひのとりの乗務員室内の紅一点は、乗っていて実に心が和みます。男性運転士をどうこう言うつもりはありませんが、やはり女性運転士の列車に当たると、何だかすごく得した気分になるのは私だけではないでしょう(笑)。 |
|
|
セカンドランナーは大阪難波午前9時15分発、観光特急「あをによし」。ひのとりからホームのいちばんうしろの階段でのりかえたので、ここまで走ってきました。6分間ののりかえ時間は撮影するには短すぎました。 |
|
|
あをによしのボディカラーは実に深いメタリックのパープルですね。 |
あをによしは4両編成のうち3両が「ツイン席」車両。山側座席が90度のV字配置になっています。 |
ツイン席車両は海側と山側で座席のレイアウトが違うのです。 |
わが家の座席は山側の「1C」と「1D」。 |
座席は固定で、それぞれ窓側を向けたらこのような配置になったそうです。 |
ここは2号車の「サロン席」。 |
すごいですね。ここまでくるともう「応接室」ですよ。 |
奈良線は生駒トンネル手前にかなりの上り坂があり、急こう配を登って行く際に大阪平野を一望できます。 |
生駒駅では「けいはんな線」に相互乗り入れしている大阪メトロの新車が停まっていました。 |
「近鉄奈良」到着。ここで多くの乗客が下車。列車は進行方向が替わり、わが家の乗車している4号車が先頭になります。 |
大和西大寺で多くの乗客が乗車、列車は京都線に入りました。 |
車両番号はスナックカー時代の12200番台から19200番台に変更されたそうです。 |
荷物棚の上部にも細かい造作がされています。よく見ないと文様がわからないくらい。 |
天井は照明と空調吹出口を配置。 |
特にこの照明器具が印象的です。 |
あをによしの記念乗車証。しまかぜのようにアテンダントが配ってはくれませんでしたが、バーカウンターに置いてあり、自由にもらって来れるようになっていました。 |
この座席は疲れにくく、とても座り心地がよかったです。 |
終点「京都」に到着後、ほかの乗客全員が下車したのちに車内を撮ってきました。 |
なかなかみなさんの記念撮影が終わらないので、反対側に回って撮影しました。 |
名古屋から大阪難波と奈良を経由し、京都までの3時間半の列車旅終了です。 |
「ひのとり」はほぼ定刻に大阪難波に到着しましたが、もともと「あをによし」とののりかえ時間は6分しかないのに、ひのとりの車内動画は撮らなくちゃいけないわ、停車中の写真は撮らなくちゃいけないわで、結構慌ただしいものになりました。ホーム前方階段を昇り降りしてあをによしの待つ2番ホームへ移動後、今度はあをによしの1号車まで行って写真撮影。残念ながらあをによしの乗車前動画を撮っている時間はありませんでした。 午前9時15分に大阪難波発車。すぐに上本町の到着案内が流れ、おまけに地下区間の走行なので車窓を撮ることもできず、乗車前の慌ただしさを引きずったままでの動画撮影になってしまいました。わが家が利用したツイン席は、窓側に斜めに向かい合って座席配置された山側座席で、途中生駒トンネルへ向けて急こう配を登って行く際には大阪平野を一望できたし、生駒駅では合流したけいはんな線ホームに停車していた大阪メトロの新車も見えたし、こちら側のツイン席を選んで正解でした。 途中、大和西大寺に停車したのですが、往路では客扱いをせずに乗務員のみ交代したようです。大和西大寺出発後、奈良線の見どころのひとつにもなっている「平城宮跡」を通過し、地下区間に入って近鉄奈良駅に到着しました。ここまでの区間、4号車の乗客の多くが外国人観光客だったのですが、外国人観光客たちは全員奈良で下車し車内はガラガラになりました。 私は近鉄奈良駅を見たのはこれが初めてでしたが、あの奈良公園付近にこれほどの大きな地下空間があったとは驚きでした。それにホームにあまり乗客が見当たらなかったことも不思議でした。奈良から進行方向が替わってわが家の乗車している4号車が先頭車になって出発。再び平城宮跡を通過し停車した大和西大寺で多くの日本人家族が乗車、車内の雰囲気がそれまでとは一変しました。 大和西大寺から京都線へ入り、田園地帯を眺めながらあをによしの車両を満喫。午前10時33分、大和西大寺からおよそ30分で京都に到着しました。あをによしの車両は昭和40年代に製造された古いスナックカーを改造したものなのですが、近鉄はわずか4両を改造するのに3億円もかけたそうです。次はサロン席を利用したいと言いたいところですが、わが家のように夫婦2人で利用する場合は最低3席購入しないといけないので、ちょっと金銭面で厳しいかなと感じます。最後にあをによしに乗車した感想ですが、「もっと長く乗っていたい」「しまかぜのようにカフェ車両があればいいのに」でした。 |
|
近鉄公式YouTubeチャンネル【密着】あをによし作ってみた・前編【観光特急「あをによし」ができるまでを企画担当が徹底解説します!】 |
近鉄公式YouTubeチャンネル【密着】あをによし作ってみた・後編【観光特急「あをによし」ができるまでを企画担当が徹底解説します!】 |
この鉄道ページを製作中、ちょうど近鉄公式YouTubeチャンネルが「あをによし」の製作動画をUPしました。公式だけあって、外部では決して見ることのできない改造風景が見られます。50年も前の車両を徹底的に改造してしまうって、本当にすごい技術だと感心しています。 |
|