名鉄「パノラマスーパー」&JR東海311系「新快速」+岐阜金華山ロープウェイ

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★パノラマスーパー最前列シートで名古屋本線全線乗車

名鉄岐阜13時48分発「快速特急」豊橋行きに乗車します。

**パノラマスーパー最前列シートからの前面展望MOVIE**

名鉄名古屋本線「名鉄岐阜駅」出発(02:51)

犬山線との平面複線合流「デルタ線」通過(02:31)

日本一カオスな名古屋駅停車・出発(04:41)

 「ミュージックホーン使用」金山駅停車・出発(01:54)

 「乗務員交代」神宮前駅停車・出発(02:23)

私の元利用駅「鳴海駅」通過(00:58)

 「連続立体交差事業中」知立駅停車・出発(02:14)

途中最後の停車駅東岡崎駅停車・出発(02:28)

JR飯田線との共用区間走行(02:26)

名鉄名古屋本線終点「豊橋駅」到着(02:08)

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**全動画連続再生**(22:34)

名鉄ネット予約サービスから座席指定券「μチケット」を購入しましたが・・・

名鉄にはチケットレスの指定席券はなく、マイページのスクショを保存して乗車するスタイル。

久しぶりに名鉄岐阜駅にやって来ました。

駅舎は立派ですがお客さんがまばら。

折り返し時間帯に先頭車のウインドガラスの水洗い清掃を実施したのですが、清掃したのは運転席前のワイパーのあるウインドウのみ。展望席のガラスはそのままでした。

7000系パノラマカーは運転室が2階にあったのですが、1200系パノラマスーパーは客席前方下部にあります。

行き先方向幕はすべてフルカラーLEDなので、明るい屋外でもよく見えます。

名鉄岐阜駅の「特急」や「快速特急」は1番ホームからの発着。

パノラマスーパー先頭車の扉は展望座席エリアと通常エリアの中間にあります。

階段を上って展望エリアに入ります。

この限られた空間が展望エリア。わが家は日差しを考慮し、山側の1Aと1Bをゲット。

いよいよ、名古屋本線全線乗車スタートです。

日本一短い単線区間と言われているJR高架下を通過。

この列車の種別は「快速特急」なのに、「笠松」と「新木曽川」、それに「国府宮」にも停車するようです。これではJR東海道線の「新快速」に、運賃だけでなく所要時間でも差をつけられるばかりです。

展望ガラスの後方にあるインフォメーション表示。最前列シートからはかなり見づらいです。

JR東海道線「新快速」では唯一の停車駅「尾張一宮」と並んでいる「名鉄一宮」。駅舎はかなり立派。

犬山線と平面合流する「デルタ線」通過。

栄生を過ぎると地下の名古屋駅に入るトンネル入口があります。

昔は名古屋駅進入時に「ミュージックホーン」を鳴らしたものですが、今はうるさいとの理由で禁止になっているそうです。

「日本一カオスな駅」と揶揄される「名鉄名古屋駅」に到着。慣れない人は乗車する際、困惑するでしょうね。

連続立体交差事業中の「知立」にやって来ました。ものすごい上り勾配です。

ものすごい立派な高架駅。この上の階に三河線のホームができるそうです。

座っていると前面展望の見え方がわかりにくいので、立ち上がって撮影してみました。

JR飯田線との共用線路を走り、豊橋駅内の名鉄専用3番ホームに到着。

厳密には名鉄には「豊橋」という駅は存在しないのかもしれません。

 名鉄「パノラマスーパー」の最前列シートに乗るのは初めてではないのですが、今まで一度も動画を撮ったことがなかったので、どうせ乗るなら始発から終点までと思い、今回名鉄名古屋本線の岐阜〜豊橋間を全線乗車することにしました。思いついたところで、名鉄ネット予約サイトで空席をチェックしたところ、次の土曜日である6月17日の岐阜13時48分発の「快速特急」なら空いていることがわかりました。

 近鉄のひのとりやしまかぜほどの人気はないものの、パノラマスーパーの展望座席車が先頭車になった列車の最前列シートはほぼすべて埋まっています。ご存じない方のために、実は「パノラマスーパー」の展望座席は豊橋寄りにしかないのです。パノラマスーパー登場当初は両端に展望車両がありましたが、2両ずつに分割し、4両の一般車を製造してそれぞれくっつけて6両編成にしてしまったのです。展望車両は全編成豊橋寄りにあるため、豊橋行きとして走行する際には前面展望が楽しめますが、岐阜行きで走る際は後方しか見られないです。

 空席を見つけたところで、まずは座席を予約しておいてから行動を考えればいいと思い、すかさず予約しました。名鉄には昔から「特急券」はなく、今は「μチケット」と名前の変わった「座席指定券」があるだけ。そのためパノラマスーパーには、どれだけ長く乗ってもわずか360円で乗れちゃうのです。あとは運賃が必要ですが、これは金券ショップで「株主優待券」を購入することで安価に済ませることができました。

 今回、パノラマスーパーの最前列シートで動画を撮って思ったのですが、ただ乗っているだけならそれほど邪魔に感じなかった運転室の天井部分の出っ張りが、動画を撮るにはめちゃ邪魔でした。なのでガラス部分だけを撮るようにズームしたため、スピード感が薄れてしまいました。そんなこともあり動画撮影は今回だけにして、次回からは前面展望を肉眼で楽しむほうがいいと思った次第です。

 あと、今回乗車したのは「特別快速」だったのに、岐阜を出発後に「笠松」や「新木曾川」、「国府宮」にも停車したため、名古屋駅まで25分以上かかったこと。これでは運賃でも負けているのにJR東海の東海道線新快速には到底かなわないです。もう1つ残念だったのが、全区間乗車したのに「ミュージックホーン」が金山駅進入時の1度しか聞けなかったこと。昔はパノラマカーと言えば「ミュージックホーン」でしたが、今は騒音を考慮してなのか、あまり鳴らさなくなってしまったようです。




★名古屋から岐阜までJR東海道線の新快速利用

JR名古屋駅6番ホームにやって来ました。中央西線の「315系」と特急「しなの」の「383系」、それに6月末で定期運行からなくなる「キハ85系」が並んでいました。

ホーム北端からはリニア中央新幹線の工事現場がよく見えます。

6番ホームに大垣行き「新快速」が入線。JR東海の新旧車両が仲良く並びました。

名古屋から岐阜まで「新快速」は19分で走ります。

**311系運転室後方からの前面展望MOVIE**

311系「新快速」名古屋駅出発(06:02)

尾張一宮駅到着・出発(02:26)

 岐阜駅到着(03:25)

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 **全動画連続再生**(09:53)

311系の前面展望動画を撮ることにしました。

10時ちょうど、名古屋駅出発。

反射光が眩しくないからなのか、乗務員室後方のブラインドも使用せず、運転風景がよく見えました。

ほぼ一直線の東海道本線を時速115キロちょっとで爆走。車両が古いせいか結構左右に揺れました。

名鉄との並走区間もあります。

木曽川橋りょうを渡ると岐阜県。

名古屋〜岐阜間を19分で走れるのは、ひとえに途中の停車駅が「尾張一宮」のみということが大きいです。

 岐阜からパノラマスーパーに乗車するにあたり、名古屋から岐阜までの移動にJRを利用することにしました。理由は名鉄よりも運賃が安いうえに早く着くからです。名古屋から岐阜までの所要時間は新快速でわずか19分。途中の停車駅が「尾張一宮」1つしかないことと、ほぼ全区間が直線なので減速することが少ないことから爆走するのです。

 名古屋駅を10時に出発する「新快速」に乗りました。車内は空いていましたが、私は座らずに運転室後方を陣取り、動画撮影することにしました。名古屋駅を出発後ぐんぐんスピードを上げて、時速115キロちょっとで走り続けていました。今回立って乗ったからなのか車両が古い311系だったからなのかわかりませんが、すごく揺れました。東海道本線って軌道がいいのであまり揺れるイメージがなかったので、ちょっと私の中で東海道本線のイメージが変わった乗車になりました。




★岐阜駅前といえば「金の信長像」と「名鉄モ513」

JR岐阜駅前に燦然と輝く「金の信長像」。岐阜と言えば信長なんですね。

そしてもう1つが「名鉄モ513」。

丸窓電車の愛称で人気がありました。

少しですが軌道を作ってあるのもすばらしい。

岐阜駅前のシンボルです。

このまま末永く保存されることを希望します。

今にも動き出しそう。

 このあと、パノラマスーパー乗車までの時間に金華山ロープウェイで岐阜城を目指すことにしました。岐阜駅前からロープウェイが発着する岐阜公園までは、岐阜バスでおよそ15分。バスが発車するまでの短い時間に、岐阜駅のシンボル「金の信長像」と「名鉄モ513」を見ました。

 「金の信長像」はキムタクのパレードでもバッチリ映っていて、ほぼ全国区になっていると思います。「名鉄モ513」はここに保存されていることは知っていても、わざわざ見に来る人は少ないのかもしれません。公園でよく見かける市電の保存と違って、今まさに動き出すかのごとく軌道が作ってあるのがいいですね。




★岐阜公園から金華山ロープウェイで山頂に聳える岐阜城へ

パノラマスーパーの出発時間まで、金華山ロープウェイで岐阜城に行くことにしました。

岐阜駅前から岐阜バスで15分ほど乗車すると岐阜公園到着。

おそらく私が金華山に登るのは今回が初ではないかと思います。

ロープウェイでは片道650円、往復1100円。

**金華山ロープウェイ往路MOVIE**

金華山ロープウェイ「往路」(03:22)

山頂駅までは絶景を楽しみながら、およそ3分で到着。

金華山ロープウェイは2基のかごがあり、この日は2基とも稼働していました。

山頂駅から徒歩6分で岐阜城へ。

山頂は平坦ではないので、足に不安のある方は注意が必要です。

ようやく森林のすき間から岐阜城が見えてきました。

信長の時代の石垣が残るエリアを通って天守に向かいます。

入場料はおとな200円と良心的です。

厳密には天守ではなく資料館なのですね。

この日は天気がよかったので絶景が見られました。こちらが北西方向。

ほぼ真北方向。眼下を流れるのは長良川です。

こちらが北東方向。

ほぼ東向きです。

そして濃尾平野を見渡す南方向。

岐阜メモリアル。娘がここで陸上大会に出場しているとき、いつも観客席から岐阜城を見ていたものです。

ロープウェイ頂上駅とレストランの上は無料の展望台になっています。

200円払って天守に入らなくても、眺望を楽しむだけならここでもいいですね。

**金華山ロープウェイ復路MOVIE**

金華山ロープウェイ「復路」(03:35)

そろそろロープウェイで下山する時間になりました。

復路もガイドさんの案内放送がありました。

 岐阜駅前から岐阜公園へは岐阜バスの路線が多くあり、交通の便としてはとてもいいと思います。所要時間も15分ほど、運賃も220円なので、ちょっと立ち寄るのに岐阜城はいいロケーションにあります。残念だったのは岐阜バスのICカードが交通系ICカードと連携していなかったこと。降車時にそのことに気づき、慌てて両替して現金を払いましたので、車内に交通系ICカードが使用できないことをはっきり掲示すべきでしょう。以前、岡山に行ったときにも同じようなことがありました。

 岐阜公園内から金華山ロープウェイでわずか3分で山頂駅に到着。ロープウェイの運賃は片道650円、往復1100円と安くはないものの、家内と私の脚力では山頂まで歩いて登ることなどできるはずがありません。そう考えると往復1100円は安いと言っていいのでしょうね。

 ロープウェイの山頂駅から尾根を歩いて岐阜城へ。そう書くと平坦に思えますが、この区間も結構な段数の階段がありました。普段歩かない人にはあとで応えるでしょう。岐阜城天守は資料館になっていて、入場料はわずか200円と激安価格。内部の展示物にはあまり時間を使わなかったですが、天守外廊下からの360度展望はすばらしかったです。天守は昭和になってから再建されたRC造なので、国宝の犬山城の足元にも及びませんが、360度展望という点では岐阜城に勝るお城は少ないのではないでしょうか。
  

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