近鉄特急「しまかぜ」

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宇治山田駅発午後4時22分発、名古屋行き「しまかぜ」乗車

宇治山田駅4番ホームに入線してきた「しまかぜ」。いよいよ待ちに待った瞬間です。

**しまかぜ最前列シートからの前面展望MOVIE**

宇治山田駅出発〜伊勢市駅到着(01:36)

伊勢市駅出発(05:20)

名古屋線田園地帯走行(01:18)

四日市駅到着(00:54)

四日市駅出発(02:01)

名古屋駅到着(04:33)

・・・・・・・・・・

**全動画連続再生**(15:42)

名古屋行き「しまかぜ」のチケットレス特急券。しまかぜ特別料金は840円なので、シートの豪華さを思えば安いものです。

これがしまかぜのロゴマーク。

明るい屋外での撮影だったので、シャッタースピードが早くてLED表示が一部欠けてしまいました。

これが「しまかぜ」最前列シートからの前面展望。ひのとりと比べると圧倒的に視野が広いです。

しまかぜもハイデッカー構造なので、デッキから階段を登って客室に入ります。

今回は2人席をどうしても獲れなかったので、1人席を縦に2列確保しました。私が最前列の1Aに座られてもらいました。

シートポケットには車内案内が入っていました。

シートの使い方もちゃんと書かれています。

アテンダントさんが「記念乗車証」とおしぼりを配って回りました。

名古屋寄りの1両目の座席は半分ほど埋まっていました。

それでは4両目のカフェ車両へ向かいます。

カフェ車両に入るとこちら側は出口に使っているのでしょうか、階段にロープが掛かっていました。

そして反対側に回ると2階席への階段。ここで座席に案内してもらうのですが・・・。

残念ながら2階席はあいにく1席しか空いていませんでした。

1階席なら空いているというので、喜んで1階席に座りました。2階席よりもこちらのほうがシートの座り心地がいいし、何より空いているので落ち着て居られるのです。

ここがカフェ車両のギャレー兼販売カウンター。

マダムは生ビールとおつまみ。

私はカツサンドセットのドリンクをビールにチェンジ。

これが車内販売限定グッズ。この中には欲しいものはありませんでした。買っても引き出しの肥やしになるだけですのでね。

しまかぜの多機能トイレを使ってきました。

入口付近は広いのですが、便器まわりは車いすの人には厳しいかも。

カフェ車両から戻ったらすでに津を過ぎていました。カフェ車両の居心地が良すぎました。

今回の私のシート「1A」。

さすがに10年使ったシートなので、革の角が擦れて薄汚れていました。バックシェルがないのもひのとりより古いせいでしょう。

1人席側は西日が厳しく、電動カーテンのお世話になりました。

四日市駅を出発すると、あと20分ちょっとで快適な車内ともお別れ。

こちらがマダムが座っていた2列目の2Aからの風景。

顔を通路に出せば、何とか前方風景が見られる程度。

あーあ、もう名古屋に戻って来てしまいました。

名古屋駅手前の地下入口に進入。

定刻どおりに名古屋駅5番ホームに戻ってきました。

カフェ車両にいた時間がもったいないくらいです。宇治山田からでは乗車時間が短すぎでした。

わが家は名残り惜しみながら、最後に列車を降りることにしました。

次回はしまかぜに乗車するだけの目的で、賢島まで往復しようと思っています。

特別な時間をありがとうございました。

またぜひ近いうちに乗車したいです。

さよなら「しまかぜ」。

ほかのお客さんがやっていたので、私も真似して記念乗車証とツーショット写真撮りました。

私のしまかぜ乗車記念のおみやげ。

車内販売で購入した「クラフトビール」。

アルコール5%と6%の2種類。

後日自宅で飲みましたが、爽やかで口当たりのいいビールでした。

ビールを購入した際に入れてくれたビニル袋。

「しまかぜ10周年」の記念マーク入り。

車内販売では売り切れで買えなかった「サーモステンレスマグ」を、近鉄リテールのHPで購入しました。

  
 ひのとり乗車でプレミアム車両最前列シートのすばらしさを覚えてしまったので、次は「しまかぜの最前列シート」との想いが日に日に増していきました。ゴールデンウイークが終わったあとの平日ならいつでもいいとばかりに、最前列シート争奪戦に加わることにしました。

 今回は往復ともしまかぜに乗車すると、伊勢神宮参拝に使える時間が短すぎると判断し、往路はしまかぜよりも早く到着する特急に乗り、復路のみしまかぜを利用することにしたのです。ひのとりのときと同じように、毎日午前10時30分の予約開始に合わせ、1秒も遅れることなく座席予約ページにアクセスし続けたのですが、何度やってもどれだけ瞬時にアクセスしても2人席を押さえられてしまうのです。

 ちょっとおかしいと思って、近鉄お客さま窓口にメールで問い合わせたところ、駅でお客さんから依頼されると、あらかじめ希望座席を選択した状態にしておき、午前10時30分に購入ボタンを押すことがあると言うのです。それではいくら敏速にクリックしても勝てないはずです。家内と相談し2人席はあきらめ、1人席を縦に2席利用する方法に作戦変更しました。

 チャレンジ開始から2週間ほど経ったある日、1Aと2Aをゲットすることに成功。ひのとり乗車から53日後、ようやくしまかぜに乗車できる日がやって来ました。しまかぜに乗車したら軽食でいいからカフェ車両を利用したいと思っていました。午後4時22分発の宇治山田駅で乗車し、2分で到着する伊勢市駅を出発後、最前列シートからの前面展望を楽しむ間もなく家内とカフェ車両へ移動しました。

 1両目から4両目のカフェ車両までは移動するのが大変でした。途中3号車のグループ席車両を通り抜けましたが、半分ほどは空席でした。やはり平日ではいくら人気のしまかぜでも満席にはならないようです。カフェ車両へ到着したとき、ちょうど私たちの前にやって来たお客さん2名がいて、その人たちを2階席に案内したところで、残席が1つになってしまいました。アテンダントさんが下のカフェ席なら空いていると言ってくれたので、喜んで1階席に陣取りました。1階席の座席の方が座り心地がいいのです。

 サンドイッチセットでも食べようと思っていたのですが、すでに売り切れになってしまったそうで、カツサンドセットならあるとのこと。おまけに追加料金でソフトドリンクをビールに変更できるというので、私はカツサンドを食べながらビールをいただきました。家内はおつまみとビールを注文し、しまかぜ初乗車に乾杯しました。ここでしまかぜ車内限定販売のクラフトビールを2本購入。おみやげに持ち帰ることにしたのです。

 カフェ車両にいたのは30分ほどだったでしょうか。1両目の最前列シートに戻ってきたときはすでに津を通過していました。宇治山田から名古屋までの所要時間は1時間22分なのです。ひのとりよりも45分も短いのに、カフェ車両で楽しい時間を過ごしてしまったせいで、最前列シートからの前面展望を楽しむ時間が短すぎでした。書くのが遅くなりましたが、最前列シートからの前面展望はピラーの太いひのとりよりもはるかに優れていました。

 しまかぜのプレミアムシートですが、すでに10年使用しているせいで革の角があちこち黒ずんでいて、ちょっと古さを感じ始める状態でした。これは革張りシートの宿命ですね。また、バックシェルがないため、車内アナウンスでシートを倒す際にはうしろの座席の人への配慮をお願いしますと告げていました。1脚200万円以上かかっている豪華シートだそうですので、まだ更新時期ではないでしょうが、ひのとりのバックシェル付きプレミアムシートを使ってしまうと、しまかぜのシートが若干見劣りするでしょうかね。
  
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