近鉄「宇治山田駅」 |
★駅舎が国の登録有形文化財 |
この立派な3階建ての建物が近鉄「宇治山田駅」。昭和6年に完成した歴史ある建築物です。 |
伊勢神宮参拝へのターミナル駅として存在。 |
駅舎内部は天井が高く、当時の建築様式を今も残しています。 |
赤い「近鉄」の看板がある塔屋部分は、当時消防の「火の見櫓」として使用されていたそうです。 |
宇治山田駅舎は国の「登録有形文化財」に指定されています。 |
駅舎内の柱に貼られた「登録有形文化財」のプレートと解説。 |
すばらしい歴史的財産ですね。 |
この階段を昇り2階に行くと改札口があります。 |
改札口への階段横には無料休憩所。 |
乗車する列車の到着までここで休憩する方が多いようです。 |
無料休憩所を通り過ぎると、特急「しまかぜ」の解説パネルがありました。 |
近鉄の「しまかぜ」への力の入れ方が伝わってきます。 |
そして何と「しまかぜ」などの特急車両を写し込んだオリジナル・プリント・シール機がありました。鉄道好きのお子さんなら撮りたがるでしょうね。 |
プラットホームの駅名板。1つ前の五十鈴川駅が「内宮」の最寄駅で、次の伊勢市駅が「外宮」への最寄駅でもあります。 |
何と大阪上本町行きの急行列車があるのですね。 |
伊勢神宮参拝の最寄駅というとすぐに頭に浮かぶのが「宇治山田駅」。昔は皇室などが伊勢神宮参拝の際に利用された貴賓室があったそうですし、3階のプラっとホームから直接のりかえできるバスのりばもあったそうです。しかし実際のところ、外宮に行くなら1駅手前の「伊勢市駅」のほうが近いですし、内宮に行くなら次の「五十鈴川駅」のほうが近いのです。 それでも伊勢神宮参拝の主要駅として宇治山田駅が君臨しているのは事実でして、今回もこの立派な駅舎を見たいこともあって、往きも帰りも宇治山田駅を利用しました。何と言ってもこの駅舎が国の「登録有形文化財」に指定されており、昭和初期の洋風建築を今に残す貴重な建築物です。 |
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