まつもと〜まつもと〜 国宝「松本城」と「旧開智学校」 レトロなカフェをめぐる松本日帰り旅

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★特急「しなの1号」で松本へ
   

名古屋7時発の特急「しなの1号」に乗車。

松本寄先頭車には展望窓がありますがグリーン車なので高嶺の花。

わが家は4号車の普通座席。

途中で1号車に行ってみました。これがグリーン車の座席?普通車の座席と大きな違いなし。

そしてこれが前面展望風景。一度乗ってみたいです。

9時09分、松本駅到着。松本駅といえば「まつもと〜まつもと〜」という到着アナウンスが有名。

名古屋からの所要時間は2時間9分。

**「到着アナウンス」動画**

「まつもと〜まつもと〜」

松本駅に残る古い駅名板。いいですね。

それでは歩いて出発。

最初に訪れたのは「四柱神社」。

松本駅からは徒歩10分ほど。

松本に来たら必ずお参りしなくちゃいけない神社です。

ここの御朱印は値段は決めておらず、ご自身で決めて納めてくださいというのが実に好印象です。

御幸橋という眼鏡橋。渡ると幸せになれそう。

 2025年10月29日(水)、松本に行って来ました。以前から国宝「松本城」を見てみたかったこと、松本にはもう1つ国宝「旧開智学校」があるので、2つの国宝を訪れるのを楽しみにしていました。名古屋から朝いちばんの7時発の特急「しなの1号」に乗って、松本までは2時間ちょっと。使用する383系はやや古さを感じる車両になりましたが、山間のカーブ区間を高速で駆け抜けるちょっと特別な列車。

 9時09分に松本到着。松本駅といえば「まつもと〜まつもと〜」と語尾を延ばすのが名物の到着アナウンスが有名。到着時にさっそく動画を撮影しました。なかなかユニークなアナウンスでいいですね。帰宅してからニュースで知ったのですが、この日JR東日本がこの松本駅の到着アナウンスを新しいものに変更すると発表。全くの偶然でしたが、この日聞くことができてよかったです。

 松本到着後、まず訪れたのが駅から北東に約10分の距離にある「四柱神社」。松本の守護神でありパワースポットとしても有名。松本に来たらまずここと決めていたのです。街の中心にあるにもかかわらず境内は静か。さっそくお参りしました。そして御朱印をいただいたのですが、ここは値段を決めておらずご自身で決めて納めてくださいということ。全国のほとんどの神社では300円が定価になっているのに、実に好印象な神社でした。



★念願の国宝「松本城」へ
 

四柱神社から徒歩数分で松本城公園到着。

松本城公園は無料で中央に松本城があり、松本城の水堀の周囲が公園になっていました。紅葉も色づき始めていました。

Webチケットで10時から10時30分の枠を予約しておいたので、時間まで天守を水堀超しから眺めることにしました。

水面に映った天守は美しいですね。

西側の「埋橋」は今は通行できません。

10時ちょうどになったので入場。

WebチケットのQRコードを提示して入場。

思っていたより小さなお城でしたが、天守は6層の美しい外観。

右が予約なしでこちらがWeb予約のコース。この差は大きい!

待ち時間ゼロで天守に入れました。

これぞ国宝の天守。階段もめちゃ狭!

歴史を感じさせる天守内部。

そして最上階の6層に上がってきました。

お約束の「国宝指定書」のコピー。

ここが最上階屋根部。

窓には格子があるところと・・・

ないところがありました。

大天守6階から東方面。

南方面。

西方面。遠くに北アルプスが広がっています。

そして北方面。近くに「旧開智学校」が見えます。

姫路城と違って階段は1本のみ。係員がトランシーバーで上下の交互通行を指示していました。

月見櫓の「花頭窓」。

そして月見櫓からの景色。

崩壊寸前だった明治時代の写真が飾ってありました。

 四柱神社を参拝したのち、家内と解散して私ひとりで「松本城」へ向かいました。松本城は平日でも待ち時間が長いことで有名なので、事前にWebチケットを購入してありました。Webチケットは時間制になっていて、私は10時から10時30分の枠で予約。四柱神社からは10分ほどで到着したため、予約時間までの間、松本城の水堀の南に広がる「松本城公園」を散策。水堀に映る黒い天守はとてもすばらしかったです。

 10時になったところで、入口でWebチケットのQRコードを提示してチェックイン完了。本丸を歩いて天守に向かいました。天守まではレーンが2つに分かれていて、向かって右側は予約なしで入場待ちする人たちの列があり、左側はWebチケットを持っている人のみが通行。この差は大きかったです。次回訪れるときも絶対Webチケットを購入しておこうと思いました。

 松本城の天守は私が想像していたよりも小さく、遠くからも見えづらかったですし、実際城内に入ってみても小さなお城だと思いました。そのため階段は創建当時の1本のみで、それもとてもすれ違うことなどできない狭いもの。もともと天守の階段は大勢が同時に昇降することなど想定していないので、勾配が急で狭いのは当たり前ですが、観光名所となった現代ではこの階段の狭さが入場時間を長くしている要因でしょう。「姫路城」が昭和の大修理で階段を増設したのにも納得しました。



★レトロな「時代おくれの洋食屋おきな堂」でランチ
 

四柱神社のすぐ南にあるレトロな「おきな堂」でランチ。

午前11時にここで家内と落ち合いました。

お昼休み時間にかかる前ということもあり、待たずに席に案内してもらえました。

店内はタイムスリップしたようなレトロな什器や照明器具でいっぱい。

私はオムライスとハヤシソースとチキンカツの「ボルガライス(1550円」を注文。これぞ洋食といったメニュー。

家内はチキンカツの乗った「バンカラカツカレー(1200円)」を注文。チキンのカツカレーはお腹に重くなくていいですね。

食後はコーヒー。レトロなカップがいいですね。

家内は「プリン」を注文していました。

 私は「旧開智学校」との共通入場券のWebチケットも持っているのですが、こちらは入場時間の制限はないので、いったん松本城から家内との待ち合わせ場所へ戻ることにしました。行って来いになりますが、慌てて旧開智学校を見たくはなかったのです。

 松本城から徒歩10分ほどで家内との待ち合わせ場所に到着。場所はさきほど解散した四柱神社のすぐ南にある「時代おくれの洋食屋おきな堂」。ここは松本で人気の洋食屋で店内がともかくレトロ。ランチタイムは待ち時間があるのが当たり前の人気店なので、ちょっと早めのランチにしたというわけです。

 お店は2階にも客席があるのですが、店員さんが2階は予約客で満席なので1階でよければどうぞと案内されました。あとでわかったのですが、ここの2階の店内と風景写真をSNSで投稿するのが人気のようでした。わが家はそこまでではないので全く問題なく1階奥のテーブルに座りました。

 注文したのは私がオムライスとハヤシソースとチキンカツの「ボルガライス(1550円」。これぞ洋食といったメニュー。そして家内はチキンカツの乗った「バンカラカツカレー(1200円)」を注文。少食の家内にはボルガライスはお腹に重いようでした。私の食べたボルガライスはこれぞ洋食メニューといったもので、お店独自のハヤシソースがおいしかったです。

 食後は私はホットコーヒー、家内はプリンを注文。家内はここのプリンが食べたくて、食事のメニューを軽めにしたようでした。とても満足のいくランチを満喫。外に出ると入店待ちの列ができていました。早めに来てよかったです。



★国宝「旧開智学校」へ
 

食後は女鳥羽川を渡って「ナワテ通り」へ。

おかしなカエルのオブジェ「ガマ侍」。

なわて通りは水曜定休の店が多く、営業していない店舗が目立ちました。ちょっとがっかり。

ここで家内と再び解散。

15分ほど歩いたところで、現「松本市立開智小学校」のグランドの向こうに国宝「旧開智学校」が見えてきました。

歩道に案内看板も。

国宝「旧開智学校」到着。洋館の多い松本ですが、さすが国宝、保存状態がいいです。

明治時代の洋館で日本最古の学校建築のひとつ。

「天使と龍」の装飾が見事です。

以前から一度見てみたかったので感激です。

建物東のここが出入口。

Webチケットでチェックインして館内へ。

教室ですね。机と椅子もちゃんと保存されていました。

模型が展示してありました。

そしてこの方が開智学校を建てた「立石清重」。

2階に上がってきました。締め切った窓の上からステンドグラスがきれい。

照明も当時のまま。

この扉の中に尖塔に昇れる階段があるようです。

入口付近でおみやげを販売していました。

旧開智学校のすぐ目の前にある「松本市旧司祭館」。

内部は無料開放されていて見学できます。

こちらも保存状態は良好。

愛知県の明治村にでも来たような建物でした。

それにしても松本には古い洋館がたくさん残ってますね。

戻る途中で再び「松本城公園」に立ち寄りました。

午前中は逆光だった建物西側からを撮影するためです。

午前と午後に訪れたので東西面とも順光で撮影できました。

 食後にナワテ通りを散策したのですが、店舗は水曜定休のところが多く、営業している店舗が少なかったのが残念。予定ではもう少しナワテ通りを歩くつもりでしたが、ここで家内と別行動をとり「旧開智学校」へ向かいました。

 途中、松本城公園の中を通り過ぎ、松本市立開智小学校の前を通って国宝「旧開智学校」到着。旧開智学校は松本城と並んで松本にある国宝建築なのですが、インバウンド観光客が来ないためか訪れる人も少なくひっそりしていました。今回は松本城と共通のWebチケットを購入してあったので割引もあり、普通に訪れるより少し安く入場できました。

 「旧開智学校」は現存する最古の学校建築のひとつ。明治時代に建てられ100年以上経っているにもかかわらず、松本が空襲を受けていないこともありますが、かなり程度のいい状態で現在に残っていてくれたものです。同じ年代の洋館のいくつかが愛知県の博物館「明治村」に移築されて現存していますが、ここは本来建てられた場所のままで保存されているので貴重と言えます。

 そして旧開智学校のすぐ目の前に「松本市旧司祭館」があり、ここも見事に現存していました。そして無料で開放されているので見学してきました。松本というと松本城のイメージが非常に際立った観光地ですが、実は市内のあちこちに古い洋館が残っているので、それらを巡るって歩くのも楽しいものです。

 帰り道に再び松本城公園を通りかかったので、午前中は逆光になっていた天守西側からの写真を数枚撮影しました。松本城公園は水堀越しに松本城天守を見回すことができるいい公園です。



★「松本市美術館」など市内散策
 

午後2時に家内と「松本市美術館」で集合。

松本城公園からは15分ほど歩いたでしょうか。

ここは松本が生んだ芸術家「草間彌生」の作品が敷地内に展示されています。

ものすごい個性的なオブジェの数々。

水玉模様の使い方が特徴的。

敷地内にはほかの作家の作品も展示。

やはり水玉模様ですね。

コカ・コーラの自販機も水玉模様。

そしてまたまた松本城公園近くまで戻ってきました。

やって来たのは「小松パン店(パンセ小松)」。牛乳パンが予約してあったので受取りに来ました。

ここの牛乳パンが大人気。

松本のおみやげに最適。

そしてまたまた女鳥羽川を渡って今度は「中町通り」へやって来ました。

ここには古い店舗が残ってるんです。

そして「蔵のある町」としても有名。

 今回の松本散策は訪れる順を間違えてしまったようで、何度も松本城公園付近を行ったり来たりしてしまいました。Googleマップは便利ですが、やはり地図に目的地をプロットして歩かないと、今回のように同じ場所を何度も行き来することになってしまいますね。反省材料です。

 午後2時に松本市美術館で家内と待ち合わせしました。ここは松本市立の美術館ですが、地元出身の芸術家「草間彌生」の作品が多く展示してあり、敷地内にも展示物があるほか、有料エリアに入らなくても売店でグッズが購入できました。家内は先に到着して買い物をしていました。私は特に草間彌生に思い入れはないので、中庭でベンチに腰掛け作品を眺めていました。

 その後、また松本城公園近くまで戻り、「小松パン店(パンセ小松)」で人気の「牛乳パン」を購入しました。事前に電話で予約してあったので受取りに来たのです。松本は牛乳パンが名物なのですが、特にここの牛乳パンは安くて大きくておいしいと大評判。前述したとおりで、もっと場所を正確に把握していれば、さきほど松本城公園から松本市美術館に行く途中で立ち寄ればよかったのです。この日の私はとんでもない距離を歩いてしまいました。

 この日、最後の目的地に設定してあったのは女鳥羽川南にある「中町通り」。この通り沿いには古い建物の商店が現存していて、まるで映画のセットのような雰囲気。そして「蔵のある町」としても有名で、いろんな年代の建物が共存する珍しい通り。ちょっと歩き疲れたこともあって、ここはさらりと歩いて終わりにしました。



★「珈琲美学アベ」
 

歩き疲れたこともあり「珈琲美学アベ」へやって来ました。

ここもレトロな店内が大人気の喫茶店。

10分ほど待って店内に案内されました。

オーナーさんの趣味だそうです。

すばらしい装飾の数々。

まるで美術館に来たようです。

こだわりの「メニュー」。

お水のグラスウもこのとおり。

私は「コーヒー」。

家内は「クリームオーレ」。有名なコーヒーとミルクを注ぐパフォーマンスは動画でどうぞ。

**「珈琲美学アベのクリームオーレ」動画**

「クリームオーレのパフォーマンス」

 この日はとんでもない距離を歩いたこともあり、普段から歩き慣れている私ですが、さすがにへたってしまいました。家内は私ほどは歩いていませんが、それでもかなり無駄な距離を歩いています。そこでもし時間があったら入ってみようと思っていた松本駅に近い場所にある「珈琲美学アベ」へやって来ました。

 すでに数名が店の前で待っていまして、わが家は10分ほど待ちました。ここは大人気の喫茶店なので、午後のティータイムに10分の待ち時間で入れたなら御の字。お店のオーナーの趣味だそうですが、外も中もレトロな雰囲気で溢れていました。私はコーヒーを注文しましたが、家内はここへ来たら絶対「クリームオーレ」と決めていたようです。アベのクリームオーレはお客さんの目の前で注ぐパフォーマンスが有名なのだそうです。

 注文してしばらくしてコーヒーとクリームオーレが運ばれてきました。そしてクリームオーレはアイスクリームの上からコーヒーとミルクを注ぐパフォーマンス。家内だけでなくほかのお客さんも同じようにクリームオーレを注文していて、店内のあちこちでパフォーマンスが行われていました。



★特急「しなの20号」で名古屋へ
 

午後4時に松本駅に戻ってきました。構内の売店にも別のメーカーですが「牛乳パン」が置いてありました。牛乳パンは松本のソウルフードなんですね。

そして「みそパン」もありました。

帰りは16時54分発の特急「しなの20号」。

ほぼ定刻にしなの20号がやって来ました。帰りも到着アナウンスを録画しました。

**「到着アナウンス」動画**

「まつもと〜まつもと〜」

19時07分に名古屋到着。

お腹が空いたので「住よし」へ。

すでにフライヤーを片付けたあとだったので「きつねきしめん」を食べました。

  珈琲美学アベで疲れを癒したのち、駅前のバスターミナルやショッピングモールでおみやげを物色。特に駅ビル3階のコンビニでおみやげが豊富に販売されていて、ここで何でも揃うほどでした。中でもパンセ小松ではない別のベーカリーの「牛乳パン」がたくさん売られていたのが気になりました。すでにパンセ小松でたくさん購入してきたので、これ以上は買って帰っても食べ切れないと思ってあきらめました。

 松本の牛乳パンですが、実際はパンの中にたっぷりの生クリームを挟んだもので、本当は「生クリームパン」が正解。どうして牛乳パンという名称になったのかは知りませんが、生クリームというより牛乳と呼んだほうがヘルシーなイメージだからでしょうかね。

 そして16時54分発の特急「しなの20号」に乗車。前述したコンビニでビールとおつまみを購入し、車内でぐびっとビールを飲みました。この季節の日没は早く、塩尻を出発してしばらくしてあたりは暗くなってしまいました。そして19時07分に名古屋到着。この頃には小腹が空いてきていたので、ホーム端にある「住よし」できしめんを食べていくことにしました。旅の終わりに駅のホームできしめんを食べる。これがなかなかいいんですよね。
  

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