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「安倍文珠院」「飛鳥寺」「長谷寺」「室生寺」をめぐる |
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昨年に続き2年連続で「安倍文珠院」にやって来ました。 |
ここは「獅子に乗った文殊菩薩」が有名。 |
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境内には2つの古墳があり、こちらは「西古墳」。 |
飛鳥時代のもので国の特別史跡。 |
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ここは「花の広場」。 |
そしてもうひとつ「東古墳」。こちらは中には入れません。 |
![]() 実は昨年7月からお堂の改修工事のため文殊菩薩が獅子から降りたお姿になっていたのですが・・・ |
![]() 工事が無事終わって元のお姿に戻る日が近づいたので、その前に拝ませてもらおうとやって来たのです。 |
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さっそく国宝の「文殊菩薩」を拝観させていただきます。 |
![]() こちらが「獅子から降りた文殊菩薩」。写真をお借りしました。 |
![]() そしてこちらが以前のお姿。「渡海文殊群像(とかいもんじゅぐんぞう)」と呼ばれています。同じく写真をお借りしました。 |
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2025年5月20日(火)、奈良へやって来ました。今回は奈良と言っても奈良市ではなく、桜井市から明日香村を経由して宇陀市へ向かう国道165号ルートを走行しました。まずやって来たのは桜井市の「安倍文珠院」。ここは「渡海文殊群像(とかいもんじゅぐんぞう)」と呼ばれる国宝の「獅子に乗った文殊菩薩」が有名。 実はこの「渡海文殊群像」に免震装置が設置されることになり、工事期間中は文殊菩薩が獅子から降りることになったので、昨年は降りる前のお姿を拝観するため訪れ、今回はまもなく工事が終わって元のお姿に戻る日が近づいたので、その前に拝観しようとやって来ました。 安倍文珠院は国道165号から細い道を数分走ったところにあり、参拝者用の有料駐車場もあります。今回が2度めなので迷いませんでしたが、ややわかりにくいところに駐車場に続く道があります。鉄道で来る場合はJRか近鉄の桜井駅から徒歩20分くらいでしょうか。 今回も2つの古墳を見てから本堂へ。するとありました、「獅子から降りた文殊菩薩」。ちょっと狭いところに「渡海文殊群像」である「獅子」「文殊菩薩」「維摩居士」「須菩提」「優填王」「善財童子」が仮安置されていました。まもなく見られなくなる「獅子から降りた文殊菩薩」は通常の位置より間近で見ることができたので、今回わざわざやって来てよかったです。 |
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続いて「飛鳥寺」へやって来ました。 |
平日の午前中というのに比較的多くの拝観者がいました。 |
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現存する最古の仏像「飛鳥大仏」。 |
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飛鳥寺は写真撮影が許可されているので・・・ |
多くのカットを撮影してきました。 |
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飛鳥大仏は鋳造の仏像で、お顔にかなり目立つ継ぎ接ぎ跡があります。 |
そして全身に修繕跡があることが国宝指定されていない理由とのことです。 |
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「聖徳太子孝養像」。 |
室町時代に作られたもので、父・用明天皇の病気平癒を祈願する太子16歳の姿を表した像ということです。 |
![]() 小さなお堂の中にはいろんな展示物があります。 |
![]() かわいいですね。 |
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早稲田大学の大橋一章教授らによる調査で、仏身のほとんどが飛鳥時代当初のままである可能性が高いことが判明、今後国宝指定に向けての動きが出るかもしれません。 |
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「本堂」外観。小さなお堂です。 |
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続いて訪れたのは明日香村の「飛鳥寺」。桜井市からの県道15号は整備されたセンターラインのある道路ですが、飛鳥寺への最短ルートは道が狭く、常時片側交互通行になっています。観光バスなどは違う広い道路を走って来るのでしょうが、私たちのナビに入っているルートどおりに走ると、必ずこの片側交互通行を通ることになります。 飛鳥寺にも駐車場があり、休日は係員が集金していますが、平日は小屋も無人で実質的に駐車無料です。飛鳥寺は「飛鳥大仏」が安置されている小さなお堂で、過去に何度か大火に遭って現在の場所に現在の小さなお堂が建っているという歴史があります。飛鳥寺も堂内の撮影が許可されているので、ここを訪れる度に「飛鳥大仏」の写真をたくさん撮影しています。 飛鳥大仏は現存する最古の仏像にもかかわらず、飛鳥時代の制作当分が僅少で、そのほとんどが鎌倉時代や江戸時代の修補とみられてきたことが原因で国宝指定を受けていないということなのですが、最近になって、早稲田大学の大橋一章教授らによる調査で、仏身のほとんどが飛鳥時代当初のままである可能性が高いことが判明。今後国宝指定に向けての動きが出るかもしれません。 |
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![]() 「彩華ラーメン・桜井店」が閉店になってしまったので、代わりにこの「ザ・スタミナラーメン」へやって来ました。 |
![]() この店は元「天理ラーメン」の店長だった方が独立して出した店だそうですので、ラーメンは「天理ラーメン」に近いと思われます。 |
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壁にはスタミナラーメンの解説とメニューが貼ってありました。 |
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私は 定食メニューの「スタミナラーメン+やきめし(1200円)」を注文。 |
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スタミナラーメンは初めてですが、白いストレートめんが特徴でしょう。スープはサイカラーメンと近いと思いました。 |
やきめしは素朴な味でおいしかったです。 |
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お昼ごはんを食べに桜井の「ザ・スタミナラーメン」へ。実はわが家は桜井方面へドライブでやって来た時は、いつも決まって「彩華ラーメン・桜井店」を利用していました。しかし残念なことに数年前に閉店。今回、別の彩華ラーメン店に行くことも考えたのですが、次に向かう長谷寺への通り道近くに、彩華ラーメンと双璧の関係にある「天理ラーメン」の店長だった方が独立して営業している「ザ・スタミナラーメン」を見つけたので、今回初めて食べてみることにしました。 「ザ・スタミナラーメン」は彩華ラーメンの店舗と比べると小さなお店で、店主と奥さんのご夫婦で営業されていました。私は「スタミナラーメン」と「やきめし」のセット「スタミナ定食A(1200円)」を注文、家内は「スタミナラーメン(小)(950円)」を注文しました。 カウンター席だったので、出来上がるまでずっと見ていたのですが、ラーメンはまるでそうめんのようなストレートの乾麺をフライパンに入れた熱湯で戻し、サイカラーメンのような野菜たっぷりのスープに投入して完成。完成した「スタミナラーメン」を口に入れてみたところ、乾麺だからなのかわかりませんが、腰の強いおいしい麺でした。スープはこれが天理ラーメン系だとすると、私にはサイカラーメンとの明確な違いはわかりませんでした。 セットのやきめしは素朴な味付けのチャーハンで、個性の強いラーメンにちょうどいい味でした。彩華ラーメン店が閉店になって困っていましたが、次回からもここ「ザ・スタミナラーメン」でおいしいラーメンを食べたいと思いました。願わくばこのまま営業を続けてもらいたいです。 |
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![]() この日、3つめのお寺は桜井市街地から国道165号を東に7キロ走ったところにある「長谷寺」。春は150種7000株の「牡丹」で有名。 |
![]() わが家が参拝に来るときは、いつも「本尊大観音特別拝観」期間ばかり。 |
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「長谷寺」は山寺なので石段をたくさん上がる必要があります。覚悟が必要。 |
![]() ここから339段の登廊。 |
![]() このあたりはすべて牡丹が植えられているのですが、今年はすでに花の時期を終えたあと。4月中に来ないときれいな牡丹を見ることはできません。 |
![]() まだまだ続きます。 |
![]() ようやく登廊を登り切ったところに着きました。 |
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国宝の「本堂」に到着。 |
![]() 鐘楼でほら貝による「時の貝」が聞こえてきました。 |
![]() もちろん今回も特別拝観の「本尊大観音」の足元に入りました。 |
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![]() 本堂の南には断崖に迫り出した舞台があります。 |
![]() 堂内の撮影は禁止なので舞台から撮ってきました。 |
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本堂の舞台からの風景。 |
![]() 遠くに復元された「五重塔」が見えます。 |
![]() ぐるりと回って「五重塔」までやって来ました。 |
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![]() お寺を下山して参道を散策。 |
![]() 名物の「くさ餅」を食べて行きます。 |
![]() 「総本舗 白酒屋本店」。 |
![]() 試食があるなんてすごく親切。 |
![]() これがよもぎを練ったもの。 |
![]() 餅によもぎを合わせてあんこを入れて完成。 |
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「草福餅」を買ってその場でいただきました。 |
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午後からはわが家の定番コースである「長谷寺」と「室生寺」を巡りました。まず訪れたのは桜井市街から国道165号を10分ほど走ったところにある「長谷寺」。長谷寺は境内に150種7000株が植えられている「牡丹」がきれいなことで有名。残念ながら今回は牡丹の開花時期は過ぎていて、すでに来年に向けて準備が行われているところでした。 長谷寺は山寺なので、本堂までには339段ある登廊を上がる必要があります。これが直線上に配置されているため、なかなか登り切れない気持ちになってしまいます。ようやく登りきるとそこに国宝の本堂や鐘楼があり、このときちょうど鐘楼から僧侶がほら貝による「時の貝」を奏でていました。 長谷寺の本尊は「十一面観世音菩薩立像」で、高さが10m以上ある大きな仏像。国の重要文化財になっています。年に数回特別拝観が行われ、この本尊の足元に入ることができます。単なる偶然ですが、わが家が参拝に来るときはいつもこの特別拝観期間中で、毎回必ず本尊の足をなでてお祈りしてきます。 長谷寺でのお参りを終えたのち、ふもとまで降りて参道を散策。長谷寺名物の「くさ餅」を食べて行くことにしました。立ち寄ったのは「総本舗 白酒屋本店」。店頭で試食ができたほか、「草福餅」を作るところを拝見させていただきました。わが家は家内と私、2人とも「草福餅」を買って、その場でいただきました。作りたての「草福餅」はやわらかくてめちゃくちゃおいしかったです。 |
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この日最後に訪れたのは宇陀市にある「室生寺」。 |
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ここは「女人高野」として有名。 |
![]() 仁王門には2体の仁王様が守っています。 |
![]() かなり立派なのですがあまり有名ではありません。 |
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ここが有名な「鎧坂」。春に来ると「シャクナゲ」がきれいなんですけどね。 |
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国宝「金堂」。 |
![]() 特別拝観となっていますが、入山料の600円に含まれています。 |
![]() ここには国宝の「中尊 釈迦如来立像」や重文の「薬師如来立像・文殊菩薩立像」「十二神将立像」などが安置されています。 |
![]() 平安時代前期の建物と推測されているそうです。 |
![]() 法華堂などと比べるとこれでも新しいほうですけどね。 |
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続いて「本堂」。 |
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本堂には重文「「如意輪観音菩薩」が安置されています。 |
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そして屋外に建つ「五重塔」では最も小さい国宝の「五重塔」。 |
![]() 建てられたのも法隆寺の「五重塔」に次ぐ古さ。 |
![]() ずごく小さな「五重塔」ですが、均整が取れていて美しいです。 |
![]() 塔好きの私には堪りません。 |
![]() また訪れたいです。 |
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この日、最後にやって来たのは宇陀市にある「室生寺」。さきほどの「長谷寺」からは国道165号と山道を30分ほどの位置にあります。室生寺は高野山が女性の入山を禁止していた当時から女性の入山を認めていたことから「女人高野」として知られているほか、写真家「土門拳氏」による「雪の室生寺」撮影が有名。 仁王門をくぐって「鎧坂」へ。「鎧坂」は春に来ると「シャクナゲ」がきれいですが、この時期はすでに開花時期は終わったあと。長谷寺の牡丹同様に4月に来ないと見ることができないようです。そして鎧坂を登り切ったところにあるのが国宝の「金堂」。ここには国宝の「中尊 釈迦如来立像」や重文の「薬師如来立像・文殊菩薩立像」「十二神将立像」などが安置されています。金堂の少し先に「本堂」があり、重文「「如意輪観音菩薩」が安置されています。 金堂と本堂ももちろんすばらしいのですが、私は室生寺では屋外の五重塔としては国内最小の「五重塔」が最も好きです。小さいのに均整が取れていて、特に本堂横の石段から見上げた姿はとても国内最小とは思えない立派な風格があります。五重塔のまわりにもたくさんのシャクナゲがあり、春に訪れるとシャクナゲに囲まれた五重塔を見ることができます。 これで今回の奈良旅は終わりです。長谷寺と室生寺は過去に何度も訪れていまして、今回は安倍文珠院の「獅子から降りた文殊菩薩」を見に来たのに合わせて、飛鳥寺とともに参拝に立ち寄りました。長谷寺は近鉄駅から徒歩圏内ということで参拝者も多いですが、室生寺は近鉄駅から路線バスに乗る必要があるためか、あまり多くの参拝者を見たことがありません。その分、静かな山寺を楽しめるということになります。また国内最小の五重塔を見に期待と思います。 |