京都「大原女(おはらめ)の小径」
人気カフェのランチと「寂光院」を訪ねて

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★「大原女の小径」を歩いて「寂光院」へ
   

名古屋から東海道新幹線、地下鉄烏丸線、そして京都バスをのりつぎ大原へ。

寂光院から三千院へ続く「大原女(おはらめ)の小径」のうち、大原バス停から寂光院までを散策。

毎年4月下旬に実施される「大原女まつり」で、大原女の時代行列が巡行するルートとして有名。

大原バス停から寂光院までは1.2キロ。

ところどころに「大原観光保勝会」が配置した「大原女石像」があります。

かわいい石造を眺めながら歩くのは楽しいですね。

そして徒歩約20分で「寂光院」到着。

寂光院は天台宗の尼寺で、源平の合戦に敗れた後、平清盛の息女「建礼門院」が侍女たちとともに閑居し終生を過ごしたお寺。本堂は残念ながら平成12年に放火で焼失し再建されたもの。

有名な「三千院」と比べ訪れる人もまばら。

静かな山寺を満喫できます。

本堂の中には作り直した新しい御本尊などが安置されていました。

苔むした屋根がいいですね。

焼け焦げた旧本尊「六万体地蔵菩薩」が安置してある収蔵庫。

建礼門院徳子 御庵室跡。

大原のお寺は苔とお地蔵が似合います。

寂光院の門前で100年以上「しば漬け」を販売している京漬物と佃煮のお店「翠月」。

わが家もしば漬けを2つ買ってきました。1つ500円から。

参拝記念パネル。

「大原女の小径」はいいですね。

京都駅から寂光院までのルートマップ。クリックするとGoogleマップが開きます。

 2026年7月9日(木)、京都大原へやって来ました。名古屋からは東海道新幹線で35分で京都到着。京都駅からは地下鉄烏丸線と京都バスをのりつぎ、大原バス停まで約1時間。京都駅から直行する路線バスもありますが、今回は移動時間が計算できる地下鉄烏丸線で国際会館前まで行き、そこから京都バスの路線バスに乗車しました。

 大原バス停から今日最初に訪れる「寂光院」までは、「大原女(おはらめ)の小径」を歩いて約20分。大原女の小径は毎年4月下旬に実施される「大原女まつり」で、大原女の時代行列が巡行するルート。ところどころに「大原観光保勝会」が配置した「大原女石像」があります。

 寂光院は天台宗の尼寺で、源平の合戦に敗れた後、平清盛の息女「建礼門院」が侍女たちとともに閑居し終生を過ごしたお寺。閑静な山寺ですが、残念なことに平成12年に本堂を放火されて全焼。安置されていた「本尊 六万体地蔵菩薩」もくろこげになってしまいました。現在は国宝修理所の故小野寺久幸仏師によって、形・大きさともに元通りに復元された新たな地蔵菩薩立像が安置されています。

 参拝を終えて戻る途中、門前の京漬物と佃煮のお店「翠月」でしば漬けを購入しました。大原はしば漬け発祥の地と言われていて、この「翠月」は100年前からここで漬物を販売している老舗。わが家も2つしば漬けを買ってきました。



★人気のカフェ「KULM」でランチ
 

寂光院から歩いて10数分、大原バス停から5分ほどの場所にある人気のカフェ「KULM」。

この日、大原に来たのは、ここ「KULM」のランチを食べるためと言っても過言ではありません。

午前11時30分の開店と同時に入店。

川沿いに建つかわいいカフェ。超人気店でランチタイムは予約必須。

開店と同時に入ったので、ほかのお客さんが来る前に店内を撮影させていただきました。

今日はここのランチを食べるために京都・大原までやって来たようなもの。

本日のプレートランチメニュー。

とてもきれいに盛り付けられた「プレートランチ」。ドリンク付きで2200円。

そしてこちらが「自家製ピザ 大原サラダ&生ハム」。ドリンク付きで2530円。

デザートは「レモンケーキ」500円。

「キャロットケーキ」600円。

大原女の小径を歩いて寂光院からKULMへのルートマップ。クリックするとGoogleマップが開きます。

 この日、京都市の北の外れにある大原まではるばるやって来たのは、実はこの「KULM(クルム)」でランチをするためでした。大原にはほかにも地元野菜を使ったビュッフェ形式のカフェもあるのですが、今回は家内の提案でKULMでプレートランチを食べることに決めていました。KULMは人気のカフェで座席数も少ないことから、わが家は予約を入れておきました。

 予約時間は開店と同じ午前11時30分だったのですが、寂光院から戻って来るのが少し早くて、お店の前でしばらく待ちました。そして午前11時30分の開店と同時に店員さんに名前を告げて入店。当然わが家がいちばんなので、ほかのお客さんが来る前に店内を撮影させていただきました。わが家が入店して10分も経たないうちに、あっという間にテーブルは埋まってしまったので、平日とはいえKULMでランチするときは予約必須です。

 当初は家内と2人とも「プレートランチ」を注文するつもりでしたが、家内がどうしても「自家製ピザ」を食べたいというので、プレートランチと自家製ピザを1人前ずつ注文し、2人でシェアすることにしました。15分ほどで料理が運ばれて来ました。この日のプレートランチは、サラダ、キャロットラペ、スパニッシュオムレツ、バイヨンヌ産生ハム、かぼちゃのスープ、ビーツのフリット、新しょうがの鶏つくねと大原野菜のラタトゥイユのオーブン焼き、そしてごはん。お値段はドリンク付きで2200円。

 自家製ピザはピザ生地が全く見えないほどの生ハムが乗っていて、中には大原サラダがサンドされていました。お値段はドリンク付きで2530円。2つの料理を2人でシェアして食べましたが、プレートランチは見た目もきれいなうえに、味付けも上品ですばらしかったです。自家製ピザはこれでもかというくらいぜいたくに生ハムが乗っていて、一度生ハムを剥がしてピザを食べなくてはいけないほどのボリューム。これもすばらしかったです。

 食後に家内と別々のデザートを注文することにしたのですが、家内が「キャロットケーキ(600円)」を選んだので私は「レモンケーキ(500円)」にしました。これも2人でシェアしましたが、とても上品な味でおいしかったです。KULMはランチとしてはちょっとお値段が張りましたが、とてもおいしい料理を満喫することができました。はるばる大原までやって来た甲斐がありました。



★半世紀ぶりに「二条城」へ
 

午後1時30分すぎ、家内と解散して「二条城」へやって来ました。

有名な「唐門」。すばらしいですね。

二条城は入場するだけでも800円。

そして「二の丸御殿」に入ります。

入場料と二の丸御殿拝観料を合わせて1300円。ちなみに本丸御殿は別予約が必要。

二の丸御殿の見学コースを2周し、二の丸庭園へ向かいました。

特別名勝「二の丸庭園」。

見る位置によって見え方が異なるように石が配置されてきるそうです。

本丸庭園の南西にある「天守閣跡」。

内堀の先にあるのが「二の丸庭園」。

そしてこれが「本丸御殿」。事前予約が必要で、観覧料は入場料のほかに別途1000円が必要。

大原から二条城へのルートマップ。クリックするとGoogleマップが開きます。

 大原から戻って来るのも往路と同じ国際会館前を経由するつもりで、路線バスの時刻はあらかじめ調べてあったのですが、大原バス停に到着すると大勢のインバウンド観光客たちが次のバスを待っていました。ちょうど1本前の京都駅行きの「17番系統」が出発するところだったのです。ここで20分以上国際会館前行きを待つよりも、京都駅行きに乗って途中の三条あたりで東西線にのりかえたほうが早いと思い、17番系統に乗車しました。

 これが実は大失敗。バスは市内に近づくにつれてノロノロ運転になり、私は三条で下車して地下鉄東西線にのりかえ二条城へ向かいましたが、家内は京都文化博物館で開催中の「マリメッコ展」を観るため、バスの運転手の言った四条烏丸まで乗ったせいで大渋滞だったそうです。私といっしょに三条で下車すべきだったと思います。そもそも当初の予定通り19番系統で国際会館前へ行き、地下鉄烏丸線に乗って烏丸御池で下車しておけばもっと早く戻って来れたでしょう。

 私は体力を温存するため、三条から地下鉄東西線に乗って二条城前下車。ほぼ予定どおりに「二条城」に入場しました。私が「二条城」に入ったのは小学校の修学旅行以来ですので、実に半世紀ぶり。今まで何度も京都に来ていて、有名な神社仏閣はほぼすべて入場済なのですが、ここ「二条城」のみはいつもパスしていました。家内とは京都文化博物館で集合にしたので、比較的近くの二条城を訪れることしたのです。

 この日は関西地方が梅雨明けした日で、京都の街中も気温が急上昇。インバウンド観光客たちは暑さでへばっていました。私は半世紀ぶりということでほぼ初めてと同じ。「唐門」と「二の丸御殿」の建物に感動したまではよかったのですが、御殿の中は写真撮影禁止。襖絵などはすべて複製なのに、なぜ内部の撮影を禁止しているのか理解できませんでした。

 歴史的には重要な建築物であることは否定しませんが、入場料と観覧料合わせて1300円も取っているのですから、せめて撮影可能な範囲を設定してもバチが当たらなくないですかね。私は復元再建され、内部の撮影も自由にできる豪華絢爛な「名古屋城本丸御殿」のほうがずっといいと思ってしまいました。私は二条城にはもう二度と来ないでしょう。



★豊国神社境内の「方広寺」へ
 

京都文化博物館で家内と落ち合いました。

「豊国神社」へやって来ました。

ここは豊臣秀吉を祀る神社ですが、歴史的に重要なものが残っているのです。

境内にある方広寺の鐘に「方広寺鐘銘事件」の銘文が残っています。

ここで歴史を見ることができるので、一度見てみたかったのです。

これが徳川家康が呪詛だとケチをつけた「国家安康 君臣豊楽」の銘文。

豊国神社のある場所は以前、豊臣秀吉が築造した「京都大仏」があった場所で、当時人気のあった「洛東名物 大仏餅」を再現販売しているのが「甘春堂」。

商品名は「大仏餅」。

日持ちしないので3個のみ購入していくことにしました。

帰宅して開封。さっそくいただきました。

二条城から京都文化博物館、豊国神社、京都駅間のルートマップです。 実際は地下鉄東西線と京阪、市バスに乗っています。クリックするとGoogleマップが開きます。

 集合時間に家内の待つ「京都文化博物館」へ向かい、三条まで歩いて京阪電車に乗車。七条で下車して5分ほど歩いて「豊国神社」到着。豊国神社は名古屋にもあるのですが、京都の豊国神社の境内に「方広寺」があり、ここに豊臣を滅ぼすきっかけになった「方広寺鐘銘事件」の鐘が残っているのです。

 方広寺鐘銘事件は、豊臣家が鋳造した方広寺の大梵鐘に刻まれた「国家安康 君臣豊楽」という銘文を、徳川家康が呪詛だと問題視し、大坂の陣の口実とした政治的事件。本来の意味は「国家安康」は国家が安らかで健やかであるように、「君臣豊楽」は君主と家臣が豊かに楽しみ栄えるようにという意味。それを徳川家康が「家康」の二字を「家」「康」に分断し、その間に「安」を入れているのは、家康の名を割って呪うものだと解釈。「臣豊」が続くことで豊臣を君主とする意図があるとし、「関東不吉之語」として問題視したと伝えられています。豊臣を滅ぼすことにつながった歴史的な事件の証拠が現在に残っているので、以前から一度見てみたかったのです。

 豊国神社は以前、「京都大仏」があった場所に建立されていて、当時人気のあった「洛東名物 大仏餅」を「甘春堂」が再現販売しているので、買って帰ることにしました。これで今回の京都旅行の予定をすべて回ったので、超混雑している市バスに乗って京都駅に戻り、東海道新幹線で名古屋に戻りました。相変わらず東山方面からの京都市営バスは混雑していますね。

  

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