山城ランキング1位「苗木城跡」と日本三大山城「岩村城跡」をめぐる

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★天空の城「苗木城跡」
   

名古屋から中央道を走って約90分、いちばん天守展望台に近い「A1駐車場」へ駐車しました。ここは有料で60分500円。

しかし二の丸まで徒歩数分という好位置。

「苗木城跡」が見えてきました。

「山城ベストランキング1位」ですが、転落の危険があるので十分に気を付けるようにとの看板。

「天空の城」とも称される「苗木城跡」。

「二之丸」手前に石碑がありました。

天守展望台まではなだらかな道。

まずはふもとの「二之丸」へ。

ここが「二之丸」。

すぐ上に「天守展望台」があります。

「天守展望台」への階段。

やって来ました「天守展望台」。巨大な自然石の上に、現在は展望台が作られています。

断崖の上に建っているので結構怖いです。

こちらは木曽川下流方面。手前に見える橋は国道257号線の「城山大橋」。

そしてこちらが上流方面。眼下に見えるのはリニア中央新幹線の建設工事現場。

営業運転開始後、時速500キロで走る車内から「苗木城跡」を見ることができるでしょうか。

自然石の上に作られた現在の展望台。

こんな山の上にこれほどの巨大石があるのもすごいことです。

将来ここに当時の天守を再建する時代が来るでしょうか?

眼下に「大矢倉」が見えます。

2026年は苗木城築城500年の記念イヤー。

これはVRで再現された当時の姿。

QRコードを読み込みアクセスすると見ることができます。

映像はやや雑ですが往時をしのぶことができました。

それにしてもこんな山の上によく築城しましたね。

公式サイトからお借りしたかつての「苗木城」のイメージCG。(浅野孝司氏製作)

ほぼ同じ角度から見た現在の苗木城跡。

あちこちに巨大な自然石がゴロゴロ。

中には人間の手が加わったものもありました。、

「苗木城跡」案内図。クリックするとPDFが開きます。

アクセスルートマップ。クリックするとPDFが開きます。

名古屋から苗木城跡へのルートマップ。クリックするとGoogleマップが開きます。

 2026年10月29日(木)、以前から一度訪れてみたいと思っていた「苗木城跡」にやって来ました。名古屋から中央道を走って約90分。苗木城跡にいちばん近い「タイムズ苗木城A1駐車場」へクルマを止めたので、「天空の城」はもう目の前。もう少し下のほうに無料駐車場がありますが、60分500円で登城時間と体力を節約できるので、有料でも迷わずA1駐車場を利用しました。

 「苗木城跡」は「日本のマチュピチュ」「天空の城・苗木城」などとも称され、専門誌『日本の城ベストランキング』の「山城」部門で見事、第1位に選ばれたことがあります。せっかく行くのですから、天気がいい日を選ぶことにしました。そして10月下旬になれば紅葉もきれいなのではと思っていたのですが、残念ながら?苗木城跡に紅葉する樹木はないようでした。

 苗木城跡は国指定史跡で戦国時代の1526年に苗木遠山氏によって築城。昭和56年(1981年)に貴重な近世の城郭建築であるとして国指定史跡に指定され、平成29年(2017年}には「続日本100名城」にも認定されています。特徴は自然石を利用した石垣で、全国的にも珍しいものだそうです。そして「天守展望台」は天守のあった穴を利用して設置されたもの。

 「天守展望台」からの眺望は絶景そのもので、眼下を流れる木曽川が景色にアクセントを与えていました。そして上流側にはリニア中央新幹線の建設工事現場が見えました。木曽川を渡る一瞬だけ、トンネルから出て橋梁を渡るようです。開業時期は未定ながら、営業運転開始後、山側座席から一瞬でも「苗木城跡」を見ることができるかもしれません。楽しみです。



★「すや 西木」で「栗しるこ」
 

昼食後に「すや 西木」へやって来ました。

ここは中津川を代表する和菓子店。

その別棟にあるのは甘味処「榧(かや)」。

この季節は「栗しるこ」が食べられます。

平日の午後ということで店内は空いていました。

この看板をGoogleレンズで読み込ませたら、すやに併設されている甘味処の可能性が高いとの結果。そこまでわかるってすごいですね。

こちらもGoogleレンズで解析してみたものの、こちらはGoogleのデータベースには存在していないようです。

店内はこんなカンジ。

季節限定メニュー「栗しるこ」。お値段はちょっと高めの1250円。

前回訪れたときは確か1000円以下だった記憶です。

それでも唯一無二の逸品。

とろけた栗を付けていただくお餅は最高。

そして汁の中にはつぶつぶの栗がいっぱい。

とても美味しかったです。まさに「プチ贅沢」でした。

店員さんに尋ねたところ、この木が店名になっている「榧(かや)」だそうです。

苗木城跡からすや西木までのルートマップ。クリックするとGoogleマップが開きます。

 この日、午前中に「苗木城跡」を登城し、中央道中津川IC横にある「ちこり村」でお昼ごはんを食べる予定でした。しかし、ちこり村に行ってみると、平日の午前11時というのにレストランはすでに大行列。現在75人待ちという案内が出ていたのでここで食べるのをあきらめ、LINEともだちになって家内は「栗きんとん」、私は「栗きんとんバームクーヘン」を1個もらって撤収しました。

 代わりに国道19号線沿いのファミレスで昼食を済ませ、次の目的地である和菓子店「すや 西木」へ向かいました。「すや」に来たのは栗きんとんを買うためではなく、敷地内にある甘味処「榧(かや)」で季節限定の「栗しるこ」を食べるため。贅沢に栗を煮込んで作られた汁にお餅が入ったもので、秋限定メニュー。前回食べたのはコロナ過だったので、かれこれ4〜5年前でしょうか。

 この日は平日ということもあり店内は空いていたので、わが家はテラス席を使用させてもらうことにしました。注文したのはもちろん「栗しるこ」。前回食べたときは確か1000円しなかったと思うのですが、現在の値段は1250円でした。物価高の折なので、値上がりするのは世の常。それにしてもいくら栗が入っているとはいえ、おしるこ1杯が1250円ですので、そんな頻繁には食べに来られないです。まさに「プチ贅沢」。

 注文してからさほど時間がかからずに「栗しるこ」が運ばれて来ました。箸で餅を持ち上げると、栗が溶けてどろどろになった汁が餅にまとわりついておいしそう。ひと口食べると口の中が栗の風味で溢れました。そして箸で汁をかき回してみると、中にはまだ溶けていない栗がゴロゴロ。餅を食べ終えたあと、最後の1滴まで箸で集めて口に運びました。そのくらいおいしかったです。ほうじ茶と野沢菜もよく合いました。また数年後に食べに来たいです。



★日本三大山城「岩村城跡」登城
 

岩村城跡登城口に近い資料館の駐車場に到着。ここから本丸までは900m。

それでは歩いて岩村城跡を目指します。

最初は緩やかだった登城道ですが・・・

段々と険しくなって来ました。

いやー、やはり山頂駐車場までクルマで行くべきだったかも。

約20分かけて「追手門」のふもとに到着。

「畳橋」を登って「三重櫓」へ。

このあたりが「菱櫓」でしょうか。

ようやく「二之丸」到着。

「岩村城跡」にやって来ました。

山頂に平らな部分はここだけ。

そして残念ながら景色はほとんど楽しめませんでした。

このあたりが「本丸」跡地でしょうか。

「長局埋門」。

「東曲輪」からの風景。

「昇龍の井戸」。

「織田信長 宿営の地」の案内。

「出丸」へ続く石段。

「岩村城跡」は想像以上に山中にありました。

QRコードでアクセスするとCGで再現された当時の 「岩村城」の姿を見ることができます。最初は「追手門・三重櫓・畳橋」。

続いて「本丸」から「出丸」方面。

「本丸・六段の石垣」と「東曲輪(左)」。

「本丸」から「橋櫓・二之丸」。

「岩村城跡」マップ。クリックするとPDFが開きます。

すや西木から岩村城跡までのルートマップ。クリックするとGoogleマップが開きます。

 中津川の「すや西木」から車で約40分、恵那市の岩村にある「岩村城跡」へやって来ました。ここは「日本三大山城のひとつとされていて、日本一高い場所(標高717m)に位置する「高所の山城」と言われています。

 実は山頂付近の「出丸広場」近くまで車で行くことができ、駐車場もあることがわかっていましたが、国道257号線からの登山道路がすれ違いができないほどの極細であることから、わが家は登城口から歩いて向かうことにしました。

 しかし、いざ歩き始めてみると、駐車場の案内にあったとおりかなり大変。登城口から800mの登城ルートを約20分かけて登りました。そして目の前に石垣群が現れようやく到着。事前にチェックしたGoogleマップのストリートビューで、岩村城跡駐車場へ登る途中で対向車が来たらすれ違えないじゃんと思ってやめたのですが、これほど大変ならやはり車で来るべきだったかもしれません。

 岩村城跡には「本丸」はじめいくつもの遺構が石垣として残っていましたが、さきほど訪れた「苗木城跡」のような景色を楽しめるところではなかったのが残念ポイントでしたね。15分ほど滞在したのち、また来た道を引き返して車へ戻りました。



★「岩村城下町」散策
 

明知鉄道「岩村駅」へやって来ました。

ちょうどTBSドラマ「VIVANT」のラッピング列車が到着。

岩村駅はすれ違い駅なので反対番線にも別の列車が停車していました。

駅前に駐車して「岩村城下町」散策。

わが家は2回目で、前回は映画「銀河鉄道の父」のロケ中でした。

今回はTBSドラマ「VIVANT」のロケ地になっているということで、フォトスポットがありました。

岩村城下町は旧街道沿いの雰囲気を楽しめます。

カステラ(カステーラ)が名物。

数軒の店舗がありました。

ここがVIVANTのロケに使われた「木村邸」。

古い看板を維持するのは大変でしょう。

「岩村醸造」はVIVANT目当ての観光客に人気。

こんな商店が私の生まれた名古屋にも昔はありました。

EV車両による自動運転のコミュニティバスが走っていました。

「VIVANT」フォトスポットに戻ってきました。記念撮影が続いています。

 明知鉄道岩村駅へ移動してきました。岩村城下町周辺には無料駐車場があちこちにありますが、まずは岩村駅に行ったのち、ここを散策する起点に選びました。岩村駅は列車交換駅なのですが、到着してしばらくすると偶然にも列車が入線。そのうち明智行きの下り列車が「VIVANT」のラッピング列車でした。

 駅から岩村城下町までは徒歩で数分。岩村城下町の本通りは重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、商家や旧家、ナマコ壁などが並んでいます。また、岩村城にかつて織田信長の叔母にあたる、おんな城主「おつや」が善政を敷き、最後まで領民を守ったと伝えられていることから「女城主の里」とも呼ばれています。

 わが家は今回が2度目で、前回はまだコロナ過の最中に明知鉄道のお弁当列車に乗ってやって来たことがありました。そのときはちょうど映画「銀河鉄道の父」のロケ中で、古い町並みにさらにロケセットが置いてあり、何とも言えない不思議な風景を楽しむことができました。今回はTBSドラマ「VIVANT」のロケ地になったということで、「VIVANT」のフォトスポットがあったり、協賛店舗にVIVANTのステッカーが貼られていました。

 岩村城下町は現役の住居や商店が多くあるので仕方ないのかもしれませんが、クルマが通行できるのです。そしてお店の前に駐車車両が点在していて、せっかくの町並み保存にマイナスになっています。もし、恵那市が岩村城下町を本格的な観光地にして町おこしする気なら、歩行者専用道路にして住民には路上駐車を控えるようにすべきでしょうね。



★「あまから 岩村店」
 

「あまから 岩村店」で五平餅を食べて行きます。

ここの五平餅はだんご状に丸めて串に刺してあるタイプ。

1本120円、5本600円。

すごいおいしかったです。

 岩村城下町散策の最後に「あまから 岩村店」で五平餅を食べました。来た時に帰りに食べようと思っていたのです。「五平餅」は愛知県・奥三河地域や長野県・木曽、伊那地域、岐阜県・飛騨地域など、中部地方の山間部発祥の郷土料理で、愛知県では主にわらじのような平ぺたい大きな餅なのですが、岐阜県ではだんご状にひと口サイズになっている地域が多いようです。

 「あまから 岩村店」の五平餅もだんご串刺しタイプで、1本120円、5本600円。ひとり3本購入すると店内でお茶サービスを受けられるようでした。わが家は家内と1本ずつ購入し、お店の前で食べました。五平餅の良し悪しはあまからのたれの味で決まるようなもので、「あまから 岩村店」の五平餅はあまからで香ばしくて、とてもおいしかったです。お腹が空いていたら3本は軽く食べられますね。

岩村城下町の観光マップ。クリックするとPDFが開きます。

岩村城跡から岩村駅へのルート。クリックするとGoogleマップが開きます。

岩村駅から岩村城下町の散策ルート。クリックするとGoogleマップが開きます。



★「栗きんとん」のおみやげ
 

中央道恵那峡SAで「栗きんとん」を販売中。わが家は「美濃屋」の栗きんとんをバラで2個購入。

ここがお昼ごはんを食べようと訪れた「ちこり村」。今回の残念ポイント。

美濃屋の「栗きんとん」とちこり村でもらった「栗きんとんバームクーヘン」。

 今回はおみやげというほどのおみやげは買って来なかったのですが、往路の中央道で休憩に入った「恵那峡SA」で栗きんとんを販売していたので、今まで食べたことのない「美濃屋」の栗きんとんをバラで2個購入してきました。帰宅後さっそくいただきましたが、わが家がいちばん多く購入していて、おそらく版売シェアも1位の「川上屋」と比較すると、美濃屋のほうが栗の食感がありました。

 栗の蒸し方の違いなのか、潰し方の違いなのかはわかりませんが、川上屋のほうがほこほこしていて、美濃屋のほうがつぶつぶしているといった感想です。どちらがいいかは個人の好みの差で変わりますので、あちこちの菓子店の栗きんとんを1個ずつ購入してきて、食べ比べするのが楽しそうですね。ちなみに中津川の栗きんとんのお値段は、お店に関係なく1個324円(税込・2026年時点)。

 今回の行楽で残念だったのが「ちこり村」でお昼ごはんが食べられなかったこと。混雑することで有名なのは知っていましたが、平日の午前11時に行って、すでに待ちが75人ってすごくないですか。それだけいいものを提供しているのでしょう。

 ちこり村はおみやげや地元生産品を販売する「道の駅」のような施設で、店内でLINEにともだち登録すると、栗きんとんを1個プレゼントというのがあり、家内と2人登録して、私は「栗きんとんバームクーヘン」、家内は「栗きんとん」をもらってきました。「栗きんとんバームクーヘン」は、残念ながら全く栗を感じられなかったです。

  

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