名古屋空港。それは私にとって思い出深い空港です。2,740mの滑走路は国際線を就航するのには十分な長さとは言えず、また猫の額のような狭いエプロンと航空自衛隊との共用。

  数々の特色を持った名古屋空港も2005年 2月16日をもってセントレア(中部国際空港)に役割をバトンタッチし、一部の国内線を残すのみの県営空港として第2の人生を歩み始めました。この「名古屋空港大好き」は県営になる前の名古屋空港と空港周辺の往年の風景を紹介するページとして残してゆこうと思います。

名古屋空港国際線時刻表 2005.2.16まで

航空無線大好き
 
空を見上げてみよう

さよなら!名古屋空港航空宇宙館


    名古屋空港飛行機映像


★空港南側エアフロントオアシス

名古屋空港を南側から望む。右端が滑走路、左端が国際線エプロン。

 空港南側のエアフロントオアシス。ここにはいつも大勢の飛行機マニアが集結していました。

エアフロントオアシスからW1誘導路を望む。
  

RW34滑走路の南端。着陸機が頭上を轟音とともに過ぎ去ってゆきました。


★国際線ターミナル

 1999年に完成した国際線ターミナルビル。わずか5年余りの短命のビルでした。

3F出発フロア。ミニ成田空港というカンジでした。
 

4F展望デッキ。真中はガラス張り展望室。

展望デッキの両端はフェンス張り。

眼下には飛行機を見下ろすことができます。

第2の人生を歩き始めた
国際線ターミナルビル

 1999年に完成したばかりの国際線ターミナルビル。すべての国際線をセントレア(中部新国際空港)に移転したため、築後 わずか5年余でその役目を終えることになりました。

 そして2008年10月25日、地元ユニーグループが運営する「エアポートウォーク名古屋」として生まれ変わりました。

国際線ビルと国内線ビルの間は無料シャトルバスが運行していました。


★国内線ターミナル

1985年に完成した国内線ターミナルビル。

 

 1Fチェックインカウンター。いつも混みあっていましたね。ここはこれからも一部残った国内線用として使用され続けることになっています。

 屋上に設置された名古屋空港の「NAGOYA」のアルファベット。普通の空港は滑走路横の安全帯にありますよね。

 3階送迎デッキには子供の遊具がいっぱい。

 

これは100円で動く電気自動車。

 送迎デッキはちょっとした遊園地でした。

日おおい付きの送迎デッキ先端。
フェンスも低く、飛行機撮影にも最適でした。

 北側には小型機用オープンスポットが見えます。

大型機用スポットも4ヶ所ありました。

セントレアでは見られなくなってしまった
マーシャラーの誘導もここからばっちり見えました。

送迎デッキに設置された名古屋空港解説図

 国際線は滑走距離が長いので、送迎デッキ北寄りで撮影しないといけません。
 

 送迎デッキにはさらに上に上がれる展望台も。ここに上がると、障害物は何もないです。セントレアにも設置を期待します。


★空港北側エアフロントオアシス

 通称「小針公園」。北から着陸する時は、すぐ頭上を航空機が飛行しました。

 しかし、RW34(滑走路北向き)使用時は、航空機ははるか頭上を飛んでいってしまいました。


★名古屋名物の赤ポチ君

 名古屋空港をベースにする中日本エアラインサービスのフォッカー50です。毎朝定期便が出発する前の午前8時前後に訓練飛行を行っていました。

 この訓練飛行をする時のコールサインはちょっと変わっていまして、「アリスエア8×××」というコールサインを使っていました。

名古屋空港ビルディングのホームページ

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