My Love DELTA2

DELTA大好き     DELTA大好き2


 
デルタ航空ビジネスクラス「DeltaOne」利用 2018年9月13日のNGO-HNL間のDL612便     

2018年9月13日DL612便搭乗ビデオ(再生時間約30分)
 

午後7時30分過ぎにセントレア到着。デルタ航空はEカウンター。

すでにWebチェックインを済ませてあるので、直接カウンターに向かいました。

今回はDeltaOneを利用するので、SKY PRIORITYでチェックイン。

チェックインカウンターへ
  

自宅でWebチェックインした際、プリンターでパスを印刷して持参していましたが、チェックインカウンターでやや厚紙のボーディングパスをもらいました。
 今回はわが家初の有償ビジネスクラス利用なので、セントレアのグローバルラウンジを堪能しようと、普段よりもかなり早めに自宅を出発しました。しかし、この日に限って名鉄犬山線で事故があり、セントレアに向かう列車ダイヤも大幅に乱れていました。

 当初は午後7時前に到着するつもりでしたが、予定していたミュースカイが来ず、別の特急電車でセントレアへ。予定よりも約30分遅れで到着しましたが、もともとラウンジでくつろぐつもりで、搭乗時刻の3時間以上前に到着したので全く問題なし。ちょっとラウンジにいる時間が短くなったくらいのこと。

 デルタ航空のチェックインカウンターはEカウンターを使っていました。私たちは自宅でWebチェックインを済ませ、プリンターでパスも印刷してあったので、自動チェックイン機を使用せずに直接カウンターへ。それも今回はDeltaOneを利用するので、SKY PRIORITYでチェックインしました。


  スカイデッキへ搭乗機を見に行ったのですが・・・、私、大きな勘違いをしていました
   

スーツケースを預けて身軽になったので、マダムと解散して私ひとりでスカイデッキへ向かいました。

私はこのB767-300ERが今日のDL612便だと思い込んでいましたが、しかし実はこの時まだホノルル発のDL611便は到着していなかったのです。つまりこのシップは同じ機種ながら、関空閉鎖に伴う臨時便だったのです。それに気づいたのは、のちほど機内に入って、窓の外の景色を見たときでした(^_^;)。

スカイデッキへ
  

マダムと待ち合わせて国際線出発制限エリアへ。
    

この日は関空閉鎖に伴い、まだ数便の臨時便がありました。

セキュリティチェックも混雑しておらず、実にスムーズに国際線制限エリアに入りました。

今日のDL612便はあまり歩かなくてもいい「19番ゲート」からの出発。

その前にお目当ての「セントレア・グローバルラウンジ」へ。

国際線制限エリアへ
  

 午後7時半過ぎにマダムと解散してスカイデッキへ。もちろん、これから搭乗するデルタのB767-300ERを見るためです。スカイデッキに出ると、ちょっと遠いスポットにデルタのB767-300ERがいました。ほかにはJALのホノルル便のB777-200ERとこの日の最終便となるタイ航空のB777-300ER。それに、明日の朝までナイトステイするシップが並んでしました。

 目的を達してマダムと合流し、国際線制限エリアに向かいました。この時間帯は出発便が少ないこともあり、セキュリティ・チェックは待ち時間なし。出国審査もスムーズに終えて国際線制限エリアに入りました。さっそくマダムはあーちゃんに頼まれた化粧品を探しに免税店へ。私もマダムに付き合って免税店に入りましたが、今の私にはブランド品は目に入らないのです。

 午後8時になったところで、マダムと2人揃ってお目当ての「セントレア・グローバルラウンジ」へ向かいました。 ここに来るためにこの日は搭乗時間の3時間も前にやって来たのですから。


  かなりガッカリ「セントレア・グローバルラウンジ」
   

免税店などのエリア付近のほぼ真下にある「セントレア・グローバルラウンジ」。

受付からラウンジまでは長い通路を進みます。

再入場に使用する半券。

ダークブラウンの家具で統一されたラウンジ内は高級感が漂っていましたが・・・。

アルコール類はビールサーバーとウイスキーやブランデーなど。

しかし、おつまみ類は「何じゃこりゃ!」ってなレベルでした。

あたたかいものは「焼きおにぎり」と「しゅうまい」のみ。3階制限エリア外のカードラウンジに毛の生えた程度のラウンジでした。すごくガッカリ。

こんなことなら「サクララウンジ」を利用するために、JAL便を使ったほうがよかったかも。なんてね。

私はここでBBSに書き込みをしてから退出しましたが、マダムは早々に撤収したようでした。

セントレア・グローバルラウンジ
  

 今日、出発時間の3時間も前にやって来たのは、セントレア・グローバルラウンジでくつろくため。もちろんここで軽食をするつもりで、夕食も食べずにいました。しかし、ラウンジ内の雰囲気はいいものの、おつまみとなるお菓子のほかは、「焼きおにぎり」と「しゅうまい」、それに「カップめん」のみ。正直すごくガッカリしました。

 デルタ航空は「スカイチーム」のアライアンスに加盟しているので、同じスカイチーム加盟の大韓航空の「KALラウンジ」がセントレアにもあります。しかし、大韓航空は夜便を運航していないので、KALラウンジは午後5時15分には閉まってしまうのです。それに、KALラウンジのほうが食べ物が充実しているとも限らないので、ラウンジでエアラインを選ぶのなら、セントレアではJALに勝るところはないでしょうね。


19番ゲートから機内へ
   

搭乗開始時間が近づいたところで、19番ゲートに移動。

そしてビジネスクラスの搭乗開始と同時に機内へ向かいました。

さあ、いよいよ機内へ。

19番ゲートから機内へ
  

 今日のDL612便は出国審査場から近い19番ゲート。民間企業である空港会社が経営しているのですから、きっと近いゲートは使用料が高いんだろうななんて、つまらないことを考えていました。

 ゲート待合エリア入口にはデルタ航空のグラホさんがいて、怪しいものを所持していないかヒアリングをしていました。ゲートの電光掲示板には出発時間が午後10時25分と表示されていて、早々に準備を済ませて出発する気満々でした。

 搭乗開始時間は午後9時45分からとの事前アナウンスがあり待っていたところ、まずは優先搭乗希望者が入り、そのあとでビジネスクラスの搭乗案内がありました。私は真っ先に機内に入って、写真とビデオを撮るつもでしたが、上には上があるもので、真っ先に並んだ人が何人もいましたね。


DeltaOneとご対面
   

ここが私のシートである「1A」。後方がマダムの「2A」。DeltaOneは前後の座席が互い違いに配置されているのが特徴。

座席前方にはフルフラット時に足を伸ばすことになる空間があります。

提供品の数々とウエルカムドリンクでもらったオレンジジュース。エヴィアンも1人に1本ずつ配られていました。

すごいしっかりとしたヘッドホン。今時、木目調のヘッドホンなんて見たことありません。

 スリッパも1回履いただけで捨てるのがもったいないレベル。

アメニティキットの外観。しっかりとしたハードケースに入っていました。

中身はどこのエアラインもほぼ同じですね。

DeltaOne
  

 機内に入ってDeltaOneとご対面。私たちの座席はポートサイドの1Aと2Aなので、L1ドアから通路を歩いてすぐ。ちなみに私が1Aの座席に座るのは、はるか昔にJALのナゴナリでB747-400のファーストクラスの座席に座って以来の事。あのときの感動もすごかったですが、今日の感動はそれ以上でした。

 さっそくシートをチェックしたり、アメニティキットやヘッドホンをチェック。普段エコノミークラスばかりを利用している私から見ると、ここは異次元の世界に感じました。このシップにはDeltaOneのほかに、プレミアムエコノミーとちょっとだけシートピッチの広いコンフォートというクラスがあるのですが、いったん座ってしまうと、後方座席のチェックには行けないのです。ほかのクラスの座席も見たかったです。


残念ながら使用滑走路はRWY36でした
   

座席について窓の外を見て、とても重要なことに気づきました。

それはさきほどスカイデッキで見たシップはDL612便ではなかったのです。あーあ、やっちゃった!

出発アナウンス                      プッシュバック
  

午後10時20分過ぎにプッシュバック開始、そして午後10時30分にタクシングを開始。しかし、向かった滑走路は北向きのRWY36。

タクシング
  

実は私は南向きに離陸することに期待していました。なぜかというと、北向きに離陸すると進行方向左手は海しかなく、何も映らないからです。

こればかりは風向きの問題なので、どうしようありません。何もビデオには映らないことを覚悟のうえで、離陸シーンを撮影することにしました。せめて機外撮影用カメラを搭載してくれているといいのですけどね。

テイクオフ
  

飛行中、私はずっとフライトトラッカーを見ていました。

フライトマップは数種類のスケールがありましたが

日本語を選択していてもすべて英語表記でした。

このインフォメーションだけは日本語もありました。

機内アナウンス          フライトトラッカー
  

 離陸後しばらくして、キャプテンがアナウンスを始めたのですが、音量が小さくて何を言っているのか全く聞き取れませんでした。ただし、聞こえたとしても英語なので、詳しい内容はわからなかったと思いますけどね。その後、CAがキャプテンに代わりと日本語アナウンスを開始。こちらは音量もまずまずで、動画を再生しても内容を聞き取ることができました。

 デルタ航空の機内エンターテインメントですが、いろんなプログラムがあるものの、日本語の吹き替え版や字幕スーパー版が用意されていないのです。トップページには言語を選択できるようになっているのに、日本発着路線便に日本語対応のエンターテインメントがないのはいかがなものかと思いました。

 そのせいもあって、私は飛行中、ずっとフライトトラッカーを表示させておきました。フライトトラッカーには数種類のスケールの違うスカイマップとフライトインフォメーションのページが順次表示され、インフォメーションには日本語のページもありました。


夜遅い機内食でしたが
   

しばらくして機内サービス開始。私のエリアを担当するCAは日本語が話せませんでしたが、英語で「日本のビールもあるわよ」って、プレモルを見せてくれました。さすがDeltaOne、いいビール積んでますね。

飲み物サービス
  

私は3種類の洋食メニューの中から「牛肉の煮込み」をチョイス。付け合わせには「サーモンマリネと豚肉のコンフィ」、「ビーツと筍入りグリーンサラダ」が付いていました。

マダムは事前に予約しておいた和食。メニューは前菜が「海老の味噌風味、サンマの幽庵焼き、甲州鶏」、小鉢「焼き茄子と豆腐、鶏味噌がけ」。そして主菜が「鯖の生姜煮」。

遅いお食事タイム
  

 離陸して50分後の午後11時30分、ようやく機内食の時間になりました。注文は事前に済ませてあったので、CAは注文どおりに配るだけという方式でした。DeltaOneの搭乗客は満席でも28人なので、この方式のほうが合理的でしょう。

 私は3種類の洋食メニューの中から、「牛肉の煮込み」をチョイス。付け合わせには「サーモンマリネと豚肉のコンフィ」、「ビーツと筍入りグリーンサラダ」が付いていました。マダムは和食を食べたいということで、Webサイトから事前に予約しておきました。メニューは前菜が「海老の味噌風味、サンマの幽庵焼き、甲州鶏」、小鉢「焼き茄子と豆腐、鶏味噌がけ」。そして主菜が「鯖の生姜煮」。

 私の牛肉の煮込みはナイフなしで肉が切れるくらいやわらかく、非常においしいお肉でした。付け合わせも上品で、とてもおいしいお食事でした。マダムの和食ですが、味は悪くなかったものの、見栄えがいかがなかもかと思いましたね。まるでお母さんが作る家庭料理みたいなんです。主菜の「鯖の生姜煮」がそうさせているのでしょう。


Free Wi-Fiを試してみたのですが
   

マダムがスマホのLINEが送れたというのでPCを取り出しつないでみたのですが・・・

やはりというか、インターネット接続は有料でした。ええ?LINEってネット使ってないんですか?

Free Wi-Fiを試してみたのですが
  

食後のデザートにはハーゲンダッツのアイスクリーム。CAが「ソースにチョコとベリーがあるわよ」と告げたので、私はベリーをかけてもらいました。

  

日本時間ではもう午前0時半。そろそろ眠りにつくことにします。

シートをフルフラットにすると、全身を真っ直ぐにして眠ることができるのです。短い時間ですがぐっすり眠れそうです。

デザート食べてお休みタイム
  

 離陸したのが午後10時40分なので、食事タイムが深夜になることは仕方ありません。デザートが配られたのは午前0時すぎだったので、すでにマダムは就寝していました。私はハーゲンダッツのアイスクリームをしっかりいただき、その後、シートをフルフラットにして眠ることにしました。

 私の座席は最前列なので、前方荷物入れの下部が足を伸ばすスペースになっているようでした。通常の座席は隣のテーブルの下部がそのスペース。そのためにDeltaOneのシート配列は左右交互になっているのです。飛行機の座席もここまで来たかと、思わず納得しながら眠りにつきました。


今までなら夜明けを見てたのに・・・

何時間寝ていたのか、目が覚めたら外はすっかり青空でした。

ハワイ行きの往路便で、こんなぐっすり眠ったのは初めてです。

ぐっすり眠れました
  

到着1時間ほど前になったところで朝食の時間になりました。

 

ところでこのテーブルなのですが・・・

固定テーブルの上を片付け、ボタンを押して天板を開き出し入れしなくてはいけません。

天板の下からスライドして引っ張り出せると、この固定テーブルの上を毎回片付ける手間がないのですけどね。

おいしい朝食でした
  

 就寝前に時計をハワイ時間に直しておいたので、起床時間は現地時間の午前9時30分を回っていました。眠りについたのは確か午前5時過ぎだったと思うので、4時間以上熟睡することができました。飛行時間の短い往路便で4時間以上熟睡できたのはもちろん、DeltaOneのフルフラットシートのおかげ。

 なぜ目が覚めたのかはすぐにわかりました。到着1時間前の朝食の時間になって、機内の照明がついたからだったのです。もしアイマスクして寝てたら、朝食が配られるのにも気づかず、着陸直前まで寝続けていたかもしれません。

 すぐに朝食が配られました。メニューには「季節のフレッシュフルーツ、パンの盛り合わせとジャム添え」と書かれていました。パンはやわらかいクロワッサンとパン・オ・ショコラ。ほかに大きなブルガリアヨーグルトも付いていたので、全部食べたらお腹いっぱいになりました。とてもおいしい朝食でした。

 DeltaOneのシートについて調べたとき、誰かのSNSで毎回テーブルの上を片付けないとテーブルを出し入れできないのが残念という記述を読んだことを思いました。せっかくの大きなテーブルなのですから、天板を開閉するのではなく、横からスライドして引っ張り出せる構造だったらよかったのにと思いました。


現地時間13日午前11時03分ランディング

午前10時40分頃、ディセンディング開始。

機内アナウンスで現地は雨とのこと。どのくらい降っているのか気になり出しました。

ディセンディング開始
  

オアフ島が見えてきました。

眼下には「コオリナ・リゾート」。

そしてH1ハイウェイの西の終点。

だんだんとパールハーバーが近づいてきました。

晴天ならもっときれいに見えたのですけどね。

ファイナルアプローチ
  

午前11時03分、RWY8Lにランディング。

定刻より20分以上早く着いちゃいました。

もっと長く乗っていたかったです(^O^)。

到着スポットは入国審査場に近い「D2ゲート」。歩く距離が短くてラッキーでした。

また、ボーディングブリッジを通ったあと、シップを間近で見ることができました。

ダニエル・K・イノウエ空港RWY8Lにランディング
  

ダニエル・K・イノウエ空港のターミナルMAP。D2ゲートは近くていい場所なんです。

さよならB767-300ER。 今度は1週間後に!

となりのD1ゲート待合室からも見ることができました。

わずか20分で入国審査を済ませ個人出口から出ました。

入国審査もスムーズに
  

 まもなくして、ダニエル・K・イノウエ空港へのファイナルアプローチコースに入りました。最終着陸態勢に入ったとの機内アナウンスが流れ、シップの高度が下がり始めました。イングラウド後は揺れるかと思いましたが、予想ほど揺れずに雲の下に出ました。

 ポートサイド前方にオアフ島が見えてきました。そして軽くレフトターンしてホノルル空港のILSアプローチへ。眼下にミッキーマウスがいるコオリナリゾートを眺め、H1ハイウェイの終点を通過するとパールハーバーも目の前。地上が近づいてくると、かなり雨が降った様子が見てとれました。

 ほとんど揺れることなくディセンディングを続け、現地時間の13日午前11時03分、RWY8Lにタッチダウン。7時間23分の夢のような時間が終わった瞬間でした。到着ゲートは幸運にも入国審査場に近いD2ゲート。セントレアでも出国審査場から近い19番ゲートから出発したし、この便は空港での使用ゲートには実に恵まれていたと思います。

 D2ゲートに到着後、すぐにL1ドアが開きました。D2ゲートからは階段を上下するだけで入国審査場へ。私たちは幸運にも混んでいないレーンに並ぶことができ、到着してわずか20分で入国審査を済ませることができました。




この日のDL612便のFlightradar24の飛行記録。日本を離れてからミッドウェー島近くまではレーダーロストしていました。飛行高度は当初31,000ft、途中で35,000ftに上昇していました。飛行時間は7時間23分、飛行距離は6,477kmでした。
 


 
ハワイからの帰国便 2018年9月18日のHNL-NGO間のDL611便                   

2018年9月18日DL611便搭乗ビデオ(再生時間約34分)
 

ワイキキのホテルから定額料金の$29.00に税とチップを合わせ、$34.50払いました。もちろんカード払い。
  

「ロビー7」はデルタのほかアメリカンと中国東方航空が使用。電光掲示になって逆に見づらくなったと思います。

ロビー7のチェックインカウンターは壁寄りにあって、手前にはセルフチェックイン機があるだけ。

セルフチェックイン機でチェックインしようとしたら、デルタ航空のグラホさんが手伝ってくれました。

セルフ機から出てきたボーディングパスを持ってチェックインカウンターへ。ここで荷物を預けたのですが、1個のスーツケースに「HEAVY」のタグを付けられました。重量は60lb(27Kg)なので重量オーバーではありません。取扱注意なのでしょう。

私のボーディングパス。復路便もポートサイドの「1A」。

マダムは反対側スターボードサイドの「1D」。機内では離れ離れです。


 

 

バゲージのタグ3枚。「HEAVY」は驚きました。そして「SKY PRIORITY」はデルタ航空ビジネスクラスの優先受取りタグ。

厳しいセキュリティチェックを通ります。

意外にすんなり通過しました。空いていたのでそう感じたのかも。

そして、ここがデルタ航空のビジネスクラス・ラウンジ「デルタ・スカイクラブ」。わかりやすい場所にありました。

セルフチェックイン後荷物を預けて
  

 ロビー7に入ると、だだっ広い空間にセルフチェックイン機が何台か置いてあり、各自でセルフチェックインを行っていました。わが家もセルフ機に向かったのですが、デルタ航空のグラホさんがお手伝いしてくれました。パスポートをかざすと昨夜入力した情報が表示され、ここではパスをプリントするだけですんなり完了。やはり事前チェックインをしておくと楽ですね。

 感熱紙のパスを持ってカウンターへ。ここでスーツケースを預けたのですが、1個のスーツケースに「HEAVY」のタグを付けられました。重量は60lb(27Kg)なので重量オーバーではありません。単なる取扱注意なのでしょう。ここではラウンジ入場券などは何ももらえず、ラウンジの場所を案内されただけ。日本のエアラインがあれこれ出し過ぎなのかもしれませんが、せめて感熱紙でないボーディングパスくらいは欲しいですね。

 すでに午後2時を回り、出発のピークを過ぎていたこともあってか、いつもならかなり時間のかかるセキュリティチェックをすんなりと通過。さっそくマダムと2人で「デルタ・スカイクラブ」に入りました。しかし私は駐機中の飛行機たちのことが気になり、すぐにラウンジを出て、エプロンに駐機している飛行機写真を撮りに向かいました。


ダニエル・K・イノウエ空港ウォッチ

ダニエル・K・イノウエ空港のターミナルMAP。ターミナルとゲート番号が替わりました。

セントラル・コンコース寄りのF1ゲートにはANAのB787がいました。

ダイヤモンドヘッド・コンコースにエアアジアXのA330-300。

ちょうどセントレア行きのデルタ航空の臨時便がタクシーアウトするところ。

そしてこれが今日のセントレア行きDL611便。機材はB767-300ER。

エバ・コンコースはハワイアン航空のA330-200が埋め尽くしていました。

ダニエル・K・イノウエ空港をウォッチ
  

中央通路部分の天吊型フライト・インフォメーションモニター。

もう少し大型のモニターのほうが見やすい と思います。

ちょっとDFSへ寄って・・・

チョコレート・カバード・パイナップルの値段をチェック。

かなり変わった制限エリア
  

 デルタ・スカイクラブでくつろいでいる場合ではありません。私には空港エプロンの飛行機たちを写真とビデオに収める重要なミッションがあるのです。まずはオープンエアの通路からダイヤモンドヘッド・コンコース方面をウォッチ。

 この時間に残っている日本行きの飛行機は数少なく、ANAのB787が1機とエアアジアXの関空振替のセントレア行きA330-300が1機いるのみ。沖にはセントラル・コンコースから押し出されたデルタ航空の関空振替のセントレア行きB767-300ERがタクシーアウトするところでした。そして、セントラル・コンコースのE3ゲートには、今日搭乗するセントレア行きDL611便が駐機。機材は関空振替の臨時便と同じB767-300ER。

 いつもならJAL便が何機もいるエバ・コンコースを見渡すと、今日はハワイアン航空のA330-200が何機もいました。今まで何度も利用してきたダニエル・K・イノウエ空港(今まではホノルル空港でしたが)ですが、ターミナル名やゲート番号が替わっただけでなく、日本行きJAL艦隊がいなくなったあとの風景を見ることができました。

 そのため、ダイヤモンドヘッド・コンコースやエバ・コンコースへわざわざ行く必要もないので、空港ウォッチはこのくらいで切り上げ、DFSへチョコレート・カバード・パイナップルの値段を見に行きました。すると1箱$14.00で6箱パックが$70.00。ドールプランテーションで売られていたのが$72.95+税でしたから、思ったよりも安くありませんでした。


再びデルタ・スカイクラブへ

空港ウォッチを20分ほどで切り上げ、再びデルタ・スカイクラブへ。

受付でカウンターの写真撮っていいですかって聞いたら、「私を撮ったらダメよ。代わりにあなたを撮ってあげるって・・・(^_^;)」。

ラウンジの中はとても静か。

さっそく、ドリンクとミールを取って来ます。

ジュースコーナー。

アルコールコーナー。ビールは2種類ありました。

中央のテーブルはおつまみ系。

こちらはホットミール。

私はビールとパスタ、シチュー、パン、フルーツをもらってきました。

さっそくパソコンを起動しインターネットに接続。

デルタ航空もDL611便のあとには2便あるだけ。

午後3時40分になったところでラウンジを出て、E3待合室へ移動することにしました。

デルタ・スカイクラブ
  

 午後2時20分過ぎにデルタ・スカイクラブへ戻って来ました。もっと長く空港ウォッチをするつもりでしたが、思いのほかターゲットがいなくて、うろうろして疲れるよりも、ラウンジでくつろいでいたほうがいいと思ってしまったのです。私も歳を取った証拠ですね。

 あらためてデルタ・スカイクラブへ入り、受付カウンターのレディに「カウンターの写真を撮らせてください」と頼んだところ、「だめよ、私を撮ったら。じゃあ、私があなたを撮ってあげる」って、本来の趣旨は伝わっていなかったのですが、私が写っている写真はほとんどないので、まあいいかということにしました。ということで恥を顧みず、私の写真を載せさせていだきました(^O^)。

 デルタ・スカイクラブはセントレア・グローバルラウンジとは違って、ホットミールやおつまみも充実。アルコール類もビールが2種類のほか、各種カクテルをバーテンが作ってくれるのです。ホットミールにはカレーライスやパスタなどもありましたが、ここで満腹にしてしまって、おいしい機内食が食べられなくならないように、ややセーブして持ってきました。おかわりは自由ですしね。

 ビールを飲みながら、パソコンを出してインターネットに接続。パスワードは受付で教えてもらってあったので、それを入力して接続完了。ここでハワイ滞在最後の書き込みをしました。そして、搭乗時間の20分前になったところでラウンジを出て、E3ゲートの待合室に向かいました。


E3ゲートへ

セントラル・コンコースへのオープンエアの通路に来たのですが、E1ゲートにB757が入ってしまい、残念ながらDL611便が見えなくなっていました。さっき撮っておいてよかった。

まさかダニエル・K・イノウエ空港に、デルタ航空の機体がこんな並ぶ時代が来るとはね。数年前には想像もつきませんでした。

セントラル・コンコースの自動ドアを入ると、昔ながらの大型モニターがありました。

E3ゲートの待合室に入ります。

待合室のモニター表示は以前と変わらず。

セントラル・コンコースの待合室はゲートごとに壁で区画されているので、スターボードサイドは撮影できないのです。

機体の正面からはコクピットのキャプテンの姿が見えました。

今日の便のY席の搭乗率がわかりませんが、これだけの人がいればほぼ満席なのでしょう。大変結構なことです。

E3ゲート
  

 午後3時30分、搭乗の30分前にE3ゲートへ向かいました。マダムが搭乗する機体の写真を撮りたいというので、セントラル・コンコースへのオープンエアの通路に向かったのですが、手前のE1ゲートにB757が入ってしまって、残念ながら私たちの乗るDL611便が見えなくなっていました。

 しかしマダム曰く、「別に同じデルタ航空の飛行機だし、これでもいい」って。私たち飛行機マニアからすると、B767とB757って胴体の太さが違うし、全く別物なんですけど、普通の人から見ると、飛行機って航空会社のカラーリングがいっしょだったら、こんな感覚なんでしょうかね。

 ダニエル・K・イノウエ空港の待合室はゲートごとに壁で区画されているので、機体を正面に見ることはできても、PBBの邪魔にならないスターボード・サイドから飛行機を撮影できない欠点があります。ここに限らずどこの空港でも、搭乗待合室に入ってしまうと、飛行機撮影は難しいですけどね。


機内へ入ります

午後4時が搭乗開始予定時刻。

搭乗準備ができたようで、午後4時04分に搭乗開始のアナウンス。

私はいちばんにPBBを通りました。
 

そしていよい機内へ。パーサーが忙しそうに準備していました。

ここが私の座席。往路と同じ場所というのは、本当はおもしろくないのですが、離陸時の景色を見るのは断然ポートサイド。だったら「1A」ですよね。

DeltaOneの窓側座席は1列なので、座席番号シールもこのとおり。

ウエルカム・ドリンクのカクテルをいただきます。ビデオではシャンパンと言っていますが、カクテルでした。

機内へ入ります
  

  ボーディングパスには搭乗開始時間が午後4時と書いてあったので、午後4時近くなった段階で、搭乗口にいちばん近いシートに移動して待つことにしました。そして午後4時04分、搭乗開始のアナウンスがあり、私はいちばんに搭乗口に入りました。

 PBBを通って機体の前に来た時、私が立ち止まって写真を撮っているうちに、うしろから来た人に機内一番乗りを先越されてしまいましたが、ガラガラの機内に入ることができ、混雑する前に機内の写真を撮ることができました。

 私の座席は往路と同じ「1A」。往復同じ場所というのは、本当はおもしろくないのですが、離陸時の景色を見るのは断然ポートサイドがいいのです。だったら最前列シートの「1A」ですよね。


ウエルカム・ドリンクを飲みながら

窓から見える機体がさきほどじゃまだったB757。

メニューが配られて夕食を選んでおいてと言われ、私は「クラブケーキのウニソース」に決めました。

復路便では途中に2度も軽食サービスがあるのです。ワインは赤と白がそれぞれ2種類ずつ。

ウエルカムドリンクのカクテルを飲みながら
  

 座席に着いてすぐにウエルカム・ドリンクのカクテルがサービスされました。私はこれがシャンパンだと思っていたのですが、あとでメニューを見たら「特製カクテル」として、「ボンベイサファイアジンにクランベリーアップルジュース、少量のジンジャーエールをブレンドした特製デルタサンライズカクテル」と書いてありました。

 すぐにメニューが配られ、パーサーから「夕食を選んでおいて」と促されました。ここで和食をリクエストすることもできるのですが、マダムが和食を予約してあるので、ホームページの写真的には私は洋食のほうがいいわけです。洋食のメニューは「ビーフショートリブ」、「クラブケーキのウニソース」、「チーズトルテリーニ」の3種類あり、この中から私はロブスターを使った「クラブケーキのウニソース」を選びました。


まさかまさかのコクピット見学

私の座席からはドアの開いたコクピットが見えるので、立ち上がって撮影していたら・・・

CAさんが「コクピット入りますか?」って声掛けてくれて、キャプテンに入室の許可をとってくれました。

いやー、コクピットに入れたなんて、いったい何年ぶりでしょう。

さらに「コ・パイ席」に座らせてもらって、コ・パイさんが写真まで撮ってくれました。

この方がこの日のキャプテン。本当にありがとうございました。

まさかのコクピット見学
  

  搭乗開始から20分ほどで、機内に入る列が切れました。全員の搭乗まで待っているのか、それとも単に時間調整なのか、L1ドアは開いたままでコクピットの扉も開いたまま。私は席を立って、遠くからコクピットを撮影していたのですが、近くにいたCAさんが「コクピットに入りますか?」って私に声掛けてくれて、私が二つ返事で「はい、お願いします」と言うと、キャプテンに入室の許可をとってくれました。

 私が搭乗便のコクピットに入ったのは何年ぶりでしょうか。これが日本の航空機なら入れないところなので、ないものねだりになってしまうのですけど、もし日本人パイロットだったら、あれこれと飛行機の話ができたのですけどね。私は英語があまり得意ではないので、とてもじゃないですが英語でキャプテンと会話する勇気はありません。

 コクピットの計器類の写真撮影とビデオ撮影をしていると、コ・パイさんが「写真撮ってあげるから、コ・パイ席に座って」って言ってくれたのです。いや、もう、何と形容していいのかわからないくらい嬉しかったです。キャプテン、コ・パイさん、本当にありがとうございました。


午後4時45分ドアクローズ

復路便ではマダムは反対側の「1D」なので、飛行中に話をすることはなさそう。

そしてこれがこの便のDeltaOneの風景。まるでY席のように満席に近いのです。

午後4時45分、ドアクローズ。

午後4時48分、プッシュバック開始。

エバ・コンコースの先まで、延々と押されて行きました。

あれ、しまったダニエル・K・イノウエ空港に替わった空港ビルの写真撮り忘れてた!もう手遅れ。

午後4時55分、タクシング開始。離陸滑走路である「RWY8R」まで地上走行。

ドアクローズ    プッシュバック    タクシング
  

ダニエル・K・イノウエ空港のチャート。離陸用の「RWY08R」はずっと沖にあります。

これがFlightradar24に残っていたこの日のDL611便が実際に走行したダニエル・K・イノウエ空港のタクシーウェイの地上走行ルート。Flightradar24ってほんとすばらしいですね。
 座席に戻り、興奮まだ冷めやらぬうちに、出発準備が完了したようでした。実にいいタイミングでコクピットに入れてもらえたわけです。午後4時45分にドアクローズ。機内アナウンスが流れ、続けて日本人CAさんによる日本語アナウンスも流れました。

 ドアクローズから3分後の午後4時48分、プッシュバック開始。今日のE3ゲートは歩く距離が短くていい場所でしたが、その分、エプロンのずっと奥にあるゲートなので、機体は延々と押し出されて行くのです。機体が止まったのはエバ・コンコースの先。コンコースの形状がアルファベットの「E」の字形をしているダニエル・K・イノウエ空港の宿命でもあります。

 午後4時55分、トーイングカーが離れ、誘導していたカートがすごい勢いで離れていきました。これがJAL便ったら、機体がタクシーアウトする際に手を振って見送ってくれるのでしょうが、そこは文化の違いとでも言うのでしょうか。アメリカ人は実にサバサバしていると思いますね。

 午後5時ともなると、出発機はほとんどいないので、待ち時間なしでタクシング開始。ダニエル・K・イノウエ空港には着陸用の「RWY8L」と離陸用の「RWY8R」があります。出発機は途中、着陸用のRWY8Lをクロスして進み、遠くにダイヤモンドヘッドを見ながらRWY8Rに向かって進みます。


50さよならワイキキ、さよならハワイ

「RWY 8R」到着。ホールドショートすることなく、そのままラインナップアンドウェイト。そして「Delta611、Cleaed for Take off RWY 8R」。

午後5時04分、エンジン音が替わりローリング。

あっという間にエアボーン。

ホノルル港を眼下に見ながら1回目のライトターン。

そして、数時間前までいたワイキキが見えてくると・・・

つい涙でうるうるしてしまうのです。

2回目のライトターンでお別れです。さよならワイキキ、さよならハワイ。

マダムがシェードを開けて撮影していました。

これがそのときの写真。今離陸してきたダニエル・K・イノウエ空港が写っていました。

さよならワイキキ、さよならハワイ
  

これがダニエル・K・イノウエ空港の離陸パターン(SID)「HONOLULU ONE DEP」のチャート。「離陸後270ft以上1000ft未満ですみやかに右旋回し、磁方位155度を飛行すること」となっています。これが1回目のライトターン。日本のチャートと違って地形図が描かれてないので、実際にどのあたりを飛ぶのか、わかりづらいですね。

それならとばかりに、この日のFlightradar24の飛行記録を取り込んでみました。DAL611のアイコンの位置付近が、私が「さよならワイキキ、さよならハワイ、さよならダイヤモンドヘッド」ってつぶやいた場所です(^O^)。
 ダニエル・K・イノウエ空港は離陸用と着陸用の滑走路を分けているので、到着機待ちのホールドショートがありません。午後5時04分、RWY8Rに到着後、そのままラインナップアンドウェイトののちローリング開始。正確にはラインナップアンドローリングと言うべきでしょう。そんな管制用語はありませんけどね。

 エンジンフルスロットルで力強く加速し、滑走路を2400メートルほど走ったところでエアボーン。タイミングを逸しちゃいましたが、私はビデオ撮影しながら、「V1」、「VR」、「V2」なんて声を出して、パイロット気分で景色を眺めていました。

 離陸後、すみやかに1回目のライトターン。これは滑走路の先にはホノルルの街があるからなのですが、ここで思い切りライトターンする場合とワイキキ沖に近いところを飛ぶ場合がありますが、この便はわりと小回りしたのではないでしょうか。

 そして、眼下にはつい数時間までいたワイキキが見えてきました。この風景を見たくてポートサイドの座席を選んでいるのですが、実は私はこの瞬間がとても悲しいのです。目に涙を浮かべながら、「さよならワイキキ、さよならハワイ、さよならダイヤモンドヘッド」ってつぶやいていました。


フライトトラッカーを見ながら

30,000ft以上に上昇し水平飛行に入りました。

私は復路便でもフライトトラッカーを表示させておくことに。

フライトトラッカー@
  

これからしばらく太陽が沈んでいくのと同じ方向に飛行することになります。

1A座席から見た主翼とエンジン。このアングルで撮影するのにはちょっと前過ぎですね。

シートをリクライニングさせてゆったり。

赤ワインをいただきました。

シートをフルフラットに                    ドリンクサービスで赤ワイン
  

フライトトラッカーは暇つぶしにいいですね。

フライトトラッカーA                  フライトトラッカーB
  

 離陸後15分ほどで25,000ft以上まで上昇しました。このシップのエンターテインメントには、日本語吹き替えもしくは字幕スーパー付きの映画プログラムがないので、私は往路便と同様にフライトトラッカーを表示させておくことにしました。この点だけはJAL便やANA便に比べ、絶対的に劣る点だと思います。

 フライトトラッカーは「マイフライト」を選択し、その中にある「フライトトラッカー」を選択すると表示されます。ここにはもう1つ、「機材の詳細」というボタンがあるのですが、開いてみると座席数と飛行速度、航続距離が表示されるだけ。

 しばらくしてシートをリクライニングさせることにしました。足を伸ばせるって、ほんとうに疲れないです。背もたれ部分の角度も自由自在。しばらくしてドリンクサービスが始まり、私は赤ワインをもらいました。銘柄がどっちだっかたか忘れてしまいましたが、とてもおいしいワインでした。


1stミールというより夕食のお時間

私の「クラブケーキのウニソース」。とてもおいしい料理でした。

クラブケーキのウニソース
  

マダムの和食。復路便の主菜は「ブリの大根照り焼き、ソース添え」。

食後のデザート。今度はアイスクリームにチョコレートをかけてもらいました。

食後のデザート
  

地球の自転のほうが早く、太陽が沈んでいきます。

この時間帯に最新の映画でも見てたら、あっという間に2時間経っちゃうんですけどね。

フルフラットシート
  

 午後6時少し前に1stミールの時間になりました。私の席は最前列なので、いちばん最初に運ばれて来ました。私の料理は「クラブケーキのウニソース」。蟹とロブスター料理であることはわかっていましたが、どんなものが出てくるのか、全く想像もつきませんでした。

 クラブケーキのウニソースは、蟹のすり身をコロッケのような形状に成型して揚げたもので、ロブスター・テルミドールは、プリプリの身が食べやすいようにほぐしてありました。洋食共通のお皿には、「牛たたき、スモークサーモン」などがきれいに盛り付けられ、とてもおいしいお食事でした。

 マダムの和食の写真をもらいましたが、往路便と同様、和食と言っても、お寿司や刺身の盛り合わせが出るわけではなく、ノリオ・ウエノというシェフの創作料理。味はわかりませんが、豪華な和食を想像していただけに、ちょっと「?」が付く印象ですね。


あれ、もう2ndミールと思ったら・・・

離陸後4時間半ほど経ったとき、「卵とターキーベーコンのクロワッサン」が出されました。最初、「もう2ndミールの時間?」って驚いちゃいました。

ここでL1ドアとR1ドアの間の通路にあるギャレイをウォッチ。

セミワイドボディのB767のギャレイなので、ちょっと手狭に見えますね。

ここがコクピットへの扉。
 

L1ドアに機内サービスの時間を書いたメモが貼ってありました

DeltaOneの機内サービス中のパーサー。カッコイイです。

フライト中の軽食
  

再びフライトトラッカー。

ちょっと気流の悪いエリアを通過後、日付変更線を通過したので、ビデオカメラとデジカメの時計を日本時間に変更ました。

フライトトラッカーC
  

 離陸後4時間半ほど経ったとき、「卵とターキーベーコンのクロワッサン」が出されました。私は少し寝ていたのかもしれませんが、最初、「もう2ndミールの時間?」って驚いちゃいました。これが「フライト中の軽食」だったのです。

 正直なところ、まだお腹は空いていませんでしたが、おいしそうだったので食べることにしました。これがおいしんです。この時間帯のミールサービスはエコノミークラスにはないので、機内が暗い状態なのが残念なところ。

 ここで一度、ギャレイをのぞきに行ってみることにしました。DELTA ONE用のギャレイはL1とR1ドアの間の通路部分にあり、セミワイドボディのB767のギャレイなので、ちょっと手狭に見えました。そして、L1ドアに機内サービスの時間を書いたメモが貼ってありました。飛行時間から各サービスの時間を割り振ってあるようでした。

 座席に戻ってしばらくして、ベルト着用サインが点灯。日付変更線を通過したあたりでしたが、かなり気流の悪いエリアを飛んでいるようで、39,000ftまで上昇していました。


2ndミールの「牛丼」が出されました

フライトトラッカーに日本地図が出るようになりました。

このすばらしいシートともあと1時間ちょっとでお別れ。

これが到着前のお食事(2ndミール)。牛丼には見えませんでしたけどね。

到着前のお食事
  

千葉県から日本上空に入り、眼下に伊豆半島が見えました。
 

セントレアへのアプローチ開始。今日は北からのファイナルアプローチで名古屋市内を飛行したので、もしかしたらわが家上空を飛んだかな?

機内に最終着陸態勢案内アナウンスが流れました。 

最終着陸態勢案内アナウンス
  

 午後7時10分頃、機内に明かりが点灯し、2ndミールの時間になりました。さきほど見たパーサーのメモ用紙にも、4回目のサービスは午後7時15分開始になってましたもんね。実はこの間にも1度、スナック菓子を配るサービスがありましたので、それを加えると計4回の機内サービスとなるわけです。

 私たちDeltaOneの食事はメニューには「牛丼」と書かれていました。しかし配られた料理はハワイのプレートのような、ライスの上に牛肉が乗っているのです。牛丼というよりも牛肉が乗ったライスといったほうが正確。決してまずくはありませんが、いわゆる日本の「牛丼」ではありませんでしたね。

 そしていよいよ日本上空にさしかかりました。フライトトラッカーの飛行予定ルートよりも北寄りを飛んでいたので、フライトプランではセントレアの使用滑走路をRWY36と想定していて、それが南向きのRWY18にチェンジになったため、北寄りのルートを飛んでいるものと推測しました。

 機内に最終着陸態勢案内アナウンスが流れました。つまり、管制がエンルートの東京コントロールから着陸空港のアプローチコントロールにチェンジするわけですので、私はエアバンドレシーバーの電源を入れ、セントレアAPRとの交信をウォッチ。今日のセントレアの使用滑走路は、やはり「RWY18」でした。

 今回、実は私、大失敗してしまいました。ビデオカメラって暗闇と強い光が苦手なので、ナイトフライトの景色を撮影していてピンボケにならないように、マニュアルフォーカスに切り替え、フォーカス距離を「∞」にしておいたのです。しかし、あとで見たら全然ピントが甘いんです。こんなことなら一瞬ピンボケになってもいいから、オートフォーカスのままにしておくべきでした。


午後8時30分、RWY18でランディング

セントレアAPRが「Delta 611,Cleared for ILS Z(アイエルエス・ズールー) RWY18 APR」。ILSによる最終進入を許可。名古屋港を左手に見ながら左旋回。そして管制はセントレアTWRへ。

新舞子沖で「Delta 611,Cleared to land」。着陸支障なし、つまり着陸許可が出ました。

午後8時25分、RWY18へタッチダウン。ちょっと衝撃を感じたランディングでした。

管制はTWRからGNDへ。セントレアGNDから「Delta 611, Taxi to Spot19」。

午後8時30分、出発したときと同じ「19番ゲート」に到着しました。

Delta611,Cleaed to land
  

これがセントレアへの北からのAPR用「ILS Z or LOC Z RWY18」のAPRチャート。QUEST(クエスト)とORVIL(オービル)は仮想地点なので、実際地上にマーカーがあるわけではないのです。

そしてセントレアの空港チャート。19番ゲートはターミナルビルに近くていい場所なんです。




これがこの日のDL611便のFlightradar24の飛行記録。途中34,000ftから39,000ftに上昇。日本に近づいてからは40,500ft飛んでますね。このときパイロットたちは酸素マスク付けたはず。それでも4万フィートまで上がったということは、きっと4万以下は気流が悪かったんでしょう。キャプテンとコ・パイさん、おつかれさまでした。でも、タッチダウンはいただけませんでしたよ(^O^)。

ファイナルアプローチコースを拡大してみましたが、この日は千葉から日本上空に入ったためか、名古屋市のほぼど真ん中を東から西に突っ切っていました。DL611便がわが家上空を通過するときは、きっともっと北から日本上空に入っているのでしょう。
 セントレアAPRには東セクションを担当する119.175Hzと西セクションを担当する121.050Hzがあり、この便も順にハンドオフされながら、西の121.050Hzが「Delta 611,Cleared for ILS Z RWY18 APR」。ILSによる最終進入を許可。名古屋港を左手に見ながら左旋回。そして管制はセントレアTWRへ。

 外は真っ暗なので正確な位置はわかりませんでしたが、新舞子沖まで飛んできたところでセントレアTWRが「Delta 611,Cleared to land RWY18」。18滑走路への着陸支障なし、つまり着陸許可が出ました。
 
 シップは順調に高度を下げ、午後8時25分にRWY18にタッチダウン。この際、ちょっと衝撃が大きくて、テーブルの上に乗っていたペットボトルが何本か機内を転がっていました。機体を着地させる際の決心高度が高すぎたかも・・・。

 それはこのくらいにしておいて、セントレアTWRがセントレアGNDとコンタクトするよう指示し、セントレアGNDとコンタクト。セントレアGNDから「Delta 611, Taxi to Spot19,Via A4,B4,E5」のルート指示。残念ながら動画は真っ暗でしたけどね。


到着後、わずか15分で出口へ

「あーあ、着いちゃった」ってのが本心です。

19番ゲートは比較的近いゲートなのですが、それでも結構歩かされました。

さよなら、Delta611便。

飛行機を降りて
  

約5分歩いてようやく入国審査場に到着。

パスポートにスタンプ押してもらわず無人ゲートを通過。すぐにスーツケースを受け取り「出口」へ。

飛行機降りてから、わずか15分で制限エリアを出ました。

わが家の旅行記お約束の「到着ボード(今はモニターですが)」写真。

セントレア自慢のバリアフリー通路を通って名鉄空港駅へ。

ただいま到着
  

 搭乗機が空港のスポットに入った瞬間って、多くの人は「ああ、着いた。早く降りて入国審査場に急がなくちゃ」って思っているのでしょうけど、私は「あーあ、着いちゃった。もっとずっと飛んでてくれればよかったのに」です。この日のフライトは8時間20分でしたので、真冬に帰国する場合よりも1時間も早いです。今度は真冬に乗らなくちゃ(^_^;)。

 デルタ航空のホノルル便はいつも19番ゲートを使用しているのかわかりませんが、今回出発した13日もこの日も19番ゲートでした。19番ゲートはターミナルビルに近いいい場所なので、きっと使用料も高いんだろうなぁなんて、また無駄な心配をしてしまいました。そんなことを思いながら飛行機を降り、途中、乗って来た飛行機を撮影できる唯一の場所で立ち止まって、写真とビデオ撮影しました。

 そして、手荷物受取レーンでは「SKY PRIORITY」タグのおかげで、すぐにスーツケースが出て来ました。税関もすんなり通過し、出口から制限エリアを出ました。このときまだ午後8時45分だったので、飛行機がスポットに到着してからわずか15分で制限エリアを脱出したことになります。さすがビジネスクラスですね。


 
 
航空券手配からWebチェックインまで                                       


 今回デルタ航空を選んだのは復路便のホノルル出発時間がJAL便よりも4時間以上遅い午後4時55分だったこと。これなら最終日もお昼過ぎまで自由に行動できると思ったのです。ちなみにビジネスクラス航空券のお値段はJALもデルタも同額でした。
 


★座席の予約

 往路のDL612便の座席指定ページ。今回予約したのは出発5か月前でしたが、すでに半分近く埋まっていました。往路はホノルル空港(今はダニエル・K・イノウエ空港でしたっけ)へのファイナルアプローチを見るのに、断然ポートサイド(機体左側)がいいので、私は最前列の「1A」、マダムは次の「2A」を選びました。
 

  シートマップで自分の座席にマウスポインタを乗せると、この座席での機内サービスがバルーンで表示されます。読んでると、何だかクスッと笑えてしまいます。
 

 続いて復路のDL611便の座席指定ページ。復路もホノルル空港を離陸して急旋回する際の眼下のワイキキを見たかったので、私は往路と同じ「1A」を選択しました。しかし、すでに「2A」が埋まっていたので、マダムの座席はスターボードサイド(機体右側)最前列の「1D」を選びました。左右バラバラですが、機内で会話することも、あまりないでしょう。
 

  今回、燃油サーチャージの値下がりを待つメリットもないので、座席指定後すぐに決済しました。デルタ航空のウェブサイトはすべて日本語なのですが、慣れてないせいかイマイチ使いにくかったです。
 

★日本食の事前予約

人気の日本食は特別サービスから事前に申し込むことができます。

 マダムは往路・復路便とも日本食をリクエスト。私はホームページの旅行記で、日本食と洋食の双方をレポすることを考慮し、リクエストしないことにしました。

 ただ、せっかくビジネスクラスに乗るのに、往路便の機内食が出される時間が午前0時前後と思われるので、もしかしたら往路便はほとんど口にしないかもしれません。

 復路便は時間的にほぼ夕食タイムなので、帰りはガッツリとビジネスクラスの機内食を堪能しようと思っています。
 

 今回の航空券の決済書。航空券自体はひとり20万円ですが、12,000円のサーチャージ、エアポートTAXなど、それ以外で合計ひとり21,540円かかりました。今回のハワイ旅行の2人分の航空券代は44万3080円。こんな贅沢は一生に何度もあることではありませんけどね・・・。
 

 これが今回利用するデルタ航空が中部/ホノルル便に使用している「ボーイング767-300ER」の1/200モデルプレーン。搭乗するのが待ち遠しくて、早々にモデルプレーンを購入しちゃいました(^_^;)。

 ボーイング767-300という機種はJALやANAも現役で使用していますが、すでにボーイング787という後継機種が飛んでいることもあり、一世代前の旅客機であることは否めません。そのため、今回の利用が私にとって最後のボーイング767搭乗になるかもしれません。
 今回、日本発着便では初のデルタ航空利用。名古屋からはJALとデルタがホノルル便を運航していて、どちらを利用しても航空券は同額でした。どちらのビジネスクラスも評判はいいので、ホノルルからの復路便の出発時間が遅いデルタ航空を選びました。ホノルル出発時間がJAL便よりも、4時間以上遅いのです。

 それ以外、あまり細かくチェックしませんでしたが、デルタ航空は日本には加盟エアラインのない「スカイチーム」に加盟しているため、空港ラウンジも同アライアンス系の大韓航空のラウンジを使うことになってるのですが、セントレアの大韓航空ラウンジが午後7時には閉まってしまうのです。そのため、セントレアのグローバルラウンジを使うことになるのですが、それでも午後9時には営業終了。搭乗開始時間までラウンジを開けているJALと比べると 、ちょっと劣っていたかなとあとになってから思いました。


久しぶりにデルタ航空のウェブサイトで座席をチェックしてみたら

こちらが9月13日のセントレア発DL612便の「Delta One」。すでに残席1です。

そしてこちらが9月18日のホノルル発のDL611便の「Delta One」。こちらもすでに残席2。すごいですね。

 
 久しぶりにデルタ航空ウェブサイトから予約内容をチェックしてみたのですが、何と何とビジネスクラス「Delta One」の残席があとわずかになっているじゃないですか。リゾート路線であるホノルル便のビジネスクラスがこれほど埋まるとは、座席数がそれほど多くないとしてもすごいことだと思います。

 ほかの曜日の便まではチェックしていませんけど、国際線はビジネスクラスが何席売れるかで、採算が決まるわけですので、デルタ航空のセントレア/ホノルル便は意外に成績いいのかもしれません。大変いいことです。


これも関空閉鎖の影響?ついに往路便は満席に

こちらが出発前日にチェックした9月13日のセントレア発DL612便の「Delta One」。 ついに満席です。

そしてこちらが9月18日のホノルル発のDL611便の「Delta One」。こちらもあと残席1。すごいですね。

 
  出発前日になって、再びデルタ航空のウェブサイトで予約状況をチェックしました。私たちの予約が変更になっていることはあり得ませんが、残席数が気になってチェックしたのです。すると、何とついに往路のDL612便は満席になっていました。これも関空が閉鎖されている影響なのかもしれません。でも、今の時期、関空からの振り替え用に、セントレアからもう1便臨時便が飛んでいるのですけどね。

 復路の18日のDL611便も、ついに残席1になっていました。こんなにビジネスクラスが混んでいるというのは、エアラインにとってウハウハなのではないでしょうか。それともY席がオーバーブッキングした分を、ビジネスへのUPGで調整したとか。何にせよ、すごいことですね。
出発前日にウェブチェックイン

  出発前日の9月12日夜、デルタ航空からウェブチェックインの案内メールが届きました。多分、搭乗24時間前になると、自動的に送信されるのではないかと思います。てっきりチェックインは完了しているものと思っていたので、さっそくデルタ航空ウェブサイトからチェックインすることにしました。
 

  まずはログインして、チェックインボタンを押してチェックイン画面を開きます。そういえば、この画面を今まで見た記憶がありません。
 
 

  日本語ページがあるからいいものの、JALなどのウェブチェックインと比べると、まだ、こんなたくさん入力しなくちゃいけないのかってカンジです。
 

  マダムとの2人分の入力を終えて「確認」ボタンを押したら、しばらくお待ちください画面になりました。
 

  おっと、まだ終わりじゃなかったんです。次に預けるスーツケースの数量を入力。JALはビジネスクラスだと3個まで預かってくれますが、デルタ航空は2個までなんですよ。それにスーツケースの許容サイズもJALより小さいのです。
 

わが家は1個ずつなので、それぞれ1を入力。
 

これで終わりかな?
 

おお、やっと完了したようです。
 

わが家はアナログなのでパスは印刷して持参。
 

インクジェットプリンターで印刷完了。でも、ちょっと味気ないですね。
 

ようやくチェックイン手続きすべて完了。


旅程ページに「チェックイン済み」が表示されました。

  出発前日の夜、メールボックスの迷惑メールに、デルタ航空からのメールが仕分けられていて、受信トレイに移動して見てみたところ、メールはウェブチェックインの案内でした。私はすでにチェックインを済ませていた気でいたので、さっそくデルタ航空ウェブサイトにログインし、チェックイン入力しました。

 ウェブチェックインは今までも何度もやってきましたが、デルタ航空はまだこんなにたくさん入力するのかってカンジでした。きっとJALでも同様の情報を入力したのでしょうが、おそらくお客様情報入力の段階で、すでに入力済だったのではないかと思います。入力フォームをすべて記入し、次へボタンを押したら、今度は預けるスーツケースの数量を入力。やっぱり、JALより面倒だと感じました。

 最後にパスを印刷してウェブチェックインすべて完了。このプリンターで印刷するパスですが、カンタンでいいとは思いながらも、ちょっと味気ないと感じます。これも時代の流れですけどね。


★帰国便のチェックインは前日夜、ホテルの部屋から

パソコンを起動するとデルタ航空からチェックイン案内メールが届いていました。

事前にチェックインしておけば、空港で楽でしょう。

必要情報をすべて入力し・・・

預ける手荷物の数を入力。

これで入力する場所はすべて入力したはず。

チェックインはすべて完了。

あとは空港のセルフチェックイン機でパスをプリントするだけ。

 ホテルの部屋でパソコンを起動すると、デルタ航空からチェックインの案内メールが届いていたので、さっそくチェックインしました。ここではパスをプリントできないので、データのみ入力して、あとは空港のセルフチェックイン機でプリントする だけ。

                     DELTA大好き     DELTA大好き2                 

horizontal rule