FDAは現在6機のERJを保有しています。うち3機は短胴型のERJ170で、3機が長胴型のERJ175です。この6機にはそれぞれ別のカラーリングが施されていることから、レジを見なくても機体カラーで号機を見分けることができます。

 各号機のカラーリングと型式は、1号機が「ドリームレッド」のERJ170、2号機が「ライトブルー」のERJ170、3号機が「ピンク」のERJ175、4号機が「グリーン」のERJ170、5号機が「オレンジ」のERJ175、6号機が「パープル」のERJ175、そして2013年7月に登場する7号機が「イエロー」のERJ175となっています。

 名古屋空港発着路線にはこのうちの5機が使用されています。特に3機のERJ175はすべて名古屋空港発着路線専用に使用されています。残る3機のERJ170のうち、2機が名古屋空港朝夜発着便を中心に使用されていて、早朝名古屋空港に行くと5機の揃い踏みを見ることができるのです。



★午前7時、5色のFDA機揃い踏み♪

名古屋空港の展望デッキが開放になる午前7時に出かけました。
うーん、ナイトステイ5機の揃い踏みは壮観。
これからほぼ15分間隔で、1機ずつ出発して行きます。

別の日の同じ風景。
機体カラーが違うため、スポットが替わるだけで雰囲気が全然変わります。

 フィンガーコンコース北側の14A、14B。この日はグリーンの4号機とオレンジの5号機が駐機していました。

 フィンガーコンコース南側の12A、14Bです。手前がライトブルーの2号機で、向こう側がピンクの3号機です。

 この日はライトブルーの2号機とピンクの3号機が駐機していました。

 手前がドリームレッドの1号機、向こう側がパープルの6号機です。

 フィンガーコンコース先端にある13番スポットのパープルの6号機。

 同じく13番スポットに駐機中のオレンジの5号機。毎朝13番スポットが一番機として使用されます。

 この日の7号機は、午前7時30分発福岡行きの301便にアサインされていました。



マルチカラーのERJ機が次々に出発♪
 

  
 午前7時15分発のいわて花巻行き351便から、午前8時30分発の福岡行き303便 までの間、名古屋空港から15分間隔で次々に各地に向かって出発していきます。
  

 1番機は午前7時15分発の「いわて花巻行き」FDA351便。13番スポットのステイ機が出発。
 

 2番機は12Bスポットからの午前7時30分発FDA301便「福岡行き」です。

 3番機は14Aスポットから午前7時45分発FDA361便「青森行き」。

 続いて4番機は午前8時発の「熊本行き」FDA331便。12Aスポットから出発。
 

 5番機は12Cスポットから午前8時15分発「新潟行き」のFDA371便。

 最後に出発するのが午前8時30分発の「福岡行き」FDA303便。14Bスポットから出発します。
 

 FDAの名古屋空港での運航パターンは、午前8時前後に6機が各地に向かって飛び立ち、そのうちの4機が午前11時前後に1回目の帰還。そして30分のターンアラウンドを経て3機が再び各地に向かって離陸、次に戻ってくるのが午後2時前後、次が午後5時前後で、最後に戻ってくるのが午後9時前後です。
 基本的には長胴型の4機のERJ175は名古屋空港発着路線優先のようです。短胴型のERJ170は2013年夏スケ時点では午前7時45分発の青森便と午前8時30分発の福岡便に限定されており、1号機、2号機、4号機の3機のERJ170を撮影するには、朝便がオススメです。
 日中のターンアラウンドでは3機のERJ175が名古屋空港と全国各地を結んで飛行していますので、3号機、5号機、6号機、7号機の4機のERJ175は、比較的容易に撮影することができます。



★5機のERJが次々に出発♪

 最初の便は午前7時15分発のいわて花巻行きの351便。13番スポットの6号機が出発。

 この時間帯、展望デッキから滑走路方向は逆光なので、離陸機撮影には不向きなんですよね〜。

 遠くに御岳を望みながら、パープルの6号機がリフトオフしていきました。

 続いて14Bスポットから、午前7時30分発の福岡行き301便が出発。

 この日はオレンジの5号機がアサインされていました。
   

 いつ見ても、芸術的なほどの小回りですね。

タクシーアウトして4号機と5号機の位置が入れ替わりました。

そのまま、2号機と3号機の向こう側を通過。

御岳をバックに離陸シーンを撮影しましたが、
逆光状態での御岳写し込みはこれが限界です。

 続いて12Aスポットから、午前8時発の熊本行き331便が出発。

 この日はピンクの3号機が使用されていました。3号機はきれいなピンクですよ。

 3,5,6号機は、日中でも撮影できるERJ175ですので、名古屋空港ではおお馴染みの機体です。

ライトブルーの2号機とは、同じパステル調でよく合います。

 フルレングスではなく、W-2からインターセショクションDEPして行きました。

 インターセクションDEPした飛行機は、展望デッキよりもかなり北でリフトオフします。



★2機のERJ170も出発♪

 続いて午前8時15分発の新潟行き371便が、出発準備完了。

 FDAの整備士さんが、最後の機体チェックを行っています。

 そしてライトブルーの2号機も、くるりと転回を始めました。

 胴体の短い2号機は、より小回りしているように見えます。

 こうしてまた1機が出発して行きました。

 朝便の最後は、午前8時30分発の福岡行き303便。きれいなグリーンの4号機。

 逆光をきらっていましたが、慣れて来るにつれ、きれいに撮影できるようになりました。

 福岡行き303便は14Aスポットから左転回で出発。

 どうも14Aからは左転回、14Bからは右転回でタクシーアウトするようです。

 こうして5機すべてが、スポットアウトして行きました。

御岳をバックに滑走する、グリーンの2号機。



★ドリームレッドの1号機

 別の日に撮影したドリームレッドの1号機。同じく福岡行きの303便にアサインされていました。

 何とかいい光線をつかまえることができました。1号機をゲットしたのは、これで2回目です。

 12Aスポットから右転回で出発。

 超小回りをしてRW34をめざします。
 

 鮮やかな赤が映えます。

W-2からインターセクションDEPして行きました。

 インターセクションDEPですと、展望デッキを過ぎてからリフトオフします。

 春日井市街をバックに、力強く飛び立って行きました。
 

 きれいな青空に、真紅の機体がきれいですね。

 FDAの名古屋空港での運航パターンは、午前8時前後に5機が各地に向かって飛び立ち、そのうちの3機が午前11時前後に1回目の帰還。そして30分のターンアラウンドを経て再び各地に向かって離陸、次に戻ってくるのが午後2時前後、次が午後5時前後で、最後に戻ってくるのが午後9時前後です。
 基本的には長胴型の3機のERJ175は名古屋空港発着路線専用のようです。短胴型のERJ170は早朝便と夕方便に限定されており、午前8時15分に新潟便で飛び立った1機は日本国内を飛行したのち、午後4時50着の福岡便で戻ってきます。午前8時30分に福岡便で飛び立った機材も同様に日本国内を飛行し、夜の新潟便で戻ってきます。そのため、1号機、2号機、4号機の3機のERJ170を撮影するには、早朝の時間帯がオススメです。
 日中のターンアラウンドでは3機のERJ175が名古屋空港と全j国各地を結んで飛行していますので、3号機、5号機、6号機の3機のERJ175は、比較的容易に撮影することができます。


 
午後2時前後のターンアラウンド

 県営になった現在の名古屋空港ターミナルビル。外観は以前の国内線のままです。

 ここがFDAのチェックインカウンター。以前はJ-AIRのカウンターがあった場所です。

 ここに来れば各便の使用機材が実際のカラーリングで表示されているので、何号機が来るのか知ることができます。

午後2時前後のターアラウンドで、まず降りてきたのが青森からの364便。
この日はオレンジの「5号機」でした。

 PKO用に塗り替えられたC-130の手前をランディングする5号機。

 タンカー(KC767)と比べると、ERJ175は小さいですね。

 すでに地上スタッフによって準備されたスポットにピッタリ駐機しました。



続いてピンクの3号機到着

 今度は福岡からの306便、ピンクの3号機が戻ってきました。3号機もERJ175です。

 「航空自衛隊小牧基地」の格納庫前を通過する「3号機」。これこそ名古屋空港って写真でしょう(笑)。


 スポットに到着した3号機。これから地上支援車がやってきます。
    


 いいですね、機体1機ずつ違う色が施されているので、レジを見なくても、何号機なのかわかります。

 

 3号機には「ちびまる子ちゃんランド」のステッカーが貼ってありました。
   



今度は熊本からライトブルーの2号機が到着

 次にやってきたのは熊本から飛んできた336便、ライトブルーの「2号機」です。

 2号機は少し機体が短いERJ170なのですが、見た目でERJ170と175を見分けるのは難しそうです。

 2号機のライトブルーは、ほかの機体と比べると、やや色が薄いですね。

 滑走路の反対側で羽を休めているPKOカラーのC130の色と似ています。

 336便はいちばん遠い「スポット13」に入りました。

3機が揃ったフィンガーコンコース。
 
展望デッキからの距離が近いので、複数機を同時に撮影する際には、
広角(通称28mm)つきのデジカメをご用意ください。

 この日、私が見たFDA機は、青森からの364便がオレンジ色の5号機でERJ175、福岡からの306便がピンクの3号機で同じくERJ175、熊本からの336便がライトブルーの2号機でERJ170でした。
  3機が揃ったところで、同時にカメラに収めようとがんばったのですけど、この日持参したCanonのPowerShot G7には28mm広角がないので、ここまでが精いっぱいでした。 フィンガーコンコース全域を撮影するために、28mm広角のあるIXY DIGITAL 900ISも持参しようと思います。



★5号機がいわて花巻に向け出発

 熊本便が到着するのと入れ替わるように、5号機がいわて花巻に向けて出発して行きました。

 すごい転回半径ですね。ほぼその位置のままで転回してタクシングして行きました。

 「W-2」からインターセクションDEPするのかと思ったら、ちゃんと「W-1」から滑走しました。

 W-1から滑走してくれると、展望デッキの手前でリフトオフしてくれます。

 きれいな青空にオレンジの機体が上がって行きました。
  



続いて3号機が福岡へ

 FDAのターンアラウンド時間は基本的には30分。その間に機体整備と燃料補給を行います。

 この便もオンタイムに出発準備完了し、デリバリーと交信し、フライトプランの承認も終了。


 ERJの地上走行最小回転半径は何メートルなんでしょうね。
  


 ともかく小さなエプロンでも転回できるようになっているようです。

 

 ピンクのかわいい3号機もタクシング開始です。

 これが3号機のまる子ちゃんのステッカー。「ちびまる子ちゃんランド」の宣伝だったのですね。

 ERJ用のかわいいタラップカー。ベース車は軽自動車ですね(笑)。

オンタイムで福岡に向け離陸して行きました。

福岡便は見送りする人の数が多かったです。

 ERJにせよ以前J-AIRが使用していたCRJ200にせよ、トーイングカーを使わずに自走で方向転換をするのですが、その転回半径の小ささに驚かされます。前輪はほぼ90度まで曲がって転回するのです。
 続いて午後3時30分発の福岡行き307便がタクシングを開始。ここで私は意表を突かれました。滑走路の位置からして、てっきり左に転回するものと思っていたのですが、何とわざわざ反対方向である右転回したのです。
 307便もさきほどの355便同様、「W-2」からインターセクションをせずに、「W-1」までタクシングしてから離陸していきました。自宅でエアバンドを聞いているときは、多くの便がインターセクション・ディパーチュアをリクエストしているように思っていたので、この2便がいずれもW-1から滑走したことが、私にはちょっと新鮮に見えました。



★パープルの6号機をゲット♪

 次の到着機は高知からの344便で、パープルの6号機でした。

 6号機はFDAの中では最も新しい機体です。

 6号機のパープルですが、私が思っていたよりも、紫っぽい色ではありませんでした。

 いちばん遠いゲートにスポットインしました。

 セントレアでは自動化されて見られなくなったマーシャラーさんによる誘導。

 いいですね、地上スタッフとパイロットの共同作業ってカンジです。



★6号機と3号機テイクオフ♪

 6号機 は14時40分発のいわて花巻行き355便となりました。

 355便はインターセクションせず、W-1から滑走しました。

 青空にパープルがよく映えます。あとはレッドとグリーンです。

 続いて3号機が14時50分発の福岡行き307便となり、タクシーアウト。

 307便もW-1から滑走し、展望デッキまでにはすでにリフトオフ。

 RW34でのテイクオフシーンを撮影するには、W-1を経由したほうがいい写真が撮れます。

 私は午後2時前後のターンアラウンドに合わせて、名古屋空港に行っていました。しかし、何度か撮影しているうちにあることに気づいたのです。それは、日中3回ある「ターンアラウンド」のほとんどの機材に、ERJ175の3号機、5号機、6号機が充当されていることなのです。
 つまり、日中何度行っても、毎回毎回「ピンク」「オレンジ」「パープル」ばかりの写真になってしまい、「レッド」と「グリーン」「ブルー」を撮影するには、朝いちばんのナイトステイ機を狙うしかないということです。本当は2号機の「ライトブルー」もこの仲間だと思うのですが、以前一度熊本便として撮影したことがありました。多分あれは何らかの理由で「シップチェンジ」をしたのでしょうね。


 
朝しか見られない2機のERJ170揃い踏み

午前8時15分発の新潟行き371便と、
午前8時30分発福岡行き303便に使用される2機のERJ170。

日中も数回ターンアラウンドするERJ175と違い、
ERJ170の2機揃い踏みを見ることができるのは朝のみです。

 FDAに3機あるERJ170のうち、毎日2機が名古屋空港でナイトステイします。  

 赤の1号機は褪色が目立ちます。胴体のあちこちに塗装補修のあとがありました。
  

 この日は福岡行き303便がドリームレッドの1号機でした。  

 14Aスポットから、左転回してタクシーアウト。

 1号機の「赤」は、思っていたよりも赤くなかったです。

 そしてこちらがグリーンの4号機。この日は新潟行きの371便にアサインされていました。  

 4号機は「松本市」がスポンサーをしていて、ゆるキャラ「アルプスちゃん」がペイントされています。

 私は慣れてきたので、どの号機がどの便で戻ってくるのかわかるようになりましたが、慣れないうちは、チェックインカウンターのボードで確認すると間違えません。
 
 朝の名古屋空港展望デッキは朝日を正面から受けて逆光になるため、今まであえて避けてきました。しかし、全6機をコレクションするためには、そんなことは言っていられません。それに、日中撮影しづらいERJ170を撮影するのなら、午前8時15分と30分の2便に間に合うように行けばOKです。
 また、夏期なら午後4時50分に福岡から戻ってくるERJ170を撮影することも十分撮影です。ただ、それまでの3時間をどうやって潰すかですね。エアポートウォークにはミッドランドシネマもありますから、この間に映画を1本観るというのもいいかもしれません(笑)。



FDAの乗務員たち

 青森から到着した364便から降りてきたパイロット。FDAのパイロットは帽子をかぶっていません。  

 帽子をかぶらず空港エプロンを歩いているパイロットって、私は初めて見ました。

 こちらは福岡からの306便から降りてきたパイロット。女性1名を含め、3名が乗務されていたようです。

 青森からの364便から降りてきたCAさん。FDAのCAさんはみなさん「美人」ばかりでした(笑)。
  

 交代で乗務するCAさんと擦れ違いざまに、お話を始めました。FDAはLCCではないので、ちゃんと交代要員がいますね。

 花巻行き355便に向かうCAさん。残念ですが、彼女たちのお顔を拝見することはできませんでした。
  

 熊本からの332便から降りてきたCAさん。 ホントどの方もみなさんおきれいなんです。白いビニル袋は熊本からのおみやげでしょうか(笑)。

 FDAの乗務員についてもウォッチしてみました。まず気づいたのがパイロットが帽子をかぶっていないことです。パイロットの帽子には、機体点検時に目を守る目的もあると聞いたことがあるのですが、その点はFDAはどう考えているのでしょうね。
 それと、パイロットもCAさんもみんなエプロンを歩いて、フィンガーコンコースを通らなかったんです。エプロンを歩いたほうが対角線に歩けるから近いのが理由なのでしょうかね。そうそう1つご報告があります。FDAのCAさんは、みなさん美人揃いでしたよ♪

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