最新情報に戻る 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年
2011年 2010年 2009年 2008年 
2007年 
2006年 2005年 2004年以前

2007年12月30日
中部国際空港会社が、旅客の需要掘り起こしに躍起になっている。燃料費の高騰を背景に、航空各社が搭乗率の低い路線から運休するケースが相次いでおり、空港会社にとっては旅客の伸び悩みを引き金に減便や運休に追い込まれるのを防ぐことが大きな課題となっている。
 そのため、海外旅行の喚起を促す目的で地元テレビ局などと連携して旅番組を放送する企画や、中部地方に20万人滞在しているといわれる在日ブラジル人に、セントレアからエミレーツ航空やルフトハンザ航空を利用してブラジルにスムーズに帰国できることなどのメリットを訴えるなど、新たな顧客獲得のために営業活動を強化している。

2007年12月28日
中部国際空港の2本目滑走路建設で、神田愛知県知事は建設を促進する地元組織を発足させる意向を明らかにした。構成メンバーは愛知、岐阜、三重県と名古屋市の行政や経済界などが中心になるとみられ、設立時期は国が作成する予定の国土形成計画が出る2008年3月頃の見通し。
 2本目滑走路建設をめぐっては、国土交通相の諮問機関・交通政策審議会航空分科会が今年6月、「将来に向けて完全24時間化を検討し、フル活用を図る必要がある」と明記し、来夏に国が作成する次期社会資本整備重点計画(2008−12年)に反映されることになっている。

2007年12月27日
中部国際空港は新年1月1日から5月20日と7月19日から12月28日までの間、アートキルトミュージアム2008「源氏物語千年紀」を開催する。セントレアのキルトミュージアムは、空港会社の主催で毎年テーマを変えながら開催している。2008年は源氏物語が世に知られてからちょうど1000年に当たるとしてテーマに選ばれた。今回は日本人デザイナーに加え、ドイツ人デザイナー3名と韓国人デザイナー7名が参加し、合計33作品を展示する予定という。

2007年12月26日
中部国際空港の2007年11月の国際線旅客数は、前年とほぼ同じ46万1400人で、通年では対前年比3%増の374万8848人となった。国際線旅客便の発着回数は、11月は4%増の2931回と増加しており、通年でも9%増の2万4351回と増加しているが、便数の増加に対して利用者数の増加が伴わない傾向にある。一方、国内線の旅客数は同3%減の54万700人で、国内線の減少傾向に歯止めがかかっていない。国際線と国内線を合わせた合計は同1%減の100万2100人だった。

2007年12月25日
開港3年目を迎えた中部国際空港にとって、2007年は厳しい年になった。原油高による燃料費高騰で航空各社の採算性が悪化したことにより、この1年間に減便や運休の決定が相次いだ。開港以来増え続けていた国際線の便数も、2007年冬ダイヤで初めて減少に転じた。
国際線の旅客数は前年を上回るペースで推移しているが、増えているのは中国方面が中心で、ベトナム航空、マレーシア航空、コンチネンタル航空が路線運休を決めるなど、必ずしも順調とは言えない。貨物便の状況も明るくない。開港直後こそ順調に増加した取扱量も、2006年9月に減少に転じた。危機感を持った空港会社は、大韓航空と提携して韓国仁川を経由して世界10都市と結ぶ「セントレアコネクション」を打ち出したが、「経由便を使うこと自体は目新しくない」「着陸料や賃貸料の値下げでなければ意味が無い」など、荷物を預かるフォワーダーの反応は厳しいという。

2007年12月24日
世界に環境問題をアピールした愛・地球博の理念を引き継ぐため、愛知県は2008年度から中部国際空港の前島で、予算化された国の支援制度を活用しながら新エネルギーの実用化を目指す。実証実験を行う民間企業の誘致を進め、空港一帯を最先端研究の拠点にするという。
 新エネルギーは、地球温暖化を抑える石油代替エネルギーとして期待されるが、コスト面などから普及が進んでいない。2008年度に愛知県はNEDOから太陽光発電システムなどを無償で譲り受け、実証実験を継続するほか、新エネルギーの産業育成のため、前島に企業が実証実験を行うエリアを設定。企業の研究施設を募ることになっている。

2007年12月23日
エミレーツ航空は、NPO法人「ロシナンテス」がスーダンサッカー協会へ寄付する100個のサッカーボールを、名古屋からスーダンへの輸送に協力をした。これは、日本サッカー協会、電通グループ、日本ユネスコ協会連盟が共同で推進する「アジアの子どもたちにサッカーボールを届けるプロジェクト」の一環として行なわれたもの。

2007年12月22日
中部国際空港は12月22日と23日、常滑市内の子供たち50数名を招き、スカイデッキ・イルミネーションの点灯式を実施する。今年はイルミネーションの数を昨年よりも大幅に増やしたほか、25日までのクリスマス期間中はスカイデッキの入場時間を通常の21時から22時30分まで延長する。スカイデッキ・イルミネーションの開催期間は2008年2月24日まで。

2007年12月21日
中部国際空港では12月27日から来年1月30日まで、昨年に続き「セントレア・フォトコンテスト2007」の作品展を開催する。今年度の応募総数は入賞作12点を含む約350点で、会期中は全てを展示する。場所はセンターピアガーデン1階の「セントレア・ギャラリー」。また1月14日までは、航空関連グッズの販売や福袋を販売する。

2007年12月20日
伊勢市の宇治山田港と中部国際空港を来春から運航する予定の海上航路の名称が「お伊勢サンライン」に決まった。伊勢神宮の愛称「お伊勢さん」と、天照大神(あまてらすおおみかみ)から連想する太陽の英語(サン)を合わせた言葉で、146点の応募の中から選ばれた。 お伊勢サンラインは運航するセラヴィ観光汽船が中部運輸局に航路を申請し、来年4月20日に就航予定。片道約1時間で料金は大人2,600円、小学生以下1,300円。260人乗りの高速船など3隻で一日6往復する。

2007年12月19日
名古屋入国管理局中部空港支局は、年末年始(12月22日から1月7日まで)にセントレアから海外へ向かう人の需要予想を発表した。総数は12万8400人で、対前年比5%増と予想している。ピークは出国が29日の1万800人、帰国が1月5日で同じく1万800人。行き先別では韓国が最も多く2万1600人(対前年比5%増)、続いて中国の1万8000人、台湾の1万3200人、グアム・サイパンの1万2800人などとなっている。
 このほか長距離路線では、ヨーロッパ各地への接続や、サンパウロ線開設で在日ブラジル人の帰省の足となったエミレーツ航空のドバイ線が、対前年比68%増と大幅な増加となる見込み。

2007年12月14日
中部国際空港では、今年もスカイデッキをイルミネーションで彩っている。点灯しているのは長さ300メートルの「センターピア上部」のスカイデッキで、時間は毎晩午後5時から午後9時まで。電球7万3000個を使用し、光の帯の先から航空機が離着陸する光景が人気となっている。12月20日から25日までの5日間は、クリスマスウイーク特別期間として、デッキの開放時間と合わせて午後10時30分まで延長する。

2007年12月13日
都市部の法人事業税を地方に再配分する問題で、愛知県は減収額圧縮のほか、中部空港2本目滑走路をはじめ、西知多道路などの道路整備、航空宇宙産業振興、2010年の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の開催支援など8項目などを政府・与党に要請することを決めた。
 神田愛知県知事は、「意に反する方向で動いているのなら、少しでも影響を小さくするよう最大の努力をしてほしい。いくつかのプロジェクトの進行が停滞したり、支障が出ないようにしてほしいと要望した」と語った。

2007年12月12日
DHL Japanは、通関や保税倉庫機能を持つ自社の「中部国際空港ゲートウェイ施設」に、貨物の自動仕分け装置を導入したと発表した。これにより、貨物処理能力は1時間あたり7,500個と、従来の手作業に比べ約3倍に拡大される。特に対中物流を中心とした中部エリアでの貨物量増大に対応するほか、処理速度をさらにスピードアップして、サービス・クオリティを向上させることができるとしている。

2007年12月 8日
中部国際空港では、12月8日から「キルト工房ちくちくぱっちクリスマスキルト展」を開催している。南アルプスの麓にアトリエを持ち、手染め布の美しい風合いを生かしたオリジナルデザインのキルト作家、竹村竹美さんとキルト工房ちくちくぱっちの仲間たちが手染め布を使用し、「聖なる夜のクリスマス」をテーマに制作した15点を展示。キルト作品やキルトキット、手染め布などの販売も行っている。12月25日まで「センターピアガーデン」1Fの「セントレアギャラリー」で開催されている。入場無料。

2007年12月 6日
大韓航空は、現在週1便で運航している中部−仁川の貨物便を、12月13日から中部発の時刻を木曜深夜の2時05分に変更するとともに、運航ルートを仁川−ロサンゼルス−中部−仁川とすることを発表した。使用機材はB747-400Fで、貨物搬入時間が従来より2時間ほど延長される。仁川に早朝到着するため、木曜発の全便が世界へ同日接続可能となるほか、中国への接続では午前便は午後現地着と、日本からの直行便と変わらないサービスが可能となる。

2007年12月 4日
国土交通省中部運輸局は、12月6日に中部国際空港において、外国人の視点で空港内のサービス機能をチェックする「ひとり歩き点検隊」を実施する。国土交通省では昨年から、訪日外国人客を1000万人とする取り組みに向けた一環として、全国の国際空港を外国人の一人旅でも利用しやすくなるよう、点検調査を推進している。中部国際空港では、英語圏、韓国語圏、中国語圏からの8名の外国人が参加し、4つのルートに分かれてターミナルビルのアクセスプラザや出発・到着ロビー、国際線・国内線制限区域をチェックする。

2007年12月 3日
中部国際空港は今後の営業戦略について、「フライ・セントレア・キャンペーン」の継続、20万人とも言われる周辺地域在住の在日ブラジル人の需要開拓、国内他地域からの乗継需要や、「東海北陸自動車道」の開通をにらみ、北陸からのバスチャーター費用をサポートするなど営業活動を強化する。
 就航路線の充実については、格安航空会社(LCC)への働きかけを実施、大韓航空の格安航空会社も誘致する方針。また、ボーイングB787の就航も、新しいビジネスチャンスとして、新規路線設定に向け取組みを強化しているという。

2007年12月 1日
中部国際空港と名古屋鉄道、名鉄百貨店の3社は、12月4日から12月25日までクリスマス共同プロモーション「想いは、ひとつ」を実施する。セントレアの「なぞの旅人フー」と名鉄百貨店のキャラクター「ナナちゃん」が、サンタクロースバージョンでポスターやフリーペーパーなどに登場する。
 プロモーションでは、名鉄名古屋駅で柱巻き広告を展開するほか、主要駅と列車内にポスターを掲出するなどのクリスマスを特集。セントレアと名鉄百貨店でスタンプを集めると、先着2000名限定で「なぞの旅人フーのオリジナルノート」や「ナナちゃんのオリジナルキーホルダー」などがもらえる。

2007年11月29日
中部国際空港は、伸び悩む貨物需要の掘り起こしのために大韓航空と提携し、欧米やアジア向けに仁川空港を経由する低価格の航空貨物サービスを開始する。この地方にある年間70万トンの航空貨物のうち、中部に集まっているのはわずか23万8000トンに過ぎないため、成田や関西の国内ライバル空港に貨物が流れる原因を総点検してきた。
 その結果、成田や関西に比べ便数が少ない上に、運賃が割高なことが課題として浮き彫りになった。そこで大韓航空を利用して仁川空港経由の輸送需要を増やすことで、中部に貨物を集荷する土壌を整えることを選んだ。現在、大韓航空以外にも複数の海外航空会社と提携交渉を進めているという。

2007年11月28日
中部国際空港の2007年10月の旅客数は、前年同月比6%減の104万5500人となった。内訳は国際線旅客数が同2%増の48万2500人となったものの、国内線が同12%減の56万3000人に留まったことが影響している。通年では国際線が4%増の328万7000人、国内線が6%減の379万1000人。国内線旅客数の減少は就航便数の減便によるもので、2007年12月の1日あたりの国内線運航便数は、開港当初の94便から77便にまで減少している。

2007年11月27日
フィンランド航空は現在、中部−ヘルシンキ線にサンタクロースの描かれた機材を使用している。サンタクロースの描かれた航空機がセントレアに着陸すると、空港全体にひと足早いクリスマス気分を漂わせている。フィランド航空はフィンランドのサンタクロース財団公認のエアラインで、同社によると週1便くらいの割合でサンタクロースの機体にめぐり合えるという。

2007年11月25日
中部国際空港のスカイデッキで23日、恒例のイルミネーションが始まった。今年は、スカイデッキのイルミネーションの規模を拡大し約7万3000個の電球を使用。青や緑の電飾が飛行機の翼をイメージしたりツリーを彩ったりしている。この日は、来日中のフィンランドのサンタクロースとサンタ姿の「なぞの旅人フー」が点灯式に参加。サンタと一緒に写真を撮ろうと、多くの家族連れらが訪れた。
 また、ロマンチックな世界を楽しんでもらおうと、「2007セントレアあったかクリスマス」も開催されている。12月25日のクリスマスまで、ハンドベルやゴスペルのコンサートなど多彩な催しも行われる。旅客ターミナルビル内も、ツリーやリースで飾られ、クリスマスムードを盛り上げている。

2007年11月24日
愛知県の神田知事が国土交通省を訪問し、冬柴国土交通大臣に中部国際空港の第2滑走路の早期整備に関して要望書を提出した。また、先ごろ神田知事と中部国際空港の平野取締役会長らがヨーロッパと北米に訪問し、トップセールスを実施したことも報告。アジア・ゲートウェイ構想の枠組みにおいて、完全24時間化を目指した整備を訴えた。
 これに対し冬柴大臣は、必要性に理解を示しつつ、「まずは使うことが重要」と語り、便数増加という目に見える形で第2滑走路への需要を表現するべきとの考えを示した。中部国際空港では開港以来、国内線の就航を目的とした国内プロモーション、国際線対象の空港プロモーションなどの活動も展開しており、目に見える形での需要増加を大臣は求めていると思われる。

2007年11月23日
中部国際空港は年末年始の12月21日から2008年1月6日の期間、予約対応する駐車場を従来のP1駐車場G棟(500台)のほか、P1駐車場E棟(約500台)に拡大する。従来、P1駐車場G棟はインターネットで対応していたが、今回追加したP1駐車場E棟は電話予約で対応する。駐車料金はG棟と同じく1時間につき300円、1日最大1,500円で、予約料1,000円を加算する。

2007年11月22日
ユナイテッド航空は2007年冬スケジュール期間中のみ週5便に減便している中部−サンフランシスコ線を、2008年2月11日から週7便の運航に戻すことを発表した。当初は2008年夏スケジュールが始まる3月末から週7便での運航を再開する計画であったが、UAによると現在進めている保有機材の更新作業が早く終了し、中部線への使用機材が当初予定よりも早く確保できることになったためという。

2007年11月21日
16歳以上の外国人を対象に入国審査で指紋と顔写真の提供を義務付ける、改正入管難民法が20日に施行され、中部国際空港では午前6時すぎに到着したバンコク便から新システムによる入国審査を開始した。到着した乗客は指紋を読み取るスキャナーに両手の人さし指を当て、さらにモニター上部のデジタルカメラで顔写真を撮影した後、従来の対面審査を受けていた。審査時間が従来の倍近くかかると予測した名古屋入国管理局中部空港支局は入国審査官を6人増員し、さらに8人の案内係を配して混乱が起きないように臨んだ。

2007年11月20日
中部国際空港は、セントレアカードの会員数が10万人に達するのを記念して、12月1日から2008年1月31日まで、「セントレアカード10万会員達成サンクスキャンペーン」を実施する。セントレアカードは、空港内の免税店で最大8%の割引が受けられるなどの特典を付けたもので、ポイントは買物券や旅行券に交換可能となっている。会員数は2004年10月の募集開始から3年で5万人を目標としていたところ予想以上の申し込みがあり、今回10万人を達成した。
 キャンペーンでは期間中に、セントレアカードをショッピングで5万円以上利用した会員の中から、抽選で総額100万円の「セントレアお買い物券」をプレゼントする。中部空港内で利用した場合は、当選確率は2倍とする。

2007年11月17日
中部国際空港は11月19日に、「第2プレミアムラウンジ」をオープンする。現在、「プレミアムラウンジ・セントレア」1ヶ所と、「TS CUBIC CARDゴールドラウンジ」2ヶ所の計3ヶ所のカードラウンジがあるが、セントレア一般カード会員や一般旅客用の有料ラウンジがなかった。
 そこで現行の「プレミアムラウンジ・セントレア」のパントリーと隣接する特別待合室を改修し、ラウンジとして新設した。ラウンジは広さ211uで、全68席を設置。ソフトドリンクや生ビール、スナックのほか、インターネット接続サービス、新聞などを用意する。

2007年11月16日
スカイマークは中部−新千歳、福岡各線を2008年12月にも新設すると発表した。スカイマークはこれまで羽田を拠点として、新千歳、神戸、福岡、那覇に就航しており、新たに中部を拠点として既存の就航地を結ぶ路線を計画している。
 それぞれ1日3往復で、普通片道運賃は新千歳線、福岡線で2万円以内を予定している。競合大手の運賃の新千歳線3万4400円、福岡線2万3500円を下回る格安運賃で対抗する。スカイマークの中部空港就航は初めてで、将来は那覇線の新設も検討している。

2007年11月15日
ルフトハンザ・ドイツ航空は、中部−フランクフルト線を12月1日からANAと共同運航することを発表した。ANAと共同運航することにより搭乗率向上などにつながるとし、同社は「路線の安定化が期待でき、将来的に航空機の大型化などへのステップになる」と話している。
 ルフトハンザとANAのドイツ路線は、成田や関西空港も含めると計5路線あるが、中部発着路線だけが共同運航便になっていなかった。販売面の強化のほか、札幌や福岡など地方からの乗り継ぎの利便性も高まる。中部−フランクフルト線は、平均搭乗率は80%を超えているが、冬期間の需要維持が課題となっている。

2007年11月14日
コンチネンタル航空は、中部−ホノルル便を来年3月末で休止すると発表した。燃料高で同路線の採算が悪化していることから、旅客需要が好調な大西洋路線に航空機を振り替えるという。同社は中部空港開港で旅客需要が伸びるのを見込み、2004年12月に名古屋−ホノルル便の運航を開始した。しかし、燃料費高騰で採算が厳しくなったことから運休を決定。同社によると「強い需要が見込め、それに見合う機材が用意できれば、是非運航を再開したい」としている。
 なお、現在毎日2便運航している中部−グアム線は運航を継続し、今後はグアム経由のサイパン、バリ島などへの旅客需要拡大に力を入れる。

2007年11月13日
中部国際空港はセントレアの現況と営業戦略を紹介する「セントレア・ビジネス・ミーティング−中部国際空港営業戦略について」を28日にウェスティン名古屋キャッスルで、30日には品川プリンスホテルで開催すると発表した。両地区ともに、セントレアの営業戦略および近況報告に続き、郵便事業(株)本社ロジスティクス事業部の山田部長による講演と意見交換会を予定している。

2007年11月12日
中部国際空港の伊藤代表取締役は今後の取組みについて、欧米路線と格安航空会社(LCC)の誘致を中心に実施することを明らかにした。欧米路線は中部地域の企業からの就航希望も強いため、すでに愛知県知事らとともにトップセールスも実施した。LCCは、2008年5月から新規就航するマカオ・エクスプレスのほかにもアジアの他のLCCにも就航を働きかける。また国内線から国際線への乗継需要が定着傾向といい、今後もプロモーションを継続するほか、現在工事が進む「東海北陸自動車道」も有効活用し、旅客の増加に繋げる方針という。

2007年11月11日
フィンランド航空はサンタクロースのオフィシャルエアラインとして毎年、フィンランド・サンタクロース・ファンデーション公認のサンタクロースを招聘しているが、今年は11月18日に特別塗装機を使用したAY79便で中部国際空港に来日する。これに合わせ、中部国際空港ではサンタクロース到着セレモニーを開催。AY80便で出発する搭乗客に挨拶するほか、イベントプラザで撮影会を実施する予定となっている。

2007年11月10日
中部国際空港は2007年9月中間期の連結決算を発表した。開港以来3年連続の黒字を計上したが、純利益が前年同期比54%の5億6000万円と大幅な減少となった。売上高は2%増の270億円で、国際線の旅客数や発着回数が増えたほか、新ブランド店導入や改装などの効果で免税店の販売が好調だった。
 旅客数が伸び悩んでいることから、2008年3月期通期の業績見通しも下方修正した。売上高は前期比0.9%増の530億円と、従来予想より3億円少なくした。国内線利用の低迷で、旅客数も前期並みの1200万人にとどまると予想している。

2007年11月 8日
中部国際空港は11月9日に「岐阜県大野町感謝祭2007」を開催し、最も青色に近いバラ「セントレアスカイローズ」の産地である大野町の魅力を紹介する。また、11月10日と11日は「すぐ、そこ、青森あおもり旬めぐりin セントレア」を開催。津軽民謡・手踊りショー、ねぶたの絵付け体験、各種イベントなどで青森県の魅力を紹介。
 11月15日から18日はボージョレ・ヌーヴォーの販売解禁にあわせ、「ボージョレ・ヌーヴォーに乾杯」を開催。シャンソン歌手によるショーなどのステージイベントや、セントレア限定ボージョレ・ヌーヴォー、チーズなどを販売する。

2007年11月 7日
中部国際空港では「あったかクリスマス」をテーマに、今年も11月23日(金)よりイルミネーションや楽しいクリスマスイベント実施する。それに先駆け、クリスマスキルトの展示をセンターピアガーデン及びアクセスプラザで行っている。昨年同様、クリスマスツリーをテーマに、思い思いのクリスマスのイメージをパッチワークにより表現した32点のキルトのクリスマスツリーを展示。期間は12月25日までで、センターピアガーデン1階・2階及びアクセスプラザで行われている。

2007年11月 6日
ベトナム航空は12月15日から週3便を運航している中部−ホーチミン線を、当面の間運休すると発表していたが、年末年始の12月28日(金)、31日(月)、2008年1月2日(水)、4日(金)の4日間のみ定期運航(JALとの共同運航便)を行うと発表した。フライトスケジュールは、ホーチミン発のVN968便がホーチミン0:35発、中部7:45着、折り返しの中部発のVN969便が中部11:00発、ホーチミン15:15着となっている。

2007年11月 5日
中部国際空港はセントレア貨物地区に建設していた「第3国際貨物上屋」が竣工したと発表した。セントレア貨物地区の第2国際貨物上屋の東側に建設されていた第3国際貨物上屋は延床面積1万500uで、そのうちの7,500uをスカイサポートサービスが使用する。第3国際貨物上屋の完成により、年間取扱能力は合計約60万トンとなる。
 中部空港の昨年度の国際貨物の取扱量は約23万8千トンで、今年度もほぼ横ばい状態。中部国際空港会社は「中部地方の貨物は70万トンあり、上屋の能力不足が成田や関空に流れていた原因の一つだったが、これで解消された」としている。

2007年11月 4日
ガルーダ・インドネシア航空は中部−デンパサール線の運航再開を正式に発表した。運航再開は来年6月2日で、月、木、土の週3便となる。中部国際空港の国際線はこの冬スケジュールで開港以来初めて便数が減少しており、今回の運航再開は明るい話題となる。フライトスケジュールは、GA889便が中部11時00分発−デンパサール16時40分着、GA888便がデンパサール1時25分発−中部9時10分着の予定。

2007年11月 3日
JALは中部国際空港の強い横風が吹く冬季を控え、B777の離着陸を中止する風速の基準を、現行の25ノットから33ノットに緩和すると発表した。B777はパリ、バンコクの国際線などで運航し、中部発着のJALの旅客便の約1割に相当する。
 JALによると強い横風が吹く状況での離着陸の模擬訓練を行い、風速の制限を緩和しても安全が確保できると判断した。状況を見ながら他機種にも拡大することも検討するという。訓練は来春までに同機種の操縦資格を持つ乗務員約600人全員に実施する予定。

2007年11月 2日
愛知県の神田知事と中部国際空港の平野会長らは、パリ・シャルル・ド・ゴール空港にあるエールフランスKLM航空を訪れ、中部−パリ便の増便と、中部−アムステルダム便の開設を要請した。エールフランス側は現在JALと共同運航している同便について、「搭乗率を安定させることで、次のステップにつながる」とし、現在のパリ便の定着をまず図りたいとの意向を示した。

2007年11月 1日
愛知県と中部国際空港会社は29日夜、フランス・パリにある日本大使公邸でレセプションを開き、愛知県の産業や中部国際空港をPRした。日本大使館との共催で、日本の自治体が大使公邸でレセプションを開くのはパリでは初めてという。フランス政府やエールフランスKLM航空、フランスに進出している企業関係者ら約100人が集まった。

2007年10月31日
中部国際空港からヘルシンキへ週4便を運航しているフィンランド航空が、同路線を増便する可能性を示唆した。ヨーロッパ路線拡充のためエアポートセールに訪れた神田愛知県知事らの要請に、ヒエノネン・フィンランド航空社長が答えたもの。
 フィンランド航空には神田知事や平野幸久空港会社会長らが訪問。トヨタ自動車など有力企業の存在を挙げ「中部地方の潜在能力は高い」と増便を強く求めた。ヒエノネン社長は「中部は重要な空港の一つと考えている。ヘルシンキ線の現在の状況は成功を収めている」と話し、「搭乗率が上がれば週5便の可能性が出てくる」と将来増便する可能性を示唆した。

2007年10月30日
ベトナム航空は12月15日から中部−ホーチミン線を運休することを発表した。同社によると、中部−ホーチミン線のロードファクターは40%台に低迷しているといい、機材を小型化して運航を継続することも検討したが、使用する小型機材が確保できないという。当面2008年8月までは運休を継続し、それ以降も運休継続の可能性があるという。

2007年10月29日
中部空港会社が発表した2007年度上半期(4〜9月期)の空港利用実績によると、航空旅客数は前年同期比1%減の約603万人にとどまり、空港会社が2007年度の目標に定めた1240万人以上には厳しい情勢となった。国際線旅客数は同4%増の約280万人と順調に推移したが、路線減少が続く国内線が同4%減の約323万人と大きく落ち込んでいる。
 一方、第2滑走路建設の条件にもなる航空機の着陸回数は、同3%減の約5万3000回に減少した。こちらも国際線は同10%増の約2万1000回と好調だったが、国内線が同11%減の約3万2000回と大きく落ち込んだ。

2007年10月28日
名古屋税関中部空港支署は、中部国際空港の9月の貿易概況速報値を発表した。輸出は対前年比11.0%増の1149億円となり、過去最高を記録した。増加は34ヶ月連続で、これまでの最高額は今年3月の1114億円だった。住宅ローン問題の影響の出ている米国向けは8.9%減の143億円にとどまったが、中国などのアジア向けが17.3%増と大幅に伸び、全体の輸出額を押し上げた。

2007年10月27日
中部国際空港が今秋に増床する国際貨物荷さばき場のうち、スカイポートサービスが半分強を利用することが決まった。貨物取扱量の低迷で利用企業が集まらない懸念があったが、スカイポートは中部空港でもアウトソーシングでコスト削減を狙う航空会社が増えると判断、増床して処理能力を上げることを決めた。
 中部国際空港会社は航空貨物の輸出入拡大を狙い、現在は合計3万4500平方メートルの荷さばき場を4万4000平方メートルまで増床することを決め、3番目の荷さばき場「第三国際貨物上屋」を建設した。第三貨物上屋は今月末に完成する予定で、年間45万トンだった取り扱い能力は60万トンまで増える。

2007年10月26日
中部国際空港が2007年冬スケジュールの計画を取りまとめた。これによると旅客・貨物便の合計で夏スケジュールより17便少ない週388便となり、2005年2月の開港以来、初の減便となる。旅客便は中国東方航空が青島−北京線を週4便から6便に増便するが、マレーシア航空がクアラルンプール線を1月から運休、ジェットスターがケアンズ線を週6便から5便に、ユナイテッド航空がサンフランシスコ線を週7便から5便に、ルフトハンザドイツ航空がフランクフルト線を週7便から6便に減便する 。

2007年10月25日
愛知県の神田知事と平野空港会社会長らは24日、欧州でのトップセールスに出発した。同空港で会見した神田知事は「国際拠点空港としての地位、役割をさらに強めるためには欧米と直結する長距離路線の充実が重要」とし、2本目滑走路建設に結束して取り組む考えを表明した。
 一行が訪問するのはドイツ、フィンランド、フランスの3ヶ国で、主要航空会社3社や各国政府関係者と会談し、ヘルシンキやパリ便の増便、ミュンヘン便の開設などを要請する。中部空港の路線拡充をめぐっては、西村副知事と伊藤副社長らも28日から7日間の日程でアメリカを訪問し、北米路線拡充を要請する。

2007年10月24日
中部国際空港は10月27日と28日、伊勢志摩を紹介するイベント「美し(うまし)国・伊勢志摩がやってくる。秋だ、いい旅、セントレア!!」を開催する。現役漁師バンド「HEAVEN」のライブや、スペイン村の「情熱“フラメンコ DE セントレア”」などのイベントを開催。また、ご当地キャラクターの「イセシマン」や「にゃんまげ」などとの写真撮影会や志摩の漁師が教える「ルアーづくり体験」やシーカヤックの乗船体験など、各種体験イベントも多数行われる。

2007年10月21日
JALは11月から、カンボジアのシェムリアップへの直行チャーター便を運航する。2008年3月までの期間で、片道ベースで20本から30本の運航を計画。まずは2008年1月3日までの期間で成田、中部、関西の合計で5往復10本を設定。B767を使用し、定員は1便あたり約200名、中部発は12月24日と12月30日となっている。

2007年10月19日
中部国際空港と県営名古屋空港の間で問題になっていた「定期路線一元化」問題が、愛知県と空港会社間で両空港の新たな住み分け策について合意していたことがわかった。それによると、県営名古屋空港は現行の路線数を維持する、航空機の座席数を従来の「60席以下」から「100席以下」に拡大するというもの。
 今回の合意は、県営名古屋空港に事実上新規路線を設けないように求める一方で、JALグループのJ-AIRが新たに導入する、標準78席のブラジル・エンブラエル社製航空機の就航を可能にすることで、J-AIR側にも一定の配慮をする形になっている。

2007年10月18日
中部国際空港の4階にある、リラクゼーション施設「くつろぎ処」が大規模なリニューアルのために11月から約4ヶ月間閉鎖されるが、その中の人気展望風呂「宮の湯」の運営を行っているヤマサユーランドが、休業期間が長すぎることを理由に契約を更新しないという。
 宮の湯は国内の空港で初の展望風呂としてオープン。航空機の離着陸風景や伊勢湾に沈む夕日を眺めながら入浴できることで人気を集め、2005年の開港から現在まで約68万人が利用した。施設は空港会社の所有で、ヤマサユーランドに運営を委託してきた。

2007年10月16日
ガルーダ・インドネシア航空のアリフ・ウィボウォ総支配人(日中韓、米国地区担当)によると、2006年に運休した同社の中部−デンパサール線を、2008年6月に週3便で再開することを明らかにした。相次ぐテロ事件や津波の被害などで減っていた主要観光地「バリ島」への観光客数が回復してきたことによるもので、2009年以降には1997年から運休している米国線も復活する計画という。

2007年10月15日
愛知県と中部国際空港会社は、セントレアからのヨーロッパ、北米路線の新規開設などを目指し、神田知事や平野空港会社会長らによるトップセールスを行う。トップセールスはヨーロッパと北米の2グループで実施。ヨーロッパは24日から31日までの8日間、神田知事や平野会長らがドイツ、フィンランド、フランスの3か国を回る。航空会社や各国政府を訪問して、新規路線就航や既存路線の便数拡大などを求める。一方、西村副知事や伊藤空港会社副社長らは、28日から11月3日にかけて渡米し、航空会社などを訪問する。

2007年10月14日
中部国際空港対岸の前島に、結婚式場と、前島としては2棟目のホテルが完成し、13日にオープンした。式場ができたのは名鉄りんくう常滑駅南側の伊勢湾沿いで、飛行機の離着陸が間近に見える場所に、宴会場や水辺、チャペルなどを備えた2階建て延べ約2300uの邸宅風の建物が完成。
 一方、2棟目のホテルはりんくう常滑駅前でJホテル(180室)を運営する住都建設が、長期滞在型客室と一般客室の計102室を組み合わせ、Jホテルに隣接してオープン。Jホテルの稼働率は90%近く、新ホテルも航空会社を中心に長期契約を結びたいとしている。

2007年10月11日
中部国際空港会社は、構造改革特区制度に基づき、愛知県と共同で提出した中部国際空港の利用促進策に対し、政府から「税関の24時間化」などについて「対応を検討する」との回答が得られたと発表した。
 空港会社と愛知県は今年の6月下旬、同空港を「アジア・ゲートウェイ特区」と位置付けるために、「1日24時間、税関手続きを可能にする」「航空機到着前に貨物の輸入通関手続きを完了する」などを求めた提案を提出していた。このうち、航空機到着前の通関手続きについては「対応不可」との回答だったが、国内線・国際線乗継客や国際会議などの出席者向けに「専用レーン」を設置したいとの要望には、「今年度中に全国的に対応する」との方針を示したという。

2007年10月10日
エミレーツ航空は10月1日に中東−南米間で初の直行便となるドバイ−サンパウロ線を週6便で就航した。中国や韓国、インド、マレーシア、オーストラリアなどからの乗客をはじめ、中部発の利用客も、今後数ヶ月間に当初の想定を2倍近く上回る予約が入っているという。
 同社では、デイリーで運航する中部及び関西発のドバイ線との接続がよいことから、日本からドバイ経由の南米旅行の需要拡大にも期待をしている。特に名古屋周辺に在住するブラジル人の需要は高いとしており、北米やヨーロッパを経由する場合に必要なトランジットのビザが、ドバイ経由では不要なことをさらにPRしてゆくという。

2007年10月 9日
ANAはセントレア発の国内線で紙の航空券を廃止し、電子チケットに全面移行した。国内では松山空港に続いて2番目となる。ANAでは乗客の利便性が向上し、定時運航にもつながるとしている。
 新しいシステムでは、事前に予約した情報を登録した携帯電話かANAのマイレージカード、又は空港や駅での搭乗手続きの際に受け取るバーコードが印刷された用紙などを読み取り端末にかざすだけで搭乗できる。手荷物カウンターでも同様に、端末にかざすだけで荷物を預けられるという。

2007年10月 4日
中国・マカオの格安航空会社「マカオ・エクスプレス」は、2008年4月26日から、中部とマカオを結ぶチャーター便を、週4便就航すると発表した。同時に北九州からも週2便就航する。同社は今回のチャーター便を成功させ、定期便開設をめざしたいとしている。使用機材はエアバスA320-200で、エコノミークラス166席のモノクラス仕様。中部発は月水金土で、月土は13:40発、水金は10:00発。

2007年10月 3日
中部経済連合会の川口会長は、中部国際空港への直行便の新規就航などを求めて9月下旬にアメリカなどの航空会社を訪問した際に、複数の航空会社から2008年以降に予定されている新型機B787ドリームライナーの就航に合わせ、中部への路線開設や増便を検討する意向があったことを明らかにした。
 川口会長は、「中部からの北米便は現在2路線しかなく、わざわざ成田経由で訪米する人が多い。貨物も中部エリア分のうち、3割強しか中部を利用していない最大の要因だ」と話した。

2007年10月 2日
中部国際空港の8月の国際線旅客数は前年比2%増の51万5200人、国内線は同4%減の63万7500人で、国内線と国際線旅客数の合計では1%減の115万2700人となった。1月から8月までの累計では、国際線旅客数が4%増の233万1234人、国内線旅客数が5%減の264万3776人、合計が1%減の497万5010人となっている。8月の旅客便発着回数は、国際線が8%増の3103回、国内線が9%減の5582回となっている。

2007年10月 1日
中部国際空港の貨物便が減少し続けている。中部−台北便を週1便運航していた中華航空が9月15日に運航を休止したほか、ロシアの航空会社、エア・ブリッジ・カーゴも中部−クラスノヤルスク間で週3便運航していた貨物便を8月から週2便に減らしている。原油高で燃料コストが上昇し、採算が厳しくなっていることが背景にあるという。
 中部国際空港会社が発表した8月の国際貨物取扱量は前年同月比4%減の1万6443トンで、9ヶ月連続で前年実績を下回った。空港会社は貨物需要取り込みに力を入れているものの、自動車産業を中心に割安な船便への切り替えてをすすめているため、取扱量は低迷している。

2007年 9月30日
ユナイテッド航空は現在デイリーで運航している中部−サンフランシスコ線を、2007年10月末から2008年3月末までの冬ダイヤの間のみ週5便に減便することを明らかにした。2008年3月からの夏ダイヤで週7便に戻す予定という。同社の中部−サンフランシスコ線は2005年に開催された愛知万博の開催に合わせて就航し、その後以遠権を行使して台北まで運航していた。現在は台北−サンフランシスコ直行便就航によって、中部−台北間の運航は休止している。

2007年 9月29日
中部経済連合会の川口会長と中部国際空港の平野会長は、中部国際空港のエアポートセールスなどを目的とした北米訪問を終えて帰国した。中部新規乗り入れが決まった米航空貨物大手のUPSの貨物専用便が今年度中に週3便、来年5月から週5便就航することを明らかにした。UPSの拠点であるケンタッキー州ルイビル−アンカレジ−中部−上海で運航する。今月13日の日米航空交渉で中部乗り入れが決まったが、就航日程は未定だった。

2007年 9月28日
中部国際空港で、8月下旬から航空機との衝突などのトラブルを起こしていたウミネコの群れが、空港内から姿を消したという。空港会社によると、9月17日以降は姿を見ておらず、空港島周辺でも300〜400羽程度で、約1万羽いたとされる今月上旬から激減した。
 昨年も10月ごろには姿を消しており、季節的なものとの見方もある。そのため、酢酸やカプサイシンによる地道な追い出し作戦効果があったかどうか、空港会社は専門家を交えて検証したいとしている。

2007年 9月27日
名古屋商工会議所の箕浦会頭は記者会見で、マレーシア航空が中部−クアラルンプール線を2008年1月に運休すると決めたことについて、「驚いた。週4便を開港時の週5便に戻してくださいとお願いしたばかりだったのに、まさかゼロにするとは」と悔しさをにじませた。箕浦会頭らは7月末から8月上旬にかけてエアポートセールスで東南アジアを訪れ、同社にも増便の働きかけを行っていた。その際同社からは「利用者が少なく増便は難しい」とは聞いていたが、運休には言及しなかったという。

2007年 9月26日
ウミネコ対策に苦慮している中部国際空港で25日、唐辛子の辛み成分である「カプサイシン」を散布した。同空港周辺にはこの夏、1万羽のウミネコが飛来し、着陸機と衝突するなどのトラブルが発生。空港会社は酢酸の散布など、あの手この手でウミネコを追い払う対策を実施してきた。
 ウミネコはすでに移動時期を向かえ、すでに大半は南方へ飛び立っており、最近は大きなトラブルも発生していない。しかし、来年以降の対策を兼ねて、ゴルフ場でカラスよけに使われるカプサイシンを散布。今後、経過観察を続け、専門家の判断を仰ぐという。

2007年 9月22日
カンタス航空は2007年下期フライトスケジュール(10月28日〜2008年3月29日)を発表した。日本発着路線はコードシェア運航を含み、週53往復体制となる。成田発着はシドニー、メルボルン、ケアンズ、ブリスベン、パースの5都市へ、JALとのコードシェアを含み週17往復便で運航。うち、週10便を自社運航する。関西発着はシドニー、ブリスベン、ケアンズの3都市、中部発着はケアンズ、シドニーの2都市へジェットスターによるJALとのコードシェア便を運航する。

2007年 9月21日
アンコールエアウェイズは、9月10日付で包括旅行チャーター便の運航頻度制限が撤廃されたのを受け、中部国際空港と関西国際空港からアンコールワットへの定期チャーター便を運航する。中部発着は11月2日からで、4泊5日のバック・トゥ・バックで運航する予定。このほか、11月19日から開始する福岡空港発着など、国内17都市からの不定期チャーター便運航も計画しており、合計で初年度は200便から250便の運航を計画している。運航機材はボーイング757−200(207席)とMD−83(165席)を使用する。

2007年 9月20日
日本で最も滑走路に近いレストラン「アリスダイニング」で、9月28日(金)に中秋の名月をこだわりの料理と氷酒とともに楽しむイベントが開催される。
 今回の料理は、フランス料理「クイーン・アリス」と日本料理「歌舞伎」による和洋折衷メニューを用意。合わせる日本酒は、加賀の蔵元「萬歳楽」より、伝統行事氷室開きにちなんだ氷酒「白山氷室」。今年の冬に蔵でしぼったお酒を新鮮なままビン詰めし、零下20度の低温で冷凍保存した純米吟醸酒を用意する。料金は1人前15000円で、定員になり次第受付が締め切られる。応募先:アリスダイニング(TEL:0569-38-7866)

2007年 9月19日
・2
008年3月の東海北陸道の全線開通を控え、名古屋市内に支店のある航空会社で組織する「名古屋エアラインアソシエーション」とセントレアの関係者ら約20人が、富山市内と富山県庁で同空港の合同PRを行った。空港関係者から東海北陸道が全線開通すれば、富山と空港が車で4時間足らずで結ばれるなど、セントレアへの利便性を説明。航空会社9社の担当者が、就航路線や機内サービスなどをPRした。
 セミナーに参加した富山市内の観光バス会社の常務は、「中部国際空港は富山からアプローチしやすく、利用価値がある」と評価する一方で、「駐車場が高く、就航便数がほかの国際空港に比べて少ない」と注文した。

2007年 9月18日
米国際物流大手のUPSは、中部国際空港に貨物専用機を乗り入れる方針を決めた。米国のほか、中国・上海やフィリピンとの間で週6便の運航を、2008年3月末をめどに開始する予定という。同社にとってセントレアが日本では成田、関西国際に続く3ヶ所目の乗り入れ空港となる。
 UPSは名古屋市中川区に集配センターがあり、これまで東海3県の貨物は関西空港にトラック輸送してきた。中部への乗り入れに伴い、貨物取扱いの最終締め切り時刻を遅らせるとともに、エリアを静岡、長野にまで拡大する。中部国際空港会社の平野幸久会長は「貨物部門は空港の大きな柱で、進出を歓迎する。これを機に成田、関空に行っている中部圏の貨物を取り戻したい」と話している。

2007年 9月17日
愛知、岐阜、三重各県知事と名古屋市長が中部国際空港で「東海三県一市知事市長会議」を開催した。まず空港会社の平野会長が、国内線や貨物線の利用数が減少傾向にある現状を説明。三重県の野呂知事が、昨年福岡便が減って、代わりに県営名古屋空港が増えたことを指摘。「二本目滑走路の実現に向けて足並みをそろえるべき時期に、名古屋空港が足を引っ張っている」と、愛知県の対応に疑問を呈した。これに対して愛知県の神田知事は、「2つの空港がどう共存するか、航空会社と調整している」などと語り、愛知県にとって2つの空港問題の難しさを露呈した格好となった。

2007年 9月16日
ウミネコの大群に悩む中部国際空港会社は、鳥よけとして散布していた酢酸に加え、唐辛子の辛み成分である「カプサイシン」を使用することを決めた。カプサイシンはカラスが嫌うことは確認されているが、中部国際空港を悩ませるウミネコにも効くかは不明。だが、空港会社の対策会議で「まず試してみよう」と導入を決めた。今月3日から酢酸をまき続けている誘導路付近にはウミネコは近づかなくなり、バードストライクも起こっていない。

2007年 9月15日
東海テレビの大人の情報番組「スタイルプラス」で、セントレアが大きく紹介される。番組放送日時は2007年9月16日(日の12:00〜13:45。「滑走路の見えるレストランの特集」や普段見ることのできない「空港の裏側特集」など、セントレアの魅力が紹介される予定。

2007年 9月14日
JALの西松社長と永田執行役員が中日新聞本社を訪れ、大島中日新聞社長と会談した。西松社長はセントレアについて、各地方から海外渡航客が中部発着の国際線に乗り継ぐための国内線を増やしていく方針を示した。JALでは現在、福岡−ホノルルと札幌−バンコクの2路線を中部乗り継ぎで運航している。西松社長はセントレアを、成田・関西の両空港に比べて乗り継ぎが便利と評価し、機材の都合がつけば、国際線利用客の中継地として「中部」をより多く使いたいと、積極的な姿勢を見せた。

2007年 9月13日
マレーシア航空は、中部−クアラルンプール線を2008年1月6日で運休する。同社は搭乗率の低迷などを理由に挙げており、再開のめどは立っていないという。中部−クアラルンプール線は名古屋空港時代の1990年10月に週2便で就航。セントレアの開港当初は週5便に増やしたこともあったが、現在は週4便に減便。それでも平均搭乗率が60%前後にとどまり、採算ラインを割っていたという。
 中部−クアラルンプール線をめぐっては、名古屋商工会議所の経済交流使節団がエアポートセールスで東南アジアを訪問した際、マレーシア航空本社にも寄って増便を働きかけたばかりだった。

2007年 9月12日
中部国際空港会社と全日空、中部地区の大手旅行会社9社は、セントレアから九州各地に出かける新しい旅行プラン「でら九州プロジェクト」を11月から始めると発表した。空港会社、全日空、旅行会社の3者が共同でキャンペーンに取り組むのは初めて。
 キャンペーンは11月から4か月間で、愛知万博以降、落ち込んでいるセントレアの国内線を活性化することを目的にしており、名古屋弁の「でら(どえらい)」をキーワードに、名古屋弁のパーソナリティー「矢野きよ実」さんがアドバイザーを務める。全日空名古屋支店の柴田司支店長は「全日空だけで前年11〜2月の九州旅行客は1万5000人減となっており、キャンペーンで1万人の集客を目指したい」と話している。

2007年 9月10日
中部国際空港に約1万羽のウミネコが飛来し、着陸機と衝突するなどのトラブルが相次いでいる。ウミネコによる滑走路の一時閉鎖が8月下旬からこれまでに25回以上にも及んだ。中部国際空港は海水浄化を図る目的で、空港西と一部南側の海中にアラメなど多年生の海藻を移植し藻場をつくった。この藻場に魚が集まり、それをエサとして狙うウミネコを、呼び寄せた可能性が高いという。ウミネコが例年、空港を去る10月上旬まで残り約1カ月。空港会社の手腕が注目される。

2007年 9月8日
中部国際空港会社は、愛知・三重両県の10ヶ所で6月に行った航空機騒音調査の結果を発表した。いずれの測定地点も「うるささ指数」は環境省の定める基準を下回った。空港会社では常滑市や美浜町など4地点で常時監視。さらに開港時調査で指数の高かった両県内の10ヶ所で、年2回1週間継続して調査し結果を公表している。うるささ指数は70を超えると健康に影響があるとされ、今回の最大は愛知県弥冨市の60で、最低は三重県四日市市の34だった。

2007年 9月7日
中部経済連合会は、9月16日から27日までの日程で、「北米経済視察団」を派遣する。川口文夫会長が団長となり、航空5社を訪問して中部国際空港への新規就航や増便を促す「エアポートセールス」を行う。
 視察団はノースウエスト航空、ユナイテッド航空、エアカナダ、コンチネンタル航空、国際貨物のUPSの5社を訪問し、路線維持や増便、新規路線就航を求める。川口会長は「中部空港の2本目滑走路の早期実現を目指して需要を拡大するには路線拡充が不可欠。航空各社の経営は燃料の高騰で厳しいが、路線誘致の熱意をしっかり伝えてきたい」と話している。

2007年 9月6日
エミレーツ航空は10月1日に就航するドバイ−サンパウロ線の新規就航キャンペーンとして、中部・関西からドバイ経由でブラジル・サンパウロまで乗り継いだ場合、最大1万マイルのボーナスマイルプレゼントを実施する。中部・関西からドバイ経由で同路線を乗り継ぐ際のスケジュールの良さをアピールするのが狙い。対象は2008年1月31日までに中部または関西からドバイ経由でサンパウロを往復する同社のスカイワーズ会員。ボーナスマイルの加算は、ファーストクラスで1万マイル、ビジネスクラスで7,000マイル、エコノミークラスで5,000マイルとなっている。

2007年 9月5日
中部国際空港では、今年も「ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー・セントレア限定ラベル」を、8000本限定で販売する。このボージョレはポール・サパン社製で、セントレアのロゴマークを入れている。販売にあたっては、ワインの紹介やフランス旅行需要を喚起するイベントの開催、特設ブースで試飲販売や飲食店での提供など、セントレア内でも各種のサービスを計画している。予約は9月5日から10月31日までで、電話や銘品館地酒コーナー店頭で受け付ける。価格は1本3000円となっている。

2007年 9月4日
ウミネコの飛来で中部国際空港の滑走路の閉鎖が相次いでいる問題で、国土交通省中部空港事務所は緊急会議を開き、空港会社や航空会社と対策を協議した。中部国際空港周辺には7月上旬から約1万羽のウミネコが飛来していることが確認されている。
 会議では空港会社が現状を説明し、鳥類の専門家と相談しながら、鳥を滑走路に近寄らせない方策を早急に確立する意向を示した。ただ、即効性がある処置が見当たらないことから、空港会社は融雪剤に使う酢酸3トンと誘導路に散布。効果があるかどうか観察を続けることにしている。このほかにも、空中にいる鳥の位置を把握するレーダーの導入も検討したいとしている。

2007年 9月3日
中部国際空港の稲葉社長は、中部国際空港の現状について、「開港特需や万博効果などでこれまでは順調だったが、現在は国内線や貨物便の減便、運休が続いている」と危機感を表明。その一方で「中部地域は消費は活発で、経済的に活力がある」とし、従来の営業手法に問題があったとの見方を示した。営業の強化策としては、「営業は即効性のあるものではない。利便性や経済性を地道に訴え、また国内線から国際線の乗り継ぎなどの需要喚起も続けていきたい」と語った。

2007年 9月 1日
中部国際空港では、2007年9月1日(土)から9月9日(日)まで4Fイベントプラザで、昨年に引き続いて新千歳空港との共同企画「まるごと北海道inセントレア」を開催する。北海道の物産展及びご当地キャラクター「まりもっこり」やご当地キティグッズなど、北海道でしか販売されていない商品の販売を行う。物産コーナーでは空輸されました「朝もぎとうきび」の限定販売も行う。

2007年 8月31日
中部国際空港は11月1日から、旅客ターミナル4階の「くつろぎ処」の改装工事を実施し、開港3周年となる2008年2を目標にリニューアルオープンする予定。くつろぎ処は、展望風呂の「宮の湯」、総合リラクゼーション施設「ゆらら」、飲食施設「宮亭」からなり、現在までの利用者数は約2年半で65万人を超えている。リニューアル後は、展望風呂から屋外デッキ部分に出られるようにし、臨場感や開放感を得られるようにする予定。

2007年 8月30日
中部国際空港会社は、「完全24時間化に向けた第2滑走路推進会議」を設置した。メンバーは会長、社長、副社長、各本部長、関係部署の部長や担当部長など、空港会社幹部15名。この推進会議では、滑走路の長さ・位置・整備後の処理能力・空港会社の収支など、第2滑走路実現のために必要な事項の検討、情報の共有などを社内で図ることを目的にしている。

2007年 8月29日
中部国際空港の稲葉社長は空港本社で会見し、空港の利用拡大策立案に、トヨタ自動車グループの協力を受ける方針を示した。稲葉社長は会見の席で、今後トヨタグループの協力で、企業が航空貨物や海外出張する際に成田空港や関西空港を利用する分析を行い、これを中部空港のサービス向上に生かして、需要開拓に結び付けたいと述べた。
 トヨタグループへの実態調査は、すでに7月中旬からスタートしており、国際線貨物の70%を中部空港から出荷していることが判明したが、稲葉社長は「なぜ100%にならないのか原因の究明と改善を急ぎたい」と語った。

2007年 8月28日
中部国際空港は、同空港の7月の国際線旅客数が前年同月比2%増の45万1200人、国内線は同8%減の51万6900人となり、合計では同4%減の96万8100人となったことを発表した。国際線旅客数の増加は2006年10月から継続しており、国内線の減少傾向も2006年10月など3ヶ月を除けば、2005年11月から続いている。7月の旅客便の発着回数は国際線が同8%増、国内線が同12%減であった。

2007年 8月26日
中部国際空港では、空の日・空の旬間記念として、9月15日に「エアポートフェスタ」を開催する。フェスタでは、航空機体験遊覧飛行(保護者1人と小学生2人までを1組とする38組)や航空機との綱引き(同30組)、航空管制教室(中高生各15人)、航空無線教室(同)を開催する。
 参加
希望者は、はがきに希望イベント名、住所、氏名、年齢、学年、電話番号などを明記し、国土交通省中部空港事務所「空の日」・「空の旬間」実行委員会に申し込む。8月31日必着となっている。なお、応募者多数の場合は抽選となる。

2007年 8月25日
名古屋税関中部空港税関支署は、2007年7月の中部国際空港の国際貨物取扱量が、輸出入合計で全年同月比11%減の1万70706トンにとどまり、8ヶ月連続で前年比減となったことを発表した。一方金額面は輸出入計で1828億円となり、前年同月比10%増となっている。最近の傾向として、取扱量は減少し続けているが、額は増加するという流れが定着している。

2007年 8月24日
名古屋入国管理局中部空港支局は、夏の繁忙期(8月4日から19日まで)のセントレアの出入国者数をまとめた。総数は25万6850人で、対前年比3%の増加となった。出国者は13万2400人、入国者は12万4450人。行き先別では韓国が最も多く2万8160人(対前年比16%増)、続いて中国の2万2680人(同16%増)、台湾の1万4180人(同25%増)。このほか、中近東やヨーロッパ、アメリカなど長距離旅行者数も1万9830人(同14%増)と大幅増となった。

2007年 8月22日
8月22日午後7時45分ごろ、セントレアに着陸しようとした成田発のJL53便がカモメの大群と接触し、滑走路上に約100羽の死骸(しがい)が散乱したため、同空港は約35分間にわたり閉鎖された。関係者によると、同機が着陸しようとした際、カモメの群れと遭遇。機体と接触するなどして、約100羽が死んだという。機体に損傷がないかは23日に詳しく検査を行うという。乗客乗員にけがはなかった。

2007年 8月11日
神田愛知県知事は、中部国際空港の2本目の滑走路建設について、中長期的に2本目は必要になるが、その前に需要を喚起しなければならない。北米や欧州に私や副知事が出向き、セールスすることを検討していると述べ、今秋にも北米と欧州の航空会社を知事自身が回り、路線開設などのトップセールスを行う考えを明らかにした。
 神田知事は中部国際空港の現状について、中部圏の輸出貨物が成田空港や関西空港に流れており、旅客は北米、欧州路線がまだ少ないとの認識を示した。また、関西空港の2本目滑走路が運用開始されたことに対し、中部国際空港の強力なライバルと位置づけ、アジア全体が大競争時代に入る。中部国際空港の発展のためにできることはやってゆくと述べた。

2007年 8月 9日
ジェットスター航空のアラン・ジョイスCEOが、2009年にセントレアからゴールドコースト又はシドニーを結ぶ旅客便の就航を検討したいとの方針を明らかにした。アラン・ジョイスCEOは、日本は観光需要が多く、重要な市場。景気循環により需要が増減することはあるだろうが、路線は継続していきたい。2008年度以降、保有機材を現在よりも燃費のいいB787に切換え日本路線にも投入するので、さらに運航コストを下げられる。2009年には中部−ケアンズ線以外の就航を検討したいと語った。

2007年 8月 8日
JALとANAは、中部国際空港発着の8月10日から19日までのお盆前後の国内線・国際線の予約状況を発表した。国内線は、JALが座席数11万9951席に対し予約率は65.2%、ANAが18万1624席に対し予約率は68.6%。国際線はJALが4万9906席に対し予約率が79.4%、ANAは1万1360席に対し予約率77.2%となっている。
 対前年比ではJALの国際線が11%増。特に中国、韓国、台湾が18〜36%と大幅な増加となった。ANAも中国方面が24%増など、全体で13%増えている。いっぽう、国内線はJALが8%減、ANAが3%減と、利用者の減少に歯止めがかからない。

2007年 8月 7日
中部国際空港(セントレア)は夏休み期間、各種イベントを開催する。8月7日から8月31日までは子供向けのイベント「セントレアフレンズランド」を開催。釣堀ゲームやルーレット、ヨーヨー作り、万華鏡作りなど、ゲームや体験コーナーのほか、毎月開催するキャラクターパフォーマンスイベントに新しいショーを加えるなど、同イベントならではの企画を提供する。
 また、8月9日から9月10日まで「なつかしの航空展」として、歴代の期待デザイン模型や客室乗務員の制服、ポスターなど、JALとANAの協力を受けて、日本の航空の歴史を振り返る展示イベントを開催する。主な展示品は、
旧塗装のモデルプレーンの展示(JAL塗装 DC-7C、ボーイング2707、ボーイング747-100 各1機、 JAS塗装 MD90「七人の侍」 7機、ANA塗装 ビッカーズ・バイカウント828 1機)、過去の客室乗務員の制服、歴史パネル、ポスター、航空関係小物類となっている。

2007年 8月 6日
エミレーツ航空は7月29日から8月2日の日程で、ドバイ−中部線の旅客需要増強を目的に、各支店から商品開発に向けた視察グループを派遣した。観光面では名古屋城や熱田神宮、大須観音、商業エリアの栄地区を視察したほか、ビジネス面ではトヨタ工場の訪問、中部経済団体連合会と会合を行った。
 このほか、セントレアから乗継の利便がよい北海道にも足を伸ばし、札幌や美瑛の丘、旭山動物園を訪問するなど、セントレアを経由する日本観光も視察した。現在、同社のドバイ−中部線の搭乗率は平均70%を維持しており、今回の取り組みにより、更なる需要増加を期待しているという。

2007年 8月 3日
オーストラリアの格安航空会社、ジェットスターが2日、中部国際空港に就航した。カンタス航空の100%子会社で、同社が運航してきた中部―ケアンズ線をそのまま引き継ぎ、週6便運航する。海外の格安航空会社の国内参入は、3月のジェットスターの関西国際空港に次ぎ2番目となる。
 使用機材はエアバスA330―200で、カンタス航空が使用してきたボーイング767−300より座席数を約30%増やし、機内食を別料金の有料制にすることなどして低運賃を実現。就航セレモニーには、ジェットスターのアラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)が出席し、「ローコストの優れたサービスを日本に広めたい」と語った。

2007年 7月25日
JALは10月28日からの2007年の冬ダイヤから、睡眠がゆったりとれると好評な「シェルフラットシート」を中部−バンコク線のビジネスクラスに導入すると発表した。タイ・バンコクへの路線はビジネスや観光で需要が高いが、ビジネスクラスの平均搭乗率は40%前後にとどまっており、シェルフラットシートの導入で利用率の向上を図る。
 JALのシェルフラットシートは、シートをシェル(貝殻)状のカバーが包んでいるのが特徴となっており、隣の席と仕切られるためプライバシーが保たれる。また、座席は170度まで倒すことができるため、ほぼ水平となりゆっくりと睡眠をとることができる。中部発着の国際線としては、これまでにパリ線に使用されているB777−200ERに導入されている。

2007年 7月24日
ANAの山元峯生社長は東京都内で記者会見し、中部国際空港発着の国際貨物便を来年1月7日から大幅減便することについて、「2本目滑走路の建設を目指している中部空港に冷や水を浴びせるタイミングになって申し訳ないが、年間に何十億円も赤字を垂れ流すわけにいかないという判断だ」と述べた。
 中部国際空港での国際貨物便の積載状況について、「調子がよいのは天津便や米国便の往きのみくらいで、ほとんどの便は軒並み30%を切っている」と説明。ANAの貨物専用機は6機しかなく、「機数が少ないともうかるところに行って利益を上げざるを得ない」と強調した。
 また、山元社長は、中国路線を中心に拡大傾向にある中部国際空港発着の旅客便についても、「今年3月から1日1便運航している中部−広州便は当初は搭乗率が20%を切ることもあった。旅客便も努力をしないといけない」と話し、路線維持には厳しい状況であることをにじませた。

2007年 7月23日
中部国際空港はNEXCO中日本の協力を得て、セントレアのホームページに空港までの高速道路の走行ルートと通行料金を検索できるサービスを開始した。「交通アクセス」ページに、NEXCO中日本が開発した料金検索パーツ「ドライブコンパスmini」を搭載したものを使用する。
 検索結果はNAXCO中日本のドライブ情報サイト「高速日和」のページに表示し、ETC割引料金や所要時間、経路などの詳細情報を提供する。「ドライブコンパスmini」とは、個人のブログやホームページに利用できる無償のブログパーツで、今回は特別デザインしたもので、法人サイト用にカスタマイズしたのは初めてだという。

2007年 7月22日
オーストラリアの格安航空会社「ジェットスター航空」が、8月から中部−ケアンズ路線を就航する。 航空運賃を抑える一方で機内サービスを省く手法が日本に根付くかどうか、国内航空会社や旅行業界も注目している。中部−ケアンズ線はもともと親会社のカンタス航空が運航。名古屋空港時代から競合する航空会社もなく、平均搭乗率も70%〜80%で比較的好調だったが、グループ内の再編でジェットスターへ移管された。
 ジェットスターではエコノミーの場合、飲料水は配られるがアルコールやドリンクは有料で、機内食も片道3000円、歯ブラシ、アイマスクなどのアメニティキットは600円で販売する。国土交通省航空企画調査室は「格安航空会社が入ってくることで航空需要の掘り起こしができる。アジアの他の格安航空会社も日本に関心を持っており、遠くない将来、新規参入があるだろう」と話している。

2007年 7月21日
中部国際空港免税売店のコスメティック&ファッション店内に、総合メンズファッションブランドの「トゥミ(TUMI)」ショップコーナーがオープンした。場所は3階の国際線制限エリア内出発コンコース付近。中心となるバッグ類は、フォーマルなビジネスバッグからカジュアルなバックパックまで30種類を扱い、財布やキーケースなどの小物類も豊富に取り揃えている。

エミレーツ航空の中村勝美日本支社長は、中部−ドバイ線の就航1周年に合わせて記者会見し、今年10月に就航するドバイ−サンパウロ線への中部から乗り継ぎ需要に期待を表明した。中村支社長はサンパウロ線について、「日系ブラジル人が中部地域に約20万人在住している。現在の中部−成田−北米経由よりも、自社の中部便を利用したほうが乗り継ぎがドバイでの1回だけで済む。中部発のメリットを最大限生かしてサンパウロ路線を成功させたい」と抱負を語った。

2007年 7月20日
中部国際空港の海上アクセス航路をめぐり、地元以外の主に九州や瀬戸内海の汽船会社が参入する動きが続いている。現在地元以外の会社として運航しているのは「松坂ルート」に熊本県天草市の「江崎汽船」と、津ルートを運航する瀬戸内海の「両備運輸」、四日市ルートも瀬戸内海でチャーター船を運航する「セラヴィ観光汽船」。新規参入が相次ぐ背景には、地元業者が海上アクセス航路の開設に消極的だったことがあり、三重県交通政策室は「需要がどれだけあるか予測がつかず、地元業者は二の足を踏んだのではないか」と分析している。

2007年 7月19日
JALグループの成田−中部−天津を結ぶ国際貨物便(復路は天津−成田)が新規就航した。トヨタ自動車が天津に第三工場を稼働したため、中部国際空港からの関連部品の空輸需要を見込んでいる。天津は自動車部品や液晶、ハイテク関連の貨物需要が大きい。ただ、空輸は海運の数倍高いと言われ、コスト競争が激しい自動車業界が利用するかどうかは不透明な状況。
 それを裏付けるかのように、11日に就航を開始した初便も、最大積載量が約55トンの機体にもかかわらず、実際、成田、中部から積んだ貨物は成田から4トン、中部から6トンのわずか10トンにとどまった。JALは「量を運べば海運との価格差は縮まる。貨物、運送会社に働きかけていきたい」と営業活動を強化していくとしている。

2007年 7月18日
中部国際空港の3階国際線出発ロビーに新タイプの世界時計が登場した。LED照明による光のパフォーマンスで、壮大な時間の流れや幻想的な季節の彩りを演出する。この世界時計はセイコー製で、“人に優しい”世界時計を実現するため、照度の高い白色のLED照明を使用し、さらに時計の表示面を斜め下方に向けることで、より視認性を高め、ユニバーサルデザインにも配慮されている。
 また、従来にはない「次世代の世界時計」を志向し、日本の伝統美を象徴する屏風・絵巻物をモチーフに、“和”の世界を表現している。世界地図面では、毎正時と毎30分に、年間を通じて四季やクリスマス・お正月など季節感を表現した光のパフォーマンスが演出される。

2007年 7月17日
中部空港調査会は、7月27日に「国際拠点空港・中部国際空港の役割〜2本目滑走路の早期実現に向けて」と題するシンポジウムを名鉄ニューグランドホテルで開催する。 このシンポジウムでは、政策研究大学院の森地教授の基調講演「わが国の国際拠点空港のあり方について」、調査会専門委員長の伊藤名古屋産業大学名誉学長・特任教授をコーディネーターに「2本目滑走路の早期実現に向けて」をテーマにパネル・ディスカッションが行われる。
 募集人員は200名(参加料無料)で、定員になり次第締め切る。申し込みは、7月20日までに申込書に必要事項を記入の上、事務局までファクス(052-204-3608)する。

2007年 7月16日
名古屋鉄道は夏休み期間中の7月28日から8月19日の間、中部国際空港アクセス特急「ミュースカイ」の一部で車両の増結をし、輸送力を増強する。最も混雑が予想される8月11日から19日の間はさらに増結する列車本数を増やす。これにより期間中のミュースカイの座席数は平日で約13%増、土休日で約20%増加する。お盆期間の8月13日から15日の3日間は全線土休日ダイヤで運行する。

2007年 7月14日
中部国際空港では航空会社の系列に関係ない自動チェックイン機が稼動を開始した。これはどの航空会社を利用する場合でも、利用する航空会社のチェックインができるようにするもの。現在のところ、ノースウエスト航空が利用を開始している。
 中部国際空港ではすでに自動チェックイン機を7台購入しており、現在はノースウエスト航空が4台を使用。これから参加する航空会社の状況に合わせて稼働台数を増やしていく。現在のところ、ANA、ルフトハンザドイツ航空、ユナイテッド航空が利用を予定しているといい、ANAは夏から秋をめどに利用を開始する予定。

2007年 7月13日
中部国際空港で11日、JALカーゴの成田−中部−天津を結ぶ国際貨物便の新規就航記念式典が行われ、中部空港会社の稲葉社長ら関係者50人が参加し、テープカットなどで就航を祝った。
 成田−中部−天津便は、最大積載量55トンのB767−300Fを使用し、中部からは半導体部品や自動車部品など約6トンを積み込み、天津に飛び立った。復路は中部を経由せず天津から成田へ直行する。式典でJALの福地取締役は「天津にはトヨタ自動車の工場があり、需要を取り込みたい。中部の荷主の意向に的確に対応したい」と意気込みを話した。

2007年 7月12日
中部国際空港は愛知県とともに、「中部国際空港アジア・ゲートウェイ特区」の提案を内閣官房構造改革特区推進室に提出したが、旅客の利便性向上を図る提案を空港会社単独で提出した。内容は深夜早朝貨物機の乗務員やビジネス小型機向けの個別の出入国手続き施設の設置や、国際線・国内線乗継客・国際会議の出席者など、時間的な制限のある旅客やファーストクラス、ビジネスクラス向けの出入国審査手続きレーンの設置などとなっている。独自で設備を整備しても入国管理局などの協力がないと運用ができないためだという。

2007年 7月11日
冬柴国土交通大臣は7日、中部国際空港を視察し、2本目滑走路の建設について「国際拠点にふさわしい新規路線や増便、需要の開拓が必要。これでは狭い、もっと広げようという雰囲気になったときに現実の問題になる」と語り、需要増が前提との考えを示した。同大臣は、ボーイング社の次世代新型機「B787」の主翼積み込み作業を管制塔から見学した後、商業施設などを約30分視察。「国内、国際線の使い勝手がいいすばらしい空港」と印象を語った。

中部国際空港では小型機用エプロンが拡張されたことを記念し、「日本オーナーパイロット協会」に所属する小型プロペラ機7機が全国からお祝いに集まった。茨城県や大阪府などから同空港に降り立ち、エプロンに整列した。同空港では、滑走路北東側の小型機エプロンを約1万8300uに、貨物用エプロンを約15万5100uに拡張する改修をし、7月5日から供用開始した。空港会社によると小型機用エプロンは、自家用小型機のほか、官公庁や報道機関の緊急時の利用も見込んでいるという。

2007年 7月10日
中部国際空港の稲葉社長は、2本目滑走路建設の条件とされる年間発着回数13万回というのは、関空に当てはまることであって、投資額が低く抑えられる中部の場合、最低ラインも変わってくるという独自の考えを展開した。また、現在、国内線の低迷が問題になっているが、稲葉社長は国内線の低迷は国際線の不十分さが招いている可能性が十分ある。乗り継ぎのよさが中部の特徴なので、国際線への乗り継ぎをよくする地道な努力が必要と述べた。そのうえで、燃料高などで航空会社も経営が楽ではないので、航空会社にも利便性や経済性の優位を訴えて、引き続き新規路線を誘致する努力を続けることを明らかにした。

2007年 7月 9日
愛知県は中部国際空港が実現を目指している第2滑走路の整備促進のために、同県庁内の連携を図る新組織「中部国際空港二本目滑走路連絡会議」を設置したと発表した。同空港の第2滑走路整備に関連した情報を共有し、今後件が取組むべき課題などについて意見交換する。第1回の会合が7月5日に開催され、利用促進策や環境アセスメントなどについて話し合った。今後は年4回のペースで開催する方針という。

2007年 7月 8日
中部国際空港は、実現をめざしている第2滑走路整備について、現在の1本目の滑走路に平行して沖合側に設置する案を軸に検討する方針を決めた。空港会社は悪天候でも欠航が少ない1本目を評価しており、2本目も同様に南北に伸びる配置が最適と判断した。
 現在の滑走路の就航率(離着陸実績便数÷離着陸計画便数×100)は国内線と国際線を合わせて2005年度が98.5%、2006年度が98.8%で、国際民間航空機関(ICAO)が目安としている95%を上回っている。また、欠航理由を横風などの悪天候を中心とする空港会社独自の判断によると、同就航率は2005年度が99.6%、2006年度が99.8%になるという。

2007年 7月 7日
中部国際空港で7月3日に、モンゴル航空のウランバートル行きのチャーター便が新たに就航した。関西国際空港発でセントレアを経由し、モンゴルに向かう。8月28日までの2ヶ月限定で火曜日の週1便の運航。利用実績が上がり、両国政府間の航空協定で飛行枠が拡大されれば、定期便化を検討するという。
 使用機材はB737−800で、定員は162人。中部を午後3時35分に出発し、約4時間半でウランバートルに到着する。復路は関空を経由してセントレアに戻ることになる。就航初日は関空から40人、セントレアから70人が搭乗。搭乗ゲート前で開かれた式典では、モンゴル航空のバドボルド日本地区総支配人が「長年の夢だった中部便が初就航した。臨時チャーターでなく定期便を飛ばしたい」と挨拶した。

2007年 7月 6日
愛知県は中部国際空港の第2滑走路整備について、2008年度の国の予算に組み入れてもらうための提案・要望を行うと発表した。神田愛知県知事が内閣官房や国土交通省を尋ね、第2滑走路の整備を国の国土形成計画や社会資本整備重点計画に盛り込み、2008年度予算から整備に向けた施策を組み入れるように要望する。
 愛知県の国に対する次年度予算要望活動で、中部国際空港の第2滑走路整備を取り上げるのはこれが初めて。要望活動には、名古屋市や名古屋商工会議所、中部経済連合会、中部国際空港会社の関係者も同行する予定。

中部経済連合会の川口文夫会長は定例記者会見で、中部国際空港でANAが貨物事業を大幅縮小することに触れ、「ちょうどこれから2本目滑走路の早期建設に力を入れるという時期なのでショックだった」としながらも「ものづくりなどで地域が元気なら空港の利用率は必ず上がるだろう」との見方を示した。
 同会長は中部国際空港について「24時間使うためにはメンテナンスなどを含め、2本の滑走路が必要。しかし、この手の話は10年単位で考えるもの。今から動かないと必要なときに間に合わない」との考えを改めて強調した。

2007年 7月 5日
愛知県と中部国際空港会社は、中部国際空港の国際物流の効率化や、貿易手続きの簡素化を図る「アジア・ゲートウエイ特区(仮称)」の実現を目指し、内閣官房構造改革特区推進室に規制の特例に関する提案を出した。
 今回提案したのは、航空貨物が日本に到着する前に輸入通関手続きを済ませる制度で、特区として認められれば、特に生鮮品や半導体製品など、スピードが求められる貨物輸入に有効という。また、輸入貨物に税関検査が必要な場合の検査個数の軽減や、深夜や早朝時間帯でも税関手続きが可能となる「税関の24時間開庁化」も提案した。

2007年 7月 4日
中部9県と名古屋市、静岡市、浜松市でつくる中部圏開発整備地方協議会は、来年度の政府予算案編成へ向けた最重点事業に関する提案と要望をまとめ、中部国際空港の2本目滑走路整備を最重点の新規事業として盛り込んだ。中部国際空港2本目の滑走路整備については、「今後の空港需要の増大に対応し、真に24時間運用可能な機能を備えた国際拠点空港とするため」との理由で、次期社会資本整備重点計画などへの位置づけを要望。空港への道路網整備も併せて求める。

2007年 7月 3日
中部国際空港会社の稲葉社長は、新規路線の開拓では空港会社自らが費用負担をする用意がある、国が求めている旅客や航空貨物の需要拡大に向けて全力を挙げる考えを明らかにした。また、2本目滑走路の実現では地元の政財界が一体となった取り組みが必要と強調した。
 稲葉社長は、「中部の企業でも航空貨物を使う際は現在でも4割が成田空港を使っている。これを中部からにしてもらうよう営業努力を続けたい。政治的な圧力では長続きしない。コスト面でも勝てるようにしていきたい。自動車は重要だが、IT産業と違い重い荷物が多い。アフターサービスなど緊急の物資もあり、期待している」と語った。

2007年 7月 2日
中部国際空港はこのほど、「セントレア発海外旅行需要喚起プロジェクト」の審査結果として8件の新たな企画を決定した。このプロジェクトは、中部地域からの海外旅行需要を喚起することを目的にしており、昨年から地元テレビ局の番組とタイアップした旅行商品の企画を募集しているもので、今回採用になった「セントレア発海外旅行需要喚起プロジェクト」番組のうち、行き先等が発表になっているものは下記のとおり。
(放送局・番組/方面/企画提案会社)
CBCテレビ「晴れ・どきドキ晴れ」/グアム/JTBワールドバケーションズ
中京テレビ「PS」/フランス/JTB中部メディア販売事業部
中京テレビ「アンデュ」/ベトナム/JTBワールドバケーションズ
テレビ愛知「遊びに行こっ!」/台湾/ユナイテッドツアーズ
名古屋テレビ「WAYAYA あはっ!」/ハワイ/HIS中部営業本部

2007年 7月 1日
中部国際空港では、昨年に引き続き「セントレアフォトコンテスト」を開催する。昨年の総応募数は433作品にも及び好評であったため、今年も引き続きフォトコンテストを開催することになった。入賞作品については2008年のセントレアオリジナルカレンダーの毎月を飾ることになる。応募作品展については年末に中部国際空港で開催する予定。
 応募期間は2007年6月30日から2007年9月20日(当日消印有効)。入賞作品の発表は2007年10月30日発売のイカロス出版「月刊エアライン」及びセントレアのホームページにて発表する。

2007年 6月30日
中部国際空港は6月29日から7月18日まで、「アートキルト回顧展ドイツロマンチック街道」を開催する。これは昨年2月から10月まで開催された同様の展示会の回顧展で、期間中はドイツロマンチック街道の27都市と、姉妹空港のあるミュンヘンをテーマに、合計28点の作品を展示。また、会期中には回顧展の作家によるミニバックやミニタペストリー作りのワークショップも開催する。定員は各ワークショップによって異なり、10名から30名程度。参加は予約が必要となる。

2007年 6月29日
中部国際空港では、JALによる沖縄の魅力を紹介するイベントを、2007年6月30日(土)と7月1日(日)の2日間実施する。場所は4Fイベントプラザでステージイベントが行われる予定。ほかにも、体験コーナーでミニシーサーつくりが開催され、参加費は500円、両日とも4回(12:00〜、13:30〜、14:30〜、16:00〜)実施される。各回とも定員15人となっている。
6月30日(土)
・JALキャビンアテンダントによる沖縄紹介:11:30〜、14:00〜
・三線ライブ:12:30〜、15:00〜
・エイサー:13:30〜、16:30〜
・沖縄のお土産売れ筋ランキングクイズ:13:00〜、15:30〜
・琉装スタッフ&フーと記念撮影:11:00〜、17:00〜
7月1日(土)
・JALキャビンアテンダントによる沖縄紹介:11:30〜、14:00〜
・エイサー:12:30〜、15:00〜、16:30〜
・沖縄のお土産売れ筋ランキングクイズ:13:00〜、15:30〜
・琉装スタッフ&フーと記念撮影:11:00〜、17:00〜

2007年 6月28日
中部国際空港の2007年5月の総旅客数は97万8700人で、対前年比1%減となったものの、国際線利用は中国路線が好調なため、5%増の45万9900人と前年を上回った。いっぽう国内線は6%減の51万8800人にとどまった。2007年夏ダイヤの国際線方面別就航便数では、中国方面がANAの広州線就航により、2006年冬ダイヤの86便から93便に増加した。また東南アジア方面は、フィリピン航空が2006年冬ダイヤの6便から1便本増便したため42便となった。

2007年 6月27日
国土交通省の交通政策審議会航空分科会は、今後の空港整備の方策について最終報告書をまとめ、金本分科会長(東京大大学院教授)が冬柴 国土交通大臣に答申した。中部国際空港は2本目滑走路整備を念頭に「将来に向けて完全24時間化を検討し、フル活用を図る必要がある」と明記した。答申内容は次期社会資本整備重点計画(2008−2012年度)に反映される。
 この日の分科会では中部空港に触れた委員はなく、文言は5月末の答申素案そのままとなった。2本目滑走路実現には需要拡大の必要性を強調、「中部圏の空港間の役割分担を踏まえ、機能向上のあり方を検討していくことが望ましい」と、県営名古屋空港を含めた議論の進展を求めた。分科会終了後、鈴木 国土交通省航空局長は「中部にとって、2本目の必要性が盛り込まれたのは前進となるが、建設に入るかと言えばそんな簡単な問題ではない。需要拡大が先決だ」と述べた。

2007年 6月26日
中部国際空港会社は株主総会後に取締役会を開き、トヨタ自動車副社長の稲葉良睍氏の社長就任を正式に承認した。稲葉新社長は就任後の会見で「私の使命は2本目滑走路の実現に向けてしっかりした道筋を付けること。路線ネットワークの充実や利用拡大に取り組んでいく」と抱負を述べた。新副社長には国土交通省土地・水資源局長などを歴任したデンソー顧問、伊藤鎮樹氏が就任した。社長だった平野幸久氏は会長、副社長の山下邦勝氏は特別顧問に就任する。
 全日空が中部空港発着の貨物便を大幅に減らす方針を示したことについて、稲葉新社長は「中部の荷物が成田や関西国際空港に行くケースが随分あり、需要掘り起こしと利便性向上を地道に積み上げるしかない」と話した。

2007年 6月25日
名古屋税関中部空港税関支署が発表した貿易概況の速報によると、中部国際空港の5月の輸出総額は943億円(前年同月比5・5%増)で、30ヶ月連続の増加となった。一方、4月に28ヶ月ぶりにマイナスとなった輸入総額も786億円(0・8%増)で再びプラスに転じた。
 輸出品目では、中国、マレーシア向けの半導体など電子部品が250億円(29・3%増)と好調。輸入は、中国からのデジタルカメラなどの増加が目立った。貨物積込量は8553トンで17・1%減。9ヶ月連続の減少となった。貨物取卸量も1・6%減の7917トンで6ヶ月連続の減少。自動車部品の海上輸送への転換、全国的な航空輸送の落ち込みなどが不振の原因という。

2007年 6月24日
中部国際空港の利用増を目指す「中部国際空港利用促進協議会」の賛助会員大会が名古屋市内で開催された。同協議会は東海3県と名古屋市のほか、名古屋商工会議所、中部経済連合会、空港会社で構成し、挨拶に立った協議会代表理事の箕浦名古屋商工会議所会頭は、国土交通省の審議会の答申にの2本目の滑走路建設の検討が盛り込まれることになったが、実現には空港利用者を増やすことが不可欠、地域が一体となって空港の需要拡大に取り組まなくてはいけないと、中部地方の主要企業に一層の利用を呼びかけた。

マリアナ政府観光局は7月1日から9月30日までの期間、名古屋圏の旅行需要喚起を目的とし、地域限定のサマーキャンペーンを実施する。中部−サイパン線を運航するノースウエスト航空と共同で実施し、NW77便の利用者を対象に、期間中に搭乗した旅客は、現地で対象となる14施設において搭乗半券を提示すると、割引や値引きギフトがプレゼントされる。

2007年 6月23日
中部国際空港はこのほど、マイクロソフトのモバイル端末を利用した高齢者、障害者などを対象としたナビゲーションシステムを試験的に導入した。これは端末の内蔵カメラで撮影したカーペットの色のパターンから現在地点を把握し、目的地まで音声のガイダンスやディスプレイで案内をするもの。これにより、案内板の表示だけで目的場所に到達するのが困難な高齢者が利用できるほか、音声ガイダンスにより視覚障害者も利用できる。この端末の長所は、施設面ではカーペットの識別だけでシステムに対応ができることで、特別な工事や改修を必要とせず、低コストで導入することができるという。

ANAが中部国際空港からの国際貨物便について全面撤退の方針を転換し、中国・天津線を残すと発表したが、中部−天津間には7月からJALが週2便を新規就航させることになっていて、航空2社はトヨタ自動車関連の部品輸送の需要を当て込んでいるもよう。しかし、トヨタ自動車やデンソー、アイシン精機など、天津に拠点がある自動車関連の輸送は海運が中心で、空輸は補修部品がないなどの緊急時に利用するだけで、むしろ輸送コストが高いから空輸を減らす傾向にあるという。
 今回の大幅減便に続いて、中部発着の国際貨物便はさらに減少する恐れすらある。今後の需要拡大に向けて非常に難しい舵取りが続くことになりそう。

2007年 6月22日
中部国際空港は6月23日と24日、10月に開催される祭事「はんだ山車まつり」を紹介するイベントを開催する。この祭事は半田市内にある31台の山車が一同に終結する5年に1度のイベントで、今年は10月6日、7日に開催予定となっている。
 中部国際空港では、「はんだ山車まつり」で演じられる伝統文化芸能を一足先に披露。23日には上半田南組・上半田北組による「子供三番叟」、24日にはからくり人形「役小角大峯桜祭囃子」を上演し、両日とも山車まつりに関するクイズ大会も開催する。また、外国人来訪者向けに外国語によるPRチラシも配布する。

2007年 6月21日
JTBは中部国際空港、JAL及びANAの協力を得て、中部国際空港で子供を対象にした航空教室を実施した後、2泊3日の国内旅行へ出発する国内旅行商品を設定し、6月15日から発売している。
 JALは整備部・航空部の各社員による飛行機の飛ぶしくみや整備などを説明し、空港内部のオペレーションを見学する航空教室に協力。ANAはキャビンアテンダントによる仕事説明と空港内部を見学するキャビンアテンダント教室を実施する。
 JAL便利用コースは「JAL航空教室&北海道へフライト」が大人51,000円から、子供49,000円から。ANA便利用コースが「ANAキャビンアテンダント教室&沖縄へフライト」は大人69,000円から、子供66,000円から。両商品ともに、5出発日の設定で、各回40名の限定となっている。

中部国際空港発着の専用機による国際貨物事業からの撤退方針を固めていたANAは、現在就航している貨物便のうち、中国・天津便を存続させると発表した。来年1月6日にシカゴ、香港、ソウル便などから撤退。一方、成田から中部を経由する天津便は現在と同じ週5便の運航を続ける。
 天津便はトヨタ自動車関連などの自動車部品を運ぶ需要が大きいことから残すことにしたとみられる。ただ存続したとはいえ、2007年10月からの1年間、中部出発の天津線の目標搭載重量を25トンに設定するというノルマが付くことになった。現在の平均積載量は1日20トン程度という。ANAは今後は実績をみて検討したいとしており、目標量を下回り続ければ廃止の可能性が高まることになる。

2007年 6月20日
中部国際空港は、空港で働くスタッフのCS意識と接客レベルの向上を目的として、空港島内の事業者が全て参加する取り組み「セントレアさわやかキャンペーン」を開始した。7月13日までの期間に、「あかるいアイサツ・にっこりスマイル・心地いい時間をみんなでつくろう」のキャッチフレーズで、挨拶や笑顔を意識して利用者の満足度の向上を目指す。

2007年 6月19日
冬柴鉄三国土交通相は閣議後の会見で、ANAが貨物専用機を使った国際貨物事業の中部国際空港からの撤退を検討していることについて、「事業者は便利な方へ行く」と述べ、一定の理解を示した。ANAは2本目の滑走路の運用開始で8月に完全24時間化される関西国際空港に、貨物専用機を集約する計画。
 一方、同相は中部国際空港に関し、「地元経済界、自治体も含めてお客さんの獲得に頑張ってもらわなければならない」と述べ、利用促進に向けた努力の必要性を強調。「関空も関西財界を挙げてトップセールスしている」と語った。

2007年 6月18日
ANAが中部国際空港からの国際貨物事業撤退を申し入れたことは、二本目滑走路建設に向け、地元一丸となっての要求活動を続けてきた地元政財界や空港会社に大きな打撃を与えている。 現在、ANAが運航する中部発の国際貨物の定期便は、ソウル、天津、シカゴ行きなど週14便あり、JALなど他の航空会社を引き離して最も多い路線を運航している。
 2006年12月以降、ずっと前年実績割れが続き伸び悩んでいるセントレアの国際貨物取扱量だが、2012年まで年率3.2%、2017年まで5.5%と高い伸びを予想し、航空貨物の需要は拡大するとみていた。 ANAの撤退が現実となれば、需要予測も下方修正する必要に迫られ、二本目滑走路の早期実現はますます困難となる。

2007年 6月17日
ANAが中部国際空港での貨物専用機による国際貨物事業から今秋にも撤退する方針を明らかにした。関西国際空港が8月から2本目の滑走路の供用を開始して完全24時間化することから、ANAは関空に貨物機を集中させ効率性を高めることを理由にしている。
 ANAはすでに6月初旬に中部国際空港会社に対して撤退の意向を伝えている。これに対し平野中部国際空港社長や地元経済界の代表が山元ANA社長と面会 し、撤退が地域経済の停滞を招くとして存続を要請していた。ANAは中部国際空港での国際貨物事業で十分な利益が確保できていないもようで、関空に集中することで収益改善につなげる方針という。ただ し、中部からも旅客機を使った国際貨物事業は続けることを表明している。

2007年 6月16日
中部国際空港の国際貨物取扱量が低迷している。2005年2月の開港直後は空港会社の好業績を後押しし、取扱い設備の増設も続いてきたが、2006年12月以降は前年割れ状態が続いている。今後の空港運営と2本目滑走路の建設のためにも貨物需要の拡大が不可欠なため、空港会社だけでなく、経済団体も海外の航空各社への働きかけに動き出した。
 中部圏の国際貨物需要は、成田と関西への流出分も含めると年間70万トン程度と推測されている。しかし2006年度の中部経由の貨物は23万8000トンに留まっている。今年1月にデンソーが中部経由の自動車部品の取扱量を30%増やすなどしているが、路線や便数が限られ使い勝手が悪いと話す。愛知県内で液晶テレビやデジタルカメラを生産するソニーは、輸出量の95%が成田経由となっていて、すでに物流ルートを確立しており、よほど魅力がないと変更しないと話すなど、開港直後に中部を実験的に使ったメーカーも離れ始めていることが懸念されている。

2007年 6月15日
中部国際空港で共同上屋事業を展開するアドバンスド・フレイツ・サービス・ジャパン(AFS)は、中部臨空都市・空港島総合物流ゾーンに2棟目となる「AFSカーゴターミナルII」が竣工したと明らかにした。供用開始は6月18日からとなる。敷地面積6000平方メートル、倉庫が2階建て、事務所が4階建てとなっていて総延床面積は約7000平方メートル。AFSは2005年2月の中部国際空港開港と同時に「AFSカーゴターミナル」(事務所棟6階建て3840平方メートル、倉庫面積2600平方メートル)の供用を開始、今回は道を隔てた対面に2棟目を建設した。

2007年 6月14日
国土交通省航空局の小野飛行場部長が名古屋市内のホテルで講演し、中部国際空港の二本目滑走路について、現状では実現が厳しいとの見方を示した。建設へ向け軌道に乗ったと思われているようだが、なかなかそうはいかないと釘を刺した。小野部長は、先月末に示された国交省交通政策審議会航空分科会の答申の素案が「抽象的に必要性を示しただけで、実現するかは別問題」と話した。
 また、今年2月に同分科会で出された2017年の発着回数の将来予測が12万7000回にとどまっていることを説明。関空の拡張条件が13万回以上だったことを挙げ、計算上10年経っても13万回を達成できない条件下で、巨額の設備投資をする意思決定はできないと話した。今月21日には同分科会の答申が出されるが、二本目滑走路のすぐの実現は盛り込まれないことを示唆した。

2007年 6月13日
中部国際空港の2本目の滑走路実現には年間発着回数を13万回程度に増やすことが条件とされている。これに対して2006年度の発着回数は10万7000回で、2万3000回足らない。県営名古屋空港の同年度の定期便の発着回数は1万5000回あり、これを中部に一元化されれば目標にかなり近づくことになる。
 これに対して、愛知県は「名古屋空港からの定期便一元化は検討しない」との立場を崩していない。自衛隊基地強化を懸念する地元への配慮もあるため、簡単に方向転換ができる状況にはない。しかし、名古屋市内で開かれた二本目滑走路整備促進会議の協議後、神田愛知県知事は記者団に「何か問題があれば空港会社とひざを交えて話し合っていきたい」と強調。空港会社の平野幸久社長も「空港会社と愛知県が対立しているという形にとられないようにしたい」と応じた。

2007年 6月12日
中部国際空港の航空貨物などを扱う複数企業向けの物流センター「プロロジス・セントレア」が完成した。プロロジス社が開発した物流施設は県内2ヶ所目にあたり、建物は鉄筋コンクリート造5階建てで、延べ床面積は8万3000平方メートル。大型トレーラーが各階に直接乗り入れできるようにランプウェーを設置している。
 1階から3階までは航空貨物用として低床式の車路を設け、4・5階は高床式で大型コンテナにも対応できる構造になっている。6月下旬から稼動予定で、すでに数十社からの問い合わせがあるという。

2007年 6月11日
愛知県主催の「2007愛知環境賞」で最高の「金賞」を受賞した中部国際空港で、受賞記念講演会が行われた。同賞の選考委員長を務めた架谷昌信・愛知工業大教授が「セントレアの更なる飛躍へ向けて」というテーマで、空港会社の社員や県職員ら約300人を前に講演した。今回は「海水利用による上水使用量の大幅削減」など、海上空港という立地条件を生かした先進的な取り組みが評価された。

2007年 6月10日
中部国際空港会社が2本目の滑走路建設の事業費を約2000億円と試算したが、空港運営上の効率性を重視してはじいた金額となっているもよう。セントレアでは天候不良により年間数回の欠航が発生しているため、一部の研究者から滑走路を「ハの字」にして横風に対応したほうがよいという意見が出たが、空港会社は現在までの欠航比率は他の主要空港と比較しても少ないと認識しているもようで、試算ではコストの安い平行滑走路を想定している。
 また1本目との距離を暫定的に300メートル離すとしたのは、空港島西側の海が400〜500メートル沖で急に深くなり、埋め立て工事が困難になることを避けること想定したものという。また、開港前には空港島の北側を埋め立てて拡張し、滑走路を4000メートルにする将来構想があった。これは航空機の軽量化や性能アップに伴い、現状の3500メートルで十分との見方が関係者の間で強まっているという。

2007年 6月 9日
大学教授らによる中部空港調査会の専門委員会が名古屋市内のホテルであり、中部国際空港について「可能な限り早期に複数滑走路の整備を行う必要がある」との緊急提言を発表した。伊藤達雄委員長(名古屋産業大名誉学長)は現状について、「滑走路が一本であり、維持管理のために週3日深夜には閉鎖せざるをえない」と指摘。その上で「中部が今後も産業技術の“世界的な中枢”であり続けるため、滑走路を2本にして完全24四時間化を図る必要がある」と強調した。

2007年 6月 8日
中部国際空港会社が空港島に2本目の滑走路を建設する事業費を、約2000億円と試算していることが分かった。2本目の具体的金額が明らかになるのは初めてで、今後国や地元自治体などが建設構想を具体化し、費用負担などを論議する際の1つの基準となるもよう。
 空港会社の試算根拠によると、2本目の用地は1本目の西側の沖合に造成。海底に硬い岩盤が水深20メートル以内で続く海域を南北に埋め立てる。滑走路は1本目から約300メートル離し、全長は1本目と同じ3500メートルとする。十分な離着陸機能を確保するため、平行滑走路を想定したという。空港島は、現状で580ヘクタールだが、新たに、空港島の南東端部分を含め200ヘクタール程度を埋め立てて、空港島全体を丸みのある「D」字形に仕上げるとしている。

2007年 6月 7日
中部経済連合会の川口会長は、中部国際空港の2本目滑走路の実現に向け、昨年度は約10万7000回にとどまった発着回数や就航路線を増やす必要があるとして、「航空会社の乗り入れ時に初期費用軽減が必要」として中部国際空港側に要請する考えを示した。
 川口会長は、9月には自身を団長とする北米経済視察団・エアポートセールスでシカゴなど6都市と、ノースウエスト航空やユナイテッド航空など5社を訪問し、同空港の利用を呼びかける予定。国内便に関しても「中部に足を運んでもらうよう観光キャンペーンも必要」と指摘している。

2007年 6月 6日
フィンランド航空は5月25日に新機材エアバスA340-300Eを受領し、ヘルシンキ−成田線と中部線で運航を開始した。これは同社が今後、長距離路線用に導入するエアバス社製機材の第1号機にあたる。6月中旬には2号機を就航させるなど順次機材の更新を行い、2010年末には現在MD−11で運航している長距離路線をすべて同機に切り替える予定という。
 今回の導入機材は、ビジネスクラス42席、エコノミークラス227席の計269席で、全ての座席に「レカロ社」製のシートを採用しているほか、各シートに個人モニターを設置。パソコン用の電源やiPod用のUSBコネクタも装備している。機内エンターテイメントも充実しており、テレビ・オーディオプログラムのほかに、20タイトルの映画や16種類のゲーム、60タイトルのCDからのオリジナル・プレイリストが作成できる。さらに、全席に衛星電話を設置し、離れた座席同士での通話が無料で出来るほか、パソコンでメールの送受信も可能となっている。

冬柴国土交通大臣は記者会見で、中部国際空港の2本目の滑走路建設に向け、「交通政策審議会航空分科会」の答申素案に将来の必要性が盛り込まれることについて、「建設には多額の国費が必要で、入れたときのベネフィット(利得)とコスト計算も必要だし、地元の協力も重要だ。それらを総合的に判断しながらやっていかなくてはならない。今後の大きな課題だと思う。」と述べた。

2007年 6月 5日
国土交通省の「交通政策審議会・航空分科会」が、次期社会資本整備重点計画に中部国際空港は「将来に向けて完全24時間化を検討し、フル活用を図る必要がある」と明記されたことに対し、愛知県、経済界ともそろって歓迎のコメントを発表した。
 神田愛知県知事は答申の素案を「高く評価する」としたうえで、「これを1つのステップとして、引き続き地元が一丸となって事業の具体化、早期実現に向けて、鋭意努力をしていく」とあらためて意欲を示した。
 名古屋商工会議所の箕浦会頭は、「国で策定される社会資本整備重点計画や国土形成計画における明確な位置付けにつながるものと期待している」とコメント。中経連の川口会長も「2本目の滑走路の整備促進に大きな弾みになるものであり、感謝申し上げる。早期実現に向け、地元財界として今後とも利用促進・需要拡大にまい進するものであり、一層のご理解・ご支援をお願いする」と歓迎のコメントを出している。

2007年 6月 4日
ANAは利用率の低迷が続く中部−福島線を、2007年11月末で廃止することを明らかにした。 ANAによると2007年度の事業計画を決める際に、同路線の廃止をいったん提案したが、福島県からの強い要望により猶予期間を設け搭乗率の動向をみていた。しかし目標搭乗率60%に対し、4月までの平均搭乗率が30%前後と低迷したため廃止を決定した。
 2007年度の事業計画でANAは同路線のほか、札幌−庄内線、福岡−富山線の2路線に関しても、実績次第で廃止を検討するとしている。中部−福島線の搭乗率が伸びなかった理由として、福島県は、移動時間、運賃ともにJRと大差がないことに加え、便数が従来の1日2便から1便になったため利便性が低下てしまった」と分析している。

2007年 6月 3日
国土交通大臣の諮問機関である「交通政策審議会・航空分科会」は、空港・航空保安施設整備方策に関する答申の素案をまとめたが、その中で中部国際空港は「完全24時間化を検討」とし、2本目の滑走路の必要性を示唆した。
 同分科会は6月中に答申をまとめる予定で、2008年夏の閣議決定を目指す次期社会資本整備重点計画に反映させる。素案では中部国際空港について、国際拠点空港として24時間運用の機能を生かす必要性を強調しながらも、現在は滑走路が1本しかないため、週に3日間ほど深夜時間に閉鎖して保守が行われていると指摘。深夜貨物便の発着拡大のため、「完全24時間化を検討し、フル活用を図る必要がある」として、事実上2本目の滑走路整備を促している。

2007年 6月 2日
中部国際空港ではエミレーツ航空の就航1周年を記念し、6月4日から10日まで、「魅惑のアラビアンリゾート・ドバイフェア」を開催する。高級ホテルリゾートや人気の砂漠ツアーなど、ドバイでの楽しみ方をパネルで紹介するほか、サンドアートの体験の場も提供。また、6月9日と10日にはベリーダンスをはじめ、ダルブッカ、ウードなどアラブ楽器の演奏も実施する。

2007年 6月 1日
中部国際空港ではフィンランド航空就航1周年を記念し、北欧の魅力満載のイベントを開催している。6月2日と3日には、4階イベントプラザにてステージイベントを行なう。
 ステージイベントは6月2日(土)がストリートオルガン演奏や、おもしろ音楽紙芝居、フィンランド航空PRステージなど。6月3日(日)には「北欧こだわりトーク&ライブ」として、北欧の美しい国々の写真を撮っている写真家「長谷川朝美」氏と北欧雑貨に詳しいデザイナー「道田聖子」氏のトークショー、フィンランド伝統楽器「カンテレ」演奏も行われる。

2007年 5月31日
JALは6月1日から中部−天津線をデイリー運航するのを前に、同社の中部空港支店で旅行会社の関係者を招き、中部国際空港を発着する中国路線のビジネスクラスで提供する機内食 の試食会を開いた。JALは今年の3月から上海、天津、広州の3路線のビジネスクラスで、みそかつなどご当地名物を使った和食の提供を始めてい て、搭乗者の65%が選択するという。
 試食会に出されたのは、6月から中部出発便で提供される「豆腐御膳」。名古屋コーチンのしょうが焼きと揚げ豆腐の野菜あんかけに、湯葉の八丁みそ田楽などを添え、名古屋の味 を取り入れている。メインのメニューは月ごとに変わる。

2007年 5月30日
国土交通省の鈴木久泰航空局長は、自民党の中部国際空港拡充議員連盟の発足会議で、同省が策定をすすめる社会資本整備重点計画に、中部国際空港の完全24時間化を反映させたいと述べ、第2滑走路の検討開始へ前向きな姿勢を見せた。
 国土交通省として、長期的な検討課題で航空需要が伸びるかを見極める必要があると慎重な姿勢を見せながらも、政府の構想を受け止める必要があるとしている。第2滑走路建設には数千億円の建設費が見込まれ、関西空港の第2滑走路では年間発着回数13万回程度に増やすように努めることが条件とされていた。中部空港の発着回数は、2006年度で約10万7000回にとどまっている。

2007年 5月29日
愛知、岐阜、三重、静岡の東海4県の自民党議員で組織する「中部国際空港拡充議員連盟」の発足会が開催され、会長には三重1区選出の川崎二郎元運輸大臣が就任した。総会では国土交通省の鈴木久泰航空局長が挨拶し、中部国際空港の将来のあり方として「完全24時間化」との表現を政府の構想に組み込み、将来2本目の滑走路が必要なことをにじませたことを明らかにした。

2007年 5月28日
愛知県企業庁は、中部国際空港に隣接する「中部臨空都市」への企業誘致を図るため、国内線の機内誌に広告を掲載しPRをする。ビジネス航空旅客を狙った初の試みで、立地条件が優れた中部臨空都市の認知度アップにつながればと効果を期待を寄せている。
 同庁は2006年度に、東京や新大阪など新幹線の主要駅ホームに中部臨空都市の広告を掲出。知名度アップに一定の効果があったという。掲載するのは、日本航空と全日空の各国内線用機内誌1ページ分。第1弾は10月に登場する予定。

2007年 5月27日
名古屋税関中部空港支署が発表した貿易概況の速報によると、中部国際空港の2007年4月の輸出総額は1048億円となり、対前年同月比9.2%増で29ヶ月連続の増加になった。いっぽう輸入総額は762億円にとどまったため、対前年同月比1.2%減となり、28ヶ月ぶりに前年を下回った。
 貨物積込量は8ヶ月連続の減少で、1万トンを切って9992トンとなり対前年同月比20.6%の大幅減。貨物取扱量も5.9%減の9392トンで、こちらも5ヶ月連続のマイナスとなった。

2007年 5月26日
中部国際空港の2本目の滑走路建設の実現を目指す地元の自治体、経済界、空港会社による会議が名古屋市内のホテルで開催され、2本目の滑走路整備に向け、国の社会資本整備重点計画に位置づけてもらうよう、地元組織として期成同盟会を早期に発足させることを決めた。今後、首相官邸や国土交通省などに要望書を提出する。
 2本目の滑走路の実現には、航空路線のさらなる充実が不可欠で、出席者は海外への売り込みに力を入れていくことで一致した。また、国内でも北陸地方などに利用エリアを拡大していくため、道路整備にも力を入れるべきだという意見も出た。

2007年 5月25日
国際線機内への液体物持ち込みが3月に規制されて以来、国際線を乗り継ぐ際に、出発空港の免税店で購入した酒や化粧品を没収されるケースが相次いでいる。空港の保安検査後に免税店などで購入した酒や化粧品などは機内に持ち込めるが、国際線を乗り継ぐ場合は、再度保安検査を受けることになり、購入した液体物は没収され、廃棄物となってしまう。中部国際空港でも1日十数件の液体物を没収しているという。
 こうした状況を踏まえ、国交省はヨーロッパ連合(EU)などの航空当局とともに、保安検査後に購入した免税品を没収の対象外にできないか、特例措置の検討を始めた。しかし、同時多発テロを経験したアメリカや、航空機テロ未遂があったイリギスが安全対策の観点から慎重姿勢を崩しておらず、具体的な対策のとりまとめに時間がかかっている。

2007年 5月24日
中部経済連合会は、第16回通常総会後の理事会で、中部電力の川口会長を12代目の中経連会長に決定した。川口新会長は、中部国際空港の2本目の滑走路実現のため、地元自治体と経済界と空港会社が一体となって政府に要望していくとし、特に北米路線の新設・増便を目指して、アメリカとカナダへの空港セールスの使節団も計画しているという。

2007年 5月23日
・J
ALと中国東方航空は6月18日から、中国東方航空が運航する中部−青島−北京線でコードシェアを開始する。ただし、コードシェア便は中部−北京間のみの適用で、JL便としては中部−青島、青島−北京のそれぞれの区間のみでの利用は出来ない。フライトスケジュールは、JL5150/MU744便が、毎週月水木金の中部8時50分発、北京/12時55分着で、JL5171/MU743便が毎週火木土日の北京14時55分発、中部20時50分着となっている。

2007年 5月22日
政府の「アジア・ゲートウエイ戦略会議」の最終報告で、中部国際空港の完全24時間化構想が盛り込まれたことについて、神田愛知県知事は、地元が一体になって取組んでいる2本目の滑走路実現に向けて、大きく前進するものだと歓迎した。
 中部国際空港の滑走路は1本しかなく、現在維持管理のために週3日間深夜に滑走路を閉鎖して作業を行っている。最終報告では、深夜の国際貨物便の推進のため、将来に向けて完全24時間化を検討することが明記された。

2007年 5月21日
中部国際空港は、姉妹空港提携を結んでいるドイツのミュンヘン空港の幹部を招き、互いの空港経営状況を理解するワークショップを開いた。昨年10月にミュンヘンで開催されたのに続き2度目の開催となった。
 今回訪れたのはミュンヘン空港のペーター・トラウトマンCEOら幹部11人で、中部国際空港の職員約50人を前にミュンヘン空港で計画中の第3滑走路に関する構想を語った。また、中部国際空港が誘致している両空港間の直行便についても、開始すべく可能性を探っていると話した。

2007年 5月20日
アジア各国との連携強化策を検討する政府の「アジア・ゲートウエイ戦略会議」が最終報告をまとめた。目玉だった空港改革では、アジア各国を結ぶ便数などを自由に決められる「オープンスカイ」を関西・中部両空港で導入すると明記したが、需要が多い成田・羽田両空港は発着枠が満杯のため、「さらに自由化を検討」との表現にとどめた。
 最終報告では、関西・中部をただの地方空港ではなく、成田に匹敵する「国際拠点空港」と強調し、相手国が主要空港を自由化する際の交換条件になるとしているが、ある中国の航空会社の日本支社長は「成田が増えないのならメリットはない。上海の浦東空港は中国最大の経済都市にある拠点空港だが、関西空港は違う。交換条件にはならない」と見ている。

2007年 5月19日
中部国際空港会社が17日に発表した2007年3月期連結決算は、売上高が前期比0・2%減の525億円、経常利益が25・7%減の17億円、純利益が43・8%減の11億円で減収減益となった。国際線や貨物など航空系の収入は伸びたものの、愛知万博後の反動から商業系が落ち込んだ。利益面では減価償却費が膨らみ、コスト削減を進めても補えなかった。
 2008年3月期は国際、国内線とも収入増を見込むが、販売促進費や減価償却費が利益を圧迫するとみて、売上高533億円、経常利益8億円、純利益3億円の増収減益を予想している。平野幸久社長は2009年に予定される羽田空港の一部国際化などの影響で、厳しい状況に変わりはないとしながらも、積極的な販売・投資を続ける姿勢を強調した。

2007年 5月18日
政府の「アジア・ゲートウエイ戦略会議」が、中部と関西の両国際空港をオープンスカイにする方針を決めたことについて、中部国際空港会社の関係者は基本的に歓迎の声を上げている。しかし、現在の中部は就航希望航空会社がほぼ全部乗り入れを実施していることから、現在でも就航枠に余裕がある状態という。
 今回のオープンスカイ決定により、相手国側も主要空港を開放すれば政府間交渉の枠組みが撤廃され、航空会社が自主的に乗り入れの判断を決定できる。海外の航空会社ですぐに就航をする予定はないことから新路線開設ラッシュとはならないが、成田と羽田に発着枠がない今こそ就航便数を増やすチャンスと話 している。

2007年 5月17日
中部国際空港は5月17日から6月5日まで、「UNEP世界環境写真展・イン・エアポート」を開催する。国際環境計画(UNEP)が4年に1度、世界160以上の国が参加し開催しているもので、第4回目は日本の「愛・地球博」で開かれた。今回はここから地球環境の多様性を表現した優秀作品137点を選出し、「UNEP世界環境写真展・イン・エアポート」として作品を展示する。展示は中部国際空港をはじめ、国内の羽田、成田、関西国際空港及び、海外の北京、インチョン、クアラルンプール国際空港などでも行われる予定。

2007年 5月16日
冬柴国土交通大臣は15日、関西、中部の両国際空港について、航空会社が自由に路線などを決められるオープンスカイを、相手国も同様 に主要空港のオープンスカイを実施することを条件に導入する方針を明らかにした。政府の「アジア・ゲートウェイ戦略会議」が16日にまとめる最終報告で空港改革の柱となる。これを受けて政府は、6月に策定予定の「骨太の方針」に今回の政策決定を盛り込むという。

2007年 5月15日
ボーイング社の次期主力旅客機B787の1号機主翼が完成し、14日、三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所から中部国際空港に到着した。B787は座席数200〜250人の中型機で、民間旅客機としては初めて、カーボン複合材を採用して機体を軽量化し、燃費を約20%向上させている。高い複合材技術を持つ三菱重工など日本メーカー3社が機体の35%の生産を担当することになっている。
 主翼の大きさは長さ約30メートル、幅最大7メートル、厚さ最大1.2メートルで、専用輸送船で中部国際空港運ばれた後、専用台車を使用して国際線南エプロンへ搬入された。後部格納ハッチ開いて待機していた専用輸送機B747LCF「ドリームリフター」にゆっくりと収納された。15日にアメリカ・シアトルのボーイング社エバレット工場に向けて出発する。

2007年 5月14日
安倍首相が議長を務める「アジア・ゲートウェイ戦略会議」は、中部、関西の両国際空港について、路線開設や航空運賃を航空会社が自由に設定できる、オープンスカイを実施する方針を固めた。具体的には、中国、インド、東南アジア諸国連合(ASEAN)など、アジア地域向けの国際便を中心に自由化する。
 羽田、成田両国際空港は、現状では発着枠に余裕がないため、当面オープンスカイ化は先送りする方針だが、中部、関西両国際空港は24時間運用の設備が整っているため、先行して実施することになった。ただ、政府が完全自由化を宣言しても、オープンスカイ協定の締結には相手国の同意が必要なうえ、担当省庁の国土交通省が慎重な姿勢を崩していない。このため政府は国交省に対し、関係国との交渉を急ぐように強く促す方針という。

2007年 5月13日
冬柴国土交通相は11日の閣議後会見で、安倍首相が議長を務める「アジア・ゲートウェイ戦略会議」が関西、中部両国際空港の乗り入れ自由化を求めていることについて、両空港を戦略的に利用しながら国益を守っていきたいと述べ、関西、中部両国際空港の乗り入れ自由化に難色を示した。
 同相は、海外の混雑空港の発着枠確保には日本側にも交渉材料が必要で、両空港というカードを持っていなければいけないと述べ、さらに、国内航空2社の利益を図っているわけではないとも語った。一方、塩崎官房長官は同日の記者会見で「首相は空の自由化は先延ばしせずスピード感を持って進める必要があると訴えている。国交省ではその趣旨を踏まえ検討していただいていると思っている」と述べた。

名古屋入国管理局は、ゴールデンウイーク期間中の10日間の中部国際空港からの出入国者数が前年比9%増の14万9200人となり、過去最高を更新したと発表した。出国者数が7%増の7万2100人、入国者数が7万7100人だった。
 出国者が最も多い行き先は便数が増えた中国で1万3500人(前年比26%増)、続いて韓国の1万2300人(同5%増)、台湾の1万100人。一方ハワイは4800人で前年比17%減、アメリカ本土も3000人で14%減と落ち込んだ。連休が平日をはさんで前半と後半に分かれたことから、短い日程で旅行ができる近距離方面に人気が集中したとみられる。

2007年 5月12日
冬柴国土交通相は閣議後記者会見で、安倍首相が議長を務める「アジア・ゲートウェイ戦略会議」が掲げる羽田空港の国際化推進について、「2010年の4本目滑走路の供用開始までは発着枠が満杯だ。それまでは関西と中部を戦略的に使うほうが国益にかなう」と述べ、慎重な姿勢を示した。さらに「オープンスカイ」(航空自由化)政策に関し、国際線の98%を海外航空会社が占めている地方空港は完全にオープンになっていると強調。政府間の航空交渉を通して海外の混雑空港の発着枠を確保する方が国益にかなうとして、早急な自由化論をけん制した。

2007年 5月11日
政府の規制改革会議(議長・草刈日本郵船会長)は、羽田、成田両空港の発着枠配分への競争入札方針導入など、日本の航空市場の自由化促進を求める意見書を発表した。政府による規制改革計画の策定に向け、5月末にまとめる第1次答申に盛り込むとともに、安倍首相が議長を務める「アジア・ゲートウェイ戦略会議」での航空市場の自由化議論を後押しする狙いもある。意見書は、関西、中部と地方空港について、航空運賃の下限撤廃などの開放策を進め、低コスト運航の航空会社などの参入を促進すべきだとした。

2007年 5月10日
名古屋港ガーデン埠頭と中部国際空港を結ぶ定期船が6月から就航する。名古屋港−中部国際空港定期船は2005年8月に就航する予定だったが、名古屋港に完成した「イタリア村」が好評で、駐車場確保が困難になったため、就航を遅らせていた。その後、運航会社が採算面を心配して就航を遅らせていたため、当初の予定から1年9ヶ月遅れて、ようやく6月から就航することになった。しかし、使用する船を週末に名古屋港遊覧などに使用して人気が定着しているため、運航されるのは毎週水曜、木曜、金曜の3日間のみ1日2往復するという変則的な運航となる。運賃は片道1690円。

2007年 5月 8日
国内航空大手のJALとANAは7日、今年のゴールデンウイーク期間中の旅客搭乗実績を発表した。セントレア発着路線は両社とも好調で、国内線・国際線とも前年実績を上回った。
 国内線はJALが7万6146人で、前年同期比2.3%増。ANAは11万960人で同3.6%増となった。国際線はJALが3万4394人で同13.3%の大幅増。台湾や韓国など、近隣国からの観光客が増えたことが要因という。ANAも中国路線が増えたため7463人で同17.7%増となったが、平均搭乗率は1.3%減の61%にとどまった。これについてANAは、今年就航した中部−広州線がビジネス客を対象にした機材及び運賃設定になっていて、観光客の利用が少なかったためとしている。

2007年 5月 7日
ゴールデンウイークを海外や国内旅行をした人たちのUターンラッシュで、5日と6日の2日間に渡り中部国際空港の到着フロアが混雑し、国際線の到着ロビーは、大きな荷物をカートに載せた家族連れなどで賑わった。名古屋入国管理局中部空港支局などの調べによると、5日の到着客は国際線約1万1000人、国内線約1万1900人、6日が国際線1万3300人、国内線で1万2900人となっている。

2007年 5月 5日
中部経済産業局の佐藤一郎局長が名古屋商工会議所で講演し、ディズニーランドが新たな進出地を探しているとの経済誌の記事に触れ、名商がセントレア周辺などにディズニーランドを誘致すれば、大名古屋圏の磁力が増えると述べた。中部経済産業局では、名古屋独自のイベント支援や情報発信、産業の育成など「大名古屋圏」の実現に向けた取り組みを行っており、名古屋駅前に海外大学の経営学修士(MBA)講座を誘致するなどの活性化案も提案している。

2007年 5月 3日
2005年2月に中部国際空港が開港し、旅客ビルの固定資産税などで年間40億円近くの関連税収入を得ている常滑市だが、市内の住宅地は県内一の下落率を記録するなど不動産関連の不安要素が増大している。常滑市内には常滑ニュータウンなど7ヶ所に延べ181ヘクタールを区画整理し分譲がすすんでいるが、売れ行きは今ひとつという。
 これらは空港勤務者が定住するためとの位置づけで開発してきたが、当の空港勤務者の多くは名古屋空港からの転勤者で、名古屋市近郊の恵まれた住居地から転居してきた人たちの多くは、「常滑市はスーパーも少なく、遊ぶところもない」との理由から、定住を希望していないという。そのため常滑市では空港島対岸の前島地区に計画されている「イオン」の複合商業施設の開業に期待を寄せている。

2007年 5月 2日
中部国際空港会社は、6月下旬に退任する平野幸久社長が、代表権を持たない会長に就任することを発表した。平野氏は初代社長として会社発足時点から陣頭に立って推進し、開港初年度から黒字を計上するなどの実績をもとに、中部経済界が会長への就任を打診していた。
 平野氏自身は社長退任を機に一切の役職から身を引く意思が強かった。後任の社長人事もトヨタグループを中心に行われたため、会長と社長の双方の席を占めることにグループ内にも慎重論があった。しかし、平野社長とともに会社を引っ張ってきた山下副社長も特別顧問に就くことが決まっていて、2人の首脳が一度に一線を退くことを懸念する声も強かった。

2007年 5月 1日
中部国際空港会社は先ごろ、航空機騒音定期監視調査を実施した。同社では「空港島及び空港対岸部に係る環境監視計画」に基づき航空機騒音を開始しており、4地点での常時監視のほか、開港時調査でWECPNL(加重等価平均感覚騒音レベル)の大きかった10地点を対象に、1週間の定期監視調査を実施している。今回の調査結果では、全ての地点で航空機騒音に係る環境基準の「専ら住居の用に供される地域」に適用される値である70WECPNLを下回り、ほぼ前年並みの数値であった。

2007年 4月30日
名古屋商工会議所の箕浦宗吉会頭は、6月に退任予定の中部国際空港会社の平野幸久社長について、「個人的な思いだが、空港の運営のために尽力されてきた方であり、会長になられたらいい」と述べ、会長就任への期待感を示した。トヨタ出身の社長が二代続くことについては「トヨタには、いい人材がたくさんいるということ」と述べ、問題はないとの認識を示した。平野氏は、自らの今後について、先の会見で「事業の継続性もあり、何らかの形で全面的に支援したい」と述べている。

2007年 4月29日
中部国際空港会社は、2006年度の空港利用実績を発表した。それによると、旅客数は前年比3%減の1199万2000人、国際貨物取扱量は2%増の23万8600トンで、ともに経営計画に掲げた目標の旅客数1200万人と国際貨物取扱量30万トンを下回った。旅客数の内訳は、国際線が546万6000人で、国内線が652万5000人だった。
 中部国際空港の平野社長は、今回の結果について「ほぼ目標どおり。国内線の不振を国際線でカバーした」とおおむね目標を達成したとの評価をした。一方、国際貨物取扱量は目標にかなり差があることに触れ、「荷主のニーズを確実に把握して、新たな手を打ちたい」と述べた。

2007年 4月28日
JALは2007年6月1日から、中部−天津線をデイリー運航することを発表した。現在中部−天津線は週5便で運航しているが、旅客・貨物双方とも利用率の上昇が見込めるとして、週2便で運航している中部−北京線を運休して充当する。
 JALの中部−天津線は、中国天津市にトヨタ自動車と中国との合弁会社があることから、トヨタの海外戦略の需要を見込んで1997年に就航した。その後、季節による増減便をしていたが、 今年2月にANAがデイリーで新規就航した際に、今回と同様に北京便を減便し、週5便に増便して対抗した。今回のデイリー化も、ANAのデイリー便に対抗するために、不足する機材確保のために北京便を運休しての対抗措置。

2007年 4月27日
中部国際空港は今年も4月27日から10月31日まで、ミュンヘンビール「エアブロイ」の輸入販売を実施する。エアブロイはミュンヘン空港内で作られる地ビールで、材料を麦芽と水、酵母、ホップのみと定めたドイツの「ビール純粋令」を順守した無添加のビール。ルフトハンザ航空の冷蔵コンテナにより、鮮度を維持しながら毎週2回空輸される。同ビールを味わえるのは、ミュンヘン空港とセントレアのみだという。
 発売を記念して4月27日には、スカイタウン4階の「クイーン・アリス・アクア」前で開栓イベントを開催。ミュンヘン地方の民族衣装を着たスタッフや消費者代表とともに、中部国際空港の平野社長が開栓する。イベント開催時間は午後6時から午後6時30分までで、その後午後7時30分まで試飲イベントも実施する。

常滑海上保安署は、旅客数が増えるゴールデンウイーク期間中(4月27日から5月6日まで)、中部国際空港と松坂、津を結ぶ旅客船で、海上保安官2人が制服で乗船する。船内では巡回し不審者や不審物のチェックをするとともに、客が乗り降りする際の不審な行動の監視や旅客ターミナルでの入出港時の旅客の監視をするという。

2007年 4月26日
国内線の利用客の減少に悩む中部国際空港だが、また1路線存続の危機が訪れている。ANAからいったん運休を提示されながら、何とか2007年度も運航を存続した中部−福島線だが、2006年度の搭乗率が32・7%と、過去最低になったことが明らかになった。ANAは中部−福島線継続の条件として、2006年11月から1年間の平均搭乗率を60%とする条件を出しているが、達成は極めて厳しい状況になった。
 2006年度の中部−福島線の利用者数は前年度比7250人減(22・3%減)の2万5217人にとどまった。2005年度は愛知万博開催に伴う利用者増で持ち直していたが、反動もあって利用者数が一気に落ち込み、11月以降は1日2便から1便に減便されていた。ANAでは「減便による利便性の低下から、利用者が新幹線に流れているのでは」と分析している。

2007年 4月25日
中部国際空港と三重県の各都市を高速艇で結ぶ3路線が、セントレアへの利用客を奪い合っている。現在就航中の津、四日市、松坂の3航路に加え、今年度中にさらに伊勢ルートが開設されることが決定し、既存のルートを運航する先発企業からは強い危機感も出ている。
 2005年2月のセントレア開港とともに津ルートが開設、続いて1年後の2006年4月に四日市ルート、同年12月に松坂ルートが開設された。陸路を回るよりも圧倒的に所要時間が短いのが最大のキャッチセールスとなっている。しかし、最後発の松坂ルートの1日平均の利用者数は350人で、採算ラインの430人を下回っているのが現状。また、先発の津ルートの利用率も開設直後は非常に堅調だったが、松坂ルート開設を機に一転、現在採算ラインぎりぎりの状況という。
 三重県交通政策室は、各航路が独自色を出し乗客の新規開拓を図ってもらいたいと、全航路の盛況に期待を抱いている。

2007年 4月24日
JALは4月22日から27日まで、ワンワールドの世界ネットワークイメージをデザインした「JALワンワールド・デザイン機」を中部−パリ線に投入する。このデザイン機はワンワールドの認知度向上を目的に、国内線と国際線にそれぞれ1機ずつ運航するもので、今回投入される国際線用機材は主に成田−ヨーロッパ各都市便に使用されている。
 中部−パリ線の機材は、セントレア到着後に間合い運航で国内線として福岡まで1往復していることから、4月22日、24日及び26日はパリ発−中部行き及び中部発−福岡行きに運航され、中部発のパリ便がデザイン機になるのは、4月23日、25日及び27日の予定。

2007年 4月23日
中部国際空港会社が、ゴールデンウィーク期間中(4月27日〜5月6日)の国際線利用予想を発表した。総旅客数は前年比9%増の16万2803人で、出発旅客数は1%増の7万7917人、到着は17%増の8万4886人となっている。出国者数のピークは4月28日の1万200人、入国者数は5月7日の1万3300人と予想している。
 方面別は1位が韓国の1万3300人(前年比7%減)、2位が中国の1万3100人(同22%増)。対前年比で大幅増が見込まれるのはヨーロッパで、同27%増の4300人、減少幅が大きいのは香港・マカオの3800人(同 47%減)やオーストラリアの1400人(同44%減)となっている。

2007年 4月22日
名古屋入国管理局中部空港支局は、ゴールデンウイーク期間中(4月27日から5月6日)のセントレアから海外に出かける入出国者数の予測を発表した。総数では前年比19%増の16万2800人で、名古屋空港時代も含めて過去最高になるもよう。出国者は7万900人で同前年比15%増、出国のピークは28日の1万200人、入国者は8万4900人で同24%増、入国のピークは6日の1万3300人となっている。

2007年 4月21日
中部国際空港は旅客ターミナル3階の特別待合室の一部を旅客ターミナル1階に移設し、5月1日から特別待合室「フレンズ」としてオープンする。今回の移設にあわせ、内装をカジュアルな色調に変更し、壁面にはセントレアフレンズを描くなど明るい雰囲気に仕上げた。利用料金は1室1時間当たり、24席の「フレンズ1」が1万500円。30席の「フレンズ2」「フレンズ3」が1万2600円で、2と3は可動間仕切り壁を開けることで最大60人の団体利用にも対応できる。

2007年 4月20日
オーストラリアのカンタス航空系の格安航空会社「ジェットスター」のアラン・ジョイスCEOが新規就航と同時に来日した。アラン氏によると初便の搭乗者数は294人でその後も搭乗率90%程度で推移する見込みという。現在のところ、旅客の割合は9割が日本からで、オーストラリアからは1割程度を想定している。
 日本人にとって、オーストラリアは旅行に行きたい場所としては、ハワイに次ぐ第2位でありながら、実際の訪問者数は10位にも入らないという。同社は今後、広告展開などを実施することでブランドを日本で確立し、新しい機材の快適性をアピールしながら、オーストラリアへの訪問者数を増やすという課題に取り組んでいく。
 同社は現在国際線に6機を使用しており、機材数から見れば就航地、旅客数とも伸びる余地が大きい。今後は就航地の多様化を図ることも重要だが、各路線の運航便数を増やしていくことも重要だとしている。2008年8月にボーイング787を導入する予定で、少なくとも12機が導入される計画という。

2007年 4月17日
中部国際空港では、2007年4月で3年目を迎えた「エアシティ・ウェディング」の挙式会場になる「センターピアガーデン」をリニューアルした。会場となるエリアのセンターピアガーデンには片面につき51台のLEDを使用した「光の壁」を配置し、シーンや季節に合わせて色を変化させるなどの演出が可能となったほか、全体的にはガーデンの木々をイメージした落ち着いた雰囲気のデザインにまとめた。
 以前より要望の強かった「親族控室」も2室新設したほか、着物の着付けにも便利な広さの「フィッティングルーム」を設置した。また、結婚披露宴用のメニューに、新たに日本料理とフランス料理の折衷コースを追加。2007年2月にオープンした日本料理「歌舞伎」の小林儀明料理長の手によるものが用意される。

2007年 4月16日
中部国際空港の山下邦勝副社長は、2007年6月に新規就航するオーストラリアのジェットスターについて、着陸料などの具体的交渉には入っていないと言及したものの、カウンターの利用方法や固定スポットの使用時間帯など柔軟に対応する用意があるという。特にチェックイン・カウンターでは旅客数の増減に応じた窓口の使用により料金を増減させるなどを提示し、ジェットスター側も興味を示しているという。空港会社としては、中部−ケアンズ線は従来のカンタス航空の置き換えだが、新たにシドニー行きを増便するなどで、新規路線が増える場合にはインセンティブを検討することにも含みを持たせている。

2007年 4月14日
ルフトハンザドイツ航空は4月1日から、同社がの中部−フランクフルト線で使用しているエアバスA340をペイントしたラッピングバスを名古屋で運行開始した。このバスを運行するのは岐阜県に本社のある平和コーポレーションで、契約期間は3年間。バスのナンバープレートもフライトナンバーに合わせて「737」を取得した。ラッピングバスは同社が定期運行する、岐阜県中津川−名古屋空港−セントレア−名古屋駅・ミッドランドスクエア前線と、名古屋空港−名古屋駅・ミッドランドスクエア−セントレア線の2路線となっている。

2007年 4月13日
全日空グループの4労組がストライキに突入した11日、中部国際空港発着のANAの国内線107便のうち、34便が欠航、13便が遅延し、約2150人の利用者に影響が出た。中部国際空港の国内線出発ロビーのカウンターには払い戻しや予約変更を求める利用者が列をつくった。利用者からはストライキは仕方がないが、全日空からは事前の連絡がなかった、早く情報を知らせてほしいという声が出た。また中部国際空港の払い戻し・変更カウンターが少ないこともあり、手続きに時間がかかりすぎるという不満の声が上がった。

2007年 4月12日
コンチネンタル航空はハワイ州観光局と協力して「COアンバサダー・アワード・プログラム」を開始した。これは同社の中部−ホノルル線のビジネスファーストクラス航空券の販売実績に応じてポイントを加算し、ポイントを無料航空券に交換できるプログラム。販売対象商品は2007年5月から7月に出発する同便のビジネスファーストクラス利用の団体、手配旅行を含む全商品。同プログラムの参加には、4月30日までに支店、部や課単位で事前に登録が必要となる。さらに、成績優秀な旅行代理店などには、アワードセレモニーへ招待するほか、成績上位の代理店にはホテル宿泊などの提供を予定している。

2007年 4月11日
中部国際空港会社は、平野幸久現社長が退任し、後任にトヨタ自動車の稲葉良睍副社長が就任する人事を正式に発表した。同空港は2本目の滑走路の実現や、航空機の発着便数の増便など、多くの課題を抱えており、稲葉氏は同日の会見で、「これから勉強し、利便性が高く発展性のある空港にしたい」と抱負を語った。
 中部国際空港は2009年度までに旅客者数1360万人、国際線週450便以上に引き上げる中期経営戦略を掲げているが、稲葉氏は「中部圏という経済圏の中での利便性を高めることで需要が増えれば、旅客便、貨物便を含め、どんどん来ると思う。これまでやってきたマーケティングという発想をできるだけ持ち込み、発展させていきたい」と述べた。稲葉氏の社長就任は、6月の株主総会で正式に決定する予定。

2007年 4月10日
JALが2008年から導入を始めるブラジル・エンブラエル社製の「エンブラエル170」を、愛知県営名古屋空港を本拠地に置くグループ会社のJ−AIRに運航させる計画を発表したが、県営名古屋空港は60席以下のコミューター航空機専用空港としての位置づけをすることにより、中部国際空港との一元化問題を回避しているために波紋を呼んでいる。
 エンブラエル170は定員78人乗りで、JALによると羽田空港の拡張に伴う発着枠の増加に対応することなどが当該機の導入の目的とし、新たにJ−AIRを羽田空港に乗り入れさせる方針という。ただ、JALも県営名古屋空港路線への投入の可能性を否定していない。中部国際空港会社は、県営名古屋空港に就航するかまだわからず、コメントする立場にないと静観する姿勢を続けている。

2007年 4月 9日
中部国際空港会社は今後、静岡、長野、北陸方面からの利用者の増加をめざしたエアポートセールスを展開していくことを発表した。現在の愛知、岐阜、三重を中心とした利用者エリアをさらに広げることになった経緯には、東海北陸自動車道の全通をはじめ、道路整備網の完備により北陸圏と中部圏との利便性が向上することを受けたものという。静岡県を含め、いずれも団体バス等での輸送を見込んでおり、こうした場合についてのインセンティブも検討していく考えという。

2007年 4月 8日
中部国際空港は昨年度に引き続き、旅行会社を対象とした地元民放テレビ番組とのタイアップ旅行企画を募集する。番組数は15本程度となり、「年間では最大限の本数の放映で、旅客需要を高めるためにバックアップしたい」と語っている。
 応募資格は、旅行会社については日本旅行業協会(JATA)会員で、第1種旅行会社が条件。そのほか、航空会社、政府観光局からの提案も可能となっている。セントレア発着の海外直行便を利用する旅行企画が対象で、中部国際空港では複数の旅行企画の提案を促している。昨年は近畿日本ツーリストなどの5社の企画が選ばれた。既に5番組が放映されており、中部国際空港ではこの企画による需要喚起に期待を寄せている。

2007年 4月 7日
中部国際空港で国内線から国際線への乗り継ぎ客が着実に増えていることが、中部国際空港利用促進協議会の「空港旅客動態調査」の結果でわかった。昨年12月の2日間、国際線制限エリア内の出発待合室で利用者にアンケートを実施し集計した。
 それによると、中部国際空港までの最終の交通手段が「飛行機」だったのは全体の8.5%で、前年度の5.8%より増えた。中部国際空港会社は、乗り継ぎの便利な空港というPRが徐々に浸透しているものと分析している。

2007年 4月 6日
中部国際空港株式会社の山下邦勝副社長は、開港から2年が経過した中でやるべきことは迅速にやってきたとして、総体的な今後の策としては、拡張だけでなく、使い方の検証、有効活用なサービス向上に取り組んでいくとした。
 貨物分野では既存路線の搭載率向上に努めるとともに、地元荷主・キャリア・フォワーダーと連携して、施設・ネットワーク・サービスレベル等の充実・向上に努める。また、国内線フレイターの利用促進のために需要喚起策を企画・実施する。貨物需要増への対応としては、貨物地区エプロンの拡張と第3国際貨物上屋の供用を開始しサービス向上を図るとしている。

2007年 4月 5日
中部国際空港は、商業施設の一部をリニューアルすることを発表した。4Fスカイタウンの高級中華料理店「筑紫楼」が3月31日をもって退店し、そのあとに4月20日に総合中華レストランの「海上楼」がオープンする。また、3月25日に閉店した雑貨店「アレッシィショップ」の跡には、「ハローキティストア」が4月21日にオープンする。退店した店舗はいずれも退店の理由を、当初予定どおりの売り上げが上がらなかったためだとしている。また、国際線制限エリア内の「デリ&カフェ」も、座席数を4倍に拡大して4月14日にオープンする。

中部国際空港会社は次期社長に、現トヨタ自動車副社長の稲葉良睍氏(61)を迎える人事を固めた。会社設立から9年間に渡り社長を務める平野幸久氏(69)は勇退する見通しという。6月末の株主総会後の取締役会で正式決定するが、中部国際空港会社はトヨタ出身の社長が2代続くことになった。
 稲葉氏は、米国トヨタ販売社長として米市場でトヨタ車の販売増に貢献。2005年からはトヨタ自動車副社長として、最重要課題の中国市場を担当するなどトヨタ社内でも「有数の国際派」と言われている。中部国際空港の最大の課題である国際線の就航増に向け、国際経験の豊富な稲葉氏が適任と判断された。

2007年 4月 4日
中部国際空港代表取締役副社長の山下邦勝氏は、2007年度のセントレア経営計画について、年間旅客数を国内線670万人、国際線570万人、便数を国内線1日84便、国際線週410便とそれぞれの目標を述べた。これにあたり、引き続きエアポートセールス、観光客需要喚起を目指した地元テレビ局とのタイアップなどの増加策に加え、効率的な空港運営による増加へと結びつける考えという。
 エアポートセールスについてはこれまで地元経済団体と共同で実施してきたが、今年度からは自治体とも協力して実施。さらに、誘致する航空会社に新たに海外の格安航空会社を加えることについても大きな課題としており、今年6月から週6便で就航するジェットスターの中部−ケアンズ線を手始めとして、今後は東南アジアの格安航空会社を積極的に誘致する方針を示した。

中部国際空港利用促進協議会は、セントレアの利用者アンケートの結果を発表した。セントレアを利用した理由では「旅行会社、空港会社に薦められた」とする回答が多く、同協議会はセントレアを利用してもらうには、旅行会社への積極的なアピールが必要だとしている。
 調査は昨年12月の2日間に、国際線のロビー利用者1万4692人を対象に実施。3821人(26・0%)が回答した。セントレアで乗り継ぎをしたのは326人。自分で選択していないとした人は59・5%に達し、うち計89・1%が「申し込んだ旅行がたまたま中部経由。旅行会社、空港会社に薦められた」と答えている。

2007年 4月 3日
中部国際空港は2007年2月のセントレアの利用実績の速報値を発表した。それによると、国際線旅客数は前年同月比10%増の44万600人、国内線は同2%増の48万400人となった。いっぽう航空機の発着回数は、国際線旅客便が同10%増の2718回、国内線旅客便は同7%減の4836回となっている。

中部国際空港会社の平野社長が退任の意向を固め、後任にも平野社長と同じトヨタ自動車から副社長級を派遣する方向で人選に入ったことが明らかになった。空港建設費を大幅に削減するなど、「トヨタ流経営」への評価は高く、大株主の国や地元財界からは「引き続きトヨタから社長を出してほしい」との声が大きかった。
 トヨタ側には当初、2代続けて社長を出せば、「トヨタ空港」のイメージが強く付き、責任を負わされかねないとして、慎重な意見もあったという。しかし、国交省や地元財界からの要請が強いことから、トヨタ側も派遣することを決め、本社の副社長か子会社で社長経験のある専務級を念頭に人選を進めている。

2007年 4月 2日
中部国際空港会社は2007年度の新規設備投資額を97億円とする経営計画を発表した。国際線の駐機場を7機分拡張し、搭乗用バスの待合スペースが入る新棟を建設する。2007年度の新規投資を含めると、旅客と貨物を合わせた駐機場は現在の58機分から71機分に増える。国際線の新しい駐機場は地盤改良が終わった後に2008年春にも本格的な工事に入る。
 同時に発表した2007年度の需要目標は、国内線の旅客数を670万人以上とし、2006年度旅客数の652万人からわずかな上積みにとどめた。国内線の就航便数は1日84便以上と2006年度の88便を下回っている。平野社長は記者会見で「今のうちに中部空港の地位を明確にしておきたい」と強調。設備投資をテコに施設を拡充し、国内線の旅客数を720万人以上とするなどの2009年度の経営目標は変更しない考えを示した。

2007年 4月 1日
中部国際空港の対岸部に、結婚式場運営会社「ブラス」が進出することになり、県企業庁と借地権設定契約を結んだ。進出するのは前島の南西部で、名鉄空港線「りんくう常滑駅」の南側の約3000u。伊勢湾対岸部に沈む夕日や、航空機の離着陸が楽しめる絶好のポイントで、今年の11月の営業開始をめざしているという。前島には、大型複合商業施設「イオン」の進出決定後、商業施設が続々と名乗りを上げており、これまでに大手紳士服店、ドラッグストア、ガソリンスタンドなどの出店が決まっている。ブラスの進出する南隣にも結婚式場の進出が決まっている。

2007年 3月31日
名古屋税関中部空港税関支署が発表した貿易概況の速報によると、中部国際空港の2007年2月の輸出総額は前年同月比0・9%増の932億円で27カ月連続の増加となった。しかし、貨物積込量は15・3%減の9219トンで、こちらは6カ月連続の減少となった。貨物取卸量も24・6%減の7258トンで、3カ月連続のマイナスとなった。アジア向けの半導体など高価で軽い品物の輸出が増えたために輸出入額は増えているが、一部の自動車部品を海上輸送に切り替えたことなどが積込・取卸量が減った原因とみられる。

中部国際空港は4月1日に「セントレアECO教室」を開催する。愛・地球博のマスコットキャラクター「モリゾー&キッコロ」や落語家の三遊亭右紋をゲストに迎え、クイズや落語を交えて楽しみながら環境について学ぶ。「2007愛知環境章 金賞」を受賞した取り組みを紹介する。
日時:4月1日(日)11:00〜18:00、場所:4階 イベントプラザ、各イベントのタイムテーブル:@フーが教えてくれる「エコエアポート知ってる?」 11:45〜、14:45〜、16:45〜 、Aモリゾー&キッコロと考えよう「世界のエコ暮らしクイズ」 13:00〜、16:00〜、Bフー、モリゾー&キッコロと考えよう「エコアイデアを探そう!」  14:00〜 、C三遊亭右紋 創作落語「八五郎のもったいない精神」 12:00〜、15:00〜。

2007年 3月30日
中部国際空港は2007年4月から、空港周辺の4ヶ所で常時測定している航空機騒音値を、測定地点のある各市役所で常時表示することになった。空港会社は2005年2月の開港後、常滑市、弥冨市と美浜町、三重県木曽岬町の小中学校など計4ヶ所で航空機の騒音測定を実施している。常滑市と弥冨市ではパソコンの画面上で測定値を表示、三浜町と木曽岬町では各測定地点に騒音値を示す電光掲示板を設置する。

2007年 3月29日
中部国際空港に働く人を対象にした保育園を2007年4月に開園する。中部国際空港は24時間運用となっているため、空港に働く人の中には早朝や深夜勤務の人もおり、子育てを理由に離職することを防止し、人材の流出に役立つと期待されている。保育園は空港会社が経営し、第2セントレアビルに設置。運営は専門会社の「ビジョンハーツ社」が担当する。年中無休で保育時間は7:00から22:00まで。

2007年 3月28日
中部国際空港からUAE(アラブ首長国連邦)のドバイへの直行便を運航するエミレーツ航空は、名古屋市内でメディア懇談会を開き、中部−ドバイ線の最新動向について説明した。同社によると、今年3月には目標にしていた搭乗率75%を大きく上回り、路線開設以来最高の搭乗率を記録したと好調ぶりをアピールした。
 また、中部からドバイへの入国目的は観光やレジャーが多いといい、入国者数は2006年度実績で前年比37%増の8万1300人に上っているという。同社は今年10月からドバイ−サンパウロ線の就航を予定しており、中部で働くブラジル人労働者の帰国の足としての利用が期待でき、中部−ドバイ線の搭乗率も10%程度アップを見込んでいるという。

2007年 3月27日
中部国際空港は今年度に引き続き来年度も「セントレア社会見学」を実施する。対象は小学校4年生、5年生、6年生の児童、盲学校、聾学校、養護学校の児童及び生徒。学校行事限定となっていて、来年度は200校、1万人の受入れを目指すとしている。見学基本コースは出発ロビーなど空港施設をはじめ、スカイデッキ、スカイタウン、センターピアガーデンなどを見学。そのほか、環境・ユニバーサルデザインコースや飛行機なるほどコースなど、全11コースを設定している。

2007年 3月26日
名鉄グループの知多バスは、刈谷−セントレア線をこれまで共同運行してきた名鉄バスが3月いっぱいで撤退する のに伴い、4月1日から同社単独で運行する。刈谷−セントレア線は、知多バスと名鉄バスとの共同運行で、知立駅−刈谷駅−緒川駅−セントレアを1時間5〜10分で結んでいた。知多バスでは同線を、途中バス停での乗降を可能とする一般の乗合路線にし、通学・通勤定期券も新設する。また、三河安城駅−三河高浜駅−住吉町駅−セントレアを結ぶ、安城−セントレア線は、半田市内の住吉町駅の次に「柊町5丁目」を新設するとともに、通学・通勤定期券を新設する。

2007年 3月25日
日本とベトナムとの航空協議が、3月22日(木)、23日(金)の2日間、東京において開催され、成田を除く各路線について、双方の輸送力枠を拡大することで合意した(便数はすべてB767換算)。
 関西線:週14便まで運航可能(現行週7便)、中部線:週7便まで運航可能(現行週3便)、福岡線:週7便まで運航可能(現行週3便)、新規路線:週2便まで運航可能。また、これ以外にも双方に週7便の貨物専用便運航を可能とした(成田線を除く)ほか、以遠地点または中間地点として3地点(今後特定される)を、双方に使用可能とした。

2007年 3月24日
「劇場版ポケットモンスター」10周年を記念した「ラブピカプロジェクト」がセントレアで開催される。ステージイベントやポケモンに関するパネル展示のほか、3月31日にはANAのポケモンジェットや名鉄ポケモンμスカイがセントレアに集合する。ポケモンジェットとポケモンμスカイが集結するのは、3月31日で、ポケモンジェットは12:50に到着し13:40まで駐機する。ポケモンμスカイは11:30〜11:50まで中部国際空港駅1番ホームに停車する。
 これ以外にも、ピカチュウカーの展示が3月31日〜4月8日まで4Fイベントプラザで行われるほか、1998年に始まった「劇場版ポケットモンスター」の公開10周年を記念して、過去の作品と今年7月に公開される映画を3月31日〜4月4日までの間、センターピアガーデン2Fでパネル展示する。

2007年 3月23日
中部国際空港の2007年度国際線夏ダイヤは、2006年冬ダイヤのピーク時と比べて10便多い週400便となることを明らかにした。このうち旅客便は8便多い週351便で、ANAの中部−広州線がデイリーで新設されるほか、フィリピン航空が週6便からデイリーに増便される。また、夏ダイヤ期間中の増減予定では、中国南方航空の中部−瀋陽線が3便増便され週4便となるほか、フィンランド航空の中部−ヘルシンキ線が1便増便し週4便となる。
 一方、減便路線は、カンタス航空がデイリーで運航していた中部−ケアンズ線を、8月2日から子会社のジェットスターが運航するのに伴い、現在よりも1便少ない週6便となるほか、6月8日からユナイテッド航空の中部−台北便が運休する。

2007年 3月22日
日本とベトナム間の航空協議が3月22日、23日の2日間の日程で東京で開催される。今回は2005年11月の航空協議に引き続き、日本側からは関西と中部空港発着路線の増便を提案するという。ベトナム側は前回、成田発着路線の増便を要望しており、今回も同様に成田の枠拡大を要求するものとみられ、成田空港B滑走路の発着回数の見直し作業が終わっていないため、日本としては成田からの枠拡大については留保する見通し。なお、2006年冬期時点の日本−ベトナム間の運航便数は、日本側企業はJALとANAで週14便、ベトナム側企業はベトナム航空が週24便となっている。

2007年 3月20日
中部国際空港の第2滑走路整備を三重県が国に要望したことに対し、三重県桑名市と木曽岬町が三重県に抗議していたことが分かった。三重県は愛知県などと連名で首相官邸や国土交通省に「中部国際空港の機能強化に関する要望書」を提出し、2本目の滑走路の早期整備を求めた。しかし中部国際空港への離着陸コースになっていて、航空機騒音が問題となっている桑名市や木曽岬町には事前に連絡がなかったという。
 このため、両市町の担当幹部が県交通政策室を訪れて抗議。第2滑走路を要望するなら、航空機騒音に苦しむ市町に環境的配慮をしてからにしてほしいと要望した。また関係市町にいち早く情報を流すことを目的に、市町と県の関係部署による関係連絡協議会を組織し、窓口や情報の一元化を図るよう求めた。

2007年 3月19日
フィンランド航空が6月23日(土)から、中部−ヘルシンキ便を1便増やし週4便とする。現在、国土交通省に認可申請中だが、予定通り認可される見通し。同航空の中部−ヘルシンキ便は、トヨタ自動車がロシア・サンクトペテルブルクに建設している工場への需要などを見越して就航し、経済成長が著しいロシアで攻勢を強めるトヨタを主な顧客に、中部国際空港の利用度を高めるとしている。
 同航空は、ヘルシンキからサンクトペテルブルク線を毎日運航しており、両都市間は300キロほどで飛行時間は1時間程度。中部−ヘルシンキ便との接続もよく、サンクトペテルブルクには今年末に生産を開始するトヨタの工場のほかにも、ゴッホなどの名画を数多く所蔵するエルミタージュ美術館があるなど日本からの観光客も増えているため、旅客・貨物ともに一定の需要が見込めることから増便を決めた。

2007年 3月18日
三重交通は三重県四日市市と中部国際空港を結ぶ高速バスの運賃を、4月から9月までの期間限定で、現行の2000円から半額の1000円に値下げする。昨年4月に海上アクセスが開通して以来、利用者数が減少しているために料金を値下げして対抗することにしたという。しかし、共同運航してきた名鉄バスは同路線からの撤退を決めた。同路線は昨年3月の利用者数は1便あたり13人だったが、海上アスセス開通後は8.9人に減少。海上アクセスは片道1690円とバスよりも割安で、所要時間も35分とバスよりも早いため苦戦していた。

2007年 3月17日
世界各国の空港が加盟する国際空港評議会(ACI、本部・ジュネーブ)が発表した2006年の空港顧客満足度に関する調査の中規模空港部門で、中部国際空港が昨年に続き2年連続の1位となった。 調査には、世界の86空港が参加。昨年実施した空港利用客のアンケート調査をもとに、「案内表示の分かりやすさ」「保安検査の待ち時間」「飲食店・売店の設備」などの項目を審査した。
 中部国際空港は年間旅客数500万〜1500万人の中規模空港部門で、オーストラリアのアデレード、フィンランドのヘルシンキなどを抑えて第1位になった。なお、500万人未満から4000万人以上までの4クラスを含めた全クラスの総合順位では、1位が韓国のインチョン、2位が香港で中部は6位だった。日本の成田と関西の2空港はこの調査には参加していない。

2007年 3月16日
中部国際空港会社と地元テレビ局による海外旅行喚起番組の第5弾が放映される。今回はテレビ愛知が製作する「遊びに行こっ!」で、国民的人気者の双子姉妹、三倉茉奈・佳奈が楽しい旅を紹介する。今回の渡航先は「カナダ・ナイアガラの滝とトロント」で、初めて二人がセントレアから海外へと飛び立つ。放映日は2007年3月17日(土)、24日(土)の各日18:30〜19:00の2回連続放送の予定。

2007年 3月15日
中部国際空港の貨物地区で、荷さばき用国際貨物上屋の増築工事が始まった。中部地方の好調な製造業を背景に将来国際貨物輸送が増加することを予想し、荷さばき用施設を増強する。増築されるのは第2エアライン上屋の東側で、今秋の完成をめざす。完成すると上屋の合計面積は4万4000u、年間取扱い能力は60万トンとなり、開港時の約2倍になる。

2007年 3月14日
ルフトハンザ航空は中部発着便スケジュールの変更について発表した。旅客便の中部−フランクフルト便(LH736/737便、機材:A340−300)は、昨年12月から一時季節運休していた火曜日便の運航を3月6日から再開したほか、木曜日便も15日から再開しデイリー運航に戻る。貨物便は現在のLH8386/8387便の運航は3月18日が最終となり、3月25日からはソウル経由となる。中部発着貨物便は(フランクフルト−ソウル間LH8372便/ソウル−中部間LH8373便) 中部に毎週木曜の16:10着、同17:40発となる。

2007年 3月13日
中部国際空港の国際線は、アジアを中心に31都市に週342便と、開港当初から6都市、75便増え、昨年6月にはドバイ、ヘルシンキへの長距離便も就航した。しかし、愛知万博終了を境に、シカゴ、バンクーバー、オークランド線が撤退。欧州路線は3、北米路線は2となり、旧名古屋空港時代より少なくなった。成田の86都市・週1439便や関空の59都市・週566便には遠く及ばない。
 名古屋市内の大手旅行会社のデータでは、バンクーバー線撤退後はカナダ観光が52%、オークランド線撤退後はニュージーランド観光が79%も落ち込んでいる。そのため、空港会社は国際線のテコ入れをするため、昨年11月から、地元民放の旅番組制作費に協賛金を出し、海外旅行のPRを行っている。

2007年 3月12日
中部国際空港会社の平野幸久社長は昨年12月、2泊4日の強行軍でシカゴ本社を訪れ、米航空大手のユナイテッドに新路線を要請に向かった。「フライセントレアと言うわりには、日本人客が乗っていない」と、応対した同社幹部は、開港以来展開してきた利用増キャンペーンを引き合いに出しながら穏やかに切り返したという。
 同社の中部−サンフランシスコ線は搭乗率80%を上回り、平野社長は「他の長距離路線より、むしろ搭乗率が高い」と考えていた。だが、中部―台北線も持つ同社は、6社がひしめく同線から今年6月の撤退を決め、代わりにサンフランシスコ―台北直行便就航を決めた。中部−サンフランシスコ線の利用者の3割は台湾人が利用しており、撤退後は、その分を独自に埋めなければならない。「新路線の検討は、中部の実力を見極めてから」という。

2007年 3月11日
愛知県は「2007愛知環境賞」に、51件の応募の中から中部国際空港の「世界トップクラスの環境配慮空港セントレア」を金賞に選んだ。同賞は平成16年度から資源環境、環境負荷の低減で優れた技術や事業、活動、教育を実施する企業や表彰する制度で今年で3回目を迎えた。

2007年 3月10日
中部国際空港では、新型インフルエンザに感染した患者を旅客機内で発見したという想定で、名古屋検疫所中部空港検疫所の主催による訓練を行った。2005年2月の開港以来6度目の訓練で、実際に飛行機を使った訓練は昨年2月に次いで2度目。同所や保健所、地元病院の職員、航空会社の社員ら約40人が参加した。鳥インフルエンザの感染が拡大している国から帰国途中の女性が、機内で高熱を発しているという想定で実施。客室乗務員による発症者への検温と検疫所への連絡、隔離装置で発症者を隔離し、着陸後に病院へ搬送、同乗者の健康状態の調査や消毒など一連の手順を確認した。

2007年 3月 9日
JALは今月から、中部発着の中国路線のビジネスクラスの機内食に、名古屋の味を取り入れた和食の提供を始めた。JALの中部発着の中国路線は現在、天津、北京、広州、上海に就航していて、ビジネス客を中心に需要が増えている。特に中部―天津線は2月にANAが週7便で新規就航したことに対抗するため、3月1日から週2便を5便に増便し、さらに機内サービスを強化しようと、「名古屋の味」を用意したという。
 名古屋発の和食には「寿司御膳」として提供する。磯貝わさび風味の口取り、寿司には紅マスや小ダイ、エビなどのほか、みそかつ巻き。メインは三河一色産のうなぎ蒲焼、香の物には守口漬けなど。帰国便には天津―中部線のみだがメインに「みそかつ」を用意、子持ち昆布わさびあえ、サヨリの三色巻きなど。みそ汁には地元の八丁みそを使っている。

2007年 3月 8日
愛知県は2005年度の航空機騒音調査結果を発表した。1日の航空機数を加えて1日のうるささ指数を算出し、環境基準と比較した。中部国際空港関連では全12地点で環境基準値をクリアしたが、航空自衛隊が離着陸する県営名古屋空港は22点中9点で環境基準値を超えた。
 しかし、全地点で基準値をクリアした中部国際空港でも、愛知県議会で調査よりも騒音が大きいと指摘されることもあり、愛知県は飛行コースから外れたり、高度が基準よりも低いなどの場合、単発的に騒音が大きいことがあると分析している。

2007年 3月 7日
国土交通省中部運輸局と中部国際空港会社は5日、同空港で中国、台湾、香港、韓国、タイ、シンガポール、アメリカの旅行会社やマスコミ関係者計41人を招いてキャンペーンを行った。これは外国人旅行者の増加を図る国交省の「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の一環で、乗換えが便利な中部国際空港や、中部地方の観光地を海外にPRするための商談会を設け、中部地方の旅行会社や観光協会など約60団体が見どころを説明した。参加者は6日から、同空港を基点に中部や北海道、九州などのコースに分かれて国内各地を訪れ、9日に帰国する。

2007年 3月 6日
開港2年を経過した中部国際空港では、今年度の見学者は900万人にとどまる見込みという。商業化の進むヨーロッパの空港は、国際線制限エリア内の免税店で収益の大半を得ているが、セントレアでは国際線旅客数が少ないため、一般商業エリアで収益アップを図る戦略をとっていて、2005年度の年間売り上げは526億円、空港収入の約4割を商業部門が占めている。
 空港会社が今後「目玉」として計画しているのが、米国で生産されるボーイング社の次期主力旅客機B787ドリームライナーの部品を、同社の大型輸送機B747LCFドリームリフターに積み込む作業の見学。部品はこの地方の企業による製品。「誇りでもあるし、ボーイング社や製造会社の理解を得て、輸送が本格化する来年にはぜひとも実現させたい」と話している。

2007年 3月 5日
名古屋税関主催の春休み親子税関見学会が3月28日と30日に、中部国際空港で開かれる。対象は小中学生とその保護者で、税関の役割や麻薬など不正薬物の恐ろしさへの理解を深めてもらう。旅客ターミナルビル税関検査場の見学や、麻薬探知犬のデモンストレーションなどを行い、税関の仕事をわかりやすく説明する。両日とも午後1時から4時20分まで。定員は15組(1組は3人まで)となっており、往復はがきで応募する。

2007年 3月 3日
中部国際空港利用促進協議会は、中部地方の企業を対象に海外出張の実態を調査した。回答企業数は中部空港開港前の2002年の前回調査より88社少ない201社だが、出張者数は5万9782人増の9万770人となり、中部国際空港が開港したことで、海外出張需要が促進されている実態が浮かんでいる。
 出張先別では中国が2002年の1万人から2006年は3万人と3倍増となり、全体のシェアでも中国が前回の17%から33%へと増加した。一方で北米は2002年の25%から16%、欧州は19%から13%とそれぞれシェアが低下した。出発空港の利用は、中部が77.3%、成田が16.7%、関空が6.0%となっている。利用した座席クラスについては、全体では約6割がファースト、ビジネスクラスを利用しているという結果であった。

2007年 3月 2日
名古屋入国管理局中部空港支局は28日、中部国際空港の開港2年目(2006年2月17日〜2007年2月16日)の出入国者数が467万2100人で、1年目よりも2.3%、11万600人増えたと発表した。内訳は日本人の出国・帰国者が、4.2%増の388万2200人、外国人の出入国者数が4.6%減の98万9900人だった。外国人の出入国者数が減少したのは、前年に開催された「愛知万博」の反動と見られ、日本人が増えたのは、ドバイやヘルシンキなどへの新規就航便の効果と見られる。

2007年 3月 1日
中国南方航空は、2007年3月7日から中部−瀋陽線を新規就航することを表明した。瀋陽はセントレアからは新規就航都市となる。同社の中部−瀋陽便は毎週水曜日の週1便の運航で、使用機材は3月27日までがエアバスA319で、3月28日以降の夏スケジュールではエアバスA321で運航する。

・中部国際空港の平野社長が、6月末で退任する意向を固めたことを関係者が明らかにした。後任の社長についても空港会社からトヨタ自動車に要請しており、同社グループから派遣する方向で調整しているという。トヨタ自動車出身の平野社長は、98年5月の空港会社設立と同時に社長に就任。開港に向けた準備をすすめ、トヨタ生産方式による改善で事業費の大幅な縮減を実現したほか、商業施設と一体になった「エアシティ」を生み出した。
 開港後は、愛知万博へ訪れる観光客のスムーズな輸送に貢献、収益面でも初年度から単年度黒字にするなど、セントレアの経営を軌道に乗せるのに貢献した。

2007年 2月28日
中部国際空港会社は2007年1月の利用実績を発表した。航空旅客数は国際線が前年同月比4%増の44万7000人と増加したが、国内線は同3%減の43万4500人と2ヶ月連続で前年同期を下回った。国際貨物の取扱量も、積込が同5%減の8848トンと減少している。空港内営業売上高は、販売面積を拡張した免税店が同7%増になったが、その他の物販店は同10%減の6億6500万円、飲食店は同13%減の4億4000万円といずれも前年を下回った。

・3月1日から国際線の客室内に液体物の持ち込み規制がテロに備えて強化されるのを前に、セントレアの国際線ロビーで、航空会社の職員らがチラシを配るキャンペーンを行った。客室への液体物持込みは、これまで米国便を除いて可能だったが、国際民間航空機関(ICAO)が統一ルールを作り、加盟国に対して規制を強化。特に海外で別の航空機に乗り継ぐ場合、100ミリリットル以上の液体部は、水や化粧品類など、種類にかかわらず持込みが禁止される。空港会社は「免税店で買った化粧品などでも、海外での乗継の際に没収される可能性がある」と注意を呼びかけている。

2007年 2月27日
名古屋税関が発表した管内の物流動向調査によると、開港から2年経過した中部国際空港では、輸出額が約33%増の1兆561億円、輸入額が約18%増の9518億となり、輸出入額では1年目より約26%増加した。しかし、全国の航空貨物に占める単月ベースのシェアは2年目も1年目と同程度の6%台にとどまっており、2007年1月には1年ぶりに6%台を割って、5.8%まで落ちている。
 今夏には関西空港の第2滑走路がオープンするなど、空港間の競争はさらに激化することが予想され、名古屋税関ではセントレアの貨物便が増えないと、シェアがさらに下がる可能性があると分析している。

2007年 2月26日
2007年1月7日、猛烈な低気圧がもたらす強い西風で着陸できず、欠航便数は開港以来ワースト2の計153便を数えた。同じ日、強風は各地で吹き荒れたが、国内線を運航する日本航空と全日空の場合、強風を含む悪天候で欠航した全218便のうち、半分を超す114便がセントレアの発着便だった。欠航数が突出した要因は風向きの影響で、中部航空地方気象台によると、開港後にこうした風速13m以上の強い西風が吹いたのは、冬場を中心に平均で年間約83時間に及び、開港前の想定の倍近いという。この西風の影響による欠航は2年間で300便以上にのぼる。
 いっぽう名古屋空港では、過去2年間に横風による欠航は1便もない。それに対し、空港会社は「年間を通して見れば、横風を含む悪天候での欠航は全発着便の1%以下。他空港に比べても悪くない数字だ」と言う。しかし、利用者を中心に「名古屋空港を代替空港に」との要望が強まるばかりか、航空各社からは「第2滑走路を造るなら横風に強い向きにして」との声も上がる。日本航空も「損失が大きい」と、独自の対応に乗り出した。大型機に限り、離着陸を見合わせる制限基準の内規の緩和を検討中という。空港会社の平野社長は「雪と違い、横風は手の打ちようがない。影響を最小限に抑えるよう努力するしかない」と話している。

2007年 2月25日
国土交通省の交通政策審議会航空分科会が22日開かれ、中部圏の空港整備について審議が行われた。中部国際空港が検討をすすめる第2滑走路の論議は具体化せず、6月にまとまる分科会答申が整備の必要性に言及する可能性は小さくなった。
 この日の分科会で、同省が示した中部国際空港の発着回数予測は、10年後の2017年時点でも13万回に達していないとの内容を示した。需要予測は空港整備の長期計画を審議するため、主要空港について5年に1度出している。それによると、中部国際空港の2005年度10万6000回だった発着回数は、2012年に11万8000回、2017年でも12万7000回程度にとどまるとしている。

2007年 2月24日
中部国際空港の2本目の滑走路整備を早期に実現するため、神田真秋知事や中部経済連合会の川口文夫副会長ら東海3県と名古屋市、地元経済界の幹部が21日、合同で首相官邸や国土交通省を訪れ、要望書を提出した。一行は首相官邸で、鈴木政二官房副長官と面会。神田知事は「滑走路が1本だけでは将来に不安がある。できるだけ早い時期に2本目の具体化を図っていただきたい」と述べ、その必要性を国の社会資本整備重点計画に盛り込むよう求めた。要請には望月達史三重県副知事、松浦弘岐阜県都市建築部長、因田義男名古屋市助役、工藤尚武名古屋商工会議所専務理事、平野幸久空港会社社長らが参加した。

2007年 2月23日
中部国際空港では現在、出発ロビー中央に3月下旬までの予定で搭乗手続きカウンターの増設が行われている。航空各社は2005年2月の開港前に、チェックインカウンターは5列は必要と主張したが、結局用意されたのは4列だけで朝夕を中心に混雑が続いたばかりか、開港後の増設で予期せぬ費用分担を求められることになるのではと、近く空港会社と話しあいを始めるという。
 開港2年目の今年度、空港会社の設備投資額は150億円。数年はこのペースが続くことになり、空港会社専務も「過剰投資はしない、必要なときに必要なだけ整備する」と言う。1700億円もの空港建設費カットを実現したのもこのような手法の成果だったが、航空会社の幹部は「空港という施設は、余裕のある設計や施設整備が欠かせない」と話し、トヨタ流の手堅さが本当にベストと言えるのかと疑問を投げかけている。

2007年 2月22日
セントレアの空港経営のもうひとつの柱と位置づけられた商業施設が苦戦している。万博効果と開港特需でごった返した1年目との反動で、現在、空港と商業施設との共存共栄の試行錯誤が続いている。ただ、空港の商業施設が想定していた利用者数は年間300万人で、1年目は900万人、2年目も700万人に達する状況だった。空港側ではこれでもまだ出来すぎと分析していて、今後も緩やかに下降を続けるとの認識を持っている。
 空港会社側も各店舗にアドバイスをしたり、空港でのイベントを予定を早めに伝えたりして側面支援しており、昨年10月以降、物販店も飲食店も前年比で5%から10%程度の下げ幅に留め、盛り返しの兆しを見せ始めているという。

2007年 2月21日
中部国際空港の平野社長は、2006年度の国際線と国内線を合わせた航空旅客数について、「計画通りとみている」と延べ、目標の「1200万人以上」をほぼ達成する見通しであることを明らかにした。万博特需の反動の消えた昨年10月以降は、国内線と国際線の合計で前年同月比でプラスが続いている。これから集計・加算される1〜3月分も前年同月比は続くとみて1200万人の達成を見込んだ。また、平野社長は、現在週380便の国際線旅客・貨物を合わせた便数について、3月25日からの夏スケジュールで、「週400便を越えることに期待している」と述べた。

2007年 2月20日
中部国際空港の平野社長は「長距離路線が増えず国内線も減っており非常に残念」と、路線網の縮小に危機感を示した。増加傾向にある国際線も中国路線が多く、国内線は開港時の1日94便から87便に減少。 国内の航空2社は、ドル箱路線が見込める成田・羽田空港の拡張を見据え、機材や人員の再配置で採算重視の姿勢を強めていて、東京・大阪以外の地方と地方を結ぶ路線はリストラ対象となっており、中部の国内線もじわじわと減り続けている。国内の乗り継ぎ客で国際線への利用者を集め、長距離国際線就航につなげる戦略が揺らいでいる。

2007年 2月19日
中部国際空港は2月17日に開港2周年を迎えた。万博特需も消え、真価が問われるとされた2年目の上半期の収支は予想通りの減益ながら、営業、経常、中間利益ともに黒字を確保した。しかし、空港の生命線ともいえる国内線の便数が伸び悩み、今後の安定成長を続ける上での課題となっている。同社の2006年度の就航便数の達成目標も、週380便以上とした国際線はクリアしたが、1日100便以上とした国内線は貨物1便を含めて87便と苦戦している。
 航空会社も利益追求の命題を抱える以上、ある程度のニーズがないと路線維持は難しい。空港会社の平野社長は「死に物狂いでもがいてみたい」と、国内線利用客を独自に開拓すべく、社内にハッパをかけ始めた。

2007年 2月18日
中部国際空港では開港2周年にちなんだ「限定記念品」が販売されている。旅客ターミナル4階「スカイタウン」にある常滑焼専門店では、大きな常滑焼カップと竹かごをセットにした「二周年記念2カップ」を販売。3階「銘品館」の地酒コーナーでは、関谷醸造と澤田酒造が限定酒を販売している。このほかにも、2周年記念の特別メニューや特別価格サービスを実施しており、来港者を楽しませている。

2007年 2月17日
エアブリッジ・カーゴは、2007年夏期スケジュールから中部−クラスノヤルスク−フランクフルトを現行の週4便から3便(水金土)に変更する。また現行週2便の香港経由便を運休し、すべてフランクフルト−クラスノヤルスク−中部−クラスノヤルスク−フランクフルトとし、水土便はサンクトペテルブルグへ、金曜便はモスクワへ寄港する。

2007年 2月16日
エミレーツ航空は2007年10月1日から、ドバイ−サンパウロ線を週6便で就航する。今回の就航は中東と南米を結ぶ初の直行便開設となるため、両地域間の新たな需要開拓が期待されている。同社によると、日本の中部地方に多く滞在している日系ブラジル人の帰国の足としても期待しており、中部−ドバイ線との接続にも配慮している。使用機材はB777−200LRを導入する予定で、座席数はファーストクラス8席、ビジネスクラス42席、エコノミークラス216席の計266席となる。

2007年 2月15日
JALとANAによるセントレア発着の中国便へのビジネス需要の集客合戦が続いている。バレンタインデーの14日には、JALのサクララウンジで働く女性職員6名が大手得意先を回り、チョコレートを配ってビジネスクラスシート利用をPRした。
 ANAが今月1日から中部−天津線を就航したのに対抗し、JALは3月1日から現在の週3便から週5便へ増便。JALは同便にビジネスクラスの席があることをPRして、ANAとの差別化を図っている。JALとANAはともに、トヨタ自動車が工場を持つ中国天津・広州への路線を展開しており、ビジネス需要の獲得に熱を帯びている。

2007年 2月14日
フィリピン航空は現在週5便で運航している中部−マニラ線を、2007年3月16日と3月27日からそれぞれ1便ずつ増便し、週7便での運航とする。使用機材は全てA330−300で、ビジネスクラス42席、エコノミークラス260席の合計302席仕様。
 フライトスケジュールは、中部発PR437便の月・火(3/27以降)・水・金・日が中部9:30発13:00マニラ着、木・土(3/17以降)が中部9:10発12:40マニラ着。マニラ発PR438便は月(3/27以降)火・水・木・金(3/16以降)・土・日でマニラ13:30発18:30中部着の予定。

2007年 2月11日
愛知県は常滑市の中部国際空港対岸部(通称・前島地区)に、結婚式場運営のブライズワードが進出すると発表した。同社は邸宅を模したゲストハウス風の結婚式場を建設し、2007年10月にもオープンする予定。前島への進出は3社目となり、立地面積の合計は18.4ヘクタールと、全体の約6割に達する。
 県によると、立地面積は4437平方メートル。土地を売却するのではなく、2007年3月から15年間の賃貸契約。式場は二階建てで延べ床面積は約2280平方メートルで、内部に広さ約200平方メートルの宴会場を2つと、チャペルなどを設ける。前島ではこれまでに、ビジネスホテルが2006年4月にオープンしたほか、イオンがアウトレットモールやシネマコンプレックスを核とする大型商業施設を建設することにしている。

2007年 2月10日
JALは2007年度の貨物事業路線便数・機材計画を発表した。在来型B747Fを5機退役させ、代替にB767−300Fを3機、B747−400Fを3機導入する。B767−300Fの投入に伴い、中部発着路線でも2007年7月から週2便で「成田−中部−天津−成田」線を開設する。また、太平洋線では西海岸線にB747−400Fを投入し、従来のアンカレッジ経由から往復直行化することで、運航時間短縮と費用削減を図る。東海岸線は一部曜日の便数と経由地の構成を見直す。

2007年 2月 9日
セントレア3F出発フロアにある売店「銘品館」では、買い物客に「なぞの旅人フー」の絵馬を配り、願い事を書き入れて飾り付けるコーナーを設けた。同店は空港会社の直営店で、バレンタインデーにちなんで企画した。チョコレートなど対象商品を2000円以上買物した人が対象。展示後は縁結びの神様として名高い島根県出雲市の「出雲大社」に奉納される。

2007年 2月 8日
ANAはこのほど、貨物便の2007年度運航計画を策定した。航空貨物需要が拡大する中国を中心としたアジア市場に重点を置いている。中部発着関連では、週1便で運航している中部−アンカレッジ−シカゴ−アンカレッジ−成田線を廃止し、中部−アンカレッジ−シカゴ−アンカレッジ−中部線、中部−天津−関西線などを新たに就航する。ANAは、2015年度までに貨物事業を現在の7倍にあたる7000億円に拡大させる戦略を打ち出しており、「規模拡大に向け、順調に推移している」としている。

2007年 2月 7日
2007年2月17日に開港2周年を迎えるセントレアでは、開港2周年記念イベントとして2月10日(土)から25日(日)までの2週間、世界各国・日本各地の魅力を伝えるイベントを開催する。期間中は、2月10日〜2月14日を「ヨーロッパ・中東、北海道・東北ウィーク」、2月15日〜2月20日を「アメリカ・オセアニア、信越・東海・北陸ウィーク」、2月21日〜2月25日を「アジア、九州・沖縄ウィーク」とし、就航地を紹介するパネル展示や週末にはステージ・体験コーナーを開催する。

2007年 2月 6日
中部国際空港会社の「第2セントレアビル」が空港島内に完成した。第2セントレアビルは、第1セントレアビル(従来の空港管理棟を改称)の東側に建設され、国際会議や音楽ホールにも使える、全国の空港で初めての専用ホールを備えている。鉄骨5階建て延べ9250uで、3、4階に5か国語まで対応できる同時通訳システムを備えた330人収容のホールや会議室、空港従業員用の保育施設などがある。ホールは国際会議や講演会、室内楽のコンサート会場として使用できるほか、可動式観覧席を収納して立食パーティーもできるという。

2007年 2月 5日
セントレアと中国・天津を結ぶANAの定期旅客便が2月1日に新規就航した。ANAのセントレア発着の国際線はソウル、上海、台北に次いで4路線目で、毎日1往復ずつ運航する。天津にはトヨタ自動車の合弁会社が工場を構えており、観光だけでなくビジネス需要も見込んでいる。使用する機体は最新鋭のB737−700で、座席数は136席。中部−天津線は、先行して就航していたJALも3月1日から現在の週3便から週5便に増やす予定で、日本の大手航空2社が、トヨタのビジネス需要を狙い競合をすることになる。

2007年 2月 3日
日本貨物航空は、2007年1月から中部−アムステルダム線を週2便(毎週水木運航)で再開した。週3便(毎週火木日運航)の成田−アムステルダム線のうち2便を往路で途中寄港させるもので、復路はセントレアには寄航せず成田へ直行する。フライトスケジュールは、毎週火(中部発は水)曜便が成田21:55発−23:00中部着、中部(翌水曜日)00:15発−04:35アムステルダム着。毎週木曜便が成田20:55発→22:00中部着−中部23:15発−翌03:35アムステルダム着。

2007年 2月 2日
中部国際空港会社と名古屋三越ラシックは、両者の開業2周年を記念したピンバッジ製作などの共同企画を2月10日から3月25日まで実施すると発表した。2005年2月17日に中部国際空港が開港、ラシックが同年3月9日にオープンと、開業日が近いことから共同企画となった。セントレアのオリジナルキャラクター「なぞの旅人フー」に「セントレア」「ラシック」の文字入りの旗を持たせた共通ロゴを使いPRする。また、共通ロゴの記念ピンバッジを約1万個製作し、ラシックで2月10日から12日に開かれる買い上げ抽選会やセントレアの開港日に先着でもらえる。

2007年 2月 1日
アシアナ航空は、中部−ソウル間の貨物専用便を、現在の金・日曜の定期便(OZ195便)に加え、2月7日・21日・28日の各水曜日に計3便の貨物臨時便を運航すると発表した。使用機材はB767F。また、貨物臨時便は3月以降も曜日や時間は未定としながらも、継続運航を行う予定。

2007年 1月31日
中部国際空港の2006年12月の利用実績は前年比3%増の88万500人となった。このうち、国際線は8%増の43万700人、国内線は1%減の44万9800人となった。発着回数は国際線旅客便が14%増の2918回、国内線旅客便は4%減の5165回。国際線の旅客数と発着回数が増えたのは、2006年冬ダイヤから増えた中国路線の実績によるもの。

2007年 1月30日
JALグループは、国内線で過去最多となる10路線を4月以降、順次廃止することを盛り込んだ2007年度の国内路線再編計画を発表した。中部発着路線では、中部−長崎線が運休になるほか、中部−札幌線、中部−福岡線、中部−鹿児島線が減便となる。
 廃止や減便はいずれも収支の悪い路線で、日航は「業績が厳しい国内線の収支を07年度に改善させるのが経営に課せられた課題」と説明した。廃止路線を復活させる可能性については「具体的にいつからどの路線とは一切言えないが、需要に見合った航空機を早く導入すれば、収支が見合うところがある」と含みを残した。

フィンランド航空は、ヘルシンキ−日本線の2007年夏スケジュールから予定している増便について発表した。関空線は5月末から、現行の週4便(月水金土)をデイリー化し、中部線は6月中旬から現行の週3便(火木日)に土曜便を増便して4便化する。使用機材については関空線は引き続きMD−11での運航を継続するが、中部線は新規導入のA340−300を投入する予定。これにより、同社の日本線は2006年12月から増便した成田線の週4便と合わせ、現在の週11便から15便体制となる。

2007年 1月29日
中部国際空港のレストラン「クイーン・アリス&トゥーランドット」は、2月1日に「アリスダイニング」にリニューアルする。これまでの「クイーン・アリス」のフランス料理に加え、2月19日から日本料理「歌舞伎」を追加する。これに伴い、中国料理「トゥーランドット」は1月末日で営業を終了する。日本料理「歌舞伎」では、クイーン・アリスのシェフである石鍋裕氏が提案する日本料理を、和食器の趣と共に提供する。

2007年 1月28日
ANAが25日に発表した、2007年度の航空輸送事業計画で、セントレア発着の国内線で最多の便数を運航する福岡線を、4月1日から1日2往復減便し、12往復にすることが発表された。新しいスケジュールではセントレアの出発時刻を毎時00分に揃え、シャトル便のような乗りやすさをアピールする。
 最近の中部−福岡線の搭乗率は55−60%とやや低迷しており、減便によって収益性を向上させるのが狙い。また、福岡線以外では中部−沖縄線が4月1日から1往復減って3往復になるが、このうち2往復に定員415名のB777−200を使用することで、合計の座席数は現行より10%程度増える。中部−新千歳線は5月1日から1日1往復増えて7往復になる。

2007年 1月27日
中部国際空港の平野幸久社長は25日の定例会見で、第2滑走路の実現に向けて社内検討チームを発足させることを明らかにした。検討チームは、主に建設にかかる費用や期間、埋め立ての技術的な課題などの資料作りを進める。また、欠航の原因となっている横風対策について、航空会社などから指摘の声がある1本目とは別角度の配置について、「まだ絵(図面)は書いていないが、別角度に振る余地はないと思う」との見方を示した。

名古屋税関中部空港支署が26日に発表した貿易概況で、中部国際空港の2006年の輸出入総額が初めて2兆円を超えたことが分かった。輸出総額は前年比41.2%増の1兆1428億円、輸入総額は同18.3%増の9415億円だった。品目別では、輸出は半導体などの電子部品、映像機器、科学光学機器の増加率が高く、輸入では科学光学機器、有機化合物、化学製品の増加が目立った。

2007年 1月26日
中部国際空港利用促進協議会は、1月30日(水)に「全国空港・観光フォーラム2006」を開催する。これは、セントレアから国内線が運航している全国21都市の空港及び観光関係者を対象に、空港を活用した地域振興や訪日外国人旅行客誘致に関する実施状況報告などの情報の共有化を目的に行われる。また、国土交通省航空局飛行場部空港管理室長による「地元空港を活用した地域活性化」などの講演、空港間連携事業に関する基調報告、ディスカッションなども実施する。

2007年 1月25日
中部国際空港は1月27日(土)、28日(日)の2日間、「木曽川夢空間・観光物産展 in セントレア」を開催する。イベントでは、フラワーボトル製作やステンドグラスの小物作りなどが体験できるコーナーや、観光ブースを設置して明治村やリトルワールド、犬山城などの観光施設の紹介、名産品及び特産品の販売コーナーを設けて試食や販売を行う。

2007年 1月24日
ビジネスホテルチェーンの東横インは、中部国際空港島内に同社として最大となる客室数1001室の「東横イン中部国際空港本館」を1月26日に開業すると発表した。地上14階建ての2棟からなり、会議室も7室設けるなど、セントレアの到着ロビーから徒歩7分という好立地を生かし、国内外のビジネス客や観光客を中心に集客をめざす。
 1月26日から2月25日までは開業記念キャンペーンを実施。インターネット予約の場合のみだが、一室一泊でシングル5,985円、ダブル・ツイン8,085円の通常料金を、シングル3,950円、ダブル・ツイン5,390円に引き下げる。

2007年 1月23日
中部国際空港では1月20日から2月28日までの期間に開催されている、「YOKOSO! JAPAN WEEKS 2007」に合わせ、期間中セントレアに到着する外国人旅客を歓迎する目的で各種イベントを開催する。同期間中は空港内にバナーやポスター、クーポンブックを設置するほか、2月10日から2月25日までは開港2周年記念イベントと合わせ、国内線就航都市を紹介するパネル展示を実施。期間中の土日と祝日には「津軽三味線ライブ」などのステージイベントを実施し、セントレアからの就航都市の魅力を紹介する。

2007年 1月21日
中部国際空港は1月20日から28日まで、半田市観光協会主催の「はんだ蔵のまち雛祭りと山車まつり−知多半島の仲間たちとともに−展」を開催している。「はんだ蔵のまち雛祭り」と「はんだ山車まつり」のPRが目的で、期間中は雛祭り用の郷土雛人形を展示するほか、手紙作りなどの各種体験教室や山車まつりのPR展示も実施。このほか、9月に開催する「全国ボランティアフェスティバルあいち・なごや」も紹介している。

2007年 1月19日
大韓航空カーゴは、中部−ソウル間の貨物便を2月4日から、これまでの週1便から週3便に増便すると発表した。機材は現在の金曜便がB747−400F、今回増便される水日便はA300−600Fとなる。フライトスケジュールは、増便されるKE559便の毎週水がソウル8:30発−10:20中部着、毎週日がソウル8:50発−10:30中部着、折り返しの中部発のKE560便は、中部を毎週水が12:20発−14:20ソウル着、毎週日が12:30発−14:30ソウル着となっている。

2007年 1月18日
国土交通省中部運輸局は 、セントレアを訪れる体が不自由な人や高齢者、子供連れの移動などを手助けする「バリアフリーボランティア」を募集している。空港会社が運営する「案内ボランティア」の協力を得て空港内アクセスプラザに常駐し、介助が必要と思われる人に声をかけ、移動の補助や行先案内などを支援する。
 活動は2月1日〜28日の午前10時から午後4時まで。1月下旬に事前研修会を実施し、各自の都合のいい時間帯に合わせて活動する。応募資格は高校生以上で、1回あたり交通費500円が支給される。1月19日までにファックスか電子メールで「バリアフリーボランティア事務局」に申し込む。

2007年 1月17日
名古屋駅とセントレアを結ぶバス路線を唯一運航している「平和コーポレーション」は 、新たにミッドランドスクエア前にバス停を設け、15日から運航を始めた。ミッドランドスクエア前は始発便が午前6時40分で1日16便、セントレア発は1日18便で所要時間は約50分。利用者は前日午後7時までに予約センターへの予約が必要。

2007年 1月16日
ユナイテッド航空は2007年6月7日を最後に中部−台北線の運航を休止すると発表した。これは、6月から台北−サンフランシスコ線の直行便運航に伴うもの。ユナイテッド航空の中部−台北線は、同社が中部−サンフランシスコ便を新規就航した際に、セントレアで23時間ある使用機材の折り返し時間を利用するため、アジア各都市への就航をリサーチし、以遠権を行使して2005年4月29日から運航していた。しかしその後、エアーニッポンやエバー航空などが次々に参入。中部−台北間は現在、週39便が運航する激戦区になっていた。

2007年 1月15日
セントレアの周辺で、旅行中に車を止めておく「旅客向け駐車場」の誘客合戦が熱を帯びている。空港会社が空港島内に続々と駐車場を整備するのに対し、対岸部の常滑市内では民間業者が送迎サービスや低価格で対抗している。今月オープンする「東横イン」にも1000台を超える駐車場があるため、旅客の争奪戦はホテルも含めてますます激しさを増しそうな勢いとなっている。

2007年 1月14日
名古屋税関中部空港税関支署がまとめた昨年11月のセントレアの国際航空貨物の総取扱量は、重量ベースで前年比1.6%増の2万3640トンで、3ヶ月ぶりに前年比で増加に転じた。自動車部品を中心にした重量物が減っていたが、中国からの携帯部品などの輸入が好調だった。
 金額ベースでは輸出が1022億円、輸入が879億円で、品目別のトップは輸出では中国向けICなどの半導体電子部品が前年比46%増の268億円で、輸入はアイルランドからの医薬品原料など有機化合物が同43%減の106億円となっている。

2007年 1月13日
中部国際空港で12日、アメリカボーイング社の次期主力旅客機B787の胴体部品などを、専用貨物機B747LCF(ドリームリフター)に積み込む作業が行われた。国際線スポットで待機していたドリームリフターの後部ハッチを開き、川崎重工で第1号機用として完成させた前部胴体(直径6メートル、長さ8メートル)などを特殊作業車を使って収容した。
 ドリームリフターは12日16時過ぎに、米国の組立工場に向けて飛び立った。三菱重工や川崎重工などによるB787部品の生産ペースが月10機になれば、ドリームリフターは月20便程度の運航が想定されている。海と空の輸送が一体化する国内初の「シー・アンド・エア」は今春から本格化する予定。

名古屋入国管理局中部空港支局は12日、セントレアの年末年始(12月23日〜1月10日の出入国者数を発表した。入国・出国者合計で26万2850人となり、前年同時期よりも6250人(2%)増にとどまった。国際線の便数は前年同時期の週308便から342便へ増えたことから、同支局では前年同時期の17%増の29万9700人を見込んでいたが、12月29日の雪による滑走路の閉鎖などで、出国を控える人が目立ったという。

2007年 1月12日
JALは11日、現在週2便(冬期のみ3便)で運航している中部−天津線を、3月1日から週5便に増便すると発表した。天津にはトヨタ自動車の現地合弁工場があるなどビジネス需要の拡大が見込まれるほか、ANAが2月1日から中部−天津線を新設し、毎日(週7便)運航するのに対抗するもの。一方、中部−北京線は週5便から週2便に減便する。
 JALによると、減便する北京線は観光路線の性格が強いが、中部−天津線はトヨタ自動車関連のビジネス需要が旺盛で、旅客のみでなく貨物需要も好調で今後も増加が見込める。天津線と北京線は同じ機体で運航しているため、今回天津線に機体をシフトすることにした。

2007年 1月11日
愛知県内の三菱重工や川崎重工などで製造される、アメリカボーイング社の時期主力旅客機B787の主翼や胴体などの大型部品を輸送する専用貨物機B747LCF(ラージ・カーゴ・フレイター)の第1便が、10日の18時30分にセントレアに初めて到着した。
 B747LCFは旅客用B747−400を台湾の工場で改造したもので、B787の主翼や胴体を運ぶために、通常のB747よりも胴体を太くしたもの。11日に積み込み作業などの手順を確認。12日に胴体部品を積み込み、アメリカ・シアトルに向け同日18時30分に出発する予定となっている。

2007年 1月10日
JALは12月29日と1月7日にセントレア発着便が欠航したことに関連し、JALグループとしてセントレア発着便と県営名古屋発着便は航空券の交換ができるので、セントレアが悪天候のとき県営名古屋便への振替えを迅速に行うための両空港間の連絡の効率化を図ることを明らかにした。また、将来的にはセントレアが悪天候のときに、県営名古屋空港へ行先を変更できないかを検討していきたいと、初めてセントレアから県営名古屋へのダイバート(到着地変更)に言及した。

2007年 1月 9日
JALとANAの国内航空会社2グループ社が9日、年末年始(12月28日〜1月8日)の旅客動向を発表した。セントレア関連は雪や強風で12月29日と1月7日に欠航が相次いだため、いずれも国内線の乗客が前年より減少した。
 ANAは2日間で国内線発着の計126便が欠航し、約8500人が搭乗できず、乗客数は8.1%減の12万500人。JALは計60便が欠航し、約8300人が搭乗できず、4.5%減の7万9000人となった。いっぽう国際線は両社とも2006年冬スケジュールから中国方面に増便をしたことにより、ANAが47.8%増、JALも5.1%増と好調だった。

2007年 1月 8日
中部国際空港の国際線制限エリア内に、新たに書店「丸善」が誕生した。約30uの売り場に雑誌やビジネス書、旅行ガイドなど約7000冊が並んでいる。セントレアではこれまでスカイタウン4Fに書店があったが、出国審査後の制限エリア内で本を買いたいという要望が多く、従来数百冊しかなかった書籍売り場を大幅に拡充した。今後は外国人旅行者向けに洋書も取り揃える予定という。

2007年 1月 7日
中部国際空港は7日、発達した低気圧の影響で強い横風が吹き、国内、国際線とも欠航が相次いだ。中部国際空港会社のまとめでは、午後3時までに出発・到着便を合わせ、国内線114便、国際線36便の計150便が欠航または欠航を決めた。ほかに国際線の到着3便が目的地を成田空港や関西空港に変更した。2005年2月の開港以来、同年12月に雪で224便欠航したのに次ぐ多さとなった。

2007年 1月 6日
中部国際空港でペットを預けて空の旅に出かける人が増えている。空港内のペット預かりサービスの利用者は、前年比1.5倍に増えた。「できるだけ長くいっしょにいたい」という飼い主の要望が強いことが要因と考えられている。小型犬で1泊5250円、常滑市大谷の「タカサゴ動物病院」が運営していて、空港で受取ったペットを病院に運んで預かり、利用者の帰国時に空港で渡すシステム。
 空港のペット預かりは関西空港が先行した。中部空港開港後には新千歳や成田でも始まった。空港周辺の民間駐車場でも同様のサービスを始めるとことが増えてきており、常滑市内のペットホテルは、空港周辺の民間駐車場5ヶ所から依頼を受けるなど、空港周辺での受取りが便利になったことが利用者を増やしている。

2007年 1月 5日
関西国際空港が空港設備の資機材調達などで、中部国際空港と提携してゆくことになった。関空の2期島整備では、中部空港との情報交換により当初予算から130億円という大幅なコスト削減につながったため、今後は時期が合えば、搭乗橋、照明器具など空港資機材で同一仕様品について共同購入の可能性も検討する。
 海外では旅客・貨物の取扱いでライバル関係の空港同士が、資機材調達などで協力するケースは少なくないという。国の予算では羽田空港再拡張などが最優先なだけに、関空と中部空港の連携は双方の経営強化につながるとみられる。

2007年 1月 4日
中部国際空港が今年、ホテルの開業ラッシュを迎える。今月には客室数1000室超の大型ビジネスホテル「東横イン」が開業。セントレア周辺のホテルと客室数は現在の5件合計で945室から、一気に2倍の約2000室となる。さらに今年度中に増築や新規オープンが続き、客室数は合計3000室にまで増え、開港時の5倍に達する。
 他の空港のホテル客室数と比較してみると、2005年度の航空旅客が約3144万人の成田空港で12件約6000室、同1642万人の関西空港で6件約2000室。セントレアは同1235万人だったが、空港会社は2009年までの就航便数、旅客とも急激な増加は見込んでおらず、飽和状態になることは確実とみられる。

2007年 1月 3日
「中部国際空港の国内線−国際線の乗り継ぎ機能のよさは日本一、もっとPRすべき」とANA名古屋支店長は述べ、「国内・国際のターミナルもチェックインカウンターも一体化しており、グランドハンドリングが連携しやすい」とJAL名古屋支店長が話すように、セントレアの機能性は航空会社の評判もいい。
 JALによると、日本各地からセントレア経由で海外へ出国する人数は1ヶ月間で約5000人。このうちの7割以上の行先が「ホノルル」。以前の福岡便の利用者が流れてきただけでなく、札幌や沖縄からもセントレア経由での出国が増えているという。ホノルルは観光が主流。しかも年齢層の高い客が多く、旅行会社も乗り継ぎの誘導がしやすいセントレア経由を選んでいるのではという見方もある。立地に恵まれ、設備も工夫を凝らしたセントレア。最大の課題はネットワークの充実ということになる。

最新情報に戻る 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年
2011年 2010年 2009年 2008年 
2007年 
2006年 2005年 2004年以前

horizontal rule