2025年 4月25日
・JALグループの日本トランスオーシャン航空(JTA)は、夏休みなどの那覇〜中部・関西・福岡の3路線を季節増便すると発表した。那覇〜中部線は6月27日から7月17日までの期間中、18往復を運航。通常は1日4往復のところ、増便期間中は1日5往復となる。増便分のフライトスケジュールは、6/27、28が那覇発のNU2040便が那覇08:05発、中部10:10着。中部発のNU2045便が中部11:00発、那覇13:20着。7/1〜16が那覇発NU2044便が那覇17:05発、中部19:05着。中部発のNU2045便が中部09:40発、那覇11:55着となっている。
2025年 4月24日
・中部圏社会経済研究所による「航空・空港講演会」が中部国際空港であり、大学教授らの研究チームが空港の利用実態を報告。会場とウェブ視聴で約180人が聴講した。中部社研のプロジェクトチーム「中部国際空港の将来像研究会」のメンバーの松本秀暢関西学院大総合政策学部教授が登壇し、セントレアで乗り換える旅客の動きは全体の5%程度にとどまり、コロナ禍前の2019年と比べて、特に国際線での落ち込みが目立つデータを紹介した。「デトロイト路線の撤退に伴い、中部国際空港で乗り換える旅客数が減少した」と分析し、長距離国際線を復活させる重要性を指摘した。
2025年 4月19日
・中部国際空港は18日、ゴールデンウイーク期間(4月26日〜5月6日)の国際線予約状況を発表した。出発・到着客数は前年同期比で37%増の16万3039人となり、コロナ禍前の2019年の同期比で75%まで回復した。出発・到着旅客の内訳は、出発が43%増の8万3612人、到着が31%増の7万9427人で、出発のピークは4月26日の9230人、到着のピークは5月5日の8338人と予測している。方面別の予約数は、台湾・香港が最多の2万6053人で、韓国の2万3588人、東南アジアの1万6492人と続いている。またJALとANAも中部国際空港発着の国内線予約状況を発表し、ANAが14%増の約8万8000人、JALは前年同期比1.5%減の約2万9000人となった。JALは運航路線が減ったことが影響した。
2025年 4月12日
・中部国際空港は、英国SKYTRAX社が実施する顧客サービスに関する最新の国際空港評価において、主として短・中距離路線が運航され、長距離国際路線の主要ハブではない空港「Regional Airport」部門で11年連続世界第1位、「Regional Airport in Asia」部門で15年連続第1位を獲得した。今回の評価は100以上の国籍の空港利用者が参加した空港顧客満足度調査により決定されており、セントレアは従来から評価されてきた清潔さに加え、今回は特に、空港スタッフ部門と保安検査部門において評価が高かった。
2025年 4月11日
・中国の青島航空は4月10日、中部〜青島線を新規開設することを発表した。4月30日からの運航で、月曜日・水曜日・金曜日・日曜日の週4便を予定している。本路線は中部国際空港から青島まで唯一の直行便となり、同空港の中国路線のネットワークが更に拡大することになる。フライトスケジュールは青島発のQW9909便が青島12:10発、中部15:55着、中部発のQW9910便が中部16:45発青島18:45着。使用機材はA320となっている。
2025年 4月 2日
・タイのに本社を置く空港ラウンジ運営会社のコーラルグループは、中部国際空港第1ターミナルに「ザ・コーラル・ファイネスト・ビジネスクラス・ラウンジ」を4月1日にオープンした。広さは約271平米で、「洗練された静かな隠れ家」をコンセプトに、日本とタイの文化の融合をイメージした内装とし、ソファ席を中心に62席を配置。ビュッフェエリアにはトムヤムクンなどのタイ料理や軽食を取り揃え、バーカウンターではタイのスピリッツを使ったカクテルなどのオリジナルドリンクを提供。また、自席で専属スタッフによる頭部・肩部のタイ式マッサージを受けられる。利用できるのは、プライオリティ・パス会員、ドラゴンパス会員と、提携航空会社の上級会員など。場所は第1ターミナル制限エリアで、営業時間は午前7時から午後10時まで。今後、3月31日まで中部国際空港が運営していた「セントレアグローバルラウンジ」を改装し、10月をめどに拡張オープンする。拡張後の面積は約3倍の約816平米となる。
2025年 4月 1日
・大韓航空は、4月7日に中部〜バーレーン間にチャーター便を運航する。4月3日から6日にかけて鈴鹿サーキットで開催されるF1日本グランプリ終了後、次戦のバーレーングランプリのためにチームスタッフやレース機材等を輸送するものとみられる。便名はKE9957便で、フライトスケジュールは中部12:00発、バーレーン18:05着。使用機材はエアバスA380となっている。
2025年 3月31日
・JALは3月31日、中部国際空港の国際線サクララウンジをリニューアルオープンした。コロナ禍で2020年3月に中部国際空港発着の国際線運休と同時にラウンジを閉鎖して以来、5年ぶりの営業再開となった。自社便の上級会員に加え、JALと同じ航空連合「ワンワールド」加盟社の利用資格を持つ会員も無料で利用できる。中部のサクララウンジは空港が開港した2005年の開業で、今回のリニューアルでは、デザインや内装を一新したほか、飲食メニューも刷新した。羽田と成田のラウンジで人気の「JAL特製オリジナルビーフカレー」が中部で初めて提供されるほか、「ひつまぶし」「きしめん」「あんバターパンケーキ」など、名古屋限定メニューも含めて約40種類用意している。
2025年 3月29日
・中部国際空港が2025年夏ダイヤ(2025年3月30日〜10月25日)の期初計画について発表した。それによると、4月1日を基準とした期初の週あたりの国際線旅客便は27都市、339便(往復)となった。341便だった2024年冬ダイヤのピーク時と比較すると2便減で、321便だった前年夏ダイヤでは18便増となる。香港とベトナムの両方面が過去最高の便数となるほか、中国本土でも新路線が3路線就航する。路線再開は韓国のジンエアーが釜山線を週7往復、フィンエアーがヘルシンキ線を週3往復、タイ・ライオン・エアが台北経由・バンコク(ドンムアン)線を週4往復で再開する。
2025年 3月28日
・ユナイテッド航空とタイ国際航空は、3月30日からの2025年夏スケで中部国際空港発着路線を減便する。ユナイテッド航空は現在デイリー運航の中部〜グアム線を4月2日から水・土曜を除く週5往復に減便する。同路線は昨年5月に週11便から週7便に減便しており、今回の減便で1年前の半分以下となる。タイ国際航空は中部〜バンコク便のうち、昨年10月に約4年ぶりに運航を再開した中部を深夜に出発する「TGでら夜便」で、これにより同路線は中部を午前に発着する1日1往復のみとなる。
2025年 3月25日
・中部国際空港会社が2025年2月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると国際線旅客数は前年比29%増の43万6100人、国内線旅客数は4%増の47万2646人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比15%増の90万8746人となった。国際線のうち、日本人旅客は35%増の14万6100人、外国人訪日客は26%増の28万9800人、通過客は200人だった。旅客便の発着回数は国際線が前年比23%増の2553回、国内線が1%減の4145回。貨物取扱量は国際貨物が2%増の9817トン、国内貨物は23%増の884トン。給油量は11%増の3万9149キロリットル、構内営業売上高は30%増の28億2100万円。このうち、免税店での売り上げは32%増の15億5700万円となった。来場者は11%増の114万9000人、駐車場利用台数は6%増の11万7000台であった。
2025年 3月19日
・ベトジェットエアは、2025年4月24日から中部〜ホーチミン線を開設する計画であることが明らかになった。運航は火曜日・木曜日・土曜日・日曜日の週4便の予定で、フライトスケジュールは中部発のVJ857便が中部09:30発、ホーチミン13:05着。ホーチミン発のVJ856便がホーチミン01:00発、中部08:30着となっている。使用機材はエアバスA321。今回の路線開設により、同社の両中部国際空港発着路線は既存のハノイ線に続き2路線に拡大する。
2025年 3月17日
・中部国際空港は3月17日、代替滑走路の建設工事を2025年4月1日に着工すると発表した。事実上の第2滑走路となるもので、滑走路本体工事は5月に開始し2027年度中の供用開始を目指す。整備する代替滑走路は長さ3290メートル、幅45メートルで、滑走路と航空灯火などを整備。現在の滑走路を大規模補修する場合の継続的な空港運用のほか、完全24時間運用を目的とする。4月1日からの「現地着工」では測量工や現地調査、車両待機場・資機材置場の整備、仮設配管配線工事などを始める。工事予定や進捗はウェブサイトで順次公開する。
2025年 3月15日
・日本トランスオーシャン航空は、中部〜那覇線をゴールデンウイーク期間の5月3日と4日、6日の3日間、1日1往復ずつ増便すると発表した。同路線の定期便は1日4往復で、対象日は1日5往復運航となる。増便分のフライトスケジュールは、那覇発のNU2040便が那覇08:10発、中部10:05着、中部発のNU2045便が中部10:55発、那覇13:20着。使用機材はボーイング737-800(2クラス165席:クラスJ 20席、普通席145席)となっている。
2025年 3月14日
・スターラックスは3月30日から、中部〜台北/桃園線の機材を現在のエアバスA321neoからエアバスA330-900に変更する。同社のエアバスA330-900はアジアの主要都市向けの機体で、2022年2月に初受領。機内には「1-2-1」配列でフルフラットとなるビジネスクラス28席、エコノミークラス269席の計297席仕様で、ビジネスクラスには17.3インチ、エコノミークラスには13.3インチの4Kモニターを備え、Bluetoothでの接続もできる。同社によると機材大型化は立山黒部アルペンルートのピーク需要に対応するためで、6月1日からはエアバスA321neoでの運航に戻すことを計画している。
2025年 3月13日
・韓国のLCC「エアロK」は、2025年5月1日から中部〜清州線を1日1往復に増便する。同路線は1月31日に開設し、月・水・金・日曜の週4往復を運航しており、3月19日から29日にかけては水・土曜の運航を追加して週6便運航する。2025年夏スケ開始の3月30日からは週4往復での運航となるが、5月1日から1日1往復でのデイリー運航に移行する。機材はオールエコノミークラスの180席仕様のエアバスA320を使用する。
2025年 3月12日
・トヨタ自動車などが出資するダイナミックマッププラットフォーム(DMP)と中部国際空港は、空港の制限エリア内を走る車両の自動運転に向けた実証実験を公開した。今回の実証では周囲の航空機の動きといった情報はひも付けず、人が状況を見てブレーキを踏むなど判断を下す。航空機の離着陸を地上で支援する地上作業員「グランドハンドリング」は慢性的に人手不足が進んでおり、中部空港ではコロナ禍前と比べて減っているという。インバウンド需要が伸びているなか、航空会社がグラハンを確保できず就航を見送る機会損失も生じかねない。中部空港の担当者は「地図データはインフラになるので、空港で作業をするグラハンの事業者に共有で使ってもらえる」と話した。
2025年 3月11日
・エアアジアグループのタイ・エアアジアXは、中部〜バンコク/ドンムアン線を期間運休すると発表した。運休期間は2025年夏スケ期間中の5月12日から7月31日までで、8月3日から月・水・金・日曜の週4往復で運航を再開する。運休の理由は季節的な機材運用の調整に伴うものとしている。すでに予約済の客には、全額払い戻しもしくはクレジットアカウントへの移行を案内している。
2025年 3月10日
・ピーチ・アビエーションは3月30日からの2025年夏スケで、中部〜那覇線を現在の1日1往復から同2往復に増便する。現在の中部を朝発、那覇を夜発に出発する便に加え、中部を夕方発、那覇を昼発に出発する便を加える。これにより同社の中部〜那覇線のフライトスケジュールは、中部発MM483便が中部09:30発、那覇11:55着とMM487便が中部16:40発、那覇19:05着。那覇発MM484便が那覇13:30発、中部15:40着とMM488便が那覇20:20発、中部22:30着となる。使用機材はエアバスA320。
2025年 3月 7日
・中部国際空港は航空ファン向けイベント「航空ファンミーティング “AIRLINE EXPO IN JAPAN”」を、3月8日と9日に開催する。2月に開港20周年を迎えたことから、9回目の開催となる今回はイベント規模が過去最大となり、開催時間も例年より1時間延長する。イベントには過去最多となる24社が参加。このうち航空会社は20社で、ANAやJALのほか、キャセイパシフィック航空やチャイナエアラインなど海外エアラインも参加し、ブース出展などでイベントを盛り上げる。航空関連企業は4社で、エアバス・ジャパンやボーイング・ジャパンなどがステージを披露する。会場は4か所で、4階イベントプラザ、3階特別待合室、2階センターピアガーデンの第1ターミナルか3か所のほか、「FLIGHT OF DREAMS(フライト・オブ・ドリームズ)」1階の教育施設「Flight Park(フライトパーク)」でも開催する。両日とも午前10時から午後4時まで。(Aviation Wire3/6記事引用)
2025年 3月 6日
・中部国際空港島にある常滑市消防本部空港出張所が地盤沈下で建物が傾き、市が建て替えや移転を含めて協議していることが分かった。地盤沈下は出張所そばにある県警の中部空港署でも問題となっており、3月末に島内の別の場所に移転することが決まっている。出張所は鉄骨2階建て延べ277平方メートルで、2005年の開港と同時に開所。市消防本部によると、県企業庁が埋め立てた土地を市が1億8千万円の10年払いで購入し、8千万円をかけて建物などを整備した。土地代の支払いは25年度に終える見通し。県企業庁によると、市との土地譲渡契約書には「地盤沈下が生じる可能性を認識した上で契約を締結する」との主旨があり、補償などの予定はないという。(中日新聞3/6朝刊記事引用)
2025年 3月 4日
・常滑市は中部空港島と市街地を結ぶ無料シャトルバスを4月1日から毎日試験運行する。空港を利用する宿泊客や県国際展示場の来場者を市街地に呼び込み、観光や飲食を促す狙い。今年1月に導入した宿泊税を活用。シャトルバスは中型(乗客定員28人)と小型(同9人)の2台を使用。空港島にある県国際展示場とホテル、市街地の常滑駅、イオンモールを結び、午前9時半から午後11時まで、30〜60分間隔で走る。市は観光を新たな成長基幹産業と捉え、観光施策を推進するため、1人1泊200円の宿泊税を導入した。2025年度は約2億円の税収を見込み、シャトルバス専用の外装の車両レンタル代2000万円と運行費6000万円を計上した。さらに、国内外の旅行・航空業者や一般客を集めて県国際展示場で開かれる世界最大級の旅の見本市「ツーリズムEXPOジャパン」に独自出展する。首都圏や関西でも「常滑」の認知度向上を図る事業などを税収を充てて展開する予定。(3/3読売新聞記事引用)
2025年 2月28日
・タイライオンエアは、2025年夏スケ開始の2025年3月31日から、中部〜台北〜バンコク(ドンムアン)線を開設する計画が明らかになった。運航は両都市発共に月曜日・火曜日・木曜日・土曜日の週4往復で、使用機材はボーイング737-800。本路線は同社CEOが今年1月に保有機材の拡大により開設を計画していることを明らかにしており、予定通りの開設となる見込み。フライトスケジュールはバンコク発のSL398便がバンコク03:05発、台北07:55着08:55発、中部12:45着。中部発のSL399便が中部14:00発、台北16:20着17:20発、バンコク20:10着となっている。
2025年 2月27日
・中部国際空港は26日、「セントレアグローバルラウンジ」の営業を3月31日をもって終了すると発表した。セントレアグローバルラウンジは第1ターミナル国際線制限エリア2階にあり、チャイナエアライン、天津航空、中国東方航空、アシアナ航空、香港航空、吉祥航空、上海航空の各社の上級クラスや上級会員、プライオリティ・パスやラウンジキー会員の利用が可能。中部国際空港ではJALが国際線「サクララウンジ」の営業を、同日から再開する見通しであることも合わせて発表した。
2025年 2月25日
・中部国際空港会社が2025年1月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると国際線旅客数は前年比43%増の47万100人、国内線旅客数は10%増の46万3885人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比25%増の93万3985人となった。国際線のうち、日本人旅客は19%増の12万5300人、外国人訪日客は55%増の34万3600人、通過客は1200人だった。旅客便の発着回数は国際線が前年比32%増の2897回、国内線が7%増の4765回。貨物取扱量は国際貨物が11%増の9788トン、国内貨物は31%増の869トン。給油量は20%増の4万4469キロリットル、構内営業売上高は50%増の29億6500万円。このうち、免税店での売り上げは57%増の16億3100万円となった。来場者は19%増の117万3000人、駐車場利用台数は12%増の11万8000台であった。
2025年 2月23日
・中部国際空港に建設する新滑走路の着工式が22日に行われ、犬塚力社長は「完全な24時間空港としてさらに進化し、地域の期待に一層応えていきたい」とあいさつした。新滑走路は現滑走路の大規模な補修を行う際に継続して空港を運用できるようにする「代替滑走路」の位置付けで、全長3290メートル、幅45メートル。完成すれば新滑走路を主に離陸用、現滑走路を着陸用で使い分け、24時間の離着陸が可能になる。式には中野国土交通大臣や愛知県の大村知事、名古屋市の広沢市長らが参加し、くわ入れの儀式で工事の無事を祈った。工事は25年度の早期に始まり、28年3月までの供用開始を目指す。総事業費は226億円を見込んでいる。(中日新聞2/22配信記事引用)
2025年 2月22日
・中部国際空港は2月21日、滑走路に付着した航空機のタイヤゴム片を封入した「航空安全お守り」を2000体限定で販売すると発表した。開港20周年を記念したお守りで、表面には機体を滑走路から駐機場に誘導する車両「フォロミーカー」を、裏面は空港のオリジナルキャラクター「なぞの旅人フー」をあしらった開港20周年のロゴをデザイン。フォロミーカーのナンバープレートは開港日を示す「0217」とし、金色を基調にデザインした。京都・八幡市にある「飛行神社」で祈祷してもらった。1つ税込み880円。販売方法は3種類で、事前予約と3月8日と9日に開催するファンミーティングでの会場販売、オンライン販売で提供する。事前予約の販売数は1400体で、2月27日正午から予約を受け付ける。予約期間は3月5日正午まで。ファンミーティングの会場で引き換える。(Aviation
Wire2/21記事引用)
2025年 2月21日
・ピーチアビエーションは2月20日、4月から新たに中部〜ソウル(金浦)線を開設すると発表した。週7往復(1日1往復)のデイリー運航で、8月26日からは週14往復(1日2往復)ずつ運航する。国内の航空会社が金浦国際空港へ乗り入れるのはピーチが初となる。金浦国際空港はソウル市内まで電車で約25分でアクセスできるということで、仁川国際空港より利便性が高いのが利点。運賃は片道5780円からで、燃油サーチャージは徴収しない。観光やビジネスへの用途拡大が期待される。ピーチの中部発着の国際線は、現在運航している台北便に続き2路線目となる。フライトスケジュールは4月10日から運航する中部発のMM747便が中部13:40発、金浦15:40着。金浦発のMM748便が金浦16:30発、中部18:20着。8月26日から運航する中部発のMM745便が中部08:00発、金浦10:00着。金浦発のMM748便が金浦10:50発、中部12:40着。機材はエアバスA320またはA320neoとなっている。
2025年 2月19日
・中部国際空港の代替滑走路の着工が国から許可されたことについて、中部地方の財界トップがコメントを発表した。中部経済連合会の水野明久会長は「大いな一歩」と歓迎。代替滑走路の整備が着実に進むことで、同港の機能強化や航空ネットワークの維持・拡大、プレゼンス向上に向けた活動に弾みがつくことを大いに期待する」と強調した。名古屋商工会議所の嶋尾正会頭は「長年にわたり行政と一体となって要望してきたことが実現し、開港20周年のタイミングにこの上ない喜び」と述べ、リニア中央新幹線の開業も見据え「当地域の更なる国際競争力向上と首都機能バックアップ体制の構築につながる」と期待を寄せた。(中日新聞2/18朝刊記事引用)
2025年 2月18日
・国土交通省は17日、中部国際空港で老朽化した現滑走路の東側に計画されている新しい滑走路の着工を許可した。空港会社は2025年度早期の着工を目指しており、完成は28年3月末の予定。完成後は現滑走路との2本体制で発着能力が1.2倍となり、完全24時間の運用が可能になる。将来必要となる現滑走路の大規模補修時に離着陸の機能を担う「代替滑走路」の位置付けで、空港会社が23年度に国の事業採択を受け、24年10月に建設を申請していた。現滑走路の東側の誘導路を転用する形で整備し、全長3290メートル、幅45メートル。完成後は代替滑走路を主に離陸用、現滑走路を着陸用で使い分ける。また、将来的に空港島の西側を埋め立て、別の新滑走路を整備する構想を掲げており、実現すれば老朽化した現滑走路は閉鎖されるが、これから建設する代替滑走路との2本体制で発着能力が現在の1.5倍になると見込んでいる。(中日新聞2/17特別版引用)
2025年 2月17日
・ジンエアーは3月30日からの2025年夏スケで、中部〜釜山線の運航を再開する計画であることが明らかになった。ジンエアーの中部〜釜山線は2024年9月14日に路線開設したものの、就航後すぐの2024年10月26日で運休入りしていた。今回、2025年夏スケで路線再開するにあたり、今後路線が定着するのか注目される。週7便のデイリー運航を予定しており、フライトスケジュールは、釜山発のLJ375便が釜山08:40発、中部10:10着。中部発のLJ376便が中部11:00発、釜山12:40着。機材はボーイング737-800を使用する計画となっている。
2025年 2月16日
・名古屋鉄道は、空港線開業及びセントレア開港20周年を記念した物販イベントを開催する。開催日時は2025年2月22日(土)10:00〜16:00で、開催場所はフライト・オブ・ドリームズ1階イベントスペース。イベントでは「空港連絡橋(箸)セット」(2,000円)、「ブルーミュースカイ」各種グッズ、「空港線開業20周年 硬券入場券セット」の「中部国際空港駅バージョン」(900円)などを販売。会場では「空港20周年 フリーきっぷ」の総括表の提示で、記念ステッカーをプレゼントする。また同日12:00以降には常滑駅で「空港線開業20周年 硬券入場券セット」の「常滑駅バージョン」を販売する。
2025年 2月15日
・中部国際空港は2025年2月17日(月)に開港20周年を迎えるのを記念し、「開港20周年記念限定酒」を開港記念日である2月17日(月)から販売する。この記念限定酒は、空港の免税店スタッフが開港から20年間支援を受けている蒸留所、ワイナリー、酒蔵に恩返しをしたいという想いと、蒸留所、ワイナリー、酒蔵の従業員の20周年を祝いたいという想いが重なり実現した。記念限定酒は「セントレア 20年目の空の旅」をコンセプトにしており、中身もパッケージも完全オリジナルで、特別な赤ワイン・白ワイン・ウイスキー・リキュールとなっている。いずれも数量限定販売で無くなり次第終了となる。
2025年 2月14日
・日本郵便東海支社は、セントレアの開港20周年を記念したオリジナルフレーム切手を2025年2月17日(月)から販売する。フレーム切手はセントレアのスカイデッキから撮影された航空機写真のほか、「フライト・オブ・ドリームズ」や「なぞの旅人フー」をはじめとする「セントレアフレンズ」のキャラクターがデザインされている。1シートあたり110円切手が10枚セットで販売価格は1,650円。2,000シートの限定販売となる。知多半島の4市5町にある全郵便局のほか、名古屋市内の一部郵便局を含む計186の郵便局で販売される。また、2月25日(火)0時15分からは「郵便局のネットショップ」でも販売が開始される。ネットショップでの購入には別途郵送料が加算される。
2025年 2月13日
・中部国際空港の犬塚社長は12日、開港20周年を迎えるのを前に記者会見を開き、2030年に旅客数を2000万人に増やす中期経営戦略の目標を「絶対達成したい」と語った。インバウンド需要を喚起するほか、25年度に代替滑走路を着工するなど体制整備を進める。24年度の力客数は1080万人の見込みで、25年度はコロナ前に記録した19年度と同じ1260万人に回復させる計画。1月に「地域ブランド共創室」を新設し、中部エリアの発酵文化の情報発信を本格化させた。犬塚社長は「地域と魅力を掘り起こし、情報発信して外国人に選ばれるようにしたい」と強調した。(中日新聞2/13朝刊記事引用)
2025年 2月12日
・中国のオンライン旅行大手「トリップドットコム・グループ」は11日、今年の春節(旧正月)の連休(1月28日〜2月4日)の海外旅行先ランキングで、日本が首位だったと発表した。昨年の春節と比べ予約件数が倍増した。日本の目的地は1位が東京、2位が大阪、3位が札幌、4位が京都、5位が名古屋となった。また、6位に函館、8位に高山、10位に登別が入るなど、雪景色や温泉を楽しめる場所の人気が高かった。日本旅行を扱うマーケティング会社「行楽ジャパン」によると、日本人気について円安のほか日中間の関係改善が進み、世間の目を気にせず選べるようになったことが大きいとしている。
2025年 2月10日
・厦門航空は2025年夏スケ期間中の4月1日から、中部〜福州線を就航する計画であることが明らかになった。同便はセントレアから福州までの唯一の直行便となる。運航は毎週火曜日・木曜日・土曜日の週3往復を予定しており、フライトスケジュールは、福州発のMF8730便が福州22:00発、中部翌00:10着、中部発のMF8729便が中部17:10発、福州21:00着となっている。機材はボーイング737-800を使用する予定。本路線の開設により、同社の中部国際空港の発着路線は、既存の杭州線に続き2路線に拡大する。
2025年 2月 9日
・キャセイパシフィック航空は3月30日からの2025年夏スケで、中部〜香港線を増便すると発表した。現在、同社は中部〜香港間に直行便を週10往復と台北経由便を1日1往復の計週17往復を運航しているが、このうち、中部に夜に到着するCX532便と、ナイトステイして翌朝の午前に出発するCX533便の直行便をデイリー化する。これにより、1日3往復を運航することになる。機材はエアバスA321neoを使用する。なお、CX533/532便は現在、週3往復運航しているが、3月1日から週2往復を増便して週5往復となる。同便の夏スケ期間のフライトスケジュールは、中部発のCX533便が中部10:10発、香港13:25着。香港発のCX532便は香港16:15発、中部21:15着となっている。
2025年 2月 8日
・中部国際空港は2月7日、2025年夏スケが始まる3月30日から自動手荷物預け機を導入すると発表した。第1ターミナル(T1)の国際線出発ロビーに16台新設する。また、自動チェックイン機も29台増設し、Hカウンター側に14台、Iカウンター側に15台設置する。すでに自動チェックイン機を16台導入済みで、既存のものと合わせ45台となる。自動チェックイン機などの導入により、利用客は航空会社カウンターに立ち寄らずに手続きできるようになる。案内サインの改修なども並行しており、利便性向上を図るとしている。
2025年 2月 7日
・吉祥航空は中部〜上海線を2月10日から減便すると発表した。現在は1日2往復を運航しているがこれを同1往復とする。減便となるのは上海を夕方、中部を夜に出発するHO1390/1389便で使用機材はエアバスA320。減便後のフライトスケジュールは、上海発のHO1391便が上海08:40発、中部12:00着。中部発のHO1392便が中部13:00発、上海15:00着のみとなる。中部〜上海路線は吉祥航空の他に、JAL、中国南方航空、中国国際航空、上海航空、中国東方航空が運航している。
2025年 2月 6日
・日本トランスオーシャン航空は2月5日、中部〜那覇線を春休み期間の3月24日から31日まで1日1往復ずつ増便すると発表した。同路線の定期便は1日4往復で、期間中は毎日5往復運航となる。増便分のフライトスケジュールは、3/24、26〜31の那覇発のNU2040便が那覇08:10発、中部10:10着、中部発のNU2045便が中部11:00発、那覇13:30着。3/25の那覇発NU2040便が那覇07:50発、中部09:50着、中部発のNU2045便が中部10:40発、那覇13:10着。使用機材はボーイング737-800(2クラス165席:クラスJ 20席、普通席145席)となっている。
22025年 2月 5日
・タイ国際航空は、2024-25冬スケにおいて週11便運航している中部〜バンコク線のうち、週4便運航の中部発深夜便のTG646/647便を2025年夏スケで運休する見込みであることがわかった。すでに当便の航空券の販売を停止しているという。同便はコロナ禍の運休を経て2024年10月28日より運航再開したが、約半年で再び運休入りするとみられている。なお、デイリー運航している中部発午前便のTG644便と朝到着するTG645便の運航に変更はない見込み。
025年 2月 4日
・新潟空港を拠点とするトキエアは2月3日、2025年夏スケ(3月30日から10月25日)期間における一部路線の運航スケジュールを決定したと発表した。3路線あるうち、新潟〜中部線は6月30日まで週4往復のみの運航で、7月以降の運航計画は未発表の新潟〜仙台線を含め決定後に発表するとしている。丘珠線は期間内を通じ、1日2往復運航する。現在の2024-25年冬スケ期間の新潟〜中部線は、週4日間のみ午前と午後の1日2往復運航しているが、夏スケでは午前便のみの運航となる。運航日は毎週金曜から月曜までの週末4日間で変更なし。フライトスケジュールは新潟発のBV401便が新潟09:00発、中部10:20着。中部発のBV402便は中部11:00発、新潟12:15着となっている。
2025年 2月 2日
・中部国際空港は2月17日から9月30日まで、「パスポート取得応援キャンペーン」を実施する。今年の1月1日以降に発行された「新規」または「更新」パスポートを所持し、期間中に中部国際空港発の国際線を利用する、日本国発行のパスポート・在留カード・特別永住者証明書のいずれかを有する出国時に満20歳以下を対象に、対象店舗で利用可能なクーポン6,000円分(2,000円×3枚)をプレゼントする。クーポンは、第1・第2ターミナル免税店の予約商品受け渡しカウンターで所定の書類を提示することで受け取れる。10名以上の団体の場合は、旅行会社経由でも受け付ける。先着2万名限定で無くなり次第終了となる。
2025年 2月 1日
・中部国際空港は2025年2月17日(月)に開港20周年を迎えるのを記念して、2月15日(土)〜17日(月)の3日間、セントレア限定「ぴよりんセントレアおでかけセット」を販売する。「ぴよりん」はジェイアール東海フードサービスが販売する名古屋名物のお菓子で、非常に柔らかく繊細な商品で持ち運ぶのが大変なことから、SNSなどで「#ぴよりんチャレンジ」として話題となっている。セントレア限定「ぴよりんセントレアおでかけセット」では、「ぴよりん」と、愛知県の新品種ブランドいちご「愛きらり」を使用した「愛きらりいちごぴよりん」の2種がセットになったもの。さらに、「ぴよりん」とセントレアオリジナルキャラクター「なぞの旅人フー」がコラボレーションしたステッカー付きとなっている。
2025年 1月31日
・名古屋税関中部空港税関支署は、2024年の中部国際空港の貿易概況を発表した。それによると輸出額は1兆3133億円で過去2番目、輸入額は1兆3072億円で過去最高を記録した。円安や物価上昇が影響したとみている。輸出は欧米向けの航空機や自動車エンジンなどが押し上げ、4年連続で輸出超過となったが、輸出額から輸入額を差し引いた超過額は、前年の1251億円から61億円と大幅に減った。いっぽう、輸出額の伸びは前年比8.7%となり、成田の16.4%、羽田の17.1%、福岡の15.5%と比べて低迷している。中部国際空港は主要空港の中で国際旅客便の回復が遅れており、旅客機に貨物コンテナを載せる「ベリー便」の伸び悩みが影響しているとみられる。
2025年 1月30日
・中部国際空港は老朽化した現在の滑走路の東側に新しい滑走路を建設する計画について、事業費が当初計画の6割増となる226億円になると明らかにした。近く国土交通省に報告し、承認されれば2025年度の早期に着工する。27年度に予定される供用開始後は現滑走路との2本体制となり、発着能力は1.2倍になる。新滑走路は現滑走路の老朽化に伴う「代替滑走路」として23年に国の採択を受けており、当初は事業費を145億円と見込んでいたが、建設資材や人件費の高騰に加え、昨年1月に羽田空港で起きたJAL機と海上保安庁機の衝突事故などを受け、工事エリアに航空機が誤進入することを防ぐ安全対策費用が必要になったためとしている。
2025年 1月29日
・中部国際空港と名古屋鉄道は、2025年で開港・空港線開業20周年を迎えるのを記念し、企画きっぷの販売やイベントを開催する。1月29日(水)から8月31日(日)までの期間、「空港20周年フリーきっぷ」を販売。名鉄1DAYフリーきっぷ、セントレア内の対象店舗で使用できる食事券、選べる500円クーポン、風の湯入浴半額券がセットで価格は4,500円。発売場所は名鉄主要駅、名鉄観光サービス各店などで利用当日も購入できる。また、2月1日(土)には「名鉄空港線開業20周年記念イベント」を中部国際空港駅で開催。イベントでは20周年記念ヘッドマークを施した名鉄「ブルーミュースカイ」の出発式を11時51分着、12時03分発の列車が発車するタイミングで行われる。セントレア第1ターミナル4階イベントプラザでは、記念グッズの販売やパネル展示・体験などが行われる特別イベントを開催する。開催時間は10時から16時まで。
2025年 1月28日
・中部国際空港会社が2024年12月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると国際線旅客数は前年比32%増の43万人、国内線旅客数は10%増の49万7086人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比19%増の92万7086人となった。国際線のうち、日本人旅客は29%増の14万5000人、外国人訪日客は34%増の28万5000人、通過客は0人だった。旅客便の発着回数は国際線が前年比23%増の2628回、国内線が7%増の4787回。貨物取扱量は国際貨物が3%増の1万1104トン、国内貨物は8%増の1069トン。給油量は15%増の4万5801キロリットル、構内営業売上高は34%増の28億1200万円。このうち、免税店での売り上げは38%増の14億1300万円となった。来場者は17%増の121万6000人、駐車場利用台数は10%増の12万1000台であった。
2025年 1月27日
・中部国際空港は2025年3月8日(土)と9日(日)の2日間、毎年恒例となっている航空ファン向けイベント「航空ファンミーティング2025」を開催する。このイベントは「航空ファンによる航空ファンのためのイベント」をコンセプトに、航空業界全体が協力して実施されるもので、2017年に定期開催されて以降、2025年で9回目を迎える。今回は航空写真家のチャーリィ古庄氏を迎え、航空会社や関連企業が多数参加する。就航するエアラインや航空業界を支える企業による展示ブースの設置やステージイベント・物販等、多彩なプログラムが予定されている。会場は第1ターミナル4階イベントプラザと3階特別待合室で、開催時間は両日ともに10時から16時までの予定。
2025年 1月26日
・JALは中部〜上海線を3月29日をもって運休することを発表した。現在の冬スケ期間はボーイング737-800を使用して、週7便のデイリー運航している。JALは同路線をコロナ禍の運休を経て、2024年3月の夏スケから週5往復で運航を再開し、10月からの現在の冬スケから1日1往復に増便していた。中部〜上海線は現在、中国国際航空、中国南方航空、中国東方航空、上海航空、吉祥航空、春秋航空の中国6社を合わせた7社が運航している。
2025年 1月25日
・中部国際空港会社は1月23日、次期社長の候補者にトヨタ自動車出身の籠橋寛典(かごはし・ひろのり)氏(60)が内定したと発表した。6月26日開催の株主総会とその後の取締役会で正式決定し、国土交通大臣の認可を経て交代する予定となっている。籠橋氏は1964年4月25日生まれで、1987年4月にトヨタ自動車へ入社し、2015年1月に生産管理部長、2016年4月にToyota Compact Car Company統括部長などを歴任し、2017年4月に常務理事に就任した。2018年3月からはトヨタとマツダが米アラバマ州で設立した合弁会社「Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A」のExecutive Vice Presidentを務めている。中部国際空港の社長には、開港当初から大株主であるトヨタ出身者が就いており、籠橋氏で6代連続となる。
2025年 1月24日
・スターフライヤーは1月22日、2025年度路線便数計画を決定し発表した。2025年夏スケジュールでは運航する5路線のうち、10月以降の中部〜福岡線を減便する。残りの4路線は変更がなく、現行の冬ダイヤと同規模を継続する。中部〜福岡線は現在1日6往復で、9月30日までは6往復を継続するが、10月1日から25日は中部発の2便目の7G61便と4便目の7G65便、5便目の7G67便、福岡発の2便目の7G60便と3便目の7G62便、、5便目の7G66便を運休し、1日3往復のみの運航となる。
2025年 1月23日
・ANAは1月21日、2025年度路線便数計画を決定し発表した。中部国際空港発着路線では中部〜熊本線を2025年夏スケジュール初日の3月30日から運休する。一方で期間増便や夏休みに北海道への季節便を設定する。期間増便を実施するのは新千歳と那覇の2路線で、春休みとゴールデンウイーク、夏休みに、いずれも1往復増便し、新千歳線は1日5往復、那覇線は同4往復運航する。季節便は中部〜旭川、女満別、函館の3路線で、運航期間は7月18日から9月30日まで。いずれも1日1往復運航する。
2025年 1月22日
・JALは1月21日、2025年度路線便数計画を決定し発表した。中部国際空港発着路線では国際線のハワイ・ホノルル線を7月18日から週3往復増便し、毎日1往復運航する。国内線では那覇線を7月18日〜8月31日の期間は1往復増便し毎日5往復運航する。いずれも新型コロナウイルス禍が落ち着き、夏休みの旅行需要の回復が続いていることに対応する。
2025年 1月21日
・キャセイパシフィック航空は3月1日から中部〜香港線を増便し、週19便体制とする。現在、中部〜香港間に直行便を週10往復、台北経由便を1日1往復の計週17往復を運航しているが、このうち、中部に夜に到着するCX532便と、午前に出発するCX563便の直行便を週2往復増便する。使用機材はエアバスA321neo。フライトスケジュールは中部発のCX563便が中部09:40発、香港13:30着(月・木・金・土・日)、香港発のCX532便が香港16:25発、中部20:55着(水・木・金・土・日)となっている。
2025年 1月18日
・JAL中部支社は17日、「日本一早い桜の花」として知られる沖縄県の「琉球寒緋桜」を中部国際空港に展示した。切り花は同日に那覇空港から空輸されたもので、今後1〜2週間程度の展示を予定している。この桜は18日から沖縄県北部の本部町で開催する「もとぶ八重岳桜まつり」にあたり、同町の観光協会から寄贈されたもので、琉球寒緋桜は濃いピンク色で花が下向きに咲くことが特徴。国内線のチェックインカウンターの横に桜の切り花を飾り、空港の利用客に沖縄への観光を促す。中部国際空港に桜が寄贈されるのは今年で31回目という。
2025年 1月17日
・中部国際空港は今年2月で開港20周年を迎えるのを記念し、第1ターミナル(T1)3階出発ロビーの国内線チェックインカウンターそばにある土産店「セントレアおみやげ館」を刷新、23日にリニューアルオープンすると発表した。菓子、名産品、雑貨など東海地方を中心とした土産品や、飲料や弁当などを取り扱う。リニューアル後は新たなブランドの取り扱いも始め、ビスケット「しるこサンド」を製造する小牧市の松永製菓の工場「シルコッテ」で販売する菓子各種も販売する。また、23日と24日の2日間限定で、紅白まんじゅうなどを限定販売する。営業時間は午前6時30分から午後9時まで。
2025年 1月16日
・FDAと名古屋鉄道、中部国際空港は、2025年1月20日(月)より『FDAセントレア路線PRキャンペーン』を実施する。期間中にFDAの中部線を利用したFDAメンバーズの会員で名古屋鉄道のMaaSアプリCentXユーザーを対象に、名古屋鉄道の「名鉄名古屋駅⇒中部国際空港駅」980円区間分の大人普通片道乗車券を先着300名様にプレゼントする。実施期間は2025年1月20日(月)〜2月28日(金)までで、FDAの中部〜出雲線または中部〜高知線」を予約し、FDA公式ホームページの特設サイトお申し込みフォームに入力する。申込期限はFDA予約便の5日前までとなっている。
2025年 1月15日
・名古屋市はセントレア発着のフィリピン路線のエアポートセールス等を行うため、中田副市長をフィリピン・マニラに派遣することを発表した。期間は1月19日(日)から22日(水)までの4日間で、航空会社はじめ関係機関を訪問し、路線拡充の働きかけを行う。エアポートセールスの内容は、フィリピン航空にはセブ路線の復便とマニラ路線の機材大型化、セブ・パシフィック航空にはセブ路線の新規就航とマニラ路線の機材大型化となっている。マニラではフィリピン航空本社とセブ・パシフィック航空本社、日本政府観光局マニラ事務所、在フィリピン日本国大使館、トヨタ・モーター・フィリピンを訪問するほか、ニノイ・アキノ国際空港を視察する。
2025年 1月10日
・天津航空は、2025年3月2日より中部〜天津線の運航を再開する計画であることが明らかになった。運航は水曜日・金曜日・日曜日の週3便を予定しており、機材はE195を使用する。本路線の再開は昨年10月以来で、以前はA320での運航となっていたが機材を小型化して運航を再開する。フライトスケジュールは天津発のGS7981便が天津14:10発、中部18:00着。中部発のGS7982便が中部19:10発、天津21:30着となっている。
2025年 1月 9日
・中部国際空港は、航空機の運航を支えるグランドハンドリングや給油、警備などを担う空港内事業者と連携して、2025年2月2日(日)に合同企業説明会を開催する。このイベントはセントレアでの新規就航や増便に向けた空港全体での受入れ体制の強化を目的として、空港内事業者が連携して開催しているもので、今回で4回目の開催となる。昨年はセントレア内の事業者15社が出展し、航空業界を志望する学生や社会人ら400名以上との交流が行われた。今回は昨年を上回る17社以上の事業者が出展予定となっており、昨年以上の規模での開催が見込まれる。イベントの対象は新卒・第二新卒(既卒3年以内)・社会人(中途採用)等となっており、参加無料・入退場自由。事前予約制だが当日エントリーも可能。
2025年 1月 8日
・エア・カナダは昨年末にトロントで開催された投資家向けのプレゼンテーションで、今後アジア各都市へ新規就航を目指す考えを示した。日本国内では新千歳と中部の2空港を挙げ、この他のアジア・オセアニアでは、ホーチミン、リヤド、台北、バンガロール、ジャカルタ、フィジー、シドニーを候補地として挙げた。投資家向け説明会では、2028年までに売上高300億カナダドルを目指す考えを示し、今後3年間で約90機の新機材の導入を予定しているとし、その内訳はA220を36機、B787-10を14機、A321XLRを25機、737MAXを12機となっている。この機材増強に伴い上級クラスの座席数を拡大するほか、無料Wi-Fiの提供増加も計画しているという。
2025年 1月 7日
・ANAとJALは6日、12月27日から1月5日までの年末年始期間の中部国際空港発着便の搭乗実績を発表した。連休の取りやすい曜日配列だったこともあり、両社ともに前年度実績を上回った。ANAは国内線のみの運航で、前年同期比37.4%増の11万5742人が利用。北海道や九州、沖縄方面の利用が伸びた。JALは国内線が前年同期比7.1%増の3万8006人、国際線が2.37倍の6026人となった。国際線は新型コロナウイルス禍の余波で運休していた上海線、台北線の運航が再開されたことで大きく回復。国内線は那覇線が好調だった。
2025年 1月 1日
・中部国際空港が中部地域の魅力を発信し、インバウンド誘致を目指す「地域ブランド共創室」を営業推進本部に設けることが明らかになった。体制は室長以下4人で、1月1日付で組織改正を行い発足する。地域のブランド力を高めることを目的に観光資源調査、研究し、魅力あるコンテンツを開拓する。空港会社幹部はこれまでも地域と一緒にプランディングしてきたが、リードするくらいの勢いで体制を整えたいと述べた。中部国際空港は中期経営戦略で、2030年に年間の国際線旅客数1200万人級を目指しており、新型コロナ禍からの回復途上の23年は323万人だったが、24年はアジア方面を中心にインバウンドが増え、490万人になると見込んでいる。
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