県営名古屋空港の「なう」をご紹介します。JALの経営破たんによるグループ会社「ジェイエア」の撤退、「FDA(フジドリームエアライン)」の拠点化を経て、小型コミューター空港として山あり谷ありの経過を歩んできた県営名古屋空港。そして2015年1月5日、名古屋空港に隣接する工場でのMRJ製造を踏まえ、新たに「三菱航空機」の本社が移転してきました。
 一時は国内線定期便絶滅の危惧さえあった県営名古屋空港でしたが、FDAの定期便による利用者数も年間70万人を超えました。加えてこれからMRJの製造が本格化すれば、納入前の試験飛行など今よりもさらに航空機の離発着が増え、ますます元気になってくれることでしょう。


★2019年9月19日(木)、超久しぶりに名古屋空港に行ってきました

  

ホンダジェット・エリートをゲットしました

この日の午前8時過ぎに成田から飛んできたホンダジェット・エリート。レジはJA01JP。

午後3時前になってようやく機体のチェック開始。

いよいよ出発のようです。

搭乗客は女性1名と・・・

男性が2名。

最後に乗り込んだ男性に地上スタッフが最敬礼。

ホンダジェット@
 

午後3時にタクシーアウト。

実にユニークな形状ですね。

そして最も特徴的なのが主翼上にマウントされたエンジンでしょう。

さてどこまでタクシングするか・・・

おお、いっちょ前にW1からフルレングス。

1000mほどローリングしてエアボーン。

これからのプライベートジェットの主流になることでしょう。

たくさん売れるといいですね。

また会いましょう。

どこまで飛んで行ったのかと思ったら、札幌・丘珠でした。

ホンダジェットA
 

 今朝家を出るとき、Flightradar24に名古屋空港へ向かう「JA01JP」という航空機が表示されていました。まだFlightradar24に機体情報がなかったので、ネットで検索したところ、それがホンダジェットであることがわかりました。

 残念ながら着陸を撮影することはできませんでしたが、私が空港に到着した午前10時からずっと小型機エプロンに止まっていて、機体の写真はゲットできたのですが、いつ出発するかということが不安材料でした。

 午後3時前になって、地上ハンドリングしている中日本航空のスタッフらしき人がやってきて、機体のチェックと清掃を始めました。その後、パイロットと女性1名がやってきて、その後、2名の男性が別々にやってきて、計3名が搭乗して出発準備完了。

 デリバリーを聞きそびれてしまったので、あとでFlightradar24で確認したところ、ディスティネーションは札幌・丘珠でした。しかしまだFlightradar24に機体情報が全く入っておらず、通常のサーチではまだ引っかからないのです。ちなみにこの機体、某有名人を含め、複数の民間人による共同所有とのことです。



JAXAの飛翔が隠岐へ

午前11時にJAXAの飛翔がJAXAエプロンから出てきました。

そしてW1からラインナップアンドウェイト。

ディスティネーションは「隠岐」。

あっという間にローテーション開始。

今日のフライトの目的は何でしょうか?

雲一つない大空へ飛び去って行きました。

JAXAの飛翔@
 

午後2時45分、隠岐から戻ってきました。

ホワイトボディーにブルーのアクセントがきれいです。

W7から滑走路を離れ・・・

JAXAエプロンへ戻って行きました。

JAXAの飛翔A
 

 私が名古屋空港の展望デッキに到着したのは午前9時45分くらいだったと思いますが、15番スポットからJAXAの飛翔がJAXAエプロンへトーイングされていくところだったのです。詳しい理由はわかりませんが、JAXAエプロン内では給油ができないらしく、いつも15番スポットへトーイングして給油しているのです。

 この日もすでに給油を終えて、JAXAエプロンへ戻されるところだったので、きっとテストフライトがあると思っていました。それから1時間ほど経った午前11時、「ジュリエット・アルファ・シックスエイト・チャーリー・エコー」のコールサインでリクエストタクシー。展望デッキ前を通過しW1へ。いつもながら短いローリングでエアボーン。

 飛翔が戻ってきたのは離陸から2時間45分後の午後2時45分。この日のディスティネーションは「隠岐」だったので、隠岐でのステイ時間は1時間あるかないかくらいでしょうか。どんなテストを行ったのかはわかりませんが、少なくとも機体には見た目に気づくような装備はなかったと思います。



現在グライドパスアンテナ工事中

現在、グライドパスアンテナ(GPアンテナ)が取替工事中。

展望デッキから結構おじゃま虫だったので、今は気兼ねなく撮影できます。

エアポートウォークからもウオッチしてきました。

どうせなら滑走路の自衛隊側に移動してほしいです。

現在「ILS」が使えないので、VOR RWY34 APR使用。そのため、ポジションレポートが「ドアラ」ではなく、「エミット」になっていました。

 2019年9月19日(木)、超久しぶりに名古屋空港に行ってきました。あまりに久しぶりだったので、いろいろ気になることがありました。その中でも最大の関心事は「グライドパスアンテナ」が取替工事中で、現在なくなっていること。

 名古屋空港にはRWY34にILSがあり、着陸機に降下角を知らせるグライドパスアンテナがあるのですが、敷地が狭いという理由で、W1へのタクシーウェイと滑走路の間に立っているのです。

 そのため、W1への進入位置に名古屋空港名物の「GP HOLD」ラインがあり、管制官の許可がないとW1にできないばかりか、着陸機からすれば、地上のトラフィックがGPアンテナの前を通過する際に、電波が遮られて機体が揺れるという事態も過去にありました。

 現在、名古屋空港の滑走路を使用する割合が民間機と自衛隊機でどのくらいなのかわかりませんが、これを機会に滑走路の自衛隊側に移動できたらと思っちゃいました。

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