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2012年12月30日
・ANAは2013年3月31日から、中部−上海(浦東)線の運航を再開する。中部−上海線は上海空港での発着枠を獲得できずに2012年冬スケジュールで運休しているが、再び発着枠を確保できたことで運航を再開する。フライトスケジュールは中部発NH939便が10:30発、上海発NH940便が13:20発、使用機材はB737-700となっている。
2012年12月27日
・ANAなどが出資する格安航空会社(LCC)のエアアジア・ジャパンは、2013年3月末ごろに中部空港に就航すると発表した。まず福岡線を開設し、順次路線を拡大する。同社によると中部空港を成田空港に次ぐ第2の拠点とする方針で、中部空港が24時間離着陸が可能なうえ、着陸料や旅客ターミナル使用料がほかの主要空港に比べて割安に設定されていることを挙げている。
2012年12月23日
・JALグル―プは2013年1月19日と20日、中部国際空港利用促進協議会及び中部国際空港会社の協力により、「JAL南北風土フェア2013
IN
セントレア」を開催する。「南北スイーツコレクション」として北海道、沖縄の6社がそれぞれご当地の味を出張販売するほか、JALグループの札幌、那覇線を利用する旅行商品が紹介される。このほか、ステージイベントとして、JAL元機長で「グレートキャプテン」と呼ばれる航空評論家の小林宏之さんによるトークショーをはじめ、キャビンアテンダントやグランドスタッフによる歴代制服イベントなどが予定されている。
2012年12月21日
・FDA(フジドリームエアラインズ)はブラジルのエンブラエルからERJ175を2機を発注したと発表した。今回FDAが発注したERJ175は1クラス仕様の座席数84席で、霧などでパイロットの視覚状態が悪い状況でも機体を着陸させることのできるカテゴリーIIIの自動着陸システムを搭載する。今回の発注でFDAが保有するエンブラエルの機体は8機となる。発注額はカタログ価格で総額8160万ドル(約68億5440万円)。
2012年12月20日
・三菱重工業はボーイング787向けに100号機目となる複合材主翼を、名古屋航空宇宙システム製作所大江工場から出荷したと発表した。2007年5月の初号機出荷から約5年半で到達した。複合材主翼は炭素繊維と樹脂を組み合わせた炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製で、従来のアルミ合金やチタン合金に比べ強度や剛性、耐蝕性に優れている。また、大幅な軽量化と約20%の燃費向上を達成した。旅客機ではB787が初で、現在月産5機の生産体制を13年後半までに月産10機に倍増させる計画となっている。
2012年12月15日
・中部国際空港会社は、年末年始繁忙期(12月21日〜来年1月6日)の国際線予約状況を発表した。それによると出入国者数は前年同期比1.5%減の20万1300人で、前年を下回る見通しという。出国のピークは29
日の8600人、入国のピークは来年1月3、4日の8400人と予想している。行き先別では韓国がトップで2万4200人(同0.4%減)、続いて東南アジアの1万9500人(同6%増)、中国の1万3500人(同15%減)の順となっている
。期間中に出発する国際線便数は、前年比31便増の692便の予定。
2012年12月14日
・中部国際空港会社が2012年11月の航空旅客数の速報値を発表した。それによると、国際線は前年比7%減の34万2300人、国内線が前年同月比5%増の40万2392人、国際線と国内線を合わせた総旅客数は74万4692人であった。旅客便の発着回数は、国際線が2%増の2292回、国内線が1%増の4185回であった。
2012年12月13日
・三菱航空機はアメリカのスカイウェストから三菱リージョナルジェットMRJの100機受注とオプション100機について正式契約を締結したと発表した。スカイウェストへのデリバリーは2017年に開始し、オプションが実施された場合の納入は2021年を予定しているという。100機購入の総額は42億ドル、オプション100機分が追加されると合計84億ドルとなる。
2012年12月11日
・シンガポールを拠点にするLCC、スクートのキャンベルCEOは、複数の日本の都市への就航を検討していることを明らかにした。就航する都市はまだ決めていないとしているが、候補地に既に就航する成田以外の日本の都市もあると興味を示した。同社は2014年にB787を導入することで、関西、中部、福岡などを候補に挙げており、「数年で3、4都市に就航できるかもしれない」と語った。
2012年12月 9日
・JALは2013年3月23日〜24日にかけて、JALカード発行30周年を記念したイベント「空の上の航空教室
成田=セントレア」を開催する。JALカード会員限定のイベントで、1日目は成田空港で機長、整備士による航空教室や成田空港整備工場を見学し成田泊。2日目は成田−中部間にB737-800を使用した専用チャーター機をフライトし、機内で「空の上の航空教室」を開催。セントレア到着後は滑走路見学コースに参加する。チャーター便の便名は成田発がJL3930便(Thank
you 30周年)、中部発がJL3939便(Thank you!Thank
you!)。参加費は2名1組で20000円、1名での参加の場合は12000円となっている。
2012年12月 7日
・中部地方8県の店舗を所管するJTBグループのJTB中部が、年末年始(2012年12月23日〜2013年1月3日)の予約状況をまとめて発表した。それによると今年は日並びのよさもあり、海外旅行が前年比6.7%増となった。伸び率では、洪水の反動もありタイが322.5%増と最も高く、次いでアメリカが196.4%増、ハワイが35.0%増、グアム・サイパンが25.0%増、ヨーロッパが10.1%増となっている。
販売人員ベースでは、1位がグアム、2位が韓国、3位がハワイとなった。出発日は第1ピークが12月30日、第2ピークが1月2日で、方面により分散傾向にあるという。
2012年12月 1日
・ドイツのエアベルリンは、12月1日からエティハド航空とのコードシェアにより、アブダビ経由で成田と中部の2空港に就航した。国土交通省が11月29日付けで、外国人国際航空運送事業の経営を許可した。国土交通省によると、日本−アブダビ間はエティハド航空の運航便、アブダビ−ドイツ国内間はエアベルリンとエティハド航空それぞれの運航便が対象となる。ドイツ国内はベルリン、デュッセルドルフ、フランクフルト、ミュンヘンの4地点が対象となる。
2012年11月21日
・中国南方航空は日中関係の悪化で利用者減少となっている、中部発着の大連線、瀋陽線、長春線を2013年1月まで減便することを発表した。減便の対象となるのは大連線のCZ619便、CZ620便、瀋陽線のCZ697便、CZ698便、長春線のCZ691便、CZ692便。それぞれの路線で運休とはしないものの、大幅な減便が行われる予定となっている。
2012年11月16日
・中部国際空港会社が2012年9月中間連結決算を発表した。それによると、売上高は前年同期比6.3%増の217億円で、内訳は空港系が同4.7%増の124億円、商業系は同7.9%増の80億円となり、純利益は前年同期の14.8倍の11億円と大幅に増加。旅客数は同8.9%増の474万人であった。しかし、日中関係の悪化などで国際線旅客数が減少していることから、年間旅客数は当初見込みよりも25万人減の915万人に留まると想定し、通期の売上高を425億円、純利益を7億円に下方修正した。
2012年11月15日
・中部国際空港会社が2012年10月の航空旅客数の速報値を発表した。それによると、国際線は前年比8%減の35万5500人、国内線が前年同月比1%増の44万9748人、国際線と国内線を合わせた総旅客数は同1%増の80万5248人であった。旅客便の発着回数は、国際線が4%増の2467回、国内線が3%減の4431回であった。
2012年11月14日
・ボーイング社は787の月間生産機数を5機に引き上げたことを明らかにした。これより生産を終えた787は83機となった。ボーイング社は787の初号機引き渡しから1年での生産引き上げについて、ボーイング社のスタッフに留まらず、多くのパートナーの努力によるものとコメントしている。また、今後について、2013年末までに月産10機まで引き上げる計画があり、この計画通りに順調に生産機数を引き上げているという。
2012年11月10日
・中部国際空港会社は、国際線制限エリア内の免税店など直営の物販施設を、来年2月にかけて大幅にリニューアルする計画を発表した。免税店は全体面積を200平方メートル広げ、酒やたばこ売り場などを充実させるほか、ニューヨークに本拠を置くエスティローダーグループのブティックをアジア圏で初めて出店させる。
2012年11月 9日
・FDAは2013年1月8日から3月14日までの間、県営名古屋空港発着の熊本線、福岡線、青森線の3路線を一部運休すると発表した。理由は機材の整備作業を行うためとしている。路線別の運休日は次の通り。熊本線(FDA331、FDA332):1月8日、9日、15日〜29日、熊本線(FDA335、FDA336):2月19日〜3月14日、福岡線(FDA304、FDA305):1月8日、9日、15日〜29日、青森線(FDA367、FDA368):1月8日、9日、15日〜29日
2012年11月 7日
・中部国際空港会社はLCC専用ターミナルの新設を検討していることを明らかにした。同社によると専用ターミナルの候補地として、飛行機に搭乗する旅客をバスで運ぶ拠点として設けられたバスラウンジ棟、貨物ターミナルの一部、国際線ターミナル脇の駐車場などを検討しているという。中部空港ではLCC各社の低運賃を実現するため、搭乗橋などのない簡素なターミナルを整備、空港の施設使用料などを引き下げLCCを誘致し、着陸料などの落ち込みを補いたい方針という。
2012年11月 5日
・名古屋鉄道は11月11日にセントレアを巡る「空港島貨物地区ウォークとセントレア東北物産展コース」を開催する。セントレア旅客ターミナルビルをスタートし、貨物地区と空港島東側海岸、飛行機の見える丘公園を巡り、旅客ターミナルビル4階イベントプラザで東北物産展を楽しむコースとなっている。普段入ることが出来ない空港島の貨物地区を歩くことができるほか、抽選でセントレアで使用できる500円の買い物券などが当たるイベントも開催される。参加無料。
2012年11月 2日
・大韓航空は11月14日までの2週間限定で日本から欧州13都市へのエコノミークラス特別運賃を発売している。目的地はパリ、ロンドン、フランクフルト、アムステルダムなど13都市が対象で、羽田、成田、関西、中部発着の場合は燃油サーチャージ込みで7万7000円(諸税別)。利用期間は11月3日から12月13日か、2013年1月1日から2月14日までの出発限定となっている。
2012年10月31日
・ANAは来年の元日早朝に中部空港を発着し、上空から初日の出を眺める特別便を運航することを明らかにした。ANAのパイロットや客室乗務員などが提案し実施することになったもので、ANAによる中部空港発着の初日の出フライトが運航されるのは、2005年の開港以来初となる。特別便は中部空港を午前5時半頃出発、富士山周辺を周遊したのち、同7時半から8時頃中部空港に戻る予定。外が見やすいように小型のB737を使用、左右窓側2席ずつに限定し、定員も通常の3分の2の80名程度にとどめるとしている。
2012年10月29日
・JTBは来年の元日に中部空港を発着し、上空から初日の出を見る「初日の出フライト」を発売した。JALチャーター便を使い、中部空港を午前6時前に出発、富士山上空を飛んだ後、同7時半頃に空港に戻る。機内では、正月気分を味わえるように、「おせち風お弁当」が用意される。ツアー定員は144人で、3人1組の普通席(44組分)はセット価格で81000〜87000円。2人1組のエグゼクティブシート(6組分)は、セット価格で92000円となっている。
2012年10月26日
・中部国際空港会社は2012年冬スケジュールの国際線旅客便の期初計画便数を発表した。それによると前年冬スケジュールの期初便数と比べ10便多い273便となっていて、冬スケジュールの増加は2年連続となった。昨年より増えたのは、チェジュ航空の週7便で、今夏に新規就航し、冬スケジュールでも週7便運航を継続する。また、チャイナエアラインが高雄線を運休したが、台北線を週4便増の週11便とした。このほかではキャセイパシフィック航空が夏スケに続き週4便増となっている。期中では中国東方航空が上海線を週7便増便し週21便とするほか、ベトナム航空のハノイ線、デルタ航空のマニラ線、タイ国際航空のバンコク線が増便を予定している。
2012年10月24日
・キャセイパシフィック航空は11月1日正午から、日本発着便の各空港から香港と台北に向かう便について、モバイル搭乗券のサービスを提供する。香港以遠の路線でも利用でき、香港ドラゴン航空の運航便も対象とする。モバイル搭乗券は、オンラインチェックインを済ませた旅客の携帯端末にEメールで送信し、空港では通常の紙の搭乗券と同様に扱う。対象旅客にはラウンジパスもあわせて送付し、受託手荷物の預け方や搭乗ゲートまでの案内なども掲載する。モバイル搭乗券の受取は、出発の48時間前から90分前まで可能となる。
2012年10月14日
・中部国際空港会社が2012年9月の航空旅客数の速報値を発表した。それによると、国際線はほぼ前年並みの36万5500人、国内線が前年同月比2%増の42万3365人、国際線と国内線を合わせた総旅客数は同1%増の78万8865人であった。旅客便の発着回数は、国際線が6%増の2565回、国内線が2%増の4249回であった。
2012年10月12日
・エアアジア・ジャパンの岩片和行社長は、中部空港への就航は2013年前半の就航となる見通しで、成田空港に次ぐ小規模拠点については、現時点では中部空港が最有力であると語った。また、LCCの同社にとって、成田空港の着陸料など空港利用コストが高止まりしていることが運賃引き下げの足かせとなっていることを挙げ、空港によって運賃を変えることもあり得るとして、中部が成田よりもコスト面で有利であれば、成田発着便よりも安価な運賃設定が行える可能性があると述べた。
2012年10月11日
・ベトナム航空は12月28日から、現在週4便(火木土日)で運航している中部−ハノイ線を1便増便し週5便(火木金土日)で運航すると発表した。同社によると、ベトナムに進出している日本企業約800社のうち約200社が中部エリアに集中しており、特に製造業が多いため、業務渡航需要が十分見込めるという。また、レジャー需要も業務渡航に牽引されて増加し、現在でも安定した搭乗率を維持できているという。運航機材は既存便と同じエアバスA321で、ビジネスクラス16席、エコノミークラス162席の計178席となっている。ベトナム航空はハノイ線のほかにホーチミン線を週3便運航しており、今回のハノイ線増便で中部発着便は週8便となる。
2012年10月10日
・三菱航空機は9日、開発中の小型ジェット旅客機「MRJ」について、今後20年間の受注目標を従来の1000機から1500機に引き上げることを、名古屋市内で同日開幕した国際航空宇宙展で江川社長が報道陣に明らかにした。MRJは今年7月に米地域航空大手のスカイウェストと100機の受注契約を結ぶなど計230機を受注している。当初計画よりも開発が遅れ、初飛行は13年10〜12月を予定しているが、江川社長は「受注状況を踏まえ、新たな目標を設定すべき時だ」と述べた。
2012年10月 9日
・10月9日から14日までポートメッセなごやと中部空港で「2012年国際航空宇宙展」が開催される。中部空港で12日から行われる地上展示は、民間機がボーイング・ドリームリフターなど固定翼機12機と、海上保安庁のベル212など回転翼機5機。陸海空3自衛隊からはT-4やUH-1、SH-60Jなど固定翼機と回転翼機を各3機ずつ展示する。12日からの飛行展示の予定は、民間機は前日11日に各空港から、自衛隊機は12日午前8時から10時までに各基地から飛来する。展示機は12日から14日までの展示後、順次各空港や基地へ帰投する。航空自衛隊のブルーインパルスによる展示飛行は、13日正午すぎにリハーサルが、14日正午すぎに本番が行われる予定。
2012年10月 8日
・シンガポール航空は2012年10月8日から10月22日まで、期間限定運賃を販売する。対象はシンガポール航空が就航する羽田、成田、名古屋、関西、福岡の各空港発着便で、シンガポール、ロサンゼルス、クアラルンプール、バリ、バンコク、ペナン、プーケット行きなど東南アジア往復の運賃を一律で設定している。運賃額はシンガポール往復が燃油サーチャージを含めた総額が51,825円、成田発着のロサンゼルス往復は総額で73,060円などとなっている。なお、この運賃は10月15日から2013年1月31日までの出発が対象で、期間中に一部対象外の期間がある。
2012年10月 6日
・中部経済連合会の三田会長は定例記者会見で、ベトナム航空が今年12月から、現在週4便の中部−ハノイ便の運航を週5便にすることを明らかにした。9月に中経連の東南アジア視察の際、ベトナム航空のミン社長が三田会長に意向を伝えたもの。
2012年10月 5日
・中部国際空港利用促進協議会は、若年層の需要の掘り起こしをはかるため、海外旅行での印象的な体験について写真とコメントを募集する「ワールドリポートコンテスト」を開催する。写真とコメントはウェブで公開して一般投票により優秀作品を決定し、旅行券や航空券をプレゼントする。応募テーマは「感動!!」「びっくり!!」「笑える!!」「しっぱい!!」の4つのテーマの中から1つを選ぶ。最優秀賞1名には旅行券10万円、部門賞4名には旅行券5万円、入賞8名には旅行券2万円が贈られる。募集期間は2012年12月1日から2013年3月31日で、審査発表は2013年4月下旬の予定。
2012年10月 4日
・中部空港で旅客の手荷物を包装する「バゲージラッピングサービス」が始まった。旅客ターミナルビル3階の国際線チェックインAカウンター前に開業した「バゲージラッピングサービスセンター」が、専用の機械により半透明のフィルムを手荷物に巻き付けて梱包する。破損や汚損などを防止できるほか、搬送中の荷物の開放や中身の抜き取り防止にも効果があるという。料金はスーツケース1個が500円〜1,000円、段ボール・袋などが200円〜500円となっている。
2012年10月 3日
・スカイマークは中部空港発着便の普通運賃を、12月1日から20日まで片道1万2000円に値下げすることを明らかにした。今回の値下げは、すでに実施している成田発着の全路線全便1万円と、関空発着便1万2000円に続くもので、2空港で実施中の値下げも引き続き継続する。
2012年10月 2日
・タイ国際航空は2012年冬スケジュールでの日本路線について発表した。中部発着便では午後便のTG647/TG646便を1月6日から、現在の月、木、金曜日に加えて日曜日の発着便を追加し週4便に増便。使用機材はB777-200ER。また、午前便のTG645/TG644便は11月1日から使用機材を、現行のA330-300からB777-300に大型化する。
2012年 9月30日
・中部空港は10月2日から8日まで、4階イベントプラザで「モータースポーツフェスティバル in セントレア」を開催する。フォーミュラ・ニッポンで走行しているINGINGの「FN09」現役マシンとインギング応援キャラクター「山口美羽」を展示する。10月8日には平手晃平選手の「トークショー&サイン会」が開催されるほか、「美羽のお店セントレア出張店」も登場する予定。平手選手以外にも、10月5日は山本左近選手のトークショー、10月6日、10月7日は国本雄資選手のトークショー&サイン会も開催。また、臨時駐車場には、山本左近選手が監修したレンタルカートが設けられ、10月5日、10月6日、10月8日に体験できるほか、山本選手も実際に試乗する予定。
2012年 9月29日
・中部国際空港会社は空港旅客ターミナル2階に「昇竜道観光情報館」を開設した。中国や台湾などからの観光客を中部北陸の9県に呼び込む「昇竜道プロジェクト」の情報発信施設として位置づけ、国際線到着ロビー近くの元店舗を改装し、観光案内と物販のコーナーを設けた。営業時間は午前8時〜午後7時半までとなっている。
2012年 9月28日
・航空機部品など超大型貨物の輸送手続きの効率化を検討している中部国際空港会社と愛知県などのワーキンググループは、輸送に必要な各種手続きをまとめた手引を作り、10月1日から空港のホームページで公開する。許可手続きの期間短縮や、道路管理の集約などの検討を続け、貨物取扱量の拡大を目指す。手引きでは輸送ルートを地図で示し、特殊車両が通る場合に必要な許可申請先を明記するほか、手続きの方法と問い合わせ先を一覧にまとめ、一度の入力で6種類の申請様式に自動転記される「一括申請フォーマット」も用意した。
2012年 9月23日
・中部経済連合会の視察団がインドネシアのジャカルタにある国営ガルーダ・インドネシア航空本社を訪問し、3月から運休している中部空港とバリ島のデンパサール路線の運航再開や、ジャカルタへの直行便就航を要望した。これに対してガルーダ航空側は、バリ島路線について、採算が見込めれば再開すると回答したという。
2012年 9月19日
・中部国際空港会社が2012年8月の航空旅客数の速報値を発表した。それによると、国際線は前年同月比5%増の44万8600人、国内線が同4%減の47万3100人、国際線と国内線を合わせた総旅客数では前年とほぼ変わらず92万1700人であった。旅客便の発着回数は、国際線が同6%増の2559回、国内線が同5%減の4469回。非航空系の商業売上高は同6%増の20億1800万円であった。
2012年 9月16日
・名古屋と仙台の高校生グループが東日本大震災の被災地支援を目的に、東北地方の食材を入れた弁当「make☆未来べんとう」を中部空港国内線出発ゲート近くの「おみやげ館」で、15日から販売を始めた。弁当には岩手県陸前高田市のワカメを利用したスパゲッティや、宮城県塩釜市の笹かまぼこ、みそカツなどが入る。弁当会社に打診したところ、多くの会社が採算面から難色を示したが、刈谷市の「だるま」が協力してくれることになった。弁当は1000円で、1日20個限定。中部空港では2ヶ月間販売するがその後は未定。現在デパートと交渉中で、グループでは東日本大震災を風化させないよう、被災地支援を続けたいと話している。
2012年 9月13日
・中部国際空港会社は9月30日から翌年1月31日まで、「セントレアフォトコンテスト
2012-2013」作品展を開催する。展示会場はターミナルビル1階のセンターピアガーデン「セントレアギャラリー」で、開場時間は午前10時から午後5時まで。作品展では入賞作12点をはじめ、応募作品全635点を展示する。
2012年 9月12日
・マレーシアの格安航空会社(LCC)、エアアジアのトニー・フェルナンデスCEOが11日、愛知県庁と名古屋市役所を訪ね、中部空港を成田空港に次ぐ第2拠点とすることを伝え、協力を求めた。フェルナンデスCEOは中部空港への就航の理由を、「周辺人口が多く観光資源が豊富で経済活動も活発と述べ、国内線のほか中国や南アジアの国際線を伸ばせる」と期待を示したが、低コスト化が欠かせないとの考えを示した。その後視察に訪れた中部空港では、「条件次第では、年内にも就航が可能」と語った。同行したANA系のエアアジア・ジャパンの岩片社長が、「着陸料などの課題があり、強力な支援をお願いしたい」と要請した。
2012年 9月11日
・ANA系の格安航空会社(LCC)、エアアジア・ジャパンは、2013年中に成田空港に次ぐ第2拠点として、中部空港から国内線、国際線を就航させることを決定した。現在、着陸料などを巡り中部空港と就航に向け最終調整しているという。エアアジア・ジャパンによると、岩片社長とエアアジアのトニー・フェルナンデスCEOが11日、愛知県庁と名古屋市役所を訪れ、中部空港への進出の意向を伝える予定で、国際線はアジア方面、国内線は北海道や沖縄方面などを検討しているという。
2012年 9月 7日
・中部国際空港利用促進協議会は、国際航空貨物便ネットワークの充実を図るために展開している「フライ・セントレア・カーゴ」の施策のひとつである「大型・特殊利用及び拠点化支援プラン」の拠点化の取組みについて、平成24年度にこれまで2件の案件を採用した。
1つめは濃飛倉庫運輸が他フォワーダーと連携し、岐阜県域→セントレア間の空港シャトル便の維持拡大ならびに岐阜市内の同社拠点の拡充を図っていること。
2つめは三栄鶏卵で、愛知県で生産された生食用の鶏卵のシンガポールへの輸出。生食用鶏卵の輸出は、セントレア開港以来初の事例であり、他の農林水産事業者に対しても海外への販売意欲を喚起することが期待されるとしている。
2012年 9月 6日
・JALとFDAは2012年10月28日(日)〜12月28日(金)搭乗分のFDA(フジドリームエアラインズ)運航のコードシェア路線を発表し、「先得割引」「特便割引」の設定を国土交通省へ届出した。FDAとのコードシェア路線は県営名古屋−福岡・新潟・熊本の3路線と新千歳−信州まつもと線、福岡−静岡・信州まつもと・新潟の3路線の計7路線となっている。
2012年 9月 5日
・中部空港3階出発ロビーにある「セントレア直営外貨両替店」は、9月1日から30日までの期間、北米通貨を期間限定の特別レートで販売する優遇レートキャンペーンを開催している。期間中は通常の両替手数料を5%割引。対象はアメリカドル、カナダドルの2通貨となっている。
2012年 9月 4日
・JALは9月1日から中部−ホノルル線エグゼクティブクラスの機内食に、オリジナルデザートの提供を開始した。東海地方を中心に店舗展開する「CLUB ANTIQUE(アンティーク)」とのコラボ企画で、今年6月からコラボ企画第1弾として日本発欧米線のプレミアムエコノミーで提供した「とろなまドーナツ」をベースとして、ミルクムースをトッピングした新しいデザート。対象は往路のJL084便で、機内では離陸後すぐの1stミールのデザートとして提供する。
2012年 8月29日
・中国東方航空は現在1日3便運航している中部−上海(浦東)線を、2012年10月28日からの冬ダイヤで1日4便に増便すると発表した。増便となるのは中部を午前に出発しお昼前に上海に到着する便と、上海を夕方出発し中部に夜到着する便。機材はA320の予定で、フライトスケジュールは上海発のMU5087が上海17:00発→中部20:20着、中部発のMU5088が中部10:30発→上海11:50着となっている。
2012年 8月28日
・2012年10月9日から10月14日まで開催される国際航空宇宙展(JA2012)で、10月12日から10月14日のセントレア会場で地上、飛行展示される機体が発表された。民間固定翼機が15機種、回転翼機が6機種、自衛隊固定翼機が5機種、同回転翼機が3機種リストアップされており、目玉となるボーイング787と747-400LCFは、現在調整中とのことで、ブルーインパルスの飛行展示も調整中とされている。日本国内では30年ぶりに飛行場で開催される国際宇宙航空展だが、現状では航空ファンにはやや物足りない実機展示となりそう。
2012年 8月26日
・地元自治体や経済団体で構成される中部国際空港二本目滑走路建設促進期成同盟会は、民主党陳情要請対応本部に要望書を提出した。要望内容は、(1)中部地域ひいては国に不可欠な中部国際空港の完全24時間化につながるよう、新規就航の促進など航空需要の拡大を図ること、(2)中部国際空港の完全24時間化に向け、わが国の中枢機能を分担することなどこの地域の将来の姿を見据え、国が主体となって必要な調査検討を行うこと、(3)空港利用者の利便性向上のため、アクセスの充実に取組むこと。の3項目。
2012年 8月25日
・FDAは2012年10月28日〜来年3月30日までの冬ダイヤで、県営名古屋空港発着の熊本線を1日2往復から3往復に増便すると発表した。熊本線の今年4〜7月の平均搭乗率は63.4%で、2011年度の54・2%の1.2倍の利用があった。同社では熊本県は自動車関連産業が盛んで、大きな需要があると判断した一方、1日2往復運航している新潟線は、搭乗率が伸びておらず、昼間の1往復を減らし、1日1往復に減便する。
2012年 8月24日
・ANAは2012年の冬スケジュールの概要を発表した。中部空港発着の国内線では石垣便を来年1月8日に運航再開するほか、札幌便を8便から7便に減便し、沖縄便を4便から5便に増便する。国際線では上海線を運休する。
2012年 8月23日
・名古屋入国管理局中部空港支局は、8月10日から19日までの夏の繁忙期に中部空港からの出入国者数の速報値を発表した。それによると出国者数は前年同期比5%増の7万6300人、入国者数は同1%増の7万3500人で、出入国合計では同3%増の14万9800人であった。期間中最も人数が多かったのは、出国が11日の8700人で、入国は19日の9100人だった。
2012年 8月22日
・FDAは8月10日から19日までの夏の繁忙期の県営名古屋空港発着路線の利用実績を発表した。青森、いわて花巻、新潟、福岡、熊本の5路線の合計利用者数は1万9305人で、新潟線のなかった昨年同期比63%増の7472人増加し、平均搭乗率は84.7%となった。各路線の利用者数と搭乗率は青森線が2868人、87.5%、いわて花巻線が2986人、88.9%、新潟線が2219人、69.3%、福岡線が8538人、86.2%、熊本線が2694人、88.6%であった。
2012年 8月21日
・ANAとJALの国内大手航空2社は、8月10日から19日までの夏の繁忙期の中部空港発着路線の利用実績を発表した。国際線はJALが前年同期比2.1%減の1万2629人、ANAは同37.6%増の7200人であった。国内線はANAが同3.4%減の12万3755人、JALは同6.7%減の3万1496人であった。
2012年 8月18日
・中部国際空港会社は2012年9月1日(土)、「空の日」・「空の旬間」の記念事業として、「セントレア 空の日イベント」を開催する。「空港施設見学ツアー」と「ANAの飛行機と綱引き」などのほか、ANAの歴代CAユニフォームのファッションショー、JALとANAのオリジナルグッズのチャリティー販売が予定されている。開催時間は午前10時から午後4時まで。主な会場は4階イベントプラザとなっている。
2012年 8月17日
・県営名古屋空港は9月20日の「空の日」にちなんだ記念イベントを9月8日(土)に開催する。今年の記念イベントは滑走路ウォークと空港内バスツアーで、滑走路ウォークでは日頃は立ち入りできない滑走路上を歩くことができる。開催時間は午前9時からの1回。空港内バスツアーは空港内をバスで見て回るもので、開催は午前10時と11時半、午後1時の計3回。参加はいずれも小学生と保護者1組4名までで、往復はがきで20日必着で申し込む。
2012年 8月15日
・中部国際空港会社が2012年7月の航空旅客数の速報値を発表した。それによると、国際線は前年同月比8%増の38万9200人、国内線が同5%増の41万3478人、国際線と国内線を合わせた総旅客数では同6%増の80万2678人であった。東日本大震災前の一昨年前と比較すると国際線はほぼ同じ、国内線は1%減となり、空港会社では震災により旅行を自粛していた心理が和らぎ、震災前の水準に戻ったと分析している。
2012年 8月14日
・中部国際空港会社は8月14日、総来港者数が1億人を突破したと発表した。2005年2月17日の開港以来、7年5か月で達成した。15日と16日には4階イベントプラザで、両日先着1000人に地元の銘菓や新商品などが入っている記念ロゴの入ったお楽しみ袋を配布する。また、9月14日まで開催するキャンペーンでは、セントレア発着便でのヨーロッパツアー(50万円相当)や北海道ツアー(15万円相当)をそれぞれ1組2人にプレゼントする。
2012年 8月10日
・三菱航空機は開発中のMRJに搭載する次世代型エンジンの最終組み立てと性能試験を、小牧市にある親会社の三菱重工業名古屋誘導推進システム製作所で行うことを発表した。次世代エンジンはアメリカのP&W(プラット・アンド・ホイットニー)が開発し、低燃費と低騒音が特徴となっている。機体は豊山町にある三菱重工業名古屋航空機宇宙システム製作所で最終組み立てし、同工場内でエンジンを載せることで、作業の効率化を図り、量産に対応するとしている。
2012年 8月 9日
・アシアナ航空は中部−仁川空港間の貨物定期便を9月6日から木曜日も運航し、週3便化することを明らかにした。増便される木曜便は仁川から午前11時50分に到着し、午後1時20分に出発する。同社の中部−仁川間貨物定期便は昨年6月に毎週土曜日運航で2年半ぶりに再開し、その後9月から水曜日も運航して週2便となっていた。
2012年 8月 7日
・中部国際空港会社は旅客ターミナルビル南側の臨時駐車場を拡張整備した。同社によると、駐車場利用台数は2011年4月に「6日目以降加算無料」の新料金制度を導入して以降、増加傾向にあるという。今回の拡張整備により、臨時駐車場の収容台数は720台増え、3500台となった。臨時駐車場は8月11日から8月15日の期間使用する予定で、料金は24時間で500円となっている。
2012年 8月 5日
・中部空港で9月1日(土)に「空の日」・「空の旬間」の記念事業として開催される、空港施設見学ツアーやANAの飛行機との綱引きなどの各種イベントの募集要項が発表された。
空港施設見学ツアーは管制塔・気象台・海上保安航空基地・滑走路場周・空港消防所等を見学するツアーで、午前9時と午後1時の計2回開催、募集人数は各部小学生1名と保護者1名を1組とし、12組24名となっている。ANAの飛行機との綱引きは制限エリア内でANAの飛行機と綱引きするもので午前11時30分からの1回開催。募集人数は小学生2名までと保護者1名を1組として30組までとなっている。
参加希望者は官製はがきに必要事項を記載し、国土交通省大阪航空局中部空港事務所総務課内 中部国際空港「空の日」・「空の旬間」事業実行委員会事務局あてへ申し込む。締め切りは平成24年8月15日(水)必着。応募者多数の場合は抽選となる。当選者には電話で参加意思の確認がある。
2012年 8月 4日
・三菱航空機が開発を進める国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を、国営ベトナム航空が20機程度導入する見通しとなったことが分かった。MRJの導入に当たってベトナム政府は、航空機関連の技術移転を要請。三菱航空機もベトナムを含む海外拠点で部品生産を検討する考えを示しており、現地での事業環境整備を急ぐという。MRJの受注機数はベトナム航空と合意すれば250機程度に達する。
2012年 8月 3日
・中部国際空港会社がお盆休み期間中(8月10日〜19日)の国際線予約状況を発表した。それによると、期間中の出発客は昨年同期比3・4増の7万3100人、到着客は同2・6%減の7万900人で、総数は昨年とほぼ同じ14万4000人となっている。出発のピークは11日の8800人、到着のピークは19日の9000人。行き先別では韓国が同11.8%増の1万9000人でトップ、続いて中国が同0.8%増の1万3000人、東南アジアが同22.6%減の9600人、香港が同46.9%増の9400人の順となっている。
2012年 8月 2日
・8月1日から成田空港を拠点に新千歳などを結ぶ路線に就航したLCC航空会社「エアアジア・ジャパン」が、2つめの拠点として中部空港への就航を検討していることがわかった。エアアジア・ジャパンの岩片社長は、「中部空港を有力な候補として、来年後半にも第2の拠点を作る方向で検討を進めている。その際は新しい拠点空港と新千歳を結ぶ路線に就航する予定だ」と述べ、成田に加えて中部空港を拠点として路線網の拡充を図る方針を明らかにした。
2012年 8月 1日
・デルタ航空は2012年冬スケジュールでの中部−ホノルル線を増便し、デイリー運航にすることを明らかにした。デルタ航空によると中部−ホノルル線は2012年冬スケジュールでは週6便で運航予定だったが、堅調な市場ニーズに応じるため、夏スケジュールに続きデイリー運航を継続することにしたという。また、10月1日から27日までの間は、座席数298席のエアバスA330−300での運航とし、10月28日以降は通常のボーイング767−300ERに戻す。2012年冬スケジュールは中部発のDL612便が中部21:35発−9:55(同日)ホノルル着、ホノルル発のDL611便がホノルル14:40発−19:40(翌日)中部着となっている。
2012年 7月31日
・県営名古屋空港で9月8日に開催される「空の日」イベント関連企画として、同空港を拠点にヘリコプターツアーなどを運航するセコ・インターナショナルが「県営名古屋空港:空の日遊覧飛行」を実施する。間近で各社の航空機の展示を見た後、名古屋空港上空を1周する。3人が搭乗できる1便単位のチャーターで、料金は1万円、飛行時間は約3分となっている。事前予約は取り扱わず、当日のイベントブース内のみで受付ける。時間は10時から14時30分の予定。
2012年 7月30日
・千葉県に本社を置く大手スーパーのイオンは、本社が首都圏直下型地震などで被災した場合の代替拠点を、愛知県小牧市のイオン小牧店に設ける方針を決めた。小牧が地理的に日本の中央に位置しており、非常時に全国に指示を出しやすいと判断した。イオンの本社は千葉市美浜区にあり、首都圏直下型地震が起きれば、通信や道路などのインフラが被害を受け、本社機能を果たせなくなることが想定される。このため、被災時には幹部がヘリコプターで小牧店の南西約3キロにある県営名古屋空港へ移動。本社機能を小牧店に移し、被災地や全国の店舗に指示を出して、速やかな営業再開にこぎつける計画という。
2012年 7月29日
・名古屋税関中部空港税関支署が2012年上半期(1〜6月)の中部空港の貿易額の速報値を発表した。それによると、輸出貿易額は前年同期比3.2%増の3561億円となり、上半期としては2年ぶりに前年実績を上回った。地域別では米国向けが10.9%増で、東日本大震災による減産で自動車部品などが減った昨年の反動で大きく伸びた。輸入貿易額は同9.6%増の3791億円で、3年連続で前年を上回った。輸入の中心は通信機器で、中国からのスマートフォンの輸入が増えたことにより、同50.2%増の555億円と急増した。このほかでは主に欧州からの医薬品も同14・8%増の504億円と大きく伸びた。
2012年 7月28日
・中部国際空港会社発表した2012年6月の航空旅客数の速報値によると、国際線は5月に引き続き前年同月比16%増の37万9500人となった。国内線も伸び率はやや落ちたものの、同9%増の36万8300人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数では同13%増の74万7800人であった。旅客便の発着回数は、国際線が同8%増の2581回、国内線が同2%増の4303回だった。
2012年 7月26日
・名鉄バスは期間限定で伏見・栄地区のホテル「名古屋観光ホテル」及び「名古屋東急ホテル」と中部空港を直接結ぶ「ホテル直行リムジンバス」の試験運行を行う。ホテル宿泊客に限らず、誰でも予約不要で利用できる。期間は平成24年10月1日(月)から12月31日月までで、運賃は片道大人1,000円、小人500円となっている。
2012年 7月25日
・愛知県はアメリカの会員制ディスカウントストア「コストコホールセール」の中部地区1号店が、中部空港対岸の臨海地域「中部臨空都市」にオープンすることを明らかにした。開業は13年末の予定。コストコは、国内では関東、関西を中心に13店舗を展開。年会費を払えば、家庭用品や食料品などが低価格で購入できる。中部臨空都市は県などが企業誘致を進めており、コストコの隣接地には大手スーパー、イオンが14年春にオープンする予定。
2012年 7月24日
・宇宙航空研究開発機構(JAXA)が導入した初の研究用ジェット機「飛翔」(セスナ680)が、県営名古屋空港での飛行実証実験を開始した。同機で飛行データの収集を行い、新型機開発への貢献が期待される。JAXAによると、2012年度は7項目の実験を計画しており、8月28日までの予定で伊勢湾沖などの空域で速度や高度などの飛行データを地上に正確に転送する実験を行う。実験には三菱重工業も参加し、確立した技術は開発中の「MRJ」に役立てるという。
2012年 7月23日
・ANA系のLCC航空会社エアアジア・ジャパンは、中部空港と北九州空港への進出を検討してることを明らかにした。同社によると8月1日から就航する成田空港は早朝深夜に飛行できないことや、コストの高さ全体的な狭さを考えると、成田以外に小さな拠点を作って大きくしていくこともある。中部と北九州は24時間使えることを利点に上げた。
2012年 7月22日
・ルフトハンザ・カーゴは、7月から温度管理が必要な危険品輸送の新サービス「Cool/td
& DG」を成田、中部の両空港でも利用可能になったと発表した。「Cool/td &
DG」は、温度管理が必要な危険品を定められた温度範囲内で、IATA(国際航空運送協会)危険物規則に厳密に準拠して輸送するサービスで、すでに4月から関空で先行販売していた。
2012年 7月21日
・DHLジャパンは中部空港と上海浦東空港の間を直結する航空貨物サービスの新設を検討している。現在、DHLジャパンで日本と上海間を結ぶ航空貨物サービスは成田空港、関西空港間のものだけだが、7月に上海空港に積み替え拠点の「北アジアハブ」が開設したのに伴い、このハブと中部を直接結ぶことで、中部地区で集まる航空貨物の高速化を狙うという。
2012年 7月20日
・エアアジアXは2013年度中に、成田空港への就航や関空路線のデイリー化、成田と関空以外の地方空港への就航など日本路線の拡充を計画している。成田路線はエアアジア・ジャパンとの接続による日本各地からの需要を取り込み、羽田線は東京圏の海外旅行、またはインバウンドの需要に焦点を当てる考えであり、成田・関空以外の地方路線については、福岡ないし中部空港を検討しているという。
2012年 7月19日
・県営名古屋空港は本日7月19日から、旅客ターミナルビルの展望デッキを一般開放する。同ビルを管理運営する名古屋空港ビルディングが、利用者の要望に応えるかたちで実施する。一般に向けての施設開放は同空港から国際線と国内線の一部が中部国際空港の開港に伴って移転した2005年から7年ぶりとなる。
2012年 7月13日
・三菱航空機は11日、米航空持ち株会社スカイウェストから、国産旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」100機を受注することで基本合意したと発表した。三菱航空機はANAなどからMRJを計130機受注しており、受注数はオプションを含めると累計で230機となった。スカイウェストはユナイテッド航空、アラスカ航空、デルタ航空、USエアウェイズなどのリージョナル路線を運航するスカイウェスト・エアラインズ、エクスプレスジェットの2社を保有する持株会社で、スカイウエストへの納入は2017年に開始し、2020年末までに完了する予定という。
2012年 7月12日
・中部空港ターミナルビル3階出発ロビーに7月27日、「サマンサタバサスイーツ&トラベル」がオープンする。女性向けのファッションブランド「サマンサタバサ」のスイーツと旅行に特化した複合店。同系列の業態店としては4店舗目で、中部地域初出店となる。主な取扱商品はサマンサタバサブランドのバッグ・旅行用のキャリーバッグ・小物・スイーツなど。「サマンサキング」ブランドのメンズ用品やセントレア限定商品も多数用意する。
2012年 7月11日
・ANAは2012年7月13日から7月16日までの3日間、中部発ANA965便と那覇発ANA308便に「ピース★ジェット」を投入する。これに合わせ、中部空港4階イベントプラザで、「ポケモンセンターなつまつり
in
セントレア」を開催する。開催時間は午前9時から午後5時までで、「ポケモン☆キッズカーニバル」、「物販コーナー」などのイベントが予定されている。また、7月14日、7月16日の両日には1日3回、抽選で50組が参加できる「ピカチュウとの記念撮影会」を開催する。
2012年 7月 6日
・台湾のエバー航空は中部−台北線を9月2日から運休することを発表した。エバー航空は2006年7月に週5便で中部便を就航したが、2012年夏スケジュールでは週2便まで減便していた。最終便は8月30日となる。
2012年 7月 3日
・ルフトハンザ・ドイツ航空は2013年1月6日から2月13日まで、デイリー運航の中部−フランクフルト線を週5便に減便する。ただし、現在エアバスA340−300(うち1便はA340−600)を使用している使用機材を5便すべてA340−600とし、週間供給座席数の減少は抑える方針という。
2012年 6月28日
・名古屋市議会6月定例会の個人質問で、民主党の日比健太郎市議が「現在、中部空港への鉄道アクセスが名鉄1本しかなく、安定性の意味でも当初の構想を再検討してはどうか」と提案した。これに対し、河村名古屋市長は「あおなみ線にSLを走らせる計画や、金城ふ頭のレゴランド建設計画も持ち上がる中で、世界につながる空港との接続は大賛成。勉強会を開き、調査費が必要なら付けたい」と語った。構想は1997年に県や市、経済団体などが検討し、金城ふ頭駅から中部空港までの約25キロを、海底トンネルで直結させる計画で、事業費は約2000億円と見込まれていた。
2012年 6月27日
・タイ国際航空がバンコク−中部線の座席供給量を、2013年夏スケジュールから増やす計画をしている。デイリー運航のTG644/TG645便の機材を現在のエアバスA330−300からボーイング777−300へ、中部を夕方に発着するTG646/647便は現在の月木金の週3便に日曜日を増便し週4便とし、機材も現在のエアバスA330−300からボーイング777−200へ大型化する。
2012年 6月17日
・中部国際空港会社が2012年5月の航空旅客数の速報値を発表した。それによると、国際線は前年同月比16%増の37万4000人、国内線が同13%増の38万1388人、国際線と国内線を合わせた総旅客数では同15%増の75万5388人であった。いずれも東日本大震災で落ち込んだ反動で大きく伸びたが、一昨年比では国際線はほぼ同じ、国内線は8%減、総旅客数でも4%減となった。旅客便の発着回数は、国際線が同12%増の2530回、国内線が同1%増の4331回だった。
2012年 6月16日
・中部国際空港会社は開港7周年を記念して、夏休み期間の毎週木曜日に普段は近くで見ることのできない空港の施設を特別に探検できる見学ツアーを開催する。ツアーは小学校3年生から6年生とその保護者が対象で、開催日毎に20組、合計100組の親子を募集する。ツアーは飛行機の離発着に欠かせない計器着陸装置ILS施設を見学、空港特殊車両の乗車体験と記念撮影、今回が初めての公開となる燃料貯蔵タンク、駐機中の機体に電源供給、給油を行う様子などの見学が予定されている。
2012年 6月14日
・大村愛知県知事は定例記者会見で、常滑市の中部空港対岸にある県企業庁の分譲地「中部臨空都市」に、ベルギーの機能材料の大手「ユミコア」社が研究開発センターを設立すると発表した。同社は1805年設立のベルギー最大の企業で、太陽電池や半導体の「機能材料」の大手。昨年12月期の売上高は1兆5000億円を超え、日本国内の拠点としては東京、茨城、神戸、横浜の4ヶ所にある。空港対岸部に外資企業が進出するのは同社が初となる。
2012年 6月13日
・中部国際空港と中部国際空港利用促進協議会は航空会社と連携し、中部地域の旅行商品の造成強化をはかる活動を行っているが、今年度実施している韓国の旅行会社とメディアの招請の第2弾と第3弾では、静岡空港着/中部空港発と富山空港着/中部空港発のルートを設定する。それぞれアシアナ航空の協力のもと、ソウルの旅行会社を中心に合計21名を招請する。今後は第4弾として10月に、小松空港着/中部空港発のルートも実施する予定という。
2012年 6月11日
・愛知県は県営名古屋空港の利用実態調査結果をまとめ公表した。それによると、利用理由は「自宅、会社、用務先などから近い」が最も多く、「ビジネス利用」を目的に挙げたことがわかった。旅客への調査は通常期と繁忙期に分けて行われ、搭乗待合所及び到着手荷物受取所に置いた利用者自署式アンケートで行った。いっぽう、企業向けの利用実態調査は郵送方式で行われ、JALの路線廃止の影響について、最も影響が大きかったのが「新潟線」で、ついで「松山線」「秋田線」「高知線」「長崎線」の順となった。
2012年 6月 9日
・エティハド航空はボーイング社が787ドリームライナーを披露するドリームツアーがアブダビに飛来した際にプレスリリースし、同社が発注したB787-9の就航地の計画で、中部空港など6空港への路線を候補に挙げた。エティハド航空は現在、アブダビ−名古屋線を北京経由で週5便運航しており、この路線への就航を念頭に検討をすすめるという。同社はB787-9を合計41機発注しており、2014年10月以降の導入を予定している。
2012年 6月 8日
・中部国際空港会社は7月7、8日の両日、「空港音楽祭2012・盛夏〜素敵なアーティスト・音楽と出会える2日間〜」を開催する。4階イベントプラザではプロ・アマのさまざまな無料コンサートを開催するほか、セントレアホールでは「スギテツ(杉浦哲郎・岡田鉄平)とクラシックを遊ぼう」や「八神純子〜セントレアから愛をこめて〜」など、有料コンサートを開催する。チケットはチケットぴあ、サークルKサンクス、セブンイレブンで発売する。
2012年 6月 7日
・FDAは7月10日、12日の2日間、県営名古屋空港と島根県隠岐空港を結ぶチャーター便の運航を計画している。計画では10日が名古屋14時40分発−隠岐15時40分着、隠岐16時10分発−名古屋17時05分着。12日は名古屋15時00分発−隠岐16時00分着、隠岐16時25分発−名古屋17時20分着の予定。またFDAは9月にも同じ路線で3日間の旅程による観光チャーター便を計画しているという。
2012年 6月 3日
・愛知県豊山町の鈴木町長が名古屋市役所に河村市長を訪ね、河村市長の掲げる400万人規模の大都市「尾張名古屋共和国」構想に賛同し、連携していく意向を示した。鈴木町長は会談の中で、県営名古屋空港と名古屋市中心部を結ぶ市営バス路線の開設を提案した。鈴木町長は名古屋空港で働く人が、名古屋市内へ帰るための夜間のバス便がないことを理由に挙げ、市営バス路線を空港まで延伸してほしいと訴えた。
2012年 6月 2日
・チャイナエアラインは富山−台北線を週3便に増便するのに伴い、中部−台北線のCI154便とCI155便の運航曜日を7月3日から、現在の水、木、土、日曜日から火、木、土、日曜日とする。なおデイリー運航のCI151便、CI150便に変更はない。
2012年 6月 1日
・エアアジアグループCEOのトニー・フェルナンデス氏は今後の路線展開について、成田以外に小規模な拠点空港を設ける考えで、現在中部空港を有力視しており「今後名古屋はとても重要な拠点になる」と述べ、今後コスト面のメリットを含め、早ければ来年にも路線を開設する見込みという。また、「LCCは品質が落ちるわけではない。楽しく、安全で、素晴らしいクルーと食事を用意し、日本の皆様をお出迎えしていきたい」と意気込みを述べた。
2012年 5月31日
・中部国際空港会社は2012年6月1日時点での国際線旅客便数が、週303便となるとの見込みを明らかにした。増便となるのはデルタ航空のデトロイト線とマニラ線で、それぞれ2便増便しデイリーとなる。減便は中国国際航空の北京線で4便減便し週7便、エバー航空の台北便が2便減便し週2便となる。この結果、2011年夏スケジュールのピーク時と比較すると7便増となるが、4月26日に発表した5月計画時点と比べると週2便減となった。国内線はANAの札幌線、稚内線、函館線の増便で、5月計画時点から3便増の1日70便となる見込み。
2012年 5月30日
・愛知県航空対策課は、2011年度の県営名古屋空港の利用状況を発表した。それによるとJALグループのジェイエアが撤退した影響で、旅客数は前年度比21.1%減の31万7684人となり、県営化の年で6路線だった05年度の30万6000人に次ぐ2番目の少なさとなった。10年10月に福岡線を就航したFDAがその後も徐々に路線・便数を増やしており、11年度の路線別搭乗率は福岡線65.7%、熊本線54.2%、いわて花巻線64.9%、青森線63.8%、就航間もない新潟線が42.9%だった。定期便以外の民間機、自衛隊機を含めた全着陸回数は2万9710回で、前年度比9.5%減となった。自衛隊機は1万2770回で微減だが、定期便が3050回に留まり、前年度の6130回から半減した。
2012年 5月29日
・名古屋税関中部空港税関支署が4月の貿易概況の速報値を発表した。それによると輸入額が前年同月比32.5%増の678億円で4ヶ月連続のプラスとなったが、輸出額は同9%減の577億円で2ヶ月連続のマイナスとなった。輸入額はスマートフォンなどの通信機器が5.1倍に急増したことが主な要因で、輸出額は半導体などの電子部品が減少したことが影響した。輸入額が輸出額を上回る「輸入超過」状態は2ヶ月連続で、超過額が100億円を超えたのは8ヶ月ぶり。
2012年 5月28日
・名古屋鉄道は6月1日から9月30日までの間、夏の行楽に便利な「セントレア 選べる夏のグルメきっぷ」を発売する。名鉄全線が1日乗り放題になる「1DAYフリーきっぷ」と、中部空港内の指定飲食店10店舗の中から選んで使える食事券、展望風呂「風(フー)の湯」の割引などの特典がセットになっている。発売額は大人3000円、子供1500円で、出札係員配置駅や名古屋駅サービスセンターで販売する。
2012年 5月26日
・三菱重工業子会社の三菱航空機は、現在約700人いる小型旅客機MRJの開発人員を、三菱重工グループ内の別会社にいる技術者を三菱航空機に移すほか、欧米の技術者を中途採用し、30〜40人増やす。同社は2014年春に予定していたMRJ1号機の納入を2015年夏に延期したが、中国やロシアなど海外勢が新規参入するなか、これ以上の遅れは受注への影響が大きいとみて、早期に量産できる体制作りを構築する。MRJの採算ラインは350機〜400機だが、現在までの受注は130機に留まっている。納入が遅れるほど競合メーカーに性能を高める時間的余裕を与え、ライバル機よりも2割燃費のいい優位性を失いかねない。受注拡大には安全性と開発速度の両立が求められる。
2012年 5月25日
・中部国際空港会社と中部国際空港利用促進協議会は航空会社と連携し、訪日観光客を対象としたレンタカー利用の需要開拓に取り組む。九州や沖縄でレンタカーツアーが定着しつつあることから、中部地域でも新しい旅行形態として定着させたいという。まず5月28日から6月1日の日程で、韓国の旅行会社2名、航空会社1名、ブロガー9名を招請し、愛知県、岐阜県、三重県、石川県を中心とする5コースをめぐり、新ルートの商品造成やメディア露出、情報発信をはかる。特にブロガーには一般的なコースのほか、家族やカップル、友人同士の旅行をテーマに自由に取材してもらう予定。
2012年 5月22日
・中部圏社会経済研究所は、中部空港の利用促進策として北陸地域からの利用客を増やす必要があるとの中間報告書をまとめた。それによると、北陸地域を含む中部圏では、出入国に成田空港や関西空港を利用する人も多く、中部空港の利用率は6割前後に留まっているという。これは関東圏で成田、関西圏で関空の利用率が9割程度であることに比べてかなり低い。特に富山、石川、福井の北陸3県や滋賀県は関空、長野県や静岡県東部は成田に向かう客が目立つ。そのため出国する際の空港までの費用は、中部圏が1万3763円と、9000円台の関東や関西に比べて突出して高く、海外旅行に出かける人の割合を押し下げているという。
2012年 5月21日
・国土交通省は名古屋港を維持するために海底を掘って出た土砂の捨て場として、中部空港沖を有力な候補地としていることが明らかになった。国交省によると名古屋港には年間約30万立方メートルの土砂が庄内川などから流れ込んでいて、大型の貨物船が入港する深さを維持するには、年間約100万立方メートルの浚渫が必要。現在は港内にあるポートアイランドに埋め立てているが、すでに計画時の容量を超えている状態で、新たな埋立地の候補を選定する作業で中部空港沖に絞り込んだという。
候補地となっているのが中部空港の第二滑走路の構想とほぼ重なる空港島西側の幅約500メートル、長さ4.3キロメートルと空港島南東部で、広さは計300ヘクタールにも及ぶ。浚渫による埋め立てで空港島を拡張する場合は、埋め立てには長期の年月がかかるが、事業費は半分程度に抑えられるという。しかし、愛知・三重県漁業組合連合会は、漁場を廃棄物処分場にすることだとして強く反対しており、国交省は反対の声に配慮して計画の公表をしていないという。
2012年 5月19日
・つばめタクシーグループの知多つばめタクシーは、20日から訪日観光客向けに、中部空港と中部地方の観光地を結ぶ貸切予約リムジンサービスを開始する。9人乗りのジャンボタクシーを使用し、1台貸切で中部空港から観光地までの料金を設定。片道だけでも往復でも利用可能で、片道料金は高山・白川郷までなら5万7850円、金沢までなら6万2200円となっている。
2012年 5月17日
・中部国際空港会社が2012年3月期決算を発表した。それによると売上高は418億2600万円で、前期比1.7%の減収となった。東日本大震災で大きな影響が出たが、下期にアジア路線の新規就航などで巻き返したほか、免税店など商業系の増収も減収幅の圧縮に寄与した。営業利益は同10.9%減の36億円8500万円の黒字を確保した。また、2013年3月期の予想として旅客数は国際線で10%増、国内線で2%増の940万人を計画し、売上高は4%増の433億円、純利益は今期の2.3倍の14億円を見込んでいるという。
2012年 5月16日
・中部国際空港会社が2012年4月の利用実績の速報値を発表した。それによると国際線旅客数は前年同月比28%増の38万9700人で、震災直後だった前年を大幅に上回った。また一昨年と比較しても4%増となり、震災前の実績も上回った。いっぽう国内線旅客数は同22%増の33万8390人で、こちらも昨年を大幅に上回ったが、2010年比では9%減に留まっており、まだ震災前の実績まで回復していない。国際線と国内線を合わせた旅客数全体では同25%増の72万8090人であった。発着回数は国際線が同11%増の2498回、国内線が同3%減の3921回であった。
2012年 5月15日
・国土交通省は大規模地震に伴う津波で被害を受ける可能性が高い国内の6空港について、「早期復旧計画」を策定する方針を固めた。空港が津波で被害を受けた場合、3日以内をめどに機能を回復できるような対応策を計画に盛り込むという。早期復旧計画の策定対象となるのは、沿岸付近や海上にあり大津波が発生すると浸水する恐れがある仙台、羽田、中部、関西、高知、宮崎の6空港で、中部、関西両空港については、空港会社と協議しながら計画を策定する。今年度中にも計画を策定し、空港が支援物資を運ぶ輸送機やドクターヘリなどを早期に受け入れるための環境を整え、被災地で救急救命活動や支援物資を受け入れる拠点としての役割を果たせるようにする。
2012年 5月14日
・ボートレース振興会は、中部空港島内に建設中の舟券の小規模場外発売場「オラレセントレア」を17日にオープンすると発表した。ボートレースとこなめが開催する全レースのほか、各地でのSG、G1、ナイターレースなどを最大で1日4場、年間で360日発売する。同振興会によると、空港施設内に公営競技の場外発売場が設置されるのは今回が初めてという。
2012年 5月13日
・鶏卵の生産販売を手がける三栄鶏卵(本社愛知県岡崎市)は、今年7月をめどに中部空港からシンガポールに向け鶏卵を輸出すると発表した。同社は中部国際空港利用促進協議会が推進する貨物取扱量の拡大事業「フライ・セントレア・カーゴ」のパートナー企業で、シンガポールの駐在日系人や欧米人などから日本の食材への評価が高いことや、シンガポール国内で鶏卵の生産がほとんどなく、大半を輸入していることに着目し、生で食べられる自社ブランドの特殊鶏卵の輸出を計画したという。5月・6月中に現地でのニーズや価格設定に関する調査を経て、7月に第1便を出航する予定という。
2012年 5月12日
・地域航空会社FDAはゴールデンウイーク期間中(4月27日〜5月6日)の搭乗実績を発表した。全路線の供給座席数は2万8792席で、平均搭乗率は79.3%となった。県営名古屋空港発着路線では青森線が搭乗率81.0%、いわて花巻線が同79.6%、新潟線59.5%、福岡線が同81.3%、熊本線が同81.3%。名古屋発便のピークが4月28日の同94.7%、着便のピークが5月6日の97.9%であった。
2012年 5月11日
・名古屋入国管理局中部空港支局は、ゴールデンウイーク期間中(4月27日〜5月6日)の中部空港を利用した出入国者数の速報値を発表した。出入国者総数は前年同期比19%増の12万5700人となり、過去最高だった2007年から5年ぶりに増加した。出国者数は同29%増の6万2800人、入国者数は同11%増の6万2900人であった。行き先別では韓国が同32%増の1万5100人で最多。続いて中国の1万2400人、台湾の8900人、香港の5000人などで、アジア地域を中心に軒並み前年を上回った。
2012年 5月10日
・県営名古屋空港協議会は、5月21日に国内で25年ぶりに観測できる金環日食を空から見ることができる航空ツアーに、10組20名を無料招待する。14日まで募集し、申し込み多数の場合は抽選で決定する。航空ツアーはFDAの特別フライトを利用、午前7時05分に名古屋空港を離陸し、志摩半島上空から紀伊半島南端の潮岬を経由して熊野灘上空の高度約9500メートルで金環日食を鑑賞、午前8時20分ごろ名古屋空港に到着して解散する。希望者は往復はがきに2名分の住所・氏名・年齢・電話番号を書き応募する。14日消印有効で、1人のみの参加や中学生以下だけの参加は不可。
2012年 5月 9日
・ANAとJALの国内航空大手2社は、ゴールデンウイーク期間中(4月27日〜5月6日)の利用状況を発表した。中部空港発着路線では、ANAの国内線が前年同期比9.1%増の10万3855人、国際線が同32.5%増の5665人。JALの国内線が同6.8%増の2万6712人、国際線が同9.7%増の1万1996人であった。
2012年 5月 5日
・三菱航空機が開発中の三菱リージョナルジェット(MRJ)に搭載するプラット・アンド・ホイットニー社製「PW1200G」エンジンの飛行試験が、4月30日にカナダ、ケベック州のミラベル航空宇宙センターで行われた。試験は同社が所有するボーイング747SPの機体前方の上部に、専用スタブ・ウイング(短翼)を取り付け、そこにMRJに搭載する「PW1217G」エンジンを設置し行われた。今回の飛行試験は第1期のもので、エンジン開発計画全体では2400時間超、7600サイクル超のフルテストが完了。現在、4基が試験中で、9基が製造段階に入っている。
2012年 5月 3日
・中部国際空港会社は5月1日から、外国人客向けにアップルの多機能携帯端末「iPad」のテレビ電話機能を使った通訳サービスの試験運用を開始した。英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語の5ヶ国語に対応。7月末まで試行し、需要が多い言語や案内を把握してサービス向上につなげる。利用方法は国際線到着案内所にインターネットに接続したiPadを設置、通訳サービスを手がける「ブリックス」のコールセンターを利用しオペレーターを配置する。中部空港によると、空港外部のセンターを使った通訳の提供は国内の空港では初めてという。
2012年 5月 2日
・JALは中部空港発着の新千歳線と那覇線全便にクラスJを装備する。那覇線は同便を運航するJALグループのJTA(日本トランスオーシャン航空)とJEX(JALエクスプレス)が7月13日から、新千歳線は同便を運航するJALとJEX(JALエクスプレス)が8月1日から、それぞれ全便をクラスJ装備機材に変更する。
2012年 5月 1日
・JALは7月1日から中部−新千歳線を1往復増便し、1日5往復にする。また、9月1日からはさらに1往復増え、1日6往復運航する。7月の増便は中部発JL3115便の午後4時35分発と新千歳発JL3110便の午後2時00分発。9月からはさらに中部発JL3107便の午前11時50分発と新千歳発JL3108便の午後0時35分発が加わる。同時に現在運休中の中部−石垣線を臨時運航することも発表された。運航されるのは9月1日から7日までの計7往復となっている。
2012年 4月29日
・地域航空会社FDAは5月21日の金環日食の日に県営名古屋空港を発着し、空から金環日食を観測する特別フライトを運航する。特別フライトは約1時間で、76人乗りのエンブラエル170を使用。午前7時に名古屋空港を離陸し、和歌山、三重両県の上空を回り名古屋空港に戻る予定となっている。運賃は1人2万5000円のフライトのみのコースと、千葉県からのバスと名古屋市内の宿泊が付いた1人5万5000円のコースがある。
2012年 4月28日
・三菱重工業の航空機製造会社である三菱航空機は、国産初の小型ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」について、初号機納入が予定より1年半程度遅れると正式発表した。発表によると、初号機納入は15年7〜9月、試験機の初飛行も13年10〜12月になる。三菱航空機は遅れの理由を、三菱重工業での部品製造と、飛行に必要な国の型式証明を取得するための設計作業がいずれも遅れているためとしている。スケジュール見直しは09年9月に続いて2回目で、前回の見直しは主翼の設計変更などが原因だった。成長が見込まれる小型ジェット機市場は国際競争が激しく、同社の受注活動に影響が出る可能性がある。
2012年 4月27日
・英国の航空調査会社「スカイトラックス」が発表した2012年の空港利用者の満足度ランキングで、中部空港が世界の388空港中、国内最高の10位となった。また、首都以外に位置する「ベスト・リージョナル・エアポート」のアジア部門と旅客数の規模別部門(年間1千万人以下)の2つの部門別ランキングで世界1位となった。調査は世界100カ国、1200万人の空港利用者へのアンケートで実施された。中部空港はターミナルの使いやすさと交通アクセスの良さなどが評価されたという。
総合のトップは韓国の仁川空港だった。
2012年 4月26日
・名古屋税関中部空港税関支署が3月の貿易概況の速報値を発表した。それによると輸入額は前年同月比12.9%増の712億円で、3ヶ月連続でプラスとなった。いっぽう輸出額は同7.4%減の624億円で6ヶ月ぶりのマイナスとなった。しかし、輸入額が二ケタの伸びを示したため、輸出入の総額でも同2.4%増の1336億円となり、10ヶ月連続のプラスとなった。
2012年 4月25日
・地域航空会社FDAはゴールデンウイーク期間中の予約状況を発表した。期間中の全提供座席数は2万6848席に対し、18日現在の搭乗予約人数は1万9499人で予約率は72.6%。県営名古屋発着路線では予約率は72.1%で、方面別では熊本線が81.2%でトップ、青森線が75.3%、福岡線が72.1%、いわて花巻線が70.1%で、就航間もない新潟線が51.3%となっている。
2012年 4月24日
・航空自衛隊は10月14日(日)セントレアを会場に開催される「2012国際航空宇宙展」に、ブルーインパルスを展示飛行させると発表した。2012国際航空宇宙展は愛知県のポートメッセなごやとセントレアの2会場で2012年10月9日から10月14日まで開催され、セントレア会場はパブリックデーとして10月12日から10月14日に開催。その最終日にブルーインパルスが展示飛行する。セントレア会場では大型機、中型機、ビジネス機、小型機、ヘリなどの民間機、中・大型と練習機の自衛隊機が屋外展示される予定。
2012年 4月23日
・中国国際航空(エアチャイナ)は中部−北京線のうち、CA860便とCA859便を運休する。同便は3月25日からの2012年夏スケジュールで増便したばかりだが、同社では運休の理由を機材繰りのためとしている。運休期間は5月9日から10月26日まで。なお、同社が運航しているCA160便とCA159便は予定通りデイリーで運航する。
2012年 4月22日
・中部国際空港会社がゴールデンウイーク期間中の国際線予約状況を発表した。それによると期間中の出発・到着人数は前年同期比23%増の12万2500人で、震災前の状況まで回復した。出発が最も多いのは4月28日の8600人で、到着のピークは5月6日の1万300人。方面別では韓国が1万5800人で最も多く、次いで中国の1万100人となっている。
2012年 4月21日
・中部国際空港会社が2011年度の航空旅客数の速報値を発表した。それによると総旅客数は対前年比3%減の889万683人で、内訳は国際線が同3%減の437万4776人、国内線が同4%減の451万5907人であった。東日本大震災の影響もあり、開港以来6年連続で前年度を下回った。ただし、下半期でみると全年同期比5%増の453万144人と増加しており、空港会社も震災の影響から回復し、利用者は増加傾向にあるとしている。発着回数も通年では国際線が同4%減の2万7625回、国内線は同1%減の5万906回だが、下半期では国際線が同1%増の1万3942回、国内線が同6%増の2万5403回となった。
2012年 4月20日
・河村名古屋市長は23日から25日にかけて、マレーシアのクアラルンプールを訪問すると発表した。その中でアジア最大の格安航空会社「エアアジアX」を訪問、アズラン・オスマンニラCEOと面会し、中部空港への就航を要請するという。エアアジアXは羽田、関西に続き、日本国内で3路線目の開設を検討しており、年内にも就航先を決定する方針。中部のほか、新千歳や福岡が候補になっている。
2012年 4月19日
・ベトナム航空のファム・ゴック・ミン社長は、首都ハノイの本社を訪問した大村愛知県知事に対し、現在週4便の中部−ハノイ便を年末から増便し、来年半ばをめどに週7便に、週3便の中部−ホーチミン便を4〜5便に増便すると表明した。またミン社長は、2014〜15年のベトナム−米西海岸路線新設の際に、中部空港を経由地候補として検討する考えも示した。ミン社長は会談で、中部−ハノイ間の乗客数が昨年は4万人にのぼり、今年も3月までの3ヶ月ですでに2万人に達することを明らかにした。
2012年 4月18日
・中部国際空港会社が2012年3月の航空旅客数の速報値を発表した。それによると、国際線は前年同月比5%増の42万7200人、国内線も同12%増の40万9696人といずれも前年実績を上回り、国際線と国内線を合計した総旅客数も同8%増の83万6896人と、6ヶ月連続で前年実績を上回った。
2012年 4月17日
・ベトナムを訪問している大村愛知県知事は首都ハノイでズン首相と会談し、中部空港のベトナム便の増便を要請した。これに対してズン首相からは「私も政府も増便について全面的に支援する。経済面だけでなく、観光面の交流も増やしてほしい」と応えた。
2012年 4月16日
・FDAは県営名古屋空港発着の新潟線、熊本線の2路線と、新潟−福岡線の3路線について、期間限定で運賃を値下げすると発表した。値下げの対象となるのは1ヶ月前時点で空席が多い便に適用される「ドリームスペシャル」運賃で、5月7日から7月12日に搭乗した場合に適用される。最も安い設定の運賃を最大で4000円引き下げるため、通常の大人運賃と比べると60〜75%割引となる。値下げ後の運賃は名古屋−新潟が5800円、名古屋−熊本が9800円、新潟−福岡が1万4800円となる。
2012年 4月14日
・中部国際空港会社と米ボーイング社の日本法人が、「ドリームリフター・オペレーションズ・センター」をセントレアに新設すると発表した。完成は2013年1月の予定で、ボーイング社にとっては世界初の施設という。B787の機体の35%が日本製で、三菱、川崎、富士の重工業3社がこの地方で主翼、胴体などを製造しているが、セントレアまでは海上輸送のため、悪天時に部品が届かないなどの問題が生じていることに伴い、空港内にオペレーション・センターを建設することにしたという。鉄骨2階建て床面積約3000平方メートルで、主翼などをそのまま輸送できる専用車両2台と専用ラック3基などを収容する。
ボーイング社は2013年末までにB787の生産を現行の月3機から10機に引き上げる方針で、今後の増産に備えて、中部国際空港会社が約6億円を投じて保管庫を建設したうえでボーイングに賃貸する。専用輸送機「ドリームリフター」の離着陸は2011年度を通じて55回だったが、10機体制では月あたり20回程度にまで一気に増加することになるという。
2012年 4月 6日
・中部国際空港利用促進協議会は、中部空港発着の貨物専用機を使った輸出量を増やした運送会社に、増加した貨物1キロあたり5円の補助金を出す計画を明らかにした。中部空港では今まで、この地方が輸出企業の多い地域であったため、貨物便利用への補助は輸入に限って行っていた。補助金の上限は1社200万円で、4月から10月までの実績を対象とする。
2012年 4月 3日
・FDAは4月28日から5月6日までのゴールデンウイーク期間中、帰省や旅行客の利便性向上を図るため、県営名古屋−青森線に臨時便を運航する。臨時便は名古屋発が12時05分発、青森発が14時15分の予定。これにより期間中は1日3往復の運航となる。
2012年 3月31日
・中部国際空港会社は30日、2012年度の経営計画を発表した。それによると、2012年度の航空旅客数を前年度見込みに53万人以上上積みした940万人以上を目指すとした。国際線は前年度より43万人以上上積みを目指し480万人以上、国内線は現行の路線維持を目指して前年度より10万人以上多い460万人以上とする。30日に会見した川上社長は、過去3年間を上回る挑戦的な数字だが、回復から成長路線に乗せるためにぜひとも達成せねばならない。国内線は防衛戦。まずはこれ以上、路線を縮小させないと述べた。
2012年 3月30日
・JALはボーイング社から受領したばかりのB787の乗員訓練を中部空港で行う。30日の到着予定は午前7時30分から8時頃到着予定で、4月中旬まで一日4回程度飛来する。3月31日は訓練はない。また変更の可能性もある。飛行予定は1回目が午前7時から9時、2回目が午前11時から午後1時、3回目が午後3時から午後5時、4回目が午後7時から午後9時となっている。
2012年 3月29日
・愛知県企業庁は中部空港対岸部にある「中部臨空都市」に入居する大型商業施設を公募すると発表した。小売業からテーマパークなど、広域から集客できる商業施設を対象とする。対象エリアは名鉄りんくう常滑駅の北側にある10.8ヘクタールで、隣接する区画にはイオンモールが進出を決めている。期間は3月27日から7月6日までで、有識者で構成する選定委員会を設置し、事業者からの提案内容を審査。10月下旬にも選定結果を決める予定という。
2012年 3月28日
・JALは5月21日に、中部空港発着で金環日食を上空から鑑賞できる特別チャーター便(JAL3489便)を運航する。中部空港を午前6時30分に離陸、紀伊半島上空を巡り、午前8時20分に着陸する予定。今回の金環日食は日本国内で25年ぶりに見ることができる天文ショーのビッグイベントで、上空からの鑑賞の場合、地上と比べると天候の条件に左右されにくいことが魅力。チャーター便の販売はJTBが創立100周年特別記念「金環日食観察フライトツアー」として行い、1組3名の料金で、翼の前方エリア席が75,000円、翼の上の席が69,000円、翼の後方エリア席が72,000円となっている。
2012年 3月27日
・FDA(フジドリームエアラインズ)は5月7日から、県営名古屋−新潟線を増便し、1日2便とすることを発表した。FDAの県営名古屋−新潟線は2012年夏スケジュールから運航を開始したばかりだが、FDAによると昨年3月までジェイエアが運航していた際の新潟線の利用者数は年間約3万人で、これに一定のビジネス需要と観光需要を加え、年間7万人弱の利用を目指すという。増便されるフライトスケジュールは名古屋発FDA4373便が名古屋12:05発−13:00新潟着、新潟発FDA4374便が新潟13:30発−14:35名古屋着の予定。
2012年 3月25日
・FDAは3月25日から6月30日までの間、県営名古屋‐青森線で青森県産の素材を使ったお菓子とジュースを提供する。名古屋発FDA363便、FDA367便、FDA4365便ではラグノオささきの協力で、アップルソース入りカスタードクリームケーキ「いのち」が配られる。また、青森発FDA364便、FDA368便、FDA4366便では4月1日から5月31日までポッカの協力により、青森産にんじんを使ったジュース「美味日本青森雪中にんじん」が提供される。
2012年 3月22日
・中部国際空港会社が3月25日から始まる2012年夏スケジュールの国際線旅客便数を発表した。それによると2011年冬スケジュールの期初と比べ26便、ピーク時の実績と比べ19便多い週289便となる。増便するのは済州(チェジュ)航空のソウル(仁川)がデイリーで就航するほか、ANAの上海線が2期ぶりにデイリーで運航する。また、中国国際航空の北京便が3便増、中国南方航空の瀋陽線が1便増、キャセイパシフィック航空の香港線が4便増などとなっている。このほか、チャイナエアラインが高雄線を運休する一方、台北線を週4便増便する。今回増便の中心となっている中国便がいずれも現地を午前中に出発する運航スケジュールとしており、インバウンド利用に適したネットワークが拡充される。同時に発表された国際線貨物便数は、2011年冬スケジュールの期初より2便少ない週14便となっている。
2012年 3月21日
・FDA(フジドリームエアラインズ)は、4月9日から7月12日までの期間に割引運賃「ドリームスペシャル」を設定する。また従来よりも発売日を早め、販売期間を延長するなど内容も変更する。ドリームスペシャルは空席状況に応じて設定される割引運賃で、搭乗の最大4週間前の毎週金曜日午後5時に設定便をFDAのウェブサイトで発表。その翌週の月曜日午後2時から10日前までに予約し購入する。運賃は最大約55%引きとなる便もあるが、設定便のない場合や販売座席数に制限がある。
2012年 3月16日
・中部国際空港会社は2012年2月の利用実績の速報値を発表した。それによると国際線旅客数は前年同月比5%増の36万3100人、国内線も同3%増の36万248人で、いずれも昨年10月から5ヶ月連続のプラス成長となった。旅客便の発着回数は、国際線が同2%増の2190回、国内線は同9%増の4209回であった。2011年4月からの年度累計では国際線旅客数が前年比4%減の394万7589人、国内線旅客数が同5%減の410万6211人。旅客便の発着回数は、国際線が同4%減の2万5209回、国内線が同数の4万8123回であった。
2012年 3月13日
・国土交通省中部運輸局は中部広域観光推進協議会と共同で、北京の旅行会社を招請し、中部の観光エリア「昇龍道」を紹介する視察旅行を実施する。すでに2月に台湾、香港から旅行会社を招請しており、今回は招請事業第3弾となる。今回の招請は、中国国際航空が3月25日から中部−北京線を増便することを受けて実施する。招聘するのは北京の旅行会社5社の担当者5名と中国国際航空の市場担当者1名、販売担当者1名の計7名。3月7日から13日の6泊7日で、犬山や美濃、郡上八幡、白川郷、奥飛騨温泉郷、安曇野、松本、駒ヶ根、名古屋、瀬戸などを視察する予定。
2012年 3月12日
・アトラス航空の767-300ERが明日3月13日に中部空港に飛来する予定。予定どおり飛来すると、中部空港がアジアで初となる。予定では午前9時20分に到着し、出発は同日午後9時20分。飛来の目的は同社が旅客チャーター便の運航を計画、そのテストフライトとして飛来するもので、最終段階でキャンセルとなる場合もある。国際線南側の28番スポットに駐機する予定のため、空港会社では臨時駐車場を午前8時から午後10時までオープンし、できるだけ近い場所から見学できるように対応するという。
2012年 3月10日
・中部空港では、従来国際線、国内線の保安検査を通ったあとの制限エリアのみで無料で利用することができた「Wi-Fi」と呼ばれる無線LANサービスを、今月から航空会社のある3階出発フロア、2階の到着フロア、名鉄空港駅のあるアクセスプラザにも拡大。また、ゴールデンウイークに合わせて、4階の商業エリアでも使えるようにする予定。
2012年 3月 8日
・愛知県は県営名古屋空港の2011年度の旅客数が約30万人となるとの見通しを明らかにした。JALグループのジェイエアの撤退で便数が減り、約40万人だった昨年度に比べて10万人近く落ち込むもよう。愛知県では就航地の自治体と連携して旅行会社に働きかけるなど、路線の認知度向上に向けた取り組みを強化する。また、空港の管理会社である名古屋空港ビルディングも7月から展望デッキの無料開放をするなど、航空ファンや見送り客の利用を促すことを検討している。
2012年 3月 3日
・中部国際空港会社と中部国際空港利用促進協議会は航空会社と連携して、北京の旅行会社を招請し、中部の観光資源を紹介する視察旅行と意見交換会を実施する。国土交通省が展開している東海から北陸を結ぶ南北の観光ルート「昇龍道」をアピールするプロジェクトの一環として実施する。今回の招請事業では北京の旅行会社10名と、協力するエティハド航空1名の計11名を招請し、3月5日から3月9日の4泊5日で、知多や郡上、白川郷、高山、奥飛騨温泉郷、松本、駒ヶ根、南木曽、名古屋、長島などを視察する予定。
2012年 3月 2日
・名古屋税関中部空港税関支署では、春休み期間中の3月29日(木)に、小・中学校の児童や生徒とその保護者を対象とした、「春休み親子税関見学会」を開催する。時間は午後1時30分から午後4時30分までで、定員は45名程度(1組4名まで)、参加費は無料、応募資格は小・中学生とその保護者で、普段では見ることのできない中部空港の出国・入国税関検査場や麻薬探知犬デモンストレーションなどが見学できる。
2012年 3月 1日
・JALグループは3月1日から、中部空港内JALサクララウンジで、飛騨高山の地酒を提供する。飛騨山脈を源流とする名水から、古くから酒造りの盛んな高山の地酒7種を、高山特産の漬物「赤かぶら漬」などをさかなに楽しんでもらう。初日は午前8時から振舞い酒を実施する。期間は3月31日までとなっている。
2012年 2月29日
・中部空港は3月3日と4日の2日間、旅客ターミナルビル4階イベントプラザで、開港7周年を記念した「そら旅フェスタ2012」を開催する。世界各国の最新海外旅行情報を紹介するブースを設置するほか、民族衣装も展示するなど海外旅行気分を体験できる。このほかにも、旅行関連の専門学生による「オリジナル海外旅行プラン」を紹介し、人気海外旅行プラン1位を決めるコンテストも開催する。
2012年 2月28日
・中部国際空港会社の川上社長は中部空港のLCC誘致策について、小回りをきかせた施策を国内線だけでなく、国際線でも同様に考えればいくらでもあると述べ、国際線で現在使っていないバスラウンジをLCC用に使用する方向で検討していることを明らかにした。また航空会社からの希望にもよるが、国際線でもボーディングブリッジを使用せずに歩行搭乗は可能と話し、既存施設の活用により、足りなければ改装を行っていくことで対応するとの見解を示した。
2012年 2月27日
・FDAの内山副社長は、3月25日からの夏期スケジュールから県営名古屋空港発着便を1日12便に増やすことで、2012年度の年間利用者数の目標を2011年度の年間利用者よりも10万人多い40万人にすることを明らかにした。県営名古屋空港の年間利用者数は、昨年撤退したジェイエアのピーク時が9路線19便で約44万人、FDAの2011年度見込みが約30万人となっている。FDAによると、同社の名古屋空港発着路線の今年1月の平均搭乗率は60.8%で、今回の増便による利便性の向上で、65%以上に底上げすることを目指す。
2012年 2月26日
・アシアナ航空は3月25日からの夏期スケジュールから、中部−仁川間の貨物便を毎週水土往復週2便に増便する。現在の中部−仁川間の貨物便週2便のうち水曜便はシカゴ−仁川便を中部に寄港する形で運航していた。今回、B767Fによる往復便化により、輸出入ともに約50トンの貨物スペースとなるほか、輸入のリードタイムも短縮される。また、1日2便で運航している旅客便の運航機材もB767−300からA330−300に大型化され、同社による中部−仁川間の貨物輸送能力は、1日当たり10トン程度増加するという。
2012年 2月25日
・キャセイパシフィック航空は3月25日からの夏期スケジュールから中部−香港線を増便し、1日3便で運航するのに合わせ、同路線のエコノミークラス正規割引運賃「エコ得スペシャル」を期間限定で発売する。4月27日から5月4日を除く、4月1日から5月31日までの期間に、増便によりデイリー運航となるCX539便、CX536便に搭乗する場合に適用される。運賃は3万円で、予約受付、販売期間は2月27日から3月10日までで、同期間中に予約、購入を完了する必要がある。
2012年 2月24日
・タイ国際航空は3月25日からの夏期スケジュールから、中部−バンコク線の午後便TG647便・TG646を、現在の月、木、金、土の週4便から月、木、金の週3便に減便する。午前便のTG645便・TG644便に変更はなく、同社の中部−バンコク線は週10便の運航となる。
2012年 2月21日
・FDAは県営名古屋空港到着便と新潟空港発着便の乗客を対象に、名古屋空港到着便利用者には名古屋駅までの空港バスの無料利用(3月24日まで)、新潟空港出発便利用客には名古屋空港のラウンジの無料利用(先着5名)と新潟空港から新潟駅までの空港バスが無料利用(4月27日まで)できるキャンペーンを実施する。いずれもFDA便利用者に限り、JALのコードシェア便利用者は対象外となる。
2012年 2月20日
・中部国際空港会社は2月21日(火)から2月27日(月)までの間、ボーイング社所有のB787フライトテスト機を使用した、JALの訓練飛行が行われることを明らかにした。主な訓練飛行は、タイヤを滑走路に接地させた後、機体を停止させることなくそのまま加速して再び離陸する「タッチ・アンド・ゴー」と、離陸して上空まで飛行し、再び着陸する「テクニカル・ルート・プルーヴィング」の2種類。タッチ・アンド・ゴーは1日3回程度行われる予定となっているが、2月26日(日)は訓練を行わない。また、天候または機材の状況等によっては、急遽、訓練の中止または日程が変更される場合がある。
2012年 2月18日
・三菱航空機は国産初の小型ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」の開発スケジュールに遅れが生じていることを示唆した。新たな開発スケジュールを3ヶ月以内に発表することで内部調整を行っているという。三菱航空機ではMRJの初飛行を2012年に行い、2014年に1号機の納入を計画していた。
2012年 2月17日
・中部国際空港会社は2012年1月の利用実績の速報値を発表した。それによると国際線旅客数は前年同月比2%増の36万2400人で、昨年10月から4ヶ月連続のプラス成長となった。国内線も同5%増の33万2968人で、こちらも4ヶ月連続で前年同月実績を上回った。旅客便の発着回数は、国際線が同1%減の2374回、国内線は同7%増の4212回であった。貨物取扱量は国際線が同14%増の8775トンで、3ヶ月連続で増加したが、国内線は同11%減の1960トンで、10ヶ月連続のマイナスとなった。
2012年 2月16日
・中部空港対岸のりんくう町に愛知県企業庁が造成した事業用地に、福岡に本拠地を置くめんたいこ加工会社「東京かねふく」の工場が進出することが正式に決定した。施設名は「めんたいパークとこなめ」とし、めいたいこの製造工場と見学施設、直売所を併設し、観光客は出来たての製品を試食できる。同社によると、東日本大震災で被災した茨城県大洗町の工場の生産機能の一部をリクス分散のために移すのが狙いで、名古屋の都市圏に近く一定の売り上げが見込め、原材料を運搬する交通網も便利なことから進出を決めたという。新設する工場は鉄骨造平屋建て約4,000uで、4月に着工し、12月の操業開始を目指す。
2012年 2月15日
・中部空港は国際空港評議会(ACI)監修による2011年の顧客満足度調査(ASQ)の、旅客数規模別部門(年間旅客500万〜1500万人)で3年ぶりに1位になったことを発表した。参加全空港の総合順位でも5位に入った。同調査はACIが監修する調査で、前年より32多い186の空港が参加。毎月、接客態度や乗り継ぎのしやすさなど34項目を出発客にアンケートし、その集計結果を基に評価した。総合順位で中部より上位は、1位が韓国の仁川空港、2位がシンガポールのチャンギ空港、3位が中国の北京空港、4位が香港空港の順となっていて、国内からはほかに成田空港が参加したが、上位には入っていない。
2012年 2月14日
・キャセイパシフィック航空は3月25日からの夏スケジュールで、中部−香港線を増便し1日3便体制とすることを明らかにした。増便するのは香港を午前に出発し、中部に午後到着する便で、現在木、土、日曜日の週3便で運航している便をデイリーにする。同社によると名古屋圏からの需要取り込みに期待するとともに、香港からの訪日旅行者の増加にもつながるとしている。
2012年 2月10日
・中部国際空港会社は、開港7周年を記念した限定商品を販売すると発表した。手羽先、天むすびなど7種類の名古屋名物を盛り込んだ限定弁当が777円、飛行機の焼印を押した両口屋是清の「千なり」が3個500円などを開港記念日の17日から数量・期間限定で販売する。
2012年 2月 8日
・中国南方航空は現在週2便(水日)で運航している中部−瀋陽線を、3月30日から1便(金)増便して週3便とすることを発表した。中国南方航空の中部発着路線はほかに、週7便の中部−上海−広州線と中部−大連線、週2便の中部−長春線があり、中部−瀋陽線の増便を加えると、4路線週19便なる。フライトスケジュールは中部発のCZ698便が毎週水金日の13:10発→14:05瀋陽着、瀋陽発のCZ697便が毎週水金日の8:40発→12:05中部着。使用機種はエアバスA319。
2012年 2月 7日
・JALとFDAは、FDAが3月25日から新規就航する県営名古屋−新潟線のコードシェアを開始すると発表した。JALとFDAは2010年からFDA路線のコードシェアを行ってきており、今回がが8路線目となる。
2012年 2月 3日
・中部国際空港会社は開港7周年を記念して、2月3日(金)から限定ピンズを販売する。大サイズ(約33×43mm)のピンズはクリアストーンを7個あしらった豪華なデザインとなっていて、価格は1,575円、限定500個。 小サイズ(約26×25mm)のピンズは630円で、限定1,000個となっている。
2012年 2月 2日
・県営名古屋空港は開港7周年の記念イベントを、2月17日と18日に開催する。イベントは「空港裏側探検ツアー」と「航空教室・機体見学ツアー」があり、現在参加者を募集している。参加無料で往復はがきで6日の消印まで受付ける。空港裏側探検ツアーは機体に積み込む荷物の取扱い作業や機体の整備などを見学でき、17日午後1時から10分おきに3回開催される。航空教室は18日午前11時20分からと午後0時20分の2回で、FDAの機長による教室と機体見学を実施する。
2012年 2月 1日
・名古屋税関中部空港税関支署は、2011年の中部空港の貿易概況の速報値を発表した。それによると、輸入額が前年比17%増の7300億円と2ケタの伸びになったのに対し、輸出額は同5%減の7012億円に留まったため、輸出入の差引額が288億円の輸入超過となった。2005年の開港以来、同空港が輸入超過になったのは2011年が初めて。輸出入の総額は同5%増の1兆4313億円となり、2年連続の増加だった。同時に発表された2011年12月の速報値では、輸入額が前年同月比4%減の535億円、輸出額が同6%増の675億円で、8ヶ月ぶりに輸出超過に転じた。
2012年 1月30日
・中部国際空港会社が2012年2月の国際線旅客便の運航便数の見込みを発表した。それによると2010年冬スケジュールの12月ピーク期と比較すると5便減の週266便。増減の内訳は2012年1月1日以降、タイ国際航空のバンコク線が1便増の週11便となったが、デルタ航空のマニラ線とデトロイト線がそれぞれ1月16日、17日から2便減の週5便となることによる。
2012年 1月29日
・国土交通省は成田空港で一定割合に制限していた国内線の発着枠を、夏ダイヤが始まる3月25日から撤廃することを明らかにした。同省によると、今年の夏ダイヤで成田の発着枠が年間23万5千回から25万回に拡大するのに伴い、国内線の発着枠を約1割に抑えてきた従来の運用を取りやめることにしたという。これにより、成田の国内線の発着回数は現在の約3万回から1万回程度増える見込みで、来年にはオープンスカイで国際線も増便されることから、地方路線を拡充し、空港のハブ機能を強化するのが狙い。
2012年 1月28日
・名古屋鉄道系の名鉄百貨店は、国土交通省などが中心となって外国人観光客誘致の一環で進める、東海〜北陸地方に至る南北の観光ルート「昇竜道プロジェクト」に歩調を合わせ、名古屋駅前という交通の便を生かして中国人観光客を誘致し、食事や買い物を楽しんでもらえるように力を入れ始めた。団体客を誘致して売り上げ増を目指すため、隣接する名鉄バスセンター4階にツアーバスの乗り入れを認め、ツアー客が直接入店できるようにした。名鉄百貨店では低迷する国内消費を補うため、外国人観光客増による売り上げ増加に期待をしているという。
2012年 1月27日
・岩手県北バスグループとFDAが業務提携することを明らかにした。両社はFDAの花巻−名古屋便を利用したツアーを企画し、中部・東海地方の旅行会社に岩手観光の旅行商品を提案するほか、県内の交通手段や宿泊場所の情報提供や仲介も行う。ツアーの第1弾として、岩手発京都行きと伊勢行きの2種類を販売。京都行きは3月中旬の出発で、三十三間堂や六波羅蜜寺などを巡る。伊勢行きは2月末から3月初旬の出発で伊勢神宮や名古屋城などを訪れる。いずれも2泊3日で、名古屋空港から現地へは観光バスで移動する。両社の担当者は交流人口を増やすことで、東日本大震災からの観光復興に寄与したいとしている。
2012年 1月26日
・FDAは3月25日からの夏スケジュールで、県営名古屋発着路線の新設と増便を発表した。新規に開設するのは新潟線で1日1往復運航、増便となるのは花巻線と青森線で、いずれも現在の1日1往復から1日2往復となる。FDAによると昨年8月以降12月末までの平均搭乗率は花巻線が68.5%、青森線も70.0%を記録し、いずれも採算ラインの65%を上回った。今回の増便により、名古屋から花巻・青森両都市への日帰り出張が可能となるため、同社はさらなる需要拡大を見込んでいるという。両路線の増便は3月17日から臨時便として運航を開始する。
2012年 1月25日
・中部国際空港会社は、同空港の予約専用駐車場に電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)用の充電装置を3基増設し、30日から運用を開始すると発表した。充電装置は2010年導入時に設置した1基と合わせて計4基となる。増設する充電装置は複数台のEV・PHVを同時に充電できる「電力平準化システム」を有しているのが特徴。事前予約制駐車料金や駐車予約料金が必要だが、充電にかかる電気料金は無料となっている。
2012年 1月24日
・国土交通省中部運輸局と北陸信越運輸局は、中部・北陸地域を縦貫する観光ルートを、中国や台湾などの近隣アジア諸国にPRする「昇竜道プロジェクト」に取り組むことを発表した。「昇竜道」とは石川県の能登半島を竜の頭に見立て、立山黒部アルペンルートや東尋坊、世界遺産の白川郷などの飛騨高山、伊勢神宮のある三重県までを結んだルートを「昇り竜」になぞらえた。近く関係自治体や観光業者と推進組織をつくり、中国などで順次プロモーション活動をする計画。
2012年 1月23日
・ANAと中部国際空港会社は、全国から中部地区へ観光客を誘致する取り組み「中部発!観光交流プロジェクト」を今春から始めると発表した。第一弾として2月12日に北海道旭川市で開催される「旭川冬まつり」に両社と名古屋おもてなし武将隊が参加し、中部地区の観光地などをPRする。プロジェクトは4月から本格的にスタートし、旭川をモデルケースに全国各地で活動を実施する。
2012年 1月22日
・中部国際空港は2012年通年の航空系利用実績の速報値を発表した。国際線旅客数は前年比4.9%減の433万1410人、国内線旅客数は同8.7%減の444万3903人で、国内線と国際線を合わせた総旅客数は同6.9%減の877万5313人となった。旅客便の発着回数は国際線が同3.3%減の2万7607回、国内線が同4.5%減の5万200回であった。
2012年 1月21日
・ガルーダ・インドネシア航空は2012年3月25日から、中部−デンパサール便を運休すると発表した。同社はこの便の予約者に向けて、代替便の手続きが整い次第、3月25日以降に出発日の早い順に連絡を行って行く予定という。ガルーダの中部−デンパサール便は、1989年から当時の名古屋空港に就航、一度運休したことがあるため、今回が2度目の運休となる。
2012年 1月20日
・中部国際空港会社は昨年12月の空港実績の速報値を発表した。それによると国内線と国際線を合わせた総旅客数は前年同月比6%増の69万3013人で、3ヶ月連続で前年を上回った。内訳は国内線が同3%増の33万3013人、国際線が同8%増の36万人であった。貨物は国際線が同8%増の9957トンで2ヶ月連続の増加、国内線が同18%の2728トンで9ヶ月連続のマイナスであった。免税店や物販の売上高は同9%増の16億9500万円で3ヶ月連続の増加となった。
2012年 1月19日
・ANAとJALの国内大手航空2社は、中部発着の国内線の運航計画を発表した。ANAは3月25日から仙台線を、6月1日から札幌線をそれぞれ1便増便、3月25日から成田線を1便減便する。福岡線は3月25日から1便減となるが、7月1日からはアイベックスとの共同運航で1便増便し元に戻る。JALは7月1日から札幌線を1便増便、3月24日から石垣線を廃止する。
2012年 1月18日
・韓国LCC航空会社のチェジュ航空は、3月23日から中部−仁川間に定期便をデイリーで運航することを発表した。同社の中部線は2010年3月に開設した中部−金浦線に続き2路線目となり、中部−ソウル間はあわせて1日2便を運航することになる。使用機種は金浦線と同じB737-800。フライトスケジュールは仁川発7C1602便が仁川13時20分発−中部15時10分着、折り返しの中部発7C1601便が中部16時00分発−仁川18時00分着となっている。
2012年 1月17日
・タイ国際航空は飛騨高山地区の自治体との共同プロモーションで、中部−バンコク線のビジネスクラスに飛騨の地酒「本醸造 やんちゃ酒」を搭載する。やんちゃ酒は勇壮で人情味の厚い飛騨古川の人々の気質「古川やんちゃ」から名付けられたといい、近年日本を訪れるタイ人に人気が高まっている地酒の一つという。期間は2月29日まで。
2012年 1月15日
・中部国際空港会社が2012年1月の国際線旅客便の運航便数の見込みを発表した。それによると2010年冬スケジュールの12月ピーク期と比較すると1便減の週270便。増減の内訳は2012年1月1日以降、タイ国際航空のバンコク線が1便増の週11便、デルタ航空のマニラ線とデトロイト線がそれぞれ1月16日、17日から2便減の週5便となる。
2012年 1月14日
・チャイナエアラインは現在デイリー運航している中部−台北線を、3月25日から週4便(水木土日)増便して週11便にすると発表した。フライトスケジュールは台北発のCI154便が台北07:30発−11:15中部着、中部発のCI155便が中部12:15発−14:15台北着。使用機種はB737−800。
2012年 1月13日
・名古屋入国管理局は年末年始期間(昨年12月22日〜1月9日)の中部空港を利用した出入国者数の速報値を発表した。それによると出国者数が前年同期比11%増の11万7000人、入国者数が同9%増の11万4700人、出国者と入国者を合わせた総数が、前年同期比10%増の23万1700人であった。渡航先別でみると、韓国が20%増の2万6300人で最も多く、昨年秋に大規模な洪水に見舞われたタイは、1%減の7200人だった。出国のピークは12月29日の8500人、帰国のピークは1月3日で8600だった。
2012年 1月12日
・名古屋税関中部空港税関支署は、2011年の中部空港の貨物取扱量の速報値を発表した。それによると、輸出量に相当する積込量と輸入量に相当する取卸量を合わせた貨物総取扱量は前年比5.2%減の11万3424トンで、2年ぶりのマイナスだった。内訳は積込量が同4.4%減の5万5205トン、取卸量が同6.0%減の5万8219トンで、いずれも2年ぶりのマイナスであった。同時に発表された12月単月の貨物取扱量は前年同月比8.1%増の9957トンで、2ヶ月連続のプラス。積込量は同14.5%増の5046トン、取卸量は同2.1%増の4911トンで、いずれも前年同月を上回った。
2012年 1月11日
・JALとANAの国内大手航空2社は、年末年始繁忙期(昨年12月22日〜今年1月9日)19日間の中部空港発着路線の利用実績の速報値を発表した。国際線はJALが前年同期比12・7%増の2万1353人、搭乗率では同6.4ポイント増の78.0%、ANAが同120%増の9159人、搭乗率は同18.3ポイント増の84.3%と伸長した。いっぽう国内線はJALが同8・6%減の4万7818人、搭乗率は同0.1ポイント増の63.7%、ANAは同2・4%増の16万7458人、搭乗率は同2.5ポイント増の62.7%であった。
2012年 1月10日
・ANAは運休中の中部−上海線を、3月25日からの2012年夏スケジュールから復活させることを明らかにした。同便は上海空港の最適時間帯における発着枠の確保ができず運休していた。ANAによると2012年10月からの冬スケジュールにおいても同様の発着枠を確保するよう努力し、今年は通年での運航を目指すという。使用機種はB737−700。
2012年 1月 1日
・航空宇宙関連でアジア最大の国際展示会「2012年国際航空宇宙展」(日本航空宇宙工業会主催)が2012年10月9〜14日の期間、名古屋市と中部空港で開催される。4年に1度の開催で13回目にあたる今回は、日本の航空宇宙産業の主力拠点である名古屋市と中部空港が会場として選ばれた。三菱重工業、川崎重工業、富士重工業をはじめとした航空機、ロケット、人工衛星などのメーカーが集結し、最新技術を披露するほか、実機展示やデモ飛行も行われる。参加国は40ヶ国で来場者数は6万人以上を見込んでいる。