2025年 2月 7日
・吉祥航空は中部〜上海線を2月10日から減便すると発表した。現在は1日2往復を運航しているがこれを同1往復とする。減便となるのは上海を夕方、中部を夜に出発するHO1390/1389便で使用機材はエアバスA320。減便後のフライトスケジュールは、上海発のHO1391便が上海08:40発、中部12:00着。中部発のHO1392便が中部13:00発、上海15:00着のみとなる。中部〜上海路線は吉祥航空の他に、JAL、中国南方航空、中国国際航空、上海航空、中国東方航空が運航している。
2025年 2月 6日
・日本トランスオーシャン航空は2月5日、中部〜那覇線を春休み期間の3月24日から31日まで1日1往復ずつ増便すると発表した。同路線の定期便は1日4往復で、期間中は毎日5往復運航となる。増便分のフライトスケジュールは、3/24、26〜31の那覇発のNU2040便が那覇08:10発、中部10:10着、中部発のNU2045便が中部11:00発、那覇13:30着。3/25の那覇発NU2040便が那覇07:50発、中部09:50着、中部発のNU2045便が中部10:40発、那覇13:10着。使用機材はボーイング737-800(2クラス165席:クラスJ 20席、普通席145席)となっている。
22025年 2月 5日
・タイ国際航空は、2024-25冬スケにおいて週11便運航している中部〜バンコク線のうち、週4便運航の中部発深夜便のTG646/647便を2025年夏スケで運休する見込みであることがわかった。すでに当便の航空券の販売を停止しているという。同便はコロナ禍の運休を経て2024年10月28日より運航再開したが、約半年で再び運休入りするとみられている。なお、デイリー運航している中部発午前便のTG644便と朝到着するTG645便の運航に変更はない見込み。
025年 2月 4日
・新潟空港を拠点とするトキエアは2月3日、2025年夏スケ(3月30日から10月25日)期間における一部路線の運航スケジュールを決定したと発表した。3路線あるうち、新潟〜中部線は6月30日まで週4往復のみの運航で、7月以降の運航計画は未発表の新潟〜仙台線を含め決定後に発表するとしている。丘珠線は期間内を通じ、1日2往復運航する。現在の2024-25年冬スケ期間の新潟〜中部線は、週4日間のみ午前と午後の1日2往復運航しているが、夏スケでは午前便のみの運航となる。運航日は毎週金曜から月曜までの週末4日間で変更なし。フライトスケジュールは新潟発のBV401便が新潟09:00発、中部10:20着。中部発のBV402便は中部11:00発、新潟12:15着となっている。
2025年 2月 2日
・中部国際空港は2月17日から9月30日まで、「パスポート取得応援キャンペーン」を実施する。今年の1月1日以降に発行された「新規」または「更新」パスポートを所持し、期間中に中部国際空港発の国際線を利用する、日本国発行のパスポート・在留カード・特別永住者証明書のいずれかを有する出国時に満20歳以下を対象に、対象店舗で利用可能なクーポン6,000円分(2,000円×3枚)をプレゼントする。クーポンは、第1・第2ターミナル免税店の予約商品受け渡しカウンターで所定の書類を提示することで受け取れる。10名以上の団体の場合は、旅行会社経由でも受け付ける。先着2万名限定で無くなり次第終了となる。
2025年 2月 1日
・中部国際空港は2025年2月17日(月)に開港20周年を迎えるのを記念して、2月15日(土)〜17日(月)の3日間、セントレア限定「ぴよりんセントレアおでかけセット」を販売する。「ぴよりん」はジェイアール東海フードサービスが販売する名古屋名物のお菓子で、非常に柔らかく繊細な商品で持ち運ぶのが大変なことから、SNSなどで「#ぴよりんチャレンジ」として話題となっている。セントレア限定「ぴよりんセントレアおでかけセット」では、「ぴよりん」と、愛知県の新品種ブランドいちご「愛きらり」を使用した「愛きらりいちごぴよりん」の2種がセットになったもの。さらに、「ぴよりん」とセントレアオリジナルキャラクター「なぞの旅人フー」がコラボレーションしたステッカー付きとなっている。
2025年 1月31日
・名古屋税関中部空港税関支署は、2024年の中部国際空港の貿易概況を発表した。それによると輸出額は1兆3133億円で過去2番目、輸入額は1兆3072億円で過去最高を記録した。円安や物価上昇が影響したとみている。輸出は欧米向けの航空機や自動車エンジンなどが押し上げ、4年連続で輸出超過となったが、輸出額から輸入額を差し引いた超過額は、前年の1251億円から61億円と大幅に減った。いっぽう、輸出額の伸びは前年比8.7%となり、成田の16.4%、羽田の17.1%、福岡の15.5%と比べて低迷している。中部国際空港は主要空港の中で国際旅客便の回復が遅れており、旅客機に貨物コンテナを載せる「ベリー便」の伸び悩みが影響しているとみられる。
2025年 1月30日
・中部国際空港は老朽化した現在の滑走路の東側に新しい滑走路を建設する計画について、事業費が当初計画の6割増となる226億円になると明らかにした。近く国土交通省に報告し、承認されれば2025年度の早期に着工する。27年度に予定される供用開始後は現滑走路との2本体制となり、発着能力は1.2倍になる。新滑走路は現滑走路の老朽化に伴う「代替滑走路」として23年に国の採択を受けており、当初は事業費を145億円と見込んでいたが、建設資材や人件費の高騰に加え、昨年1月に羽田空港で起きたJAL機と海上保安庁機の衝突事故などを受け、工事エリアに航空機が誤進入することを防ぐ安全対策費用が必要になったためとしている。
2025年 1月29日
・中部国際空港と名古屋鉄道は、2025年で開港・空港線開業20周年を迎えるのを記念し、企画きっぷの販売やイベントを開催する。1月29日(水)から8月31日(日)までの期間、「空港20周年フリーきっぷ」を販売。名鉄1DAYフリーきっぷ、セントレア内の対象店舗で使用できる食事券、選べる500円クーポン、風の湯入浴半額券がセットで価格は4,500円。発売場所は名鉄主要駅、名鉄観光サービス各店などで利用当日も購入できる。また、2月1日(土)には「名鉄空港線開業20周年記念イベント」を中部国際空港駅で開催。イベントでは20周年記念ヘッドマークを施した名鉄「ブルーミュースカイ」の出発式を11時51分着、12時03分発の列車が発車するタイミングで行われる。セントレア第1ターミナル4階イベントプラザでは、記念グッズの販売やパネル展示・体験などが行われる特別イベントを開催する。開催時間は10時から16時まで。
2025年 1月28日
・中部国際空港会社が2024年12月の空港利用実績の速報値を発表した。それによると国際線旅客数は前年比32%増の43万人、国内線旅客数は10%増の49万7086人で、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比19%増の92万7086人となった。国際線のうち、日本人旅客は29%増の14万5000人、外国人訪日客は34%増の28万5000人、通過客は0人だった。旅客便の発着回数は国際線が前年比23%増の2628回、国内線が7%増の4787回。貨物取扱量は国際貨物が3%増の1万1104トン、国内貨物は8%増の1069トン。給油量は15%増の4万5801キロリットル、構内営業売上高は34%増の28億1200万円。このうち、免税店での売り上げは38%増の14億1300万円となった。来場者は17%増の121万6000人、駐車場利用台数は10%増の12万1000台であった。
2025年 1月27日
・中部国際空港は2025年3月8日(土)と9日(日)の2日間、毎年恒例となっている航空ファン向けイベント「航空ファンミーティング2025」を開催する。このイベントは「航空ファンによる航空ファンのためのイベント」をコンセプトに、航空業界全体が協力して実施されるもので、2017年に定期開催されて以降、2025年で9回目を迎える。今回は航空写真家のチャーリィ古庄氏を迎え、航空会社や関連企業が多数参加する。就航するエアラインや航空業界を支える企業による展示ブースの設置やステージイベント・物販等、多彩なプログラムが予定されている。会場は第1ターミナル4階イベントプラザと3階特別待合室で、開催時間は両日ともに10時から16時までの予定。
2025年 1月26日
・JALは中部〜上海線を3月29日をもって運休することを発表した。現在の冬スケ期間はボーイング737-800を使用して、週7便のデイリー運航している。JALは同路線をコロナ禍の運休を経て、2024年3月の夏スケから週5往復で運航を再開し、10月からの現在の冬スケから1日1往復に増便していた。中部〜上海線は現在、中国国際航空、中国南方航空、中国東方航空、上海航空、吉祥航空、春秋航空の中国6社を合わせた7社が運航している。
2025年 1月25日
・中部国際空港会社は1月23日、次期社長の候補者にトヨタ自動車出身の籠橋寛典(かごはし・ひろのり)氏(60)が内定したと発表した。6月26日開催の株主総会とその後の取締役会で正式決定し、国土交通大臣の認可を経て交代する予定となっている。籠橋氏は1964年4月25日生まれで、1987年4月にトヨタ自動車へ入社し、2015年1月に生産管理部長、2016年4月にToyota Compact Car Company統括部長などを歴任し、2017年4月に常務理事に就任した。2018年3月からはトヨタとマツダが米アラバマ州で設立した合弁会社「Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A」のExecutive Vice Presidentを務めている。中部国際空港の社長には、開港当初から大株主であるトヨタ出身者が就いており、籠橋氏で6代連続となる。
2025年 1月24日
・スターフライヤーは1月22日、2025年度路線便数計画を決定し発表した。2025年夏スケジュールでは運航する5路線のうち、10月以降の中部〜福岡線を減便する。残りの4路線は変更がなく、現行の冬ダイヤと同規模を継続する。中部〜福岡線は現在1日6往復で、9月30日までは6往復を継続するが、10月1日から25日は中部発の2便目の7G61便と4便目の7G65便、5便目の7G67便、福岡発の2便目の7G60便と3便目の7G62便、、5便目の7G66便を運休し、1日3往復のみの運航となる。
2025年 1月23日
・ANAは1月21日、2025年度路線便数計画を決定し発表した。中部国際空港発着路線では中部〜熊本線を2025年夏スケジュール初日の3月30日から運休する。一方で期間増便や夏休みに北海道への季節便を設定する。期間増便を実施するのは新千歳と那覇の2路線で、春休みとゴールデンウイーク、夏休みに、いずれも1往復増便し、新千歳線は1日5往復、那覇線は同4往復運航する。季節便は中部〜旭川、女満別、函館の3路線で、運航期間は7月18日から9月30日まで。いずれも1日1往復運航する。
2025年 1月22日
・JALは1月21日、2025年度路線便数計画を決定し発表した。中部国際空港発着路線では国際線のハワイ・ホノルル線を7月18日から週3往復増便し、毎日1往復運航する。国内線では那覇線を7月18日〜8月31日の期間は1往復増便し毎日5往復運航する。いずれも新型コロナウイルス禍が落ち着き、夏休みの旅行需要の回復が続いていることに対応する。
2025年 1月21日
・キャセイパシフィック航空は3月1日から中部〜香港線を増便し、週19便体制とする。現在、中部〜香港間に直行便を週10往復、台北経由便を1日1往復の計週17往復を運航しているが、このうち、中部に夜に到着するCX532便と、午前に出発するCX563便の直行便を週2往復増便する。使用機材はエアバスA321neo。フライトスケジュールは中部発のCX563便が中部09:40発、香港13:30着(月・木・金・土・日)、香港発のCX532便が香港16:25発、中部20:55着(水・木・金・土・日)となっている。
2025年 1月18日
・JAL中部支社は17日、「日本一早い桜の花」として知られる沖縄県の「琉球寒緋桜」を中部国際空港に展示した。切り花は同日に那覇空港から空輸されたもので、今後1〜2週間程度の展示を予定している。この桜は18日から沖縄県北部の本部町で開催する「もとぶ八重岳桜まつり」にあたり、同町の観光協会から寄贈されたもので、琉球寒緋桜は濃いピンク色で花が下向きに咲くことが特徴。国内線のチェックインカウンターの横に桜の切り花を飾り、空港の利用客に沖縄への観光を促す。中部国際空港に桜が寄贈されるのは今年で31回目という。
2025年 1月17日
・中部国際空港は今年2月で開港20周年を迎えるのを記念し、第1ターミナル(T1)3階出発ロビーの国内線チェックインカウンターそばにある土産店「セントレアおみやげ館」を刷新、23日にリニューアルオープンすると発表した。菓子、名産品、雑貨など東海地方を中心とした土産品や、飲料や弁当などを取り扱う。リニューアル後は新たなブランドの取り扱いも始め、ビスケット「しるこサンド」を製造する小牧市の松永製菓の工場「シルコッテ」で販売する菓子各種も販売する。また、23日と24日の2日間限定で、紅白まんじゅうなどを限定販売する。営業時間は午前6時30分から午後9時まで。
2025年 1月16日
・FDAと名古屋鉄道、中部国際空港は、2025年1月20日(月)より『FDAセントレア路線PRキャンペーン』を実施する。期間中にFDAの中部線を利用したFDAメンバーズの会員で名古屋鉄道のMaaSアプリCentXユーザーを対象に、名古屋鉄道の「名鉄名古屋駅⇒中部国際空港駅」980円区間分の大人普通片道乗車券を先着300名様にプレゼントする。実施期間は2025年1月20日(月)〜2月28日(金)までで、FDAの中部〜出雲線または中部〜高知線」を予約し、FDA公式ホームページの特設サイトお申し込みフォームに入力する。申込期限はFDA予約便の5日前までとなっている。
2025年 1月15日
・名古屋市はセントレア発着のフィリピン路線のエアポートセールス等を行うため、中田副市長をフィリピン・マニラに派遣することを発表した。期間は1月19日(日)から22日(水)までの4日間で、航空会社はじめ関係機関を訪問し、路線拡充の働きかけを行う。エアポートセールスの内容は、フィリピン航空にはセブ路線の復便とマニラ路線の機材大型化、セブ・パシフィック航空にはセブ路線の新規就航とマニラ路線の機材大型化となっている。マニラではフィリピン航空本社とセブ・パシフィック航空本社、日本政府観光局マニラ事務所、在フィリピン日本国大使館、トヨタ・モーター・フィリピンを訪問するほか、ニノイ・アキノ国際空港を視察する。
2025年 1月10日
・天津航空は、2025年3月2日より中部〜天津線の運航を再開する計画であることが明らかになった。運航は水曜日・金曜日・日曜日の週3便を予定しており、機材はE195を使用する。本路線の再開は昨年10月以来で、以前はA320での運航となっていたが機材を小型化して運航を再開する。フライトスケジュールは天津発のGS7981便が天津14:10発、中部18:00着。中部発のGS7982便が中部19:10発、天津21:30着となっている。
2025年 1月 9日
・中部国際空港は、航空機の運航を支えるグランドハンドリングや給油、警備などを担う空港内事業者と連携して、2025年2月2日(日)に合同企業説明会を開催する。このイベントはセントレアでの新規就航や増便に向けた空港全体での受入れ体制の強化を目的として、空港内事業者が連携して開催しているもので、今回で4回目の開催となる。昨年はセントレア内の事業者15社が出展し、航空業界を志望する学生や社会人ら400名以上との交流が行われた。今回は昨年を上回る17社以上の事業者が出展予定となっており、昨年以上の規模での開催が見込まれる。イベントの対象は新卒・第二新卒(既卒3年以内)・社会人(中途採用)等となっており、参加無料・入退場自由。事前予約制だが当日エントリーも可能。
2025年 1月 8日
・エア・カナダは昨年末にトロントで開催された投資家向けのプレゼンテーションで、今後アジア各都市へ新規就航を目指す考えを示した。日本国内では新千歳と中部の2空港を挙げ、この他のアジア・オセアニアでは、ホーチミン、リヤド、台北、バンガロール、ジャカルタ、フィジー、シドニーを候補地として挙げた。投資家向け説明会では、2028年までに売上高300億カナダドルを目指す考えを示し、今後3年間で約90機の新機材の導入を予定しているとし、その内訳はA220を36機、B787-10を14機、A321XLRを25機、737MAXを12機となっている。この機材増強に伴い上級クラスの座席数を拡大するほか、無料Wi-Fiの提供増加も計画しているという。
2025年 1月 7日
・ANAとJALは6日、12月27日から1月5日までの年末年始期間の中部国際空港発着便の搭乗実績を発表した。連休の取りやすい曜日配列だったこともあり、両社ともに前年度実績を上回った。ANAは国内線のみの運航で、前年同期比37.4%増の11万5742人が利用。北海道や九州、沖縄方面の利用が伸びた。JALは国内線が前年同期比7.1%増の3万8006人、国際線が2.37倍の6026人となった。国際線は新型コロナウイルス禍の余波で運休していた上海線、台北線の運航が再開されたことで大きく回復。国内線は那覇線が好調だった。
2025年 1月 1日
・中部国際空港が中部地域の魅力を発信し、インバウンド誘致を目指す「地域ブランド共創室」を営業推進本部に設けることが明らかになった。体制は室長以下4人で、1月1日付で組織改正を行い発足する。地域のブランド力を高めることを目的に観光資源調査、研究し、魅力あるコンテンツを開拓する。空港会社幹部はこれまでも地域と一緒にプランディングしてきたが、リードするくらいの勢いで体制を整えたいと述べた。中部国際空港は中期経営戦略で、2030年に年間の国際線旅客数1200万人級を目指しており、新型コロナ禍からの回復途上の23年は323万人だったが、24年はアジア方面を中心にインバウンドが増え、490万人になると見込んでいる。
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